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ニュースと入荷情報
 ここでは最新新入荷などのご案内を致していますが以前の日付のものは品切れの可能性もありますのでお問い合わせください。
 ★B.O.M 12月最新入荷&ベストセラー★  2012 年12月3日 
 2012年12月1日 Merry Christmas!!今年、一年間のご愛顧に感謝します。
 [ムーンシャイナー12月号特集作品]
●KOCH-7929 FLATT & SCRUGGS『AT CARNEGIE HALL』CD\2,573-(本体\2,450-)
フラット&スクラッグスの超名盤ライブ作品、未発表音源も満載にてCD化。
●JMD-001 TARO & JORDAN \2,000-(本体\1.904-)
井上タロウ(m)とジョーダン・マコンネル(g)によるアコースティック・デュオ集。
 [レビュー紹介作品]
●HMG-1010 DONNA ULISSE『All the Way to Bethlehem』CD\2,573-(本体\2,450-)
ドナ・ユリッシーの最新作は書き下ろしのイエス誕生の物語。クリスマス新入荷 
●SKFR-1013 RICKY SKAGGS & KENTUCKY THUNDER『Music To My Ears』CD\2,573-(本体\2,450-)
凄い! リッキー・スキャッグス58歳、久々のブルーグラス正面攻撃!!
●KOCH-7929 FLATT & SCRUGGS『at Carnegie Hall, Complete Concert』CD\2,573-(本体\2,450-)
 あまりにも有名な1962年12月x日、ニューヨークのカーネギーホールでのフラット&スクラッグス・ コンサート。1963年に発表されたLPは全13曲だが、本作は「完全版」の謳い文句通り全32曲77分。
●SH-4085 KATHY MATTEA『Calling Me Home』CD\2,573-(本体\2,450-)
ヘイゼル・ディッケンズやジーン・リッチー、ローリー・ルイスらの名曲を演じるキャシー・マティア最新作。
●DS-011 BYRON BERLINE『Thanks Bill Monroe』CD\2,573-(本体\2,450-)
 60年代にブルーグラス・ボーイズに新しい風を吹き込んだバイロン・バーライン、ビル・モンローに捧げるアルバム。
●HAR-8 ROGER & J.D. WILLIAMS『Williams Squared』CD\2,573-(本体\2,450-)
すばらしい!親子共作。ドブロ親とマンドリン子に最高級のバックアップ。
 [J.D.クロウ引退]
 今年一杯で引退を発表したJ.D.クロウ関連作品、これが最後の入荷になるかもしれません。お早めに!!
●RCSI-1074D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From The Festival of Bluegrass & The Studio of KET』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,450-)
'75年、J.D.,T.ライス、R.スキャッグス、J.ダグラス、B.スローンによるレキシントンKET局のスタジオ・ライブと1999年のフェスティバル・オブ・ブルーグラスの映像。
●RCSI-1054D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From Crowe Fest & The Kentucky Lake Bluegrass Festival』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,750-)
J.D.クロウ、R.ワッソン(g)、D.マッコール(m)、R.ステュアート(f)、H.ニクソン(bs)による'04年のクロウ・フェスティバルと'03年R.シンプキンス(f)によるケンタッキー・レイク・ブルーグラス・フェスティバルのライブ映像。
●RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Holiday In Japan』 2CD SET \4,725-(\4,500-)
J.D.クロウ(bj)が'75年にT.ライス(g)、R.スキャッグス(m,f)、J.ダグラス(d)、B.スローン(bs,f)の初来日コンサートの模様を収めたCD2枚組ライブ盤。
 [新着]
●FLR-478923 TIM O'BRIEN & DARRELL SCOTT『Live:We're Usually A Lot Better Than This』 CD\2,573-(本体\2,450-)
ティム・オブライエンとダレル・スコットのライブ。
●DS-010 THE BYRON BERLINE BAND『Runaway』CD\2,573-(本体\2,450-)
●NONE533249 PUNCH BROTHERS『Ahoy!』CD\1,575-(本体\1,500-)
現在最も尖鋭なブルーグラスにして最先端の弦楽器アンサンブルと称されるパンチ・ブラザーズ最新ミニアルバム
●RUR-1108 AMERICAN DRIVE  CD \2,573-(\2,450-)
J.D.クロウ&ニュー・サウスのメンバーがJ.D.の隠退を受けて新たに結成した期待のニュー・バンド
●RUR-1103 LONESOME RIVER BAND『Chronology,Volume Three』\1,837-(本体\1,750-)
 サミー・シーラー率いる新生ロンサム・リバー・バンドが過去のヒット曲を現在のメンバーでセルフカバーするシリーズ3作目。
●REB-7530 CLAIRE LYNCH & THE FRONT PORCH STRING BAND 'Hills of Alabam'\2,079-(本体\1.980-)
Hard Times/I Found You/Some Morning Soon/Where Dear Friends Will Never Part/The Day That Lester Died/Hills Of Alabam/Wabash Cannonball/Go My Way/Natchez Trace/The Singer/Living In Our Country World/Kennesaw Line/Come Unto Me
クレア・リンチの可憐なボーカルをフィーチャーしたフロント・ポーチ・ストリングバンドの廉価盤。
●RC-126 渡辺敏雄『The Fiction Twins』CD\2,573-(本体\2,450-)歌詞付き
My Long Journey Home/Little Red Shoes/Weeping Willow/Will the Roses Bloom/Little Annie/Just Because/Will the Circle Be Unbroken 他全14曲
ブルーグラス45ではベース、シャギーマウンテンボーイズではバンジョー、そして現在はマンドリンを担当する渡辺敏雄、B.O.M.社長である。1930年代に大ブームを巻き起こしたブラザーデュオの再現したの力作。ビルとチャーリーのモンロー・ブラザーズのサウンドを忠実に再現しようとしたのが本作。
●TL-27462HANK WILLIAMS『LAST CONCERT』CD\2,573-(本体\2,450-)
ハンク・ウィリアムスの超レアな'52年ナイアガラ・フォールズとサンセット・パークにおける未発表ライブ音源集。
●REB-1849 JOE MULLINS & THE RADIO RAMBLERS 'They're Playing My Song' CD \2,573-(\2,450-)
A Blue Million Tears/Bottom Of A Mountain/Steel Guitar Rag/Lily/Some Kind Of War/When The Snow Falls On My Foggy Mountain Home/Moses, Set My People Free/She Left Me Standing On The Mountain/Granddad (The Preacher)/Cruisin' Timber/Osborne Brothers Medley/Our Old Kentucky Home/Listen, They'Re Playing My Song/Katy Daley (Live)
今年のIBMAアワード、年間最優秀新人に輝くジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズの最新作。
●FB-1001 NESSIE EXPEDITION『Hello City Limits』\2,000-(本体\1,905-)
 東京の本格トラッドグラス、ネッシー・エクスペディション、'76年発表作品にデンバーのライブを追加。伝説のフィドラー、山本ジョーほか、ビル・モンローとのデュエットも収録。
●REB-1852 PAUL WILLIAMS & THE VICTORY TRIO 'Going to Stay in the Old-Time Way'CD\2,573-(本体\2,450-)
He'll Calm The Troubled Waters/Kept And Protected/I'M Going To Stay In The Old Time Way/I'Ve Never Been This Homesick Before/The Grave Cannot Hold Me/You'Ve Got To Keep Walking/Sometimes I Think I Hear Singing/Help Me Lord/It'S All Up To You/The Vision/Miracle Man/What A Time In Heaven
 [2012 IBMAアワード受賞者関連主要作品]
 ★ブルーグラス名誉の殿堂: ドイル・ローソン
●MH-1063D DOYLE LAWSON『Through the Years』DVD\3,990-(本体\3,800-)
2004年春、ドイル・ローソン&クイックシルバーが結成25周年を祝った豪華な記念コンサートから、全32曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像(ムーンシャイナー誌2004年9月号に詳細)。
 ★年間最優秀エンターテイナー:ギブソン・ブラザーズ
  ●COMP-4549 GIBSON BROTHERS 'Help My Brother' \2,573-(\2,450-)
★年間最優秀インスト・グループ: ボックスカーズ
●MH-1398 BOXCARS 'All In' \2,573-(\2,450-) 
★年間最優秀ソング年間最優秀アルバム "The Heart Of A Song''
●REB-1845 JUNIOR SISK & RAMBLERS CHOICE "The Heart Of A Song'' \2,573-(\2,450-)
★年間最優秀レコード・イベント  'Life Goes On - Musicians Against Childhood Cancer'
●RUR-1094 VARIOUS ARTISTS 'Life Goes On - Musicians Against Childhood Cancer' \2,888(\2,750)
 ★年間最優秀インスト・パフォーマンス: ロンサム・リバー・バンド『'Chronology-Volume One』
  ●RUR-1101 LONESOME RIVER BAND『Chronology-Volume One』CD\1,837-(本体\1,750-)
●RUR-1102 LONESOME RIVER BAND『Chronology-Volume Two』CD\1,837-(本体\1,750-)
 [2013年 ブルーグラス・カレンダー入荷]
●CCBC-2013 『2013 BLUEGRASS CALENDER』 \1,890-(本体\1,800-)

毎年恒例、ブルーグラス・ファン必携のブルーグラス・カレンダーが早くも登場です。今回はブルーグラス・イン・ナッシュビルをテーマにナッシュビル生まれの女性フォトグラファー=Alane Annoによる、ステーション・イン、ライマン公会堂、グルーン・ギター等々、御馴染みのミュージック・スポットでのショットが満載。今年の主役はJ.D.クロウ、ラリー・スパークス、エディ&マーサ・アドコック、ジェシー・マクレイノルズ、メルビン・コーインズ等々。レター・サイズが見開きとなり、壁に掛けられる。何よりも、毎日の出来事やミュージシャン達の誕生日が楽しい。その日に聴くアルバム探しにも大変便利だ。ブルーグラス・ファンなら必ず持っておきたい恒例のカレンダー。
[70年代ブルーグラス大名盤入荷]
●RCSI-1075 OLD & IN THE WAY『Old & In The Way』CD\2,573-(本体\2,450-)
 D.クリスマン、J.ガルシァ、P.ローワン、V.クレメンツ、J.カーン、ミュールスキナー、エアロブレインと並ぶ70年代ブルーグラスの名盤、遂に入荷!!
●OXCD-6009 MULESKINNER『A Portpourri Of The Bluegrass Jam』CD\2,573-(本体\2,450-)
C.ホワイト、D,グリスマン、R.グリーン、P.ローワン、B.キースによるスーパー・バンド唯一のスタジオ録音盤。
●RCSI-1029 JOHN HARTFORD『Aereo Plain/ Morning Bugle』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]
 1970年代、あたらしいブルーグラス音楽の到来を告げたジョン・ハートフォード究極の歴史的名盤がユーロから2on1。
●BGOCD-1016 COUNTRY GAZETTE『Country Gazette Live/Sunny Side of the Mountain/What A Way To Make A Living』CD2枚組\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]
初期ガゼットが楽しめるLP3枚が、イギリスでCD2枚となって再発売。
●BGOCD-298 COUNTRY GAZZETTE『Traitor in Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]
ブルーグラス界に衝撃を与えた西海岸ロサンゼルスのカントリー・ガゼット、デビュー作とクラレンス・ホワイトをゲストに迎えた第2作のLP2枚が1枚のCDに!!。
 [カントリー新入荷]
 ホンキートンクを中心として本格的なカントリー音楽を厳選して紹介しています。
●TL-27462HANK WILLIAMS『LAST CONCERT』CD\2,573-(本体\2,450-)
ハンク・ウィリアムスの超レアな'52年ナイアガラ・フォールズとサンセット・パークにおける未発表ライブ音源集。
●RCSI-1077 WILL BANISTER『TURN BACK TIME』CD\2,573-(本体\2,450-)
●HTR-2012 TIM CULPPEPER『POURIN' WHISKEY ON PAIN』CD\2,573-(本体\2,450-)
●SRR-27081 WAYLON JENNINGS『THE LAST RECORDING』CD\2,573-(本体\2,450-)
●RRRCB-1001 RIDERS IN THE SKY『AMERICA'S FAVORITE COWBOY SONGS』\2,888-(本\2,750-)
●ES-2012 ERIC STRICKLAND『HONKY TONK 'TIL I DIE』CD\2,573-(本体\2,450-)
 [再入荷]
●GT7-2209 DON RENO & RED SMILEY『1959-1963』CD4枚組\4,750-(本体\4,500-)
●GT7-2180 STANLEY BROTHERS『King Years 1961-1965』CD4枚組\4,750-(本体\4,500-)
●GT-5161 V.A.『Nashville Mandolins Play Their 100 Best』CD4枚組\2,573-(本体\2,450-)
●GT7-2188 V.A.『The Best of King and Starday Bluegrass』CD4枚組\4,725-(本体\4,500-)
●GT7-0958『COUNTRY GENTLEMEN/HIGH LONESOME』2CD \3,255 (本体\3,100)
●GT7-2225 BILL CLIFTON『Gospel Side of Bill Clifton』CD\1,365-(本体\1,300-)
●HESS-2012 CLAY HESS 'Rain' CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]
シェラ・ハルやマウンテン・ハートで活躍の超絶フラットピッカー、クレイ・ヘスのソロ・アルバム再入荷。
●ARH-542 LOAFERS' GLORY CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]
ハーブ・ぺダーセン、ビル・ブライソン等によるすばらしいトラッド・ブルーグラス集。
●RCSI-1057 THE OZAKI BROTHERS『Till We Meet Again』\2,573(本体\2,450)[再入荷]
日本の至宝、尾崎ブラザーズのデビューCD。
●FB-1001 NESSIE EXPEDITION『Hello City Limits』\2,000-(本体\1,905-)
●MH-1404 BALSAM RANGE 'Papertown'CD\2,573-(本体\2,450-)
マーク・プルエット率いる小気味良いブルーグラス。良いです。
●SBR-012320 STEVE KAUFMAN & MARK COSGROVE 'Goodnight Waltz' CD\2,573-(本体\2,450-)
チャンピオン・フラットピッカー、インストラクターとしても名高いスティーブ・カウフマンとデビッド・ブロムバーグと来日したマーク・コスグロウブのコラボレーション。
●MFR-120214 HEATHER BERRY AND TONY MABE-CD\2,573-(本体\2,450-)
 エンジェリック・ボイスでカーター・ファミリー他、アパラチアン・トラッドを歌うヒザー・ベリー。
●PR-1368 JOHN BOWMAN『Family Chain:The Songs Of Joe Isaacs』CD\2,573-(本体\2,450-)
今、最も話題のスーパー・バンドのメンバー、ジョン・ボウマンのソロ・プロジェクトは義父で素晴らしいブルーグラス・ミュージシャン、シンガー、ソング・ライターのジョー・アイザックの渋い曲を集めた秀作。マテリアル探しにも使える。
 [楽器]
●MISC-GOODT"DEERING GOOD TIME BANJO"定価\63,000-(本体\60,000-)→bom価格\56,700-(本体\54,000-)
米国ディーリング社製、廉価モデル・バンジョーがリニューアル。グレイドアップした仕様に!!価格も御求め安くなりました。
この機会に御求め下さい。リゾネーター付モデルもあります。御問合せ下さい。  拡大写真
★最新入荷&News★ Update  2012 年11月15日
【「ブルーグラス45」 結成45周年記念ジャパンツアー】
◆B.O.M.社長・渡辺敏雄とムーンシャイナー編集長・渡辺三郎の参加する、45年前に神戸で結成された「ブルーグラス45」が、在米メンバー、大塚章のアルバム『First Tear』発表と今年の米国ツアーを機に16年ぶりの全国ツアー、本日よりはじまります。

40年前の1971年夏、3ヶ月に渡り米国東部/南部とカナダをツアー。日本人バンドとしてはじめてのグランド・オール・オープリ出演やマール・ハガード、ロレッタ・リンらの大規模カントリーパッケージショー、そして当時ようやくはじまったブルーグラス・フェスなどでセンセーションを巻き起こし、米レベル社からLPアルバム2枚『Bluegrass 45』、『Caravan』を録音/発売、日米のブルーグラス界を繋いだ伝説的なバンド……と言われています。各地の公演予定は以下の通りです。

11月14日 (水) 神戸 シルクロード SOLD OUT!!

11月16日(金)神戸、ロッコーマンホール SOLD OUT!!

11月17日(土)神奈川、藤沢市労働会館音楽ホール

11月18日(日)東京、銀座・ロッキートップ SOLD OUT!!

11月19日(月)名古屋、リトルビレッジ

11月22日(木)大阪、アナザードリーム

11月23日(金)兵庫、宝塚市西公民館 SOLD OUT!!

11月24日(土)愛媛、朝倉公民館3階大ホール

11月25日(日)高知、高知市文化プラザかるぽーと

現在、チケットが残っているのは藤沢、大阪、今治、高知の4公演のみです。

詳細、総合(問)B.O.Mサービス、0797-87-0561 0797-87-0561 info@bomserv.com 
[ブルーグラス45関連作品]
RC-127D BLUEGRASS 45『That's the Time: 1996 Reunion』DVD-R\2,573-(本体\2,450-、カラー43分)

You'd Better Get Right/Little Maggie/Blues Stay Away from Me/Orange Blossom Special/Blue Moon of Kentucky/Sudara Breakdown 他全11曲

1967年、NYのフォーククラブを模した神戸元町のコーヒーショップ「ロストシティ」で結成された6人組のブルーグラス・バンド、ブルーグラス45。メリケン波止場の船員や米兵に人気を博し、さまざまな音楽をブルーグラス・スタイルで演奏、ジャンルを越えたエンターテイメントでフォーク/ロックを含めた幅広い人気を得て、1971年6月から9月まで、米国東部/南部とカナダをツアー。日本人バンドとしてはじめてのグランド・オール・オープリ出演やマール・ハガード、ロレッタ・リンらの大規模カントリーパッケージショー、そして当時ようやくはじまったブルーグラス・フェスなどでセンセーションを巻き起こし、米レベル社からLPアルバム2枚『Bluegrass 45』、『Caravan』を録音/発表して帰国後解散したブルーグラス45。1996年春、前年の阪神大震災を機に解散25年を記念してリユニオン・ツアーしたとき、カメラマンの吉田恒星が制作監督したライブ・ドキュメント映像作品。こののち、同年IBMA「WOB」ほか、ライマン公会堂やバーチメアなど米国ツアー、また2006年にはビル・モンローのビーンブロッサム・フェス40周年に招かれたり、今年はシアトル郊外のウィンターグラスに招かれるなど、その間、在米の大塚章が帰国するときにときおりのリユニオンはあるものの、この11月に16年ぶりにオリジナル・メンバーが揃って全国ツアーする。
PATUX-231 大塚 章『First Tear』CD\2,573-(本体\2,450-)

この11月に一時帰国、ブルーグラス45と全国ツアーする予定の大塚 章のソロデビュー作に関する詳細が寄稿されている。アキラは1973年以降、アメリカにとどまり、数々のバンドに参加、地元銀行に勤めながらワシントンDC地区のブルーグラスに大きな功績を残している。そんなアキラが、デビッド・グリア(g)やマイク・マンフォード(bj)、リッキー・シンプキンズ(f)らを基本に、日本から兄のジョッシュ大塚、ロカビリーのビル・カーチェンを含むさまざまなゲストを迎えて演じるブルーグラス、ニューグラス、スウィングなど。恩人でもある故ジョン・ダッフィに捧げたラスト、ライブ録音"Heartaches"のエディ・アドコックとトニー・ライスが凄い!! 40年前に米国移住したアキラ、念願のソロデビュー作は、すばらしい作品になった。よくヤッタネ!!
M-017196 BLUEGRASS 45『Once Again from Kobe, Japan』CD\2,573-(本体\2,450-)

阪神大震災の1995年、神戸の復興とブルーグラス仲間の絆を大切に、ジョッシュ大塚(g)、渡辺敏雄(bs)、廖学誠(f)、李健華(g)、大塚 章(m)、渡辺三郎(bj)のブルーグラス45がリユニオンしたときのライブ作品。この翌年、ビル・モンローとブルーグラス45の恩人のひとりジョン・ダッフィが亡くなる年に、このCDを携えて日本ツアーと米国ツアーを敢行、ビデオ作品『That's the Time』も発表している。
M-018184LP GRAZZ MATAZZ『Delinquent Minor』VINYL/LP\1,019-(本体\970-)

1984年、大塚章とアル・ペタウェイが組んだワシントンDC地区のブルーグラス/アコースティック先端ユニット、グラズ・マタッズ唯一のアルバム。ベラ・フレック、ジェスロ・バーンズ、マイク・オルドリッジらをゲストに、翌85年にはワシントンDC地区の音楽賞ワミーで最優秀アルバムに選出、ジャズスタンダードからアパラチアンバラッドまで幅広い音楽性を持った作品。
RC-126 渡辺敏雄『The Fiction Twins』CD\2,573-(本体\2,450-)歌詞付き

My Long Journey Home/Little Red Shoes/Weeping Willow/Will the Roses Bloom/Little Annie/Just Because/Will the Circle Be Unbroken 他全14曲

ブルーグラス45ではベース、シャギーマウンテンボーイズではバンジョー、そして現在はマンドリンを担当する渡辺敏雄、B.O.M.社長である。1930年代に大ブームを巻き起こしたブラザーデュオの再現したの力作。数々のブラザーデュオがそれぞれの雰囲気を持って最小単位のアンサンブルとして、多くはマンドリンとギターの2本の楽器とリードボーカルにテナーをつけるという手法で、とくにアパラチアを中心にした山間部で1930年代、折からのラジオの普及とともにブームといった様相を呈した。中でも突出したのはビルとチャーリーのモンロー・ブラザーズだったろう。のちに「ブルーグラスの父」となるビル・モンローは、その(当時すでに)圧倒的なマンドリン奏法を、兄チャーリーが作り出す初期のGラン、すなわちドライブ(のちにそのエッセンスをレスター・フラットが見事に昇華したリズム/ビート)とお洒落なメロディに乗せて他のブラザーデュオとは一線を画すグループを創り出した。そんなサウンドを忠実に再現しようとしたのが本作。よく選曲された美しいメロディーをじつに丁寧に、言葉(英語)をかみ締めた表現が聴く者に伝わるように、決して美声とは言わないが、歌われている。そして重要なことは、モンロー兄弟が持っていたその初期ドライブが見事に身に付いていることだと思う。それは、自分で言うのもナンだが、弟であるわたし、甥である井上太郎の中にあるドライブも同じ……、ブルーグラスなどアメリカ音楽の底辺にあるビート、若いときにモンロー・ブラザーズと出会ったおかげで身に付いたのだろう。渡辺敏雄は高校生のとき、中学生の音楽に無垢な弟、井上三郎にギターを押し付け!?、ここに収められているのとほとんど同じレパートリーを高校の学園祭で演奏した。もう50年近くも前のことになる。レスターもアールも、きっとそうしたように、モンロー・ブラザーズから最初に学んだということが渡辺/井上兄弟の原点だったような気がする。そして1960年以前のアメリカン・ポピュラー音楽の原点のひとつといえるブラザーデュオのメロディとビート、そして歌を見事に再現した、秀作ではないだろうか?
BG45-TEE 『ブルーグラス45結成45周年ジャパン・ツアー記念Tシャツ』\2,500(本体\2,380)

ポケモンカードのイラストレーター/デザイナーとして世界的に知られる伊藤アシュラべ紅丸画伯によるメンバーのイラストをあしらったTシャツ。Tシャツ定番「白地」カラー・プリント、サイズはS,M,L,XL,XXLの5種類。数に限りがありますので売切れ御免。
拡大写真
2012年8月新入荷&ベストセラーご案内 (PDF) update 2012/09/01
[アリソン・ブラウン・クァルテット・ジャパン・ツアー2012]

女性らしい感性で新たなバンジョー音楽をクリエイトするアリソン・ブラウン来日決定!!

