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  [B.O.M.Services 新入荷&ベストセラー]
2017年5月1日
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 ケイシー・キャンベル
  ●RCSI-1150 CASEY CAMPBELL『Mandolin Duets: Volume One』CD+booklet(本体\2,450-)\2,646-

 レッド・クレイからリリースされたジミー・キャンベル『Piecws of Time』(RC-113\2,138-)のカバーでビル・モンローの隣に座ってたケイシー・キャンベル、現在はブライアン・サットンとの共演等、将来を嘱望されるマンドリン・プレイヤーに成長した彼の初ソロ・プロジェクトはロニー・マッカリー、マイク・コンプトン、リッキー・スキャッグス、ボビー・オズボーン、ジェシー・マクレイノルズ、サム・ブッシュ、アンディ・スタットマン、バック・ホワイト、ローランド・ホワイトといったブルーグラス・マンドリンの大御所たちとのデュオ、一対一の真剣勝負という趣向。各使用楽器の写真入ブックレット(20頁)付。ムーンシャイナー5月号で大特集。
  ●RC-113 JIMMY CAMPBELL "Pieces of Time" CD(本体\1,980-) \2,138-レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ

Down Yonder/Watson's Blues/Texas Quickstep/Jenny Lynn/Soldier's Joy 他全12曲

 ケイシー・キャンベルの父親、ケニー・ベイカーの後継者としてブルーグラス・ボーイズ、ジム&ジェシーを渡り歩いた、故ジミー・キャンベルが97年に、わがレッドクレイレコードから発表した最高作。マイク・コンプトン(m)、ロニー・マッカーリー(g)、ダナ・カップ(bj)、マイク・バブ(bs)らのバックに、ビル・モンローが入院中の病院を抜け出してスタジオ入りした最晩年の録音。ケイシーも写ったジャケット写真を病室に飾って完成を楽しみにしていたという作品。
 [新入荷]
  ●JJB-0517 TERRY BAUCOM'S DUKES OF DRIVE『4th & Goal』CD(本体\2,450-)\2,646-

Fourth and Goal/Charlie Cotton/Carolina Any Day/Winslow (instrumental)/Mary's Rock*/What Will They Say About You/Oak Ridge, Tennessee/On The Road Forever/The Rock/Around The Corner全10曲

 ブーンクリーク、クイックシルバーと80年代ブルーグラスのトレンドをセットしたバンドで活躍、J.D.クロウ、ジミー・アーノルド等のバンジョー・スタイルをより進化させたスタイルを確立したテリー・バウカムのジョン・ボーイ&ビリーから3枚目、初のデュークス・オブ・ドライブ名義となる最新作。ジョーイ・レモン(m)、ウィル・ジョーンズ(g)、ジョー・ハンナバック(bs)というメンバーでツアー中。チャートを賑わした"Around The Corner""The Rock"、テリーの強力なバンジョー・インスト"Winslow"他。 
  ●JASMD-3666 OSBORNE BROTHERS 「A Bluegrass Jamboree with The Osborne Brothers」(本体\2,250-)\2,430-

Jesse James/Old hickory/Seeing Nellie home/John Henry blues/Red wing/Old Joe Clark/Walking Cane/Big Ben/Banjo boy chimes/Lost Indian/Billy in the low ground/Cumberland Gap/The black sheep returned to the fold/Lonely loneley me他全26曲

 最新アルバムで健在振りを示したボビー・オズボーンが弟のソニーと共に1962年にMGMから発表した『Bluegrass instrumentals』と『Bluegrass music』の2枚のアルバムに2曲のシングルを収録したコンピレーション。した後の安定したサウンドが楽しめる前半はボビー(m)&ソニー(bj)に加えてベニー・バーチフィールド(bj)とのツイン・バンジョーがたっぷり聴ける。ボビー・オズボーンの特徴的なマンドリン・プレイも既に完成している。ソニーの独特のタイミングによるユニークな音使いが聴ける"Big Ben"、アラン・マンデのホワイト・ブラザーズとの演奏がとても印象的な"Banjo boy chimes"他、ストレートなブルーグラス・インストが堪能できる。後半はオズボーン・ブラザーズ&レッド・アレンとしてボビーのハイ・リードをフィーチャーした独自のコーラスによる、レッドの後任のジョン・スレイグル(g)とのトリオ・コーラスを中心にハンク・ガーランド(e.g)やピート・ドレイク(pedal steel)も加わって、デッカ時代に繋がるモダン・ブルーグラスを演じている。後にラリー・スティーブンソンもカバーしていた"You'll never know"、ホワイツが取上げて女性ブルーグラスの定番となった"Each season changes you"、"I love only you""It's just the idea"ではレイ・エディントンのティプルをフィーチャーしてエキゾチックなサウンド。ルービン・ブラザーズのテナー・ボーカルを務めたアイラが参加した"Give this message to your heart"の迫力に圧倒される。
 [映像新入荷]
  ●HMBP-TB TOMMY BROWN AND CROSSROADS 『WoodSongs Shows』2DVD set(本体\3,700-)\3,996-新入荷

