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| 2013年4月8日 | |||
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●RCSI-1083 MIKE COMPTON & JOE
NEWBERRY『Live』CD\2,573-(本体\2,450-) ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリング・バンドで活躍、映画『オー・ブラザー』のサントラで大抜擢以降はTボーン・バーネット絡みの大きなプロジェクトにも参加、ブルーグラスの枠を超えて活躍するマンドリニスト=マイク・コンプトンとレッド・クレイ・ランブラーズ他、マルチ・プレイヤー&シンガーとして又、ギブソン・ブラザーズに提供した楽曲がIBMA年間最優秀ソングを受賞、ソングライターとしても才能を発揮しているジョー・ニューベリーによるライブ・アルバム。ミシシッピー・シークスのスタイルを踏襲した"Sittin' On Top of The World"、初期ブルーグラス・ボーイズに新たな息吹を加えつつ今に甦らせる"Rocky Road Blues"等、ビル・モンローよりもモンローらしいと評されるマンドリン・プレイとブルーグラスを遡ってブルースやオールドタイムにも深い造詣を持つマイクと、現在のオールドタイム・シーンで活躍するジョーの二人ならではの選曲と、円熟したプレイが魅力。 (ムーンシャイナー誌レビューより) |
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| 2013年2月20日 | |||
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●RG-4000098 JOHN HARTFORD『Aereo-Plain/Morning Bugle:The Complete Warner
Bros. Recordings』2CD \3,780-(本体\3,600-) '01年に惜しくも亡くなった、奇才=ジョン・ハートフォードがワーナーに残した、後のニューグラス・ムーブメントの先駆けとなる2作品の各セッションから4曲、合計8曲の未発表音源(Can't You Hear Me Callin'/Cumberland Gap/Orange Blossom Special/Don't Let Your Deal Go Down/Back Up and Push 他)を加え、リマスタリングで音質も向上して再登場。 '67年にグレン・キャンベルに提供した"Gentle On My Mind"のビッグ・ヒット後、自身の少し屈折したフォーク・カントリー作品を残したRCAを離れ、ナッシュビル・アンダーグラウンドで夜な夜なジャムを繰り広げたノーマン・ブレイク(g)、バッサー・クレメンツ(f)、タット・テイラー(d,m)にアールの息子で後に名プロデューサーとして名を馳せるランディ・スクラッグス(bs)達と、当時のニューヨークの音楽シーンでヒップな存在だったデビッド・ブロムバーグをプロデュースに迎えて'71年に発表されたエアロ・ブレイン、'72年にウッドストック系の奇才=ジョン・サイモンの下、マイルス・デイビスとの活動で知られるデイブ・ホランド(bs)とノーマン・ブレイク(g,m)とよりシンプルに洗練されたモーニング・ビューグル、その先進性を再認識した。(ムーンシャイナー誌レビューより) |
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| 2013年1月26日 | |||
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[アラン・ロマックス/サザン・ジャーニー・ブック] BOOK-48 『The Southern Journey of Alan Lomax:Words,Photographs and Music』by Tom Piazza BOOK+CD \4,515-(本体\4,300-) アメリカのフォークソングを中心に膨大な量の貴重な音楽を記録・保存、レッドベリーを発掘、ウッディ・ガスリーやピート・シーガーの活動を支え、60年代フォーク・リバイバルに多大な影響を与えたアラン・ロマックスが'59年〜60年にバージニア、ジョージア、アラバマ、ミシシッピー、ケンタッキー、テネシーを訪ねて、アパラチアン・トラッド、オールドタイム、カントリー・ブルース等々、貴重な音源を採集したサザン・ジャーニーのエピソードを、当時の貴重な写真と選びぬかれた音源と共にトム・ピアッザが纏め上げた力作。全てのルーツ音楽ファンにお勧めです。 |