9/7大阪9/8広島9/9東京9/11京都9/12福岡9/15横浜 

***全公演共通チケット(\6,000税込)取り扱い中!!***
[映像新入荷]
RCSI-1074D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live from The Festival of Bluegrass & The Studio of KET』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,750-)

Rock, Salt and Nails/Old Home Place/9 Pound Hammer/10 Degrees and Getting Colder/Beaumont Rag/Sin City/Train 45. plus 15 songs from 1999 全21曲

トニー・ライス、リッキー・スキャッグス、ジェリー・ダグラス参加時のニューサウスの演奏を含む超御宝映像入荷!!
[上半期ベストセラー]    今年前半に最もよく売れた作品です。お買い逃しなきよう!!

@RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH『Holiday In Japan』CD2枚組\4,725-(\4,500-)

ARC-104 RED ALLEN CD \2,079-(本体\1,980-)

BRC-103 TONY RICE 『Got Me A Martin Guitar』CD \2,079-(本体\1,980-)

CROU-0638 V.A.『Foggy Mountain Special: A Bluegrass Tribute to Earl Scruggs』CD\2,543-(本体\2,450-)

DPATUX-231 大塚 章『First Tear』CD\2,573-(本体\2,450-)

EMH-1398 THE BOXCARDS『All In』CD\2,573-(本体\2,450-)

FRUR-1094 V.A.『MACC Life Goes On』2CD\2,888-(本体\2,750-)

GMH-1390 THE GRASCALS『LIFE FINDS A WAY』CD\2,573-(本体\2,450-)


HROU-9124 DAILEY & VINCENT『The Gospel Side of Dailey & Vincent』\2,888-(本体\2,750-)

IMCM-0016 THE DEL McCOURY BAND『Old Memories:The Songs of Bill Monroe』\2,573-(本体\2,450-)

[ムーンシャイナー9月号関連作品]

●HS2K-111 FAREWELL DRIFTERS『echo boom』CD\2,573-(本体\2,450-)


 1960年代前半のウエストコースト、ザ・バーズなどを髣髴させるナイーブでサイケなブッ飛びグラス、フェアウェル・ドリフターズ最新第2作!!

RBST-005 MIPSO TRIO『Long, Long Gone』CD\2,000-(本体\1,905-)

 今夏、全国をツアーして各地のブルーグラッサーと交流を深めたノース・キャロライナから来たジェイコブ・シャープの参加するバンド。

●HS2K-101 FAREWELL DRIFTERS『Yellow Tag Mondays』CD\2,573-(本体\2,450-)

 親たちが聴いていた60年代ウエストコーストのフォークやロック、つまりザ・バーズやビーチ・ボーイズからジョン・ハートフォードやグラム・パーソンズらに強い影響を受けた20代のさわやか青草系若者ブルーグラス。

●COMP-4519D ALISON BROWN QUARTET『Live at Blair with Joe Craven』DVD\2,573-(本体\2,450-、62分)

Sound of Summer Running/Magnificent Seven/Deep Gap/Under the Five Wire/Goin' to Glasgow 他全11曲

 グラミー賞カントリーインスト部門候補になった"Under the Five Wire"を含むアリソン・ブラウン・カルテット(ABQ)のライブDVD映像。ABQはジャンルにとらわれないバンジョー音楽を追求、あらゆるバンジョー・テクニックの上に独自の感性をプラスしたポピュラー音楽としての風格を持っている。

●COMP-4292 ALISON BROWN『Fair Weather』CD\2,573-(本体\2,450-)

アリソン・ブラウン2000年発表の大ベストセラー作品。アリソンのバンジョー・インストを中心に、サム・ブッシュ、ビンス・ギル、ティム・オブライエン(「真夜中のカウボーイ」は絶品)、クレア・リンチらのソロ・ボーカルを配し、トニー・ライスやジェリー・ダグラス、ステュアート・ダンカンらがバックアップする問答無用の大秀作。

●ROU-0638 V.A.『Foggy Mountain Special: A Bluegrass Tribute to Earl Scruggs』CD\2,543-(本体\2,450-)

Flint Hill Special/Reuben/Foggy Mountain Special/Randy Lynn Rag/Sally Goodin/Pike County Breakdown/Foggy Mountain Rock/Nashville Skyline Rag/Earl's Breakdown/Steel Guitar Rag/Ground Speed/Foggy Mountain Breakdown.

3月28日、88歳で亡くなったアール・スクラッグスに捧げられた、現在トップバンジョイストたちの新録音企画作品。

●NONE529809 CAROLINA CHOCOLATE DROPS『Leaving Eden』CD\2,573-(本体\2,450-)

Riro's House/Ruby, Are You Mad at Your Man?/Run Mountain/Country Girl/Pretty Bird 他全15曲

黒人オールドタイム・ストリングバンド、カロライナ・チョコレート・ドロップスの最新アルバム第三作は、エミルー・ハリスのギタリストとして知られるバディ・ミラーのプロデュースで、南部アパラチアのストリングバンド音楽と西インド諸島のクリオールからラグタイムなど、19世紀の南部で出会ったフィドルとバンジョーが産み出したあたらしい(当時の)音楽を現代の感性に乗せて表現する秀作。

●DMD-1015 森繁 昇『陽が昇るまでに』CD\2,573-(本体\2,450-)

神戸の元ロストシティ・キャッツのフィドラー森繁昇、15作目となるこの最新作は、ドブロに「アンドレ」佐藤博之、マンドリンに宮崎勝之、バンジョーに吉崎ひろし、ベースに田中久之らを迎え、自身も久々にフィドルを手にしてブルーグラスを意識した作品に創り上げた日本語ブルーグラス・ゴスペル。歌の上手さ、オリジナルの出来栄え、そしてアレンジなど、どれをとっても見事なメッセージを持ったすばらしい音楽作品。

●RC-101 IT'S A CRYING TIME CDR\2,079-(本体\1,980-)

Love Please Come Home/Old Kentucky Bound/Out on the Ocean/End of Memory Lane/Deep River Blues/Harbor of Love/Blue Kentucky Mountain 他全12曲
ちょうど40年前の6月に渡米したイッツ・ア・クライング・タイム、その珍道中記が6月号から連載中。その彼ら、'72年に発売されたレッド・クレイ・レコードの記念すべき第一弾LPがオリジナル・ジャケットのCDRで復刻。
[ムーンシャイナー9月号CDレビュー掲載作品]

●ACD-79 DEL & DAWG『Harcore Bluegrass in the Dawg House』CDR\2,573-(本体\2,450-)


デビッド・グリスマンとデル・マッカーリー・バンドによるブルーグラス集。

●RUR-1099 BOBBY OSBORNE & ROCKY TOP X-PRESS『New Bluegrass & Old Heartaches』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブルーグラス第一世代の80歳、超人ボビー・オズボーンのすばらしい最新作。

●REB-1843 JIMMY GAUDREAU & MOONDI KLEIN『Home from the Hills』CD\2,573-(本体\2,450-)

元カントリージェントルメン/ニューサウスのジミー・グドローとムーンディ・クラインのものすごくいいデュオ作品。

●NF-9069 BILL EVANS『In Good Company』CD\2,573-(本体\2,450-)

バンジョー奏者であり教育者でもあるビル・エバンズの最新作。

●RCSI-1063 PIRATES CANOE『Too』 CD\1,050-(本体\1,000-)

フロントに女性3人を配した京都のおしゃれなアコースティック・ユニット。瑞々しい感性が素晴らしい。

●OWT-001 RAFE & CLELIA STEFANINI『Lady on the Green: Old Time Tunes & Songs』CD\2,573-(本体\2,450-)

Poplar Bluff/Dusty Miller/I Never Will Mary/Cowboy Trail/Blues Stay Away from Me 他全13曲

レイフ&カレリア・ステファニー二親子によるオールドタイム。
[ベストセラー作品]
●UM-06 RHONDA VINCENT『Sunday Mornin' Singin'』CD\2,573-(本体\2,450-)

ロンダ・ビンセントの素晴らしいゴスペル・ライブ作品・

●JMD-001 TARO & JORDAN \2,000(本体\1.904)

 井上タロウ(m)とジョーダン・マコンネル(g)によるアコースティック・インスト集。

●RUR-1100 AUDIE BLAYLOCK AND REDLINE『Hard Country』CD\2,573-(本体\2,450-)

最もロンサムなブルーグラス・シンガー、オーディ・ブレイロックの最新作。

[J.D.クロウ&ニュー・サウス、お宝映像DVD &ライブ・イン・ジャパンCD絶賛発売中!!]

●RCSI-1074D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From The Festival of Bluegrass & The Studio of KET』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,450-)

'75年、J.D.,T.ライス、R.スキャッグス、J.ダグラス、B.スローンによるレキシントンKET局のスタジオ・ライブと1999年のフェスティバル・オブ・ブルーグラスの映像。

●RCSI-1054D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From Crowe Fest & The Kentucky Lake Bluegrass Festival』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,750-)

J.D.クロウ、R.ワッソン(g)、D.マッコール(m)、R.ステュアート(f)、H.ニクソン(bs)による'04年のクロウ・フェスティバルと'03年R.シンプキンス(f)によるケンタッキー・レイク・ブルーグラス・フェスティバルのライブ映像。

●RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Holiday In Japan』 2CD SET \4,725-(\4,500-)

J.D.クロウ(bj)が'75年にT.ライス(g)、R.スキャッグス(m,f)、J.ダグラス(d)、B.スローン(bs,f)の初来日コンサートの模様を収めたCD2枚組ライブ盤。
[斉藤ジョニー最新作!!]
UICV-1020『斉藤ジョニー』¥3,000(本体\2,857)

デビュー作『I am Johnny』に続く最新作はその名も『斉藤ジョニー』、ブルーグラスの影響色濃い、ある意味で「枯れた」サウンド。しかしそれこそが彼のリアルであり、そこに自然に等身大のエモーションが投影されているところに、齊藤ジョニーの音楽の魅力はある。(ライナーノーツより)
[ロングセラー]
●PATUX-227 FRANK WAKEFIELD『a Tribute to Bill Monroe』CD\2,573-(本体\2,450-)

ビル・モンローのマンドリン・スピリットを完全に習得した最初のひとり、18歳でレッド・アレンと組んで以来、グリスマンをして「師匠」と呼ばせるブルーグラス第一世代の偉大なマンドリン・カリズマ、フランク・ウェイクフィールド(77歳)がモンローに捧げた入魂の最新作。最後のブルー・グラス・ボーイ、トム・ユーイング(g)のボーカル(6曲)に、マイケル・クリーヴランド(f)、マーク・ディレイニー(bj)、マーシャル・ウィルボーン(bs)を核にした歌物10曲とインスト6曲。"When You Are Lonely"にはじまり、"That's All Right"や"Letter from My Darling"、"When the Golden Leaves Begin to Fall"からモンローが故・ヘイゼル・ディケンズが取り上げたモンローの未発表曲"The One I Love Is Gone"まで、全16曲の心憎い選曲。ブルーグラス本来のリズムと抑え気味のバックとともに、バッターボックスに立った打者の如く、モンロー精神の本質をその見事なトーンを生むピック捌きと縫うように繊細な運指が完璧に表現。モンロー音楽最良の側面、ハイロンサムをしみじみと聴かせる大秀作、必聴モンロー音楽!チョーお勧め!!
●MCAD-31310 BILL MONROE『Bluegrass '87』CD\2,079-(本体\1,980-)

●MCAD-42286 BILL MONROE 『Live At The Opry』CD\2,079-(本体\1,980-)


上記2点、ビル・モンロー晩年の廃盤が限定入荷。
[ドック・ワトソン&アール・スクラッグス]
●SH-3752 DOC WATSON『Riding The Midnight Train』CD\2,573-(本体\2,450-)

I'm Going Back To The Old Home/Greenville Trestle High/Highway Of Sorrow/Fill My Way With Love/We'Ll Meet Again Sweetheart/Riding That Midnight Train/Stone'S Rag/Ramsh Ackle Shack/Midnight On The Stormy Deep/Baby Blue Eyes/What Does The Deep Sea Say/Let The Church Roll On/Sweet Heaven When I Die全13曲

 今年の5月29日に89歳で亡くなった、アメリカン・ミュージック史に多大の足跡を残したドック・ワトソンが'86年に発表した、唯一のブルーグラス・アルバム。
●SH-3966 DOC WATSON『Trouble in Mind: The Doc Watson Country Blues Collection 1964-1998』CD\2,573-(本体\2,450-)

Country Blues/Sitting on Top of the World/Deep River Blues/Blue Yodel #7/Memphis Blues/Never No More Blues/Whitehouse Blues 他全17曲

 アパラチアン・トラッドフォーク・シンガーであるドック・ワトソンのもう一つの重要な顔、ピードモント・ブルースの継承者としてのドックを見事に捉えたドックのベスト・カントリーブルース・コレクション全17曲。「ブルーズ」というステレオタイプなイメージとは違う、さまざまなブルース形態がドックの包容力のあるボーカルとギターやクロウハンマーによって物語られる秀作である。アパラチアのオールドタイムを包括的に理解する一助にもなるすばらしいコレクションだ。
●WOU-8630 FLATT & SCRUGGS『Folk Songs of Our Land/ Fabulous Sound of Flatt & Scruggs』CD\2,573-(本体\2,450-)

1962年8月発売の『Folk Songs...』と1964年11月発売の『Fabulous...』の2枚のLPをCD1枚にまとめたもの全24曲。カーター・ファミリーを溺愛し、そのメロディと詞のエッセンスを見事に昇華した彼ら、その音楽性はアールに負うものだと、断じて言おう。
●KOCH-7929 FLATT & SCRUGGS『AT CARNEGIE HALL』CD\2,573-(本体\2,450-)

フラット&スクラッグスの超名盤ライブ作品、未発表音源も満載にてCD化。
[最新入荷予定]

RCSI-1075 OLD & IN THE WAY『OLD & IN THE WAY』CD\2,573-(本体\2,450-)

REB-1614 JOHNNY WARREN 'Just Playin' in the Rain' CD\2,573-(本体\2,450-)

HESS-2012 CLAY HESS 'Rain' CD\2,573-(本体\2,450-)

ROU-0648 STEEP CANYON RANGERS 'Nobody Knows You'CD\2,573-(本体\2,450-)

MFR-120214 HEATHER BERRY AND TONY MABE-CD\2,573-(本体\2,450-)

SBR-012320STEVE KAUFMAN & MARK COSGROVE 'Goodnight Waltz' CD\2,573-(本体\2,450-)

RUR-1102 LONESOME RIVER BAND 'Chronology - Volume Two'CD\2,079-(本体\1,980-)

REB-9501 RALPH STANLEY 'Old Songs and Ballads Volume One'CD\2,079-(本体\1,980-)

RUR-1104 DARRELL WEBB BAND 'Breaking Down the Barriers'-CD \2,573-(本体\2,450-)

MH-1404 BALSAM RANGE 'Papertown'CD\2,573-(本体\2,450-)

MANDO-0902 RAGTIME SKEDADDLERS 'Mandolins at the Cake Walk'CD\2,573-(本体\2,450-)


2012年7月新入荷ご案内 update 2012/07/27
BOMのオリジナル--Red Clay Records2012年7月 update 2012/07/27
★最新入荷&News★ Update  2012 年6 月29日

2012年第41回
夏の宝塚ブルーグラス・フェスティバル

 ●2012年8月2日(木)〜8月5日(日)昼過ぎまで


バンド登録を受け付けていますのでよろしくお願いします。
BOMのウエブサイトのリンクからメールで、また下記電話、FAXでも受け付けています。
下記情報をお知らせください。


プログラム
カントリー,ブルーグラス系の78's レコード

 興味の有る方々にぜひ聞いていただきたいとのことでかねてより譲り受けていました速水清司氏のカントリー,ブルーグラス系の78's レコード(SP盤)コレクション、およそ1200枚のデータベース化が出来ました。

貸し出しは出来ませんが前もってご連絡をいただければ蓄音機(Victrola XIV 1917年製)で聞いていただけます。
ご連絡はBOMサービス内渡辺まで。

曲目リストです。
http://www.bomserv.com/special/78slibraly.xls

またLP盤約3000枚ほど未整理のままあります。データベース化したいとは思っていますが何年もかかってしまいそうです。

●PC-1177 KARL SHIFLETT & BIG COUNTRY SHOW『Take Me Back』CD\2,573-(本体\2,450-)

古き良き時代のブルーグラス、アーリ・カントリーを髣髴させるカール・シフレット&ビッグ・カントリー・ショーの魅力満載!!

1 Take Me Back to Tulsa
2 Blue Blue Day
3 Hot Foot
4 Song On the JukeBox
5 Sally Don't You Grieve
6 I Gotta Get Drunk
7 Tennessee Cut Up Breakdown
8 Just Come to Get My Baby
9 Open Up Your Heart
10 Brand New Silent Partner
11 Frog On a Lilly Pad
12 Makes No Difference Now
13 Mama Don't Allow

オールド・ファッションのコスチュームを身に纏って黄金時代のブルーグラス、カントリーの名曲を現代に甦らせるカール・シフレット&ビッグ・カントリー・ショーのパインキャッスル移籍第一弾。

ワンマイク・セッティングによるカール・シフレットの表情豊かなパフォーマンスを支えるのは、

ミズリー州ブランソンで開かれたワン・マイク・バンド・コンテストで話題になったメン・アット・ザ・ウィークからC.J.レワンドウスキ(m)、

いつもこざっぱりとして格好でハード・ドライビングなバンジョーを披露してその筋では話題のクリストファー・ヒル(bj)、

デビッド・パームリーやブルーグラス・ブラザーズでオーセンティックなブルーグラス・フィドルを聞かせていたビリー・ハートJr.(f)

カールの息子のクリス・シフレット(bs)、スクラブボードでビートを刻むダニー・バーロウという布陣

 ボブ・ウィルスのタイトル曲を皮切りにドン・ギブソンの"Blue Blue Day"、W.ガスリーでフラット&スクラッグスも取上げていた"Sally Don't You Grieve"、この曲のみ参加のデビッド・ロングの三連譜を駆使したソロが魅力の"I gotta Get Drunk"、クリスの十八番"Tennessee Cut up Breakdown"も聞かせる。(ムーンシャイナー2012年6月号レビューよ
●ARH-542 LOAFERS' GLORY CD\2,573-(本体\2,450-)

ハーブ・ぺダーセン、ビル・ブライソン、トム・ソウバー、パトリック・ソウバーという西海岸期待のトラッド・ブルーグラス。

ディラーズ、カントリー・ガゼットからリンダ・ロンシュタット、ジョン・デンバー等々、クリスヒルマンとのデザート・ローズ・バンド(DRB)で活躍、70年代以降のウエストコーストの音楽シーンには欠かせないセッション・マン=ハーブ・ぺダーセンは、元をただせばカリフォルニア・ブルーグラスの始祖、バーン・ウィリアムス&レイ・パークとのバンジョー・プレイヤーとして知られる。バーン&レイの下で培った歌唱法やノウハウだけでメジャーな音楽シーンで凌ぎを削ってきた叩き上げ、筋金入りのブルーグラッサーでもある。そのハーブ(g)がDRB時代の盟友でカントリー・ガゼットのメンバーとして来日経験もあるビル・ブライソン(bs)、カリフォルニア・ブルーグラス・シーンの名うてのトム(f,clawhammer bj)&パトリック(m.bj)・ソーバー親子というメンバーで趣味の良いトラッド・ブルーグラスを演じる。ハーブのクラレンス・ホワイトが確立したメリハリの利いたベースランと分厚い壁のようなコードストロークによる安定したリズム・ギターは特筆すべき。フラット&スクラッグスが取上げた南北戦争時代の"Legend of Johnson Boys"、ハーブの趣味を反映してオズボーンやルービンのカバー、ソーバー親子をフィーチャーしたトラッドやC.プール、カーターズ物が新趣向。(ムーンシャイナー誌2012年7月号レビューより)


●RUR-1094 V.A.『MACC Life Goes On』2CD\2,888-(本体\2,750-)

オハイオ州フロンティア・ランチで開かれる小児ガンと闘う子供たちを援助するボランティア・フェスにおける白熱のライブ。

 オハイオ州のフロンティア・ランチで開催されていたブルーグラス・クラシックス・フェスの主催者であるダレル・アトキンスが愛娘を小児癌で失ったことをきっかけに現在は小児ガンと闘う子供たちを援助するボランティア・フェスとして運営されている。ここでは'06年にスキャッグス・ファミリーら発売された第一作以降、'11年までの139アーチスト、39曲の演奏がCD2枚に分かれて収録、ドイル・ローソン、ギブソン・ブラザーズ、ニュー・サウス、ジョッシュ・ウィリアム、グラスカルズ、ロンサム・リバー・バンド、ロスト&ファウンド、サード・タイム・アウト等々、各地のフェスのヘッドライナーを集めた豪華なラインナップ他、ジョンソン・マウンテン・ボーイズのリユニオンではダドリー・コンネル(g)、デビッド・マクラフリン(m)と筋肉の病気でバンジョーからギターに転向したトム・アダムス(g)に加えてジェシー・ベイカー(bj)他、マイケル・クリーブランド(f)のバンドがサポートやショーン・キャンプのスーパー・バンド、トニー・ライス・ユニットwithジョッシュ・ウィリアムス等々、このフェスならではの企画による珍しい顔合わせによるパフォーマンスが魅力。C.ジャクソン、R.ボウマンのタイトル曲が胸を打つ。(ムーンシャイナー誌2012年7月号レビューより)

