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2008/12/31  NEW ARRIVALS,  BACK IN STOCKS & DISCOVERS 
[BLUEGRASS NEW RELEASES]
OXCD-6030 CLARENCE WHITE 『White Lighetni'』CD \2,573-(本体\2,450-)
NO TITLE YET BLUES-Weissberg/Brickman Album

TUFF & STRINGY-Nashville West (studio session)

The Roustabouts - 1967 Live at the Nashville West Club TANGO FOR A SAD MOOD /BUCKAROO /TUFF & STRINGY

The Byrds - Rehearsals 1970-71 YESTERDAY'S TRAIN /SALLY GOODIN MEETS THE BYRDS

Freddy Weller - Games People Play Album OAKRIDGE TENNESSEE /LOUISIANA REDBONE /BIRMINGHAM /FREEBORN MAN

Joe Cocker! Album DEAR LANDLORD

The Everly Bros. Sessions CUCKOO BIRD (Silver Meteor Album) / FROM EDEN TO CANAAN (take 2-stereo) /I'M ON MY WAY HOME AGAIN (take 1) /I'M ON MY WAY HOME AGAIN /(Silver Meteor Album )

WHITE'S LIGHTNING-The Byrds /AROUND THE BARN-White/Parsons Jam

 またまた出ましたクラレンス・ホワイトのお宝音源集、今回は主にストリング・ベンダーの使い手クラレンスにスポットを当てた企画。まずはクラレンスの名を知らしめたエリック・ワイスバーグとマーシャル・ブリックマンのアルバム『New Dimensions in Banjo and Bluegrass』から、これまでどの再発ヴァージョンでもカットされていた"No Title Yet Blues"の初CD化でブルーグラス・ギタリストぶりを確認。そしてもっとも注目されるのは1967年、クラレンスが別ユニットとして活動していたカントリー・バンド、THE ROUSTABOUTSの、カリフォルニアのクラブ、ナッシュヴィル・ウェストでの未発表ライヴ・テイク3曲。さらには、バーズの未発表スタジオ・テイクや、ストリング・ベンダーが強烈な、あの"Freeborn Man"のオリジナル・ヒット・ヴァージョンを含む、ウェスト・コーストのロッキン・カントリー・スター、フレディ・ウェラーのコロムビア音源に、お馴染みエヴァリー・ブラザーズとの、クラレンス最晩年の『Silver Meteor』セッションを含む4曲等々、アコースティック・ギターのみならず、エレクトリック・ギターの世界にも前人未到の足跡を残したクラレンス・ホワイトの、知られざる音源発掘の貴重なコレクション。
RHY-1042 AUDIE BLAYLOCK & REDLINE『Audie Blaylock & Redline』CD \2,573-(本体\2,450-)

Whispering Waters/Two Lonely Hearts/My Darling's Last Goodbye/Lonesome Weary Heart/You'll Never Be the Same/Send Me Your Address from Heaven/My Blue Eyed Darling/Lonely River/Goodbye/Roll on Blues/Who'll Sing for Me/Mountain Laurel in Bloom 全12曲

 ジミー・マーティン&サニー・マウンテン・ボーイズ、ロンダ・ヴィンセント&レイジそしてマイケル・クリーヴランド・バンドと、ハード・ドライヴィング&ソリッド・ブルーグラス一直線でキャリアを重ねてきたオーディ・ブレイロックが満を持して放つ会心作。エヴァン・ウォードのバンジョーとパトリック・マカヴィニューのフィドルを軸に畳み掛ける、これ以上はないオーソドックスなサウンドにブルーグラス・フィーリング満載のハーモニー、そして、ボビー・オズボーン&ラリー・リチャードソン、レスター・フラット&アール・スクラッグス、レッド・アレン&デヴィッド・グリスマン、ブレイ・ブラザーズ、コニー&ベイブさらには師匠ジミー・マーティンと、クラシック・ブルーグラスのエッセンスを見事に抽出した選曲の妙は、オールド・ファンのハートを鷲掴みすること間違いなし。再び三たび盛りあがりつつあるトラッド・ブルーグラス復権の一方の旗頭として名乗りをあげたオーディ・ブレイロック、2009年度最初の話題作登場だ。
HMG-1004 DONNA ULISSE『Walk This Mountain Down』CD \2,573-(本体\2,450-)

