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B.O.M.Newsletter #373web  2011年11月7日
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INDEX

今月の新入荷注目作品
ブルーグラス新入荷
ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷
B.O.M.特選コーナー
ブルーグラスお勧め作品
インスト新入荷
各楽器別お勧め再入荷作品
オールドタイム&フォークお勧め作品
カントリー新入荷
カントリー発掘、編集モノ新入荷
カントリーお勧め作品
映像新入荷
映像ものお勧め作品
ベストセラーDVDシリーズ
教則ものお勧め
楽器、その他…
輸入雑誌
月刊『ムーンシャイナー』
B.O.M.ご利用方法

 早いもので、もう11月……。とても辛い1年だった日本にも、もうすぐクリスマスという声が聞こえてくる。自然も政治/経済も、世界中で行き詰まったような昨今、IBMAアワードショウでも紹介されていたビル・モンロー、ウッディ・ガスリー、ロバート・ジョンソン……、2011年に生誕100年を迎えた3人の偉大な先人たちが残したブルーグラス/ブルース/フォークという、アメリカ生まれだが世界に普遍的なすばらしい音楽は、こんなときにもわれわれにあたらしい感動を与えつづけてくれる。

 高校時代からわれわれが知っている、あのリッキー・スキャッグスが家族とのクリスマス・コンサートDVDを発表した。その映像を見ながら書いているのだが、カントリー産業界の成功者でボーンアゲイン・クリスチャンでもあるリッキー、……わたしとは生活も環境も、考え方も違うのだが、根底にある音楽や家族への感動がひしひしと伝わってくることに驚いている。小さな山小屋でも豪華なホールでも、親から子へ、孫へと伝わる音楽の凄さをブルーグラスを通じて知ったわたしはシアワセだ……、と。

◆いよいよ創刊29年目に突入、ムーンシャイナー最新11月号(MS-2901 ¥525-)は、IBMAアワードショウの完全誌上リポートのほか、斉藤ジョニーのメジャーデビュー、吉津正司のマンドリン人生後編。

 なお、アワードショウは11月18日から7週にわたって『谷五郎の Oh! My ブルーグラス』で放送され、以下のインターネット・サイマルラジオを通じて全国で聴けます。兵庫県三木市「エフエムみっきぃ」で毎週金曜日21:00~21:30(再放送は毎月曜20:30~)、同じく兵庫県加古川市「BAN-BAN ラジオ」(土曜午後8時30分~(再)日曜午前8時30分~)

月刊ムーンシャイナー定期購読は1年間(12冊)

¥6,000- 半年間(6冊)¥3,300-。単冊は¥525-ですが、ぜひとも年契サポートをお願いします。購読開始希望月をお知らせください、早速お送りします!!

◆ブルーグラス・カレンダー2012
WOBC-2012『Women of Banjo 2012』¥2,573-(本体 ¥2,450-)

 あたらしいカレンダー(A4変型)は、これまでとは趣向が変わってシンプルな日付のみと毎月の写真は、なんと女性バンジョーピッカー特集。ムーンシャイナーにも協力してくれる写真家、ダーウィン・デビッドソンの撮った女性ピッカーとそれぞれに個性的なバンジョーが主役です。

今月の新入荷注目作品
SKFR-1012 RICKY SKAGGS『A Skaggs Family Christmas Vol. 2』CD+DVD¥2,573-(本体 ¥2,450-)

 凄いスキャッグス一族のクリスマス第2集は25曲入りDVDがオマケ!! 誰にでもお勧めするジャンルを越えたクリスマス・ライブ。映像新入荷参照。

OXCD-6033 BUSH, LATHUM & WHITE『Legendary Kentucky Colonels' Trio』CD¥2,363-(本体¥2,250-)

 ローランドが不在、ゆえにクラレンスが大活躍のケンタッキー・カーネルズ・トリオの16曲。ブルーグラス発掘新入荷参照。

HS2K-111 FAREWELL DRIFTERS『echo boom』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1960年代前半のウエストコースト、ザ・バーズなどを髣髴させるナイーブでサイケなブッ飛びグラス、フェアウェル・ドリフターズ最新第3作!! ブルーグラス新入荷参照

COMP-4565 NOAM PIKELNY『Beat the Devil and Carry a Rail』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ベラ以降のバンジョーの最先端ノーム・ピケルニー最新作。凄い音の洪水!! インスト新入荷。

ROU-9107 BLUE HIGHWAY『Sounds of Home』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 結成15年、トップグループの一角に位置を占める東テネシーのバンド。セルダム・シーンの現代版とも言えるトラッドなモダン・サウンド!?が売り!!

