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B.O.M.Newsletter #359web  2010年9月7日
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INDEX

今月の新入荷注目作品
ブルーグラス新入荷
ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷
ブルー・リッジ・ブルーグラス特集
ブルーグラスお勧め作品
インスト新入荷
各楽器別インストお勧め再入荷作品
オールドタイム&フォーク新入荷
オールドタイム&フォークお勧め作品
カントリー新入荷
カントリーお勧め作品
映像新入荷
映像ものお勧め作品
教則もの新入荷
教則ものお勧め
楽器、その他…
輸入雑誌
月刊『ムーンシャイナー』
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 1911年9月13日、99年前のこの日、ケンタッキー州の小さなコミュニティー、ロジーンでビル・モンローが生まれた。その日から35年後の1946年9月16日、コロムビア・レコードに刻まれた"Heavy Trafic Ahead"というブギウギ調のブルーズ曲からブルーグラスの歴史が始まった。その約1年前、悲惨な戦争が原子爆弾という人類の罪を背負って終わっている。
 それから約65年、われわれは正しく歴史を学んだろうか? 社会も音楽も、歴史を学ばずして発展はないはずだ。ブルーグラス/カントリー/フォーク、どの音楽もその底辺にある人々の歴史の上に成り立っていて、日本にいるわれわれもその中のひとりだ。もっともっと、音楽を楽しむために、いろんなことが知りたいものだ。
 もうすぐ、ようやく秋が来る……、はずだ。「秋の夜長」、音に親しみ、考える時間は一杯ある。

◆ムーンシャイナー最新9月号は『ブルー・リッジ大特集』で、「ブルー・リッジってどこだ?」から「ブルー・リッジ系ブルーグラス」、そしてブルー・リッジ・ブルーグラスの原点「カレン・ギャリアン追悼」のほか、「最新ブルーグラス・バンジョー事情後編:パーツ編」、「パンチ・ブラザーズはブルーグラスなのか?」、「伝説のバックウッズ・マウンテニアーズ」CD発表、チーフ井上「ロッキートップ30周年に寄せて」、「ビル・モンロー生誕99年へのメッセージ集」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載。なにとぞ、よろしく!!
◆月刊ムーンシャイナー定期購読は1年間(12冊)\6,000- 半年間(6冊)\3,300-。単冊は\525-ですが、ぜひとも年契をお願いします。購読開始希望月をお知らせください、早速お送りします!!
◆9月27日から10月5日までBOMのスタッフはIBMA WOB参加のため営業を休みます。新鮮な情報を持って帰りますのでお楽しみに。Fax,メールは通常どうり受け付けています。
今月の新入荷注目作品
SMM-2005 LAURIE LEWIS『Blossoms』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

 ローリー・ルイス、久々のスタジオ録音作。ジャンルを超えた女性ブルーグラス/オールドタイマーのすばらしい境地。ブルーグラス新入荷参照。
RHY-1065 LONESOME RIVER BAND『Still Learning』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブランドン・リックマンの加入で息を吹き返したLRB、矢継ぎ早の最新作。ブルーグラス新入荷参照。
COMP-4543 PETER ROWAN BLUEGRASS BAND『Legacy』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ピーター・ローワン最新作は、セイクレッド・メッセージが詰まった、地味だが心に沁みるブルーグラス。ブルーグラス新入荷参照。
MRR-1010 RICH IN TRADITION『Black Mountain Special』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブルー・リッジ系ブルーグラスのトラッドグラス直系バンドのデビュー。ブルーグラス新入荷参照。
OMAC-15 MARK O'CONNOR『Jam Sessions』CD\2,363(本体\2,250)

 マーク・オコナーのブルーグラスとスウィングの凄いジャム・ベスト集。インスト新入荷参照。
SH-4063 MARTY STUART『Ghost Train; The Studio B Sessions』CD\2,573-(本体\2,450-)

 カントリー界の大物として存在感を増すマーティ最新作。カントリー新入荷参照。
HAP-2010 V.A. 『The Henry Reed Legacy』DVD-R\4,725-(本体\4,500-、70分)

 1960年代、米国会図書館に膨大なフィドル・チューン録音を残したヘンリー・リードの遺産。現在なお、フツーの人々のレベルで受け継がれていくオールドタイムが垣間見れる。映像新入荷参照。
BOOK-46 TONY RICE『Still Inside』Book315頁\3,990-(本体\3,800-)

 ブルーグラス・ギターの世界を変えてしまった偉大なトニー・ライス、ファン必携のすごい自伝。楽器、その他新入荷の項参照。
DVDBSHRL23 SAM BUSH『All About Lead Mandolin』+『All About Rythm Mandolin』DVD2本組\6,720-(\6,400-)1時間40分×2本=3時間20分

 最新サム・ブッシュ教則。教則新入荷参照。
ブルーグラス新入荷
COMP-4543 PETER ROWAN BLUEGRASS BAND『Legacy』CD\2,573-(本体\2,450-)

Jailer Jailer/The Family Demon/The Raven/So Good/Let Me Walk Lord By Your Side 他全13曲

 ピーター・ローワン、20世紀のブルーグラス・ソングをビル・モンローの魂を受け継いで世界に広め、高めた最大の功労者である。今年7月4日に68歳になったピーター、スーパーピッカーたちの創るホットなアンサンブルより、身の丈に合った友人たちとの私的なブルーグラスがとてもよく似合う。バンジョーに、バーン・ウィリアムズ・バンドで知られるメロディ感覚の鋭いキース・リトル、マンドリンには1960年代初期からニューヨーク・ブルーグラスで活躍したジョディ・ステッカー、そしてベースのポール・ナイトという4人組。13曲中、ピーターのオリジナルが10曲、キースの歌うカーター・スタンレーとジョディのトラッド歌とインストという構成。どの曲にも、ピーターらしい明確なメッセージが込められており、弟のクリスとの共作"Father, Mother"の情景は、モンローが母と父の思い出を書いた時代から半世紀を経た普遍的だが現代的な心情を、家庭崩壊という社会問題をモンロー・ブラザーズ風に、またデル・マッカーリーとリッキー・スキャッグスをゲストに迎えた"God's Own Child"はアルバム『Voice from On High』に入っていそうなエンシェント・トーンを再現して見せるなど、全編に重厚なメッセージを託しつつ、最後にはチベット密教の祖、パドマサンバヴァへの賛歌"Across the Rolling Hills"で終わるという、さすがのピーター・ローワン世界、しっとりとブルーグラスを聴かせてくれる。
RHY-1065 LONESOME RIVER BAND『Still Learning』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

Record Time Machine/Goodbye Wheeling/Jack Up the Jail/Any Ole Time/Don't Cry Blue/High Lonesome/Red Bandana/Pretty Little Girl 他全13曲

 ブランドン・リックマン(g)とアンディ・ボール(m)という2枚看板ボーカルを前面に、かつてのような意図的なタテノリから脱してストレートなドライブの上にメロディアスな曲を乗せて、ブルー・リッジ系ブルーグラスの今を演じるロンサム・リバー・バンドの最新作。サミー・シーラーの安定したバンジョーとマイク・ハートグローヴのフィドル、マイク・アングリンのベースのブルーグラス標準編成の5人組が、モダンでキャッチーなサウンドを創っていく。メル・ティリスやマール・ハガード、ジョナサン・エドワーズとセルダム・シーンらのカバーなどに、現在のブルーグラス・ソングライターやブランドンのオリジナル、そして最後のトラッド曲"Pretty Little Girl"はオールドタイム風味を強調したイケイケのインストで締めくくる。
SMM-2005 LAURIE LEWIS『Blossoms』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

How Can I Keep from Singing?/Lark in the Morning/Chains of Letters/Roughest Road/Unfinished Life/Beaver Creek/Train of Love/Sirens 他全14曲

 ローリー・ルイス、2002年の『Birdsong』(SMM-2002 \2,573-)以来、久々のスタジオ録音2009年作品。ブルーグラス/オールドタイム界が生んだ最高の女性シンガー・ソングライターであるローリー・ルイスの本領発揮、すばらしいアコースティック作品に仕上がっている。キャシー・キャリックとパートナーであるトム・ロザムとのアカペラから、天才少年アレックス・ハーグリーブス(f)とクルックド・スティルのトリスタン・クラーリッジ(cello)を迎えてクレイグ・スミスのバンジョーが美しく呼吸する現代風ブルーグラスのほか、ニナ・ガーバー女史のメチャ美しいアコースティック・ギター、人気番組「Car Talk」のふたりを迎えた大渋滞曲、ティム・オブライエンとデビッド・グリア、ブリタニー・ハース嬢とのオールドタイム・フィドル、アパラチアン・アカペラでの反戦歌、バンド・メンバーであるスコット・ハフマンの書いたカントリーソング、ロイ・ロジャーズのスライドギターにダロル・アンガーとトッド・フィリップスらを迎えたジョニー・キャッシュ曲、最後にはピアノ、サックス、トロンボーンらのジャズ・コンボとの共演にもたじろぐことのないローリー・ルイス節が見事。胸を打つすばらしいボーカルと目くるめく上質な音楽の数々、さすがローリー・ルイスだ。
MRR-1010 RICH IN TRADITION『Black Mountain Special』CD\2,573-(本体\2,450-)

Black Mountain Special/I've Just Seen the Rock of Ages/Poor Ellen Smith/Preachin' Prayin' Singin'/Lost, Heartbroke and Lonesome 他全12曲

 バージニア・マウンテン・ボーイズ、フット・ヒル・ボーイズを源流として、ロスト&ファウンド、ロンサム・リバー・バンド等に受け継がれるブルーリッジ・スタイルのブルーグラスのパイオニアとして活躍、今年7月に惜しくも亡くなったカレン・ギャリアンの豊かな音楽的遺産と遺志を引継ぐ、カレンの息子、ミッキー・ギャリアン(g)を中心に'06年にバンド結成、直後にゲイラックスのバンド・コンテストで優勝という華々しいデビューを飾ったリッチ・イン・トラディションの全米デビュー作。カレンのペンによるドライビング・ナンバー"Black Mountain Special"、グレイソン&ウイッターの"Red and Green Signal Lights"、ダン・ペイズリーの熱唱を髣髴させる"Swinging Bridge"、古いゴスペルで最近ではジャック・クックの名唱が心に残る"Let's All Go Down to the River"等々、ミッキー・ギャリアンにグレッグ・ジョーンズ(m)、先頃、パタクサントから素晴らしいフィドル・アルバムを発表したティム・マーティン(f)、ジェイ・アダムス(bj)、ブラッド・ハイアット(bs)による、けっしてスーパーピッカーではないが、侘び寂びを熟知したサウンドはきっとオーセンテイック・ブルーグラス・ファンを魅了するだろう。(秋元 慎)
RHY-1064 DARRELL WEBB BAND『Bloodline』CD\2,573-(本体\2,450-)

I'm Bringing Home Good News/Poor Ramblin' Man/Heart Trouble/Act Two/Big Black Train 他全12曲

 ロンサム・リバー・バンドで彗星のごとくデビュー、そのマンドリンとテナーで一挙に話題の人となったダレル・ウェッブ。その後、J.D.クロウ&ニューサウス、ロンダ・ビンセント&ザ・レイジ、そして最近までマイケル・クリーブランド&フレームキーパーのフロントマンを務めたダレルが自身のバンドを率いてのデビュー作。そのアメージングなマンドリン・タッチはアダム・ステッフィと並び称せられるスーパーピッカーにして、そのさわやかで軽やかに伸びるテナーボイスはドリー・パートンお気に入りのすばらしいシンガーでもある。ドブロを含む凄腕の若いピッカーたちに、ジム・バン・クリーブのフィドルを5曲にゲスト、イケイケの今風ブルーグラスからしっとりとしたカントリーバラードまで、活躍の本拠である東テネシーの風土が要求する今のブルーグラスである。
REB-1837 JUNIOR SISK & RAMBLER'S CHOICE『Heartaches and Dreams』CD\2,573-(本体\2,450-)

Train Without A Track/Humble Man/Don't You Cry/Lowest Valley/Bullets Always Win/You Broke Your Promise/Let The Light Shine Down 他全12曲