In My Wildest Dream/Poor Mountain Boy/Dust to Dust/Love's Crazy Train/Walk This Mountain Down/The Trouble with You/Child of the Great Depression/The Key/Lovin' Every Minute/I Lied/These Troubles/Everything Has Changed/Levi Stone 全13曲

 バージニアの音楽一家に育ち、ナッシュビルを目指し、ソングライターとして自作曲のデモ録音やジェリー・リードのバック・コーラス等、キャリアを重ねてチャンスを掴み、'90年代にアトランティックからメジャー・デビューという経歴を持つドナ・ユリッシー、'07年に自らのルーツを見据えて発表して好評を博した『When I Look Back』に続く、全て自らのペンによるオリジナルを集めたブルーグラス作品。マール・フェスのソングライター・コンテストのウィナー、キース・ソウウェル(g,v)をプロデュースに迎えて、アンディ・レフトウィッチ(f,m)、ロブ・アイクス(d)、スコット・ベスタル(bj)、バイロン・ハウス(bs)という鉄壁のバックを得て、ベテラン・バック・コーラス・シンガーのカーティス・ライトやソング・ライター仲間のリック・スタンレー、ジョー・セリー、クレア・リンチがコーラスで参加、前作以上にブルーグラス色の強い素晴らしい作品に仕上がっている。(ムーンシャイナー09年1月号より)
PC-1168 DAVID PARMLEY & CONTINENTAL DIVIDE 『Three Silver Dollars』CD \2,573-(本体\2,450-)

Click "Preview" to hear a song/Three Silver Dollars/What You Can See From Your Knees/Refill Of Your Love/ Meadow On The Mountain/Winsborough Cotton Mill Blues/She's Living In The Cold Cold Ground/Aint Gonna Let You Drag Me Down/Lilly Still Blooms In The Dell/Carolina Rain/Anniversary Of The Blues/Thats Just Me/God Reached Down

Parmley returns to the national scene with his most solid effort in some time. Great writers like Tom T. Hall, Pete Seeger and Ron Spears compliment special performances of guests like Rhonda Vincent and Ron Stewart.
PC-1164 BETH STEVENS & EDGE 『Strong Enough』CD \2,573-(本体\2,450-)

If I Knew Then What I Know Now/New Home/Back To Back Heartaches/Demons And Angels/Heading Out Of Heartache/Strong Enough/Close By/Time/Sweet Peace (featuring Dale Ann Bradley)/I Can Hear Your Voice/Echoes Of Love/Hands Of Time/The Filly And The Farm

IBMA Producer and banjo player of the year Scott Vestal produced the new album on Pinecastle. Special guest appearances include Jesse Cobb, Matt Leadbetter , Steve Thomas and IBMA vocalist of the year Dale Ann Bradley and Steve Gulley. The album contains songs that cut across bluegrass, blues, country and gospel, eight of which are original tunes.
PC-1167 ERNIE THACKER 『The Hangman』CD \2,573-(本体\2,450-)

1 The Ballad Of Charlie Dill/Detroit City Chill/This Drinkin Will Kill Me/Friday Once Again/The Hangman/Keith How Many/I Wish You Knew/Church Upon The Hill/Pickin Up The Pieces/Rollin On These Rubber Wheels/Sunday Morning Coming Down/Word Of Mouth

After nearly losing his life in an automobile accident, Ernie returns as strong as ever. Special guest John Rigsby.
PC-1162 NOTHIN' FANCY『Lord Bless This HouseCD \2,573-(本体\2,450-)

Let Your Light Shine Down/Lord Bless This House/Gone Home/Bells Of Saint Mary/God's Heavenly Shore/Lord I Hear Your Call/Heart That Will Never Break Again/Soul Of Man Never Dies/House Of Gold/Let Me Catch A Fish/Lean On Me/Peace In The Valley

Their first all gospel album. Produced by Darin Vincent (of Dailey and Vincent) and features Rhonda Vincent on one track. This is the 2008 SPBGMA's Entertaining Group of theYears・strongest effort to date!
[COUNTRY DISCOVERIES/REISSUES]
BVCM-35541 CHET ATKINS & LES PAUL『チェスター&レスター/ギター・モンスター』 2 on 1CD \1,890-(本体\1,800-)

