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Today's topic No. 209
  2018/11/23

  ロンサム・スタンダード・タイムのバンドリーダーとして又、ブルーグラス系ソングライターとしてリッキー・スキャッグス"Highway 40 Blues"、アラン・ジャクソン&ジョージ・ストレイト"Murder on Music Row"他、数々のメジャー・カントリー・ヒットも手掛けるラリー・コーデルの11枚目の作品。懐かしさを感じさせるブルーグラス・ファンや本来のカントリー・ファンの心をがっちり掴んだオリジナルの数々を円熟味の増したボーカルで歌い上げる。






 


●MCR-1004 LARRY CORDLE『Tales from East Kentucky』CD(本体\2,450-)\2,646-歌詞付

Yardbird/Where the Mountain Lilies Grow/Bluegrass Junction/Lawrence County Seat/Old Men/We Blame the Devil/A Large Detroit American Automobile/Scared the Hell out of Me/Back When/Anything Worth Doing/Bandit

 ロンサム・スタンダード・タイムのバンドリーダーとして又、ブルーグラス系ソングライターとしてリッキー・スキャッグス"Highway 40 Blues"、アラン・ジャクソン&ジョージ・ストレイト"Murder on Music Row"他、数々のメジャー・カントリー・ヒットも手掛けるラリー・コーデルの11枚目の作品。

 懐かしさを感じさせるブルーグラス・ファンや本来のカントリー・ファンの心をがっちり掴んだオリジナルの数々を円熟味の増したボーカルで歌い上げる。

 今回はロンサム・スタンダード・タイムでは無くソロ名義でのリリース.3ということで、マイク・バブ(bs)、オウブリー・ヘイニー(f)、クレイ・ヘス(g)、クリス・デイビス(m)、ロン・ブロック(bj)、ジョディ・キング(bj)、ロブ・アイクス(d)、コーラスにはソングライター仲間のジェリー・サリー、ドン・リグスビー、ロンサム・リバー・バンドのブランドン・リックマン他、ナッシュビルの腕利きがサポート、全曲の歌詞と本人による解説が入ったブックレット付き。

 南部の農場の様子が目に浮かぶ"Yardbird"、オウブリー・ヘイニー(f)のイントロでわくわくする。

 ドナ・ユリシーとの共作"Where the Mountain Lilies Grow"クレイ・へスの一音入魂のギターが聞き物。

 ブルーグラス・ミュージシャンの名前が沢山出てくる"Bluegrass Junction"、ステーション・インでレギュラー出演してるユニットにも参加しているバル・ストーリーのコーラスが美しい"Lawrence County Seat"、ロブ・アイクスのスライドが良い味を出しているソウルフルなゴスペル曲"We Blame the Devil"、打って変わって軽くスウィングする"A Large Detroit American Automobile"、クリス・デイビス(m)のリリカルなイントロが印象的な来し方を振り返る"Back When"、祖父、祖母、父親からの人生訓を歌にした"Anything Worth Doing"、ラストはロンサムスタンダード・タイムのシュガーヒル盤に収められた"Bandit"のセルフカバー。

 とても丁寧に作られた素晴らしい作品。


 ちなみにラリー・コーデルはリッキー・スキャッグス、キース・ウィットリーと同じ高校の同級生。


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