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  [B.O.M.Services 最新入荷&ベストセラー]
2018年1月1日
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皆様、明けましておめでとうございます。今年もより良いブルーグラスを紹介していく所存ですので、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
 [今月の特選] 
  ●PMR-0004  CAROLINA BLUE『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』CD(本体\2,450-)\2,646-

Enoch'S Still/Faded Rose/Dreaming Of You/The Love I'Ve Lost Today/Hell Come The Night/No Room In My World/Are You Living Right/Her True Love Now Is Sleeping/Bonnie Goodbye/Home/Kiss Me Once And Go Love/Just A Poor Country Boy/Jesus Broke The Bonds/Take Me Back To Kentuck全14曲

 昨年はブルーグラス45が出演したことも有って、応援を兼ねてノースキャロライナ州ローリーで開催されたIBMAワールド・オブ・ブルーグラスに多くの日本人が参加していたが、そこに行った方々が口々にとても印象に残ったというキャロライナ・ブルー。優れたブルーグラスの宝庫、ノース・キャロライナ州西部地区から登場した正統派ブルーグラス。キャロライナ・ブルー。バディ・パウエル(g)とティム・ジョーンズ(m)を中心に2007年に結成、現在はリース・コム(bs)、ジェームス・マクドウェル(bj)、パタクサント・レーベルからソロ・アルバムを発表していたマール・ジョーンズ(f)というラインナップ。ツイン・フィドルをフィーチャー、メロディにF&Sやレノ&スマイリーがそこはかとなく薫る"Faded Rose"。ベニー・マーチンの美学を髣髴させる"Hell Come The Night"。オズボーンの影響が見え隠れする"Dreaming Of You"。モンロー・スタイルのマンドリンが聞ける"The Love I've Lost Today"。"No Room In My World"は70年代のクリンチ・マウンテン・ボーイズの雰囲気。"Bonnie Goodbye"はブルーグラスには不可欠なハードドライビングなトリオ・ナンバー。"Just A Poor Country Boy"のバンジョー・ソロではドン・レノ、アール・スクラッグス、エディ・アドコックが次々と現れる。"Take Me Back To Kentucky"は"Panhandle Country"をモチーフにエンディングを飾るに相応しい内容。コーラスも楽器ワークは素晴らしい今に生きる正統派ブルーグラス。
 [新入荷]
 *映像
  ●BRRMBBD V.A.『Moody Bluegrass:Live At The Ryman October 23,2005』2DVD SET(本体\4,200-)\4,536-

 60年代末から70年代、日本でも絶大な人気のあったブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの雄ムーディー・ブルース、美しいメロディ・ラインと幻想的なイメージャリーの「サテンの夜」などのヒット曲、『童夢』などの大作アルバムが知られている彼らの曲をブルーグラスに仕立てるという、ヴェテラン・マンドリン・プレイヤー、デヴィッド・ハーヴェイが手掛けた、一見してミス・マッチな組み合わせから生まれた秀作アルバム『Moody Bluegrass』(ROU-0550)のメンバーが集まって、カントリーの聖地、ライマン公会堂で開催されたライブの映像集。
オープニング・アクトにデビッド・ハーヴェイ(m,f)、ミッシー・レインズ(bs)、ジム・ハースト(g)を擁したクレア・リンチ・バンドがたっぷりと30分、クレアの可憐な唄と鉄壁のアンサンブルが素晴らしい。  続いていよいよムーディ・ブルーグラスの本編、デビッド・ハーヴェイ(m)をリーダーにティム・メイ(g)、インファマス・ストリングダスターズのアンディ・ホール(d)、アンディ・トッド(bs)、スチュアート・ダンカン(f)、チャーリー・クシュマン(bj)、フレッド?・カーペンター(f)、オウブリー・ヘイニー(m,f)等が登場、アルバムの曲目順にハーリー・アレンとジョン・コーワンのデュオで"Lovely To See You"、続いてティム・オブライエンとクレア・リンチによる"Land Of Make Believe"、アリソン・ブラウン(bj)を迎えてジョン・コーワンとパティ・ミッチェル&ジャン・ハーヴェイのコーラスを迎えてドライブするブルーグラスに仕立て上げた"The Voice"、ラリー・コーデルとコーワンでThe Other Side Of LIfe"、デビッドの妻、ジャン・ハーヴェイ"It's Up To You"に続いてコーワン&アレン"Ride My See Saw"ではラリー・スパークスのバンジョーを勤めていたバリー・クラブトゥリー(bj)が参加。ジョン・ランドールとコーワンによる"I'm Just A Singer In A Rock & Roll Band"ではスタジオ録音のサム・ブッシュに代わってステュアート・ダンカンのスライド・マンドリンが聞けるのもユニーク。再びティムとジョン・ランドール、アリソン・ブラウンも加わった"Legend Of A Mind"、ハーリー・アレン、ジャン・ハーヴェイにアメージング・リズム・エイセズのラッセル・スミスによる"Your Wildest Dreams"、ハーヴェイ(m)。メイ(m)、ホール(d)のティステイなソロも聞き物。ムーディ・ブルース最大のヒット曲"Nights In White Satin"ではコーワンの渾身のボーカルにハーヴェイの超レアな名器ギブソンのF-10の音色を最大に活かしたソロにストリングスも加わる名演に観客はスタンディングオベーションで応える。続いてムーディブルーのオリジナル・メンバーを順番にフィチャー、ジョン・ロッジを迎えて"Send Me No Wine"、ジャスティン・ヘイワードによる"It's Cold Outside Of Your Heart"、グリーム・エッジをフィーチャーした"Higher And Higher"ではオーブリーのダンサー、マルシア・キャンベルの登場で客席がヒートアップ。 ヘイワードとコーワンによる"Never Comes The Day"、出演者総出演による"Tuesday Afternoon"で大胆円を迎える。
その後に、デイブ・ハーヴェイによるバンド・メンバー紹介の後にハーリー・アレン、ティム・オブライエン、ラリー・コーデル、ジョン・ランドールが登場、交互にリードボーカルを取って、延々とソロ回しをする強烈なストレートなブルーグラス・ソング"Little Maggie"、(ムーディ・ブルーのジャスティン・ヘイワードも楽しそうにギターで参加する姿が微笑ましい)、これが無いとブルーグラスは終われないのかなぁという演奏を聞かせる。
 *ブルーグラス
  ●ROU-00267 STEVE MARTIN & STEEP CANYON RANGERS 『Long Awaited Album』CD(本体\2,450-)\2,646-