●MRR-1014 SCOTT FREEMAN & JOHNNY WILLIAMS『FREEMAN & WILLIAMS』CD\2,573-(本体\2,450-)

ジーネット&ジョニー・ウィリアムスとスコット・フリーマンというベテラン三人のコラボレーション


 バージニア周辺の良質なブルーグラス&オールドタイムを発表するマウンテン・ロード・レコーディングスからジーネット&ジョニー・ウィリアムスとスコット・フリーマンというベテラン三人のコラボレーションによるアルバムがリリースされた。ロンサム・リバー・バンドのティム・オースティンが主宰していたドゥビーシーからオールスター・キャストによる華やかなデビューを飾ったジーネット(bs,v)とその夫でビッグ・カントリー・ブルーグラスのメンバーとして活動中のジョニー・ウィリアムス(g,v)と多才なマルチ・プレイヤーでアレンジにも才能を発揮するスコット・フリーマン(m,f,v)という実力者揃いのトリオによるバンジョーレス・ブルーグラス。"Wrong Road Again等カバー曲やフィドル曲に歌詞を乗せた"June Apple"他、メンバーのペンによるオリジナル曲等々、アパラチアの一番ディープな所を本拠地にトラッド音楽のエレメンツを充分に租借した上での新たな解釈による演奏はコンテンポラリーな中にも伝統的なサウンドが息づいてるのが魅力。(ムーンシャイナー誌2012年7月号レビューより)

●RBST-005 MIPSO TRIO『Long, Long Gone』CD\2,000-(本体\1,905-)

 ムーンシャイナー6月号で紹介された学生バンド。

日本のブルーグラスを学位論文の研究対象にする為に。先月末より来日中のジェイコブ・シャープ(m)が参加するミプソ・トリオの初フル・アルバム。昨今ではブルーグラスやオールドタイムをする25歳以下の若者がアメリカでは急増しているという。ボストンのバークリー音楽大学ではフィドル、バンジョー、マンドリン等がメインの楽器として認められて以来、シェラ・ハルを筆頭に、才能ある若年層のブルーグラス・ミュージシャンが集結して、ホットなシーンを作り上げている。ノース・キャロライナの大学街、チャペル・ヒルでも同様の状況が見られ、IBMAの創立に深く関わったアート・メニウスが目指した新たなフォーク・リバイバルが目前に迫っているという印象。このミプソ・トリオもマンドリン、ギター、ベースを基本にフィドル、バンジョーも加わり、若者らしい感性で、トラッドに固執する事無く、何処か懐かしさを感じさせるフォーク・タッチのオリジナル曲を何の衒いも無くストレイトに演じる姿は好感が持てる。(ムーンシャイナー誌2012年7月号レビューより)
●THM-1206 LONESOME SISTERS『Deep Water』CD\2,573-(本体\2,450-)

 アパラチアの陰影を見事に表現する女性デュオの最新第4作。

 トレイシー・シュワルツとのコンビで知られるギニー・ホウカーの姪、サラ・ホウカーとデブラ・クリフォードという、アパラチアン・トラッドを基調としながらどこか東洋的な響きも感じさせるオリジナルを抜群のハーモニーで聞かせるロンサム・シスターズの4枚目。カーター・ファミリーやスタンレー・ブラザーズ等々の影響色を濃く感じさせるメロディが魅力。ジャケットの写真から映画「オー・ブラザー」の川の畔のシーンが直ぐに思い浮かんだが、イメージ通りのをクロウハンマー・バンジョーやギター等、極力シンプルなバックで美しいハーモニーを聞かせる様子はギリアン・ウェルチ&デビッド・ロウリングスにも通じる。フレットレスのゴード・バンジョーを活かした"Ooh Song"のほぼインスト曲、シェイプノート・シンギングの雰囲気漂う"Amazing Grace"の作者ジョン・ニュートンによるアカペラ曲、"Poor Orphan Child""Oil In My Vessel"のハイロンサムその物のトラッド等々、聞き応えある作品に仕上がっている。(ムーンシャイナー誌2012年7月号レビューより)
●BJR-02 SWAMPY TAKESHI『Roots & Immigrant Soul』CD \2,000-(本体\1,905-)

prologue/女神/根無し人/Stand Bar To Heaven/さだめ/鼓動/Bayou Jungle/Acadian Driftwood/ホーボーの唄/心のパラダイス/epilogue

 スワンピー・タケシ(Swampy Takesh/以下スワンピーさんと表記)さんの新作「ROOTS & IMMINGRANT SOUL」が楽しい。

 冒頭、高らかに管楽器が響き渡るディキシーランドジャズ風のイントロに導かれて、音旅は始まる。ルイジアナからテキサス、メキシコ国境、南米、ン? これは中近東? スコッツ/アイリッシュ? と、こちらの想像力をかきたてるように曲がすすんでいく。ピリッと来るようなスピリッツでも用意し、酔いにまかせて聴きすすんでいくと、歌詞の中にもあるが、まさに桃源郷へ誘ってくれそうな心地よさ。そしてアルバムは夢見心地のまま、気がつけば元の出発点に一巡しているという心憎い流れとなっている。

 CDにつけられた宣伝用の帯には「スワンピータケシが綴るルーツ音楽と移民達の魂」とある。そのタイトル通り、音楽のベースになっているのはいわゆる「ボーダー・ミュージック」。一例として、収録曲の中に「Bayou jungle Acadian driftwood」という1曲があるが、これはカナダからミシシッピー河を下り、ルイジアナのバイユー地域に流れ着いたフランス系移民のこと。アルバムはそのように、本人がこれまで実際に足を運んで目にした“移民達の子孫が暮らす”地からインスピレーションを得て書かれた曲で構成されている。それをリスナーに届きやすいよう日本語で表現しているのだが、演奏と歌の微妙なバランス感覚が面白い。そう、時に関西人らしい節回しなども見え隠れするも、それがこの音楽をいっそう親しみやすいものにしている。

 スワンピーさんは1964年、京都生まれで、大学在学中から音楽活動をはじめ、主に関西を中心にオリジナルをメインとしたライブ活動を続けているシンガー。普段は公私にわたるパートナーである杉本Q仁美とのコンビ「タケQ」でのライブ活動もよく知られるところ。90年以降、ニュージーランドを皮切りにアジア、南米、北米、アイルランド、スペイン、モロッコ、キューバ等を旅して回り、この間にはルイジアナ州のFM局に生ライブ出演、またアルバムがヘビーローテーションでオンエアされ、地元紙1面にも取り上げられるなどの快挙をなしとげている。とりわけ、複数回にわたって訪れているアメリカ南部の音楽への思い入れは深く、ソロとは別に今回のアルバムでも濃厚に香るザディコ/ケイジャンのバンドを組み、ライブも行っている。2000年に1stをリリースし、2004年には2ndを、それから8年ぶりとなる新作は前作からコンセプトを引き継ぐ形で、よりいっそう辺境のルーツミュージックに踏み込んだ内容になっている。

彼をバックアップする演奏陣は関西の音楽シーンをリードする面々がこぞって参加しているといった風。全てを紹介しきれないが、R&Bやアメリカンルーツ、河内音頭でも活躍するレゾネーター、ギターの森俊樹をはじめ、海外アーティストのサポートもつとめるなど、今や日本を代表するブギウギピアノ弾きの井山あきのり、先述のブルースハープの杉本Q仁美、テックスメックス/コンフント界からアコーディオンのHonorio、Bajo Quinto(10弦ギター)のSpock、そしてブルーグラス界からもマンドリンの秋元慎が参加と、総勢16名のいずれ劣らぬ凄腕揃い。スワンピーさん本人も基本はアコースティックギターとボーカルだが、実は彼はザディコ/ケイジャンでよく使われるラブボード(Rubboard)の第一人者の一人で、本作でもその腕前をさりげなく披露してくれている。

基本はいわゆるシンガーソングライターのアルバムなのだが、歌に彩りを添える演奏とのコンビネーションが前例がないくらい刺激的だ。かつては久保田真琴、オレンジカウンティブラザーズといった似た指向性の音楽家はいたが、ここまで外来のルーツミュージックと日本語の折り合いをつけた作品はあっただろうか。これも、ある意味でクレオール的とも言える関西/大阪という土壌だからこそ生み出された音楽なのかもしれない。----片山 明「小さな町の小さなライブハウスから」著者

●EOM-2128 JERRY DOUGLAS『Traveler』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ジェリー・ダグラス、豪華ゲストを迎えた待望の最新作。
ゲスト・ボーカル ERIC CLAPTON, MARC COHN, ALISON KRAUSS AND UNION STATION, KEB’ MO’, MUMFORD & SONS AND PAUL SIMON
ゲスト・ミュージシャンINCLUDE DR. JOHN, BELA FLECK, DEL MCCOURY, SAM BUSH, OMAR HAKIM AND VIKTOR KRAUSS
70年代から80年代にかけて日本のブルーグラスを盛り上げたバンド特集
[J.D.クロウ&ニュー・サウス]
●RCSI-1054D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From Crowe Fest & The Kentucky Lake Bluegrass Festival』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,750-)

J.D. クロウ、リッキー・ワッソン(g)、ドワイト・マッコール(m)、ロン・ステュアート(f)、ハロルド・ニクソン(bs)という面々による'04 年のクロウ・フェスティバルと'03 年のフィドルがリッキー・シンプキンスによるケンタッキー・レイク・ブルーグラス・フェスティバルのライブ映像。
●RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Holiday In Japan』 2CD SET \4,725-(\4,500-)

J.D. クロウ(bj)が'75 年にトニー・ライス(g)、リッキー・スキャッグス(m,f)、ジェリー・ダグラス( d ) 、ボビー・スローン(bs,f)というメンバーでの初来日の模様を収めた2 枚組ライブ・アルバム、限定入荷! !
●RC-103 TONY RICE 『Got Me A Martin Guitar』CD \2,079-(本体\1,980-)

Free Born Man/Faded Love/Salt Creek/Doin' My Time/Windy And Warm/John Hardy/Nine Pound Hammer/Lonesome Ruben
1974年レッド・クレイ・レコーズ企画制作、トニー・ライスのデビュー作である。後にLemco、RebelからLP発売されまたRebelからはCD化されたがブルーグラスギターの新しい世界を作った記念すべきアルバム。サポートはJ.D.クロー、ラリー・ライス、ボビー・スローン。
●RCSI-1074D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From The Festival of Bluegrass & The Studio of KET』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,450-)近日入荷予約受付中

J.D.クロウ&ニューサウス、1999年にレキシントンのフェスティバル・オブ・ブルーグラスでのライブと'75年、トニー・ライス、リッキー・スキャッグス、ジェリー・ダグラス、ボビー・スローンという面々でレキシントンのKET局での映像のカップリング。
[ニュー・グラス・リバイバル]
●FF-70050 NEW GRASS REVIVAL "Too Late To Turn Back" CD\2,573-(本体\2,450-)

High Lonesome Sound/With Care From Someone/Fly Thru the Country    他全7曲 

 70年代のド真ん中、「後戻りには遅すぎる」ニュー・グラス・リバイバルがサム・ブッシュの言葉を借りれば「当時は客など眼中になく、ただ自身の音楽に酔い、その中に身を沈めて…ヒドイ事をやってたんだ」と。そのライブがこれだ。しかし、これらの音楽が圧倒的に当時の若者を狂喜させ、実は本物のブルーグラスへの道を示していたのだ。他の全ての作品がそうであるように、ニュー・グラスのアルバムは歴史的名盤と言える。
●FF-70254 NEW GRASS REVIVAL『Commonwealth』CD\2,573-(本体\2,450-)

Reach/Steam Powered Aereo Plane/Pack of Fools/Deeper and Deeper/Wicked Path of Sin 他全9曲

 現在サム・ブッシュ・バンドでも取り上げるインスト 「サッポロ」のほか、ポップ/ロックの"Reach"などを取り上げ、より洗練されたサウンドを目指す。1981年発 表のこの作品が故コートニー・ジョンソン(bj)とカーティス・バーチ(g)との前期NGRの最後の公式アルバム となった。ちなみにタイトルはケンタッキー州の公式名である。
●SH-4055 SAM BUSH『Circles Around Me』CD\2,573-(本体\2,450-)
 サム・ブッシュの最新2009年作がグラミー賞ブルーグラス部門ノミネート。カントリー・ジェントルメン名曲から、知られざるレッド・アレン曲、デル・マッカーリーをテナーに迎えてモンロー2曲、そしてニュー・グラス・リバイバル中期とデビュー・アルバムからのカバー2曲等々、待ってました!!のブッシュ流ブルーグラス。本作の発表日が結婚25周年記念日の57歳、1曲目には「ここまで生き延びた俺たち」の感慨が込められている。2006年の前作『Laps in Seven』(SH-4013 \2,573-)までニューグラスの先頭を走りつづけ、70年代以降のブルーグラス全体をそのエネルギーで背負ってきたサム・ブッシュ。本作の曲目解説を含むムーンシャイナー誌2009年11月号(\525-)のカバーストーリーとともにお楽しみください。また2010年1月号には本作に収められているストリングビーン殺人事件に関するサムとガイ・クラークの共作オリジナル、"The Ballad of Stringbean and Estelle"の物語を特集。ムーンシャイナー来年、2011年1月号はサム・ブッシュのIBMA基調講演を特集予定!! サムはいつまでもわれわれをハッピーにしてくれる凄いヤツだ!
●SH-4023D SAM BUSH『On the Road』DVD\2,888-(本体\2,750-)(5.1dolby surround、2時間6分)

 サム・ブッシュの今を伝えるDVD映像は2006年8月30日、シェラ・ネバダ醸造所でのライブ。NGRのデビュー 作からの"Whisper My Name"から、最近のヒット「ルイビルまで8マイル」、最新作『Laps in Seven』からの"Ridin' That Bluegrass Train"、"Bringing That Georgia Mail"などの一連のブルーグラスや、ヒットを意識したアメリカーナ作品でボーカリストとしての 存在感を見せ、トレードマークのマンドリンやフィドルで唯一無二のインストルメンタリストとしての実力 を見せ付けてくれる。スコット・ベスタル(bj)、スティーブン・モウジン(g)、バイロン・ハウス(bs)、ク リス・ブラウン(drums)のメンバーが一丸となって「サム・ブッシュ・ショウ」として完成されたステージを存 分に楽しませてくれる。ライブ本編は1時間半、オマケにエミルー・ハリスとバディ・ミラーを迎えたプロ モ・ビデオ版"River's Gonna Run"や"On the Road"のスタジオ・セッション、そしてマンドリンに関する インタビュー等々。
[カントリー・ガゼット]
●BGOCD-1016 COUNTRY GAZETTE『Country Gazette Live/Sunny Side of the Mountain/What A Way To Make A Living』CD2枚組\2,888-(本体\2,750-)

Black Mountain Rag/Blue Blue Day/To Prove My Love To You/Lonesome Road/Will You Be Lonesome Too/Still Feeling Blue/Down Down Down 他全39曲

ローランド・ホワイト(g)が参加、ロジャー・ブッシュ(bs)とのケンタッキー・カーネルズの黄金デュオの再現と、バイロン・バーライン(f,m)とアラン・マンデ(bj)の流れるようなフィドルとバンジョーの興奮があいまった1975年の『Live』盤。そしてバーラインが去ったもののケニー・ワーツが戻り、若手フィドラーのデイブ・ファーガソンを迎え、初期ガゼット・ハーモニーの復活が楽しめる1976年の『Sunny Side of the Mountain(米タイトルは"Out To Lunch")』。そしてローランドとアランだけになった1977年、そのタイトルもずばり『What a Way to Make a Living』。そのLP3枚が、イギリスでCD2枚となって再発売である。1972年と73年の最初のLP2枚『Traitor In Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』(BGOCD-298 \2,573-)がヨーロッパで大ヒットしたのち、これら3枚のLPアルバムでは、ウエストコーストというポップ/ロックのめまぐるしい浮沈を繰り返す喧騒の中で、ブルーグラスがヒットを視野になんとか生活できる音楽になろうと試みた記録でもある。ローランド・ホワイトのブルーグラス魂が胸に響き、アラン・マンデのバンジョーがサウンドを支配する、懐かしい名盤である。
●BGOCD-298 COUNTRY GAZZETTE『Traitor in Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』CD\2,573-(本体\2,450-)

1970年代はじめ、ケンタッキーのニュー・グラス・リバイバル、東海岸ワシントンDCのセルダム・ シーンと並んで、ブルーグラス界に衝撃を与えた西海岸ロサンゼルスのカントリー・ガゼット、その素晴 らしいデビュー作(ヨーロッパでヒット・チャートの1位を獲得したという)と、クラレンス・ホワイ トの超絶リード・ギター(特に"Huckleberry Hornpipe"はクラレンスの遺言ともいえる究極の逸品)を ゲストに迎えた第2作のLP2枚が1枚のCDに!!。バイロン・バーライン(f)とアラン・マンデ(bj)の素晴ら しいテクニックと、全体をタイトに締めるロジャー・ブッシュ(bs)のリズム、そしてケニー・ワーツ(g)らと の胸の透くウェストコースト・ハーモニー。今でも驚くべきブルーグラス・アンサンブルの極致だ。
●MCR-003 ALAN MUNDE GAZETTE『Made to Last』CD\2,573-(本体\2,450-)

Wave Goodbye/Fool's Gold/Brown County Breakdown/John Hardy/What's So Good About Goodbye? 他全12曲

 テキサス州サウスプレーン大学の教職を定年退職し たアラン・マンデがあたらしく編成したバンド、アラン・マンデ・ガゼットの最新第2作。そのメロディック 奏法を究極にまでスタイル化し、聴けば分かる「アラン・マンデ」に仕上げたトーンとタイミングは健在。ク ラウド・バレーでビル・エバンスとミッシー・レインズとともに名を馳せたスティーブ・スミス(m)、19歳 のネイト・リーのフィドル、そしてブルーグラス出身ながら、タウンズ・バン・ザントやライル・ラベット、 ナンシ・グリフィスらと活躍したエリオット・ロジャーズが新メンバーとしてあたらしい曲を持ち込んでいる。 マンデのインスト4曲はもちろん、それぞれの唄モノでのマンデ間奏にはいちいち拍手したくなるアイデアが 一杯詰まっている。
●JEEP-U2R1 ALAN MUNDE & ADAM GRANGER『Dapple Patti』CD\2,573-(本体\2,450-)

Sleepy-Eyed John/John Hardy/House of Rising Sun/Festival Favorites Medley/Molly Bloom 他全17曲

アラン・マンデの最新作はアダム・グレンジャーとのデュオ・ライブ。1967年というから、アランがサム・ブッシュとのプア・リチャーズ・アルマナックを組む前からの友人というアダムと気心の知れたリラックスした2011年ライブ。アダムの朴訥なボーカルとギターでのトラッドからポップスタンダードなどの歌モノと、"What a Friend We Have In Jesus/Softly and Tenderly"で聴かせるバンジョー・コードの妙や、実にマンデチックなオリジナルなどでのオタクなマンデ・スタイルのインストなどがほぼ半々。決して大向こう受けのするエンタメとは程遠いが、衰えないバンジョー熱とともに悠々自適の老後を若い頃からの友人と楽しむふたりに拍手。マンデ・ファンのみにお勧めの自家製CD。
[セルダム・シーン]
●REB-1101 SELDOM SCENE『Best』CD\2,573-(本体\2,450-)

1971年秋に結成されたセルダム・シーン、折からのシンガーソングライターの隆盛とともに、都会の大人のブルーグラスとして受け入れられた『Act 1』から『Act 3』までの初期シーンから美味しい曲を全16曲ピックアップしたベスト集がジャケットを一新、結成40周年を記念して再発売。
●REB-1511 SELDOM SCENE『Act 1』CD\2,573-(本体\2,450-)

1972年春、"City of New Orleans"や"Sweet Baby James"など、若き軍医ジョン・スターリングの持ち込んだ時代の歌と、ダッフィのブルーグラスとアパラチアン・バラッドが衝撃だったデビュー作。
●REB-1520 SELDOM SCENE『Act 2』CD\2,573-(本体\2,450-)

1973年初春発表の第2作は初のマルチ録音でサウンド的にレベルアップしたスターリングの"Last Train from Poor Valley"、"Paradise"、"Train Leaves Here This Morning"、"Hello Mary Lou"、ダッフィの"Small Exception of Me"や"I've Lost You"、ベンさんの「ドクター・ジバゴ」など、シーン・サウンドの完成。
●REB-1528 SELDOM SCENE『Act 3』CD\2,573-(本体\2,450-)

1973年12月発表。メリーポピンズの「チムチム・チェリー」からモンローの"Little Georgia Rose"へと、ドラマチックな導入をする第3弾。シーン最大のヒットとなったスターリングが持ち込んだ"Rider"ほか、"Another Lonesome Day"、"Mean Mother Blues"、"Sing Me Back Home"、"Muddy Water"ほか。
●REB-1536 SELDOM SCENE『Old Train』CD\2,573-(本体\2,450-)

アルバムとしてシーンの最高傑作との評を持つ1974年発表の第4作。インスト"Appalachian Rain"からスターリングの"Wait a Minute"でノックアウトされる出だしほか、"Old Train"、"Through the Bottom of the Glass"などにダッフィのブルーグラス魂など、ジョージ・メッセンバーグのエンジニア、リンダ・ロンシュタットをハーモニーに配した秀作。
●REB-1103 SELDOM SCENE『Live at the Cellar Door』CD\2,573-(本体\2,450-)

1975年発表のオリジナル・シーンのメンバーによるホットな総仕上げライブ。
[レッド・アレン]
 2005年のIBMA名誉の殿堂入りしたブルーグラス・ボーカルの最高峰、レッド・アレン、1940年代後半にモンローとフラット&スクラッグスが創ったブルーグラス・サウンドがソリッドに固められていく過程を、彼の足跡でキッチリと追うことができるだろう。
●RC-104 RED ALLEN CD \2,079-(本体\1,980-)

If I Should Wander Back Tonight/Don't Wake Me Till It's Over/Nobody Loves, Me, Nobody Cares/I Don't Care If Tomorrow Never Comes/If That The Way I Feel/We Can't Be Darling Any More/East Bound Train/Sweet Love Ain't Around/Weeping Willow/Still Got Life To Go/Roustabout/It's Me Again Lord/Letter To Tom/Serching For A Solders Grave

伝説のブルーグラス・ボーカリスト、レッド・アレンのレッド・クレイから1976年リリースされた名盤。 以来再発はされずまさに伝説のアルバムとされていた。フランク・ウェイクフィールド(M)、ドン・ストーバー(BJ)、ケニー・コセック(F)、ケビン・スミス(Bs)、ハーレー,グレッグ,二ール・アレン(vocals)。
●REB-1128 RED ALLEN『Lonesome And Blue:The Complete County Recordings』CD\2,573-(本体\2,450-)

Are You Waiting Just for Me/Whose Shoulder Will You Cry On/I'm On My Way Back to the Old Home/We Live in Two Different Worlds/Love Gone Cold 他全25曲

1965年と66年、若きデビッド・グリスマンがカウンティー・レコードに制作したレッド・アレンの 大名作2枚、『Bluegrass Country』と『And the Kentuckians』が1枚のCDとして再発売だ。前作にはビル・モンローへ加入直前のリチャード・グリー ン("Summertime Is Past and Gone"が凄い)、後作にはプロデューサーのグリスマン自らが参加、ポー ター・チャーチの品の良い有名なバンジョーと共に、レッド・アレンの完成された名盤として後世に残る作 品だ。ブルーグラスが都会インテリの若者の手によってトラッドグラスからソリッドグラスという明確な位 置づけが完成されたとも考えられる秀作である。よりラフで、強烈なエネルギーにまみれたレッド・アレ ンをお望みの向きは次回紹介予定の『Keep On Going:The Rebel & Melodeon Recordings』(REB-1127 CD\2,573-)をどーぞ。いずれにせよ、待ちに待ったファンも多い大名盤のCD化である。
その他、下記のRED ALLEN作品もお勧めです。

●REB-1127 RED ALLEN『Keep on Going; Rebel Years 1963-1965』CD\2,573-(本体\2,450-)

●ACD-11 RED ALLEN & FRANK WAKEFIELD『Kitchen Tapes, 1963』CD\2,573-(本体\2,450-)

●SF-40127 RED ALLEN『Folkways Years 1964-1983』CD\2,888-(本体\2,750-)

●ACD-4 BLUEGRASS REUNION『with David Grisman & Herb Pedersen, 1992』CD\2,573-(本体\2,450-)

★B.O.M 6月最新入荷&ベストセラー★   2012 年6 月8日
[アール・スクラッグス追悼]

 アール・スクラッグス(88)が3月28日に亡くなりました。世界中で多くの人を結びつけた「ブルーグラス」という音楽を創造したバンド、1946年のビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズの最後のひとりが亡くなりました。残念ですが、こんなすばらしい音楽の創造者と同じ時代を生きたことは幸せだったと思います。……ありがとう、アール!!