 ダン・ペイズリーと現在、「トラッドグラスの星」として並び称せられるジュニア・シスク&ランブラーズ・チョイスの最新作。ロンサム・パイン・フィドラーズの名曲"You Broke Your Promise"をカバーするところに彼らの目指すサウンドがあるのだろう、あくまでもソリッドなブルー・リッジ系サウンドでいながらブルーグラス本来の臭さをプンプンと漂わせるジュニア・シスクのボーカルがグッと来る。ソングライターとしても知られるティム・メッシーのベースとテナー(リード2曲)に、バリトンのジェイソン・トムリン(m)、ダレル・ウィルカーソン(bj)、ビリー・ホークス(f)の鉄壁のソリッドグラスが快感。前作2008年の『Blue Side of the Blue Ridge』(REB-1825 \2,573-)とともにお薦めの現代版トラッドグラスである。
REB-1835 PAUL WILLIAMS『Just A Little Closer Home』CD\2,573-(本体\2,450-)

Living the Right Life Now/What a Meeting in the Air/Anywhere Is Home/Only God's Son 他全12曲

 10代でロンサム・パイン・フィドラーズ、そしてジミー・マーティンのソリッドグラスを完成させた最大の功労者のひとり、ポール・ウィリアムズ(1935-)。1963年に音楽から引退、郵便局員としてかたぎ生活を経て、定年退職後にカムバックから10枚目となる、いつもながらの直球でのすばらしいブルーグラス・ゴスペル作品。最近、J.D.クロウとドイル・ローソンとのトリオでのアルバム発表やライブが活発、その突き刺さるようなテナーボイス、東テネシー出身というベースから生まれるソングライティングは健在である。
ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷
REB-7510 V.A.『Dark As a Dungeon』CD\2,079-(本体\1,980-)

 南部アパラチア山脈のバージニアからケンタッキーにかけてのブルーグラス/オールドタイムの故郷は米国最大の炭坑地帯。現在なお、悲劇的な事故の報が絶えない過酷な労働条件のもと、炭坑夫(マイナー)たちの生活はわれわれの音楽の重要なレパートリーとなっている。ここに収められている14曲、ビル・ハレル、カントリー・ジェントルメン、セルダム・シーンらワシントンDCグラスから、キース・ウィットリー&リッキー・スキャッグス、ラルフ・スタンレーU、ラリー・スパークスらのスタンレー・サウンド、そしてスティープ・キャニオン・レンジャーズ、ブルー・ハイウェイ、バレリー・スミスら近年の人気バンド14組が炭坑をテーマにした曲を披露する廉価版。
ブルー・リッジ・ブルーグラス特集
 ムーンシャイナー誌最新9月号で紹介した「ブルー・リッジ山脈」そのブルー・リッジの山懐で育った「ブルー・リッジ系ブルーグラス」の原点ともいえるカレン・ギャリアンの関連作品。
MRR-1007 V.A.『Born Into Bluegrass; Songs of Cullen Galyean』CD\2,573-(本体\2,450-)

 まさに「これぞブルーグラス!!」といった典型的なメロディと歌詞、そして演奏/ハーモニー、アーリー・ブルーグラスの醍醐味と雰囲気を見事に醸してくれる大秀作。フット・ヒル・ボーイズなんて、覚えてますか?……あのカウンティからの名盤、カレン・ギャリアン(7月13日他界)はそのバンジョー奏者。その彼のオリジナル曲を、ジュニア・シスクとジョニー・ウィリアムズ、息子ミッキー・ギャリアンがボーカル、テリー・バウカムやリック・オールレッドほか、ローカルのブルーグラッサーらが敬意を込めて演ずるトラッドグラス秀作。タイトルどおり、ブルーグラスが自然に生息するブルー・リッジ山中、ノース・カロライナ州ロウギャップ出身のカレン、1939年生まれと言うからちょうどビル・モンローがブルー・グラス・ボーイズを結成した年。その9年後にバンジョーを手にした全身がブルーグラスのような彼のオリジナル15曲は歌物/インストどれも極上の正統派ブルーグラスだ。超お勧めトラッドグラス作品。
FW-03839 VIRGINIA MOUNTAIN BOYS『Vol.3, Old Time Bluegrass from Grayson & Carroll Counties, VA』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

Charming Betsy/Philadelphia Lawyer/Pig in a Pen/Old Prisoner's Songs/John Henry/Tragic Romance/Let the Circle Be Unbroken 他全15曲
 1980年発表作品。アルバム解説は以下参照。
FW-03829 VIRGINIA MOUNTAIN BOYS『Vol. 4』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

More Pretty Girls Than One/East Virginia/What Would You Give in Exchange?/New River Train/Wayfaring Stranger/Shackles and Chains 他全13曲
 1983年発表作品。アルバム解説は以下参照。
FW-03910 CULLEN GALYEAN & BOBBY HARRISON『Let Me Fall; Old Time Bluegrass from Virginia-North Carolins Border』CD-R\2,573-(本体\2,450-)

 本作は、上記バージニア・マウンテン・ボーイズ名義ではなく、カレン・ギャリアン(bj)とボビー・ハリソン(g)のふたりだけで録音、1984年に発表されたもの。アルバム解説は以下参照。
 以上のフォークウェイズ作品は、2009年末発表されたカレン・ギャリアンの曲を集めた上記『Born Into Bluegrass; Songs of Cullen Galyean』(MRR-1007 \2,573-)で脚光を浴びる南西バージニア土着のブルーグラス・アイコン、カレン・ギャリアンのバンジョーとボビー・ハリソン(g)にグレン・ニーヴスのフィドルを軸にした本物のブルー・リッジ地方のブルーグラス秀作。ニューグラスやドーグがアパラチアの山中に入り込む以前、ナッシュビルの商業ブルーグラスとはまったく違った発達をしていたブルー・リッジのブルーグラスの真髄=古くから伝承されてきたバラッドやフィドル・チューン、独特の節回しやハーモニー感覚は今の時代には望むべくもないサウンドを生み出している。生々しいアパラチアン・ブルーグラス、思いっきり土臭いブルーグラスがメチャクチャすばらしい!!
 カレン・ギャリアンに関してムーンシャイナー誌9月号(MS-2711 \525-)で詳しく紹介している。なお、アルバム・ライナーはサイトからのPDFダウンロード、必要な方はお申し出ください。
MRR-1010 RICH IN TRADITION『Black Mountain Special』CD\2,573-(本体\2,450-)

 そんなカレン・ギャリアンの豊かな音楽的遺産と遺志を引継ぐ、カレンの息子、ミッキー・ギャリアン(g)を中心に'06年に結成されたバンドの全米デビュー作。詳細はブルーグラス新入荷参照。
ブルーグラスお勧め作品
(すでに新入荷で紹介済みの作品です)
■話題の最近作
TSQ-2400 ROLAND WHITE『I Wasn't Born to Rock'n Roll』CD\2,363-(本体\2,250-)

 1976年に発表されたローランド・ホワイトのデビューソロ・アルバムが未発表を1曲加えて初CD化である。骨の髄までトラッドグラスを知り尽くした男のソロ・アルバムをポップなノウハウを持ったカントリーガゼットがバックアップした名作。このアルバムの味噌は、ロジャー・ブッシュのスラッピング・ベースが生み出したケンタッキー・カーネルズのリズムとケニー・ワーツを加えたトリオ・ハーモニー、そのふたつがローランドのトラッド感覚(でもフレキシブルなんだ!)と見事に生き生きしたサウンドを創り出してこのアルバムを色あせない名盤にしている。ここで聴かれるローランドのリズムの捉え方、そしてマック・ワイズマンの流れを汲む「Voice with a Heart!」。カーター・ファミリーからビル・モンロー、フラット&スクラッグスの名曲中の名曲、そして"Love Please Come Home"から"Sittin' on Top Of the World"までメドレーでつづる超スタンダード……。ビル・モンローとレスター・フラット、ふたりの巨人の女房役をつとめた幸せ者ローランド、ブルーグラス・ファンをおなか一杯に楽しませてくれる、ほんとうに優しく温かい人(音楽)だ。
REB-1831 DON RIGSBY & MIDNIGHT CALL『The Voice of God』CD\2,573-(本体\2,450-)

 5月にマロ川端と来日、そのマウンテン・ソウルで観客を震えさせたドン・リグスビー、ソロとして5作目になる最新ゴスペル作。リッキー・スキャッグスの従兄弟であり、幼いときからスタンレーとキース・ウィットリーの音楽に囲まれて育ったブルーグラス・サラブレッド。ブルーグラス・カーディナルズやJ.D.クロウ&ニューサウスなどを経て、ロンサム・リバー・バンドでブレイク、1996年のジョン・ダッフィーの急逝時には、その代役を務めたほどのテナー。その後、DCグラスを中心にしたスーパーバンド、ロングビューなどで活躍、ソロとしてシュガーヒルから3枚のアルバムを発表している。そのテナーボイスは、イースタン・ケンタッキーのアパラチア伝統を背負い高い評価を受けている。
AMA-1056 ALEX HARGREAVES『Prelude』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ムーンシャイナー7月号のカバーストーリーに登場したアレックス・ハーグリーブス、17歳のデビュー作である(録音時16歳)。ベラ・フレックとノーム・ピケルニーがバンジョー、マイク・マーシャルのマンドリンという豪華なゲストを迎え、ジャム仲間のグラント・ゴーディ(g)とパンチ・ブラザーズのポール・コワート(bs)という若者トリオをベースにしたすばらしいアルバム。このグラントのギターが、また凄い! ドレッドノートのまんま、バリバリにジャズしたりオールドタイム・グルーヴを創ったり……。ブルーグラス/ジャズ/クラシックの味付けが、どの曲にも見事なアクセントとなり、自身のオリジナルはもちろん、スティービー・ワンダー、ウェス・モンゴメリー、パット・メセニーらの作品をバランスよく楽しめる作品にもなっている。おそらく現在、ジャズとブルーグラスの双方でトップにいる若手フィドラー/バイオニストだろう。天才的ミュージシャンはときどき出てくるけど、これはホンマもんかも……!!と思えるヤツなんて、そうそう出てくるものじゃない。聴くべし!!
 なお、同時に録音されたマイク・マーシャル、ポール・コワートとのユニットでのデビュー作『Big Trio』(AMA-1051 \2,573-)も在庫あり。
RHY-1060 AUDIE BLAYLOCK & REDLINE『Cryin' Heart Blues』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

 現在トラッドグラスの最前線を突っ走るオウディ・ブレイロック&レッドラインの最新作第2作は、大評判となったデビュー作のアーリー・ブルーグラス・カバー集とも言えそうな『Hard Driving Bluegrass』(RHY-1042 \2,573-)の流れを、レッド・アレン、ビル・モンロー、ジミー・マーティン、カーター・スタンレー、ピート・ゴーブルらの隠れた名曲で取り上げ、ともに20代前半のパトリック・マッカビニュー(f,m)とイバン・ウォード(bj)、そしてマット・ウォレス(bs)という若手のレッドラインとともに伝統的なストレート・ブルーグラス。1982年、19歳でジミー・マーティンのサニー・マウンテン・ボーイズのメンバーとなって以来、レッド・アレンやロンダ・ビンセント、マイケル・クリーブランドらのサイドマンを勤め、ひたすらトラッドグラスの核を追い求めてきた苦労人、ムーンシャイナー2009年2月号(MS-2604 \525-)でカバーストーリー「甦るアーリー・ブルーグラス魂」でも紹介されている。正統派ブルーグラスの秀作である。
MFD-0202 JIMMY 赤澤『Bluegrass Fiddle Jam』CD\2,100-(本体\2,000-)

 「ジミイ」こと赤澤孝次郎、ジャパニーズ・ブルーグラス・バンドでのフィドラーとしてご存知の方も多い彼、ソロ・デビュー作『Cowboy Herding Songs』(MFD-0197 \2,625-)につづくソロ最新第2作。20歳を過ぎてはじめたというフィドルにしろ、11歳からというバンジョーにしろ、実に見事に弾きこなすその天才的な音感は持って生まれたものだろうが、超有名スタンダードを33曲をほとんどひとりでこれほどまでに弾きこなす努力、才人にはありがちな「クール」さを装うものの、陰に隠れた努力と音楽への愛情の賜物なのだろう。ゲストとして各人2曲ずつ、吉田悟士/進藤了彦/吉崎ひろし(bj)、竹内信次/秋元慎/平井秀道(m)、赤木一孝/井上太郎(g)、小島慎司/橋岡ハシ(d)、今井達也(bs)、笹部益生(harmony)らが参加、スタンダードの模範演奏を楽しめる秀作。ムーンシャイナー誌4月号(MS-2706 \525-)の特集にて、本作の制作記を特集!! 
なお、収録曲から20曲の楽譜と、嬉しいことにマンドリン奏者のためのタブ譜を併記した譜面集『Bluegrass Fiddle Jam, Music and Tab of 20 Fiddle Tunes』(MFD-0203 A4版75頁\1,050-)もある。
ROU-0646 SUMMERTOWN ROAD CD\2,573-(本体\2,450-)