Santa Fe/Caroline/All Night Long/Canadian Girl/Office Supplies/Bad Night/Strangest Christmas Yet/Always Will/So Familiar/Nights in the Lab/Angeline the Barista/On the Water/Girl From River Run/Promontory Point全14曲

 ハリウッドスターにして、最も影響力の有るバンジョー・プレイヤー=スティーブ・マーチン、2009年『The Crow : new songs for the five-string banjo』でブルーグラス界に参入以来、第5作目、スティーブ・キャニオン・レンジャーズとのコラボとしては『Rare Bird Alert』(2011年)、エディ・ブリッケルも交えた『Live』(2014年)年に続く3作目。アカデミー授賞式の司会も 務めた米国民的人気コメディアン、自らの名前を冠してバンジョーの部門で活躍したプレイヤーを顕彰するスティーブ・マーチン・プライズを制定、ブルーグラスやバンジョー音楽を広める事に最も貢献している。全編に楽しい仕掛けが散りばめられたブルーグラス作品。クロウハンマーとスク ラッグス・スタイルを駆使して、70年代の伝説のTV番組『ゴングショー』や『サタデイ・ナイト・ライブ』で ブレークしたのち、80年代以降には映画『サボテンブラザーズ』、『大災難P.T.A.』(たしか、ビル・モンロー のジョークが出てきた!?)、『花嫁のパパ』などで知られる彼、ブルーグラスのCDが映画の最新作ほど期待されていないことを逆手にとったアルバム・タイトル。モダン・フォークにも通じる洒脱なオリジナル・ブルーグラス・ソングの数々、スティーブ・キャニオン・レンジャーズとの息もぴったり、セレブのお遊びではまったくな い、すばらしくユニークな作品である。
  ●PATUX-285 THE MOLLY ROSE BAND『With All Due Respect』CD(本体\2,450-)\2,646-再入荷

Westward Bound/Go and Leave me I Don't Mind/I Haven't Seen Mary in Years/Molly Rose/Drinking her Memory Down/Beautiful Blue Eyes/A Better Place in Time/Don't Let Smokey Mountain Smoke Get in Your Eyes他全13曲

 最近の完成度の高い創りこみ過ぎたブルーグラスにご不満な方にお勧めしたい、カウンティの700番台やレボナ、オールド・ホームステッドといったレーベルを聴いて来られたオールドファンにはどこか懐かしさを感じるトラディショナル・ブルーグラスの秀作。
ジミー・マーチンやロスト&ファウンドで活躍したベテラン、リンウッド・ランスフォードがビッグ・カントリー・ブルーグラスを離れた後に参加した新バンド、モリー・ローズ・バンドの「充分に敬意を表して」と題された、メインストリームのバンドが失ってしまった昔ながらの良さが伝わる作品。オールド・ファンには嬉しいDCグラスのレジェンド、ピート・パイクの"Go and Leave me I Don't Mind"、ビル&ジェームス・モンローの親子共演盤から"I Haven't Seen Mary in Years"、オズボーンの"Don't Let Smokey Mountain Smoke Get in Your Eyes"他。
  ●PC-1207 EDDY RAVEN WITH CAROLINA ROAD 『All Grassed Up』CD(本体\2,450-)\2,646-