Our last Goodbye/Soon The Snowflakes Will be Falling/I'm On My Way Back To The Old Home/Bright Golden Shore/Here rattle here/What Kind of Man Jesus Is/Another Song,Another Drink/Lonesome Old Song/Nobody's Love Is Like Mine/Golden Slippers/Choo Choo Coming/Sea of regret/Dooley/Rocky Island/I Think I'll Just Go Away/Going away With A Friend/Swinging The Nine Pound Hammer/Will You Miss me/You're Still To Blame/Have A Feast Here Tonight/Orange Blossam Special 他

 2011年1月11日、ケンタッキー州クレイシティ、メドーグリーン・パークにおけるトミー・ブラウン&カントリー・ライン・グラスとクロスロードという思いっきりラルフ・スタンレーの色濃いサウンドのバンドのパフォーマンスを収めた作品。ラルフ亡き後もスタンレー・サウンドは継承されている。
カントリー・ライン・グラス:トミー・ブラウン(m)、ローラ・ブラウン(g)、ジェレミー・ブラウン(bj)、ウェイン・ファイフェ(f)、ジョッシュ・ジャグ・リンクル(g)、リーボン・ディカーリー(m)、レイチェル・ブラウン(bs)
クロスロードけジーン・トンプソン(m)、マーティ・ダン(g)、トゥイード・ドナヒュー(bj)、ジェフ・キャンベル(f)、ジム・ムーア(bs) 
 [レッドクレイ・アーカイブシリーズ]
  ●RC-108 大矢貞男『Beaumont Rag』CD(本体\1,980-)\2,138-
●RC-108LP 大矢貞男『Beaumont Rag』LP(本体\1,980-)\2,138-


Panhandle Country/Used To Be/Shenandoah BRD/Kentucky Waltz/Song for Life/MinorSwing 他全12曲

 日本のジャズ・バイオリンの第一人者として東京ホット倶楽部バンドなどで活躍、現在は大阪に戻ってフィドル倶楽部バンド、シェリフ他、大阪ブルーグラス・ナイトでも見事なフィドルなプレイで客席を沸かす大矢貞男が、1985年、米国音楽留学から一時帰国中の有田純弘(bj)、赤木一孝(g,v)、谷村順造(m)、アンドレ佐藤(d)、久永雅史(m,v)という、当時の飛びぬけて優れていたブルーグラス・プレイヤーと、ナッシュビルから来日中の元デビッド・グリスマン・クァルテットのエリック・シルバー(m)現在は世界的なジャズ・ギタリストとして活躍中の畑ひろし、サウスサイド・ジャズバンドのリーダー、吉川裕之のクラリネット他、ジャズ人脈と創り上げた。ポップでスウィンギーなブルーグラス・アルバム。ビル・モンロー・スタンダードを軸にポップな仕掛けやジャズなアイデアを振りかけた、70〜80年代関西ブルーグラスの決定盤。 
  ●RC-106 V.A.『The 8th Takarazuka Bluegrass Festival』 CD\2138-(本体\1,980-)新入荷
●RC-106LP V.A.『The 8th Takarazuka Bluegrass Festival』 LP\2138-(本体\1,980-)


 1979年夏、もっともホットだった時代の宝塚ブルーグラス・フェスの記録。全国から集まった若者が、ゴローショーの「スーダラ・ブレイクダウン」に笑い転げ、タイムスリップした重鎮シャギー・マウンテン・ボーイズの登場に驚き、20代最後の年を迎えた笹部益生&大西一由や渡辺三郎&AHOに、当時の若者たち、奥沢明雄、ブルーグラス・ナッツ、弟マウンテン・ボーイズ、キープ・オン・グラス、グラス・ストアー、サウスバウンド、ハンプティ・ダンプティ・ヒポポトマス、相撲スペシャルら、学生たちのほとばしるようなブルーグラスがめちゃくちゃ爽快だ。あれから38年、今年も46年目の宝塚ブルーグラス・フェスがやってくる。
  ●RC-119 宮崎勝之『Mandoscape』CD\1,980-)\2,138-(価格改定)