●WOU-8630 FLATT & SCRUGGS『Folk Songs of Our Land/ Fabulous Sound of Flatt & Scruggs』CD\2,573-(本体\2,450-)

1962年8月発売の『Folk Songs...』と1964年11月発売の『Fabulous...』の2枚のLPをCD1枚にまとめたもの全24曲。10年前の1952年に完成されたソリッドなブルーグラス(ムーンシャイナー2月号「ジョディ・レインウォーター追悼」特集参照)とは対極の超ゆるーいブルーグラスとして当時、大きな不興を買った(と記憶している)アルバムだが、レスター・フラットのリズム&ボーカル崇拝者にとっては、またアールのトーン&フィンガリング・コントロール崇拝者にとっては、――とくに1962年のカーネギーホール出演と「じゃじゃ馬億万長者テーマ」のナンバーワンヒット以降となる『Fabulous...』から1967年7月の『Hear The Whistles Blow』までのオリジナル・アルバムは――もっともふたりの感情に触れることが出来る究極のフラット&スクラッグスだ!!……と、ひとり思っている。このふたりの蕩けるような円熟味と、アンクル・ジョッシュのミュージシャンシップ、ポール・ウォーレンの不器用にしてなん人もまねの出来ない味わい、そしてジェイク・ターロックの軽々としたテナーとバウンシーなベースを存分に味わってほしい。カーター・ファミリーを溺愛し、そのメロディと詞のエッセンスを見事に昇華した彼ら、その音楽性はひとえにアールに負うものだと、断じて言おう。
● WOU-347 FLATT & SCRUGGS『Braeking Out/ A Boy Named Sue』CD\2,573-(本体\2,450-)

1970年10月発売の『Breaking...』と1973年9月発売の『A Boy...』の2 on 1。ともに発売当初からのコンピレーションで『Breaking...』は1950年代後半の、『A Boy...』は1960年代後半の録音を中心に寄せ集めたもの全22曲集。『Breaking...』にはオリジナルアルバムでは発表されなかったシングル名曲名演"Foggy Mountain Rock""Polka on a Banjo""Six White Horses"、"Mama Don't Allow It"などが多く含まれている。それぞれに、皆さんにとって値打ちのお宝曲が見つかるだろうけれど、さーて、どの曲にはまるか、お楽しみぃぃぃ!!という作品
●SCOUNT-002 FLATT & SCRUGGS『The Sound of Foggy Mountain Soul』CD \2,079-(本体 \1,980-)

1948年のフラット&スクラッグス最初のセッション"We'll Meet Again Sweetheart"から、1960年発表のヒット曲"Polka on a Banjo"やアルバム『Foggy Mountain Banjo』からの"Groundspeed"や"Cripple Creek"まで全29曲、米国や日本ではできないレーベルを越えたさまざまなセッションを網羅したコンピレーション。レスター・フラットのボーカルソロ、デュオ、トリオ、そしてゴスペル・カルテット、アール・スクラッグスのバンジョー・インストやフィンガーピッキンギターをフィーチャーしたもの、1955年にドブロが加わってからのカントリーバラードなど、製作意図/命脈が分かり辛いと言うものの、多彩なフラット&スクラッグスが1枚で楽しめるイギリスならではのお徳用作品である。
テネシー・マフィア・ジャグ・バンド、ラグパパス・ジャグバンド、三津谷組

ヒルビリー・ミュージック、ジャグバンドの楽しさ

 フラット&スクラッグスの初来日以降、それまで一日千秋の思いで待ち焦がれてきた日本のブルーグラス・シーンが沸騰、その後、スタンレー、カンジェン、ニューサウス、ニューグラスETC、様々なスタイルのブルーグラスが入ってきて、ストイックなまでのコアなブルーグラス・ファンを育んで来ました。あまりにブルーグラスにのめりこんだが為に、その周辺の素晴らしい音楽を見落としてきた傾向が無きにしも非ずと思われます。

 ニッティ・グリッティ・ダート・バンドの'72年発売の『Will The Circle Be Unbroken』ではアール・スクラッグスは勿論のことジミー・マーチンやバッサー・クレメンツ、超絶ギターのドック・ワトソンといったハイテンション、ハイロンサムなブルーグラス系のみならず、マザー・メイベル・カーター、ロイ・エイカフ、マール・トラビス、ブラザー・オズワルドといった、アーリー・カントリー、ヒルビリー音楽のスター達も重要な役割を果たしてきました。

 カントリー音楽はチェット・アトキンスが推進したナッシュビル・サウンドの功績でより広いポピュラリティを獲得、一大産業に成長して大きなお金を生み出したと同時に、あまりにソフステイケイとされ過ぎて、大事なものを失ってしまったと看做されこともあります。ブルーグラスが商業的な部分とは別のところで進化、発展していった中で、コマーシャル・ベースに乗ってスタイルを変え、安易に世の中の流行りに迎合したり、流行から取り残されて古臭い物として捉えられてシビアな音楽ファンからソッポを向かれていったという面もあります。

 しかし、ロイ・エイカフ&スモーキー・マウンテン・ボーイズ、アンクル・デイブ・メイコン、モリー・オディ等々、ほんと素晴らしいストリング・バンド音楽の宝庫です。そしてアンクル・デイブの伝統を継承するリロイ・トロイ、ロイ・エイカフ&ブラザー・オズワルドのデュオを引継ぐレスター&マイク・アミステッド親子を擁するテネシー・マフィア・ジャグバンド、古き良き時代のヒルビリー音楽を現代に甦らせる素晴らしいバンドです。
 ある意味、ブルーグラスが失ってしまった粗野で猥雑なサウンドが楽しめます。 またいち早くリロイ・トロイのフレイリング・スタイルのバンジョーに目を着けて元ロッコー・マウンテン・ボーイズの三津谷 昌嘉が娘のリノちゃんにオールド・タイム・フィドルを学ばせて家族を巻き込んで結成した三津谷組は難波千日前という大阪でも一番ディープな街を拠点にアメリカ南部のストリング・バンド音楽を発信しています。

 ラグパパス・ジャグバンドはジョッシュ大塚(ブルーグラス45)、秋元慎(秋元慎バンド)が参加する関西フォークとブルーグラスの邂逅とも言えるストリング・バンド系ジャグバンドです。
●SFR-1003 TENNESSEE MAFIA JUG BAND『Poor Leroy's Almanack』CD\2,573-(本体\2,450-)

Uncle Eef/Gathering Flowers from the Hillside/Rabbit in the Log/Whoa Mule/Redwing 他全13曲

 あのマーティ・ステュアートが影のメンバーで参加するすばらしいヒルビリー音楽、テネシー・マフィア・ジャグバンド最新作。1930〜40年代にロイ・エイカフやブラザー・オズワルドがブルーグラスやホンキートンク・カントリーのはじまる前に確立した懐かしのサウンドが一杯。アンクル・デイブ・メイコンの再来といわれるリロイ・トロイ(bj)とレスターとマイク(g)のアミステッド親子のド・ヒルビリー唱法に、それでも主役のフィドルにはダン・ケリー(アラン・ジャクソンやクリント・ブラックで活躍)を配して現代フィドル美学を聴かせつつ……、田舎の白人農場社会の底辺にあり続けるスピリット、この強烈なエネルギーにはひれ伏すしかない。 2003年のデビュー第1作『Barnyard Frolic』(RME-0600 \2,573-)には、デビッド・タルボット(bj)、マット・コムスとシャド・コッブ(f)にマック・ワイズマン、あのジャック・クレメンツまで登場!!
●RC-118 THE MITSUYA CLAN 三津谷組『Y'all come an' see us, y'hear! まいど、おおきに』CD\2,573-(本体\2,450-)

Cotton Eyed Joe/Bicycle Built for Two/Cluck Old Hen/Julie's Waltz/When the Train Comes Along/Keep My Skillet Good'n Greasy/The Big Scioty/Stories the Crow Told Me/Kitten on the Keys/Little Rabbit Where's Your Mammy?/Midnight on the Water/Go Long Mule.

  1970年代前半に関西地区を中心に大活躍した名バンド、ロッコー・マウンテン・ボーイズのバンジョー奏者として知られる三津谷昌嘉(ドン・レノに影響され、洗練されたジャズやポップも熟すスリーフィンガー・バンジョー奏者として高い評価を持つ)。彼のミュージシャンとしての幅広い感性が見事に結実したこの作品は、彼(マサ)の家族=チーコ夫人、タッキー、リノ=を中心に、子供たちの友人である渡辺ヒサシと親たちの友人の細谷ヒロシを加えた6人組によるオールドタイム・ストリングバンド。
 もちろんイキなバンド名は、三津谷家のある全国的に知られる大阪ミナミを意識したものだ。夫婦2人共にブルーグラス・バンジョー奏者でもある、マサの見事なクロウハンマー・バンジョー(中に彼らしいラグタイムを編曲したフィンガースタイルも聞き物!)と、チーコの元気ボーカルを軸に、リノ(12才)の見事なオールドタイム・フィドル・グルーヴに乗って、タッキー(16才)のギターとヒサシ(16才)のマンドリンが的確なビートを刻んでいく。オールドタイム音楽の有名曲を中心に、この音楽の最も重要な意義でもある、あくまでも「家族」の「手作り」の「親から子へ」と伝えられる音楽を「楽しく」、そして「明るく」演じてくれる。
 ムーンシャイナー誌99年5月号にチーコが激白しているように(悩みを抱えている人は読むべし!?)、日本でもブルーグラス人の多くが迎えつつある「家族」と「音楽」を結びつけた素晴らしい例だろう。素晴らしい音楽ゆえに結びついた家族と友人たちの作品を、ぜひ聞いてみてください!
●RPJB-2010『ラグパパス・ジャグバンド』CD\1,575-(本体\1,500-)

神戸を本拠地に活動するジム・クェスキンをお手本に日本語のオリジナル中心のストリング・バンド系ジャグバンドのデビュー作。関西フォークの黎明期に活躍したフォーク・キャンパースの勝木徹芳(g,bj,v)、春待ちファミリー・バンドのさわむらしげはる(washboard etc)、ブルーグラス45のジョッシュ大塚(bj,f,g)、日本のタブベースの第一人者=神田修作(g,bs)、秋元慎(m,f,v)。
[ドック・ワトソン追悼]
 5月29日、偉大なミュージシャン、ドック・ワトソンが亡くなりました。60年代のフォーク・リバイバルでセンセーショナルなデビュー果たし、マール・トラビスやミシシッピー・ジョン・ハートの影響色濃いフィンガーピッキング・スタイル、デルモア・ブラザーズが2台のギターで演奏していたスタイルをギター1台で表現してフラットピッキングのスタイルを確立、オールドタイム、ブルーグラス、ブルース、フォーク等々、様々なスタイルの音楽を紹介してくれました。ナマの演奏に触れる願いは叶わななりましたが、彼の残した音源は永遠です。心より御冥福をお祈りします。THANK YOU DOC!! RIP....
●SH-3742 DOC & MERLE WATSON 『Down South』CD\2,573-(本体\2,450-)

'84年発売のシュガーヒル移籍第一弾。SOLID GONE, SLIDIN’ DELTA, HESITATION BLUES, FIFTEEN CENTS, THE HOBO 2曲のカーター・フォミリー, HELLO STRANGER and COAL MINER’S BLUES.サム・ブッシュのフィドルが素晴らしい。
●BVCM-35544 CHET ATKINS & DOC WATSON『リフレクションズ』 CD \1,890-(本体\1,800-)

ディル・ピックル/ミー・アンド・チェット・メイト・ア・レコード/フラット・ディド・イット /テネシー・ラグ〜ボーモント・ラグ/テキサス・ゲイルズ〜オールド・ジョー・クラーク/ユー・ アー・ゴナ・ビー・ソーリー/グッドナイト・ワルツ/ドント・モンキー・アラウンド・マイ・ウィ ダー/ラック・アンド・ホワイト〜ラグタイム・アニー/オン・マイ・ウェイ・トゥ・キャナーンズ・ ランド 全10曲
●SF-40012 DOC WATSON FAMILY CD\2,573-(本体\2,450-)

Ground Hog/House Carpenter/Your Long Journey/Train That Carried My Girl from Town/Lone Pilgrim/Darling Corey/Pretty Saro/Cuckoo Bird 他全26曲

 ノース・カロライナのブルーリッジの山懐に暖められていたファミリー・ミュージック。1960年にラルフ・リンズラーが発見したドック・ワトソンの驚くべき音楽才能を中心にはしているが、同時にスコットランド移民であったワトソン家と、ドックが結婚したローザ・リーの実家カールトン家に代々伝わってきたオールドタイム、いわゆるマウンテン・ミュージックのそのままのスタイルも収められている。のちにブルーグラスに至るアパラチアン・トラッドの真実の形を知るには最良の入門作品でもある。アリソン・クラウス&ロバート・プラント、ニッケル・クリーク、ティム・オブライエン、ピーター・ローワン、ボブ・ディラン、フラット&スクラッグスほか、ドック・ワトソン・ファミリーが伝えた音楽はこの50年間、多くのアーティストによってカバーされ続けている。1963年に同タイトルで発表されたLPの15曲にあたらしく11曲を加えたCD盤として1990年に発表されたアパラチアン・フォーク秀作。
●SH-3752 DOC WATSON『Riding the Midnight Train』CD\2,573-(本体\2,450-)

I'm Going Back to the Old Home/Highway of Sorrow/We'll Meet Again Sweetheart/Ramshackle Shack/Midnight, Stormy Deep/Baby Blue Eyes 他全13曲

 ドック・ワトソン唯一のブルーグラス・アルバム。サム・ブッシュ、ベラ・フレック、マーク・オコナーがそれぞれお手本のような、しかも"key of E"や"F"のブルーグラス間奏やバックアップをタップリ聴かせてくれる秀作。そして1986年度グラミー最優秀トラッドフォーク作品受賞。
●SH-3916 DOC WATSON『Foundation: Guitar Instrumental Collection』CD\2,573-(本体\2,450-)

Black Mountain Rag/Windy & Warm/June Apple/Billy in the Lowground/Victory Rag/Nashville Pickin'/Dill Pickle Rag/Cannonball Rag 他全16曲

 ドック・ワトソンが1963年のデビュー作以降、さまざまなアルバム(初期バンガード時代の録音が多い)に残したインスト曲を集めた2000年作のベスト集。フラットピッキンとフィンガーピッキン、すでにデビュー当時から完成されていたシュアなピッキンがいつの時代もドックらしい正直さで貫かれている。こうしてじっくりと聴き直してみると、ドックの律儀な音楽性が、実は偉大だったことに改めて気付く。最後には自分の息子の名前にもしたアイドルのマール・トラビスとの貴重なライブ。
●SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings 1963-1980; Off the Record Vol.2』CD\2,573-(本体\2,450-)

 こんな録音が残っているって!!やっぱりレコード(記録)は偉大だ。生誕100年を迎えている「ブルーグラスの父」ビル・モンローがオールドタイム/フォークの大御所で88歳の米寿を祝うドック・ワトソンとモンロー・ブラザーズの再現をしてみせる!! ふたりがマンドリンvsギター・バトルを展開、そのラフな1音ずつに込められたスピリット、リズムに秘められた衝動、われわれが何故この音楽を愛し続けるのか、覇気に溢れたふたりの偉人が教えてくれる超貴重な全17曲。
●VES-13082D DOC WATSON & DAVID GRISMAN『In Concert』DVD\3,308-(本体\3,150-)(70分)

 名作CD『Doc & Dawg』(ACD-25 CD\2,573-)のツアーを収録した素晴らしいコンサート・ビデオ。米国弦楽器界の巨人2人、ドック・ワトソンとデビッド・グリスマンによる深ーいアメリカン・トラッドの真髄を、素晴らしいマンドリンとギターのトーンと共に、ジックリお楽しみ下さい。
●VES-13023D DOC WATSON『Rare Performances 1963-1981』DVD\3,308-(本体\3,150-)

 ドック・ワトソンのデビュー当時から20年間の映像を集めたDVD作品。クリント・ハワードとフレッド・プライスとのデビュー前の映像も含めた"Deep River Blues"から"Black Mountain Rag"まで21曲。 このほかドック・ワトソンの映像作品には本作の続編『1982-1993』(VES-13024D \3,308-)、ドック&マール『In Concert』(VES-13030D \3,308-)、そしてマールフェスを中心にさまざまなジャムを収めた1/1DOC WATSON『Doc's Guitar Jam』(VES-13055D \3,308-)がある。
[エバリット・リリー追悼]
 兄ビー・リリーとのコンビでボストンのヒルビリー・ランチで南部から出稼ぎに来てた人々の心を癒すブルーグラスを演奏し続け、やがてジョー・バル、ピーター・ローワン等々、都会出身のブルーグラス・ミュージシャンに多大な影響を与えたエバリット・リリーが5月8日 87歳で亡くなりました。御冥福をお祈りします。
●REB-1688 LILLY BROTHERS & DON STOVER『Early Recordings』CD\2,573-(本体\2,450-)

Bring Back My Blue Eyed Boy/Tragic Romance/Southern Skies/Little Annie/Wheel Hoss/When the Saints Go Marching In/Weeping Willow/Are You Tired of Me?全11曲

 County-729として発売されていた50年代ブルーグラスの大名盤がCD化された。ビーとエバレットのリリー・ブラザースがドン・ストーバー(bj)と共に創り上げたトラッド・グラスの名作。カーター・ファミリー曲の素晴らしいブルーグラス・アレンジや「聖者が街にやって来る」のブルーグラス版等々、1956-57年に録音されたシンプルで暖かいブルーグラスが素晴らしい。1956-57年にイベント・レコードに録音された全曲の復刻である。
●SF-40158 LILLY BROS. & DON STOVER『Bluegrass at the Roots; 1961』CD\2,888-(本体\2,750-)

In My Dear Old Southern Home/Banks of the Ohio/Where Is My Sailor Boy/Little Annie 他全18曲

米国北部ボストン方面のブルーグラス発展に尽くし、日本でもそのオールドタイ ミーなブラザー・デュオと、ダウンホームなトラッドグラスで60年代に大きな人気を得た。本作は1961年に、 マイク・シーガーのプロデュースのもと、初めてフォークウェイズから発表された作品。オリ ジナル・アルバムに2曲の未発表を加え、マイクのオリジナル・テープからのリマスター、24頁に及ぶディッ ク・スポッツウッドのライナーノーツ。ジョー・バルやビル・キース、ピーター・ローワンら、北部の若者たち に本物の「マウンテン・ミュージック」を聴かせ導いた彼ら、2002年にIBMA名誉の殿堂入り(ムーンシャイ ナー誌02年11月号参照)にはアワード・ショウのフィナーレでビルやピーターらに囲まれてビーとエバレッ トが"Little Annie"を懸命に演じ唄った。…嬉しかった。
[ダグ・ディラード追悼]
 ブルーグラス、フォーク・カントリー・ロックの世界は、バンジョー・プレイヤーのダグ・ディラードが75歳で亡くなったことを悼んでいる。ディラードは長らくの闘病の末5/16にナッシュビルで亡くなった。兄弟のロドニーと共に、ディラード家は1960年代のアコースティック・ミュージック・ブームの間に有力グループのひとつとなり、『アンディ・グリフィン・ショー』などにゲスト出演して広く名を知られた。また、彼はディラード&クラーク(元バーズのジーン・クラークと1968年に結成したデュオ)の片割れとしてカントリー・ロックの世界に足跡を残した。(YAHOO NEWSより)
●VAR-66716 THE DILLARDS『Early Recordings 1959』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ダグが21才、ロドニーが16才だったある日、ディーン・ウェッブを招いて家庭録音した貴重な10 曲が陽の目を見た。1962年にロサンゼルスに移ってからブルーグラスやカントリーロックに多大な貢献 をすることになる後のザ・ディラーズの原点である。が、はっきり言って、すでに基礎は出来上がっ ており、ふたりが尋常な才能でないことは一聴すれば納得だ。全10曲20分ほどだが、ザ・ディラーズ・ ファンにはもちろん、アーリー・ブルーグラスのスピリットに充分触れることができる。
●VAR-66768 DILLARDS『A Night In Ozarks』DVD \2,573-(本体\2,450-)