 ディープな伝統を背負ったベテランたちの新バンド、サマータウン・ロード。1970年代のモンロー時代からカムバックしたジャック・ヒックス(bj)、ラルフ・スタンレーのクリンチ・マウンテン・ボーイズでの活躍が知られるジョン・リグスビー(f,m)はリードボーカリスト。もうひとりのリードボーカリスト、ボー・アイザックス(g)はデイブ・エバンズらディープなトラッドグラスで活躍。ほとんどがオリジナルだが、ケンタッキー東部からウエスト・バージニアにかけての濃い濃い、昔ながらのトラッドグラス・サウンドのデビュー作。
SH-4059 INFAMOUS STRINGDUSTERS『Things That Fly』CD\2,573-(本体\2,450-)

 若手ブルーグラスのトップランナー、インファマス・ストリングダスターズの最新第3作!! アリソン・クラウスをはじめ、数々の秀作をプロデュースしたゲイリー・パチョーザとバンドの共同制作だ。U2のロックングラス"In God's Country"とジョディ・ステッカーのトラッドグラス"17 Cents"の2曲以外は、リード・ボーカルがアンディ・ホール(d)、ジェレミー・ギャレット(f)、トラビス・ブック(bs)と4人もいる強みを生かして、さまざまな情景を描いた多彩なオリジナルで、若い感性が随所に感じられる力作だ。リードを歌わないクリス・パンドルフィ(bj)とジェシー・コッブ(m)もオリジナルのインスト、アンディ・ファルコ(g)も2曲を書きアルバムに幅を持たせている。ニューグラス系若手の優等生路線をひた走るダスターズ、ゲストにはイーファ・オドノバンやサラ・シスカインド、カントリーで大成功したブルーグラスっ子ダークス・ベントリーらを迎え、独自のバンドカラーを創っている。
HS2K-101 FAREWELL DRIFTERS『Yellow Tag Mondays』CD\2,573-(本体\2,450-)

 親たちが聴いていた60年代ウエストコーストのフォーク・ポップやロック、つまりザ・バーズやビーチ・ボーイズからジョン・ハートフォードやグラム・パーソンズらのセンスに強い影響を受けたことが見え見え、嬉しい20代のさわやか青草系若者ブルーグラス。ビートルズのカバー1曲以外はすべてオリジナルだが、60〜70年代のウエストコーストを経験した人にはすぐに「ピン」と来るあのサウンド、懐かしさと彼らのさわやかさに、思わず引き込まれてしまいます。ムーンシャイナー6月号で紹介していますが、今どきの若者がわれわれ世代が通ったのと同じ道を再訪しながら、無理なくブルーグラスという音の中で自分たちをアピールしている、さわやかな感動を覚えます。
OR-017 OLD TIME BLUEGRASS SINGERS『Plastic Heart』CD\2,573-(本体\2,450-)

 故ジョー・バルのニュー・イングランド・ボーイズで1970年代に活躍、数々のトラッドグラス名盤を残したハーブ・アプリンをゲ中心に、バンド名が物語るように「古き良き時代のブルーグラス」を聴かせる超ベテランたちの演奏。スーパーピッキンはないが、味のあるレイドバックしたダウンホーム・リズムに、選曲がさすがの渋いベテラン。モンロー・フィールズ、キーラン・ケーン&ケビン・ウェルチ、カール・バトラー、ルービンズ、カール・スミス、グランパ・ジョーンズ、ロイ・エイカフらのクラシック・カントリーやブルーグラスのほか、ジョー・バル時代やドン・ストーバーのホワイト・オーク・マウンテン・ボーイズ時代のレパートリーなど、1960年代からリリー・ブラザーズらとも活躍を重ねてきたハーブ、ボストン地区のベテランたちとの味わい深いトラッドグラスである。
RHY-1057 BRAND NEW STRINGS『No Strings Attached』CD\2,573-(本体\2,450-)

 東テネシーから登場した新バンド、ブランド・ニュー・ストリングスのデビュー作。ブルー・ムーン・ライジングやゴスペル・バンドのニュー・ロードといったバンドで活躍していたベテランたちにロン・スチュワートのすごいフィドルをゲストに迎え、現在ブルーグラスの典型的なパターンをさまざまに、グラム・パーソンズの"Wheel"やトミー・コリンズのカントリー・クラシック"High on a Hilltop"ほか、ソリッドサウンドを聴かせてくれる。
SIG-2029 CROOKED STILL『Some Strange Country』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ムーンシャイナー誌5月号のカバーストーリーで登場したクルックド・スティルの最新作。イーファ・オドノバンという、まだ20代半ばの女性が歌うアパラチアの陰影と、きついビートを伴ったチェロに絡む最先端ブルーグラス・アンサンブルの極致。イーファの妖しい魔物が憑いているような独特の響きにはますます磨きがかかり、フォーフィンガー奏法のバンジョーで驚くばかりの音数を発するグレッグ・リスト、オールドタイムの真髄を会得した若い女性フィドラー、ブリタニー・ハースら、お薦めの新世界です! 昨年発表の前作『Live』(SIG-2009 \2,573-)では、それ以前3枚のアルバムを総括したすさまじいライブが堪能できるので、そちらも超お薦め!! みなさん、あたらしいアパラチア/ブルーグラスを体験しませんか……!?
RHY-1052 RANDY KOHRS『Quicksand』CD\2,573-(本体\2,450-)

 すごいです!ランディ・コーアズ。その強烈なドブロ・センス/テクニックは多くの人がすでにご承知でしょうが、ボーカリストとしてまたプロデューサーとしてもこの作品ですばらしい存在感/バランス感覚を聴かせる。アダム・ステッフィ(m)、ロン・ブロックとスコット・ベスタル(bj)、クレイ・ヘス(g)、ティム・クロウチ(f)といった超一級はもちろん、アンドリュー・クロウフォード(g)、アーロン・ラムジー(m)、マイク・サムナー(bj)といった若手がすごい。アルバム全体はストレート・ブルーグラスからドラムスを入れたニューグラス、ヒットしそうなカントリー調など何でもあり。ランディの幅広い音楽観が表現され、アコースティック楽器のさまざまなテクニックが詰め込まれたナッシュビル・ブルーグラスのすばらしい作品となっている。
 前作『Old Photograph』(RHY-1030 \2,573-)ではロンダ・ビンセントやカール・ジャクソンをゲストに、この最新作同様、完璧なバックアップですばらしい作品となっている。こちらも超お勧め!
NONE524056 PUNCH BROTHERS『Antifogmatic』CD2枚組+DVD\4,095-(本体\3,900-)

 クリス・シーリ(m)の率いるパンチ・ブラザーズとしての2枚目最新作(How To Grow Bandを含めると三枚目)の、これはCD2枚とDVDの3枚をボックスセットにした限定デラックス版。このデラックス版の1枚目のCDが本編『Antifogmatic』、2枚目のCDがインスト4曲の20分、そして3枚目のライブDVDにはダロル・アンガーの"Ride the Wild Turkey"からバッハの「ブランデンブルク協奏曲第3番」、そしてティム・オブライエンの"99 Yeras"から超速"Train 45"まで全7曲40分に及ぶニューヨーク・シティの彼らの溜まり場での超過激ライブ映像。期待通り、まったくあたらしい次世代のブルーグラス/アコースティック・アンサンブルを提示、その驚くべき繊細な音作りと組み立ては想像を絶するテクニックと感性のなせる業だろう。ただ、本編『Antifogmatic』を皆さんの耳がどう判断するか……、「こんなのはブルーグラスじゃないっ!!」って!? ……でもそれは60年代のオズボーンも70年代のニュー・グラス・リバイバルも言われてきたこと。少なくとも、クリスのほか、ノーム・ピケルニー(bj)、クリス・エルドリッジ(g)、ゲイブ・ウィッチャー(f)とポール・コワート(bs)、ブルーグラスの精神を知り尽くし、ブルーグラス基本編成の五つの楽器それぞれのフレットと能力を最大限に知り尽くした若者たちは、それぞれの時代のビル・モンローのように音楽している。その音楽魂を聴くべし!!
 ムーンシャイナー9月号で特集「これがブルーグラスなのか?」(MS-2711 \525-)あり。
■ブルーグラス
 65年に及ぶブルーグラスの歴史を踏まえた現在のブルーグラス・サウンド。
SH-4036 NASHVILLE BLUEGRASS BAND『Best of Sugar Hill Years』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ローランド・ホワイト(m)を擁してた時期=1990年代のナッシュビル・ブルーグラス・バンドのベスト集。ステューアート・ダンカン(f)を核に練習を重ねて最善のサウンド造りに臨み、アラン・オブライアン(bj)とパット・エンライト(g)、ふたりのリード・ボーカリストに最善のレパートリーを探し出す彼ら、そのヒット曲の数々16曲である。ローランドとステュアートの見事な楽器コントロールが楽しめるトラッドグラスの王道サウンドに、ブラザーデュオをベースに創作されたコンテンポラリー曲を組み合わせたNBBの絶頂期を一望できるベスト集である。安定した重厚なブルーグラスがすばらしい!
■ニューグラス
 ブルーグラスの様式に、他の音楽様式を加味。
SKFR-2019 CADILLAC SKY『Gravity's Our Enemy』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ムーンシャイナー4月号の「IBMA2009 WOBリポート」で東北大OB、雑貨屋フレーバーの斉藤くんが紹介していたキャディラック・スカイ。リッキー・スキャッグスが発掘、まったく新しい次元でハイロンサムを捉える若手ブルーグラスの2008年第2作は、マイク・マーシャルのプロデュースを得て、ブライアン・シンプソン(m)のすばらしいオリジナルを意表をつくアンサンブルで構築していく秀作。アルバムを通して、すみずみまで計算された緻密さでまったく新しいハイロンサムを聴かせる若者たち、全米デビュー作『Blind Man Walking』(SKFR-2017 \2,573-)も秀逸。最新作は今夏発表の『Letters in the Deep』(DUAT-1507 \2,573-)。斉藤クンが「これもありなんだ……と。なんだかとても勇気をもらった」とリポートした彼ら、トンでもないアグレッシブなお勧めバンドだよ!! 
■ブルーグラス・マスターズ
 そのキャリアで地位の確立した巨匠たち。その歴史的作品やお宝レコーディング
SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings 1963-1980; Off the Record Vol.2』CD\2,573-(本体\2,450-)

 こんな録音が残っているって!!やっぱりレコード(記録)は偉大だ。生誕99年を迎えている「ブルーグラスの父」ビル・モンローがオールドタイム/フォークの大御所ドック・ワトソン(1923-)とモンロー・ブラザーズの再現をしてみせる!! ふたりがマンドリンvsギター・バトルを展開、そのラフな1音ずつに込められたスピリット、リズムに秘められた衝動、われわれが何故この音楽を愛し続けるのか、覇気に溢れたマスターたちが教えてくれる超貴重な全17曲。
GT7-0958 COUNTRY GENTLEMEN『High Lonesome; Complete Starday Recordings』CD2枚組\3,255-(本体\3,100-)

カントリー・ジェントルメン、その初期からダッフィ/ウォーラー/アドコック/グレイのクラシック・カントリー・ジェントルメンまで、彼らが絶頂期に向かう爆発的エネルギーが収められた1960年代のスターデイ録音の全曲が収められた2001年発売の2枚組秀作(全51曲)である。"Two Little Boys"や"Sunrise"はもちろん、フォスター名曲を多く収録して日本だけで発売された幻のLP『Folk Hits Bluegrass Style』も収録、これで彼ら、謎のスターデイ録音の全貌が明かされることになった。ムーンシャイナー誌2001年6月号(MS-1808 \525-)「カントリー・ジェントルメン〜明かされたスタディ録音の謎」参照。
SF-40158 LILLY BROS. & DON STOVER『Bluegrass at the Roots; 1961』CD\2,573-(本体\2,450-)

In My Dear Old Southern Home/Banks of the Ohio/Where Is My Sailor Boy/Little Annie 他全18曲

