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NEW ARRIVALS & BACK IN STOCKS  2008/01             updated 08/01/31
クリス・シャープ、ラリー・パーキンス、トニー・ウイリアムソン、トシオ・ワタナベ
さくらツアー


 ニッサン自動車CFで「Sunny Side Of Life」を唄うレスターフラット・スタイルのギタリスト/クリス・シャープが今年はスクラッグスス・タイル・バンジョーの達人でありプロデューサでもあるラリー・パキンス、ビンテージ楽器のオーソリティでありトーンにこだわるマンドリン・アーティストのトニー・ウイリアムソン、ブルーグラス45のベーシストのトシオ・ワタナベとのツアーである。ぜひノースカロライナ出身の3人、本物のブルーグラス・ミュージックを聞いていただきたい。3月22日から約3週間各地をツアーする。

詳細

 予定は変更、追加もありえますので再度ご確認お願いします。

CMG-0152D IIIRD TYME OUT『Round III at the MAC』DVD93分 \3,990-(本体\3,800-)[新入荷]
CMG-0151 IIIRD TYME OUT『Round III at the MAC』CD \2,888-(本体\2,750-)
[新入荷]

Introduction by Bo 'Bo-man' McCarty/Think of What You've Done/Swinging a Nine Pound Hammer/Feed Me Jesus/Crucial County Breakdown/Daydreams/They Called It a Church/The Dream/Travelin' This Lonesome Road/Shortnin' Bread-Fire on the Mountain/Little White Church/Bobby & Millie/Pages of the Past/God Bless America/The Moonshiner/John Henry/John & Mary 全16曲

90年代コンテンポラリー・ブルーグラス・シーンをリードするバンドとして圧倒的な実力を示してきたサード・タイム・アウト、彼らがトラッド・ブルーグラスへと大きく舵を切る、そのターニング・ポイントとなった97年作品『Live at the MAC』(ROU-0413\2,573-)とその続編『Back to the MAC』(ROU-0487\2,573-)に続く、ケンタッキー州プレストンズバーグのマウンテン・アーツ・センターでのライヴ、シリーズ3作目にして初のDVDリリースだ。スタンレー・クラシックとトラッド・ゴスペルの名品、ハードなドライヴが心地よい2曲で観客のハートをつかんだあとは、IBMA最優秀ヴォーカル・グループ7年連続受賞を誇る圧倒的なハーモニーが光る、レイ・ディートンのバスが印象的なアカペラ・カルテットなどのゴスペルを要所に配しながら、鉄壁のアンサンブルにラッセル・ムーアの唄がこれ以上はない存在感をみせる曲や、スティーヴ・ディリングのソリッドなバンジョー(珍しくもベラ・フレックの曲をとりあげている)、ジャスティン・へインズの観客を乗せまくるフィドル・チューン、そしてアラン・パーデューのマンドリンをバックにした斬新なアレンジで唄う"John Henry"から大ヒット"John & Mary"へとなだれ込むエンディングまで緩急自在、見事なチェンジ・オヴ・ペースをみせる構成でブルーグラス・ライヴの醍醐味を満喫させてくれる。IBMAアウォードとは縁が遠くなったいまも南部では圧倒的な人気を誇るサード・タイム・アウト、その人気の所以を知らしめてくれる作品である。2005年11月4日のライヴ、DVDとCDの収録曲は同じ。

RCSI-1013 JIM HURST『A Box of Chocolates』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Chocolate Chaise Lounge/Mando Bounce/Wildcatter-Nine Pound Hammer/Mary of the Wild Moor/Susie Q/'Til There Was You/Young at Heart 他全15曲

 サム・ブッシュとマーク・シャッツとのトリオでブ ルーグラス・ファンクからはじまり、歌モノを交互に混ぜながら次々と新鮮な音の驚きを聴かせてくれる。 マンドリンで創ったというジャンゴ/ジェスロを思わせる粋なスウィングにはバック・ホワイトがピアノ、 ティム・クロウチのスーパーフィドル、マール・トラビスに捧げられた"Nine Pound Hammer"のプレリュードとして聴かせる3分におよぶ"Wildcatter"のソロ、 ザ・ホワイツのシャロンとシェリルをコーラスに迎えたバラッド、スコット・ベスタルやマイケル・クリー ヴランドを迎えたストレート・ブルーグラス・インスト、ケルト系メロディー、クレア・リンチの超素敵な スタンダード子守唄!?まで、…とにかく、なまじのテクニックではないことは、並み居るフラットピッカー を押しのけて2度IBMA最優秀ギター奏者に輝いたことでも分かるサムピッキン・ギタリストである。もちろ ん、ブルーグラスというスタイルに収まることなく、ギターを体の一部が如く自由に扱い、さまざまな音楽の 音を見事に自分のものにしているアコースティック・ギター大秀作。アコースティック音楽ファンに大推 薦!!