 2014年4月28日に急逝した神戸出身のマンドリン・ピッカー、宮崎勝之のレッドクレイ第2作。デビッド・グリア 制作のナッシュビル録音。デビッド(g)の他、オウブリー・ヘイニー(f)、スコット・ベスタル(bj)、そして ビクター・クラウス(bs)といったナッシュビルのトップ・ミュージシャンをバックに、1曲目のホットな早 弾きから、日本的な情感を漂わせるメロディーや、トラッドなフィドル・チューンを思わせる曲など、2曲 のカバー(モンロー曲とトラッド)を除いて8曲のオリジナルを、宮崎ならではのシュアーなピッキングで 聴かせる。故高田渡がライナーで書いているように、「宮崎さんの音にはやさしさ」があるとは、いい得て妙だ。
 [ムーンシャイナー5月号レビュー紹介作品]
  ●ROU-00173 GIBSON BROTHERS『In The Ground』CD(本体\2,450-)\2,646-

ニューヨーク北部から登場してルービン・ブラザーズやジム&ジェシーの伝統を引き継ぐ、ブラザー・デュオ・スタイルのブルーグラスで一斉を風靡、IBMAの年間最優秀エンターテイナーに選ばれるなど、現在、押しも押されもせぬトップ・バンドに成長したギブソン・ブラザーズの全曲オリジナルによる最新作。
  ●ROU-00196 NOAM PIKELNY『Universal Favorite』CD(本体\2,580-)\2,786-

 ノーム・ピケルニーのソロ・パフォーマンスによるラウンダー移籍第一弾。夏の宝塚フェスティバルに駆けつけてくれた彼のソロ・ショーでも披露していたリリカルなバンジョー曲を皮切りにバリバリのスクラッグスロールによるブルーグラス・ソングのバンジョー弾き語り等、ウッディなバンジョーの音色を最大限に引き出して、高度なテクニックを駆使しつつも、とても耳に優しい美しい音楽に仕上げているところが素晴らしい。ミシシッピー・ジョン・ハートのリメイクやチェット・アトキンス風??エレキギターの弾き語り等、溢れ出るイマジネーションで溢れる作品。
  ●DIRT-0081 JULIAN LAGE & CHRIS ELDRIDGE 『Mount Royal』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ジャンゴからモダン・ジャズ、オールドタイムからブルーグラス までを演じきる天才フラットピッカー、ジュリアン・レイジとパンチ・ブラザーズで来日も果したクリス・エルド リッジよるデビュー・フル・アルバム。ジョン・ハートフォード、ドン・ストーバーからオリジナルのニュー・アコースティックと自由な音世界に遊びながらもルーツに根ざした芯のあるパフォーマンスは驚嘆に値する。
  ●PC-1201 WILDFIRE 『Rented Room On Broadway』CD(本体\2,450-)\2,646-

 2000年当時のJ.D.クロウ&ニュー・サウスのメンバーが独立してバンドを立ち上げたワイルドフィアー。唄よし、楽器よし、コーラス良しとニューサウスの伝統を引継ぐ小気味よいブルーグラス。コンテンポラリー・ブルーグラスといっても、このあたりのサウンドは70年代辺りから聞いているブルーグラッサーにとっては一番のツボかもしれない。
  ●MH-1672 LAWSON & WILLIAMS『Chapter 3』CD(本体\2,450-)\2,646-

 サニー・マウンテン・ボーイズのメンバーとして全盛期のジミー・マーチンを支えたポール・ウィリアムス、ジミーの下でバンジョーとバリトンでプロのミュージシャンとしてのキャリアをスターとしたというドイル・ローソンによるコラボレーション。ドリー・パートン作 "Til Death Do Us Part."を皮切りにゲストのジョー・マリンズの強烈にドライブするバンジョー・イントロの"I'll Still Write Your Name in the Sand"、ジョージ・ジョーンズの"Talk to Me Old Lonesome Heart"他4曲ではデビッド・ジョンソンのスチールギターも登場他、ティム・サレット(bs)、ジョッシュ・スイフト(d,g,drums)、スティーヴン・バーウェル(f)がサポート。
  ●PATUX-298 ANDREW VOGTS 『Sasquatch With an Alien on its Head』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ツイン・フィドルとクロウハンマー・バンジョーとマンドリンをフィーチャーした新世代のオールドタイム・ストリングバンド音楽。4歳から鈴木メソッドでクラシックバイオリンを習い始め、マーク・オコーナー、ブルース・モルスキー、ジェレミー・キッテル、ブリタニー・ハース等の影響でトラディショナルなフィドルを弾き始め、クリフトップやゲイラックスのフィドル・コンテストでチャンピオンという輝かしい経歴を持つアンドリュー・フォークス(f)、共演はマーク・シャッツ(bs)、凄まじいテクニックでクロウハンマー・スタイル・バンジョーの可能性をどんどん広げているビクターファタ−ド(bj)、ダニー・ナイスリー(g)、バージニア州フロイドからアイラ・ワイルドマン(f14歳)、エリ・ワイルドマン(m16歳)。
 [ムーンシャイナー5月号関連作品]
  ●AM-003 バンジョー&アコーディオン『Colors』(本体\1,851-)\2,000-