 ディラーズが故郷のミズリー州セイラムで行ったコンサートとリハーサルの模様を収めたヒット曲満載のドギュメンタリー作品。監督はニッティ・グリッティ・ダート・バンドのジョン・マッキュエン。
[最新入荷]
●RUR-1094 V.A.『MACC Life Goes On』CD\2,888-(本体\2,750-)

 オハイオ州コロンバスのフロンティア・ランチのブルーグラス・クラシック・フェスの主催者で、愛娘を病で失ったダレル・アトキンスが立ち上げた小児癌と闘う子供達を援助する為のボランティア・フェスのライブ・アルバム。ジョンソン・マウンテン・ボーイズのリユニオン"Goodbye to the Blues"を皮切りに、マイケル・クリーブランド&フレームキーパー、ジョッシュ・ウィリアムズ・ハンド、ギブソン・ブラザーズ、ブランドン・リックマン、クレイ・ヘス、スティールドライバーズ、グラスカルズ、ジュニア・シスク、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジ、ロスト&ファウンド、J.D.クロウ&ニューサウスほか。二枚目はトニー・ライス"Manzanita"を皮切りに、シエラ・ハル&ハイウェイ111、ドイル・ローソン&クイックシルバー、サードタイム・アウト、ブルーハイウェイ、ダドリー・コンネル、ケニー&アマンダ・スミス、ジェイムズ・キング、ダニー・ペイズリー、マーティ・レイボンほか、現在のトップアーティストがずらり。その上、このフェス名物の特別企画による珍しい顔合わせなど、ライブ至上主義のブルーグラスらしい楽しみがいっぱい。
●KSBC-02 KARL SHIFLETT & BIG COUNTRY SHOW『A Tribute to Jake Jenkins』CD\2,573-(本体\2,450-)

 黄金時代のブルーグラスを髣髴させるサウンドで人気のカール・シフレット、メンバーで、惜しくも不慮の事故で亡くなったジェイク・ジェンキンスの作品を集めた追悼アルバム。
●OB-707 TED LUNDY 『TED LUNDY & THE SOUTHERN MOUNTAIN BOYS』CD\2,573-(本体\2,450-)

ゲイラックス出身、ブルーリッジ・スタイル・ブルーグラスの雄、テッド・ランディ&サザン・マウンテン・ボーイズがドイツのGHPに残したアルバムにカウンティやスターディの音源を加えたコンピレーション作品。
●RKRS-2012 ROBIN KESSINGER & ROBERT SHAFER『Old Friends』CD\2,573-(本体\2,450-)

フラット・ピッキング・コンテストの常連、ロビン・キッシンジャーとロバート・シャーファーのデュオ作品。
●THM-1206 LONESOME SISTERS『Deep Water』CD\2,573-(本体\2,450-)

アパラチアン・トラッドの香り高い質の高いオリジナル作品が魅力の女性デュオ。ギニー・ホウカーの姪、サラのボーカルが魅力。
●RUR-1092 CARRIE HASSLER『The Distance』CD\2079,-(本体\1,980-)

その硬質で伸びのあるカントリーボイスでハードコアなコンテンポラリーブルーグラス・サウンドに存在感を持つケアリー・ハスラーの3作目、グラム・パーソンズ/エミルー・ハリスの"Luxury Liner"を1曲目にしたミニアルバム。
●RUR-1097 MARTY RAYBON『Southern Roots & Branches』CD\2,573-(本体\2,450-)

元シェナンドーでメジャーでヒットを飛ばしたマーティ・レイボンの最新作。NGDBやジミー・マーチン、モンロー、フラット&スクラッグスのカバー、シェナンドー時代のセルフカバー、オリジナルのバランスも絶妙。ジャスティン・モーズ(m,f,bj,d)、ロブ・アイクス(d)、ブライアン・サットン(g)、シャド・コブ(f)、デビッド・タルボット(bj)他、トップ・ミュージシャンによるコンテンポラリー・ブルーグラス・サウンドをバックに存在感のあるボーカルでグイグイと引っ張っていく様子は圧巻。
●RUR-1099 BOBBY OSBORNE『New Bluegrass & Old Heartaches』CD\2,573-(本体\2,450-)

 今年で81歳、益々元気で枯れることを知らないボビー・オズボーンの最新作。全盛期に比べれば声の衰えは否めないが、キャッチーな選曲、グレン・ダンカンの全面参加、マイケル・トッピンズの6弦バンジョーを大フィーチャーして、従来のオズボーン・サウンドを進化させているという印象。スローなナンバーでは息切れしそうでハラハラするが、気持ちは若いときと同じなんだろうなと思う。ビル・モンローの最晩年同様、歌い続け引き続けるところに凄みを感じる。長年のファンの方々、覚悟を持って最後まで付き合ってもらいたい。
●REB-1843 JIMMY GAUDREAU & MOONDI KLEIN『Home from the Hills』CD\2,573-(本体\2,450-)

元カントリージェントルメン/ニューサウスのジミー・グドローと、セルダム・シーン経由でマイク・オールドリッジとT.マイケル・コールマンとのチェサピークでそのすばらしいボーカルとギターテクを聴かせたムーンディ・クラインによるマンドリン&ギターを中心にしたデュエット作品。フィドルチューンからオールドタイム、アイリッシュ、シンガーソングライター、ジャズスタンダードなど、抜群の選曲で聴かせる大秀作。
●SH-4082 MARTY STUART『Nashville,Volume1:Tear The Woodpile Down』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ロッキン・カントリーでスマッシュ・ヒットを飛ばしたマーティ・ステュアートがナッシュビル・カントリーに敬意を表し、その歴史を自ら再現する意欲作。バック・トレントとのギター・バトルが嬉しいタイトル曲を皮切りにハンク・サードとの"Picture From Life's Other Side"まで、吟味を重ねた選曲と的確なサポートによる素晴らしいサウンドに乗せてカントリー音楽の真髄を伝える。
●VAN-78208 MERLE HAGGARD『Working in Tennessee』\2,888(本体\2,750)

75歳を迎えたカントリー界のスーパー・スター、マール・ハガードのバンガード移籍2枚目の最新作。歳相応にゆったりとしたナンバーが増えたが衰えぬ美声と聞き手を自由に手繰る歌唱力は健在。息子のベンとウィリー・ネルソンを迎えた"Working Man Blues"、ジョニー・キャッシュの"Jackson"等々。
●BCD-15793 V.A『...And The Answer Is』\3,308(本体\3,150)

カントリーの世界ではポピュラーなアンサー・ソング(既に存在する歌に対する返答として作られた歌のこと。元となる歌とは別の歌手・アーティストによるものが多いが、自身で「続編」の意味でアンサーソングを作る例も見られる。)と、その元歌を集めたコンピレーション作品。ジョニー・キャッシュの「ティーン・エイジ・クィーンのバラード」に対する「帰ってきたティーン・エイジ・クィーン」(トミー・タッカー)等々、全30曲。
●PCR-1302 THE DILLARDS『Mountain Rock』CD\2,573-(本体\2,450-)

 5月16日に亡くなった故ダグ・ディラードとロドニーの兄弟を中心にミズリーからハリウッドに向かってブルーグラスで成功を収め、カントリーやロックの要素を取り入れて、後のウエスト・コースト・サウンド、カントリー・ロックの興隆に重要な役割を果たしたディラーズが、ダグ脱退後の'79年にダイレクト・カッティング方式で録音、ごく一部で流通した幻のアルバム。当時はCDが一般化する前にもかかわらず、最新技術を駆使してバックアップとしてデジタル録音されていた音源のCD化ということで、世界で最初にデジタル録音されたブルーグラス、カントリー・ロック作品。ロドニー・ディラード(g,d,vo)、ディーン・ウェッブ(m)、ハーブ・ペダーセン(g,e.g,bj,v)、ダグラス・バウンセル(e.b,e.g,v)、ジェフ・ギルキンソン(e.b,chello,v)、レイ・パーク(f,v)、ポール・ヨーク(drums,v)というメンバーによるギミック無しの一発録音、百戦錬磨、ライブで粉れた曲とは云え、息遣いの伝わるコーラスやアンサンブルがスリリング。
●COMP-4581 LARRY STEPHENSON『What Really Matters』CD\2,573-(本体\2,450-)

ラリー・スティーブンソン、コンパス移籍第一弾。ハード・ドライビングなケニー・イングラムのバンジョーが素晴らしい。
●MAF-02 ながいよう『ちむじゅらさん』 2CD \2,500-(本体\2,380-)

「70年代に一世を風靡、日本のフォーク・ソングのスタンダート「プカプカ」で知られるディラン・セカンドの元メンバー=ながいよう、三年振りにニュー・アルバムを発表した。ブルーグラス・プレイヤーたち(秋元慎/マンドリン)、村片和彦/バンジョー、久永雅史/ギター、ウッドベース)が脇を固めた4曲も聞き物である。
「ニュー・アルバム」 [予約受付中]
●RCSI-1074D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From The Festival of Bluegrass & The Studio of KET』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,750-)近日入荷予約受付中

J.D.クロウ&ニューサウス、1999年にレキシントンのフェスティバル・オブ・ブルーグラスでのライブと'75年、トニー・ライス、リッキー・スキャッグス、ジェリー・ダグラス、ボビー・スローンという面々でレキシントンのKET局のスタジオで撮られた映像のカップリング。
[再入荷]
●ROU-9124 DAILEY & VINCENT『The Gospel Side of Dailey & Vincent』\2,888-(本体\2,750-)

名実共にトップ・バンドに登りつめたデイリー&ビンセント、クラッカーバレル限定のゴスペル作品。
●RCSI-1030 THE GRASCALS『Country Classics with a Bluegrass Spin』CD \2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

 米国レストランチェーン、クラッカーバレルでしか入手できないザ・グラスカルズの最新作。 カントリー・ゴールドにオズボーン・ブラザーズのメンバーとして来日した二人のテリー・エルドレッジ(g)&スミス(bs)とボビー・オズボーンクローンの一人、ジェイミー・ジョンソン(g)、超絶テク二シャンでギブソン社のマンドリン部門の責任者」も務めたダニー・ロバーツのオリジナル・メンバーにジェレミー・アビシア(f)、紅一点クリスティン・スコット・ベンソン(bj)という布陣で当代随一の人気と実力を誇るグラスカルズの最新作はカントリーの人気スターを迎えて、超有名曲を彼等流ブルーグラスに仕上げる。
●SH-3711 RICKY SKAGGS & TONY RICE CD\2,573-(本体\2,450-)

トニー&リッキーによるブラザー・デュオ・スタイルの名盤。
●SH-3929 CARL JACKSON『Songs of the South』CD\2,573-(本体\2,450-)

カール・ジャクソンによるアール・スクラッグス・トリビュートにボーカル物を加えたベスト・セラー。
●RCSI-1066 JONI HARMS『HARMS WAY』CD\2,573-(本体\2,450-)

女性ホンキースタイルのカントリー歌手として安定した人気を誇るジョニ・ハームスの最新作。
●BP-1 バンジョー・パッケージ復刻第1巻 \5,565-(本体\5,300-)[再入荷]

1970年代、タブ譜を中心とした内容で日本のアコースティック楽器奏法に大きな貢献をした月刊「バンジョー・パッケージ誌」 (後に「パッケージ誌」)の創刊号(75年11月号)から通巻24号(77年10月号)まで、物凄い情報量を収め た電話帳並みの限定復刻版。日本ブルーグラス史としても、また日本語で書かれた各楽器のタブ譜教則とし ても、非常に値打ちのある永久保存版。懐かしさと同時に、資料価値も高い。少数限定版なので、売り切れない内にどうぞ!
[アメリカのブルーグラス・シーンでも圧倒的なシェアを誇るアルパイン・ボールダー・ギグバッグ取扱い開始!!]
CB-320 『Fマンドリン用ケース』 \6,825(本体\6,500)
CB-360 『ドレッドギター用ケース』 \7,350(本体\7,000)
CB-367 『オープンバックバンジョー用ケース 』 \7,350(本体\7,000)
CB-369 『バンジョー用ケース』 \7,350(本体\7,000)


今年もフェスシーズンをむかえ、アウトドア、インドアを問わず、愛器の持ち運びをサポートしてくれる最適のバッグの取扱を開始しました。
約10mm厚のパッドが取り付けられたアウトドア対応を考えたバッグです。背負った時のバランスを考えて設計されているのも特徴。
沢山のポケット付きですので小物の収納に便利です。カラーもそれぞれに3色(BL青、GNグリーン、TAN薄茶)揃えております。
MISC-0014 CHEAT-A-KEYS『D-Tuner』 \26,250-(本体\25,000-)

 キース・チューナーでは味わえない、あの"Flint Hill Special"の快感が味わえる「D-チューナー」。スクラッグスが1952年に考案したカム式チューナーなんですが、ヘッドに穴をあける必要がない新アイデアで登場です。カム式だからできる瞬時の「チュン」といった2弦の"B"から"A"への転換、あのスクラッグスのオリジナル録音同様の快感ですぞ!!(キースチューナーは「チューン」と時間がかかってしまいます!!)  「スタンダード」(ヘッド幅"1-7/8"インチ="48"ミリ)はRB-3やRB-4タイプのダブル・カット/フィドル・カット用のものと、「エキストラ・ワイド」(1-7/8インチ=65ミリ)という2種類がありますのでご指定ください。
★B.O.M 5月最新入荷&ベストセラー★   2012 年5 月1 日
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[ムーンシャイナー誌5 月号レビュー掲載作品]
●PATUX-231 大塚 章『First Tear』 CD\2,573-(本体\2,450-)

4 0 年前に米国移住した最初のブルーグラッサー大塚章のソロデビュー作。
●ROU-9124 DAILEY & VINCENT『The Gospel Side of Dailey & Vincent』CD\2,880-(本体\2,750-)

現在サイコーのブルーグラス・ボーカル・グループ、デイリー&ビンセントのクラッカー・バレル店頭のみでしか入手できない貴重な最新作。
●MH-1390 THE GRASCALS『Life Finds A Way』CD\2,573-(本体\2,450-)

オズボーン・ブラザーズ、ザ・サイドメンの流れを汲むメインストリーム・ブルーグラス。
●REB-7518 CHRIS JONES & THE NIGHT DRIVERS『Lost Souls & Free Sprits:The Rebel Collection Old & New』\2,027-(本体\1,980-)

 渋いボーカルとナッシュビルのトップ・ミュージシャンによる大人のブルーグラス。
●NSE5001987 V.A『A Special Tribute To A Living Legend Dr.Ralph Stanley』CD\2573(本体\2,450)

 ラルフ・スタンレーの孫、ネイサン・スタンレーのプロデュースによるトリビュート作品。
●RCSI-1065 JAMES BRYAN & CARL JONES『Cricket's Lullaby』CD\2573(本体\2,450)

ノーマン・ブレイクのライジング・ファーン・ストリング・アンサンブルで活躍した二人のデュオ第二作。
[ ムーンシャイナー誌5 月号掲載記事関連商品]
★アール・スクラッグス享年8 8 歳追悼
●WOU-347 FLATT &SCRUGGS 『Breaking Out/A Boy Named Sue』 』CD\2,573-(本体\2,450-)
●WOU-8630 FLATT &SCRUGGS『Folk Songs Of Our Land/The Fabulous Sound of..』CD\2,573-(本体\2,450-)
●WOU-4464 THE EARL SCRUGGS REVUE『Live from Austin City Limits』CD\2,573-(本体\2,450-)
●WOU-943 THE EARL SCRUGGS REVUE『Rockin' Cross the Country』CD\2,573-(本体\2,450-)
●WOU-4878 THE EARL SCRUGGS REVUE『Strike Any where』CD \2,573- (本体\2,450-)
●WOU-4346 THE EARL SCRUGGS REVUE『Family Portrait』CD \2,573- (本体\2,450-)
●WOU-3531 THE EARL SCRUGGS REVUE『Bold & New』CD\2,573-(本体\2,450-)
●WOU-1007 EARL SCRUGGS『Nashville's Rock』』CD\2,573(本体\2,450)

★尾崎ブラザース『Till We Meet Again』
●RCSI-1057 THE OZAKI BROTHERS『Till We Meet Again』CD\2,573-(本体\2,450-)

You Left Me to Cry/What a Friend We Have in Jesus/It May Be Silly/When I Stop Dreamin'/Tennessee Border/My Old Ky Home/Remember Me 他全13曲

日本ブルーグラスのパイオニア、尾崎恭(80)のギターと尾崎恒(78)のマンドリンによる見事な、そして初デビューのブラザーデュオ作品だ。失礼ながら、とてもお年とは思えない、かくしゃくとしたボーカルとハーモニー(この丁寧な歌い方は学ぶべし!)、そしてあまりにもすばらしいマンドリンとおふたりのリズム感。バックアップ陣にはクリス・シャープ(g)とジョージ・バックナー(bj)にケビン・カーバーグ(bs)という2008年来日組に、マット・コム(f)と小島慎司(d)が、いまどきのドライブとは違うヒルビリーなビートを刻む中、趣味のいい演奏を聴かせ、笹部益夫と坂本愛江がハーモニーサポートする。
★WOB 2011「須田ギター、グルーンへ」
●NONE796277 PUNCH BROTHERS『Who's Feeling Young Now ?』\2,573- (本体\2,450-)

現在、最も先鋭的で創造的なブルーグラス・バンド、パンチ・ブラザーズ、ノラ・ショーンズ、トム・ウェイツを手掛けたグラミー・ウィナーの敏腕プロデューサー= ジャクワイア・キングを迎えてナッシュビルのブラックバード・スタジオで録音された最先端のポップな次世代ブルーグラス。須田ギターのエンドーサー、クリス・エルドリッジのギター・プレイも聞き物。
★森繁 昇物語『陽が昇るまでに』B
●DMD-1015 森繁昇『陽が昇るまでに』(the day-1015)\2,573(本体\2,450)

森繁昇、クリスチャン・シンガー・ソングライターとして活動を始めて15 枚目の作品。
[最新入荷]
●RCSI-1067D DOLLY PARTON 『An Evening With Dolly』CD+DVD\3,675-(本体\3,500-)

クラッカーバレル限定、ドリー・パートン、2008年、ロンドンに於けるヒット曲満載のコンサートDVD と2 曲のボーナストラック入りCD セット。デイブ・タルボット(g,bj)、ジミー・マッティングレー(f)他。
●MH-1398 BOXCARS『All In』CD\2,573-(本体\2,450-)

アダム・ステフィ(m) 、ロン・スチュアート(m)、ジョン・ボウマン(f,g)、キース・ギャレット(g) 、ハロルド・ニクソン(bs)
●MH-1393 DOYLE LAWSON & QUICKSILVER 『Sing Me a Song About Jesus』CD\2,573-(本体\2,450-)

最も安定した人気と実力を誇るドイル・ローソン& クイックシルバー、最新ブルーグラス・ゴスペル作品。
●COMP-4573 SPECIAL COMSENSUS『Scratch Gravel Road』CD\2,573-(本体\2,450-)

クレイグ・ケイヒル率いるスペシャル・コンセンサス、コンパス第二弾。
●RCSI-1064 DAVID NAIDITCH『BLUEGRASS HARMONICA』 CD\2,573-(本体\2,450-)

西海岸のトップ・ブルーグラッサーのサポートによるブルーグラス・ハーモニカ作品。
●SGR-2011RALPH STANLEY II『Born To Be A Drifter』CD\2,573-(本体\2,450-)

最近、ソロ活動を活発に展開するラルフI I の最新作。
●SR-1963 JAMES ALAN SHELTON『COPPER CREEK SESSIONS』CD\2573-(本体\2,450-)

クリンチ・マウンテン・ボーイズのギター・サウンドの要、ジェームス・アラン・シェルトン、コパークリーク音源を集めた作品。
●OMAC-027 MARK O'CONNOR『AMERICAN CLASSICS』\2,027(- 本体\1,980-)

クラシックの世界でアメリカン・フィドル音楽の地位を飛躍的に向上させたマーク・オコーナーが有名曲を平易に取上げた作品。
●RUR-1101 LONESOME RIVER BAND『Chronology-Volume One』CD\1,837-(本体\1,750-)

サミー・シーラー率いるロンサム・リバー・バンド、過去のヒット曲を現在のメンバーにて新録音、廉価セルフカバー集。
[カントリー新入荷]
●RCSI-1066 JONI HARMS『HARMS WAY』CD\2,573-(本体\2,450-)

女性ホンキースタイルのカントリー歌手として安定した人気を誇るジョニ・ハームスの最新作。
●HOTR-4168 DARRELL MCALL『PICTURES CAN'T TALK BACK』CD\2,573-(本体\2,450-)

テキサス・カントリーの大ベテラン、ダレル・マッコール、'97 年の作品のCD 化。
[ベスト・セラー]
●MCM-0016 THE DEL McCOURY BAND『Old Memories:The Songs of Bill Monroe』\2,573-(本体\2,450-)

 名実共に現在、ブルーグラス界最高峰、デル・マッカリー・バンドによるビル・モンロー生誕百年に因んだトリビュート作品。 モンローの精神性をぶれる事無く継承、現在のシーンの興隆を牽引、スティーブ・アールとの共演、ジャム・バンド・シーンやプリザベーション・ホール・ジャズ・バンドとの共演等々、コマーシャルな路線に走る事無く新たなマーケットを開拓、ブルーグラスを新たな次元まで押上げた貢献は賞賛に値する。そのデルによる厳選されたモンロー・クラシックの数々、長年、活動を共にする鉄壁のメンバーによる完成度の高いアンサンブル。デビッド・ファーガソンのバンドの最良の部分を捉えた録音も素晴らしい。
●RCSI-1056 DELLA MAE『I Built This Heart』 \2,573-(本体\2,450-)

多くのジャズ・ミュージシャンを輩出したことで知られるバークリー音楽大学がバンジョーやマンドリンを第一選択楽器として承認するようになって、ブルーグラス系の若いピッカーが集まって、俄然、活況を呈してきたボストン・ブルーグラス・シーンから登場した、期待の女性ブルーグラス・バンド= デラ・メイ、セルフ・プロダクションによるデビュー作。アリソン・ブラウン(bj)、ローリー・ルイス(v)他ゲストを迎えて、オリジナルとヘイゼル・ディケンズ等のナンバー。知的でスタイリッシュなブルーグラスを聞かせる。
●PATUX-228 EDDIE & MARTHA ADCOCK with TOM GRAY『Many a Mile』CD\2,573-(本体\2,450-)