All Grassed Up/Too Wet To Plow/Good Morning Country Rain/Bayou Boys/Thank God For Kids/Rollin' In My Sweet Baby'S Arms/I Should Have Called/I Got Mexico/Who Do You Know In California/Island/Operator, Operator/Sooner Or Later全13曲

 2002年のカントリー・ゴールドで来日したエディ・レイヴェンと、先頃、カントリー・スターとの共演アルバムが好評だったロレイン・ジョーダン&キャロライナ・ロードの共演盤。 "I Got Mexico""Bayou Boys""Operator Operator""Thank God for Kids"等、エディのヒット曲のブルーグラス・アレンジや超スタンダード"Rollin' In My Sweet Baby'S Arms"に加えて、エディ流ブルーグラス賛歌のタイトル曲を含め8曲のオリジナルを提供。ロレイン(m)に加えて、ETSU出身のジョッシュ・ゴーフォース(f)、ベン・グリーン(bj)、トミー・ロング(g)、元マウンテン・ハートのジェイソン・ムーア(bs)という凄腕のサポート。
"Good Morning Country Rain"はバック・ホワイトが取上げてブルーグラスでもお馴染み。ブルーグラス賛歌といつた趣のタイトル曲を皮切りに、キャッチーなイントロに導かれてマンドリンのオブリガードが心地よい"I Got Mexico"、アコースティックなバックに切々と歌われる"Thank God For Kids"、歌の説得力は半端無い。70年代カントリーのポップさを残しながらもブルーグラスのテンションをキープしているのがこっち寄りのファンには嬉しい。良いトーンでハードにドライブするバンジョー、必要な場所に切り込むフィドル、心地よいリズムを提供するベース等、バックを勤める面々の実力は相当なもの。洗練され過ぎないところが魅力なのかもしれない。
  ●BRRMBG2 V.A.『Moody Bluegrass Two…Much Love』CD(本体\2,750-)\2,970-

 ブルーグラッサーによるムーディ・ブルーのカバー作品として2004年にリリース、グラミー賞にもノミネートされたヒット作『Moody Bluegrass』の続編。ムーディ・ブルーのメンバー、ジャスティン・ヘイワード、ジョン・ロッジ、グレアム・エッジに加えて創立メンバーのレイ・トーマス(flute)、彼等のサウンドを特徴付ける特徴的なメロトロンを駆使するマイク・ピンダーも参加、前作に続いて故ハーリー・アレン、ジョン・コーワン、ティム・オブライエン、ラリー・コーデル、今回、新たにビンス・ギル、リッキー・スキャッグス、サム・ブッシュ、ピーター・ローワン、ロニー・ボウマン他が参加。デビッド・ハーベイ(m)のプロデュースとアレンジの下、8歳の娘のエマや妻のジャン・ハーベィもフィーチャー、前作に引き続きティム・メイ(g)、アンディ・ホール(d)、アンディ・トッド(bs)、バリー・クラブトゥリー(bj)、ステュアート・ダンカン(f)オウブリー・ヘイニー(f)、グレン・ダンカン(f)、アリソン・ブラウン(bj)他の豪華なメンバーが参加。
  ●OXCD-6009 MULESKINNER CD(本体\2,750-)\2,970 再入荷-

Muleskinner Blues/Blue & Lonesome/Footprints in the Snow/Dark Hollow/Whitehouse Blues/Roanoke/Rain & Snow/Soldier's Joy/Opus 57/Blue Mule      他全11曲

 1970年代ブルーグラスの最高傑作。ピーター・ローワン、クラレンス・ホワイト、デビッド・グリスマン、リチャード・グリーン、ビル・キースがビル・モンロー・ソングを中心にオリジナルやトラディショナルを、この空前絶後の超メンバーの能力を見事に引き出し、ストレート・ブルーグラスからダウン・トゥ・アースなロック風味まで、時代に即応した縦横自在な精神の高まりを見事に捉えている。この後、クラレンス・ホワイトが非業の死を遂げる。スタジオ録音盤の凄さと、完璧さ、その歴史的な価値は言うまでもない。必聴、必携の一枚だ。あるうちにどうぞ。
  ●MCR-1003 LARRY CORDLE 『Give Me Jesus』CD(本体\2,450-)\2,646-

 祝グラミー賞ノミネート、リッキー・スキャッグスの"Highway 40 Blues"やジョージ・ストレイト&アラン・ジャクソンのデュエットで大ヒットした"Murder on Music Row"他、優れたソングライターとして又、ロンサム・スタンダード・タイムを率いて、ハイ・ロンサム感溢れるブルーグラス・シンガーとしても知られるラリー・コーデル、病魔を克服しての渾身のゴスペル・アルバム。
 *オールドタイム/フォーク/アメリカーナ
  ●BTR-016 FRANK LEE & ALLIE BURBRINK 『Live at Brashler Barn』CD(本体\2,450-)\2,646-

