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Today's topic No. 708

2025/4/28


 [エディ・アドコック追悼]










●PATUX-300 EDDIE ADCOCK 『Vintage Banjo Jam』CD(\2,650-)\2,915-税込

Los Dedos/Downtown Boogie/Theme From "Exodus" /Country Gentleman/Warm And Windy/Banjo Bop/Camptown Races/Meet Mister Callaghan/Darling Nelly Bly/Eddie To The Rescue/The Waltz You Saved For Me/Blowing Bubbles/Virginia Bluebell全13曲

 革新的なバンジョー・スタイルを確立、ジョン・ダフィ、チャーリー・ウォーラー、トム・グレイと共にクラシック・カントリー・ジェントルメン(1959-1970)のメンバーとして活躍後、ニューグラス・ムーブメントの魁となったセカンド・ジェネレーションを結成、良き伴侶と共にエディ&マーサ・アドコックとして現在も活動、ブルーグラス史に大きな足跡を残すエディ・アドコック、カントリー・ジェントルメン在籍中の1963年に、自らのバンジョー・スタイルのショーケース的なデモ・テープが発掘されて、CD化された。エディ・アドコックのアグレッシブ、唯一無二のバンジョーをトム・グレイ(bs)、ピート・カイケンダール(g)、バリー・ウォレル(drums)が支える。

 ここではスリー・フィンガーのロールでバリバリ弾くよりもむしろ、ギャロッピングやスチールギター・リックを多用した、ほぼ全てがバンジョー・ソロで、チェット・アトキンスの一連のギター・スタイルをバンジョーにアダプトした独自のて自らのスタイルに昇華、ブルーグラスより広い市場を見据えた、エディ・アドコック・ファンには堪らない幻の音源。




 



●PATUX-228 EDDIE & MARTHA ADCOCK with TOM GRAY『Many a Mile』CD(\2,650-)\2,915-税込

Many a Mile/Down Where the Still Waters Flow/New Freedom Bell/He Was a Friend of Mine/Two Little Boys/Amelia Earhart's Last Flight/Mary Dear/Nightwalk/I Am Weary, Let Me Rest/Matterhorn/Darling Little Joe/Helen/Bringing Mary Home/This Morning at Nine全14曲

 カントリー・ジェントルメン系の名曲が上記、ずらりと揃った壮観!

  2007年に来日した三人組、元カントリー・ジェントルメンのエディ・アドコックとトム・グレイにエディ最良のパートナー、マーサが2011年に発表した作品には、セカンド・ジェネレーション時代のジーン・ジョンソンが参加して「カンジェン」サウンドがマーサの女性ボーカルに合わせて見事にアレンジされている。

 2009年、TV番組『ザ!世界仰天ニュース』で紹介された難病を克服、ここでも"Mary Dear"や"Helen"、"Bringing Mary Home"で聴かせるエディの歌の上手さとハーモニーにおけるバリトンのすばらしさを含め、バンジョーとギターを弾き分けるダイナミックなミュージシャンシップ横溢が、スローになったものの、たまらなくいい。

 チャーリーやジョンを髣髴させるマーサの丁寧な発音と発声もすばらしい。

 もちろん、絶頂期のような華麗さはないが当時エディ73歳、あのバンジョー初のマイナーインスト「ナイトウォーク」もプレゼントしてくれる心意気、そして音楽に対する真摯な態度、丁寧さが胸を打つ。
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