Wildwood Flowe/Old Chisholm Trail/Spanish Fandango/Shakin the Pines in the Holler/Weary Lonesome Blues/White Oak Mountain/I'm Crazy Over You/Can't Get a Letter from Home/Guitar Rag/Smoketown Strut/Big Kid's Barroom/Fishing Blues/After All Has Been Said and Done/Joe Lee's Tune/Carroll County Blues/Birmingham Tickle/Worried Blues/Kenny Wagner's Surrender/Arizona/Pearly Dew/Risselty Rosselty/Johnny Doyle/Black Jack David/John Henry/Buckdancer's Choice/Riley and Spencer/When This World Comes to an End/Leaning on the Everlasting Arm 全28曲
アメリカ南部に連綿と継承され、演奏されてきたさまざまなスタイルのギター音楽を、19世紀後半のパーラー・ミュージックに使われた小さなガット・ストリング・ギターから、ブルーグラスなどに使われるドレッドノート、さらにはメタル・ボディのリゾフォニック・ギターやハワイアン・スタイルのワイセンボーンなど、25台ものヴィンテージ・ギターを使って、トラディショナル音楽の伝道師マイク・シーガーが現代によみがえらせた、サザン・ギター・スタイルのショウケース・アルバム。52秒に集約されたカーター・スクラッチに始まって、ラグ、ブルーズ、パーラー・スタイル、スライド・ギター、そしてさまざまなスタイルの唄の伴奏等々、サザン・ミュージックにおけるギターのすべてが展開される。36ページのブックレットには、南部におけるギターの歴史、各曲の背景とギター・スタイル、そして使用されたギターの写真がぎっしりとパックされている。マイク・シーガーの味わい深い演奏を堪能すると同時に、現在のギター・ピッキンの根幹を成すベーシックなスタイルを知る見事な教材でもある。
凄いフラットピッカーが登場した。アリシア・ニュージェントのバックでめきめきと頭角を現し、現在、クリス・シーリーのバンドへ移ったクリス・エルドリッジの後釜として、インファマス・ストリングダスターズのメンバーとして活躍中。
アダム・ステフィ(m)、アンディ・ホール(d)、ジム・バン・クリープ(f)、コディ・キルビィ(bj)、ノーム・ピケルニー(bj)、アンディ・レフトウィッチ(f)、ジェイソン・カーター(f)、ロニー・マッカリー(m)と豪華なメンバーがサポート。リリカルでダイナミックなオリジナル作品が素晴らしい。
Cowboy Town/Proud of the House We Built/Johnny Cash Junkie(Buck Owens Freak)/Cowgirls Don't Cry/Put a Girl in It/The Ballad of Jerry Jeff Walker(with Jerry Jeff Walker)/Tequila/Drop in the Bucket/Drunk on Love/Chance of a Lifetime/American Dreamer/God Must Be Busy 全12曲
ビッグ＆リッチやトビー・キースなどコンテンポラリー・カントリーのトップ・スターたちに絶大な影響を与え、史上最強のカントリー・デュオの名をほしいままにするブルックス＆ダンの最新作。リード・シングル"Proud of the House We Built"をはじめとするパワフル＆エネルギッシュな曲から正統派のバラードまで、ナッシュビルのいまを象徴するサウンドと、カントリー・ロックに傾倒したかつての姿の投影が交錯した今作の話題は、タイトルのふたりに加えハンクJrからローリング・ストーンズまで、多くの先達へのオマージュ"Johnny Cash Junkie(Buck OwensFreak)"、そして70年代テキサスのカントリー・ロックを"リードしたジェリー・ジェフ・ウォーカーを迎えた"The Ballad of Jerry Jeff Walker"。
Uncle Pen/Blue Moon of Kentucky/Salty Dog Blues/Rocky Top/I Wonder How the Old Folks Are st Home/Wreck of Old 97/Sunny Side of the Mountain/You Don't Know My Mind.