 1961年に、故マイク・シーガーのプロデュースで発表されたトラッドグラス超名盤。ビーとエバレットのリリー兄弟のデュエットを軸にダウンホームなバンジョーとフィドルがアーリー・ブルーグラスの熱さを伝える。オリジナルに2曲の未発表を加え音質をリマスター、24頁に及ぶライナーノーツ付。2002年にIBMA名誉の殿堂入り(ムーンシャイナー誌02年11月号参照)、IBMAアワード・ショウのフィナーレで弟子とも呼べるビル・キースやピーター・ローワンらに囲まれてビーとエバレットが"Little Annie"を懸命に演じ唄った光景が忘れられない……。ビーはその3年後に83歳で逝った。
CMH-9016 OSBORNE BROTHERS & MAC WISEMAN『Essential Bluegrass Album』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1970年代末、ストレートなブルーグラスに戻り絶頂期にあったオズボーン・ブラザーズが、マック・ワイズマンを迎え、両者の有名ヒット曲を共演したLP2枚組がCD化となった徳用盤。マックの「Voice with Heart」は絶好調、そしてボビーとソニーの充実ぶりに、バディ・スパイカーのフィドルが全編、涙がチョチョ切れるほどに、メチャ美しい!! (ムーンシャイナー誌7月号にマック・ワイズマン特集「シンガーvsプレイヤー」あり)
■ブラザー・デュオ
(最小のバンド・アンサンブルです、皆さんも、夫婦、親子、同僚、他人…、始めませんか?)
RHY-1041 CROWE BROTHERS『Brothers -N- Harmony』CD\2,573-(本体\2,450-)

 あの懐かしいジム&ジェシーの美しい抑揚を持ったメロディーとブラザー・デュオを彷彿させてくれるクロウ・ブラザーズ2008年作品。ザ・サイドメンの創設メンバーでザ・ホワイツにもいたスティーブ・トーマスのフィドラーらしい美学でのプロデュースの元、ルービン・ブラザーズやドン・レノ(息子ドン・ウェインが見事)らのスタンダードほか、ブルーグラスがカントリー市場で同じ土俵で勝負していた時代を想わせるメチャ美しい作品。
■ゴスペル
DUAT-1228 V.A.『Voice of the Spirit; the Gospel of the South』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ジェシー・マクレイノルズとブライアン・サットンを従えたマック・ワイズマンのボーカルを1曲目に、アール・スクラッグスのカーター・ファミリー・ピッキンと共に歌う故ジョニー・キャッシュ、ジョン・コーワンとトニー・ライスのボーカル&ギター、その他、メイビス・ステイプルズ、コニー・スミス、ジョン・ランドール等々、ブルーグラス/カントリー/ブルースの役者たちの「聖なる声」。そして最後、19世紀に世界で初めて黒人ゴスペルを演じ、今に伝承するフィスク大学ジュビリー・シンガーズからビンス・ギルのすばらしい"What Are They Doing in Heaven?"まで、アパラチアから南部に伝わるゴスペル伝統を、ジョニーとジューンの息子、ジョン・カーター・キャッシュが2006年に制作した文句なしの南部ゴスペルを一望する秀作。
SH-4027 DOYLE LAWSON & QUICKSILVER『Best of Sugar Hill Years』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブルーグラス・ゴスペルのあたらしい基準を確立したドイル・ローソンとクイックシルバー。1979年デビュー作から大ブレイクした1981年の"On the Sea of Life"をはじめ、重厚なアカペラを散りばめながら2001年の作品まで、全18曲のブルーグラス・ゴスペルが堪能できる。黒人カルテットのノウハウを大胆に取り入れて斬新なブルーグラス・アンサンブルを組み立て、メンバーが代わっても常に最高のアンサンブルをキープする偉大なドイル、ルー・リード、ラッセル・ムーア、スティーブ・ガリー、ジェイミー・デイリーら歴代のリード・ボーカリストの変遷も興味深く聴き進むことができるベスト集。
■女性ブルーグラス&オールドタイム
AB-1111 ADRIENNE YOUNG『The Art of Virtue』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

 エイドリアン・ヤングの2005年作品は、大きな話題になったデビュー作『Plow to the End of the Row』を越えて、印象的なアパラチア風のメロディーラインをより力強く、よりポップに、よりタイトに表現し、しかもアパラチア(オールドタイム)の伝統を強烈に主張しながら独自のバンド・サウンドを創っている。ディープなアパラチア伝統とニューグラス感覚をミックスしたギリアン・ウェルチ以降のオールドタイム・レディー達はすごいのだぞ。
REB-1764 MARK NEWTION『Follow Me Back to the Fold』CD\2,573-(本体\2,450-)

 元バージニア・スクワイアーズのマーク・ニュートンの作品ながら、カーター・ファミリーの郷をテーマにした表題曲を中心に、女性ブルーグラスに捧げられた2000年のコンセプト・アルバム。ロンダ・ビンセント、ザ・ホワイツ、リン・モリス、キャシー・キアボラ、デイル・アン・ブラッドリー、クレア・リンチ、バレリー・スミス他、マークの男性ボーカルに絡む女性ボーカルをゲストに、トニー・ライスやクリスティン・スコット・ベンソン、ロン・スチュワートらが素晴らしいバックを聴かせる。
CLG-83008 PAM GADD『Benefit of Doubt』CD\2,573-(本体\2,450-)

 アリソン・クラウス登場以前、女性ブルーグラスのあたらしい幕開けとなった1979年結成のニュー・クーン・クリーク・ガールズにバンジョー奏者として参加、その後、熊本カントリーゴールドにもやって来た5人組スーパー女性カントリーバンド、ワイルド・ローズ(1988-1991)に参加して名を上げたパム・ガッドの2009年作。自身のソリッド・バンジョーでのキツメのジミー・マーティン名曲を一曲目に、亡くなった恩人ポーター・ワゴナーに捧げる曲まで、彼女の長いキャリアを表す幅広いサウンドで耳に馴染みいい、久々の最新作である。ブライアン・サットン(g)、オーブリー・ヘイニー(f,m)、アンディ・レフトウィッチ(f,m)ら超一級ピーカーを統べるのはワイルド・ローズ時代のバンマス、ワンダ・ビック(d,g)。ゲスト・ボーカルには、ドリー・パートンのほか、現在はブルーグラスに転向した元シェナンドーのマーティ・レイボン、グラスタウンのスティーブ・ガリーと、元クーン・クリーク仲間のデール・アン・ブラッドリー。
■面白企画アルバム
CMH-8435 V.A.『Keep on the Sunny Side; Bluegrass Salutes the Carter Family』CD\2,573-(本体\2,450-)

 エー加減な寄せ集めの企画アルバムなのだが、カーター・ファミリーの名曲を、レスター・フラット、マック・ワイズマンからオズボーンズ、エディ&マーサ・アドコック、中にはグランパ・ジョーンズやジョー・メイフィス&マール・トラビスまで、実にさまざまなキャラクターの異なるアーティストによって聴けるという、それはそれは楽しいカーター・ファミリーのカバー19曲集である。
インスト新入荷
SAR-2257 BUTCH BALDASSARI & VAN MANAKAS『Leavin' Tennessee』CD\2,573-(本体\2,450-)

Cotton Patch Rag/Fiddler's Dream/I am a Pilgrim/Bluegrass in the Backwoods/Yellow Baber他全17曲

 故ブッチ・バルダサリ(1952-2009)と、40年ほど前の1970年代にフェスのジャムで知り合って以来、生涯の友となったというギタリスト、バン・マナカスとのギター&マンドリン・インスト集。上記4曲以外の13曲はすべてマナカスのオリジナル。どの曲もフラットピッキン・フィドル・チューンのテクニックとリズムを上手く組み入れた――けれども派手じゃないし、脅しもかけてこないので面白味を発見するには少し時間がいるかも……――趣味のいいフラットピックの使い方が良いマナカス。サム・ブッシュ・バンドからのスコット・ベスタル(bj)とバイロン・ハウス(bs)に、ステュアート・ダンカン(7曲)、天才シャド・コッブ(5曲)、ボビー・ヒックス(3曲)、バーバラ・ラム(1曲)のフィドルという豪華バックアップを従えた、静かな味わいのフラットピッキン・ギター作品。マナカス曰く、「また次(天国)のジャム・サークルでブッチと弾くのが楽しみ」だと。
OMAC-15 MARK O'CONNOR『Jam Sessions』CD\2,363(本体\2,250)

Granny White Special/Gypsy Fantastic/Macedonia/Swingin' on the 'Ville/Soft Gyrations/Pickles on the Elbow/Don't Let the Deal Go Down/In the Cluster Blues/Minor Swing 全9曲

 コンテスト(テキサス)・スタイルを出発点に、様々なフィドル音楽を探求、ブルーグラス、ジャズ、クラシックなどのジャンルを超えて大きな影響力を持つアーティスト、マーク・オコーナーが名うてのミュージシャンと2000〜2004年の間に繰り広げた、文字通りのジャム・セッションを収めた凄まじいライブ録音集。パンチ・ブラザーズを率いて活躍中のクリス・シーリ(m)、超多忙なスタジオ・ワークの間にティム・オブライエン、ホット・ライズのリユニオン等々、ライブでも引っ張りだこのブライアン・サットン(g)、サム・ブッシュの懐刀バイロン・ハウス(bs)によるブルーグラス寄りのセットによる5曲(2枚組CD『Thirty-Year Retrospective: Live』=廃盤=収録と同曲)、ジプシー・ジャズ・ギターの達人、フランク・ビニョーラ(g)、ジョン・ バー(bs)のホット・スウィング・トリオの2曲、そして上記2セッションの合同セット(ジョン・バーbs)による"Minor Swing"等2曲、ブルーグラスとジャズの2系統人脈によるジャムという構成。溢れるようなパッション、プリミティブなフィッドル音楽の良さを残しながらもソフィスティケイトされた格調高いサウンドに纏め上げる手腕は流石。(秋元 慎)
BNR-220 DON STIERNBERG『Swing 220』CD\2,573-(本体\2,450-)

Topsy/On the Sunnyside of the Street/How High the Moon/Caravan/Lady Be Good/All of Me/Limehouse Blues/Honeysuckle Rose/Stardust 他全14曲
 20世紀のもっとも美しいメロディ群であるアメリカン・スタンダードを中心に、楽器奏者にとってもっとも心地よいコンボ(小編成)でスウィングする王道アンサンブル。ジェスロ・バーンズの直系シカゴ人脈、ドン・スタンバーグのマンドリン(ナゲット製ツーポイント)にジェフ・ジェンキンスのギター(エピフォン・エンペラー1949年製)とラスティ・ホロウェイのベースによるトリオ。
CO-2743 U.S. SENETOR ROBERT BYRD『Mountain Fiddler』CD\2,573-(本体\2,450-)

Red Bird/Turkey in the Straw/There's More Pretty Girls Than One/Cripple Creek/Forked Deer/Rye Whiskey/Will The Circle Be Unbroken 他全14曲

 米国議会史上最長、51年間という上院議員歴を遺して今年7月に他界したウエスト・バージニア選出、民主党上院議員ロバート・バード(1917-2010)が、1977年に当時のカントリー・ジェントルメン(ドイル・ローソンg、ジェイムズ・ベイリーbj、スパイダー・ギリアムbs)をバックに執務室で録音したすばらしいオールドタイム・フィドル集が初CD化である。議員になる前にはKKK団に参加していたり、議員になってからも公民権法案やベトナム戦争に保守的な立場をとり続けたものの、アパラチアの「山奥から出てきた自分の選択肢は多くなかった」と後年、反省の弁をのこしたアメリカ的率直さの典型のような議員だったという。そのフィドルと歌(多くの有名曲に歌があるのも楽しい)にも、アパラチアの陰影を込めながら、率直な「マウンテン・フィドラー」の魂がこもったすばらしいものだ。政治のプロが、これほどにすばらしいオールドタイム・フィドラーだったという事実、それだけでもアパラチア伝統の懐の深さがしみじみと感じられる秀作。
AMA-1060 MIKE MARSHALL & CATERINA LICHTENBERG CD\2,573-(本体\2,450-)

Allegro Assai/Tha Cat, the Mouse and the Kitchen/Gankino/Santa Morena/Dec. 29th 他全18曲

 ブルーグラスからドーグ、ジャズを極め、ブラジル音楽やクラシックの世界で活躍するマンドリン天才マイク・マーシャルの最新作は、女性クラシック・マンドリニストのカテリーナ・リッテンバーグとの繊細なデュオ作品。クラシックのバッハ(1685-1780)からルクレール(1697-1764)、ショーロのジャコブ・ド・バンドリン(1918-1969)、新進作曲家ホセ・アントニオ・ザンブラノ(1965-)、そしてマイク・マーシャル(1957-)自身の作品やブルガリアのトラッドなどをフラットマンドリンと丸胴テイターバッグ・マンドリンの音色の違いを際立たせながら繊細に演じるマンドリン音楽の新世界である。
MSM-1310 JIM HENDRICKS『Heart Songs: An Instrumental Tribute to Hank Williams』CD\2,573-(本体\2,450-)