久し振りだね/メドレー:ムーングロウ〜ピクニック/キャラヴァン/イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー/アウト・オブ・ノーホエア/アヴァロン/ブルースの誕生/サムデイ・スウィートハート/ディード・アイ・ドゥ/恋人よ我に帰れ/ライムハウス・ブルース/幸福になりたい/虹の彼方に/メディテイション/レイジー・リヴァー/アイム・ユア・グレイテスト・ファン/スイングしなけりゃ意味がない/アイ・サレンダー・ディア/ブラジル/ギヴ・マイ・ラヴ・トゥ・ネル/ホット・トッディ 全21曲
BVCM-35542 CHET ATKINS & JERRY REED『ミー・アンド・チェット/ミー・アンド・ジェリー』 2 on 1 CD \1,890-(本体\1,800-)

テネシー・スタッド/明日に架ける橋/マッカーサー・パーク/オールド・マン・リヴァー/ナット・サンデー/キャノンボール・ラグ/ジョンB号の難破/スタンプ・ウォーター/1月、2月のマーチ/サムシング/ジェリーズ・ブレイクダウン/ライムハウス・ブルース/愛の夢/夏のセレナーデ/ナッシュタウン・ヴィル/ミステリー・トレイン/マッド・ロシアン/フライング・サウス/グッド・スタッフ/恋の中の恋/アイ・ソー・ザ・ライト 全21曲
BVCM-35542 CHET ATKINS & JERRY REED『ミー・アンド・チェット/ミー・アンド・ジェリー』 2 on 1CD \1,890-(本体\1,800-)

テネシー・スタッド/明日に架ける橋/マッカーサー・パーク/オールド・マン・リヴァー/ナット・サンデー/キャノンボール・ラグ/ジョンB号の難破/スタンプ・ウォーター/1月、2月のマーチ/サムシング/ジェリーズ・ブレイクダウン/ライムハウス・ブルース/愛の夢/夏のセレナーデ/ナッシュタウン・ヴィル/ミステリー・トレイン/マッド・ロシアン/フライング・サウス/グッド・スタッフ/恋の中の恋/アイ・ソー・ザ・ライト 全21曲
BVCM-35543 CHET ATKINS & MERLE TRAVIS『トラヴェリング・ショー』CD \1,890-(本体\1,800-)

ダウン・サウス・ブルース/引き立て合い/マスクラット・ランブル/イフ・アイ・ハッド・ユー/キャノンボール・ラグ/セシルのブギ/これが最高/ダンス・オブ・ザ・ゴールデン・ロッドフーズ・ソーリー・ナウ/9ポンドのハンマー/夢で会いましょう 全11曲
BVCM-35544 CHET ATKINS & DOC WATSON『リフレクションズ』 CD \1,890-(本体\1,800-)

ディル・ピックル/ミー・アンド・チェット・メイト・ア・レコード/フラット・ディド・イット/テネシー・ラグ〜ボーモント・ラグ/テキサス・ゲイルズ〜オールド・ジョー・クラーク/ユー・アー・ゴナ・ビー・ソーリー/グッドナイト・ワルツ/ドント・モンキー・アラウンド・マイ・ウィダー/ラック・アンド・ホワイト〜ラグタイム・アニー/オン・マイ・ウェイ・トゥ・キャナーンズ・ランド 全10曲
BVCM-35545 CHET ATKINS『チェット・アトキンス、ビートルズを弾く』CD \1,890-(本体\1,800-)

アイ・フィール・ファイン/イエスタデイ/イフ・アイ・フェル/キャント・バイ・ミー・ラヴ/アイル・クライ・インステッド/シングス・ウィ・セッド・トゥデイ/ハード・デイズ・ナイト/アイル・フォロー・ザ・サン/シーズ・ア・ウーマン/アンド・アイ・ラヴ・ハー/ミッシェル/シー・ラヴズ・ユー 全12曲
BVCM-35546 CHET ATKINS『日本の詩情』CD \1,890-(本体\1,800-)

浜辺の歌/ゆりかごの唄/里の秋/夏は来ぬ/みかんの花咲く丘/城ケ島の雨/荒城の月/赤とんぼ/椰子の実/花/波浮の港/故郷/夕焼け小焼け 全13曲

 「ミスター・ギター」チェット・アトキンズの名演が日本盤で一挙に再リリース。いまも現役のこちらは「ギターの王様」レス・ポールとの共演は2枚のアルバム全曲を収録、グラミー賞受賞のジェリー・リードとの共演2作を1CDに収めたものとあわせて、お買い得の1枚。そして廃盤となって久しいマール・トラヴィスとのギャロッピング合戦に、ギター・レジェンド、ドク・ワトソンとの競演と、この機会を逃すと今度はいつ手に入るか、という貴重な再発売。ポップなビートルズ・アルバムに日本の詩情とあわせて、全6タイトルの一挙大公開!!供給がいつまで続くか、、、。
[楽器他]
『AAAギグバッグ』AC-1002 OO/クラシックギター用/AC-1003 OOO/フォークギター&ドブロ用各\12,600-(本体\12,000-)→特価\5,460-(本体\5,200-)

