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NEW ARRIVALS 0201    2002/01/31
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[BLUEGRASS NEW RECORDINGS]
[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES]
[COUNTRY NEW RECORDINGS]
[COUNTRY REISSUES AND DISCOVERIES]
[BLUEGRASS NEW RECORDINGS]
●BLUEGRASS INTENTIONS『Old As Dirt』NFR-906-4 CD \2,750
Jack of Diamonds/Poor Ellen Smith/On a Monday/Polly Put the kettle on/A Lazy Farmer Boy/May You Never Be Alone/Bring Back My Blue Eyed Boy/You Don't Know My Mind/Sally in the Turnip Patch/Girl on the Greenbriar Shore/Burn Another Honky Tonk Down/Petersburg Gal/You've Got To Righten That Wrong 全13曲
このところパワー全開、次々と新しい動きをみせているバンジョー博士ビル・エヴァンスのニュー・プロジェクト。アメリカン・トラッド/ルーツ・ミュージックに造詣深いエリック(m)とスージー・トンプソン(f)、ベイ・エリア・ブルーグラス・シーンのヴェテラン、ハイ・カントリーで知られるアラン・セノーキ(g)とラリー・コヒア(bs)というひとひねりしたラインナップで、クラシック・ブルーグラスをベースにオールドタイムの色濃い懐かしいサウンドが新鮮に聴ける。60年代フォーク・リヴァイヴァルの時代にブルーグラスに入り込んだ世代らしく、当時の雰囲気を湛えたスタイル、グリーンブライア・ボーイズなどのレパートリーを採り入れた選曲で、ゆったりとした落ち着いたブルーグラスに仕上げているあたり、ヴェテランの技。バンド名も、そのあたりの思惑が秘められたものとみたが、、、。

●ALISON BROWN QUARTET『Replay』COMP-4321 CD \2,750
Red Balloon/Lorelei/Late On Arrival/Daytime TV/My Favorite Marsha/Spiderman Theme/The Wonderful Sea Voyage(Of Holy St Brendan)/Without Anastasia/The Inspector/Chicken Road/G Bop/Etouffee Brutus?/Shoot The Dog/Mambo Banjo/The Promise Of Spring 全15曲
前作『Fair Weather』(COMP-4292)でブルーグラス・バンジョーの頂点を極めたアリソン・ブラウンの新作。今回は、コンパス・レコードの共同経営者でもある夫君ゲリー・ウェストとの、アリソン・ブラウン・カルテットでのジャズ/ブルーグラス・アルバム。タイトルが示すように、これまでのABQの作品からコンサート・フェイヴァリットとなっている13曲を新たに録音したものに、初録音の2曲を加えたもの。もともとは公式に発売する意図はなく、プロモートの目的でレコーディングしたのがあまりに出来が良かったので発売にふみきった、というライナーの言葉どおり、実に楽しそうに演奏している姿が浮かんできそうなアリソンのバンジョー(ジャズ・ギターも)とジョン・R・バーのピアノのコンビネーションが素晴らしく、ゲリーのベースが刻む完璧なリズムと一体となって、スウィング感溢れるライトなジャズが何とも心地よい。"Spiderman Theme"の他はすべてアリソンのオリジナル(共作含む)。フィドル・チューン風やハイ・スピードのブルーグラス・バンジョーも楽しめる。