Cold Cold Heart/Hey Good Lookin'/Cheatin' Heart/I'm So Lonesome I Could Cry/Kaw Liga 他全12曲

 こういうのも「いいじゃないか!?」というナッシュビル産BGMでハンク・ウィリアムズの大ヒット曲集。セッション・リーダーはジム・ヘンドリックスというドブロ/ギター/マンドリン奏者。ただバックが、現在アコースティック・ベース・ナンバーワンの呼び声高いデニス・クロウチ、フィドルにオウブリー・ヘイニー、アコースティック・スティール・ギターにダグ・ジャーニガン、ハーモニカはマイク・ドーシェット。もちろん、あまり飛び出さないように、できるだけ聴く人を刺激しないように創られたアコースティック・インスト作品だが、弾く人が弾くと、やっぱ面白いね。とくに、フィドルのオウブリー・ファンにはニヤニヤし通しの楽しい演奏であること請け負います!?
■観光地向けお土産BGMシリーズ
 ヒット便乗カバー集ながら超一級ブルーグラス・サイドマンたちが、ときには名を秘して、気取らずに参加するインスト・シリーズ、探せば中にはメチャオモロイのがあるのだぞ!!
MSM-1350 MIKE SCOTT『Sunday Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

Will the Circle Be Unbroken/Old Country Church/What a Friend We Have in Jesus/I'll Fly Away/Swing Low Sweet Chariot/I Saw the Light 他全12曲
 上記を含む超有名ゴスペル・スタンダード12曲を、元ジム&ジェシーの正統派スリーフィンガー・スタイリストのマイク・スコットを中心に、ブライアン・サットン(g)、アダム・ステッフィ(m)、オーブリー・ヘイニー(f)、ロブ・アイクス(d)、ベン・アイザックス(bs)が、観光地のお土産用アルバムとして制作、自由に楽しくスタジオ・ジャムを繰り広げるといった企画インスト集。どーよ!?……アルバムとしての芸術的価値はさておき、これほど楽しいジャムを眺めない手はないぞ!! リスナーにはとっても美味しいBGM、そしてプレイヤーにはとても参考になる企画作品シリーズである。
 なお、同じメンバーで超有名スタンダード12曲を演じた『Smoky Mountain Bluegrass』(MCM-1330 \2,573-)がある。また、マンドリンをマイク・コンプトンに代えたビル・モンローの有名歌物をインスト集にした『Blue Moon of Kentucky』(MSM-1300 \2,450-)も再入荷!!
各楽器別インストお勧め再入荷作品
(楽器につきましては、楽器本体やパーツから教則物まで、各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
■ギター
REB-1582 TONY RICE『Guitar』CD\2,573-(本体\2,450-)

 現代ブルーグラス・ギターのカリズマとなったトニー・ライス。1972年、彼を口説いてこのデビュー・ギター・インスト集を創ったのは我々レッド・クレイ・レコーズ。トニーのすごさを見抜いたのはレスター・フラットとクラレンス・ホワイトの共通点を探り当てていたからだと思う。恥ずかしながら、このアルバムからブルーグラス・ギターの歴史が大きく変わったといってもいい名盤です、……よね!? ムーンシャイナー誌6月号(MS-2708 \525-)で久々のトニー・ライス特集は、染村哲也氏による「D-28の1955年説」。
RCSI-1019 CODY KILBY『Many Roads Traveled』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1993年、当時12歳だったスーパーピッカーたち5人がIBMAに登場、ブルーグラス界を震撼させた彼ら、クリス・シーリ、マイケル・クリーブランド、ジョッシュ・ウィリアムズ、そしてこのコディ・キルビーは現在28〜29歳で、21世紀のブルーグラスを背負っている。リッキー・スキャッグスのケンタッキー・サンダーでのツアーで培った自信に満ちた音粒の立ち上がりと創作力に、ほとんどの曲にジェリー・ダグラスとステュアート・ダンカンを配すというレベルの高い録音。ほかにアンディ・レフトウィッチ/アダム・ステッフィ(m)、バリー・ベイルズ(bs)らの主力にゲストボーカル陣らが参加。スケールの大きなオリジナル6曲のほか、グラム・パーソンズからスタンレーのカバー、極めつけのブルーグラス曲などを含めた飽きさせない11曲集。
■バンジョー
(ムーンシャイナー連載のチチ松村「バンジョー祭り」、世界のバンジョー音楽をお見逃しなく!!)
CO-2716 V.A.『Clawhammer Banjo, Vol.1』CD\2,573-(本体\2,450-)

 バンジョー奏法の原点、クロウハンマー・スタイルの基本を網羅したカウンティー・レコードの歴史的名盤が、未発表音源も加えて再発売されたその第1弾。1965年に「County-701」として発表されたこのアルバムと、続く2作品(CD復刻では、CO-2717 と CO-2718 各\2,573-)の3部作は、その後のオールドタイム音楽界のバイブルとして君臨した超名作、ブルーグラス・バンジョーならフラット&スクラッグスの『Foggy Mountain Banjo』(CCM-2064 \2,573-)に匹敵するという代物。クロウハンマー奏法の、まだ20世紀初頭の世代がアクティブだった当時のベーシック奏法が残された貴重な作品群である。本作にはウェイド・ワード、カイル・クリード、フレッド・コックラム、ジョージ・ストーンマンがソロで15曲、そしてカイルとフレッドによるストリングバンドが4曲収められている。オリジナルの録音を手がけたチャールズ・ファウロットによる最新の解説と写真もすばらしい。
COMP-4386 NOAM PIKELNY『in the maze』CD\2,573-(本体\2,450-)

 2006年9月にジョン・コーワン・バンドで来日、現在はパンチ・ブラザーズで活躍するバンジョー奏者、ノーム・ピケルニーのデビュー作。パンチでは完全に新世界を構築したノーム、本作ではベラ・フレック以降のテクニックとタッチ、マット・フリナー(m)、デビッド・グリア(g)、ゲイブ・ウィッチャー(f)、トッド・フィリップス(bs)という申し分ないバックアップで自分の世界を探求中の秀作。
■マンドリン
SH-4057 ADAM STEFFEY『One More for the Road』CD\2,573-(本体\2,450-)

 現在(4月〜7月)全米ブルーグラス・アルバム・チャート1位!! ムーンシャイナー誌2009年10月号のカバーストーリーに登場したアダム・ステッフィ、現在マンドリンの最高峰として尊敬されるアダムのソロ第2作。ゲストにダン・ティミンスキやアリソン・クラウスら、昔の仲間を集め、超トラッドグラスから70年代ニューサウス等々、モダン・ブルーグラスのさわやかメロディを絵に描いたような選曲の歌物8曲インスト4曲で飽きることのない、現代ブルーグラスの「ハッピーミディアム」作品。
SH-3931 CHRIS THILE『Not All Who Wander Are Lost』CD\2,573-(本体\2,450-)

 21世紀、別次元に到達したブルーグラス・マンドリン。天才クリス・シーリ、2001年発表当時21才、フレック/ダグラス/ダンカン/サットン/ハウス&マイヤーらを従え、恐るべき才能、聴くべし。音楽観や好みとは関係なく、60年を経たブルーグラスを核とするアコースティック音楽がどこまで拡がっていくのか、それを、ぜひ感じて欲しい。クリス・シーリ唯一のインスト・リーダー作品。
SL-001 CHRIS SHARP & DAVID LONG『One Hand on the Radio』CD\2,888-(本体\2,750-)

 2008年4月に来日した、クリス・シャープとデビッド・ロングが2005年に発表した作品は、半世紀以上も時代をさかのぼったブルースやオールドタイム・カントリーの雰囲気を漂わせた作品。マイク・コンプトンにつづくモンロー・スタイル・マンドリン奏者デビッド・ロングに注目!!
■フィドル
SFR-105 HOWARD "HOWDY" FORRESTER『The MGM Recordings』CD\2,573-(本体\2,450-)

 伝説のフィドラー、ハウディ・フォレスターの有名な、そして希少な1958年のMGM録音が2009年に復刻。16歳でフィドリン・アーサー・スミスに認められ、20歳の1942年にはビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズ、戦後、オクラホマ/テキサスで活躍、テキサス・フィドル美学の詰まった大名曲"Rutland's Reel"を書いている。1950年にはフラット&スクラッグスで"Earl's Breakdown"ほかの名演を残し、1951年からはロイ・エイカフのバンドで活動、ナッシュビル・フィドラーの核として尊敬を集めた。おそらく初のカントリー系フィドルLPアルバムであろうと言われる名盤でもある。ハウディとその周辺のフィドル事情に関してはムーンシャイナー9月号「ブルーグラス・フィドルの原点、ワイズ/フォレスター/マーティン/シューメイト」参照。
CO-2705 KENNY BAKER『Master Fiddler』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブルーグラス・フィドルの正統スタイルを完成させたケニー・ベイカーの1968年デビュー・ソロ作から83年にかけてのアルバムからベスト20曲集。"Washington County"から"Grassy Fiddle Blues"、"Dry & Dusty"や"Gold Rush"、大好きなBbでの"Sweet Bunch of Daisies"等々…、ベイカー美学が詰まった作品。現代ブルーグラス・フィドル必須入門作品。
PC-6512 JASON BARIE『The Past Is Present』CD\2,573-(本体\2,450-)

 2008年のIBMA最優秀インスト・アルバムの最終候補にも選ばれたジム&ジェシーのフィドラー、ジェイソン・バリーのデビュー作。バンジョーのスティーブ・ディリングやボーカルにティム・メッシーのほか、楽器はほとんどジェイソン本人。ビル・モンロー音楽のノウハウを抽出し、ミュージシャンとして最大限の表現でコントロールする。オリジナル以外はモンローソングとマール・ハガード、そしてジミー・マーティン。全編すばらしくまとめられ、幸せになれるトラッドグラス……、聴いていて気持ちのいいブルーグラス・フィドル秀作!
SH-3957 AUBREY HAYNIE『The Bluegrass Fiddle Album』CD\2,573-(本体\2,450-)

 現在、ステュアート・ダンカンと並ぶナッシュビルのトップ・セッション・フィドラー、オウブリー・ヘイニー、録音当時32才の2003年作はケニー・ベイカー美学に敬意を込めたタイトルとおりの直球ブルーグラス・フィドル作品。バックは、サム・ブッシュ、トニー・ライス、デビッド・タルボット、バリー・ベイルズの4人。……文句あっか?
オールドタイム&フォーク新入荷
TSQ-2288 V.A.『Face a Frowning World; an E.C.Ball Memorial Album』CD\2,573-(本体\2,450-)

He's My God/Jenny Jenkins/Warfare/Cabin on the Hill/Beautiful Star of Bethlehem 他全16曲

 ブルー・リッジのシンガー/ソングライターでギタリストのE.C.ボール(1913-1978)が遺した楽曲を、南部のカントリー・ゴスペルの生々しいエレキ・サウンドからレイナ・ゲラート(アンクル・アール)のアコースティックなアパラチアン・バラッドなど、南部アパラチアの閉ざされたコミュニティで連綿と、(収録曲の多くは)教会のシンガーたちによって受け継がれていくゴスペルの魂が聴ける。そこには音楽スタイルの違いや、まして優劣などは存在せず、あるのは歌い手の神に対する畏敬の念と感動だけだということが聴こえてくる。ブラック・チャーチのようなリズムのうねりや感極まった叫びなどのエンターテイメント性はないが、決して上手いとは言い難い白人シンガーたちが心を込めて歌うアパラチア・バラッドの流れを汲む、教会でフツーに演奏されるゴスペルのさまざまな形態がゴッタ混ぜになった、飾り気のない本物の民衆音楽が体感できる。商業カントリーとは対極にある民衆カントリー(田舎)の力強さを聴いていただきたい。
オールドタイム&フォークお勧め作品
SH-4006 TIM O'BRIEN『Fiddler's Green』CD\2,573-(本体\2,450-)

 現在なお創作活動のピークを維持しつづけるティム・オブライエンの2006年グラミー最優秀フォーク・アルバム受賞作。美しいバラッド"Pretty Fair Maid In The Garden"から、IBMA最優秀男性ボーカルを獲得した"Look Down That Lonesome Road"、そしてスタンダードの"Long Black Veil"や"Early Morning Rain"など、ブルーグラス/ブルースとケルト/フォークが見事にブレンドされた大秀作。静かな一日に、とてもさわやかな気持ちになれる超お薦めアコースティック作品。
DUAT-1242 V.A.『Anchored In Love; a Tribute to June Carter Cash』CD\2,573-(本体\2,450-)