超極圧クッションと断熱シートの採用で、とにかく丈夫なギグバッグ大特価。

●RK-SCOUT 『レコーディング・キング"The Osborne Scout"バンジョー』税込定価252,000円 →ASK!!

ソニー・オズボーン監修による噂のレコーディング・キング・オズボーン・スカウト・バンジョーです。厳選されたメイプルのリゾネーターとネック、ニッケル・ハードウェア。当代随一のバンジョー・プレイヤーでセットアッパーとしても名高いチャーリー・クシュマンが一台一台調整、ソニー・オズボーン曰く「同価格帯において他に類を見ない最高のバンジョーをRECORDING KINGのスタッフと創り出せたことに喜びを感じる」。
渡辺三郎(ムーンシャイナー誌編集長)の選ぶ本年のベスト5
●WB-79982 PUNCH BROTHERS『Punch』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1972年にニュー・グラス・リバイバルのデビュー盤が出たとき、また1973年録音のミュールスキナーやオールド&イン・ザ・ウェイが若者らに圧倒的な支持を得たとき、ブルーグラスのベテラン達は「あんなのはブルーグラスじゃない!…わけが分からない」と切り捨てた。21世紀の若者スーパーピッカーたちが「わけの分からない!?」ことをはじめた!! ムーンシャイナー誌3月号表紙記事参照。
●ROU-0601 SIERRA HULL『Secrets』CD\2,573-(本体\2,450-)

 初の全米デビューとなる本作が出た直後、IBMA最優秀マンドリン奏者にサム・ブッシュやドイル・ローソンらと並んで最終ノミネートの5人に選ばれるという米国での話題もさることながら、そんな彼女が若者たちを率いて7月から8月にかけて来日、北海道から福岡までをツアーした。間違いなく、今年一番の話題の16歳だった。ムーンシャイナー誌6月号表紙記事参照。
●SH-4039 GIBSON BROTHERS『Iron & Diamonds』CD\2,573-(本体\2,450-)

 伝統的なブラザー・デュオという手法における、現在もっともすばらしいギブソン兄弟。1曲目のトム・ペティーからオリジナルを挟みながら、1950年代のクラシック・カントリーを思わせる作品、そしてエリックのアイドルであるレスター・フラットなど12曲。絶妙のサウンドとハーモニー、現在のブルーグラス界にあってずば抜けた独立/独創性を持つすばらしいデュオである。
●ROU-0588 DANNY PAISLEY & SOUTHERN GRASS『Room Over Mine』CD\2,573-(本体\2,450-)

 現在の米国ブルーグラス界にあって、奇跡的なトラッドグラスの魂を伝えるバンド。多くの全米クラスのバンドがきわめて整理されたリズムを聴かせる中、アーリー・ブルーグラスのローカルなリズム・エネルギーを保ち続け、全員が親から受け継いだトラッドグラスの王道を演じる。ムーンシャイナー誌7月号表紙記事参照。
●ROU-0598 THE STEELDRIVERS『The SteelDrivers』CD\2,573-(本体\2,450-)

 最優秀アルバム、ソング、新人賞の候補となったが無冠。ローランド・ホワイトが「レイ・チャールズをブルーグラスに持ち込んだ!!」と評したように、サザンロック的なボーカルにナッシュビルの海千山千ミュージシャンが創るユニークなリズム&ブルーグラスのデビュー作。ムーンシャイナー誌2月号表紙記事参照。
宇野誠之(ムーンシャイナー誌スタッフ・ライター)の選ぶ本年ベスト5
●ARI-26908 BRAD PAISLEY『Play』CD \2,783-(本体\2,650-)