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2012年12月27日
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| 2012年10月30日 | |||
SH-4085 KATHY MATTEA『Calling Me Home』\2,573-(\2,450-)" Walk the Way the Wind Blows"や"Eighteen Wheels and a Dozen Roses" のヒット曲で知られるウェスト・バージニア生まれの女性カントリー・シンガー、キャシー・マテア'08年発表『Coal』に続く、炭鉱町で生まれ育った自らの出自に深くかかわった意欲作。 アリソン・クラウス他、斯界随一のエンジニアとして知られるゲイリー・パチョーザを共同プロデューサーに迎えて、ブライアン・サットン(g,etc.)、バイロン・ハウス(bs)、ステュアート・ダンカン(f,bj,m,etc.)他、ナッシュビルの名うてのアコースティック系ミュージシャンとエミル―・ハリス、パティ・ラブレス、アリソン・クラウス、イーファ・オドノバン、ティム&モリ―・オブライエン等、適材適所に豪華なゲスト・シンガー。 デル・マッカリーも取り上げていた"A Far Cry"は時山フェスにも来たことがあるマイク・ドウリング作、山に暮ら人たちの心情が伝わるサイ・カーン作Gone,Gonna,Rise Again"、L.コーデルの職人技とも云えるソングライティングが冴える"Hello,My Name Is Coal"他、ヘイゼル・ディケンズ、アリス・ジェラルド、ローリー・ルイス等々の作品をトラディショナルな香りを色濃く残したアレンジを施して、真摯な歌声を聞かせてくれる。 |
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| 2012年10月25日 |
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COMP-4549 GIBSON BROTHERS『Help My Brother』CD\2,573-(本体\2,450-)祝2012年IBMA年間最優秀エンターテイナー獲得!! カナダ国境に程近いニューヨーク北部出身でルービン・ブラザーズ等々、アーリー・カントリー、ブラザー・デュオ・スタイルの香り漂うブルーグラスで人気を博し、シュガーヒルでナショナル・デビューしてからはアメリカーナ的なアプローチも試みていたギブソン・ブラザーズ、コンパス移籍第2弾。 前作の"Ring The Bell"がIBMAアワードのソング・オブ・ザ・イヤーに選出され、其の余勢を駆っての意欲作。 レイ(g)&エリック(bj)とマイク・バーバー(bs)という長年の盟友に加えてクレイトン・キャンベル(f)、ジョー・ウォルシュ(m)というメンバーさらに、リッキー・スキャッグス(m)、マイク・ウィッチャー(d)、アリソン・ブラウン、クレア・リンチ(v)がゲスト参加。 ティム・オブライエンとの共作を含む兄弟のオリジナルを中心に若手モンロー・スタイルの達人=クリス・ヘンリー"Walkin' West To Memphis"、アリソンのウッド・バンジョーとクレアを迎えた美しい"Talk To Me"、オケーンズのヒット曲"Just Lovin'You"やジム&ジェシーの"I'll Love Nobody But You"等のカバーも秀逸。リッキー・スキャッグスを迎えたオールドタイム系のジョー・ニューベリー"Singing AsWe Rise"は2012年最優秀ゴスペル・レコーディングも獲得!!唄の上手さと選曲のよさが際立つ作品。 |
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| 2012年10月23日 | |||
CCCD-0235 MAC MARTIN & THE DIXIE TRAVELERS"Venango"CD\2,573-(本体\2,450-)ペンシルバニアをベースに活躍したベテラン、ローカル・ブルーグラスの雄=マック・マーチン&ディキシー・トラベラーズの結成50周年目にリリースされた新録音集。心臓のバイパス手術に成功、同年の2月にはカリフォルニア・ツアーを敢行という健在振りを伝えるニュースが届き、ファンを安心させてくれた。 '54年にバンド創設時からのメンバー=マイク・カ-ソン(f)、'72年に参加のノーム・エイジンガー(bs)、故ビリー・ブライアントのスタイルを引継ぐキース・リトル(bj)、マックは息子のボビー・マーチンにギター('38年D-28)を任せ、本人はロイド・ロアを手に渋いボーカルを聞かせてくれる。 ゲストにジェリー・バトラーの強力なテナー・ボーカルとロン・メッシングがアンクル・ジョッシュ・スタイルのドブロで参加。軽快なブルーグラス・デュエットに仕上った"New Curly Headed Baby"を皮切にタイトル曲はマイク・カーソンのオリジナル・インスト。ソニー・ジェイムスのカントリー曲のブルーグラス・アレンジ、ボビー・マーチンのリード・ボーカルでJ.D.クロウのメンバーだったグレン・ローソンの作品、マック・マーチン作のセイクレッド・ナンバー、切々と唄う"We Buried Her Beneath The Willow""Rock My Cradle Once Again"が印象に残った。 |