2 0 0 7 年の来日三人組、元カントリー・ジェントルメンのエディ・アドコックとトム・グレイにマーサ・アドコックの最新作。
●PATUX-196 JESSIE BAKER『Yessir!』CD\2,573-(本体\2,450-)

ドイル・ローソン& クイックシルバーからデイリー& ビンセントに移籍したジェシー・ベイカーのソロ・アルバム。
[ レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ]
●RC-104 RED ALLEN CD \2,079-(本体\1,980-) ★新入荷

伝説のブルーグラス・ボーカリスト、レッド・アレンのレッド・クレイから1 9 7 6 年リリースされた名盤。 フランク・ウェイクフィールド(M) 、ドン・ストーバー(BJ) 、ケニー・コセック(F)
●RC-103 TONY RICE 『Got Me A Martin Guitar』CD \2,079-(本体\1,980-)★新入荷

1 9 7 4 年レッド・クレイ・レコーズ企画制作、トニー・ライスのデビュー作である。ブルーグラスギターの新しい世界を作った記念すべきアルバム。サポートはJ . D . クロー、ラリー・ライス、ボビー・スローン。
●RC-101 IT'S A CRYING TYME CD \2,079-(本体\1,980-)

レッド・クレイの記念すべき第一弾。1972 年作品。
●RC-102 SHU & NOBU ISIDA 『Sweetest Gift』CD \2,079-(本体\1,980-)

カーターファミリーやブルースカイボーイズなど古いカントリーソングをマンドリン・ギターと共にボーカルデュエットが良い。40 年後の現在も活躍している。石田夫妻による珠玉のハーモニー。これも1 9 7 2 年作品
[アコースティック・ディスク最近作]
●ACD-77 DAVID GRISMAN『Dawg Plays Big Mon:Happy Birthday Bill Monroe』CD\2,573-(本体\2,450-)

New Muleskinner Blues/Happy Birthday Bill Monroe/Uncle Pen/I'm Rollin' On*/Kentucky Waltz*/On & On*/Watson Blues/My Little Georgia Rose*/Wayfaring Stranger/In the Pines*/Roanoke/Wicked Path of Sin/Bluegrass Stomp*/Letter from My Darlin'/B Natural/Bury Me Beneath the Willow/Lonesome Moonlight Waltz/John Henry*/Rawhide*/My Last Days on Earth*/Ralph Rinzler Interviews Bill Monroe*(* 未発表音源)

ビル・モンロー生誕100 年を祝してデビッド・グリスマン自身がが取上げたビル・モンロー曲の既発の録音を中心に貴重なライブ音源他、未発表曲も鏤めてまとめたモンロー・トリビュート作品。
●ACD-76 DAVID GRISMAN'S FOLK JAZZ TRIO with JOIMHURST & SAMSON GRISMAN CD\2,573-(本体\2,450-)

East Tennessee Blues/Cold Hard Business/Vaya Con Dios/I Wish We Had Our Times/Swang Thang/Lorena/Noche Romantica 全15 曲

オレゴン州で開催されたブルーグラス・アット・ザ・ビーチというミュージック・キャンプで出会ったデビッド・グリスマン(m.mandola,Tenor guitar,v,etc.)と、クレア・リンチ・バンド他で驚異的なテクニックを披露するジム・ハースト( g , v ) が出会い、デビッドの息子であるベーシストのサムソン・グリスマン( b s , v ) を加えて、互いの共通のルーツであるフォーク、ジャズ、カントリー、ブルーグラスの御馴染みの名曲を演ずる。
●ACD-75 DAVID GRISMAN QUINTET『25th Year Reunion Concert』CDR\2,573-(本体\2,450-)

EMD/Swing 51/Opus 57/Blue Midnight/Pneumonia/Fish Scale/Ricochet/Dawg's Rag 他全11 曲

 1976年にデビッド・グリスマン・クインテット(同年来日!)が結成されてから2 5 年。ブルーグラスのドライブとジャズのノウハウが見事に融合、多くのアコースティック・ピッカーに衝撃を与え、ブルーグラスの音楽性を根本から構築し直さざるを得なくなった大名盤『David Grisman Quintet』('77、現在廃盤)の1曲目からオリジナル盤の全1 0 曲を順に演じきり、なおかつ" Minor Swing" をはじめ3曲を追加した全1 1 曲の目くるめくライブ7 8 分。もちろんデビッド・グリスマン( m ) 、トニー・ライス( g ) 、ダロル・アンガー( f ) 、マイク・マーシャル( m ) 、トッド・フィリップス( b s ) 、オリジナルベーシストのジョー・キャロルこそいないが、当時使っていたマンドリンまで持ち出しての入れ込みよう。2001 年2月、ムーンシャイナー誌でも直後に報じたウィンターグラスでのライブは、完全にドーグ・グルーヴに乗ったすばらしい音の粒立ち。演じる彼ら同様、血湧き肉踊るアドレナリン噴出の、さすがブルーグラス経由究極のアコースティック・アンサンブルである。最後1曲、息子サム・グリスマンが参加。ドーグって、すごい! ! ファン必携/必聴! !
■サザン・ブレンド、リッキー・ワッソン
現J . D . クロウ& ニュー・サウスのギター& ボーカル、リッキー・ワッソンが参加のサザン・ブレンドの3タイトル取扱い開始。ある意味ニュー・サウスよりニューサウスらしい日本人好みのハッピーミディアム・ブルーグラスが魅力です。
●RCSI-1058 SOUTHERN BLEND『SPEND SOMETIME WITH…VOL.1』 CD \2,573-(本体\2,450-)

●RCSI-1059 SOUTHERN BLEND『ONCE AGAIN WITH…..VOL.2』 CD\2,573-(本体\2,450-)

●RCSI-1060 SOUTHERN BLEND『MISSISSIPPI RIVER RAFT VOL.3』 CD\2,573-(本体\2,450-)

●WASSON-89 RICKEY WASSON『Songs from the Old Country Church』CD\2,573-(本体\2,450-)

'89 年に発表されたリッキー・ワッソンのゴスペル。アリソン・クラウス、J.D. クロウらがゲスト。

●RHY-1038 RICKY WASSON『From The Heart And Soul』CD \2,573-(本体\2,450-)
Whole Lot More Living/Dark Hollow/Losin' in Las Vegas/Touched by the Master's Hand/Don't Wait up/Billy G. Salvation/Farther Along/Roll on Buddy/I Can Tell You the Time/Another Soldier Down/I'll Go Steppin' Too/Get in Line Brother/A Place That Has No Yesterday/Shoe Goes on the Other Foot Tonight 全14 曲

J.D.クロウ& ニュー・サウスのギター& ボーカル、リック・ワッソンのソロ、J.D.クロウ、R.ステュアートによるF&Sカバーが秀逸。
■カール・ストーリー・コロンビア音源
●BCD-16689CARL STORY『LONESOME HEARTED BLUES』CD \3,250-(本体\3,100-)

カール・ストーリーのコロンビア録音。レイ・アトキンス(d)、レッド・レクター(m)、ジェリー・リバース(f)等をバックにフラット& スクラッグスにも通じるコーラスが魅力。若き日のチェット・アトキンス参加のセッションも興味深い。
■まだまだ話題作
●ROU-9128 TONY RICE『the Bill Monroe Collection』CD\2,573-(本体\2,450-)

トニー・ライスのラウンダー音源のビル・モンロー曲を集めたコンピレーション。
●COMP-4565 NOAM PIKELNY『Beat the Devil and Carry a Rail』CD\2,573-(本体\2,450-)

Jim Thompson's Horse/Fish and Bird/Cluck Old Hen/Day Down/Bob McKinney/Pineywoods 他全12 曲
 ブルーグラスをまったく異次元に運びつつあるパンチ・ブラザーズのバンジョー奏者ノーム・ピケルニーの凄い!!バンジョー集。
●COMP-4569 MATT FLINNER TRIO『Winter Harvest』CD\2,573-(本体\2,450-)

ブルーグラス& アコースティック・ルーツ音楽シーンで最も繊細で才能あるマンドリン・プレイヤーの一人、マット・フリナー(m)がリーダーを務める彼のトリオとしては'09 年の“Music du Jour”に続く2 作目のアルバム。
●RUR-1088 CAROLINAROAD『Back To My Roots』CD\2,573-(本体\2,450-)

ドーターズ・オブ・ブルーグラスの中心的人物のロレーン・ジョーダン(m)率いるキャロライナ・ロード、ルーラル・リズムからの第2 弾、驚くほど上質でしっとりとしたトラディショナル・ブルーグラスを聞かせる。
■ビル・エマーソン最新作品新入荷
●RUR-1091 BILL EMERSON & SWEET DIXIE 『The Touch of Time』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ジミー・マーチンのサイドメンで活躍又、カントリー・ジェントルメンのメンバーとして来日も果たし、今でも絶大な人気を誇るビル・エマーソンと活動を共にするスィート・ディキシーによる作品。
■J.D.クロウ& ニューサウスDVDとライブ・イン・ジャパン2CDセット
●RCSI-1054D J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From Crowe Fest & The Kentucky Lake Bluegrass Festival』(2 時間)DVD\2,888-(本体\2,450-)

J.D. クロウ、リッキー・ワッソン(g)、ドワイト・マッコール(m)、ロン・ステュアート(f)、ハロルド・ニクソン(bs)という面々による'04 年のクロウ・フェスティバルと'03 年のフィドルがリッキー・シンプキンスによるケンタッキー・レイク・ブルーグラス・フェスティバルのライブ映像。
●RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Holiday In Japan』 2CD SET \4,725-(\4,500-)

J.D. クロウ(bj)が'75 年にトニー・ライス(g)、リッキー・スキャッグス(m,f)、ジェリー・ダグラス( d ) 、ボビー・スローン(bs,f)というメンバーでの初来日の模様を収めた2 枚組ライブ・アルバム、限定入荷! !
[ ビンテージ・カントリー]
●BACM-157 V.A『Country Music on the capitol Label』CD\2,573-(本体\2,450-)

Heartbreaker/If I Cry/Butterfly Love/I'll Be So Good To You/I'll Fly Away Some Golden Day/Nothin' But Lovin' 他全28 曲

 レオン・ペイン、トミー・ダンカン、マール・トラビス、ジーン・シェパード他、西海岸を本拠地とするキャピトルに残された黄金時代のカントリー集。ブルーグラス・ファンにはカール・ソースマン" Down The Road To Love" が嬉しい。
●BACM-215 FIDDLIN' ARTHUR SMITH『GIVE ME OLD TIME MUSIC』 CD\2,573-(本体\2,450-)

There's More Pretty Girls Than One/ Love Letters/Sweet Heaven/Give Me Old Time Music/ I'm Lonesome I Guess Across The Blue Ridge Mountains/Orange Blossom Special 他全24 曲

 初期のカントリー・フィドルの大スター、フィドリン・アーサー・スミスのS P 音源の復刻。
■カントリー・ベストセラー
●HOTR-4165 GEORGETTE JONES『Strong Enough to Cry』CD\2,573-(本体\2,450-)

ジョージ・ジョーンズとタミー・ワイネットの娘による最新第二作。
●NMD-1001 JANIE FRICKE『Country Side of Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

1 9 8 0 年代のポップカントリーを席巻したジェニー・フリッキが2 0 0 4 年に発表したブルーグラス・アルバムの再発売。
●RCSI-1061 MARK CHESNUTT/LIVE FROM THE BIG D CD\2,573-(本体\2,450-)

' 0 7 年の熊本カントリー・ゴールドのメインアクトを勤めたマーク・チェスナット最新ライブ・アルバム。
■映像ベストセラー
●CCD-HL1 FRIZZELL & WILLIAMS『On Tour Again』DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

レフティ・フリッツェルの息子デビッドと、ハンク・ウィリアムズの娘ジェットが親父たちを真似た共同ライブ。
●CCD-LL1『LORETTA LYNN/JUST LORETTA』 DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

カントリーの女王= ロレッタ・リンがウィルバーン・ブラザーズ・ショーのレギュラーを勤めていた時代の映像集。
●CCD-RM1 『RONNIE MILSAP IN CELEBRATION』 DVD-R \2,573-(本体\2,450-)

ロニー・ミルサップのT V スペシャル。G . キャンベル、R .チャールス、J . フリッキ、G . ナイト、L . ラッセル他
●CCD-WBS3『WILBURN BROS. SHOW #3』DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

ウィルバーン・ブラザーズ・ショーの第三集。
[ お勧め映像作品]
●MH-1063 DOYLE LAWSON『Through the Years』DVD\3,990-(本体\3,800-)

 2004年春、ドイル・ローソン&クイックシルバーが結成2 5 周年を祝った(ムーンシャイナー誌2004年9月号に詳細)。「School of Bluegrass」と呼ばれるクイックシルバー、本作は歴代のメンバーが 一堂に会した豪華な記念コンサートから、全3 2 曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像。1980 年代以 降をリードしたスマートなソリッドグラスが、つぎつぎと迎えるゲストとともに堪能できる。恐る べしドイル! !
●RCSI-1048 DJEFF AUTRY, DON STIERNBERG,BEN TUCKER & TONY WILLIAMSON『Low Country Jazz』\3,307-(本体\3,150-)

ブルーグラスからジャズ、クラシックまでバーサタイルなスタイルのマンドリン・プレイのみならずオールド・ギブソンの研究家としても名高いトニー・ウィリアムソン、ジェスロ・バーンズの愛弟子でジャズ・マンドリンの第一人者、ドン・スターンバーグ、サム・ブッシュ・バンドのメンバーとしても活躍したフラットピッキングの名手、ジェフ・オートリー、ジャズ畑で高名なベーシスト、ベン。タッカーという面々がマンドリン・ビルダーとして名高いランディ・ウッドのショップにある100 シートのピッキン・パーラーで行った白熱のライブ映像作品。ボーナス・トラックでランディ・ウッド自身の歌が聞けるのも御愛嬌。
●HOTR-4159D AMBER DIGBY & MIDNIGHT FLYER『Liveat Swiss Alp Hall』DVD\2,993-(本体\2,850-) 再入荷

 典型的な女性ホンキートンクを聴かせるアンバー・ディグビーのライブDVD。
アール・スクラッグス追悼 (January 6, 1924 - March 28, 2012)


 ブルーグラス・バンジョーの創始者、われ等が敬愛する友、アール・スクラッグスが88歳で老衰の為、亡くなりました。
 アールが画期的なバンジョー奏法を伴って、レスター・フラット、チャビー・ワイズ、セドリック・レインウォーターと共にビル・モンローのブルーグラス・ボーイズに参加することが無かったら、現在のブルーグラスは存在しませんでした。
 アールは、しばらく前から健康の衰えが目立っていたと息子、ゲイリーが話していたいう。
彼の多大な功績に感謝すると共に、謹んで御冥福を祈ります。

TFC-1461 V.A.『日本のカントリー&ウエスターン〜オールスター競演』CD6枚組\15,750(本体\15,000-)

 これは強烈です。日本のカントリー、いや、戦後の音楽シーンをリードした「ウエスタン」の栄光全150曲を収めた化粧箱入り解説書+歌詞付きの6枚組CDです。故ジミー時田、故小坂一也をはじめ、寺本圭一、黒田美治、大野義夫、ロバート&ジェリー対中、井上高…、石橋イサオ、カマヤツ・ヒロシ、守屋浩…、女性ではトミ藤山から宮前ユキまで…、その他、バックのミュージシャンにはホリ・プロや田辺エージェンシーなど、日本の音楽・芸能界を支える事になる面々が顔を揃える。懐かしの「あの唄、この唄」が勢ぞろいして、…なんか、懐メロみたいだけど、それにだけにとどまらない戦後のエネルギーが横溢して、今ドキの器用なミュージシャンにはないホットなインパクトのバックと、圧倒的な唄に対する情熱で、耳と心をリフレッシュしてくれる。当時、ジャズ以外には黒人音楽が入ってこなかった日本にとって、この後、ロカビリーからグループ・サウンズを経て、現在のJ-ポップに至る、日本の所謂「ポップス」(ウエスタンと同様、米国にはない音楽ジャンル名)形成に最も大きな役割を果たした、貴重な音楽、それがここに収められた日本の「ウエスタン」である。日本音楽界にもっと評価されるべき、日本ポップ音楽の夜明けを告げる貴重なコレクション。
■オールド・ホームステッド特集     2012/03/29
'71年からブルーグラス。オールドタイム、アーリー・カントリーをリリースするインディーレーベルの作品から
●OH-4159 JIMMY MARTIN with PAUL WILLIAMS & J.D.CROWE『Big Jam Session』CD-R\2,888-(本体\2,750-)

Roll In My Sweet Baby's Arms/Molly & Tenbrooks/Angel Band/Put My Little Shoes Away/Gotta Travel On/Dog Bite Your Hide/Home Sweet Home 他全34曲

 いわゆる「ハード・ドライビング」な「ソリッドグラス」の典型を創ったジミー・マーティン(1927-2005)、50年代中頃にビル・モンローの元を離れ、オズボーン兄弟とサニー・マウンテン・ボーイズを結成、そして1956年以来自身のバンドとして独特のサウンドを創ってきた偉大なミュージシャンである。その彼が初期最高のメンバー、J.D.クロウ(bj)とポール・ウィリアムズ(m)を伴って友人のリビングルームで1950年代終わり頃にジャムをしているところを収めた貴重なテープから、1984年にLP発表した10曲に、詳細不詳のライブなど、22曲の未発表をプラスした超貴重録音。もちろん、テープの状態(音質など)は良くないが、初期ブルーグラスのグルーヴやトラッドグラス・アンサンブルのイロハも学べる強烈なジャム&ライブだ。J.D.クロウが持つあのチョッとイモっぽいリズム(それが高い評価の源でもあるのだが)の出所が、当時20歳前後のJ.D.から溢れているのが面白い。ブルーグラス第一世代のマスターたちからさまざまなことが学べ、何よりも50年代という時代と彼らの若さがぶつかったエネルギーには何者もかなわないだろう。
●OH-90191 ART STAMPER『It's a Dilly』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

 '05年1月23日に71才で他界した偉大なケンタッキー・フィドラー、アート・スタンパー。彼がコート ニー・ジョンソン(bj)、カーティス・バーチ(g)、ヘイゼル・ジョンソン(m)、リッキー・バーチ(bs)をバック に、恐らく1980年代後半に録音された音源。彼が偉大なのは、父から受け継いだ貴重なケンタッキー・フィド ルの伝統を、本作でも聴かれるようにその弓さばきでメロディーのメリハリとリズム・グルーヴを創り、一緒 に弾く者を惹きつけ、次代のミュージシャンに伝えたことにある。モンロー・チューンやオールドタイム・ チューンをブルーグラス・ジャムという状況で遺した秀作。
●OH-90178/5 MAC MARTIN & DIXIE TRAVELLERS『Basic Bluegrass Plus』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

I'll Forgive You/Roust a Bout/Foggy Mountain Chimes/Old Man's Story/Another Night/You Broke Your Promise/You'd Better Get Right 他全25曲

 トラッドグラスの権化、マック・マーティンの1987年LP作品『Basic Bluegrass』と1989年LP作品『Traveler's Portrait』の2枚をCD化した全25曲。ペンシルベニアという東北部でデル・マッカーリーやボブ・ペイズリーらとナッシュビルやアパラチアの主流からは失われていったブルーグラスの本質的なサウンドを頑固に守ったマック。初期フラット&スクラッグスのサウンドを追い続け、アーリー・ブルーグラスの伝統とともにレスター・フラット的モダンさをビリー・ブライアント(bj)、マイク・カーソン(f)といった長年のメンバーと、エドガー・スミス(m)やロン・メッシング(d)らとともに、1曲ごとに歌心を込めた荒削りなトラッドグラスの醍醐味を聴かせてくれる。オールドホームステッドというレーベルの常で、ジャケットのカラーコピーなどはチープだが、当時60代半ばのマックが率いるバンドの音楽はとても熱い。
●OH-90204 HARRY & JEANIE WEST『Roots of Bluegrass』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

When the Angels Carry Me Home/Why Not Confess/Road Side Rag/Little Annie/Kneel at the Cross 他全15曲

 ハリー&ジーニー・ウェスト、米国東部の若者にブ ルーグラスやオールドタイム・デュオの伝統を伝え、現在もノース・カロライナで楽器商として知られる2人。 本作はウェスト夫妻がアーティ・ローズのドブロ、ロブとジョンのエドワーズ兄弟のバンジョーとベースを伴っ たブルーグラス作品で、1964年録音ながら数年後にドイツのフォーク・バラエティ社から初めて陽の目を見た作 品のCD化である。ヒルビリー色の強い1950年代アーリー・ブルーグラスの雰囲気を一杯に、当時はじまった ばかりのメロディック・バンジョーやグリスマンにも通じるハリーのアグレッシブなトレモロなども楽しみなが ら、タイトル通り「ブルーグラスのルーツ」を感じさせるオールドタイミーなサウンドが素晴らしい。実は初期 のデビッド・グリスマンに大きな影響を与えた彼ら(アーティは現在もアコースティック・ディスク社でグリ スマンを支えている)、グルーン以前からの米国ビンテー ジ楽器パイオニア/ディーラーであることは意外に知られていない…。目の覚めるような華麗な演奏やボーカルはないが、いわゆるヒルビリーの真 髄を聴かせる秀作。
●OH-90220 DELIA BELL & BILL GRANT『We're Not the Jet Set』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

Are You Teasin' Me/Color of the Blues/Oklahoma Hills/Mansion on the Hill/Old River/Won't You Come and Sing for Me 他全14曲

 これはすばらしい!! オクラホマのブルーグラス・シーンを背負ってきた大ベテラン男女デュオ、デリア・ベル&ビル・グラントの2003年作品。エミルー・ハリスが「キティ・ウェルズとハンク・ウィリアムスの間に娘がいれば、それはデリア…」とまで評し、デリアの"Roses in the Snow"をカバーしたことでも分かる、本物の田舎を唄える女性シンガー、デリア。彼女が大西一由や広田みのりの愛唱歌で知られるチャーリー・モンローの"Weep and Cry"他、を唄ってくれる。モー、天国だ。山ほどの駄作を発表してきた彼ら、本作ではカール・シフレット(g)と息子クリス・シフレット(bs)、あのスクラッギスト、ジェイク・ジェンキンス、ビル・モンロー・スタイルのランディ・リンドレイ、ドブロのランディ・クラウンチ、そしてモンロー最晩年期のフィドラーだったビリー・ジョー・フォスターらを従えて、ビルとデリアが交互にリード・ボーカルを取り、このすばらしい選曲と共に、すばらしい作品に仕上げた。
●OH-122 THE ANGLIN BROTHERS『The South's Favorite Trio』CD-R\2,888-(本体\2,750-)