Standing on a Mountain/Sing to the Fallen Eagle/Can't Nobody Hide from God/Elkhorn Ridge/I've Always Been a Rambler/Waves on the Sea/The Sailor and the Soldier/Keep Your Lamp Trimmed and Burning/Sandy Boys/I'm Getting Ready to Go/Come and Go with Me

 1990年代に活躍したフレイト・ホッパーズの創立メンバーのフランク・リー(bj,g)とインディアナの若い女性ストリングバンド、ホィップステッチ・シリーズのアリ−・バーブリンク(g,bj,harmonica)によるデュエット集。クロウハンマーやスライドを駆使したオールドタイミーなサウンドでカーター・ファミリー、デルモア・ブラザーズ、グレイソン&ウイッター、フラット6スクラッグス等オールドタイムやアーリー・ブルーグラス、ブラインド・ウィリー・ジョンソン等古いブルース、スティーブン・スティルス作でカントリー・ガゼットで御なじみの"Sing to the Fallen Eagle"をオールドタイム・スタイルで演じているのもユニーク。
  ●NONE564711 CHRIS THILE 『Thanks for Listening 』 CD(本体\2,650-) \2,862-

I Made This for You/Feedback Loop/Elephant in the Room/Douglas Fir/Thank You, New York/Stanley Ann/Modern Friendship/Falsetto/Balboa/Thanks for Listening全10曲.

 クリス・シーリーが司会を務める人気ラジオ番組「プレーリーホームコンパニオン」の為に「ソング・オブ・ザ・ウィーク」と題して毎回、書き下ろした19曲のうちから10曲を選んで新たに録音した作品。
 *インスト
  ●QFP-070 MARK JOHNSON & EMORY LESTER 『Acoustic Milestones - 20 Years』CD(本体\2,450-)\2,646-

Crazy Creek/Misfortune's Child/Cheyenne/Home Sweet Home (Revisited)/Back up and Push/Wind in the Leaves/One Morning in May/Booth Shot Lincoln/Darcy Farrow/Temperance Reel

 優れたバンジョー奏者に与えられるスティーブ・マーチン・プライズを2012年に受賞、クロウグラスを標榜して自在にメロディを操るクロウハンマーバンジョーの名手=マーク・ジョンソン(bj)とマンドリンの超絶テクニシャンでマルチ・ミュージシャンのエモリ―・レスター(m,g,bs,f,v)が活動を共にして20年を記念してリリースした作品。トミー・ジャクソンのフイドル・チューンでビル・キースやトニー・ライスの名演でお馴染みのCrazy Creek"やモンローの"Cheyenne"等々の起伏の富んだメロディをクロウグラスにアレンジ、ストリングスをバックに格調高くバンジョーが響く"Wind in the Leaves"、エモリーのフォークタッチのボーカルをフィーチャーした"Home Sweet Home (Revisited)""Darcy Farrow"等、トニー・ライスが80年代以降にセットしたニューアコースティック路線のブルーグラスを継承して、自らのアイデアを加えたユニークなサウンド作りに成功している。
  ●AMA-1110 HAMILTON DE HOLANDA QUINTET『Casa de Bituca: The Music of Milton Nascimento』 CD/DVD(本体\2,950-)\3,186-

 デビッド・グリスマン、マイク・マーシャル、ジョン・ライシュマン等、名立たるマンドリン・プレイヤーが傾倒するブラジルのストリング・バンド音楽=ショーロで使われるバンドリンの名手として又、その幅広い音楽性で国際的に活躍するアミルトン・ヂ・オランダの11枚の作品は「ブラジルの声」の異名を持つミルトン・ナシメントの作品集。ここではアミルトンのバンドリンにベース、ギター、ドラムにハーモニカの加わった非常に洗練された彼のクィンテットにミルトン自身も参加、最先端のショーロが聞ける。
  ●SPR-717 KENTUCKY COLONELS『Appalachian Swing』CD(本体\2,450-)\2,646-

Clinch Mtn. Backstep/Nine Pound Hammer/I Am a Pilgrim/Prisoner's Song/Sally Goodin/Faded Love/John Henry/Wild Bill Jones/Mocking Bird他全15曲 

 12月に来日したデビッド・グリアのプレイに触れられた方は、その端々にクラレンス・ホワイトのエッセンスを感じられた事と思います。ブルーグラス・インストの超名盤、若き日のローランド&クラレンス・ホワイト兄弟のマンドリンとギター、ビリー・レイのバンジョー等々、お手本の様なブルーグラス・インスト集である。  初期とはいえども、クラレンス・ホワイトのギターのヒラメキには完全にノックアウトだ。ホワイト兄弟参加のタット・テイラー『DOBRO COUNTRY』から3曲のボーナスカット入り。
 [再発見、発掘作品]
  ●ACD-12522 BILL MONROE 『Castle Studio 1950-1951 - Complete Sessions』5CD+BOOKLET(本体\14,600-)\15,768-限定生産