COL-84118 YO-YO MA, STUART DUNCAN, EDGAR MEYER, CHRIS THILE『Goat Rodeo Sessions』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ヨーヨーマが、クリス・シーリらと創ったブルーグラス/クラシック作品。インスト新入荷参照。

MCP-0065 TONY WILLIAMSON『Lloyd Loar Mandolins』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ビンテージ・マンドリンの大家、トニー・ウィリアムソンがソロで弾き比べる数々のロイド・ロアー・マンドリン! インスト新入荷参照。

WOU-4464 EARL SCRUGGS REVUE『Live from Austin City Limits』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1977年発表のアール・スクラッグス・レビューのライブがCD化。ブルーグラス発掘新入荷参照。

ROU-9106 NEWFOUND ROAD『Live at the Down Home』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ティム・シェルトンのすばらしいボーカルを軸に人気を上げつつあるニューファウンド・ロード、ジム・バンクリーブ(f)をゲストに迎えた初のライブ盤。すばらしい白熱ライブだ。

REB-1845 JUNIOR SISK & RAMBLER'S CHOICE『The Heart of a Song』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ダニー・ペイズリーと並んで現在トラッドグラスの牙城とされるジュニア・シスクとランブラーズ・チョイスの最新作。

ISG-2011 きたむらいづみ『Izumi』CD¥2,800-(本体¥2,666-)

 スタンダードからカントリー、オリジナルブルーグラスなど、北村の最新第2作は奥沢明雄のアレンジで。ブルーグラス新入荷参照。

SFR-33038 VERNON SOLOMON『Texas Breakdown』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ベニー・トーマソンと並ぶテキサス・フィドルの達人、1970年代名作のCD化。インスト新入荷参照。

GT7-2225 BILL CLIFTON『Gospel Side of Bill Clifton』CD¥1,365-(本体¥1,300-)

 ビル・クリフトン初期スターデイ録音からのゴスペル10曲集。ブルーグラス発掘新入荷参照。

HOTR-4159D AMBER DIGBY & MIDNIGHT FLYER『Live at Swiss Alp Hall』DVD¥2,993-(本体¥2,850-)

 典型的な女性ホンキートンクを聴かせるアンバー・ディグビーのライブDVD。映像新入荷参照。

■その他、来月以降で紹介予定の新入荷作品
……いずれも在庫しています!
RUR-1085 RUSSELL MOORE & IIIrd TYME OUT『Prime Tyme』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ことしも最優秀男性ボーカル獲得のラッセル・ムーア率いるサード・タイム・アウト最新作。

RUR-1087 CROW BROTHERS『Bridgeing the Gap』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ジム&ジェシーやルービンズを髣髴させるすばらしいブラザーデュオの最新作。

PATUX-228 EDDIE & MARTHA ADCOCK with TOM GRAY『Many a Mile』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 2007年に来日した三人組、元カントリー・ジェントルメンのエディ・アドコックとトム・グレイにマーサ・アドコックの最新作。

ブルーグラス新入荷
HS2K-111 FAREWELL DRIFTERS『echo boom』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Punchline/Tip of the Iceberg/Little Boy/I've Had Enogh/Words/Roses/Common Ties 他全11曲

 1960年代前半のウエストコーストを全面に押し出したフェアウェル・ドリフターズ最新第3作。そのサウンドはマンドリン/フィドル/ギターを上手く利用したユニークなリズムとアンサンブルに、本当にむかし懐かしいフォークがロックと出会ったころの雰囲気のメロディとハーモニーを満載。ザック・ビーヴィル(g)とジョシュ・ブリット(m)を中心に、ジョッシュの弟でもちろんクラレンス・ファンのクレイトン・ブリット、ベーシストのディーン・マロルド(山梨で5年生活した日本語を話す……)、そしてフィドラーのクリスチャン・セデルマイヤーという昨年の全米デビュー作『Yellow Tag Mondays』(HS2K-101 ¥2,573-)から不動のメンバー。ビルボード・ブルーグラス・チャート初登場第6位というから、既成のブルーグラスではないあたらしいブルーグラス・ファンからの強い支持をうかがわせる。20代のさわやか青草系若者ブルーグラスのノスタルジックなオリジナルが強烈に秀逸、初期のザ・バーズなどを髣髴させるナイーブでサイケなブッ飛びグラス。ムーンシャイナー2010年6月号に「60年代ウエストコーストの風に吹かれて……」という特集がある。60年代のフォークやウエストコースト・ファンに絶対のお勧め!!

ROU-9107 BLUE HIGHWAY『Sounds of Home』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

I A'int Gonna Lay My Hammer Down/Bluebird Days/Heather & Billy/Storm/Only Seventeen 他全12曲

 1994年末に最初のギグをしたというから17年間、メンバーを変えることなく、プロとしてバンドを存続させた、それだけでもすごいことである上に、数々のIBMAアワードを獲得、またグラミーにも2度の最終ノミネートという名誉を受けている東テネシーを本拠にするブルー・ハイウェイ、9枚目(レベル時代のベストを入れれば10枚目!!)の最新作。セルダム・シーンの現代版とも言えるトラッドでモダン・サウンドは、すぐれたバランス感覚でボーカルを取る3枚看板、ティム・スタッフォード(g)、ショーン・レーン(m,f)、ウェイン・テイラー(bs)、それぞれのオリジナルでシビアなストーリーを伝えている。セッションに引っ張りだこのロブ・アイクス(d)はバンドサウンドの要として、またソリッドなメリハリはジェイソン・バールマン(bj)がキッチリと担う、鉄壁のブルー・ハイウェイ・サウンドでオリジナルを通した自分たち(1曲のみ"Nobody's Fault But Mine"がトラッド)、アパラチアンのアイデンティティを歌う現代ブルーグラスのトップグループである。