 バンジョー奏者の稲川友則とアコーディオン奏者の柴田貴子のバンジョーとアコーディオンのインストデュオの3作目。浜松、豊橋を本拠に東海地方を中心にバンジョー&アコーディオンというユニークな編成でブルーグラスやオールドタイムといった既存のスタイルにとらわれずにクラシック、ジプシー・ジャズ、タンゴ、アメリカン・トラッド、ミュージカル曲等々、幅広いジャンルから集めた名曲の数々を独自の感性で昇華した無国籍音楽といった趣向。月光やAve Maria等、バンジョーのアルペジオを上手く活かしたアレンジ他を随所に織り込み、耳に馴染んだ名曲の数々を格調高く演じている。 
 [ブルーグラスお勧め]
  ●COMP-4676 THE BANKESTERS 『Nightbird』CD(本体\2,450-)\2,646-

 キャッチーなメロディを可憐なボーカルで今のブルーグラスに仕立て上げて人気のバンケスターズ、前作『Love Has Wheels』(COMP-4614)からシェラ・ハルをフィーチャーした"The Cups Song"(コップでさいころ振りながら歌う)のヒットを受けての最新第3作。将来が嘱望されるアーティストを顕彰するIBMAモーメンタム・アワード最優秀ボーカリストの第1回受賞者(2012年)、エミリー・バンケスター嬢(f,bj)とアリシア(m,f)、メリッサ(bs)の3姉妹の美しいボーカルを支える父親のフィル(g)、メリッサの夫=カイル(bj)という編成。"Seven Nation Army"は世界中のサッカー・スタジアムで流れる応援の定番曲としてファンには知られるホワイト・ストライプのカバー、メンバーのジャック・ホワイトはブルーグラスシンパとしても知られる。90年代のモンスターヒット曲"Shine"(コレクティブ・ソウル)はフィドルとバンジョーを旨く活かしたリフから後半、2ビートでテンポアップする展開がブルーグラス・ファンには快感。
  ●OBR-15517 TRINITY RIVER BAND『Things We Do For Dreams』 CD(本体\2,450-)\2,646-

 フロリダ州キャラハンから登場した新進気鋭、トリニティ・リバー・バンド、2008年頃から地元の教会からファミリー・バンドとしてキャリアをスタート、評判を呼び2011年からフルタイムで活動開始、マイク・ハリス(g)、ジョッシュ・ハリス(bj,d)、ブリアナ・ハリス(f)とカール・ジャクソンが「天使の歌声」と絶賛のサラ・ハリス(m)という面々が家族バンドならではの素晴らしいハーモニーを聞かせる。ドリー・パートンのカバーのゴスペル曲"Silver and Gold"、素朴なアレンジで歌の良さが引き立つアレンジ。キム・フォックスとクレイグ・マーケットによる胸がキュントなる"Right Where She Left Him"、"Highway 40 Blues"を髣髴させるタイトル曲等々、メジャーデビュー以前、ダウン・ホーム・フォークス時代のホワイツにも通じる素朴さと爽やかさが魅力。
  ●MH-1625 FLATT LONESOME 『Runaway Train』CD(本体\2,450-)\2,646-

You'll Pay/Still Feeling Blue/You'Re The One/In The Heat Of The Fire/Don't Come Running/In The Morning/Road To Nottingham/New Lease On Life/Casting All Your Care On Him/Mixed Up Mess Of A Heart/Letting Go/Runaway Train.

 メインストリーム・ブルーグラスでスター街道驀進中!! 2014年IBMA年間最優秀新人に選ばれてから、急速に人気を得て、今年はなんと3部門で受賞、もっとも注目される若手ブルーグラスのフラットロンサム、最新第3作。グラム・パーソンズとカントリーガゼットで知られる“Still Feeling Blue”ほか、IBMAアワードショウ出演で好評を得た“You're the One”(2016年の年間最優秀ソング受賞)など、ブルーグラスバンドとして充実した作品。
  ●TGE-78440 RICKEY WASSON『Croweology: The Study of J.D. Crowe's Musical Legacy』CD(本体\2,450-)\2,646-

 超話題作!題して「クロウオロジー」、副題に「J.D.クロウの音楽遺産を学ぶ」とある通り、1975年夏に来日したJ.D.クロウとニューサウス(J.D.とトニー・ライス、リッキー・スキャッグス、ジェリー・ダグラス、ボビー・スローン)がセットした近代ブルーグラス、そんな名曲の数々がダン・ティミンスキやロン・スチュアート、アダム・ステッフィら、現在最高のミュージシャンによって見事に再現されるあのニューサウスサウンド。
  ●SH-4035 PETER ROWAN『Best of the Sugar Hill Years』CD (本体\1,750-)\1,890-