Huckleberry Jam/Turf's Up/Start a Band(featuring Keith Urban)/Kim/Departure/Come on in(featuring Buck Owens)/Kentucky Jelly/Playing With Fire/More Than Just This Song(featuring Steve Wariner)/Les Is More/Pre-Cluster Pluck Prequel/Cluster Pluck(featuring James Burton/John Jorgenson/Redd Volkaert/Steve Wariner/Vince Gill/Albert Lee/Brent Mason)/Cliffs of Rock City/Let the Good Times Roll(featuring B.B. King)/What a Friend We Have in Jesus 全15曲

新世代のスーパー・スター、ブラッド・ペイズリーの新作は、シンガーとしてだけではなくギタリストとしても超一級の存在であることを高らかに宣言するインスト・メインの作品集。これまでのアルバムでも常にインスト・ナンバーを収録、玄人筋に高い評価を得てきた彼が満を持してリリースしたギター・アルバム、豪快なビートが印象的な曲からニュアンスたっぷりの情感溢れるゴスペルまで、「ギタリスト」ブラッドの凄みがここに明かされる。ハイライトは、ジェイムズ・バートン、ヴィンス・ギル、ブレント・メイソンなど、ブラッドのギター・ヒーロー7人を迎えてのギター・バトルが強烈な"Cluster Pluck"。あいだにはさまれるヴォーカル・ナンバーも、それぞれにキース・アーバン、B.B.キング、スティーヴ・ウォリナーなど多彩なヴォーカリストとの共演が鮮烈なサウンドを創り出しており、なかでもブラッド最大のヒーロー、バック・オウエンズと共演した"Come on in"は、今は亡きバック最後のレコーディングのひとつということもあって、大きな話題を呼んでいる。ブラッドのギターへの想い、ミュージシャン魂が結実した一枚。
●UNI1779165 CHARLIE HADEN『Family & Friends:Rambling Boy』CD\2,573-(本体\2,450-)

Single Girl, Married Girl(feat The Haden Triplets)/Ramblin' Boy(feat Vince Gill)/20/20 Vision(feat Bruce Hornsby)/Wildwood Flower(feat Roseanne Cash)/Spiritual(feat Josh Haden)/Oh Take Me Back(feat Rachel & Tanya Haden)/You Win Again(feat Elvis Costello)/The Fields of Athenry(feat Petra Haden)/Ocean of Diamonds(feat Dan Tyminski)/He's Gone Away(feat Tanya Haden)/A Voice from on High(featThe Haden Triplets)/Down by the Salley Gardens(feat Ruth Cameron)/Road of Broken Hearts(feat Ricky Skaggs)/Is This America?(Katrina 2005)(feat Pat Metheny)/A Tramp on the Street(feat Rachel Haden)/Old Joe Clark(feat Jack Black)/Seven Year Blues(feat The Haden Triplets)/Old Haden Family Show(feat 2-year old Cowboy Charlie)/Shenandoah (feat Charlie Haden on Vocal) 全19曲

 1959年オーネット・コールマンとの活動に始まって、常にジャズの最前線で活躍してきたジャズ・ベースの巨人チャーリー・ヘイデンが古稀(70歳)を記念して家族や親しい仲間たちと共に楽しく作った、ミズーリ出身の彼の、真のルーツであるカントリー・ミュージック・アルバム。「僕の心からカントリー・ミュージックは消えたことはないんだ。だって生後22ヶ月のころからずっと僕の心にあるのだからね。この作品のセッションは本当に素晴らしい体験だった。妻と子供、家族と一緒にカントリー音楽が一緒に出来るなんてね」と語るこのアルバム、カントリー・ミュージック全般からセレクトされた名曲の数々を上記の面々、ジャズ、カントリー、ブルーグラス、ロックと、アメリカン・ミュージックのビッグ・ネームをフィーチュアして、なんとも素晴らしい音楽をプレゼントしてくれた。そしてそのサウンドを創り出しているのは、ヘイデン自身のベースに支えられたジェリー・ダグラス、サム・ブッシュ、スチュアート・ダンカン、ベラ・フレック、ブライアン・サットン!!
●LCR-9012 MARK CHESNUTT『Rollin' with the Flow』CD \2,783-(本体\2,650-)

Things to Do in Wichita/When You Love Her Like Crazy/Rollin' with the Flow/Going on Later on/Live to Be 100/When I Get This Close to You/(Come on in) the Whiskey's Fine/If the Devil Brought You Roses/WomanMan in the Miirror/Long Way to Go/She Never Got Me Over You 全12曲