REB-1845 JUNIOR SISK & RAMBLER'S CHOICE『The Heart of a Song』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

A Far Cry from Lester & Earl/Another Man's Arm/Sea of Regret/Cold Heart/Tailor Made 他全13曲

 デル・マッカーリーとラリー・スパークスに次ぐ世代の「本物」とささやかれるジュニア・シスク、ダニー・ペイズリーのサザングラスと並んで現在トラッドグラスの牙城といわれるバンド、ランブラーズ・チョイスの最新作。そのも田舎(ヒルビリー)っぽいボーカルが胸をかきむしる中、趣味の良いロールとトーンを聴かせるのは誰かと思いきやジェイソン・デイビス23歳(2009年7月号ムーンシャイナー吉岡正の闘魂バンジョー#13に登場)ほか、ビリー・ホウクス(f)とクリス・デイビス(m)、ジェイソン・トムリン(bs)が、さすがに現代風の切れのいいプレイで盛り上げる。

ISG-2011 きたむらいづみ『Izumi』CD¥2,800-(本体¥2,666-)

All of Me/Are You Lonesome Tonight/I Wonder Where You Are Tonight/Hobo's Meditation 他全12曲

 2002年のデビュー作『Sweet Grass』(CD¥2,800-)につづく、きたむらいづみの最新第2作。そのフォノジェニック(マイク/スピーカー乗りが抜群)なボーカルを、奥沢明雄がアレンジと共同プロデュースを担当、東京のカントリー/ブルーグラスのスーパーピッカーたちがバックアップ。ジミー・ロジャーズからプレスリー、ジャズやブルーグラスのスタンダードなどの5曲を散りばめつつ、フォスターの"Hard Times Come Again No More"に日本語詞をつけたもの、そして完全オリジナルが6曲、バランスよく配したポップな作品に仕上げている。バンジョーを弾きはじめた中学生の頃から知る彼女、70年代後半には確かマリア・マルダーに私淑し、関西のリズム&ブルース界でも活躍していた。そんな彼女が、家庭が落ち着いたのち、ブルーグラス・フェスに戻ってきてふたたび歌いはじめてから創りはじめたろうオリジナルの数々は、自分の音楽のルーツである自然や山をロマンチックに表現している。カントリーには尾崎孝のスティールやドブロ、徳武弘文のギター、宇戸俊秀のキーボードなど。ブルーグラスでは有田純弘(bj)、岸本一遥(f)、竹内信次(m)らに、渡辺茂(bs)、高橋結子(drums)らがリズムを支える。日本のあたらしいアコースティック音楽の形を創っている。

ECM-001 SHANNON SLAUGHTER『Sideman Steps Out』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Working Man/Hooverville/You're My Music/It's a Long Way to Virginia/Mournful Tune 他全14曲

 ロスト&ファウンドやラリー・スティーブンソン・バンド、メロニー・キャノン、ロンサム・リバー・バンド、ルー・リード&カロライナらのサイドマンとして素晴らしい存在感を示したシャノン・スローターのソロ、「一歩前へ!!」です。サイドマンをしながら、ウィルクスボロ高校の歴史の先生でフットボールのコーチも務めたという経歴。そんな中、元クイックシルバーのジョーイ・コックス(bj)、ケニー&アマンダ・スミス・バンドのロナルド・インスコア(m)ら、フルタイムからパートタイムとなった優秀なミュージシャンを集めたと、妻のヒザー・スローター(bs)で結成したローカルバンド、カントリー・クレアを核に、ロン・スチュワート(bj)やロブ・アイクス(d)ほかが参加、超一級のコンテンポラリーなソリッドグラスに仕上げている。

REB-1842 DEHLIA LOW『Ravens Crows』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

State of Jefferson/What Do You Think of Her Now?/Driftiong on a Lonesome Sea 他全12曲

 アンニャ・ヒンクル(f)のアパラチアン・ルーツ色の濃い女性ボーカルとオリジナル5曲、グレッグ・スティグレッツ(bs)のオリジナル4曲(ボーカルは2曲)にマンドリンのブライアン・クレンデニンのインスト、そしてハンク・コックランとウィリー・ネルソン共作で未発表だった曲をノーラ・ジーンズがカバーしたホンキートンクもの、最後にカーター・ファミリーのトラッド"Cannonball Blues"を見事なスローなブルースにアレンジしたカバーを配したデリア・ローのレベルからのデビュー作。ほかに、2007年にアーニャと意気投合してバンド結成したオリジナルメンバーのステイシー・クロード(g)と、おそらく同じアッシュビルのビル・カーダインの影響を受けたであろうアーロン・バランスの新しいタイプのドブロのバンジョーレス5人組をインファマス・ストリングダスターズのトラビス・ブックがプロデュース。アーニャとステイシーの女性ハーモニーを軸に、アーニャの陰影を持ったハスキーなバリトンボイスが魅力だ。

ROU-9106 NEWFOUND ROAD『Live at Down Home』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Try to Be/These Days/Reuben/Lonesome RiverThat's How I Got to Memphis/Please Come to Boston 他全12曲