The High Lonesome Sound(with Nashville Bluegrass Band)/Jealous Heart and a Worried Mind/Walls of Time/Dust Bowl Children/Girl in the Blue Velvet Band(with Jerry Douglas)/All on a Rising Day/Hiroshima Mon Amour/Rainmaker/The First Whippoorwill他全15曲

 あるときはビル・モンローの精神を受継ぐブルーグラス・シンガーとして又、ウッディ・がスリーを髣髴させる放浪のシンガーとして又、自身のルーツでもあるアイリッシュからテックスメックス、レゲエ等々、様々なルーツ音楽を訪ねて回る旅を続けるピーター・ローワンのシュガーヒル時代のベスト・アルバム。ビル・キース、リチャード・グリーン、サム・ブッシュを迎えたビル・モンロー・トリビュート盤とかナッシュビル・ブルーグラス・バンドとのコラボレーション等、ブルーグラスの最高の形を体現、メッセージ性の強いソロ・パフォーマンスで新境地を拓いた『Dust Bowl Children』やジェリー・ダグラスとのデュオや『Yonder』等々、非常に充実した演奏が一望出来るコンピレーション作品。
 [カントリーお勧め]
  ●RGMCD-025 GEORGE JONES『7 CLASSIC ALBUMS PLUS』4CD(本体\2,750-)\2,970-

 カントリー歌手の最高峰の一人、ジョージ・ジョーンズ、2013年4月26日に亡くなって早4年。"Why Baby Why""I'm Ragged But I'm Right""White Lightning "等々、初期のヒット曲やハンク・ウィリアムスをはじめとするカバー作品やゴスペル・アルバムを含むユナイテッド・アーティストに残した『Sings Country and Western Hits』『 Country Church Time』『White Lightning』『Salutes Hank Williams』『 Country Song Hits』『The Crown Prince of Country Music』『Hillbilly Hit Parade』の7枚のアルバムにシングル盤を加えた全105曲。ムーンシャイナー2013年6月号(MS-3008\540-)と2013年7月号(MS-3009\540)2巻に亘って追悼記事を掲載、合わせて偉大なシンガーの在りし日の姿を偲んで下さい。 
  ●AHRD-1000 DALE WATSON & RAY BENSON『Dale & Ray』CD(本体\2,450-)\2,646-

 オースチンをベースに活躍するテキサス・ホンキートンク・カントリーの担い手=デイル・ワトソンとウェスタン・スウィングのアスリープ・アット・ザ・ホイールのフロントマンとして活躍するレイ・ベンソンのコラボレーションによるハードコア・ホンキートンク・カントリーのデュオ・アルバム。2人のテーマソングとも云える"The Ballad of Dale and Ray"からスタート、8曲のオリジナルとルービン・ブラザーズ"I Wish You Knew"とウィリー・ネルソンの"Write Your Own Songs"2曲のカバー。転調しながらキーが上がって行く早口ソング"Bus' Breakdown"、バック・オウエンスへのアンサーソング"Cryin' to Cryin' Time Again"、マール・ハガードあたりが取上げそうなウエスタン・スウィングの雰囲気を湛えた"Nobody's Ever Down in Texas"等々、従来のカントリー・ファンの拍手喝采が聞こえてきそうな正統派カントリー作品。
  ●CR-2016 CHURCH SISTERS CD(本体\2,450-)\2,646-

 12歳でデビュー、2013年に16歳でリリースした前作が大注目を集めたサバンナとサラの姉妹によるチャーチ・シスターズ、デル・マッカリーの代表曲のひとつ"I Feel The Blues Movin' In"から始まる最新アコースティック・カントリー作品。この作品でギターを担当するジョッシュ・ピケットやご存知、ラリー・コーデルの作品他。カントリー・ファミリー・リユニオンのシリーズでもカール・ジャクソンと共にルービン・ブラザーズの"ANGELS REJOICED"を披露、カールのプロデュースでムーンシャイナー誌でも特集記事を連載した『Orthophonic Joy: The 1927 Bristol Sessions Revisited』にも参加していたのは記憶に新しい。良く澄んで透るボーカルが魅力的。マンドリンのリフがご機嫌な"Lucky You"等々、ブルーグラス寄りの音作り。
  ●WB-557476 NITTY GRITTY DIRT BAND『Circlin Back』(本体\2,450-)\2,646-