 シェリル・クロウとウィリー・ネルソンの1曲目"If I Were a Carpenter"からカーリン・カーターとロニー・ダン"Jackson"、そして3曲目のロレッタ・リン"Wildwood Flower"ほか、パティ・ラブレスとクリス・クリストファーソン、ブラッド・ペイズリー、ロザンヌ・キャッシュ、エルビス・コステロ、ビリー・ボブ・ソーントンとピーソル・シスターズ、グレイ・ディライル、ビリー・ジョー・シェーバー、そしてラス前のラルフ・スタンレー"Will the Circle Be Unbroken"、そしてエミルー・ハリスが語りを交えた息子への"Song to John"で締めくくる。各界からの豪華12組が、2003年5月に73才で他界したメイベル・カーターの娘、そしてジョニー・キャッシュの妻、ジューン・カーター・キャッシュの曲を演じる2007年の感動作。プロデュースはジューンとジョニーのひとり息子、ジョン・カーター・キャッシュ。アカデミー受賞映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で一躍有名になったジューン。彼女がカーター・ファミリーの伝統を受け継ぎ、そして今、息子ジョンがカーター・ファミリーの現代的意義を提示している。
カントリー新入荷
SH-4063 MARTY STUART『Ghost Train; The Studio B Sessions』CD\2,573-(本体\2,450-)

 2曲目の"Country Boy Rock & Roll"(ドン・レノ作)のイントロでバレバレのクラレンス・ホワイト・フリーク、マーティ・ステュアートの最新作は、伝説のスティールギダー奏者ラルフ・ムーニーを迎えた彼の名曲"Crazy Arms"のインスト・バージョンほか、伝説のRCAスタジオBで録音された、まさにナッシュビルビル・カントリーの王道サウンドを再現したカントリー秀作。1970年代の半ば以来、ずいぶん長いこと知っているマーティ・ステュアート、まだ今月30日で52歳になるという若さだ。そう、レスター・フラットのバンド、ナッシュビルビル・グラスに、弟クラレンスとのバンド結成のためカリフォルニアに向かったローランド・ホワイトの後釜で入ったのは1973年だから15歳のとき。それ以来、ローランドの庇護の下、レスターが他界する1979年、20歳までブルーグラス界で活躍、その後、バッサー・クレメンツ、ドック・ワトソン、そしてジョニー・キャッシュのパートナーを務め、1990年「ヒルビリー・ロック」のヒットで一躍カントリースターとなった。カントリー音楽財団会長もつとめたカントリー音楽の歴史やコレクション、またそのすばらしい写真集などでも知られるマーティ、カントリー音楽全般への大きな愛情のほどは、本作品を聴けばお分かりだろう。筋金入りのカントリー・ミュージシャンだ。
カントリーお勧め作品
SHOUT11461 V.A.『Country's Greatest Stars Live, Vol.1』DVD2枚組150分\3,990-(本体\3,800-)
SHOUT11464 V.A.『Country's Greatest Stars Live, Vol.2』DVD2枚組200分\3,990-(本体\3,800-)


 上記2点、カーター・ファミリーとジミー・ロジャーズが初録音した1927年のブリストル・セッションから50年を記念して、1977年にカントリー音楽財団が企画制作、当時あたらしく完成したグランド・オール・オープリ・ハウスで収録され、1978年、5ヶ月にわたって全米に放送された特別番組(合計7時間分=正味各約45分で315分)のDVD2巻(各DVD2枚組)。1970年代のトップカントリーアーティストたちと、当時はまだ元気だったロイ・エイカフやビル・モンロー、ジーン・オールドタイムとリーやジミー・デイビスほか、クラシック・カントリーのスターたちの貴重な映像である。
REB-1805 RALPH STANLEY II 『Carrying On』CD\2,573-(本体\2,450-)

 2005年のグラミー賞最優秀ブルーグラス作品にノミネートされたラルフ・スタンレー2世の秀作。"Mountain Dew"やカーター・ファミリーの"Single Girl, Married Girl"などのスタンダードほか、"Devil's Little Angel"や"You Will Never Be Mine"などの味わい深いカントリー・バラッドほか、自身のオリジナルを含めて、カーター・スタンレーからキース・ウィットリーに至るスタンレー・トラディションを踏襲して、成長したシンガーとしての実力を聴かせる。クリンチ・マウンテンの陰影を込めた独特のスタンレー節の流れにありながら、時代を反映したフレキシブルなシンガーとしてスタンレー・サウンドを継承するすばらしいシンガーである。カントリーファンにお薦めのボーカル!
SKFR-1009 RICKY SKAGGS『Solo; Songs My Dad Loved』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

 1970年高校3年生でラルフ・スタンレー、その後カントリー・ジェントルメン、そして75年に来日もしたJ.D.クロウ&ニューサウスでその後のブルーグラスの道標となる作品『J.D.Crowe & New South』(Rou-0044 CD\2,573-)をトニー・ライスとともに残し、ブーン・クリーク結成。しかし80年代、エミルー・ハリスに押されてカントリーに転向、あっという間にトップスターに上り詰め、ネオトラッド・カントリーの旗手となった。その後、97年にブルーグラス界に戻ってきたリッキー・スキャッグスの2009年作。彼の音楽の基礎にあるもの、その子供時代に耳にした「父の好きだった(古いカントリー)音楽」を、文字通りソロ(全楽器/ボーカルをひとりで)で丁寧に演じる。
映像新入荷
HAP-2010 V.A. 『The Henry Reed Legacy』DVD-R\4,725-(本体\4,500-、70分)

 オールドタイム・フィドル研究の第一人者、アラン・ジャボアーによって1966〜67年、米国議会図書館によって録音された(当時すでに80歳を越していた)オールドタイム・フィドラー、ヘンリー・リードが後世に残したものをインタビューで解き明かすドキュメンタリー。ウエスト・バージニアとの州境近くのアパラチアの生活や音楽がリードの子供たちや近隣の人たちによって語られる。音楽の話は専門的な話となっていきロングボウやその驚異的な記憶力やレパートリーについて、また彼の人柄について語られ、それがゆえにヘンリー・リードの奏法やレパートリーが現在の若者に伝わっている様子が紹介され、彼の名を冠したフェスティバルが開かれている様子なども紹介される。本編ではほぼ全編がインタビューであるが、ところどころでフィーチャーされる音源やフェスのジャムなどで、オールドタイム音楽がアパラチアの伝統として伝わる理由の一端が垣間見れる。また特別編として10曲ほど、ホンマもんのローカル・オールドタイムの演奏が収められており、監督/プロデューサーの心配りがありがたい。
映像ものお勧め作品
FBG-001D V.A.『Families of Bluegrass: An American Tradition』DVD\2,573-(本体\2,450-、64分)

 1993年にTV番組のために収録された家族とブルーグラスをテーマに、当時IBMA(国際ブルーグラス音楽協会)の本部のあったケンタッキー州オウエンズボロのオハイオ河の岸辺で収録された特別番組。ロニー・レノの司会(さすがに本場アパラチア系英語は聞き取りにくいぞ!!)で、デル・マッカーリー、ラルフ・スタンレー、オズボーン・ブラザーズ、ザ・ホワイツ、アリサ&ラモナ・ジョーンズ、レノ・ブラザーズ、コックス・ファミリーをゲストに家族に伝わっていくブルーグラスを演じ語るライブ映像全17曲。地方制作のケーブル・テレビ番組のDVD化でチャプターもない製品だが、ブルーグラスがあたらしい時代に向かおうとする直前、バラエティに富んだ楽しめる映像作品である。
VES-13118 GEOFF MULDAUR『Guitar Artistry of Geoff Muldaur』DVD\3,308-(本体\3,150-)(カラー93分)

 今月から10月にかけて、エイモス・ギャレットとともに日本全国ツアーが予定されているジェフ・マルダーの最新スタジオ・ライブ映像DVD。1960年代フォーク・リバイバルのど真ん中、ジム・クゥエスキン・ジャグ・バンドに参加、当時の妻マリア・マルダーとともにビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズを退団したばかりのビル・キースやリチャード・グリーンらをいち早く雇うなど、ブルーグラス/オールドタイム畑との交流も深い。その後、ポール・バターフィールドのベター・デイズに参加したのち、ソロとして活躍、そのレイドバックしたブルース・ギターとボーカルには定評がある。自身の音楽について、またギターアレンジなどについても語り、ジェフ・マルダーの核心にも迫るスタジオ・ライブ映像である。
SHA-613D FLATT & SCRUGGS『The Best of Flatt & Scruggs TV Show Vol.3』DVD\3,308-(本体\3,150-、白黒約1時間)

 30分番組の1本目は1961年11月か12月の録画、のち80年代はじめにリッキー・スキャッグスでナンバーワン・ヒットとなる"Crying My Heart Out Over You"や、レスター・フラット得意……、というか大好きだったのだろうバウンシーにアレンジされた"If I Should Wander Back Tonight"、そしてカーター・ファミリー曲"I Ain't Gonna Work Tomorrow"、アール・スクラッグスは"Home Sweet Home"とギターでの"Wildwood Flower"のインスト等々の全10曲。そして2本目は1962年1月の録画、なななんと、そのリッキー・スキャッグスがゲストに出演するという超貴重映像!! 当時7才のリッキーがマンドリンを抱えて "Foogy Mountain Special"で間奏を弾き、オズボーンズのトレードマーク"Ruby"を唄うというもので、まさかのちの大スターになるとは思っていないかった貴重な瞬間ほか、レスターは"I Wonder How the Old Folks Are at Home"など、アールは"Cumberland Gap"と、バンジョー弾きがその運指に釘付けとなる"Foggy Mountain Special"等々の全10曲。
 ちなみにフラット&スクラッグスお宝映像シリーズ10巻は、いずれも常時在庫を心がけています。必見のDVDシリーズです!!
MVDV-4577 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD\2,783-(本体\2,650-)(対訳本とのセット特価\3,675-)

 今月生誕99年を迎えたビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本(BOOK-27 \1,995-)とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。感動です!! 必見必携のDVD!!!
教則もの新入荷
DVDBSHRL23 SAM BUSH『All About Lead Mandolin』+『All About Rythm Mandolin』DVD2本組\6,720-(\6,400-)1時間40分×2本=3時間20分

Fisher's Hornpipe/Cloverleaf Rag/Old North Woods/Midnight on the Stromy Deep/Blue Mountain.
You Left Me Alone/Girl From the North Country/Sailin' Shoes.

 サム・ブッシュの最新マンドリン教則DVDが2本、同時に発表された。サムの最新作『Circles Around Me』(SH-4055 \2,573-)を踏まえた教則物だ。
 1本目はサム・ブッシュのもうひとつのトレードマーク、チョップ=リズムについて、そのタイミングとアクセントの詳細を見せ、語る。その前にチューニング法、そして「オールド・ホス」と呼ばれるサムのマンドリンについて約25分、それから自身のリズムについてはモンロー・スタイルから学校時代のマーチングバンドのドラム経験、そしてあのブッシュ・チョップ……かっこいい、あれです!! 100分にわたってブルーグラスの核「リズム」について語り尽くし見せる。
 2本目はフィドル・チューン、ラグ、ワルツ、ブルーグラス・ソロや間奏、そしてそのバリエーションを見せ、語る。きっちりと教えるべき1音ずつをスプリット(右手と左手)画面で解説、そして発展、先の1本目につづく収録だったのかサム、少々お疲れさんか? 集中力を欠いているよう(デモ演に現れているだけ)だけど、サムらしいユーモアの効いた饒舌、そのうち調子も戻ってくる。
 いずれにせよ、数々のワークショップを経てきただけに、生徒が聞きたい勘所はバッチリ。また収録曲だけではなく、そこから発展もさせつつさまざまな練習方法を教えてくれる。マンドリン練習用のみならず、サム・ブッシュ・ファンには彼の人柄や音楽観も知れる3時間半、楽しいDVDビデオだ。
ACU-DPP5 BILL EVANS & MEGAN LYNCH『Bluegrass Jamming Essentials with Adam Steffey, David Thomas & Tim Stafford』DVD\5,513-(本体\5,250-)2時間半

Nine Pound Hammer(key of G)/Your Love Is Like a Flower(Eb,Bb)/Sitting On Top of the World(B)/Gold Rush(A)/Clinch Mountain Backstep(A)/Soldier's Joy(D)/Don't Lie To Me(C)/Rambling Heart(F)/My Rose of Old Kentucky(B)/Don't Let Your Deal Go Down(B)/Rebecca(B)/Knoxville Girl(E).