 ビル・モンローがデッカ初期、ジミー・マーチン、カーター・スタンレー、エド・メイフィールドという名ボーカルを擁した1951年と1952年ににシンデレラ・スタジオで残した未発表音源を多数含む全181曲(366分)。モンローインストのマスターピース、"Rawhide"だけでも6テイク、"Poison Love"に至っては途中で止めた物も含めて13テイクも残している。CDサイズのハードカバーによるブックレットにはニール・ローゼンバーグによるディスコグラフィとデック・スポッツデイルと元ブルーグラス・ボーイズのフィドラー=チャーリー・スミスによるライナー。ビル・モンローがレスター・フラット、アール・スクラッグス、マック・ワイズマン等と袂を分かって、孤高のハイロンサム・サウンドを築き上げるプロセスの全貌が明らかにされたミュージシャンと熱心なリスナー垂涎の録音集。1000セット限定発売。
  ●BGOCD-298 COUNTRY GAZZETTE『Traitor in Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』CD(本体\2,650-)\2,862-

 1970年代はじめ、ケンタッキーのニュー・グラス・リバイバル、東海岸ワシントンDCのセルダム・ シーンと並んで、ブルーグラス界に衝撃を与えた西海岸ロサンゼルスのカントリー・ガゼット、その素晴 らしいデビュー作(ヨーロッパでヒット・チャートの1位を獲得したという)と、クラレンス・ホワイ トの超絶リード・ギター(特に"Huckleberry Hornpipe"はクラレンスの遺言ともいえる究極の逸品)を ゲストに迎えた第2作のLP2枚が1枚のCDに!!。バイロン・バーライン(f)とアラン・マンデ(bj)の素晴ら しいテクニックと、全体をタイトに締めるロジャー・ブッシュ(bs)のリズム、そしてケニー・ワーツ(g)らと の胸の透くウェストコースト・ハーモニー。今でも驚くべきブルーグラス・アンサンブルの極致だ。
  ●SXCD-6034 COUNTRY GAZETTE『The Four Album Collection』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-

 クラレンス・ホワイトの超お宝秘蔵録音5曲を含む未発表音源15曲を含む全54曲集。クラレンスとガゼットのライブ5曲のほか、愛すべきローランド・ホワイト、弟クラレンスを亡くした1973年から5年間、クラレンスのギターを使っての未発表録音10曲。カントリー・ガゼットの『Live At McCabe's』(1975)、『Out To Lunch』(1976)、『What A Way To Make A Living』(1977)、3枚のアルバムを2枚のCDに収めたものだが、ホワイト家フォロワーやクラレンス・ファンは必携だろう。
  ●FF-160401 THE STRING BAND『The Lost Tapes: Jimmy Akazawa/ Shin Akimoto/ Hikaru Hasegawa』CD(本体\1,000-)\1,080-

East Tennssee Rag/Road To Columbus/Golden Slipper/My Bonny/Stardust/Lime Rock/Tennessee Waltz/Red Wing/Ragtime Annie/Beaumont Rag/Festival Waltz/Orange Blossom Special.

 80年代に大阪で活動したジミィ赤澤(fd)/秋元 慎(md)/長谷川 光(gt,bj,bs)の3人によるザ・ストリング・バンドの1987年の発掘音源。ブルーグラスとテキサスフィドルのスタンダードを中心に、「マイボニー」や「テネシーワルツ」などのスタンダード、0年代の時代の熱気を見事に納めた演奏の数々。こと音楽/芸術に関して、2度と戻らない「若気の至り」はサイコーの褒め言葉だろう。
 [映像作品]
  ●RCSI-1163 V.A.『The Porchlight Sessions』DVD-R (\3,100-)\3,348-近日入荷

 21世紀のブルーグラスを紹介する秀逸なドキュメンタリー映画。ラルフ・スタンレー、ドック・ワトソン、サム・ブッシュ、クリス・シーリー、ティム・オブライエン、ジェリー・ダグラス、ブライアン・サットンetc.アリソン・ブラウン(bj)、シェラ・ハル(m)等によるポーチライト・セッション・バンド他。詳細はムーンシャイナー1月号にて。
  ●SRDVD-2001 MULESKINER DVD\3,098-(本体\2,950-)再入荷

New Camptown Races/Dark Hollow/Land of the Navajo/Blackberry Blossom/Knockin On Your Door/Opus 57 In G Minor/Red Rocking Chair/The Dead March/Orange Blossom Special. 全9曲

 ビル・モンローがTV収録に間に合わず、急きょ集められた当時のロックスター、ピーター・ローワン、クラレンス・ホワイト(g)、デビッド・グリスマン(m)、ビル・キース(bj)、リチャード・グリーン(f)といった奇跡のメンバーによるジャムバンドとして30分のテレビ番組に出演、奇跡的にそのVTRが残っていたDVD映像。1970年代、ジョン・ハートフォードとともにブルーグラスがドラスティックに変わっていく精神的支柱となった彼らが、トラッドグラスへの愛情とすばらしい演奏を残した奇跡的な、永遠のお宝映像である。
 [ムーンシャイナ―誌1月号レビュー紹介作品]本誌レビューをご参照ください
  ●DTT-0044 MILE TWELVE 『Onwards』CD(本体\2,450-)\2,646-