CW-TTJ1D THE TIME JUMPERS『Jumpin' Time』DVD\3.308-(本体\3,150-)(2時間)[再入荷]

Honeysuckle Rose/Along the Navajo Trail/Blues for Dixie/Route 66/South of the Border/Cherokee Maiden/All of Me/Caravan/My Window Faces the South 他全28曲

 ナッシュビルのステーション・インで欠かさず毎週 月曜日に繰り広げられるウェスタンからカウボーイ&ヒルビリー・ジャズの大セッション、タイム・ジャン パーズのライブ映像。ナッシュビルの超一流セッションマンが、ただ楽しみのためにブルーグラス・ライブ で知られるステーション・イン(カントリーのライブハウスと違って聴く耳を持つ客が多い…)に「テキト ウに集まって」創る音楽には、たっぷりと愛情がこもっている。オウブリー・ヘイニー、ケニー・シアーズ、 ジョー・スピービーのトリプル・フィドルを軸に、レンジャー・ダグ・グリーンのサイド・リズム・ギター とカウボーイ・ソング、パパ・ジョン・ヒューイの洒 落たペダル・スティール・ギター、ジェフ・テイラーのアコーディオン、アンディ・リースのリード・ジャ ズ・フルアコ・ギター、リック・バノウのドラムス、デニス・クロウチのベース、そしてキャロライン・マー ティンとドーン・シアーズの見事な女性ボーカルとハーモニー、とにかく楽しく、ベテランたちが、音を 遊んでいる。決して無理することなく、音をよく聴いて、音の出るそれぞれの瞬間を、観客と一緒にそのす べてを楽しんでいる、望むべきセッションの姿と観客である。ジャンルを越えた音楽ファンと、何よりも ミュージシャンにお勧めしたい「アメリカン・ミュージック・セッション」とでも呼べる秀作DVD。ステーショ ン・インのステージ2セット、各一時間の正味2時間28曲、「音」を楽しめるライブだ。毎週、彼らのポケッ トには$20から$30…、それでも彼らがライブをつづける理由は見れば、聴けば分かる。

MCR-002 ALAN MUNDE『Old Bones』CD \2,888-(本体\2,750-)[新入荷]

Stompin' in the Flatlands/Darling, Pal of Mine/Arriba Francie/Blue Days, Black Nights/Cindy/Angel on the Running Board/Little Rabbit/Long Distance Romance/Hickory Hollow/Miles and Miles of Texas/Wait Till the Sun Shines, Nellie/Old Bones/Sweet Dixie 全13曲

 ソロ・バンジョーやクロウハンマー・スタイルとのデュオ、新バンド、アラン・マンデ・ガゼットと、いくつものプロジェクトで健在ぶりを示しているアラン・マンデの最新リリース。今回は、テキサスのサウス・プレインズ・カレッジで教えてきたここ20年ほどの間にいろんなセットで録音した音源、何故か未発表に終っていたものを集めたという企画集。地元テキサスのミュージシャン仲間とのバンドを中心に、マイク・コンプトンやデヴィッド・グリア、ロン・ブロックをゲストに迎えたセット、盟友ジョー・カーとのバンジョー/マンドリン・デュオなど、ヴォーカル曲とインストをほぼ半々に収めたヴァラエティに富んだ選曲で、マンデのあのメロディック・スタイルを巧みに昇華した、独自のアイディアに満ちたバンジョー・ピッキンを堪能することができる。オールド・ファッションなカーとの"Cindy"、懐かしいディラーズの"Hickory Hollow"やビル・エマーソン/ジミー・マーティンの"Sweet Dixie"のカヴァーで聴かせるストレートなブルーグラス・バンジョー、さらにはアスリープ・アット・ザ・ウィールの看板曲"Miles and Miles of Texas"(微妙に歌詞を書きかえているぞ)やジャズ小唄の雰囲気をもったタイトル曲――かつて、カントリー・ガゼット御用達ソングライターといった趣のあったジョン・ハドレーの作――での、小粋なスウィング・スタイル等々、決して派手なテクニックの見せびらかしに走ることなく、マンデならではの端正なバンジョーを聴かせてくれる。ハイライトは90年代半ば、おそらくカントリー・ガゼットのプロジェクトでの録音だろう、ローランド・ホワイトのスモーキン・ヴォーカルに故ジーン・ウートンのドブロ(リード・ヴォーカルも)とデヴィッド・グリアのギターが絶妙に絡んでくるカーター・ファミリー・クラシック"Darling, Pal of Mine"。

AM-001 ALAN MUNDE『Solo Banjo』CD-R\2,888-(本体CD\2,750-)[再入荷]

Old Joe Clark/Red Wing/Lonesome Road Blues/Peaches and Cream/Prisoner's Song/Gold Rush/Nashville Skyline Rag/Titanic/Grandfather's Clock 他全15曲