 皆さんをブルーグラス・ジャムに引き込もうという2時間半の中級者向けDVDビデオ教則。ビル・エバンス(bj)とメガン・リンチ(f)が案内役となり、アダム・ステッフィ(m)、ティム・スタッフォード(g)、デビッド・トーマス(bs)とともに上記各曲で、皆さんが参加しやすいようにスペース(最終間奏)を創り、ジャムをしていく(曲ごとにためになるアイデアが語られるが)。参加する上で大事なことは、上手く弾くことより、@チューニングを合わせること、Aリズムを合わせること(=よく聴くこと)、Bメロディをつかむこと(=各人のプレイをよく聴くこと)、Cそして、弾きつづけること、です。...Let's pick!
教則ものお勧め
下記のほか、教則に関しては演奏レベル/ニーズに応じて、ご相談ください。
KB-02D KENNY BAKER『Fiddle Breaks & Back-Up』DVD-R\5,775-(本体\5,500-)(53分)

Kentucky Waltz(Key of E)/Uncle Pen(A)/In the Pines(F)/Molly and Tenbrooks(Bb)/Blue Moon of Kentucky(C)/Sun\mmertime Is Past and Gone(G)/Sittin' on Top of the World(C)Dark Hollow(Bb)/Love Please Come Home(Bb)/My Little Georgia Rose(Bb)/A Good Woman's Love(G)/Walk Softly on This Heart of Mine(C)/Footprints in the Snow(E)/Can't You Hear Me Callin'(G)/Muleskinner Blues(G).

 ケニー・ベイカーのフィドル・チューン集『Fiddlin' My Way』につづいて歌物編もDVD化だ。上記、ビル・モンローのもとで歴史を創った名曲の数々を、そのリードとバックアップを、それぞれ上記のキーで見せてくれる。通常スピードと少しクローズアップしたスロー・バージョンで淡々と弾いて見せる。ただし画質/音質は良くないしプロダクションはあまりにベタ……だが、ベイカーを目の前にしては問題外。えーい頭が高い! 控えいっ!!
ACU-SHD SIERRA HULL『Secrets Songs & Tunes』DVD2枚組\7,875-(本体\7,500-、約4時間)

Smashville/Secrets/Everybody's Somebody's Fool/That's All I Can Say/Hullarious/From Now On/Absence Makes the Heart Grow Fonder/Sierra's Waltz/Ice on the Road.
 10代にして、すでに2年連続でIBMA最優秀マンドリン奏者ノミネートに名を連ねるシエラ・ハルの全米デビュー作『Secret』のマンドリン・パートを教える2枚組DVD。収録時は16歳というから、ちょうど来日をした2008年頃だ。最初の30分で、自身のスタイルの特徴を説明した後、『Secret』(ROU-0601 \2,573-)からアメージングな運指が堪能できる7曲、そして自費制作デビューアルバム『Angel Mountain』(HULL-70206 \2,573-)から、比較的与しやすいブルーグラス曲の2曲……。ロン・ブロック(bj)、ケニー・スミス(g)、ザック・マッカラム(bs)をバックにしたそれぞれの模範演奏つき。
MB-99471BD BRIAN WICKLAND『American Fiddle Method Vol.1』CD+Book \4,095(本体\3,900-)
MB-99472BD BRIAN WICKLAND『American Fiddle Method Vol.2』CD+Book \4,095(本体\3,900-)


 ブライアン・ウィックランドが教えるフィドル奏法入門CD付き教則本の決定版。「Vol.1」はキーがAやDの初心者向きで有名22曲で、米国でも有名な「スズキ・メソッド」を使っているので、お子様にもお勧めです。「Vol.2」は様々なキーやテクニックに広がった27曲に、音楽理論の基礎やコードの入り口まで踏み込んだ内容になっている。いずれにせよ、フィドル初心者にはとても分りやすい(英語解説だけど)お勧めの入門書。
楽器、その他…
BOOK-46 TONY RICE『Still Inside』Book315頁\3,990-(本体\3,800-)

 トニー・ライスのデビュー盤を制作したのはわがビー・オー・エムのレッド・クレイ・レコードだった。そーいえば、キース・ウィットリーのカントリー・バラッドの上手さに気付いてニュー・トラディション(のちのカントリー・ストアー)のライブを出したのもレッド・クレイだった。と、チョッと自慢しといて……、さてこの本。ブルーグラス・ギターの世界を変えてしまった偉大なトニー・ライス、そのすべてが本人の口述と、家族や友人たちの証言によってつづられる、これぞ「トニー・ライスのすべて」である。生い立ちから、ブルーグラスそしてドーグ、さまざまな出来事が、じつにストレートに語られる。本人の話と、周りのみんなの話が、行き違いも含めて面白く、トニーの人柄がよく伝わるすばらしい本になっている。また個人的な車の趣味やカメラ、気になるあの服装から髪の毛、食べ物から健康、ペットまで、みんなの証言がじつに楽しい。そして、あのギターについて……。もちろん英語だが、アチコチ飛ばし読みしても、金太郎飴のように面白い話が出てくる構成になっていて、飽きない面白さだ。ギタリストのティム・スタッフォードとハワイ・ブルーグラスのキャロライン・ライト女史のすばらしい編集で、トニー・ライス・ファン必携のすごい一冊!!
MARTIN 00-21 1971 #276979(Flat Top Guitar) \294,000-(本体\280,000-)

 スプルースTOP、ローズウッドSide&Back、ローズ指板&ブリッジ、の仕様の小振りのマーチン。12フレットジョイント特有の豊かな低音と甘いトーンが魅力!!手許に置いて弾き飽きしないギターです。 D-SIZEに比べて生産台数も少ないので、この機会をお見逃しなきよう!!
GIBSON L-48 1965 #368350 (Arch Top Guitar) \ASK

 ギブソンのアーチトップ・ギターの普及版モデル。ブルース、ラグタイム、オールドタイム等々、アーリー・アメリカン・ルーツ音楽に最適。ジャズやウェスタン・スゥイング、ジャグ・バンド等々のリズム・プレーにも適しています。要調整ですので詳細、お問合せください。
GIBSON RB-175 1964 #196826(Long Neck Open-Back Banjo) \157,500-(本体\150,000-)

 ギブソン社のロングネック・オープンバック・バンジョーの普及版モデル。ピート・シーガー以降のモダン・フォークのシンガー達に人気が高く、オープン・チューニングでKEY OF E or Fがプレイ出来ることが最大のメリット。
BU-ST ブルーグラス・アンリミテッド・ステッカー 各\315-(税込み) 

 1970年代以来、30年間に渡って支持され続けているブルーグラス・アンリミテッド誌が発売す るステッカーである。車のバンパーや楽器ケースなど、密かに「私はブルーグラス・ファン!」 をアピールしましょう!青地に白字のスローガンがシンプルに描かれた横29cmX縦7.5cm。ス ローガンには下記の5種類があるので、それぞれ選ぶか、枚数指定でオマカセ下さい。

"I Love Bluegrass"、"Bluegrass Music, Finger Picking Good"、"Clean Up Air Polution, play Bluegrass"、"Bluegrass, Hear It, Play It, Love It"、"My Grass Is Blue"、"Have You Hugged Your Banjo Today?"(これのみBlugrass表記なし)。
AMT-530『AROMAクリップオン・チューナー/メトロノーム』\2,520-(本体\2,400-)

コンパクトで多機能なクリップ式チューナー&メトロノーム。楽器のヘッドに取付るクリップオン・チューナー。クロマチック、ギター、ベースに加え、バイオリン、ウクレレの5つのモードを搭載、さらにメトロノーム機能まで付いた優れも。又、クリップのアームが長く、大きく開くのでバイオリンのボディを挟み込むことができます。これならバイオリンのチューニング時にヘッドを握りこんでも邪魔になりません。チューニングが合うとバックライトが赤から緑に変化する2カラー・バックライト、コンパクトなボディに似合わない多機能チューナーです!
HSC-60 ヒーロー・シャイン・クロス \630-(本体\600-)

バンジョーの金属部部の手入れに便利!!この革新的なポリッシングクロスは、汚れ、手 垢、曇りを取り除くだけでなく、 ギター、バンショー、マンドリンで使われるメタルパーツの磨きに最適で す。 特にクローム、ニッケルやアルミなどのハードウエアの艶や輝きを取り戻すのに効果的です。 このクロスは、 糸巻き、フレットワイヤ、ピックアップカバー、ブリッジ、トレモロやテールピー ス、ストラップボタンなどを きれいにし、磨くための処理をおこなっています。クロスにしみ込ま せた特別な成分はメタルの表面を復活さ せ、保護膜を作ります。 これにより、曇りを防ぎ艶を長持ち させます。
DRY-400 『弦楽器用除湿剤:ドライフォルテ』\420-(本体\400-)

 楽器用除湿剤です。「ケースの中など密閉された空間 の中の余分な湿気をとことん!!吸い取ります。しかも楽器にとって1番適性とされる約50%に保ちます。又、 消臭、防カビ、防錆等、あなたの愛器を湿気から護ります」と。
輸入雑誌
(以下の4誌は英語版で、共にバックナンバーも豊富に取り揃えています。気になるアーティスト等の特集等についてはお問い合せ下さい。…調べる&知るの面白さをいかがですか)
■フラットピッキン・ギター誌
 隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/ジャズまで。一冊でさまざまな奏法が学べる。
FGM-14.5 最新「2010年7〜8月号」CD付きBook\2,625-(本体\2,500-)

 ストリング・チーズ・インシデントのビル・ナーシをカバーストーリーとタブ譜"Surfing the Red Sea"と"Road of Destruction"に、トニー・ライス本『Still Inside』に関するクロスレビューほか、コラムにはクライド・ムーディーの"Six White Horses"、初心者"I'll Take the Blame"、スティーブ・カウフマン"Big Sciota"、ジョン・カーリニ"Scarborough Fair"におけるモード練習、ブラッド・デイビスの「G-Run」サンプルと"Lonesome Road Blues"実践、サンディ・ロスマンとスティーブ・ポティアの"In the Pines"、クロスピッキン"Will the Circle Be Unbroken"、オリン・スター"Morrison's Jig"、マイナースケール練習、サークル・オブ・フォースと"Your Love Is Like a Flower"、ジョン・ミゲーンGreat Blasket Island"ほか、ギターを弾く上で有益なさまざまな情報が、タブ譜と付属のCDでフォローできる80頁。
FGM-14.4 「2010年5〜6月号」CD付きBook\2,625-(本体\2,500-)

 バージニア州ラドフォードのスコット・フォーア(2002年全米フラットピッキン・チャンピオン)のカバーストーリー、タブ譜は"Wildwood Flower"と"East Tennessee Blues"ほか、スティーブ・カウフマンによるビル・モンロー曲"Old Dangerfield"、ブラッド・デイビスの"Nine Pound Hammer"のリズム・ギター、"Fireball Mail"のクロスピッキング、エンディング8様ほか、スケールの基礎練習や、ターンアラウンド(1-6-2-5、つまりG-E-A-D)パターン解説その他。
FGM-14.3 「2010年3〜4月号」CD付きBook\2,625-(本体\2,500-)

 昨年のウィンフィールドで話題になった3人のカバーストーリーと三人三様の"St. Anne's Reel"ほか、デラ・メイのエイブリル・スミス"Lincoln's Retreat"、コラムとタブ譜は"Blackberry Blossom"を「Key of C」、"Molly Bloom"、オルタナ・コード解説、Gマイナー・ブルース・コード進行、"Lonesome Road Blues"のハイブリッド・ピッキン、"Over the Waterfall"、"Jackson's Reel"、ジョン・ミゲーン"Sligo Lament"、"Great Basin Rag"等々、タブ譜満載の80頁。
FGM-14.2 「2010年1〜2月号」CD付きBook\2,625-(本体\2,500-)

 「ギター・ジャム特集」はツインギターのハーモニーなど、さまざまなジャムにおける技を紹介。ハーモニー基本理論を"Whiskey Befor Breakfast"で解説、そして実践。つづいて同様に"Liberty"と"Blackberry Rag"でおさらい実践。その他、"Summertime"のリズムとコード、初心者は"Dim Lights Thick Smoke"、カウフマンは"Wheel Hoss"、カーリニのジャズ・ソロは"Lady Be Good"をベース、"Red Haired Boy"をネタにさまざまなリズム・ギター奏法、南北戦争の"Girl I Left Behind Me"をコード分解、そのほか"Arkansas Traveler"や"Wildwood Flower"などのツインギター・ジャム等々、タブ譜満載の80頁。
FGM-14.1 「2009年11〜12月号」CD付きBook\2,625-(本体\2,500-)