 来年3月に来日が予定されているボストンの新進気鋭のブルーグラス・バンド、マイル・トゥエルブ、2015年のミニ・アルバムに続く初のフル・アルバム。2曲を除いて全曲、伝統的なブルーグラスのノウハウを踏まえたメンバーによるオリジナル・ブルーグラス。
  ●ROU-00290  ABIGAIL WASHBURN AND BELA FLECK 『Echo in the Valley 』CD(本体\2,650-)\2,862-歌詞付

 1979年に『Crossing the tracks』(ROU-0121)でソロ・デビュー以来、バンジョー音楽の可能性を広げ続けてきたベラ・フレックと、クロウハンマー奏者でソロの他、女性オールドタイムのスーパーバンド、アンクル・アールやスパロウ・クァルテット等の活動で知られるアビゲイル・ウォッシュバーン夫妻の2015年グラミーベスト・フォーク・アルバム受賞作に続く2作目。
  ●PMR-0004  CAROLINA BLUE『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』CD(本体\2,450-)\2,646-

 今年IBMAに行った方々が口々に素晴らしかったと大絶賛のノースキャロライナ西部地区から登場した、コーラスも楽器ワークは素晴らしい今に生きる素晴らしい正統派ブルーグラス。
  ●COMP-4695 MIKE BARNETT『Portraits In Fiddles』CD(本体\2,450-)\2,646-

 10代でジェシー・マクレイノルズ・バンドに参加後、ボストンのバークリー学院で学び、クルッキド・スキルやデッドリー・ジェントルメン等の新世代のブルーグラス・バンドで活動、現在はブライアン・サットン・バンドやリッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーで活躍する彼のコンパスからの超豪華ゲストを迎えた素晴らしいフィドル・アルバム。
  ●MH-1701 DOYLE LAWSON AND QUICKSILVER『Life Is A Story』CD(本体\2,450-)\2,646-

 スクール・オブ・ブルーグラスと称されて多くのブルーグラス・ミュージシャンを輩出してきたドイル・ローソン&クイックシルバーの最新アルバム。
 [ムーンシャイナー関連作品]
  ●BGOCD-1295 EARL SCRUGGS 『 Live At Kansas State / The Earl Scruggs Revue / Rockin’ ’Cross The Country / Family Portrait』2CD(本体\2,750-)\2,970-

 宮本有氏によるフォギー・マウンテン・ロールの検証に合わせたかのようにアール・スクラッグスがフラット&スクラッグス解散後に息子たちと結成したアール・スクラッグス・レビューの4枚のアルバムを集めたコンピレーション入荷。絶頂期のバッサー・クレメンツとアンクル・ジョッシュの凄いプレイが聞ける『Live At Kansas State』はアール・スクラッグス・レビューの1972年作ライブ盤、ブルーグラスを創ったその一人が、こだわりなくロックとの共生を模索している姿勢、そのゴールデン・トーンと音を創ろうとする指先に込められた衝動は学ぶべきだろう。『The Earl Scruggs Revue』(1973)ではアールが子供の頃、母親に「メロディが判るように弾きなさい。」とアドバイスを受けるきっかけとなった"Step It Up And Go"や"Salty Dog Blues"やニッティ・グリッティ・ダート・バンドがクロウハンマーバンジョーとロックを融合させた"Some of Shelley's Blues"やボブ・ディラン。『Rockin’Cross The Country』(1974)はデラニー&ボニーのボニー・ブラムレットが全面参加でスワンプロック風味に絡むスクラッグスとアンクル・ジョッシュのドブロ最高。知る人ぞ知るバンジョーインスト"Silver Eagle"のゴールデン・トーンとタイミングを是非、聞いて欲しい。
  ●KSSM-0201 SHIME『Years & Years』CD(本体\2,381-)\2,571-

 東京ヘブン/君の中に眠るもの/デジタル/夢見る頃なら僕は誰にでもなれた/Years&Years/イチゴジュース/君のうた/メロディー/Waltz#2。

 東京のブルーグラス・シーンから登場して70年代のアメリカン・ロックをカバーして人気を博したテキーラ・サーキット(LDM-0201 CD\2,800-)の活動で知られるSHIME(シメ)が98年に発表したソロ・アルバム。自身のブルーグラスやカントリーのルーツを踏まえて、自身のオリジナルを日本語で、しかしキッチリと70年代ロックや南部ロックの雰囲気を漂わせる作品。全編で現在も活動を共にする西海孝(g)が参加、5曲で奥沢明雄が参加、期せずしてテキーラ・サーキットを再現。1月26日(金)には大阪アナザードリームで大阪ブルーグラス・ナイト主催のライブが予定されている。