 ティム・シェルトン(g)のすばらしいボーカルとソングライティングで一躍トップグループに躍り出たニューファウンド・ロードのラウンダーからの第3作通算5作目、最新作は東テネシーのど真ん中、ジョンソン・シティのライブハウス「ダウンホーム」でのテンション目一杯ライブである。地元出身のジョー・ブーハーの超強力バカテク・マンドリン(シーリ以降のマンド世界を聴くべし!)、ジョッシュ・ミラーのメリハリの効いたバンジョー(ティムとのソングライティングも秀逸)、ゲスト・フィドラーはハイテンション超テク、マウンテンハートのジム・バンクリーブ、ジェミー・ブーハーのベースといったブルーグラス5人編成で、ソリッドなブルーグラスから、ハイロンサムなスタンレー名曲(バンクリーブのフィドルがすごい!!)、チャーリー・サイズモアで知られるトム・T.ホール名曲のほか、デイブ・ロギンズの1974年ヒットやジャクソン・ブラウンのカバーを2曲目に持ってくることからも分かるウエストコースト調のオリジナル、そして最後にはジョー・ブーハーのマンドをフィーチャーした8分に及ぶビリー・ウィザーズのソウル系ヒット"Ain't No Sunshine"でしめるエンタメ力作。アパラチアのど真ん中、ジョンソンシティの若者たちも、一昔前とは様変わりである。

RCH-2010 RODNEY DILLARD『Don't Wait for the Hearse to Take You to Church, featuring Beverly Dillard』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Leaning on the Everlasting Arms/Gospel Ship/River of Jordan/Heaven/When My Time Comes to Go 他全10曲

 昨年発表の前作『I Wish Life Was Like Mayberry』で、ザ・ディラーズ以来の実力のほどを、まざまざと聴かせてくれたロドニー・ディラードの最新作は、すばらしいグラスポップなディラーズ・サウンドに乗ったゴスペル集。妻であるクロウハンマーとクロッグダンスのベバリー・ディラードのすばらしいシャウト唱法や、ディラーズ時代におなじみの「ゴリゴリゴーリ」の"Somebdy Touched Me"ほかのゴスペル名曲、ボーナスにはヒットTV『メイベリー110番(Andy Griffith Show)』からのエピソードが4話、約一分弱ずつ語られている。ナッシュビルではなく、ミズーリ州シルバーダラーシティ/ブランソン界隈のマルチプレイヤー、スティーブ・ブッシュ(bj,m,g,bs)ほか、ティム・クロウチ(f)、ジョージ・ギデンズ(f,m)、ピート・ジェネラウス(percussion)らもすばらしい職人技を聴かせてくれる。

REB-1844 PAUL WILLIAMS & VICTORY TRIO『Satisfied』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ムーンシャイナー11月号のIBMAアワード大特集で大活躍、J.D.クロウとドイル・ローソンとのジミー・マーティンOBトリオでの活躍『Old Friends Get Together』(MH-1292 ¥2,573-)が話題だったこの1年のポール・ウィリアムズ。本作は自身のバンドに戻ってのゴスペル集。ジミー・マーティン時代の1960年代、"Steppin' Stone""Ain't Nobody Gonna Miss Me"などで印象的なテナーボイスは全く衰えることなく健在。美しいメロディと、アカペラを含むすばらしいハーモニー、ブルーグラス・ゴスペルのもっともシンプルな基本を楽しませてくれる。2000年にカムバック作『Old Ways & Old Paths』(REB-1754 ¥2,573-)を発表以来9作目。衰えることのない創作意欲とテナー、そしてマンドリン、76歳のポールに乾杯、そしてIBMAアワード、おめでとー!!

ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷
GT7-2225 BILL CLIFTON『Gospel Side of Bill Clifton』CD¥1,365-(本体¥1,300-)

You Go To Your Church/No Hiding Place Down Here/When You Kneel at My Mother's Grave 他全10曲

 あの有名な「母上の墓に蹴躓いて!?」、またインテリジェンスが南部の偏狭な信仰をチョッと皮肉った「あなたの教会とわたしの教会」など10曲、まだまだCD化されていないビル・クリフトンのさまざまなアルバムからの廉価ゴスペル集。ビル80歳、今年も元気でIBMAで会いました。とても元気で奥さんのティネカと丁々発止してましたよ。なお、ビルのスターデイ時代のアルバムは『he Bluegrass Sound of Bill Clifton』(GT7-2145 ¥1,365-)も在庫中です。

WOU-4464 EARL SCRUGGS REVUE『Live from Austin City Limits』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Nashville Skyline Rag/I Shall Be Released/Sally Goodn/Earl's Breakdown/Black Mtn Rag 他全10曲

 1969年にフラット&スクラッグスを解散、息子たちとのアール・スクラッグス・レビューで、まったくあたらしいロック・マーケットに挑戦していたアール・スクラッグス、1977年発表のライブがCD化されている。現在もつづくTVライブ番組「オースティン・シティ・リミッツ」での快調に飛ばすライブで、ピックアップを通したバンジョーからもアールがしっかりと聴こえる。3人の息子、ゲイリー(歌とボーカル)、ランディ(ギターとフィドル)、スティーブ(キーボード)、そして不動のドラマージョディ・メイフィス(早弾きギターのジョー・メイフィスの息子)に、ジム・マーフィーのスティール・ギターが参加。ブルーグラスとロックがフュージョンしたユニークなサウンドである。