●JOSH GRAVES『World Famous Dobro』Starday SCD-969 CD \2,450
Great Speckled Bird/Nine Pound Hammer/Gathering Flowers From the Hillside/Wreck of the Old '97/Silent Night/Down in the Valley/What a Friend We Have in Jesus/Beautiful Brown yes/Maple on the Hill/Columbus Stockade Blues/In the Pines/Just Because 全12曲
ドブロの王様ジョッシュ・グレイヴスの新作。近年ドブロというとどうしてもジェリー・ダグラス系の強烈なスピード感溢れるスタイルがもてはやされてしまうが、ジョッシュの、この楽器を知り尽くした上での、一聴シンプルななかに深い味わいをもった職人芸の極致とも言うべき演奏は流石という他ない。誰もが知っている有名曲を素材に、そこかしこにジョッシュの得意技をちりばめて、グッド・オールド・デイズのほっこりしたサウンドが心地よい。バンジョーはナッシュヴィル在住の渡辺英之。スクラッグス直系の抑えたプレイが好印象。
[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES]
●JOHN HARTFORD『Steam Powered Aereo-Takes』ROU-0480 CD \2,750
Where the Old Red River Flows/Ruff and Ready/Blame It On Joann/The Vamp from Back in the Goodle Days/Emanuel Cant/Bad Music(Is Better Than No Music At All)/Dig A Hole/Presbyterian Guitar/Strange Old Man/Lady Jane/Oasis/Because of You/Morning Bugle/John Henry/Doin' My Time/Keep On Truckin'/Don't Ever Take Your Eyes Off the Game, Babe/Howard Hughes Blues 全18曲
ブルーグラスという音楽に、全く新しい感性とフリーな発想で異次元の展開をもたらした1971年の名盤『Aereo-Plain』(ROU-0366 \2,750)から30年、これまで失われたものとされてきた、このセッションの未発表テープが発掘された。ジョン・ハートフォードの意を受けて、初めてのプロデュースに臨んだデヴィッド・ブロンバーグが回しっぱなしにしていたテープ・レコーダーに記録されたエアロ・プレーン・バンド、またの名をドブロリック・プレクトラル・ソサエティの貴重な音源。ハートフォード、ヴァッサー・クレメンツ、ノーマン・ブレイク、タット・テイラー、異能のミュージシャン4人が繰り出す変幻自在の音世界は、その後のブルーグラスの概念を一変させることになる、そんな刺激と驚異に満ちた音楽が凄まじくも面白い。ジミー・デイヴィスのクラシック・カントリーの完璧にタイトなブルーグラス・アレンジに始まって、曲を追う毎に聴き手を自分たちの世界に引きずり込んでいくハートフォードに脱帽。

●MAC MARTIN AND THE DIXIE TRAVELERS『A Dark Starless Night』WO-105 CD \2,750
Just to Ease My Worried Mind/Weary Lonesome Blues/Alcatraz Blues/I'll Be a Friend to Jesus/Peacock Rag/Are You Lonely Now/This Rambler's Ramblin'/Dixie Bound/Dying Boy's Prayer/Come Back Darling/Farewell Blues/Lonesome Without You/A Dark Starless Night/Sugar in the Gourd/Sinner Where You Gonna Hide/I Knew the Moment I Lost You/Limehouse Blues/I'm Waiting to Hear You Call Me Darling/Lee Highway Blues 全19曲
マック・マーティン、1954年にディキシー・トラヴェラーズを結成、ペンシルヴァニアをホーム・グラウンドにトラッド・ブルーグラス一筋に歩んできた、頑固親父のイメージがぴったりとくるヴェテラン。60年代前半のゲイトウェイ盤以来、一貫して変わることのないそのブルーグラスへの想いが結実した絶頂期、68年から72年の間にルーラル・リズム(4枚)とカウンティに録音した100曲近い中からセレクトされた19曲。結成以来のパートナーであるビリー・ブライアント(bj)とマイク・カーソン(f)の安定した演奏に、20代の若い感性をもちこんだボブ・アーティスのマンドリンを加えて、これがホンマもんのトラッド・ブルーグラスじゃ、とおしまくるローカル・トラッドの真髄。マックの落ち着いたロンサム・ヴォイスと、ホットなエネルギーに満ちた演奏が一つになった、熱いブルーグラス。タイトル曲など、カウンティ・セッションの未発表5曲を含む。
[COUNTRY NEW RECORDINGS]
●ALAN JACKSON『Drive』ARI-67039 CD \2,750
Drive (For Daddy Gene)/A Little Bluer Than That/Bring On The Night/Work In Progress/The Sounds/Designated Drinker(with George Strait)/Where Were You (When The World Stopped Turning)/That'd Be Alright/Once In A Lifetime Love/When Love Comes Around/I Slipped And Fell In Love/First Love/Where Were You (When The World Stopped Turning)(bonus track, live) 全13曲
メインストリーム・カントリーのスーパースター、アラン・ジャクソンの2002年最新作。昨年11月のCMAアウォード・ショウにおいて、感動の嵐に包まれた新曲"Where Were You (When The World Stopped Turning)"、9月11日のあの悲劇ののち、アラン自身が深い悲しみのなかから生み出した静けさと力強さに満ちたメロディが素晴らしい。そのアコースティック・ライヴ・ヴァージョンとスタジオ録音の2ヴァージョン収録。他に、亡き父への想いを唄ったタイトル・トラックや、再びジョージ・ストレイトと組んだ"Designated Drinker"などをフィ−チュア。カントリーはもちろん、総合チャートでも初登場1位を記録、彼自身最高のヒットとなりそうな気配。