故郷テキサスの大先輩ジョージ・ジョーンズをして「この若者はホンモノだ」といわしめたデビューから20年、トラディショナル・カントリーのともしびを守り続けるマーク・チェスナットの最新作。G・ジョーンズ、マール・ハガード、キース・ウィットリーらの跡を追って90年代ヒット曲を量産、ネオ・トラディショナリストのひとりとしてMCA/デッカ・カントリーの伝統を背負って立ったが時代の波に流され、近年はインディー・シーンでそのスタイルをかたくなに貫きとおしている。インディーでの3枚目となる今作も、スティールを前面に押し立てた正しいカントリー・スタイルに、ディープなバリトン・ヴォイスが心に沁みこんでくる、テキサス・ホンキー・トンクの王道を継承した「ホンモノ」のカントリー・アルバムに仕上げている。
●TL-80031 HANK WILLIAMS『Unreleased Recordings』3CD \5,040-(本体\4,800-)

[DISC 1]
Blue Eyes Crying in the Rain/Dust on the Bible/I'm So Lonesome I Could Cry/I Heard My Savior Calling Me/Precious Lord, Take My Hand/Hey, Good Lookin'/On Top of Old Smokey/I Can't Tell My Heart That/I Dreamed That the Great Judgment Morning/Next Sunday Darling Is My Birthday/At the First Fall of Snow/Dear John/The Blind Child's Prayer/I'll Have a New Life/On the Banks of the Pontchartrain/Low and Lonely/Drifting Too Far from the Shore/I'm Gonna Sing
[DISC 2]
I Can't Help It(If I'm Still in Love with You)//Seaman's Blues/The Prodigal Son/Cherokee Boogie/Where He Leads Me/From Jerusalem to Jericho/Cool Water/I've Got My One-Way Ticket to the Sky/Searching for a Soldier's Grave/California Zephyr/Softly and Tenderly/Just When I Needed You/Gathering Flowers for the Master's Bouquet/Why Should We Try Any More/The Old Country Church/May You Never Be Alone/When the Fire Comes Down/Lonely Tombs
[DISC 3]
Pictures from Life's Other Side/I'll Fly Away/Cold, Cold Heart/Have I Told You Lately That I Love You/When God Dips His Love in My Heart/Thy Burdens Are Greater Than Mine/When the Saints Go Marchin' in/I'll Sail My Ship Alone/Wedding Bells/Mind Your Own Business/You Blotted My Happy Schooldays/Where the Soul Never Dies/Pins and Needles(in My Heart)/Tennessee Border/There's Nothing As Sweet As My Baby/Wait for the Light to Shine/If I Didn't Love You/The Pale Horse and His Rider 全54曲