 のちにジョニー&ジャックとして有名になるジャック・アングリンが兄のレッドとジムとともに組んだトリオの貴重な1938年録音の14曲。同郷の幼友達だったデルモア・ブラザーズや、一足先に録音していたブルー・スカイ・ボーイズなどの影響の濃いブラザー・デュオ作品。ジャックとレッドが最初ブラザー・デュオとして演奏をはじめ、そこにジムがバリトンとベース奏者として加わりユニークにブラザー・トリオが出来たのだという。本作はモダンになりかけのギターをバックにデュオやトリオで、クローズ・ハーモニーの原初的なかたちを聴かせてくれる。のちに"Poison Love"のヒット(1951年)や"Ashes of Love"などのルンバで一世を風靡するジョニー&ジャックのアーリー・ロカビリーからは想像しがたいオールドタイムミーな雰囲気がたまらなくいい。ちなみにブラザー・デュオに関してはムーンシャイナー誌2010年12月号(\525-)で特集している。
★B.O.M 4月最新入荷&ベストセラー★   2012年3月29日
●MH-1390 THE GRASCALS『LIFE FINDS A WAY』CD\2,573-(本体\2,450-)

大人気、グラスカルズ、マウンテン・ホームからのゴスペル作品。超弩級のブルーグラス・ゴスペルが堪能できます。
●MH-1398 THE BOXCARS『ALL IN』CD\2,573-(本体\2,450-)

昨年のアワードを総なめにした期待のニュー・バンド、早くも第二作目。アダム・ステフィ、ロン・ステュアート他。
●CUR-79299 HANK III『LONG GONE DADDY』CD\2,573-(本体\2,450-)

ハンク・ウィリアムスの孫、ハンクIIIの最新作。伝統にアドマイアしつつもラディカルなパフォーマンスが魅力。
●COMP-4573 SPECIAL CONSENSUS『SCRATCH GRAVEL ROAD』CD\2,573-(本体\2,450-)

イリノイ・ベースにユニークなブルーグラスを聞かせるスペシャル・コンセンサスの最新盤。
●OMAC-027 MARK O'CONNOR『AMERICAN CLASSICS』\2,027-(本体\1,980-)

クラシックの世界でアメリカン・フィドル音楽の地位を飛躍的に向上させたマーク・オコーナーが有名曲を平易に取上げた作品。
●RUR-1101 LONESOME RIVER BAND 『Chronology-Volume One』CD\2,079-(本体\1,980-)

絶好調、サミー・シーラー率いるロンサム・リバーバンドの廉価セルフカバー集。
[ムーンシャイナー4月号特集関連作品]
■パシフィック・リム・アコースティック・オールスターズ関連
●RSR-20901 CASEY DRIESSEN『Oog』CD\2,573-(本体\2,450-)

ケイシー・ドリーセンの2008年作品。ダレル・スコットのエレキとペダル・スティール、アリソンの弟ビクター・クラウスのベース、マット・チェンバーレインのドラムスとともに、フィドル・イメージを前衛ロックフュージョンの中、自然体で主張する変幻自在の音楽。スタンレーの"O Death"ほか、モンロー・インストや古いカントリーソングのカバーなどの超ぶっ飛びアレンジ収録。
●SH-4016 CASEY DRIESSEN『3D』CD\2,573-(本体\2,450-)

天才フィドラー、ケイシー・ドリーセン。本作は2006年デビュー作で、なんと!モンロー名曲"Jerusalem Ridge"がグラミー賞カントリーインスト部門ノミネートという大快挙!! デビュー作にしてこの快挙、いかに彼がナッシュビル業界と音楽家に注目されているかの証だ。トラッド曲を斬新なアイデアで料理、アコースティック、エレクトリック、デジタル、アナログが有機的に絡み合った土の香りのする刺激的でイマジネーション溢れるこれまでに無いルーツ系音楽。弓で弦を叩く「チョップ」によるリズムに呼応するビクター・クラウス(bs)をボトムに据えて、ジェリー・ダグラス(d)、ベラ・フレック(bj)、ティム・オブライエン(bouzouki)等々、錚々たるメンバーを自分の世界に引き寄せている。ムーンシャイナー2006年6月号(MS-2308 \525)にもカバーストーリーがある。
■サンセット・ドライブ・ジャパン・ツアー
●SD-2010 MARO KAWABATA『Sunset Drive』 CD\2,573-(本体\2,450-)

サミー・シーラー(bj)、アダム・ステフィ(m)、リッキー・シンプキンス(f,viola)、ロン・ライス(bs)というトップ・ミュージシャンのサポート、トニー・ライス・ユニットにも相通ずる、美しく、耳に優しいブルーグラス。
■テリー・バウカム来日
●RCSI-1032 Terry Baucom 『In A Groove』 CD \2,363-(本体\2,250-)

Do You Wrong Kind of Girl/Good Time Mountain Man/Nothin' Like the Scorn of a Lover/In a Groove/Stepping Stones/My Eyes Shall Be On Canaan's Land/Open Up Your Heart/Young Lillie's Dreams/There Ain't No Future in the Past/I Wish You Knew/The Sentence/The Next Last Time全12曲

現代ドライビング・バンジョーをセットしたテリーのソロ・プロジェクト。オリジナル・インスト曲が1曲、 John Cowan, Gibson Brothers, Jamie Dailey, Ronnie Bowman, the original Doyle Lawson & Quicksilver, more. Musicians with Terry are Barry Bales, Jason Carter, Wyatt Rice and Adam Steffeyとのボーカル物が11曲。
●ROU-0086 BUTCH ROBINS『Forty Years Late』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

ブッチの'77年、デビューソロCD、ブッチ の想いがこもったバンジョーはもちろん、バック・ホワイトの"T to the 7th Power"やサム・ブッシュの"Washington County"、ローランド・ホワイトの"Scruggs Medley"など、ブッチ以外の聴き所も満載。録音を含めて、今どきの流麗さとはまったく違う粗い 手触りだが、そこにこそ本来の音楽に対する心が溢れていると、わたしは思う。ちなみに、ブッチ・ロビンス は唯一、ニュー・グラス・リバイバルとブルー・グラス・ ボーイズ双方の正式メンバーであった人物で、レオン・ラッセルとNGRを結びつけ、頂点を極めた時期のビル・ モンローとケニー・ベイカーを支え、また、ベラ・フレックを最初にスタジオに招き、ナッシュビル・ブルー グラス・バンドの基本を創る…といった、70年代にカリズマ的活躍をしてきたバンジョー・ピッカーだ。
●REB-7513 JIMMY ARNOLD『Riding with Ol' Mosby』CD\2,079-(本体\1,980-)

伝説のバンジョー奏者ジミー・アーノルド。1992年、40歳の若さで他界した天才バンジョー、フィドル&ギターの達人。大塚章と廖学誠、マイク・オルドリッジらが大活躍の1974年作『Strictly Arnold』から7曲、76年の未発表ギター・インスト2曲、82年の『Rainbow Ride』から5曲(内1曲未発表)、83年のボーカル作品『Southern Soul』から3曲のベスト17曲集、フォスターをはじめ有名曲満載で選曲も秀逸のすごいアルバム。ムーンシャイナー誌09年2月号(\500-)特集「闘魂バンジョー」参照。
■ウィンターグラス2012
●M-017196 BLUEGRASS 45 "Once Again from Kobe, Japan" CD\2,573-(本体\2,450-)

大塚ジョッシュ(g)&アキラ(m)兄弟、渡辺敏雄(bs)&三郎(bj)兄弟、廖 学誠(f)&李 健華(g)。60〜70年代をひきずって、元気と勢いのライブ盤。
●AMA-1039 MIKE MARSHALL & DAROL ANGER with VASEN CD\2,573-(本体\2,450-)

アコースティック弦楽器のもっとも偉大な冒険者で あるマイク・マーシャルとダロル・アンガーのデュオの2007年作は、スウェーデンのトップ・ストリングバ ンド、ヴェーセンとの共演作。スリル満点で刺激的な音とそのオーケストレーションは、アメリカ南部のブ ルーグラス由来の精神と北欧のケルト文化に影響を受けたスウェーデン、そしてブラジル音楽のラテンなど も取り込んだ、あたらしいインスト世界、そうマイクの言う「フォーケストラ」なのだ。ムーンシャイナー 誌2009年1月の「ウィンターグラス・リポート」でも写真紹介されていたように、アメリカン&スウェ ディッシュ・フィドルの伝統を受け継ぎ、ブルーグラスやショーロなども取り入れた楽しいアルバム。
[ムーンシャイナー4月号レビュー掲載作品]
●MCM-0016 THE DEL McCOURY BAND『Old Memories:The Songs of Bill Monroe』\2,573-(本体\2,450-)

 名実共に現在、ブルーグラス界最高峰、デル・マッカリー・バンドによるビル・モンロー生誕百年に因んだトリビュート作品。
モンローの精神性をぶれる事無く継承、現在のシーンの興隆を牽引、スティーブ・アールとの共演、ジャム・バンド・シーンやプリザベーション・ホール・ジャズ・バンドとの共演等々、コマーシャルな路線に走る事無く新たなマーケットを開拓、ブルーグラスを新たな次元まで押上げた貢献は賞賛に値する。そのデルによる厳選されたモンロー・クラシックの数々、長年、活動を共にする鉄壁のメンバーによる完成度の高いアンサンブル。デビッド・ファーガソンのバンドの最良の部分を捉えた録音も素晴らしい。
●RCSI-1056 DELLA MAE『I Built This Heart』 \2,573-(本体\2,450-)

多くのジャズ・ミュージシャンを輩出したことで知られるバークリー音楽大学がバンジョーやマンドリンを第一選択楽器として承認するようになって、ブルーグラス系の若いピッカーが集まって、俄然、活況を呈してきたボストン・ブルーグラス・シーンから登場した、期待の女性ブルーグラス・バンド=デラ・メイ、セルフ・プロダクションによるデビュー作。アリソン・ブラウン(bj)、ローリー・ルイス(v)他ゲストを迎えて、オリジナルとヘイゼル・ディケンズ等のナンバー。知的でスタイリッシュなブルーグラスを聞かせる。
●NONE796277 PUNCH BROTHERS『Who's Feeling Ysoung Now?』\2,573-(本体\2,450-)

現在、最も先鋭的で創造的なブルーグラス・バンド、パンチ・ブラザーズ、ノラ・ショーンズ、トム・ウェイツを手掛けたグラミー・ウィナーの敏腕プロデューサー=ジャクワイア・キングを迎えてナッシュビルのブラックバード・スタジオで録音された最先端のポップな次世代ブルーグラス。
●KSBC-01 KARL SHIFLETT & BIG COUNTRY SHOW『Collectors SeriesVolume One』\2,573-(本体\2,450-)

フラット&スクラッグスを基本に古き良き時代のブルーグラスを再現させて人気のカール・シフレット&ビッグ・カントリー・ショーの初期録音でカセットのみでのリリース作品のCD化第1集。ここでは先達の名曲を御手本どおりに再現する姿に、トラッド・グラス・ファンの共感を呼ぶだろう。、昨年、自家用飛行機の事故で惜しくも亡くなったジェイク・ジェンキンスのタイトなバンジョーがバンドのサウンドの要。故ジミー・キャンベルのフィドルが聞けるのも嬉しい。
●WANGO-104 RALPH STANLEY『Reunion-Featuring George Shuffler and James King』\2,573-(本体\2,450-)

クロス・ピッキングの名手=ジョージ・シャフラー(g)とラルフ・スタンレー(bj)が87年の3月に20年ぶりにリユニオンした貴重な録音。メリーランド州バルチモアのてWBMD局の番組フロム・ジョニーズ・ユーズド・カーのDJで知られるレイ・デイビスが主宰するワンゴ・レコードから出たアルバムのCD化。
●●DMD-1015 森繁 昇『陽が昇るまでに』CD\2,573-(本体\2,450-)

神戸の元ロストシティ・キャッツのフィドラー「森繁昇物語」の連載が3月号からはじまっている。1973年にキャッツの一員として渡米、そのまま残留しスコッティ・ストーンマン亡き後のストーンマン・ファミリーをはじめ、1975年にはブルー・フィールドというニューグラスバンドを結成、メジャーデビューも経験している森繁、クリスチャンとなって以来1984年から伝道アルバムを発表している。15作目となるこの最新作は、ドブロに「アンドレ」佐藤博之、マンドリンに宮崎勝之、バンジョーに吉崎ひろし、ベースに田中久之らを迎え、自身も久々にフィドルを手にしてブルーグラスを意識した作品に創り上げた日本語ブルーグラス・ゴスペル。歌の上手さ、オリジナルの出来栄え、そしてアレンジなど、どれをとっても見事なメッセージを持ったすばらしい音楽作品にしている。
■日本のブルーグラス界の至宝、尾崎ブラザーズ
●RCSI-1057 THE OZAKI BROTHERS『Till We Meet Again』\2,573-(本体\2,450-)

You Left Me to Cry/What a Friend We Have in Jesus/It May Be Silly/When I Stop Dreamin'/Tennessee Border/My Old Ky Home/Remember Me 他全13曲

日本ブルーグラスのパイオニア、尾崎恭(80)のギターと尾崎恒(78)のマンドリンによる見事な、そして初デビューのブラザーデュオ作品だ。失礼ながら、とてもお年とは思えない、かくしゃくとしたボーカルとハーモニー(この丁寧な歌い方は学ぶべし!)、そしてあまりにもすばらしいマンドリンとおふたりのリズム感。バックアップ陣にはクリス・シャープ(g)とジョージ・バックナー(bj)にケビン・カーバーグ(bs)という2008年来日組に、マット・コム(f)と小島慎司(d)が、いまどきのドライブとは違うヒルビリーなビートを刻む中、趣味のいい演奏を聴かせ、笹部益夫と坂本愛江がハーモニーサポートする。
■大塚章、待望のソロ・アルバム完成
●PATUX-231 AKIRA OTSUKA『First Tear』CD\2,573-(本体\2,450-)

BLUEGRASS 45のメンバーとして71年に渡米、現在もワシントンDC地区でトップ・
ミュージシャンとして活躍する大塚章、待望のソロ・アルバム完成。参加ミュージシャン:Akira Otsuka(m),Phil Bloch(f), Janice Martin(f), Rickie Simpkins(f),Tony Rice(g), David Grier(g), Chris Stifel(g), Al Petteway(g),Bill Kirchen(g), Kenny Smith(g), Phil Rosenthal(g),Eddie Adcock(bj), Mike Munford(bj),Johnny Castle(bs), Fred Smith(bs), Jason Moore(bs),Tom Gray(bs),Chris Stifel(v), Rick Watson(v), Josh Otsuka(v)
■デイリー&ビンセント、ドイル・ローソン&クイック・シルバー、最新ゴスペル作品2タイトル
●MH-1363 DOYLE LAWSON & QUICKSILVER『Sing Me a Song About Jesus』\2,573-(本体\2,450-)

圧倒的な安定感を誇るドイル・ローソン&クィックシルバー、最新作。
●ROU-9124 DAILEY & VINCENT『The Gospel Side of Dailey & Vincent』\2,888-(本体\2,450-)

名実共にトップ・バンドに登りつめたデイリー&ビンセント、クラッカーバレル限定のゴスペル作品。
■サザン・ブレンド、リッキー・ワッソン
現J.D.クロウ&ニュー・サウスのギター&ボーカル、リッキー・ワッソンが参加のサザン・ブレンドの3タイトル取扱い開始。ある意味ニュー・サウスよりニューサウスらしい日本人好みのハッピーミディアム・ブルーグラスが魅力です。

●RCSI-1058 SOUTHERN BLEND『SPEND SOME TIME WITH…VOL.1』 CD\2,573-(本体\2,450-)

●RCSI-1059 SOUTHERN BLEND『ONCE AGAIN WITH…..VOL.2』 CD\2,573-(本体\2,450-)

●RCSI-1060 SOUTHERN BLEND『MISSISSIPPI RIVER RAFT VOL.3』 CD\2,573-(本体\2,450-)

●WASSON-89 RICKEY WASSON『Songs from the Old Country Church』CD\2,573-(本体\2,450-)


'
89年に発表されたリッキー・ワッソンのゴスペル。アリソン・クラウス、J.D.クロウらがゲスト。

●RHY-1038 RICKY WASSON『From The Heart And Soul』CD \2,573-(本体\2,450-)

Whole Lot More Living/Dark Hollow/Losin' in Las Vegas/Touched by the Master's Hand/Don't Wait up/Billy G. Salvation/Farther Along/Roll on Buddy/I Can Tell You the Time/Another Soldier Down/I'll Go Steppin' Too/Get in Line Brother/A Place That Has No Yesterday/Shoe Goes on the Other Foot Tonight 全14曲
J.D.クロウ&ニュー・サウスのギター&ボーカル、リック・ワッソンのソロ、J.D.クロウ、R.ステュアートによるF&Sカバーが秀逸。
■カール・ストーリー・コロンビア音源
●BCD-16689 CARL STORY『LONESOME HEARTED BLUES』CD \3,250-(本体\3,100-)

カール・ストーリーのコロンビア録音。レイ・アトキンス(d)、レッド・レクター(m)、ジェリー・リバース(f)等をバックにフラット&スクラッグスにも通じるコーラスが魅力。若き日のチェット・アトキンス参加のセッションも興味深い。
■まだまだ話題作
●ROU-9128 TONY RICE『the Bill Monroe Collection』CD\2,573-(本体\2,450-)

トニー・ライスのラウンダー音源のビル・モンロー曲を集めたコンピレーション。
●CR-018 JOHN REISCHMAN & THE JAYBIRDS『Vintage & Unique』CD\2,573-(本体\2,450-)

ジョン・ライシュマン率いるジェイバーズ、ウェストコーストらしい爽やかなブルーグラス。
●GT7-2254 CLYDE MOODY/SHENANDOAH WALTZ CD \1,365-(本体\1,300-)

キング・オブ・カントリー・ワルツ=クライド・ムーディのスターディ録音。
ビル・エマーソン最新作品新入荷
●RUR-1091 BILL EMERSON & SWEET DIXIE『The Touch of Time』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ジミー・マーチンのサイドメンで活躍又、カントリー・ジェントルメンのメンバーとして来日も果たし、今でも絶大な人気を誇るビル・エマーソンと活動を共にするスィート・ディキシーによる作品。
■J.D.クロウ&ニューサウスDVDとライブ・イン・ジャパン2CDセット
●RCSI-1054D J.D.CROWE & NEW SOUTH『Live From Crowe Fest & The Kentucky Lake Bluegrass Festival』(2時間)DVD \2,888-(本体\2,450-)

J.D.クロウ、リッキー・ワッソン(g)、ドワイト・マッコール(m)、ロン・ステュアート(f)、ハロルド・ニクソン(bs)という面々による'04年のクロウ・フェスティバルと'03年のフィドルがリッキー・シンプキンスによるケンタッキー・レイク・ブルーグラス・フェスティバルのライブ映像。
●RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH『Holiday In Japan』 2CD SET \4,725-(\4,500-)

J.D.クロウ(bj)が'75年にトニー・ライス(g)、リッキー・スキャッグス(m,f)、ジェリー・ダグラス(d)、ボビー・スローン(bs,f)というメンバーでの初来日の模様を収めた2枚組ライブ・アルバム、限定入荷!!
■カントリー新入荷
●HOTR-4165 GEORGETTE JONES『Strong Enough to Cry』CD\2,573-(本体\2,450-)

ジョージ・ジョーンズとタミー・ワイネットの娘による最新第二作。
●NMD-1001 JANIE FRICKE『Country Side of Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

1980年代のポップカントリーを席巻したジェニー・フリッキが2004年に発表したブルーグラス・アルバムの再発売。
●RCSI-1061 MARK CHESNUTT/LIVE FROM THE BIG D CD\2,573-(本体\2,450-)

'07年の熊本カントリー・ゴールドのメインアクトを勤めたマーク・チェスナット最新ライブ・アルバム。
■映像新入荷
●CCD-HL1 FRIZZELL & WILLIAMS『On Tour Again』DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

レフティ・フリッツェルの息子デビッドと、ハンク・ウィリアムズの娘ジェットが親父たちを真似た共同ライブ。
●CCD-LL1『LORETTA LYNN/JUST LORETTA』 DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

カントリーの女王=ロレッタ・リンがウィルバーン・ブラザーズ・ショーのレギュラーを勤めていた時代の映像集。
●CCD-RM1 『_RONNIE MILSAP IN CELEBRATION』DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

ロニー・ミルサップのTVスペシャル。G.キャンベル、R.チャールス、J.フリッキ、G.ナイト、L.ラッセル他
●CCD-DLCC1『DEL REEVES COUNTRY CARNIVAL #1』DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

デル・リーブスがホストを勤めるTV番組。ジェリー・リード、ジーニー・シー・ライリー、スキーター・デイビス他
●CCD-WBS3『WILBURN BROS. SHOW #3』DVD-R\2,573-(本体\2,450-)

ウィルバーン・ブラザーズ・ショーの第三集。
[ムーンシャイナー2月号掲載記事関連作品]
●COL-84118 YO-YO MA, STUART DUNCAN, EDGAR MEYER, CHRIS THILE『Goat Rodeo Sessions』CD\2,573-(本体\2,450-)

Attaboy/Quarter Chicken Dark/Helping Hand/Here and Heaven/No On e But You/10:8 他全11曲
クラシック界で大ヒット、ヨーヨー・マがふたたびブルーグラスに取り組んだ意欲作。今回のお相手はクリス・シーリ(m,g,f)、ステュアート・ダンカン(f,bj)、そしてエドガー・マイヤー(bs)、ボーカルゲストにイーファ・オドノバン(クルックド・スティル)。
●RC-101 IT'S A CRYING TIME CD-R \2,079-(本体\1,980-)レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ

Love Please Come Home/Old Kentucky Bound/Clear water/Out On The Ocean/Mother Call My name In Prayer/End Of memory Lane/Deep River Blues/Kentucky Waltz/Gold Rush/I'm Sitting On Top Of The World/Harbor Of Love/Blue Kentucky Mountain
今年(2009)の宝塚ブルーグラス・フェスで30有余年ぶりに復活した伝説のバンド、イッツ・ア・クライング・タイムが日本のブルーグラス・レーベルの先がけ、レッド・クレイ・レコードの第一弾として'72年に発表したアルバムがレッド・クレイ・アーカイブシリーズとしてリイッシュ。
●COL-92801 LESTER FLATT & EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』 CD \2,079-(本体\1,980-)