ブルーグラス・スタンダード有名８曲のカラオケ盤。 バックはメチャ上手い。ティム・クロウチ(f,m,g)とランディ・コーアズ(d,v)、そしてケント・ブラントン (bs)に、コーラス・ハーモニーにアーニー・サイクスは本名のようだが、この超一級バンジョー・トーンとタ イミング、ラリー・リチャードソンは変名に違いない（DTやCCレベルかな…？）。…とにかく、超一級のバッ クで上記８曲を歌いませんか？キッチリとテナーやバリトンのコーラスまで付けてくれます。もちろん、歌だ けじゃなく楽器を弾いてもOK、その上、典型的なバックアップ手法まで学べるというもの。また、この８曲の ボーカル入り、完成版も収められた全16トラック。使いようによればメチャ値打ちの出る代物だ。また、CD+G 対応のプレイヤーであればテレビ画面で歌詞を追える。
なお、本作の第１集『BLUEGRASS KARAOKE, All-Time Bluegrass Classics』(CMH-2202 \2,079-)と、ゴスペル集『BLUEGRASS GOSPEL KARAOKE』(CMH-2211 \2,079-)も在庫している。
カラオケ・第１集の曲目：Roll in My Sweet Baby's Arms/Man of Constant Sorrow/Sitting on Top of the World/Wabash Cannonball/Will the Circle Be Unbroken/Wildwood Flower/Don't Let Your Deal Go Down/John Henry。
カラオケ・ゴスペル集の曲目：Amazing Grace/Will the Circle Be Unbroken/Down to the River to Pray/Angel Band/Standing in the Need of Prayer/Rock of Ages/Wayfaring Stranger/Walk in Jerusalem.
Blue-Eyed Elaine/I Love You Because/Pistol Packin' Mama/In the Garden/Old Rugged Cross 他全14曲
クラシック・カントリーの名曲を60年代ナッシュビ ル・サウンドの再現に乗せてのんびりと、気持ちよく歌う巨匠ふたり、名曲"Paradise"の作者でロック系シン ガー／ソングライターのジョン・プラインと、ブルーグラスのパイオニアで「Voice from Heart」の異名を持ち、パット・ブーンをはじめ多くのナッシュビル・ス ターをサポートしてきたマック・ワイズマンが、その名も『フツーの人のためのスタンダード・ソング』とタイ トルされた本作は今春アメリカーナ・チャートでトップ5をヒットした秀作。アメリカ人で50〜70年代にカ ントリー・ラジオを聴いていた人たちの心に沁みるような詞を、実に心に沁みる歌い方で歌うふたり、ブルー グラス＋ジャック・クレメンツ人脈の趣味の良いバックで（ロイド・グリーンのチールとチャールズ・コクラ ンのピアノ入り）、ムーンシャイナー誌でも紹介した私の大好きな「Old Dogs, Children and Watermelon Wine」、レオン・ペインの名曲「I Love You Because」と「Blue Side of Lonesome」ほか、カントリー名曲を中心に、パティ・ペイジ「Old Cape Cod」やビング・クロスビー「Where the Blue of the Night」などのスタンダードも「気色ええ」大秀作!!
I Can't Give You Anything But Love/Summertime/Tears/Indifference/Artillerie Lourde/Undecided 他全12曲
ジプシー・スウィングを得意とするアコースティッ ク・ギタリスト、川瀬眞司と山本佳史の２台のマカフェリ・ギターに、関西のジャズシーンを中心に精力的に 活動する女性ベーシスト中村尚美を加えたアコースティック・トリオ。ジャンゴ・ラインハルトのジプシー・ スウィングを基本に、スタンダードやミュゼット、シャンソンやラテン系の音楽まで含めた幅広いレパート リーでホットなスウィングを聴かせてくれる。以前紹介したファースト・アルバム『Cafe Manouche』から７曲をリマスターして５曲の新曲をプラスした全12 曲、足立安隆のフィドルが５曲でゲスト参加している。ちなみに、川瀬は元ブルーグラス・バンジョー奏者、足 立もブルーグラス界では知られたマルチプレイヤーである。
FGM-11.5 Flatpicking Guitar Magazine『Jul/Aug. 2007』CD+Book\2,625-（本体\2,500-）
インファマス・ストリングダスターズの新ギタリス ト、アンディ・ファルコのカバーストーリー、パット・フリン、ストーンブリッジ・ギター社、ワトソン一家 とギャラガー・ギターの特集他。毎月CDつきダブ譜がついている。