 フォーク・リバイバルの影響を受けて1966年にカリフォルニア州ロングビーチでジャグバンドとして結成されたニッティ・グリッティ・ダートバンド、ナッシュビルのライマン公会堂に於ける結成50周年記念コンサートの模様を収めたライブ作品。ジェフ・ハンナ、ジミー・ファッデン、ジョン・ マッキューエン、ボブ・カーペンターの現在のメンバーに加えて、元メンバーのジム・イボットソン、ジャクソン・ブラウン、ジェリー・ジェフ・ウォーカー、ヴィンス・ギル、ジョン・プライン、アリソン・クラウス、サム・ブッシュ他、豪華なゲストと共に"Mr. Bojangles""Catfish John"""An American Dream"等のヒット曲や"Keep on the Sunny Side""Nine Pound Hammer""My Walkin' Shoes""Will the Circle Be Unbroken(永遠の絆)"等、ブルーグラス、オールドタイムの名曲まで。
 [インストお勧め]
  ●ROU-00200 BELA FLECK『Juno Concerto』CD(本体\2,580-)\2,786-

 ブルーグラスの世界から飛び出したもっと優れた才能のひとつでもあるベラ・フレックの第2作目となる愛息ジュノの名前を冠したバンジョーとオーケストラの為のコンチェルト。タイトルは愛息ジュノに捧げられた、協奏曲はホセ・ルイス・ゴメス指揮によるコロラド交響楽団を迎えて。ニューヨークを本拠地に活動する弦楽四重奏、ブルックリン・ライダーズとの共演。1979年に『Crossing the Tracks』でデビュー以来、革新的で創造的な音楽を産み出し続けている。デビッド・グリスマンがマンドリンで果たした役割と同様に、ベラがニューグラス・リバイバルやグラミー賞に輝く『Drive』(ROU-0255 \2,646-)他ソロ作やフレクトーンとの活動を通じてバンジョーのボキャブラリーを増やしてきたことが、現在のパンチ・ブラザーズに連なる新しいアコースティック、ブルーグラス音楽の発展を支えてきたことは間違いない。チック・コリアや様々なコラボレーションの中でもアール・スクラッグスから始まるブルーグラス・バンジョーのエッセンスを随所に散りばめて、意外にもそのパートがライブでは凄い受けていたりする。ストリングスとの掛け合いの中でも、親しみののあるフィドル・チューンっぽいメロディが登場したりしてとても興味深い。
 [有名曲満載コンピレーション]
 ■フィドル
  ●REB-8007 V.A.『True Bluegrass: Fiddle』CD(本体\1,980-)\2,139-

Soldier's Joy (James Price)/Dry & Dusty (Kenny Baker)/Goodbye Girls I'm Going To Boston (Art Stamper)/Meetin' House Brance (Ricky Skaggs)/Daley's Reel (Joe Greene)/Scotland (Bobby Hicks)/High Country (Kenny Baker & Joe Greene)/Billy Wilson (Billy Baker)/Done Gone Waltz (Richard Greene)/East Tennessee Blues (Bobby Hicks)/Spider Bit the Baby (Kenny Baker)/Williamsburg (Glen Duncan)/Sunflower Hornpipe (Lyman Enloe)/Midnight On the Water (Art Stamper)/Dusty Miller (Joe Greene)/Orange Blossom Special (Chubby Anthony)/Leather Breeches (Curley Ray Cline)/Live & Let Live (Kenny Baker & Joe Greene)/St. Anne's Reel (Johnny Warren)/Grey Eagle (Kenny Baker).

 上記と同様のレベルレコード、フィドル集。ジェイムズ・プライスの美しい"Soldier's Joy"ではじまり、ケニー・ベイカー"Dry &Dusty"、オールドタイムの伝統を引き継ぐアート・スタンパー“Goodbye Girls I'm Goin\g To Boston”他、廉価フィドルコンピレーション20曲集。20世紀フィドルのさまざまなスタイルが手軽に楽しめる廉価作品ではある。 
 ■バンジョー
  ●REB-8006 V.A.『True Bluegrass: Banjo』CD(本体\1,980-)\2,139-

Sweet Dixie (Bill Emerson)/Clinch Mountain Backstep (Ralph Stanley)/Little Rock Getaway (Jimmy Arnold)/Bear Tracks (J.D. Crowe)/Daddy's Dream (Sammy Shelor)/Banjo Boy Chimes (Sonny Osborne)/Cotton Patch Rag (Alan Munde)//Theme Time (Bill Emerson)/Hard Times (Ralph Stanley)/Knee Deep in Bluegrass (Terry Baucom)/Lonesome Road Blues (Don Reno & Eddie Adcock)/Black Jack (J.D. Crowe)/Old Time Pickin' (Ralph Stanley)/M Street Rag (Jimmy Arnold)/Nedscape Navigator (Ned Luberecki)/Home Sweet Home (Bill Emerson).