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| 2012年9月21日 | |||
SMM-2006 LAURIE LEWIS『Skippin' and Flyin'』CD\2,573-(本体\2,450-)'92年と'94年、アリソン・クラウスが飛ぶ鳥を落とす勢いの時に彼女を抑えてIBMA年間最優秀女性シンガーに選出されたローリー・ルイスの最新作。 ベイ・エリアのブルーグラスらしいトラッド志向とフォーク・タッチを趣味の良いアコースティックの響きを活かしたサウンドでまとめ上げた秀作。 ローリー(f,g,v)と長年のパートナー、トム・ロザム(m,v)のビンテージ・マンドリンの鳴らし方を知りぬいたプレイ。 スコット・ハフマン(g)、トッド・フィリップス(bs)による知的なリズム・セクション、ソリッドで歌を邪魔しないバンジョーはクレイグ・スミス(bj)、パトリック・ソーバー(bj)等、彼女のサウンドに欠かせないメンバーが絶妙のサポート。 モンローの大ヒットに新たな解釈と歌詞を加えて再構築した"Old Tenbrooks"や"Blue Moon of Kentucky"、ジョー・スチュアート作のモンロー・ナンバー"Lonesome Road"で生誕100年を祝す。 リンダ・ロンシュタットを迎えてデル・マッカリーのハイ・ロンサムなコーラスの響きが魅力"Dream"、ワンダ・ジャクソンのバージョンに触発されたジミー・ロジュース曲、フラット&スクラッグスやカーター・ファミリーに加えて自身のオリジナル、いつもにも増した抜群の選曲を熟練のボーカルで聞かせる。(MS2903レビューより) |
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| 2012年9月15日 | |||
ROU-0077 OLA BELLE REED & FAMILY CD-R\2,573-(本体\2,450-)Doing to Write Me a Letter/Ninety and Nine/Lamplighting Time in the Valley/I've Endured 他全23曲 デル・マッカリーやホット・ライズが取上げた"High On A Mountain"の作者して知られるオラ・ベル・リードと彼女の家族による、素晴らしいアパラチアン・トラッド作品集。 ノースカロライナのブルー・リッジのど真ん中、アッシュ・カウンティで生まれて豊かな音楽一家に生まれ育ち、大恐慌の時代に故郷を離れ、伝統的な音楽を家族ぐるみで受け継ぎ、そのままメリーランド州にその音楽を持ち込み、多くのフォーク・リバイリストやブルーグラス&オールドタイム・ミュージシャンに多大な影響を与えた女性シンガー&ソングライター、バンジョー・プレイヤーとして活躍、本作は彼女と家族による貴重な1977年作品。 オラ・ベルと彼女の夫でハーモニカ&ギターのバッド・リードに加えて、息子のデビッドが素晴らしいフラットピッキング・ギターで貢献している。 ティム・オブライエンが取上げたことで知られる強いメッセージを持った"I've Endured"、ほのぼのとした懐かしさを覚える"Lamplighting Time in the Valley"、勇気付けられるゴスペル・ソング"Sing Me A Son"等々、トラディショナルと彼女のオリジナルCD化に際して9曲の'76年のセッションの未発表曲が追加されている。レボン・ヘルムの娘、エイミーがニューヨークで結成し ているロックバンド、オラベルは彼女の名前から借り受けてることでも知られる。 同様にニューヨークのパンク・ロック・バンド、デモリッション・ストリングバンドのエレナ・スカイはローワー・イースト・サイドのブルーグラス・サークルでオラ・ベル・リードの音楽に触れて、それまでのプロジェクトを先送りにして、マイク・バブ(bs)を迎えてパートナーのブー・レイナーズと共に素晴らしいトリビュート・アルバムを発表しているのでこちらも聞き物。 厳しい時代を力強く生き抜いた女性の激しさと優しさが同居したような迸る情熱が心に響く。 |
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| 2012年9月12日 | |||