米国カパー・クリーク社製作の来年2008年のブルーグラス・カレンダーが入荷しました。
本年は準備の遅れから発売されませんでしたが、今回は女性ブルーグラス特集。1月にいきなりサリバン・ファミリーのマージー・サリバンを持ってくるところに同社主宰のゲーリー・リードのこだわりを感じます。ロンダ・ビンセント、ローリー・ルイス、バレリ・スミス、リン・モリス、チェリーホームスetc.収録。2007年11月12月がおまけについている。
フレッド・カーペンター主宰のバイオリン・ショップに於けるフィドル・マスター・コンサートのD第二弾が出ました。
ニュー・アコースティックの旗手、ダロル・アンガー(f)とデビッド・グリア(g)、マット・フリナー(m)によるイマジネーション溢れる世界。ブルーグラス・フィドルの真髄を聞かせるスチュアート・ダンカンはティム・オブライエン、ブライアン・サットン、デニス・クロウチを伴って、ティムによる"Gentle On My Mind"が絶品。アイリッシュのリズ・キャロル。サラ・ワトキンス等々、フィドル音楽の楽しさを伝えてくれる。
収録曲:Boil Them Cabbage Down/Washington Lee Swing/KY Waltz/The Break Of The Day/Beaumont Rag/Hoe Down/Sally Goodin
日本を代表するブルーグラス・フィドラー、ジミー赤沢が長年の経験を活かして、持てるノウハウを惜しげもなく披露した懇切丁寧なDVD付フィドル教則集。
超初心者から中級、上級まで。ブルーグラスの唄のバッキングからテキサスのコンテスト・スタイルまでを網羅。日本語による解説が嬉しい。
RLV-3001 V.A.『All-Star Bluegrass Celebration』DVD\3,098-（本体\2,950-）[再入荷]
Shady Grove/Crying Holy/1952 Vincent Black Lightning/Get Down on Your Knees and Pray/Let Me Touch You for Awhile/Foggy Mountain Breakdown/Darlin' Corey/Seven Wonders/Uncle Pen/Rawhide 他全18曲
…こいつら、トンでもないわ、ステュアート・ダンカン(f)と、20才前半のアンディ・レフトウィッチ (m)とコディ・キルビー(g)…。彼らケンタッキー・サンダー＋ワンの"Shady Grove"とともに登場するリッキー・スキャッグスをホストに繰り広げられる、まさ に『オールスター・ブルーグラス祭り』。全米公共テレビPBSネットが2002年にライマン公会堂で収 録、放映された番組がDVD化である。リッキーにつづいてビンス・ギルをゲストにしたデル・マッカー リー・バンドが登場、現在最高のトラッド・ブルーグラスを聴かせる。その後、アリソン・クラウス＆ ユニオン・ステーション、アール・スクラッグス、ラルフ・スタンレー、そしてニッケル・クリークが 次々と、現在のブルーグラス界の珠玉と最先端を同時に味あわせてくれる。カントリー界で成功した元ブ ルーグラッサー、トラビス・トリットやパティ・ラブレス（バックで黙々とベースを弾いてるのはビンス …!?）も参加した大団円など、そしてロック界の大物ブルース・ホーズビーまで登場、エンターテイメン ト・ショウとしても楽しめるように創られている。スクラッグスの「ブギウギ」が久々に見れた…、その 音楽に対する衝動と天性の勘、やっぱ、彼は偉大なのだ。…それにしてもニッケル・クリークのクリス、サ ラ、ショーン、そしてケンタッキー・サンダーのアンディやコディら、まだ20代前半の若い彼らが感動 的にすばらしい。ビル・モンローやフラット＆スクラッグス、スタンレー・ブラザーズの事跡と貴重な映 像も紹介され、ブルーグラス入門映像ともなっている。…やっぱ、ミュージシャンはいいなぁ。
SHDVD-1001 SHDVD-1001 『MULESKINER LIVE』 DVD\3,098-（本体\2,950-）[再入荷]
New Camptown Races/Dark Hollow/Land of the Navajo/Blackberry Blossom/Knockin On Your Door/Opus 57 In G Minor/Red Rocking Chair/The Dead March/Orange Blossom Special.
1970年代のブルーグラスを代表する究極のメンバー によるトラッド・ブルーグラス・ライブがDVDでの登場!! 故クラレンス・ホワイト、ピーター・ローワン、デビッド・グリスマン、ビル・キース、そしてリチャー ド・グリーンが白熱のブルーグラス・ライブを繰り広げる。やっぱDVDも、欲しいね…。