今世紀最大の貴重音源発掘!!ハンク・ウィリアムズが1951年頃にレギュラー出演していたWSMラジオの早朝15分番組(Mother's Best Flourがスポンサー)のために録音したアセテート盤が、廃棄寸前に救出されたといういわくつきの音源、その権利をめぐって法廷闘争が続いた結果、娘ジェットのもとに権利が移り、ようやく陽の目を見ることとなったもの。ハンクのオリジナルや馴染み深いヒット曲も含まれてはいるが、その多く(27曲)はハンク自身公式には録音していない曲やここで初めて聴かれる曲、幼い頃から親しんだであろうサザン・ゴスペルやカウボーイ・ソング、ポップ・スタンダードなど多彩なレパートリーに彩られている。カントリー史上最初のスーパースター、ハンク・ウィリアムズがその絶頂期に残した54曲、彼がもっとも愛し、心の底から慈しんだ楽曲をその全精力を注ぎ込んで謳いあげたこれらのパフォーマンスは、彼の実像を知る上でまたとない貴重な音源となるだろう。この『Mother's Best』、全部で143曲が残されており、引き続きリリースされる予定となっている。
●BCD-15946 THE TEXAS TROUBADOURS『Almost to Tulsa:The Instrumentals』CD \3,255-(本体\3,100-)
Rose City Chimes/Danny Boy/Tuxedo Junction/Almost to Tulsa/Leon's Guitar Boogie/C-Jam Blues/Cool It/The Waltz You Saved for Me/Rhodes-Bud Boogie/Walking the Floor Over You/Honey Fingers/Steel Guitar Rag/Lover's Waltz/Panhandle Rag/Gardenia Waltz/Redskin Rag/Texas Troubadour Stomp/E.T. Blues/Nashville Shuffle/Jamming with C and C/Cain's Corner/Big Beaver/12th Street Rag/Ridgetop Stomp/Cocoanut Grove/Red Top/Take That/Twilight Over Texas/Leon's Guitar Boogie/Buddie's Boogie/This Ain't the Blues/Four Wheel Drive/Blue Wind/Highland Swing/Greensleeves/Leon's Guitar Boogie 全36曲
 カントリー・レジェンド、アーネスト・タブのキャリアを支えたロード・バンド、テキサス・トゥルバドゥールスのインスト36曲を集めた壮大なコンピレーション。50年代後半以降、ダンスホール・サーキットでの演奏で実力を蓄えたトゥルバドゥールスが、スティール・ギターの革新者バディ・エモンズの加入によって新たな方向性を見出し、レオン・ローズのリード・ギターとのコンビで斬新極まりないサウンドを完成させた。その後、62年にエモンズに代わって参加したバディ・チャールトンとローズのコンビで黄金時代を実現、トゥルバドゥールス名義の4枚のアルバムでその凄みを遺憾なく発揮した68年までの録音の全36曲(内7曲はエモンズの録音)。タブが右腕と恃むジャック・ドレイクのベースと、のちにスター・シンガーとなるジャック・グリーンのドラムやキャル・スミスのリズム・ギターなど完璧なリズム・セクションをバックに、ライヴでも御大の登場までのウォームアップ・ステージで観客を熱狂させたジャジーなインストのかずかず、いずれも2 分前後の小品ばかりだがそこに込められたホットなリックと凄まじいまでのミュージシャンシップに圧倒される、これこそが「T h e G r e a t B a n d 」と称されたトゥルバドゥールスの実像だ。グラディ・マーティンやハンク・ガーランドがセカンド・リード・ギターで参加したセッションも含まれる。
秋元慎(ムーンシャイナー誌レビュー担当)の選ぶベスト5
●ROU-0604『DAILEY & VINCENT』CD\2,573-(本体\2,450-)

ドイル・ローソン&クィックシルバーで長年、ギター&ボーカルとしてドイル、バリー・スコットと鉄壁のコーラスで一時代を築いたジミー・デイリーとリッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーのサイドメンとして活躍したダーリン・ビンセントによる期待の新プロジェクトのデビュー作がラウンダーからリリースされた。オズボーン・ブラザーズ、ジム&ジェシーといった第一世代のコーラスを売り物にしたチームが居なくなったシーンに置いて、ルービン・ブラザーズにも通じるブラザー・デュオの伝統を引継ぐブルーグラス・サウンドは貴重である。アル・ウッド作のハードにドライブするトリオ・ナンバー"Sweet Carrie"。ランドール・ヒルトン"Cumberland River"、ロバート・ゲイトリー"River of Time"、ギリアン・ウェルチ"By The Mark"、オズボーンを髣髴させるJ.デイリー作"Poor Boy Workin' Blues"、デル・マッカリーで知られる"Don't You Call My Name"等々、ブルーグラス・ファンの心を擽る選曲が魅力。 ロンサム・リバー・バンドから移籍したベテラン、ジェフ・パーカー(m)、18才のジョー・ディーン(bj)に加えてアンディ・レフトウィッチ(f)、スチュアート・ダンカン(f)、ブライアン・サットン(g)、コディ・キルビー(g)のサポートも秀逸。 
●ROU-0608 GRASCALS『Keep on Walkin'』CD\2,573-(本体\2,450-)

ドリー・パートンとのツアーで全米に其の名を轟かせ、ナッシュビル中にポスターが溢れるという街を上げてのバックアップによる大規模なプロモーションが功を奏したか、IBMAの年間最優秀エンターテイナーを2年連続で獲得、トップ・ブルーグラス・バンドに踊り出たグラスカルズの3枚目。テリー・エルドレッジ(g)、テリー・スミス(bs)というオズボーン・ブラザーズの門下生、ボビー・オズボーン・クローンとして出発して現在は独自のボーカル・スタイルを確立したジェイミー・ジョンソン(g)、ギブソン社のマンドリン・インスペクターとしてまた超絶テクニシャンとして知られるダニー・ロバーツ(m)、ドリー・パートンのバンドに移ったデイブ・タルボットに代わって新加入のアーロン・マクダリス(bj)というレギュラー・メンバーに加えて、デイブと同じく元メンバーでドリーのバンドのジミー・マッティングレー(f)、名うてのセッションマン、ピッグ・ロビンス(piano)他がゲスト参加。ジョージ・ジョーンズ、マール・ハガードにも通じるカントリーのフィーリングを上手くブルーグラスにアダプト、革新的な演奏技術を随所に盛り込んで、有無も言わせぬ完璧なコーラスで聞かせるというオズボーン流ブルーグラスを見事に受け継いでいる。
●SMM-2004『LAURIE LEWIS/LIVE』 CD\2,573-(本体\2,450-)