AR-180 CHRIS HENRY『Monroe Approved』CD\2,573-(本体\2,450-)Indians Are Coming/Paddy on the Turnpike/Farewell to Long Hollow/Bed on the Floor 他全12曲 現在、ナッシュビルのブルーグラス・アンダーグラウンド・シーンで最もアクティブで、アグレッシブな活動をしているマンドリン・プレイヤーで優れたソングライターとしても知られるクリス・ヘンリーが2006年に発表したソロ名義としてはデビュー作。 ブルーグラス系各種教則物で知られるマーフィー・メソッドのレッド(m)&マーフィー(bj)・ヘンリーが両親。姉のケイシーも優れたバンジョー・プレイヤーとして知られる音楽一家に生まれて、高校時代はパンク・バンドでドラムを叩いてたクリス・ヘンリーが両親の影響でブルーグラス、特にモンロー・スタイル・マンドリンに目覚めて創り上げた作品。 ランディ・ウッドの#1281(彼の生年月日とほぼ同じ日に出来た、中島ファミリーの絵美さんと同じ)に彼の父親のレッド・ヘンリーのアイデアによるワンピースのメイプル・ブリッジを塔載して織り成す、当に吼える様なサウンドは他を圧倒している。 モンロー・スタイルを基本にフランク・ウェイクフィールドの影響も見られるクリエイティブなスタイルで、随所にエッセンスを残したオリジナル・インスト曲やモンローの未発表曲等々、独自の世界を繰り広げている。 何よりも若さに任せて力づくのプレイに、モンローが彼の音楽の中で発散していた巨大なエネルギー、ブルーグラスの本質を捉えているように感じる。ローランド・ホワイトを迎えて伝統的なブルーグラスのノウハウを押さえたオリジナル曲にもキラリとしたセンスを感じる。 チャーリー・クッシュマ ン(bj)、ケーシー・ヘンリー(bj)、ジェイソン・カーター(f)、ロニー・マッカーリー(g)、ロバート・ボウリン(g)、 マイク・バブ(bs)の基本セットにアラン・オブライアンやデビッド・マクローリンらモンロー・スタ イルにゆかりある人たちとともに、父レッド・ヘンリーも登場する。 現在はクリス・ヘンリー&ハードコア・グラスを率いて毎週木曜日にナッシュビルのブートレガーズ・インなるところでブルーグラス・サーズディのホスト・バンドを務める他、注目のシンカー&ソングライターでマルチ・ミュージシャン、ショーン・キャンプのサポート等々、八面六臂の活躍、ソングライターとしてクリスのペンによる“Walkin’ West to Memphis” ギブソン・ブラザーズが取上げて、昨年のIBMA年間最優秀曲に選ばれた"。 |
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| 2012年9月7日 | |||
REB-1827 DAVID DAVIS & WARRIOR RIVER BOYS『Two
Dimes & a
Nickel』CD\2,573-(本体\2,450-)1938年にビル・モンローが雇った最初のブルー・グラス・ボーイ、あのクリオ・デイビスが叔父にあたるデビッド・デイビス。 後期のビル・モンローのスタイル、其の立ち居振る舞い、マンドリン・スタイル等々、多大な影響が見られる彼が、アラバマの名門、ウォーリア・リバー・ボーイズを引継いで'84年からフルタイムで活動を始め、ジョンソン・マウンテン・ボーイズの解散後、新しいトラディショナル・ブルーグラスの旗手として鳴り物入りでラウンダー社と契約、2枚のアルバムを残して、現在はレベル社に移籍してから3作目で、現在のところ最新作。本作ではグランパ・ジョーンズの名曲"I've Been All Around"を皮切りに、ドック・ワトソンやフラット&スクラッグスで知られる"Train That Carried My Girl from Town"、ジム・イーンズ"Broken Promise"等々のカバーに加えて、ブルーグラスのエッセンスがたっぷり詰まった新進気鋭のライターによるオリジナル作品。 初期のトラッド一辺倒に比べて、最近では新しいソングライターの作品も取上げて、ビル・モンローのアグレッシブさを受け継いだ様なパフォーマンスでブルーグラスの伝統に新たな歴史を刻んでいるという印象。御三家やそれに続く第一世代達のレパートリーを後生大事に引継いでるだけでは、この音楽に未来は無い。彼等はモンローの精神やグループ等々を残しながら今に生きる題材や忘れ去られようとしている題材をテーマにした曲を取上げているのも特徴。 ラウンダーからアルバムをリリースしてフルタイムで活動始めた頃、ニュージャージーのハリー・グラントがプロモートする野外コンサートで彼等の演奏を見るチャンスが有った。ステットソンを小粋にかぶって、マンドリンを抱えてステージを進める様はモンローをとても意識した物だった。演奏が終わって直ぐに次ぎの仕事場のアーカンソーに向かうと聞いて、計算上は、どう考えたって間に合わない、しかし、アメリカには国内にも時差がが有って、その分でカバー出来ると言って、旅立っていった事、とても印象に残っている。 |