ROU-9123 V.A.『Bill Monroe Centennial Celebration』2枚組CD¥2,888-(本体¥2,750-)

 ビル・モンロー生誕100年記念でラウンダーレコードが発表した2枚組28曲入り廉価盤最新作。B.O.M.の1年前、1970年に創立されたラウンダー、ほぼ40年にわたるトラッドグラス秀作の中から選ばれキワメツケのモンローソング集。ブルーグラス・アルバム・バンド"Tall Timber"からジョー・バル"Goodbye Old Pal"まで、グラスカルズ、バーン・ウィリアムズ・バンド、クレア・リンチ、マイケル・クリーブランドとダン・ティミンスキ&ビンス・ギル、アル・ジョーンズからジョンソン・マウンテン・ボーイズなど、懐かしいものから意外な発見、そして最近のものまで、何が飛び出すかお楽しみのビルモン28曲集。

OXCD-6033 BUSH, LATHUM & WHITE『Legendary Kentucky Colonels' Trio』CD¥2,363-(本体¥2,250-)

Shucking the Corn/Chug-a-Lug/She's No Angel/Salty Dog/Dixie Breakdown/Once More 他全16曲

 1964年というから、あの『Appalachian Swing』を発表した翌年、バンドとして油が乗りはじめたケンタッキー・カーネルズ、シカゴでのライブにローランド・ホワイトが欠席、そのために友人のヒューストン家でクラレンス・ホワイト、ビリー・レイサム、ロジャー・ブッシュの3人が練習しているチョー貴重な録音である。もちろん、60年代のプライベート録音なので音質などはよくないが、クラレンスのグルーヴを知るには貴重な資料である。なお本作は2003年、故・四方敬士氏がビリー・レイ・レイサムと共同でローランドが参加した6曲のボーナスを含めた全22曲『Rare Performances』(廃盤)として発表されており、またムーンシャイナー誌1999年11月号(MS-1701)から2000年4月号(MS-1706)まで半年にわたって詳細なビリー・レイのインタビューが掲載されている(いずれも数冊の在庫あり、各¥525-)。また、ローランド・ホワイト著『The Essential Clarence White: Bluegrass Guitar Leads』からクラレンスの生涯を回想した「ホワイト家物語」はムーンシャイナー誌2009年3月号(MS-2605)から同10月号(MS-2612)まで8回に渡って連載されている(各¥525-)。

B.O.M.特選コーナー
■IBMAアワードショウ
 ムーンシャイナー11月号は恒例のIBMAアワードショウ誌上実況です。現在のアメリカブルーグラス事情とともにお楽しみください。以下は、ショウで話題の関連作品群です。
ROU-0660 STEVE MARTIN & STEEP CANYON RANGERS『Red Bird Alert』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 文句なし、IBMAアワードの最高賞である最優秀エンターテイナーを獲得の超セレブ、スティーブ・マーティンのラウンダー最新第2弾。クロウハンマーとスリーフィンガーを駆使して作曲したすばらしいオリジナルを軸に、2006年のIBMA新人賞を獲得したノースカロライナのスティープ・キャニオン・レンジャーズのすばらしいバックアップで創ったバラエティに富んだ楽しいバンジョー&ボーカル作品。ポール・マッカートニー(ブルーグラス初挑戦!?)とディキシー・チックスもゲスト参加という豪華版を、バンジョー/ブルーグラス作品としてすばらしいアルバムにしているのは苦労人トニー・トリシュカのプロデュース。お勧め!!の楽しい作品だ!

MCM-0015 PRESAVATION HALL JAZZ BAND & DEL McCOURY BAND『American Legacies』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 なんと言っても今年のIBMAアワードショウ主役はデル・マッカーリー72歳。オープニングでのホスト、サム・ブッシュとの"Roll on Buddy"と、感動的な名誉の殿堂入りでメチャ健在をアピールした。このデルの最新作は、ジャズとブルーグラスという、アメリカのもっとも大きな伝統文化の流れの中にある音楽が正面から対峙した話題作、ブルーグラス界の重鎮デル・マッカーリー・バンドとトラッドジャズの遺産プリザベーション・ホール・ジャズ・バンドの最新共演作である。ともに貧しく、辛い思いを抱えた黒人と白人社会から生まれたふたつの音楽が、一聴するとハッピーなサウンドに聴こえるという共通点にアメリカ精神史を観る、か……!?

COMP-4564 DALE ANN BRADLEY『Smewhere South of Crazy』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 4度目のIBMA最優秀女性ボーカルに輝く、アパラチアのど真ん中、貧しい炭坑地帯出身、デール・アン・ブラッドリーの最新作は、プロデューサーでもあるアリソン・ブラウン(bj)ほか、おそらく初のスタジオバンド体験となるシエラ・ハル(m)、ステュアート・ダンカン(f)、スティーブ・ガリー(g,harmony v)、マイク・バブ(bs)らの強力基本セット(モンロー曲"In Despair"など3曲にはマット・コムf、デビッド・ロングm、マイク・サムナーbjら)を従え、クリスタルな美声に加えて、貧しかった幼少期の影を感じさせるハイロンサムを聴かせる。モンロー100年を記念した"In Despair"やシールズ&クロフツの“Summer Breeze”などのカバーほか、すばらしい仲間たちと創った最新作だ。