 アラン・マンデ、正確無比なスリー・フィンガーピッキンと、類まれなアイデアによる超スタンダー ド・バンジョー曲のアレンジから、オープンBbのオリジナル曲"Fred's Frolic"など3曲を含む全15曲、バンジョー1本だけのホンマのソロ録音集だ。他のバッ ク楽器が一切ないために聴き取ることのできるリズム・グルーヴや息遣いなど、マンデ・ファンはもち ろん、バンジョーを志し、一歩上を目指すピッカーにはとても参考になるだろう。ホンのチョッとしたア イデアをいかに効果的に組み込んで、飽きさせずに聴かせるか、アランの腕の見せ所だ。3月号のムーン シャイナー誌「5弦バンジョー入門」でも取り上げた"Grandfather's Clock"「大きな古時計」のブルーグラス・スタイルのお手本のようなプレイも楽しめる 究極の自費制作盤。

RRR-0001 ALAN MUNDE『Banjo Sandwich』CD\2,573-(本体\2,450-) (再入荷)

Whisperin' George/Dear Old Dixie/Blackberry Blossom/Banjo Boy Chimes/Remember Me 他全13曲

 偉大なバンジョー奏者、アラン・マンデが1975年に 発表したバンジョー名盤が初CD化だ(うち6曲はラウンダーからのコンピレーション『Blue Ridge Express』で発表されている)。高校生だったサム・ブッ シュとの『Poor Richard's Almanac』(絶版)でテキサス・フィドルのノウハウを見事にバンジョーにアダ プトしたのを皮切りに、ジミー・マーティンのサニー・マウンテン・ボーイ『Singing All Day and Dinner on the Ground』(MME-70054 CD\2,079-)で完璧なドライブを学び、カントリー・ガゼットの大名盤 『Traitor in Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』(BGOCD-298 CD\2,888-)で花開いたアラン、ただ単に完璧なメロディック・スタイルを弾くだけではな く、独特のメロディー美学とコード感覚を持って16部音符に強いバンジョー弾きにはたまらないドライブを かみ合わせ、弾けるものなら弾いてみたいと思わせる世界を作り上げた偉大なスタイリストである。当時の ガゼット、ローランド・ホワイト(m)、デイブ・ファーガソン(f)、ロジャー・ブッシュ(bs)に、ゲストのドッ ク・ハミルトン(g)がバックアップ。ステリングのビッグ・サウンドとともに、現在にいたるフレキシブルなバ ンジョー奏法の基礎になった名盤である。

RLV-3001 V.A.『All-Star Bluegrass Celebration』DVD\3,098-(本体\2,950-)(90分)[再入荷]

 2002年1月16日、ライマン公会堂に集ったアール・スクラッグス、ラルフ・スタンレー、ニッケル・ クリーク、アリソン・クラウス、リッキー・スキャッグス、ビンス・ギル、デル・マッカーリーらに、パ ティ・ラブレスとトラビス・トリットのカントリー、そしてロックからのブルース・ホーンズビー らが次から次へと全18曲のブルーグラス大会。CD版(RLV-2001 \2,888-)もある。

RRR-0009 SLIM RICHEY『Jazz Grass』CD\2,573-(本体\2,450-) (再入荷)

Gravy Waltz/Back Home Again in Indiana/Angel Eyes/Stompin' at the Savoy/Night in Tunisia 他全12曲

1977年発表、一時は流行語にまでなった「ジャズ・グラス」の本家アルバム。70年代のニューグラス・ムーブメントを経る中でミュージシャン達が次々と手に入れ始めたジャズ音楽理論をブルーグラス奏法の中に反映させた話題作。スリム・リッチー(g)、アラン・マンデ(bj)、ジョー・カー(m)、カービー・スチュワート(bs)を核に、サム・ブッシュ(8曲)、リッキー・スキャッグス(2曲)、リチャード・グリーン(1曲)をゲスト・フィドラーに、ダン・ハッカビーのドブロ(4曲)、ジョーンズ・ピックアップで知られるジェラルド・ジョーンズが素晴らしいバンジョー(1曲)、また、極めつけにビル・キース(1曲)が最後の曲「チュニジアの夜」で一夕の長を聴かせる。アランの頭脳プレイと、サムの直感はサスガだ。グリスマンがDGQで「ドーグ」を立ち上げた時を同じくした「ジャズグラス」。現在、クラシック界にまで進出したブルーグラス楽器にとっては歴史的な1枚だろう。
RRR-WB1 Bluegrass Word Book #1 50page-Book\1,575-(本体\1,500-) (再入荷)
RRR-WB2 Bluegrass Word Book #2 41page-Book\1,575-(本体\1,500-)
(再入荷)

 懐かしいブルーグラス・スタンダード歌詞集が再発 売だ。小さな字で、それぞれ300曲あまりの有名曲を集めた実践向き歌詞集。この年になると、ちと読み辛い が、それでも持ち運び便利なジャムの必需品なのだ。
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