●WILLIE NELSON『The Great Divide』UNI-586231 CD \2,650
Maria(Shut Up And Kiss Me; with Rob Thomas)/Mendocino County Line(with Lee Ann Womack)/Last Stand In Open Country(with Kid Rock)/Won't Catch Me Cryin'/Be There For You(with Sheryl Crow)/The Great Divide/Just Dropped In(To See What Condition My Condition Was In)/This Face/Don't Fade Away(with Brian McKnight)/Time After Time/Recollection Phoenix/You Remain(with Bonnie Raitt) 全12曲
ウィリー・ネルソンの2002年最新作は、上記のとおり、シェリル・クロウ、キッド・ロック、ブライアン・マックナイト、ロブ・トーマスなど、ロック、R&Bのスーパー・スターとの共演を軸とした話題のアルバム。ウィリー自身のオリジナルにロブ・トーマスの新曲、さらにはエルトン・ジョンとのコンビで知られるバーニー・トーピンの詩を採用するなど、老いてますます盛んな創作意欲をみせるウィリー、昨年のCMAアウォード・ショウでのシェリル・クロウとのパフォーマンスは、この作品への布石だったのか、カントリーという枠など無用の、ヴォーカリスト、ウィリーの真骨頂。他に、アリソン・クラウスも参加。

●RADNEY FOSTER『Are You Ready For the Big Show?』DUAL-1102 CD \2,750
Are You Ready For The Big Show?/Tonight/God Knows When/Just Call Me Lonesome/Something Stupid/School Of Hard Knocks/Intro To Went For A Ride/Went For A Ride/I'm Used To It/Folding Money/Leaning On What Love Can Do/How You Play The Hand/Nobody Wins/We Know Better/I'm In/Texas In 1880(bonus track, with Pat Green)/Tonight(bonus track) 全14曲
フォスター&ロイドとして一時代をつくったラドニー・フォスターの、デュオ解散後のソロ・ライヴ・アルバム。2000年9月、テキサス州オースティンでのライヴは、全編にクリス・シーリーをフィ−チュアしたアコースティック・テイストが楽しめる。
[COUNTRY REISSUES AND DISCOVERIES]
●MARTY STUART『The Best Of Marty Stuart:The Millennium Collection』UNI-170259 CD \1,980
Hillbilly Rock/Tempted/This One's Gonna Hurt You(For A Long, Long Time)(with Travis Tritt)/Little Things/Western Girls/High On A Mountain Top/Burn Me Down/Now That's Country/Till I Found You/You Can't Stop Love/Kiss Me, I'm Gone/The Pilgrim(Act III) 全12曲
12歳にしてレスター・フラットのもとでデビュー以来、ブルーグラス界でマルチ・ピッカーとして活躍してきたマーティ・スチュアート、85年にカントリー・シンガーに転身してコロムビアと契約、その後、89年にMCAに移ってからのヒット曲を集めたもの。90年の、最初のトップ・テン・ヒットにして彼の代名詞となった"Hillbilly Rock"から、99年のアコースティック・アルバム『Pilgrim』(MCAD-70057 \2,650)からの"The Pilgrim(Act III)"までの全12曲集。独特のビートを持ったロッキン・カントリーが痛快。

●HANK SNOW『Blues For My Blue Eyes』JASMD-3522 CD \1,980
You Nearly Lose Your Mind/I'm Thinking Tonight Of My Blue Eyes/Trouble In Mind/Blue Yodel No.12/Never No Mo' Blues/Blue Eyes Crying In The Rain/Too Many Tears/Frankie And Johnny/I Almost Lost My Mind/These Tears Are Not For You/Blue Rose Of The Rio/Mississippi River Blues/Wabash Blues/Anniversary Blue Yodel(Blue Yodel No.7)/My Blue Eyed Jane/My Good Gal's Gone/Those Blue Eyes Don't Sparkle Anymore/Ninety-Nine Year Blues/Blue Christmas/Travellin' Blues/Blue Dreams/Tuck Away My Lonesome Blues/Bye Bye Blues 全23曲
ジャスミン・レコードからのハンク・スノウ23曲集。彼が初期にもっとも大きな影響を受けたジミー・ロジャースの作品を中心に、ブルース・ナンバーを集めたナイス・コレクション。ロジャースをベースに独自の世界をつくりあげたスノウの、強烈なヴォーカル・スタイルはいまも新鮮に聴ける。
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