MH-1309 THE BOXCARS CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 今秋のIBMAで最多ノミネート、結果は最優秀新人賞とインストグループを同時受賞した話題の新バンド、ザ・ボックスカーズのデビュー作。アダム・ステッフィ(m)とロン・スチュワート(bj,f)という楽器達人2枚看板に、ジョン・ボウマン(f,bj)、キース・ギャレット(g)、ハロルド・ニクソン(bs)の5人組。1990年代から現在まで、ブルーグラスのメインストリームを常にサイドマンとして影から支えてきたベテランが、バンドサウンドを求めて結成したボックスカーズ、丁寧な音作りで現在ブルーグラス王道を聴かせてくれる。ロン・スチュワートは最優秀バンジョーを受賞(クリスティン・スコット・ベンソンとタイ)、IBMA史上初、フィドルとバンジョーの2部門制覇だ。

MH-1292 CROWE/LAWSON/WILLIAMS『Old Friends Get Together』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 最優秀レコード企画とゴスペル録音を受賞!! いわゆる「ソリッドグラス」を確立した1960年代前半のジミー・マーティンとサニー・マウンテン・ボーイズ(SMB)、その主要メンバー、J.D.クロウ(bj)とドイル・ローソン(g)、そしてポール・ウィリアムズ(m)がリユニオンしたゴスペル集。ロン・スチュワート(f)、ハリー・スティンソン(snare drum)、ベン・アイザックス(bs)、ハイ・ハーモニーにはシア・チェリーホームズとソニア・アイザックス。75歳のポール、73歳のJ.D.、66歳のドイル、……まだまだ絶頂期、どの曲も懐かしいSMB時代の再現だ。

MH-12952 BALSAM RANGE『Trains I Missed』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 最優秀ソングを受賞、飛び上がって驚いた彼ら。リッキー・スキャッグスのお気に入りバンジョー奏者として知る人には知られたマーク・プルエットほか、ノース・カロライナ産の強烈なローカル・ミュージシャンたちのテク、凄いこと!! そしてバンド・サウンドを強く意識したアレンジで曲を伝える丁寧さが評価されたのだろう。アルバム発表ごとにブルーグラス・アンリミテッド誌の全米チャートの上位に常連するバルサム・レンジの最新作。

COMP-4549 GIBSON BROTHERS『Help My Brother』CD¥2,573-(本体¥2,450-)(歌詞付)

 最優秀アルバムとボーカルグループ、ともに初受賞という快挙を成したギブソン・ブラザーズの最新作。昨秋のIBMA最優秀ソングを取った前作『Ring the Bell』(COMP-4506 ¥2,573-)同様、自分たちのバンド・サウンド、つまりブラザーデュオの真髄をストレートに表現した秀作である。12曲中、ティム・オブライエンらとの共作を含む7曲のオリジナルほか、ジム&ジェシーの"I'll Love Nobody But You"など、また"Talk To Me"ではクレア・リンチをゲストに、ギブソンズのギミックのないすばらしいバンド・サウンドが味わえる、現在全米ブルーグラス・アルバム・チャート第1位!!

■ビル・モンロー生誕100年記念コーナー
PATUX-227 FRANK WAKEFIELD『a Tribute to Bill Monroe』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ビル・モンローのマンドリン・スピリットを完全に習得した最初のひとり、18歳でレッド・アレンと組んで以来、グリスマンをして「師匠」と呼ばせる偉大なマンドリン・カリズマ、フランク・ウェイクフィールド(77歳)がモンローに捧げた入魂の最新作。最後のブルー・グラス・ボーイ、トム・ユーイング(g)のボーカル(6曲)に、マイケル・クリーヴランド(f)、マーク・ディレイニー(bj)、マーシャル・ウィルボーン(bs)を核にした歌物10曲とインスト6曲。"When You Are Lonely"にはじまり、"That's All Right"や"Letter from My Darling"、"When the Golden Leaves Begin to Fall"からモンローが故・ヘイゼル・ディケンズが取り上げたモンローの未発表曲"The One I Love Is Gone"まで、全16曲の心憎い選曲。ブルーグラス本来のリズムと抑え気味のバックとともに、バッターボックスに立った打者の如く、モンロー精神の本質をその見事なトーンを生むピック捌きと縫うように繊細な運指が完璧に表現。モンロー音楽最良の側面、ハイロンサムをしみじみと聴かせる大秀作、必聴モンロー音楽!チョーお勧め!!