Flint Hill Special/Some Old Day/Earl's Breakdown/Jimmie Brown, the Newsboy/Foggy Mountain Special/It Won't Be Long/Shuckin' the Corn/Blue Ridge Cabin Home/Randy Lynn Rag/Your Love Is Like a Flower/Foggy Mountain Chimes/On My Mind/Dear Old Dixie/Pray for the Boys/Reunion in Heaven 全15曲
 ジョディ・レインウォター追悼。フラット&スクラッグスの大名盤、多くのシングル盤からセレクトして、彼らの初めてのLPとして57年に発売された作品。
●ISG-2011 きたむらいづみ『Izumi』CD\2,800-(本体\2,666-)

 2002年のデビュー作『Sweet Grass』(CD\2,800-)につづく、きたむらいづみの最新第2作。奥沢明雄がアレンジと共同プロデュースを担当、東京のカントリー/ブルーグラスのスーパーピッカーたちがバックアップ。ジミー・ロジャーズからプレスリー、ジャズやブルーグラスのスタンダードなどの5曲を散りばめつつ、フォスターの"Hard Times Come Again No More"に日本語詞をつけたもの、そして完全オリジナルが6曲、バランスよく配したポップな作品に仕上げている。
●DTR-001 BRAD LEFTWICH & THE HOGWIRE STRINGBAND『Rascal Fair』CD\2,573-(本体\2,450-)

現在のオールドタイム・シーンで最も優れたフィドラー、バンジョー・プレイヤー&シンガーの一人、ブラッド・レフトウィッチ(f,v)を中心としたサザン・オールドタイム・ストリング・バンド、ホッグワイアー・ストリングバンドのデビュー作。ブラッドの長年のパートナーでステディなビートで貢献するリンダ・ヒギンボサム(bj,banjo uke,v)、オールドタイムの西のメッカ、オレゴン州ポートランド出身で元パンク・ロッカーだったというジョエル・レンシュ(g,v)、美しいワルツのタイトル曲を提供しているマリエル・アベル(bs,v)という面々でホットで上質なアンサンブルのみならず素晴らしいボーカル・ナンバーを聞かせてくれる。
[まだまだ話題作]
●ACD-77 DAVID GRISMAN『Happy Birthday, Bill Monroe』CD\2,573-(本体\2,450-)

グリスマンがいかにモンローに心酔していたか、最後の未発表曲"My Last Days on Earth"を聴けば痛いほど分かる(録音はモンローが84歳で亡くなった直後の1996年9月!)。
●RHR-202 JORMA KAUKONEN『Stars in My Crown』CD\2,573-(本体\2,450-)

 2月に来日、団塊の世代のど真ん中の余裕と貫禄、そして年輪を見事にアコースティック・ギターに語らせる ヨーマ・コーコネンの最新作。素朴なボーカルとギターの響きがホッコリとした気分にさせてくれる癒し 系作品。
[お勧め映像作品]
●RCSI-1048D JEFF AUTRY,DON STIERNBERG,BEN TUCKER & TONY WILLIAMSON『Low Country Jazz』\3,307-(本体\3,150-)

ブルーグラスからジャズ、クラシックまでバーサタイルなスタイルのマンドリン・プレイのみならずオールド・ギブソンの研究家としても名高いトニー・ウィリアムソン、ジェスロ・バーンズの愛弟子でジャズ・マンドリンの第一人者、ドン・スターンバーグ、サム・ブッシュ・バンドのメンバーとしても活躍したフラットピッキングの名手、ジェフ・オートリー、ジャズ畑で高名なベーシスト、ベン。タッカーという面々がマンドリン・ビルダーとして名高いランディ・ウッドのショップにある100シートのピッキン・パーラーで行った白熱のライブ映像作品。ボーナス・トラックでランディ・ウッド自身の歌が聞けるのも御愛嬌。
★B.O.M. 2月最新入荷&ベストセラー★   2012年1月31日
■ビル・エマーソン最新作品新入荷
●RUR-1091 BILL EMERSON & SWEET DIXIE『The Touch of Time』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ジミー・マーチンのサイドメンで活躍又、カントリー・ジェントルメンのメンバーとして来日も果たし、今でも絶大な人気を誇るビル・エマーソンと活動を共にするスィート・ディキシーによる作品。
■J.D.クロウ&ニューサウスDVDとライブ・イン・ジャパン2CDセット、近日入荷!!(予約受付中)
●RCSI-1054D J.D.CROWE & NEW SOUTH『Live From Crowe Fest & The Kentucky Lake Bluegrass Festival』(2時間)DVD \2,888-(本体\2,450-)

J.D.クロウ、リッキー・ワッソン(g)、ドワイト・マッコール(m)、ロン・ステュアート(f)、ハロルド・ニクソン(bs)という面々による'04年のクロウ・フェスティバルと'03年のフィドルがリッキー・シンプキンスによるケンタッキー・レイク・ブルーグラス・フェスティバルのライブ映像。
●RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH『Holiday In Japan』 2CD SET \4,725-(\4,500-)

J.D.クロウ(bj)が'75年にトニー・ライス(g)、リッキー・スキャッグス(m,f)、ジェリー・ダグラス(d)、ボビー・スローン(bs,f)というメンバーでの来日時の模様を収めた2枚組ライブ・アルバム、限定入荷!!です。
■映像作品新入荷
●UNI2788522 TAYLOR SWIFT『Speak Now World Tour Live』CD+DVD \3,675-(本体\3,500-)

テイラー・スゥイフト・ワールド・ツアー・ライブ映像作品
[ムーンシャイナー2月号掲載記事関連作品]
●COL-84118 YO-YO MA, STUART DUNCAN, EDGAR MEYER, CHRIS THILE『Goat Rodeo Sessions』CD\2,573-(本体\2,450-)
Attaboy/Quarter Chicken Dark/Helping Hand/Here and Heaven/No On e But You/10:8 他全11曲
クラシック界で大ヒットしたマーク・オコナーとの『Appalachian Waltz』(1996)と続編『Appalachian Journey』(2000)つづいて、ヨーヨー・マがふたたびブルーグラスに取り組んだ意欲作。今回のお相手はクリス・シーリ(m,g,f)、ステュアート・ダンカン(f,bj)、そしてエドガー・マイヤー(bs)、ボーカルゲストにイーファ・オドノバン(クルックド・スティル)。その研ぎ澄まされた楽器技術の上に、動じることなく強烈な自己主張をするクリス、……最強の弦楽四重奏団にファンキーなマンドリン男が加わった、まったくあたらしいブルーなグラシック音楽である。百言は一聴にしかず!! ヨーヨーにとって最大のヒット作になっているという。
●M-017196 BLUEGRASS 45 "Once Again from Kobe, Japan" CD\2,573-(本体\2,450-)

Little Maggie/Blues Stay Away from Me/500 Miles/花/Take Five/Old Fashioned Love Song/I Wonder Where You Are Tonight/浜辺の唄/That's the Time/Place in the Sun 他全17曲  解散25年記念して、いや1971年夏の米国ツアーからの25年を記念してリユニオンし、ケンタッキーのIBMAファン・フェスや、ナッシュビルのライマン公会堂、ワシントンDC郊外のライブ、バーチメア等々で今年9月に演奏してきたオジサン達6人組。大塚ジョッシュ(g)&アキラ(m)兄弟、渡辺敏雄(bs)&三郎(bj)兄弟、廖 学誠(f)&李 健華(g)。恥かしながら、60〜70年代をひきずって、元気と勢いのライブ盤。
●RC-101 IT'S A CRYING TIME CD-R \2,079-(本体\1,980-)レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ

Love Please Come Home/Old Kentucky Bound/Clear water/Out On The Ocean/Mother Call My name In Prayer/End Of memory Lane他全11曲

2009年の宝塚ブルーグラス・フェスで30有余年ぶりに復活した伝説のバンド、イッツ・ア・クライング・タイムが日本のブルーグラス・レーベルの先がけ、レッド・クレイ・レコードの第一弾として'72年に発表したアルバムがレッド・クレイ・アーカイブシリーズとしてリイッシュ。
●COL-92801 LESTER FLATT & EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』 CD \2,079-(本体\1,980-)

Flint Hill Special/Some Old Day/Earl's Breakdown/Jimmie Brown, the Newsboy/Foggy Mountain Special/It Won't Be Long/Shuckin' the Corn/Blue Ridge Cabin Home/Randy Lynn Rag他全15曲

 ジョディ・レインウォター追悼。フラット&スクラッグスの大名盤、多くのシングル盤からセレクトして、彼らの初めてのLPとして57年に発売された作品。
●ISG-2011 きたむらいづみ『Izumi』CD\2,800-(本体\2,666-)

 2002年のデビュー作『Sweet Grass』(CD\2,800-)につづく、きたむらいづみの最新第2作。奥沢明雄がアレンジと共同プロデュースを担当、東京のカントリー/ブルーグラスのスーパーピッカーたちがバックアップ。ジミー・ロジャーズからプレスリー、ジャズやブルーグラスのスタンダードなどの5曲を散りばめつつ、フォスターの"Hard Times Come Again No More"に日本語詞をつけたもの、そして完全オリジナルが6曲、バランスよく配したポップな作品に仕上げている。
●DTR-001 BRAD LEFTWICH & THE HOGWIRE STRINGBAND『Rascal Fair』CD\2,573-(本体\2,450-)

現在のオールドタイム・シーンで最も優れたフィドラー、バンジョー・プレイヤー&シンガーの一人、ブラッド・レフトウィッチ(f,v)を中心としたサザン・オールドタイム・ストリング・バンド、ホッグワイアー・ストリングバンドのデビュー作。ブラッドの長年のパートナーでステディなビートで貢献するリンダ・ヒギンボサム(bj,banjo uke,v)、オールドタイムの西のメッカ、オレゴン州ポートランド出身で元パンク・ロッカーだったというジョエル・レンシュ(g,v)、美しいワルツのタイトル曲を提供しているマリエル・アベル(bs,v)という面々でホットで上質なアンサンブルのみならず素晴らしいボーカル・ナンバーを聞かせてくれる。
[ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品]
●RCSI-1051 MIKE COMPTOM『Rotten Taters』CD\2,573-(本体\2,450-)

ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリング・バンドのメンバーとして活躍、映画「オー・ブラザー」の音楽でも重要な役割を果たしたマイク・コンプトンのマンドリン&マンドラオ駆使した全くのソロ・パフォーマンス集。
●COMP-4565 NOAM PIKELNY『Beat the Devil and Carry a Rail』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブルーグラスをまったく異次元に運びつつあるパンチ・ブラザーズのバンジョー奏者ノーム・ピケルニーの凄い!!バンジョー集。
●COMP-4569 MATT FLINNER TRIO『Winter Harvest』CD\2,573-(本体\2,450-)

ブルーグラス&アコースティック・ルーツ音楽シーンで最も繊細で才能あるマンドリン・プレイヤーの一人、マット・フリナー(m)がリーダーを務める彼のトリオとしては'09年の“Music du Jour”に続く2作目のアルバム。
●RUR-1087 CROWE BROTHERS『Bridging The Gap』CD\2,573-(本体\2,450-)

 スモーキー・マウンテンのど真ん中、マギー・バレーでレイモンド・フェアチャイルドと活動を共にしていたジョッシュ(g)&ウェイン(bs)のクロウ・ブラザーズのルーラル・リズム移籍第二弾。
●RUR-1088 CAROLINA ROAD『Back To My Roots』CD\2,573-(本体\2,450-)

ドーターズ・オブ・ブルーグラスの中心的人物のロレーン・ジョーダン(m)率いるキャロライナ・ロード、ルーラル・リズムからの第2弾、驚くほど上質でしっとりとしたトラディショナル・ブルーグラスを聞かせる。
●BGOCD-1016 COUNTRY GAZETTE『 Live/The Sunny Side of The Mountain/What A Way To Make A Living』\2,888-(本体\2,750-)

 カントリー・ロック全盛の'72年にウェスト・コースト・サウンドの要ともいえるコーラス・ワークと完璧なインストルメンテーションによる新しいブルーグラスで衝撃のデビューを果たしたカントリー・ガゼット、ローランド・ホワイトを迎えた後の3枚のアルバムを収録したコンピレーション。
[ムーンシャイナー1月号掲載記事関連作品]
●RSR-20901 CASEY DRIESSEN『Oog』CD\2,573-(本体\2,450-)

 2月に来日!!ブルーグラス・フィドル界の台風の目!?ケーシー・ドリーセンの最新作。ダレル・スコットのエレキとペダル・スティール、アリソンの弟ビクター・クラウスのベース、マット・チェンバーレインのドラムスとともに、フィドルという楽器本来のイメージを前衛的なロックフュージョンの中で、自然体で主張する柔軟さは、ベラ・フレックとブライアン・サットンとのトリオ、アビゲイル・ウォッシュバーンのスパロー・カルテット、ティム・オブライエン・バンドへの参加などを通じて変幻自在の音楽性を身に付けたケーシーならではの感覚だ。そのフィドル・センスはブルーグラス以外の何ものでもない。
●WOU-4464 EARL SCRUGGS REVUE『Live from Austin City Limits』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1969年にフラット&スクラッグスを解散、息子たちとのアール・スクラッグス・レビューで、まったくあたらしいロック・マーケットに挑戦していたアール・スクラッグス、1977年発表のライブがCD化。ブルーグラスとロックがフュージョンしたユニークなサウンドである。
●REB-1101 SELDOM SCENE『The Best』CD\2,573-(本体\2,450-)

City of New Orleans/500 Miles/Hello Mary Lou/Sweet Baby James/Paradise/Darling Corey/Little Georgia Rose/Rider 他全16曲

 1970年代のブルーグラスを代表するバンドのひとつ、故ジョン・ダッフィが率いるセルダム・シーンの初期ヒット曲集である。様々なジャンルの名曲を実に見事な「大人のブルーグラス」に仕上げたサウンドは今聴いても新鮮だ。
●RHR-202 JORMA KAUKONEN『Stars in My Crown』CD\2,573-(本体\2,450-)

 2月に来日、団塊の世代のど真ん中の余裕と貫禄、そして年輪を見事にアコースティック・ギターに語らせる ヨーマ・コーコネンの最新作。ベースにルーツ音楽としてブルースとカントリー感覚を持ちつつ、ラグタイムからカリプソ/レゲエ、アーリー・ジャズ/カントリー/ブルースなど、全編で誰にもスッ と入ってくるアメリカ音楽を暖かく、優しく聴かせる。バリー・ミターホフ(m)、サリー・バン・メー ター(d)ほか、素朴なボーカルとギターの響きがホッコリとした気分にさせてくれる癒し 系作品。
[名盤発掘]
●ROU-0542 OPEN ROAD『In the Life』CD\2,573-(本体\2,450-)[再発見]

 '04年に時山フェスのゲストとしてデビッド・ロングと共に来日、全く無名だったにも拘らず、トラッド・ブルーグラスの素晴らしいボーカルで強烈な印象を残したブラッド・リー・フォークが参加していたコロラド・ベースのオープン・ロードのラウンダーから2枚目の作品、「バーン・ウィリアムズ・バンドがアイドル」と公言してはばからない彼のトラッド志向がプンプンと匂う、21世紀のトラッドグラス。
●SRCD-1001 VASSAR CLEMENTS『New Hillbilly Jazz』CD\3,150-(本体\3,000-)[再発見]

 ジャンルを超えたアメリカン・フィドルの歴史の中 でもっとも偉大な功績を遺したバッサー・クレメンツのすばらしい89年のスウィング・アルバムが初CD化。 ハンク・ウィリアムズやハンク・スノウらのカントリー名曲が、ゴキゲンにスウィング。バッサーのなんとも 暖かく洒落たボーカルとフィドルに、マイク・ドウリングのドブロ&ラップ・スティール、ボブ・ホーバー のピアノにサックスも参加、そしてクラスター・プラッカーズの姉妹のようなマーガレットとクリスが可愛い コーラスガール…、ウキウキのヒルビリースウィングだ。ボーナスに89年来日時、奥沢明雄、西海孝、海宝 弘之、下村哲を従えてのの"Midnight Moonlight"と"Kissimie Kid"、そしてそこにラストショーが加わった"Orange Blossom Special"の3曲がオマケ。ムーンシャイナーの「ナッシュビル・リポート」連載でお 馴染みだった故四方敬士氏の主宰したシカタ・レコード、バッサーの葬儀で使用された写真集や徳武弘文とレオナ父 娘や奥沢らのインタビューを含んだCD-ROM付き。
[お勧め映像作品]
●RCSI-1048D JEFF AUTRY,DON STIERNBERG,BEN TUCKER & TONY WILLIAMSON『Low Country Jazz』\3,307-(本体\3,150-)

ブルーグラスからジャズ、クラシックまでバーサタイルなスタイルのマンドリン・プレイのみならずオールド・ギブソンの研究家としても名高いトニー・ウィリアムソン、ジェスロ・バーンズの愛弟子でジャズ・マンドリンの第一人者、ドン・スターンバーグ、サム・ブッシュ・バンドのメンバーとしても活躍したフラットピッキングの名手、ジェフ・オートリー、ジャズ畑で高名なベーシスト、ベン。タッカーという面々がマンドリン・ビルダーとして名高いランディ・ウッドのショップにある100シートのピッキン・パーラーで行った白熱のライブ映像作品。ボーナス・トラックでランディ・ウッド自身の歌が聞けるのも御愛嬌。
●MP-0510 LESTER FLATT AND THE NASHVILLE GRASS 'First Generation Bluegrass'DVD\2,573-(本体\2,450-)[映像再入荷]

フラット&スクラッグス解散後レスター・フラットが'69年に新たに結成したナッシュビル・グラスの貴重な映像、ブルーグラス・ボーイズを退団後、'73年に弟クラレンスとニュー・ケンタッキー・カーネルズで活動する前のローランド・ホワイト、ハスケル・マコーミックという新しいメンバーとジョッシュ・グレイブス(d)、ポール・ウォーレン(f)、ジョニー・ジョンソン(g)等、フォギー・マウンテン・ボーイズからのベテランによるサウンドが楽しめる。ビル・エマーソン(bj)、ジミー・グッドロウ(m)、ウェイン・イエイツ在籍時のカントリー・ジェントルメンによるも"Matterhorn"も収録。
■おすすめ日本人アーティスト
●PSR-1111 城田純二&内藤希花『KEEP HER LIT!』 \3,000-(本体\2,857-)

アイリッシュフィドル・内藤希花 + ギター・城田純二、確固としたトラディショナル・アイリッシュ・ミュージックを基盤に、1960年代のフォークソング、クラシック、ポップス、アパラチアン・オールドタイミー、ブルーグラスをもレパートリーに取り入れたエンターティメント性溢れるデュオとして2011年1月始動。骨太のトラッド・アイリッシュ・ミュージック、他に類をみないスタイルを確立したと絶賛される城田のギターワークを楽しんでいただけるソロ演奏と唄も収録した聴き応えのある1枚です。(公式サイトより)
■おすすめカントリー
●B001597002 VINCE GILL『GUITAR SLINGER DELUXE EDITION』CD\2,573-(本体\2,450-)

ビンス・ギル、'06年にボックス・セット『THESE DAYS』グラミー賞ベスト・カントリー・アルバムを獲得して以来の最新作。3曲のボーナス・トラック入りデラックス・エディション。
●RCSI-1049 BOBBY FLORES『FAST COMPANY』CD\2,573-(本体\2,450-)新入荷

マルチ・ミュージシャン、シンガー、アレンジャーとしても才能を発揮するボビー・フローレスのレイ・プライス・スタイルの正統派ホンキートンク・カントリー作品。
●HOTR-4158 JUSTIN TREVINO『TWO OF THE USUAL』CD\2,573-(本体\2,450-)新入荷

テキサス・ホンキー・トンク・シーンの最重要人物ジャスティン・トレヴィーニョの最新作。
●HOTR-4159D AMBER DIGBY & MIDNIGHT FLYER『Live at Swiss Alp Hall』DVD\2,993-(本体\2,850-)

 典型的な女性ホンキートンクを聴かせるアンバー・ディグビーのライブDVD。
●DO-7012 LAURA CANTRELL『Kitty Wells Dresses: Songs of the Queen of Country Music』CD\2,573-(本体\2,450-)

Making Believe/One By One/It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels/I Gave My Wedding Dress Away/Serching for a Soldier's Grave 他全10曲
 ローラ・キャントレルが現在92歳カントリー音楽の女王キティ・ウェルズに捧げたメチャクチャいいホンキートンク作品。1950〜60年代の雰囲気を完璧に再現できるすばらしいインテリジェンスと、何よりもこのすばらしいクラシック・カントリーの音を創ったバックミュージシャン――バディ・スパイカーの秘蔵っ子ビリー・コントレラスのソウルフルに唄に寄り添う極上フィドル(凄いです!!)、アールの孫にして初期スティールギターを再現するクリス・スクラッグス、そしてマイク・バブ(bs)というブルーグラス・コネクションに、ウィリアム・タイラーとベン・ホール(g)――の凄さ! ローラはもちろん、ナッシュビルが生み出した極上のホンキートンク・サウンドを再現してみせるメチャクャいいアルバムである。強力にお勧めします!!
■その他
●BU-ST 『ブルーグラス・アンリミテッド社のバンパー・ステッカー』各\315-(本 体\300-)[再入荷]

 30年以上に渡り、ベストセラーを続けていますブルーグラス・アンリミテッド社のバンパー・ステッ カー全6種類が揃いました。

I LOVE BLUEGRASS/BLUEGRASS MUSIC FINGER PICKING GOOD/BLUEGRASS MUSIC HEARIT, PLAY IT, LOVE IT!/MY GRASS IS BLUE/HAVE YOU HUGGED YOUR BANJO TODAY?/CLEAN UP AIR PORLUTION PLAY BLUEGRASS MUSIC
●MISC-SBMP 『秋元慎シグネチャー・マルチカラーピック』 \263-(本体\250-)

 永らく品切れ中でしたデビッド・グリア(g)、ブッチ・ バルダサリ(m)等、御用達の旧グリスマン・ピックのマルチカラーのピック、ご要望に応えて特注しました。角の取れたトライアングル・シェイプでピッキング・ノイズが軽減、弦に対して深目に当てれば楽器本来のウッディなトーンが引き出せます。
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