 レベル社の50年に及ぶ歴史の中から選ばれたバラエティに富んだ廉価バンジョーコンピレーション16曲集。ビル・エマーソン"Sweet Dixie"を一曲目に、ラルフ・スタンレーの代表曲"Clinch Mountain Backstep"、天才ジミー・アーノルド"Little Rock Getaway"他、J.D.クロウやソニー・オズボーン、アラン・マンデ、サミー・シーラー、ネッド・ルベレッキ等、さまざまなスタイルが手軽に楽しめる廉価作品。 
 [映像お勧め]
  ●HMBP-VM2 VERNON MCINTYRE'S APPLACHIAN GRASS『Live @ Boone County ,KY』2DVD set(本体\3,700-)\3,996-

 ウッドソングス・コーヒーハウス・シリーズの中からバーノン・マッキンタイアズ・アパラチアン・グラス、ケンタッキー州フローレンスに於ける2015年2月14日のショーの模様を収めたもの。バーノン・マッキンタイアはバンジョー弾きとして10代の頃からアール・テイラー&ストーン・マウンテン・ボーイズやジミー・マーチン&サニー・マウンテン・ボーイズのメンバーとして活躍、ここではジミー・マーチンをはじめとしてブルーグラスのスタンダードのオンパレード、田舎のエンターテイナー振りは、現地に足を運ばないと見ることは出来ないのが値打ち。例によってビル・モンロー、ジミー・マーチン、チェット・アトキンス、ベラ・フレック、ジェリー・ダグラス、ダグ・ディラード、トニー・ライス、サム・ブッシュ、サード・タイム・アウト、マーク・ノップラー等々、彼らが取上げている曲の有名アーティストによる別バージョンによるお宝映像が挟まれているのも楽しみ。受注生産の為、一度切れると、再入荷に少し時間掛かる事、ご了承ください。  
  ●MP-0410 VARIOUS ARTISTS『Pioneers And Legends』 DVD(本体\2,650-)\2,862-

 これまた貴重なお宝映像集。'93年のトム・ユーイング、ロバート・ボウリン等在籍時のビル・モンロー、'71年のレスター・フラット、'75年のルイス・ファミリーのテレビ・ショー、'01年のマック・ワイズマンの弾き語り、'77年のジョー・メドウズ(f)、ガーランド・シュピング(bj)参加のジム&ジェシー'71年、サム・ブッシュとトニー・ライス在籍時ののブルーグラス・アライアンス等々。
  ●TIKI-006 BRUCE MOLSKY『Can't Stay Here This a-Way』DVD+CD(本体\3,300-)\3,564-

 現在、オールドタイム音楽のトップアーティスト、ブルース・モルスキーの素晴らしいソロパフォーマンス集。見事なフィドル、バンジョー、ギターを駆使して、現在に伝わるオールドタイム音楽の神髄、つまり伝承音楽のもっとも生き生きとした形を観せ/聴かせる大秀作DVDである。全16曲の美しい映像と丁寧な解説ブックレットは、アパラチア音楽の根底部分を見事に伝承してきたブルースの謙虚な人柄をしのばせる素晴らしいものだ。
  ●PVR-001 八ヶ岳マウンテンボーイズ『Debut...!?』DVD-R(44分、本体\926-)\1,000-

 ムーンシャイナー誌2015年10月号で特集されたように、明確なバンドの目標を設定、それに挑戦することでモチベーションを上げ、バンドのレベルを向上させようという八ヶ岳マウンテンボーイズ。ぜひ見ていただきたい、そして全国各地のバンドも彼らのやり方を参考に、自分たちのアイデンティティーも残してほしいと思える映像集。
 {LATE ARRIVAL}
  ●BFD-087 DAILEY & VINCENT『Patriots and Poets』CD(本体\2,450-)\2,646-

Gimme All the Love You Got/Beautiful Scars/Baton Rouge/Until We're Gone (feat. TaRanda Green)/Bill and Ole Elijah/Unsung Heroes/Spring Hill/God's Love (feat. Doyle Lawson)他全16曲

 今度、新たにグランド・オール・オーブリーに選ばれ、RFD-TVのテレビ・ショーも大好評、名実ともにトップ・バンドとして活躍するデイリー&ビンセントの8枚目となる最新作。スティーブ・マーチン、ドイル・ローソン、ベラ・フレック他、豪華なゲストが参加。先行シングル"Gimme All the Love You Got"の超アップテンポでド迫力のハーモニーは圧巻。 
  ●COMP-4687 BOBBY OSBORNE『Original』CD(本体\2,450-)\2,646-