 サム・ブッシュ・バンドのスティーブン・モウジンのカバーストーリーと"My Home Across the Blue Ridge Mountains"と"Come Back Davy..."のタブ譜ほか、ドーグ風"Dawgapelli"、テキサス"Maiden's Prayer"、初心者"Christmas Time's Coming"、スティーブ・カウフマン"Greensleeves"、ジョン・カーリニ"Oh, Lade Be Good"のコード、"Red Haired Boy"や"President Garfield's Hornpipe"、また12月号らしく"Joy to the World"、"Silent Night"、"Christmas Song"などのクリスマス曲ほか、ジプシー・ジャズも含んでタブ譜満載の80頁。
■バンジョー・ニューズレター誌
 世界唯一のバンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。
BNL-10/08 最新2010年8月号 \525-

 グレッグ・ケイヒル(スペシャル・コンセンサス)のカバーストーリーと"Carolina in the Pines"と"Danny's Dance"のタブ譜ほか、J.D.クロウのバックアップ"We Can'T Be Darlings Anymore"、クラシックはバッハ"Bourree No.2, Part 1"、ドン・レノ"Bluegrass Stomp"、フレッド・ゲイガーのジャズ"Don't Get Around Much Anymore"、デイリー&ビンセントのジョー・ディーン"Cumberland River"、トム・アダムズはブレッドの"Everything I Own"、そしてフラット&スクラッグスDVDシリーズ第10巻における話題のアール・スクラッグスのクロウハンマー奏法"Grey Eagle"、そう薬指と小指でブラッシュするんだ!!ほか、クロウハンマー各種とバンジョーに関するさまざまな話題満載の48頁。
BNL-10/07 2010年7月号 \525-

 J.D.クロウのカバーストーリーとタブ譜は "J's Tune"と"We Can't Be Darlings Anymore"のリードとフィドル・バックアップ、そのほかアール・スクラッグス"Daisy Mae"、フレッド・ガイガーのジャズは"Sweet Sue"、トム・アダムズ"My Hometown"ほか、スリーフィンガー/クロウハンマー多数。
BNL-10/05 2010年5月号 \525-

 カバーストーリーはスティーブ・マーティンでタブ譜は"Pretty Flowers"と"Saga of the Old West"。そのほかタブ譜はスタンダードの"Dinah"(ディック・ミネだっけ?)をフレッド・ガイガー、テレビ主題歌「ホーガンズ・ヒーローのマーチ」、クリス・ワーナーの"Lickity Split"の第一及び第二ブレークなどのタブ譜、そしてクロウハンマー・タブ譜。
BNL-10/04 2010年4月号 \525-

 リチャード・ベイリー(クラスター・プラッカーズやスティール・ドライバーズ)のカバーストーリーと"Heaven Sent"、"Midnight Train to Memphis"、"Drinkin' Dark Whiskey"のタブ譜ほか、アール・スクラッグス"Mountain Dew"、ドン・レノ"Little Rock Getaway"、トム・アダムズ"Walkin' the Dog"などのタブ譜ほか。
■ブルーグラス・アンリミテッド誌
 米国の最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
BU-10/09 最新2010年9月号 \840-

 ホット・ライズ・リユニオンとエディ・アドコックのカバーストーリーほか、ニューファウンド・ロード、1930〜40年代のロアノーク周辺を舞台にした兄弟と戦争とブルーグラス(オールドタイム)についての新刊本『If Trouble Don't Kill Me』、ノース・カロライナ州シェルビー近郊のライブハウスなどの特集のほか、さまざまなコラムで米国ブルーグラス情報満載の72頁。
BU-10/08 2010年8月号 \840-

 マーティ・ステュアートのカバーストーリーほか、ベース第一人者デニス・クロウチ、ロックとブルーグラスを結ぶラリー・キール、カロライナ・サンシャインなどの特集の72頁。
BU-10/07 2010年7月号 \840-

 7月10日に81歳の誕生日を祝ったジェシー・マクレイノルズのカバーストーリーに、マイケル・マーティン・マーフィー、モンロー・クロッシング、ノース・カロライナのブルーグラス・パイオニア=ドン・ウォーカーらの特集の74頁。
BU-10/06 2010年6月号 \840-

 デル抜きのデル・マッカーリー・バンド、トラベリング・マッカーリーズのカバーストーリーほか、アンディ・レフトウィッチ、ダリン&ブルック・アルドリッジ、1969年ルイジアナ・ブルーグラス・ウィークエンドの思い出の特集ほかの80頁。
BU-10/05 2010年5月号 \840-

 ジョッシュ・ウィリアムズとラリー・スティーブンソンをカバーストーリーに、女性ブルーグラスのパイオニアのひとりケーティ・ローアー、オールドタイム・ラジオらの特集。
BU-10/04 2010年4月号 \840-

 ブルーグラス・チャート1位をヒットしたばかりのギブソン・ブラザーズのカバーストーリーのほか、アダム・ステッフィ、ディック・キメル、ポール・ウォーレンらの特集の80頁。
BU-10/03 2010年3月号 \840-

 3月号恒例楽器メーカー特集。Ode & Omeバンジョー、ハス&ダルトン・ギター、クラーク・マンドリン、オールドスタンダード・ウッド、ブルーチップ・ピックの特集ほかの68頁
BU-10/02 2010年2月号 \840-

 ロンサム・リバー・バンドのカバーストーリーほか、キャリー・ハスラー&ハード・レイン、モンロー・スタイル・マンドリンのバディ・メリアム。
BU-10/01 2010年1月号 \840-

 1月号恒例のフェス特集号は、アパラチア・ミュージアム主催「テネシー・フォール・ホームカミング」の特集カバーストーリーほか、オールド・ドミニオン・バーン・ダンスの初期フラット&スクラッグスやスタンレーズらの超レア・フォト・アルバム。そして2010年フェス・スケジュール・リスト。
■オールドタイム・ヘラルド誌
 内容の濃いオールドタイム音楽専門誌。アメリカン・トラッド音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
OTH-1205 最新2010年6月/7月号 \1,260-

 バール・ハモンズのカバーストーリー「ハモンズ家の思い出C」のほか、昨年他界したレイ・アルデンの夢「フィールド・レコーディング」、ベラ・フレックのアフリカについてのインタビュー、そして1902年ケンタッキー東部のアパラチア山中に生まれた主婦であり女性ミュージシャンであったエフィー・スミス・ピアーソンの生涯などの特集ほか、米国伝承音楽の情報満載の60頁。
OTH-1204 2010年4月/5月号 \1,260-

 ゴード(瓜)バンジョー製作家のジェフ・メンジーズ、戦前のパイオニアたちと数多く共演した94歳のフィドラー、スリーピー・マーリン物語、「ハモンズ家の思い出第3回」などの特集ほか。
OTH-1203 2010年2月/3月号 \1,260-

 2010年フェス&ミュージック・キャンプ・ガイド、「ハモンズ家の思い出第2回」、故レイ・アルデンの究極の遺作「オールドタイム・バンジョー奏法のトレンドD」、オレゴン州ポートランドのレコード店「ミシシッピ・レコーズ」探訪記、元ダブル・デッカー・ストリング・バンドのクレイグ・ジョンソン追悼などの特集ほか。
OTH-1202 2009年12月/2010年1月号 \1,260-

 リー・ハモンズのカバーストーリー「ハモンズ家の思い出第1回」ほか、昨夏亡くなったレイ・アルデン追悼特集、そのレイによる究極の力作「オールドタイム・バンジョー奏法のトレンドC」、カイル・クリード1966年インタビューなどの特集ほか。
OTH-1201 2009年10月/11月号 \1,260-

 マイク・シーガー追悼、オールドタイム・バンジョー奏法のトレンドB、アラスカのオールドタイム今昔、マーク・キャンベル・インタビュー特集他。
月刊『ムーンシャイナー』
 1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス月刊専門誌、26年目です。
■定期購読:1年¥6,000-半年¥3,300-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。

■ムーンシャイナー・ファイル:\840-

ムーンシャイナーの一年分12冊を傷をつけずにファイルできるコクヨ製ロゴ入り特製フォルダー。
■バックナンバー:各¥525-。

 下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。
MS-2711 最新9月号(通巻323号)\525-

 『ブルー・リッジ大特集』で、「ブルー・リッジってどこだ?」から「ブルー・リッジ系ブルーグラス」、そしてブルー・リッジ・ブルーグラスの原点「カレン・ギャリアン追悼」のほか、「最新ブルーグラス・バンジョー事情後編:パーツ編」、「パンチ・ブラザーズはブルーグラスなのか?」、「伝説のバックウッズ・マウンテニアーズ」CD発表、チーフ井上「ロッキートップ30周年に寄せて」、「ビル・モンロー生誕99年へのメッセージ集」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載。
MS-2710 8月号(通巻322号)\525-

 「バンジョーの歴史」と「現在ブルーグラス・バンジョー・メーカー列伝」などバンジョー大特集のほか、ダークス・ベントリー『Up on the Ridge』、宇佐美勝彦、新潟ジャズストリート・リポート、カーリー・セクラー・フォト・リポート、丹沢ブルーグラス・アメリカ道中記A、ブルーグラス史観「アメリカ歴史概論X、ゴスペルの源流セイクレッド・ハープ」特集。
MS-2709 7月号(通巻321号)\525-

 天才少年アレックス・ハーグリーヴスをカバーストーリー、ブルーグラスにおける天才ミュージシャン列伝、マック・ワイズマン「シンガーvsプレイヤー」、スコット・ベスタル、ブルーグラス史観「アメリカ歴史概論V、C.F.マーティンとフォスター」、尾崎ブラザーズ、ノース・ヒルほかの特集。
MS-2708 6月号(通巻320号)\525-

 ムーンシャイナー最新6月号はトニー・ライスのカバーストーリーほか、有田純弘インタビュー、フェアウェル・ドリフターズ、鎌倉ブルーグラス・サローネ・リポート、ドン・レノ"Dill Pickle Rag"、ブルーグラス史観「アメリカ歴史概論V、ミンストレルとバンジョー」ほかの特集。
MS-2707 5月号(通巻319号)\525-

 クルックド・スティルのカバーストーリー他、アメリカ合衆国独立からフロンティア、そしてテキサスの成立までをまとめたブルーグラス史観による「アメリカ歴史概論U」、追悼:大森康弘などの特集のほか、日米ブルーグラス情報満載。
MS-2706 4月号(通巻318号)\525-

 ジョン・ハートフォードとハートフォード・ストリングバンド特集、アメリカ大陸発見からアメリカ合衆国独立までのブルーグラス史観による「アメリカ歴史概論T」、ジミイ赤澤『Bluegrass Fiddle Jam』、斉藤ジョニー「IBMA2009 WOBリポート後編」などの特集ほか。
MS-2705 3月号(通巻317号)\525-

 「ブルーグラスはジェンダーフリーか?」という問に、アリソン・ブラウン、ミッシー・レインズ、クリスティン・スコット・ベンソン、3人の女性IBMA受賞者が答えてくれます。そのほか、3月号恒例の2009年発売レコード総括、30年前のデル・マッカーリー初来日リポート、東 理夫『アメリカは歌う』、宮崎勝之&マンドスケイプ登場ほか。
MS-2704 2010年2月号(通巻316号)\525-

 ビル・モンロー「1950年、ハイロンサムの誕生と背景」、ティム・オブライエン「グラミー授賞式インサイド・リポート」、アレン・シェルトン追悼、佐々木仁の日本初オールドタイムLP「マウンテン・ランブラーズ」物語後編、斉藤ジョニー「IBMA2009 WOBリポート前編」ほか。
MS-2703 2010年1月号(通巻315号)\525-

 アール・スクラッグス「テクニック分析」、「ブルーグラス三世代考察、あたらしいブルーグラス世代へ」、サム・ブッシュ"The Ballad of Stringbean and Estelle"の物語、クリスティーズお宝狂想曲、佐々木仁の日本初オールドタイムLP「マウンテン・ランブラーズ」物語、ウィンターグラス・リポート、「オザーク・マウンテニアーズ、ウェイファーリング・ストレンジャーズ、ブルー・マウンテン・ボーイズU」、ジェシー・ベイカー特集ほか。
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