★1月26日(金)「SHIME with林孝明(bs)古橋一晃(g)and久永雅史(g)小野田こうじ(bj)秋元慎(m) OPEN 18:30 START 19:30 チケット 3,500円(ドリンク代別途)
アナザードリーム(06-6211-5759)
大阪市中央区千日前1-9-7 
レッドルーフプラス大阪難波 B1
*ビーオーエム・サービスにてチケット取扱中!!
  ●WI-001 WIDE ISLAND『Going Home(本体\2,000-)\2,160-

 広島と縁の深い日系オーストラリア人のブルーグラッサー=ピート・デナヒー(f)と福山を中心に活動するマエドリンこと前田宏樹(m)、アロン・マクリーン(bs)、京都出身で現在、タスマニア在住のバンジョー&シンガーソングライター松本もんつ(Bj、村田智行(g)というメンバーで結成された、その名もワイド・アイランド(広島)。もんつのバンジョーのイントロによる軽快なドライビングメナンバー"Long Way Over"他、ブルーグラスのノウハウを上手く取り入れたピートが6曲、東洋的な日本語ソングとインストともんつが2曲、アーロン、前田(インスト)が各1曲とオリジナル全10曲。村田のリード・ギターもたっぷりフィーチャー。オーストラリアのTOYOTAゴールデン・ギター・アワードのBluegrass Recording of the Yearノミネート作品。オーストラリアの音楽ファンを引き連れて日本各地でブルーグラスによる文化交流に貢献しているピートと広島で地道に啓蒙活動を続けるマエドリン、バンジョーによる弾き語りで独自の世界を築くモンツという個性が集まって、ビル・モンローがセットしたフォーマットに則っての創り上げたブルーグラス作品。
  ●RCSI-1136 TELLICO『Relics and Roses』(本体\1,980-)\2,070-

 アパラチアン・ボイスを体現、2月に来日するアーニャ・ヒンクル参加のテリコのデビュー作。アーニャのルーツィーなハスキー系の魅力的なボーカルとオリジナルを中心に、モダンなブルーグラスの曲調とディープな暖かいトーンのオールドタイミーなアパラチアの陰影に乗ったビートがとても新鮮な、若者と地ビールの街ノースカロライナ州アッシュビルで人気のバンドのデビュー作だ。
  ●PVR-001 八ヶ岳マウンテンボーイズ『Debut...!?』DVD-R(44分、本体\926-)\1,000-

 ムーンシャイナー誌2015年10月号で特集されたように、明確なバンドの目標を設定、それに挑戦することでモチベーションを上げ、バンドのレベルを向上させようという八ヶ岳マウンテンボーイズ。ぜひ見ていただきたい、そして全国各地のバンドも彼らのやり方を参考に、自分たちのアイデンティティーも残してほしいと思える映像集。
 [カントリー/ポップ/アメリカーナ]
  ●BGOCD-876 RUN C & W 『Into The Twangy-First Century/Row Vs. Wade』CD(本体\2,650-)\2,862-

Into The Twangy-First Century: Ballad Of The Burns Brothers/Walkin’ The Dog/Unchained Medley: Flint Hill Special (Intro)/What’d I Say-Superstition-Stop In The Name Of Love他全20曲

 レイ・チャールズやスティービー・ワンダー等々、R&Bの名曲をブルーグラス・スタイルで演じるランC&Wが1993年と1994年にリリースされた2枚のアルバムを集めた作品。バンド名はヒップホップの『Run DMC』をもじってつけられた。初期イーグルスのメンバーで西海岸ブルーグラスの草創期にバンジョー弾きとして活躍したバニー・レドン、カントリー等、ルーツに根ざした70年代のアメリカン・ロック・バンド、アメイジング・リズム・エイシズのラッセル・スミス、ナッシュビルのソングライター=ジム・フォトグロー、ビンス・メラムドがでっち上げたバーンズ・ブラザーズが「これが我々のブルーグラスだ」と、徹底的にリズム&ブルースをパロディーする。メジャー・レーベルを舞台に見事な軽佻浮薄に演じる。東京のブルーグラス界の重鎮による「元祖」なるバンドがカバーしていた事でも知られる。その筋の人は「メチャ楽しめる」はず。Itchy Twitchy Spot (Parody Of Achy Breaky Heart)ではビリー・レイ・サイラスが歌ってダンスと共にヒットした曲を羊や牛の鳴き声も交えてパロディ化。"FOGGY MOUNTAIN SPECIAL"のバンジョーに載せてレイ・チャールズの"What’d I Say"、豚を追う掛け声からスティービー・ワンダー、テンポアップしてスープリームスの"Stop In The Name Of Love"に続くメドレー等、テンプテーションズの"My Girl"はラルフ・スタンレーとスモーキー・ロビンスの邂逅。いろいろ仕掛けがあって面白い。サム・ブッシュも参加。ブルーグラスの懐の深さを実感。
  ●NONE529809 CAROLINA CHOCOLATE DROPS『Leaving Eden』CD(本体\2,450-)\2,646-