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| 2012年8月30日 | |||
●NPB-027 TOM EWING "It's Good To Be Home" CD\2,888-(本体\2,750-)
O-hio/Let Me Fream Awhile/What Would You Do?She Looked A Lot Like You/It Ain'tOver 'Til It's Over/Woman/Old Friend/My Wish Come True/I Remember 他全20曲 1986年から最晩年まで、ビル・モンローの右腕としてブルー・グラス・ボーイズでギターとリード・ボーカルを務めたトム・ユーイングがソロ名義で発表した2本のカセット・テープから彼のオリジナル曲を選んで、新たに5曲書き下ろした全20曲。 歌詞とメロディに上手くヨーデルを取り込んで典型的なブルーグラス望郷ソングに仕立てた"Ohio"やブルーグラス・ファンをキュンとさせる"Take Me Back"、マイク・コンプトンのダウンストロークを多用したマンドリンが冴える"Waitin' For My Darlin'"といったオーセンティックなブルーグラスの臭いがぷんぷんする作品からピーター・ローワンを髣髴させるメロディアスな曲まで派手さは無いが耳に残る味わい深い歌声を聞かせてくれる。 バックを務めるのは前述のマイク・コンプトン(m)、ブレイク・ウィリアムス(bj)、グレン・ダンカン(f)、ビリー・ローズ(bs)等々、当時の現役のブルーグラス・ボーイズ他。 トム・ユーイングはビル・モンローの最後の来日となった熊本のカントリー・ゴールドにも同行、ビリー・ローズと共にバック・ステージで中島ファミリーをはじめ日本のブルーグラッサーとジャムに興じた姿も印象深い。 ブルーグラス・アンリミテッド誌への寄稿やビル・モンローに関する記述を集めた「ビル・モンロー・リーダー」の編著等々、ブルーグラス研究家としての顔も持っている。 最近ではフランク・ウェイクフィールドのモンロー・トリビュート・アルバムで元気な歌声を聞かせてくれている。そんなトムが唯一、残した非常に上質なブルーグラス作品。 |
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| 2012年8月25日 | |||
●SH-3752 DOC WATSON『Riding the Midnight Train』CD\2,573-(本体\2,450-)I'm Going Back To The Old Home/Greenville Trestle High/Highway Of Sorrow/Fill My Way With Love/We'Ll Meet Again Sweetheart/Riding That Midnight Train/Stone'S Rag/Ramsh Ackle Shack/Midnight On The Stormy Deep/Baby Blue Eyes/What Does The Deep Sea Say/Let The Church Roll On/Sweet Heaven When I Die全13曲 今年(2012)の5月29日に89歳で亡くなった、アメリカン・ミュージック史に多大の足跡を残したドック・ワトソンが'86年に発表した、唯一のブルーグラス・アルバム。 この作品と同じ年にトラクターの事故で亡くなった愛息、マール(g,clawhammer banjo)とTマイケル・コールマン(bs)のトリオに加えて、全編で素晴らしいテナー・ボーカルで抜群のサポートをするアラン・オブライエント(g)、サム・ブッシュ(m)、マーク・オコーナー(f)、べラ・フレック(bj)という、現在のニュー・アコースティク・シーンを牽引する優れたミュージシャン達がドック・ワトソンの音楽に寄り添って、オーセンティックで上質なブルーグラスを演じる。 スタンレー・ブラザーズのバージョンによる"I'm Going Back To The Old Home"、イントロのメロディに忠実なギターによるイントロにサムの軽快なチョップが心地よいリズムを刻み、ドックの朴訥ながらも暖かい歌声にアランの典型的なブルーグラスのテナーが絡む。トレイン・ソングを歌わせたら天下一品のドックの面目躍如といった趣の"Greenville Trestle High"。'60年代に各地のフォーク・フェス、コーヒー・ハウス等で共演を重ねたビル・モンローのナンバーから"Highway Of Sorrow"。 