 口笛より高い声を持ち、革新的なマンドリン・スタイルで、弟のソニーと共に不滅のオズボーン・ブラザーズ・サウンドを確立したボビー・オズボーンが、アリソン・ブラウン主宰、現在、最もクリエイティブで意欲的なブルーグラス作品を提供しているコンパスからのリリース。アリソン(bj)、ステュアート・ダンカン(f)、トレイ・ヘンズレー(g)、シェラ・ハル(m)、トッド・フィリップス(bs)を基本バンドに、ロブ・アイクス(d)他、凄いゲストとクリエイティブで最上質のブルーグラスを創り上げた意欲作。変わらぬ歌声と、敬意の眼差しで気合の入ったプレイでサポートするミュージシャンたちとの心通い合うセッションが素晴らしい。マック・ワイズマン『I Sang The Song』CD(MFR-170120\2,646-)と並んで超ベテランの元気な姿が見れるのは喜ばしい限り。
 [スナイダー・ファミリー]
  ●MH-1678 SNYDER FAMILY BAND『The Life We Know』CD(本体\2,450-)\2,646-

ノース・キャロライナ州レキシントン本拠地の天才キッズ・ピッカーとして注目を浴びたぜブ(g)&サマンサ(f)兄妹と父バド(bs)によるスナイダー・ファミリー・バンドの通算5枚目となるマウンテン・ホームからのデビュー作。ゼブの強力なフラットピッキング・ギターに加えて、ここではバンジョー、マンドリン他、マルチ・プレイヤー振りを発揮、サマンサの存在感を増したフィドル・プレーに加えて素晴らしいボーカルも披露、今後の活躍が期待される。下記の作品も在庫中。 
  ●MRR-1013 SNYDER FAMILY『Stages』CD(本体\2,450-)\2,646-

 映像作品『ジェネレーション・ブルーグラス』にも登場兄ゼブと妹サマンサ、ふたりのギター/マンドリンとフィドル/ボーカルを中心に、父バド(bs)のトリオ、スナイダー・ファミリー。7曲がインスト、6曲の歌物でティーンエイジャー兄妹のスーパーピッキンを堪能する。
  ●MRR-1017 SNYDER FAMILY BAND『Building Bridges』 CD(本体\2,450-)\2,646-

脅威のティーンエイジャー・ピッカー兄妹を擁するファミリー・バンド。大注目です。
 [日本のアーティスト]
  ●JMD-010 THE CASH『Sunrise』CD(本体\1,851-)\2,000-

 京都の美山町に移住して神出鬼没な活動を続ける井上太郎(m)と芦田愛菜の天才子役ぶりで話題となったテレビ・ドラマ『マザー』の主題歌を歌っていた琵菜子(g)、70年代から活動するセンチメンタル・シティ・ロマンスのベーシストとして2009年から参加している瀬川信二(bs)によるザ・キャッシュの3年半振りのセカンド・アルバム。ソルアネモ(中西秀樹作)のプラグインされたマンドリン、ギターとベースが織り成すアンサンブル。バンジョーレスながらもフラット&スクラッグスのオリジナルの雰囲気を伝える"Polka On A Banjo"他。
  ●RPJB-2010『ラグパパス・ジャグバンド』CD(本体\1,500-)\1,620-

TOKYO MX「小室等の新音楽夜話」に出演予定(放送日未定)、神戸を本拠地に活動、ジム・クェスキンをお手本に日本語のオリジナル中心のストリング・バンド系ジャグバンドの2010年の作品。関西フォークの黎明期に活躍したフォーク・キャンパースの勝木徹芳(g,bj,v)、春待ちファミリー・バンドのさわむらしげはる(washboard etc)、ブルーグラス45のジョッシュ大塚(bj,f,g)、日本のタブベースの第一人者=神田修作(g,bs)、秋元慎(m,f,v)。
 [弦、パーツ、その他]
 ★GHSバンジョー弦
 
MISC-PF140 J.D.クロウ・スタジオ・ライト(00095 011 012 020w 0095)(本体\750-)\810-
MISC-PF135 J.D.クロウ・ステージ・ライト(010 011 012 020w 010)(本体\750-)\810-
MISC-PF175 S.オズボーン・ミディアム・ライト(011 012 013 022w 011)\810-(本体\750-)

今は引退したソニー・オズボーン、J.D.クロウの両巨頭が好んで使っていたステンレス・スチールのバンジョー弦。
 [レッド・クレイ・ホーム・レコーディング・スタジオ]
 ハンク・ウィリアムスが録音していた往時の同じ機材で一発録音によるクラシックサウンドの再現から、マルチトラック録音、MIX DOWN,MASTERING,CD-Rまで『ホーム・レコーディング』と言う事で,大変経済的に仕上げる事が出来るようになりました。またCD制作もいたしますのでお気軽にご相談ご利用下さい。
 ☆☆ビー・オー・エム・サービス(御注文は:TEL 0797-87-0561:FAX 0797-86-5184:E-MAIL order@bomserv.comにて承ります。☆☆