ACD-59 BILL MONROE & BLUE GRASS BOYS『Live at Mechanics Hall』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1963年、東部にはじめてやってきたというビル・モンローをライブ録音したのは当時18歳、モンロー追っかけ小僧のデビッド・グリスマン。デル・マッカーリー、ビル・キース、ジョー・ステュアート、そしてべッシー・リー・モールディンというメンバーを引き連れた52才のビル・モンロー!!なんと、この年にして過激で攻撃的な孤高のハイロンサムを聴かせる。そのラフでザラザラした抑えがたい衝動には、誰も敵わない……。

SH-3749 PETER ROWAN『The First Whippoorwill』CD¥2,079-(本体¥1,980-)

"I'm On My Way Back to the Old Home"を1曲目に、ビル・モンロー名曲を全12曲、ピーター・ローワン(g)がサム・ブッシュ(m)、ビル・キース(bj)、リチャード・グリーン+バディ・スパイカー(f)、ロイ・ハスキーJr(bs)、そしてアラン・オブライアンのテナー・ボーカルとともに1985年に創ったモンロー曲集。ピーター自身、おそらくレスター・フラットと並ぶ、もっとも偉大なビル・モンローのブルーグラス・ボーイでもあり、これがモンロー・サウンドは、かくあるべきというお手本です。

B000442402 BILL MONROE『Definitive Collection』CD¥2,079-(本体¥1,980-)

Blue Moon of Kentucky/Jimmy Brown the Newsboy/I Saw the Light/Footprints in the Snow/Scotland/Walls of Time/Kentucky Waltz/Uncle Pen 他全22曲

 1954年夏、エルビス・プレスリーがデビュー盤に取り上げたことで急遽録音した"Blue Moon of Kentucky"を1曲目に、1981年にガンが発覚したときに録音された"My Last Days on Earth"まで、主に1950年代のいわゆる「ハイロンサム」を強く押し出したもっともモンローらしい、言い換えればもっとも厳しいビル・モンローの音楽が堪能できる、現在発売中の正式録音モノの中ではイチ押しの作品。

RUR-1081 AUDIE BLAYLOCK & REDLINE『I'm Going Back to Old Kentucky (A Bill Monroe Celebration)』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 近年、初期ジミー・マーティン系ソリッドグラスで高い評価のオウディ・ブレイロックがビル・モンローに捧げた最新作。ゲストのデュオ相手はデル・マッカーリーとボビー・オズボーン、そしてジェイソン・カーターとグレン・ダンカンを招いた"Tall Timber"ほか3曲でトリプル・フィドル、マンドリンには全曲ロニー・マッカーリー。そして自身のツアーバンド、パトリック・マカビニュー(f)、ラス・カーソン(bj)、リード・ジョーンズ(bs)のレッドラインがバッチリ固めている。若いみんなが、懸命にトラッドを学びつつ、上手い!!

MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD+BOOKセット特価 ¥3,675-(本体¥3,500-)

 ドキュメンタリー映像『ビル・モンロー物語』。モンロー自身が語る故ジョン・ハートフォードとのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの貴重な演奏映像、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、生誕100年を迎えた20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。必見必読のDVD&対訳本セット特別価格です!!

RUR-1075 V.A.『Blue Moon of Kentucky: Instrumental Tribute to Bill Monroe』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Uncle Pen/Bluegrass Breakdown/Footprints in the Snow/Blue Moon of Kentucky/Kentucky Waltz/My Rose of Old Kentucky/I Saw the Light 他全18曲

 ムーンシャイナー誌8~9月号で連載した特集、「ビル・モンロー・マンドリンの作り方」。その大阪のウェイドのビル・モンロー・レプリカF5をジャケットにした本作は同タイトルのマイク・スコット版で紹介した12曲に、ほかのシリーズ作品からあらたに6曲を追加した1時間超の全18曲、ルーラル・リズム社がビル・モンロー生誕100年企画の第一弾としてリセット発表したビル・モンロー名曲やレパートリーのインスト版。ここでのモンロー基本セットはマイク・スコット(bj)、マイク・コンプトン(m)、ブライアン・サットン(g)、オーブリー・ヘイニー(f)、ベン・アイザックス(bs)。ブルーグラスがフォークやカントリーと一線を画す最大の理由、息詰まるアコースティック・アンサンブルの面白さ/楽しさを詰め込んだ嬉しい企画作品。各人それぞれの楽器の「歌い方」がリスナーには聴き応えあり、プレイヤーには参考になる、とても楽しいお勧め作品。

REB-7528 V.A『With Body and Soul:A Bluegrass Tribute to Bill Monroe』 CD¥2,079- (本体¥1,980-)

My Little Georgia Rose/Rocky Road Blues/White House Blues/A Good Woman'S Love/Big Mon/Blue Yodel #3/Kentucky Waltz/Road To Columbus/With Body And Soul/Uncle Pen/Tallahassee/The Girl In The Blue Velvet Band/Close By/Brown County Breakdown/Mule Skinner Blues/Blue Moon Of Kentucky/Footprints In The Snow(Seldom Scene,Lonesome River BandDel Mccoury,Tony Rice,Bobby Hicks,Iiird Tyme Out,Don Rigsby,Kenny Baker,Peter Rowan,Jim & Jesse Mcreynolds,Boys From Indiana,Red Allen,Richard Greene,Ralph Stanley,Mac Wiseman)

 モンロー生誕100年を記念してレベル・レコード所属アーティストによる既成の音源を中心としたビル・モンロー曲集。

REB-7529 V.A『Let The Light Shine Down:A Gospel Tribute to Bill Monroe』 CD¥2,079- (本体¥1,980-)