西海岸、ベイ・エリアをベースに活動する女性ブルーグラッサー、ローリー・ルイス(f)の最新作は、このところ活動を共にしているブルーグラス・セット、ライト・ハンズとのライブ・アルバム。公私に亘るパートナーで優れたシンガー=トム・ロザム(m)、カリフォルニア出身で現在はノース・キャロライナを拠点に活動するクレイグ・スミス(bj)とその盟友=スコット・ハフマン(g)、名プロデューサーとしても名高いトッド・フィリップス(bs)という強力な布陣で、"Val's Cabin""Love Choses You"の自作曲、"Alaska"(K.マクロード)"Geraldine and ruthie Mae"(S.E.キャンベル)"Who Will Watch The Home Place"(K.ロング)といった女性ライターの作品、強烈なバンジョーのチョーキングが聞き物"Before the Sun Goes Down"(J.マーチン)"Tall Pines"(B.モンロー)のブルーグラス・スタンダード、トムの"Just A Lie"(S.カーン)、スコットの"Live Forever"(B.J.シェーバー)他、ローリー&トムのベスト・アルバム的な選曲。
●RHY-1040 LONESOME RIVER BAND『No Turning Back』CD \2,573-(本体\2,450-)

  IBMAアワードの常連、現在、最も影響力の強いプレイヤーの一人=サミー・シーラーがリーダーを引継いだ新生ロンサム・リバー・バンドの4作目、ルーラル・リズム移籍第一弾。サミーの確信に満ちたバンジョー・ロールを軸に、今年の四月にマロ・カワバタ&サミー・シーラーのツアーに同行して素晴らしいボーカルで多くのファンを掴んだアンディ・ボール(m)、一度はバンドを離れてカムバックしたブランドン・リックマン(g)、デビッド・パームリー&コンチネンタル・ディバイドから移ったマイク・アングリン(bs)、サード・タイム・アウトからの移籍で、多彩なキャリアを誇るマイク・ハートグローブ(f)という強力な布陣。ダン・ティミンスキーやロニー・ボウマンとの『Carrying The Tradition』で'90年代から現在に至るまでのブルーグラスの流れを決定付けたLRBサウンドを堅持しつつ、新進気鋭のライターの作品等、良く練られた選曲で、パワフルなニュー・マテリアルを見事に消化している。ハートグローブの加入でトラッド回帰とも言える落着いたサウンド仕上がってるのも特徴。これでもか!とロンサムに迫る"Them Blues"。"Struttin' To Ferrum"はブルーリッジ・スタイル・バンジョーの先駆者=ジーン・パーカーの名曲。
●SKFR-1008 RICKY SKAGGS『Honoring the Fathers of Bluegrass; Tribute to 1946 and 1947』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ビル・モンロー亡き後、ブルーグラス界のニュー・リーダーを自覚してシーンを牽引してきた感のあるリッキー・スキャッグス、満を持してのモンロー・カバー集はアール・スクラッグスやレスター・フラット在籍時のオリジナル・ブルーグラス・ボーイズへのトリビュート作品。嘗てオズボーン・ブラザーズが『Yesterday & Today』というアルバムでモンローやフラット&スクラッグのカバーを、ほぼ同世代ということもあって、同じ空気で寸分の狂い無くやってのけたが、ここではオリジナルに十分な敬意を払いながらも、リッキーとポール・ブリュースターの滑らかで耳障りの良い完璧なハーモニー、ジム・ミルズの狂いの無い正確で豪快なロール、コディ・キルビィの超絶フラットピッキング等々、新しいアイデアを随所に盛り込みながら、ブルーグラスの極意をリファインして、次世代に伝えようという意気込みがひしひしと伝わる。子供のころからビル・モンロー、フラット&スクラッグスと共演を果たすという、ブルーグラスの申し子のようなリッキーだからこそ出来る企画アルバム。これをきっかけにオリジナル録音に耳を傾ける人が増えることを切に願う。
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