Riro's House/Kerr's Negro Jig/Ruby, Are You Mad/Country Girl/Run Mountain/Pretty Bird 他全15曲

 IBMA総会の基調演説を務めたリアノン・ギデンズ参加の黒人オールドタイム・ストリングバンド、カロライナ・チョコレート・ドロップスの2012年リリースの第三作。斯界最重要ミュージシャン、バディ・ミラーのプロデュースで、19世紀の南部で出会ったフィドルとバンジョーが産み出したあたらしい(当時の)音楽を現代の感性に乗せて表現する。ミンストレル・バンジョーやボーンズなどのアフリカ音楽と西洋音楽のフィドルが出会った生々しい瞬間を捉えた、と感じれるようなすばらしいアルバムに仕上がっている。ブルーグラスのむこう側に広がるオールドタイム・ストリングバンドを現代的に捉えた名作。
 [楽器、その他]
●楽器のメンテナンス承ります

 春の野外フェスティバル・シーズンに備えてお手持ちの楽器のメンテナンスのお手伝いさせてもらいます。
ギター、マンドリン、バンジョー、フィドル、ドブロ、ベース等々、フレット交換、弓の毛替え、バンジョーのセットアップ等々、長年の実績と経験で適所にて修理調整を行います。 先ずは相談下さい!!
 [弦、アクセサリー]
 
★GHSバンジョー弦

MISC-PF140 J.D.クロウ・スタジオ・ライト(00095 011 012 020w 0095)(本体\750-)\810-
MISC-PF135 J.D.クロウ・ステージ・ライト(010 011 012 020w 010)(本体\750-)\810-
MISC-PF175 S.オズボーン・ミディアム・ライト(011 012 013 022w 011)(本体\750-)\810-
今は引退したソニー・オズボーン、J.D.クロウの両巨頭が好んで使っていたステンレス・スチールのバンジョー弦。
  ●MISC-0030 GROVER BANJO BRIDGE 5/8 (本体\1,500-)\1,620-

 長らく品切れ中でした、GIBSON社純正ブリッジに採用されていたグローバー社ミンストレル。ブリッジ5/8インチ、久々に入荷しました。3本足でメープル材の上にエボニー・トップというブルーグラス・バンジョーの永遠のスタンダードです。
  ●MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』\324-(本体 \300-)再入荷

 定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。ニッケル・シルバー素材厚み 0.025インチ、No.1787136の特許ナンバーの刻印入り、こちらも永遠のスタンダードです。
  ●MISC-SBP 『秋元慎シグネチャー・ピック』 (本体\250-) \270-

 フラットピッカー、特にマンドリン・プレイヤー向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.5mm厚のピック。マイク・コンプトンとの意見を交換、長年の経験から手に馴染む大きさ、ラウンドの取り方、フィニッシュにこだわりました。弦にあたるときの親和性が通常のセルロイドのピックより格段に良く、ハイポジションで弾いても音がつぶれ難いのが特徴。1.00mm厚、1.3mm厚も有ります。
 [ケンタッキー・マンドリン史上、最高のコストパフォーマンスを実現!!]
  ●KM-650 『ケンタッキー・マンドリンStandard Model F-model Mandolin』 本体130,000円)\140,400→ASK!!

 ケンタッキー・マンドリン史上、最高のコストパフォーマンスという評判のF-5スタイル、エントリー・モデル。KM1500.KM1000といった上位機種と同じ工房で一貫して作られているため。高級機種と変らないネックの握り易さ、弾き易さを実現。表板ジャーマン・スプルース、横と裏とネックがアルペン・メープル、ゴトーのニッケル仕様の糸巻き、パールのインレイ塔等、必要なスペックが全て兼ね備わって、とても弾き易いセットアップで音もしっかり出ます。ピックガード標準装備。ライトケース付き。侮れません!BOMにて試奏出来ますので、興味のある方は是非、ご一報ください。
 ■書籍
  ●BOOK-56 『FOGGY MOUNTAIN TROUBADOUR:THE LIFE AND MUSIC OF CURLY SECKLER』(本体\3,700-)\3,996-

 フォギー・マウンテン・ボーイズで活躍、12月28日に98歳で亡くなったカーリー・セクラーの伝記本。フラット&スクラッグスの全盛期にフォギーマウンテン・ボーイズのメンバーとして活躍、一度は演奏活動から引退した後、F&S解散後のレスター・フラットを支え、レスター亡き後はナッシュビル・グラスを率いて活躍、晩年老人ホームで悠々自適に暮らしたカーリーの生涯をブルーグラス業界のベテラン、ペニー・パーソンズが書き綴る。
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