ブルーグラス・アルバムには欠かせないセイクレット・ナンバー"Fill My Way With Love"。フラット&スクラッグスで御馴染みの"We'll Meet Again Sweetheart"では聞き慣れた歌詞とは若干違って歌われるところにドックらしさを感じる。 マールのフレイリング・バンジョーも聴けるスタンレーで御馴染みのタイトル曲。ドックのフラットピッキンをフィーチャーした"Stone's Rag"マークの伸びやかで表現力豊かなフィドルとサムのガッツ溢れるマンドリンも聞き物。ウェイド・メイナーから"Ramshacle Shack"。ブルースカイ・ボーイズというよりもビル・モンローとピーター・ローワンのデュエットで御馴染みの"Midnight On The Stormy Deep"、'85年にアラン・オブライエントと会った時に、ピーター・ローワンと共演した『First Whippoorwill』の中の"Sweetheart You Done Me Wrong"のデュエットが素晴らしかったと伝えたら、今度出るドック・ワトソンのアルバムの中のこの曲を是非、聞いて欲しい、思い出すだけで一緒に歌った時の感覚が蘇って鳥肌立ってくると言ってたことが思い出される。 ジム・イーンズのソングライターとしての出世作でフラット&スクラッグスで知られる"Baby Blue Eyes"。お得意のカーター・ファミリー・ソングから"What Does The Deep Sea Say""Let The Church Roll On"。最後はクラレンス・アシュレーとのフォークウェイズ盤でも取上げていた"Sweet Heaven When I Die"。 ブルーグラス・アルバムを意識しながらも、フォーク・リバイバル全盛期に数々の埋もれた名曲を発掘して、多くのフォーク・ファンに伝えてきたドック・ワトソンらしさを 充分に発揮した抜群の選曲で聞かせる。 |
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| 2012年8月24日 | |||
●FF-289JOHN HARTFORD『Gum Tree Canoe』 CD\2,573-(本体\2,450-) I'm Still Here/Way Down The River Road/Gum Tree Canoe/Your Long Journey/Jug Harris/Little Piece Of My Heart/Take Me Back To My Mississippi River Home/Lorena/Wrong Road Again/No Expectations/You Asked Me To(previously unreleased)/I Wonder Where You Are Tonight(previously unreleased) 全12曲 ドック&ローザリー・ワトソン作の"Your Long Journey"をモチーフにしたM.B.ゴフスタイン(画)の『あなたのひとり旅(Your Lone Journey)』(BOOK-47\1,890)を書くきっかけとなったジョン・ハートフォードのバージョンが収められた'84年に発表された作品。 20年以上に及ぶガンとの闘いの末、63歳という若さで世を去ったジョン・ハートフォードが、恐らく、告知を受けてからの最初の作品に、2曲の未発表曲を加えてのCD化。 このアルバム以降、彼の作品を包み込むこととなる優しさや暖かさ、そして彼のトラディショナル・カントリー・ミュージックに寄せる愛情がひしひしと伝わってくる、余人には決して真似の出来ない、まさに"One and Only"のハートフォード・ワールド。 エルビス・プレスリーやジョニー・キャッシュからU2までを手掛けて、ブルーグラスやトラディショナル・カントリーにも造詣の深いジャック・クレメンツをプロデューサーに迎えて、良く歌うフィドル・ソロが素晴らしい"Lorena"や超絶ギター・ソロの"I'm Still Here"を始めとして全編にわたりマーク・オコーナーのフィドル、マンドリン、ギターに大活躍。 ジャニス・ジョンプリンのヒット曲を大胆なアレンジでブルーグラスに仕上た"Little Piece Of My Heart"ではサム・ブッシュの名ソロが炸裂。ガトリン・バンジョーと表されたハートフォードの超高速バンジョーが炸裂する"Jug Harris"、クリスタル・ゲイルのカントリー・ヒット曲"Wrong Road Again"ではジャック・クレメンツのシンプルながらも歌心の溢れるスライド・ギターが冴える。マーク・ハワード、ロイ・ハスキーJrなどの抑えたサポートも特筆に価するものだ。 |
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