A Beautiful Life/You'Re Drifting Away/Wait A Little Longer, Please Jesus/Working On A Building/When The Saints Go Marching In/I Am A Pilgrim/Swing Low Sweet Chariot/Boat Of Love/The Old Cross Road/He Will Set Your Fields On Fire/I'Ll Meet You In Church Sunday Morning/Let The Light Shine Down/Mansions For Me/Wayfaring Stranger/Little Community Church House/Mother'S Only Sleeping/Shine Hallelujah Shine(Country Gentlemen,Lost & Found,Del Mccoury,Seldom Scene,Lilly Brothers & Don Stover,Stanley Brothers,Don Reno & Benny Martin,Larry Richardson,Junior Sisk & Ramblers Choice,Dave Evans,Boys From Indiana,Red Smiley)

モンロー生誕100年を記念してレベル・レコード所属アーティストによる既成の音源を中心としたビル・モンロー、ゴスペル曲集。

PATUX-227 FRANK WAKEFIELD『a Tribute to Bill Monroe』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

When You Are Lonely/Rawhide/Bluegrass Breakdown/Letter from My Darling/When the Golden Leaves Begin to Fall/Bluegrass Stomp/On and On 他全16曲

 ビル・モンローのマンドリン・スピリットを完全に習得した最初のひとり、18歳でレッド・アレンと組んで以来、グリスマンをして「師匠」と呼ばせる偉大なマンドリン・カリズマ、フランク・ウェイクフィールド(77歳)がモンローに捧げた入魂の最新作。晩年のモンローを支えた最後のブルー・グラス・ボーイ、トム・ユーイング(g)のボーカル(6曲)、いつもとは違うブルーグラス・ボーイズの歴代フィドラーに敬意を表したマイケル・クリーヴランド(f)、オリジナリティ溢れるマーク・ディレイニー(bj)、マーシャル・ウィルボーン(bs)を核のセットに、テナーボーーカルを担当するオウディ・ブレイロックのリードが2曲、パタクサントのオーナー、トム・ミンテがモンロー精神溢れるリードボーカル2曲の歌物10曲とインスト6曲。前作『Ownself Blues』(PATUX-182 ¥2,573-)で衰えない物すごい創作力を見せ付けたウェイクフィールド、モンロー精神の本質をその見事なトーンを生むピック捌きと縫うように繊細な左手の運指が完璧に表現する。心憎い選曲、ブルーグラス本来のリズムと抑え気味のバックとともに、ビル・モンロー音楽最良の側面をしみじみと聴かせる大秀作である。

ブルーグラスお勧め作品
(すでに新入荷で紹介済みの作品です)
■話題のブルーグラス最近作
今、旬なブルーグラス・アルバムたち……!
SFR-1003 TENNESSEE MAFIA JUG BAND『Poor Leroy's Almanack』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 マーティ・ステュアートが影のメンバーで参加するすばらしいブルーグラス以前のヒルビリー音楽、テネシー・マフィア・ジャグバンド最新作。1930~40年代にロイ・エイカフやブラザー・オズワルドがブルーグラスやホンキートンク・カントリーのはじまる前に確立したマウンテン風味溢れる懐かしのサウンドが一杯。アンクル・デイブ・メイコンの再来といわれるリロイ・トロイ(bj)とレスターとマイク(g)のアミステッド親子のヒルビリー唱法に、それでも主役のフィドルにはダン・ケリー(アラン・ジャクソンやクリント・ブラックで活躍)を配して現代フィドル美学を聴かせつつ……、田舎の白人農場社会の底辺にあり続けるスピリット、この強烈なエネルギーにはひれ伏すしかない。ちなみに2003年のデビュー第1作『Barnyard Frolic』(RME-0600 ¥2,573-)には、デビッド・タルボット(bj)、マット・コムスとシャド・コッブ(f)にマック・ワイズマン、あのジャック・クレメンツまで登場!!

RCSI-1026 LARRY PERKINS & FRIENDS『I Just Want to Pick Like Earl』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 誰しも「アールのように弾きたいんだ!!」って、思うよね。本作はそんなラリー・パーキンズが、ほぼ22年間にわたって録りためた楽しい22曲、フラット&スクラッグス、そしてカーター・ファミリーに捧げたボーカル物とインスト物半々の秀作。故人となったベニー・マーティン、アンクル・ジョッシュ・グレイブス、ジャネット・カーターをはじめ、元気なドック・ワトソン、カーリー・セクラー、ボブ・ムーアら伝説のミュージシャンたち、そして現役お仲間に、ついにはアール・スクラッグスも登場という、バラエティに富んだアルバム。ラリーは一音ずつにアールの呼吸(バンジョー/ギターともに)を込めることができる稀有のアールオタクである。バンジョー奏者のみならず、この抜けがたい泥沼を楽しむブルーグラス・ファンに捧げる秀作。

MRR-1013 SNYDER FAMILY『Stages』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 昨年夏、驚きをもって紹介した中学生の兄ゼブと小学生の妹サマンサ、ふたりのギター/マンドリンとフィドル/ボーカルを中心に、父バド(bs)のトリオ、スナイダー・ファミリーの最新作。7曲がインスト、6曲の歌物で12歳と16歳になった兄妹のスーパーピッキンを堪能する。ふたりそれぞれのオリジナルのほか、J.J.ケールのカバーや最後には2曲続けてのフォスター、"...Pilgrim"ではフラットピックでトラビス・ピッキンに挑戦など。12歳にして主張とリズムがしっかりしたサマンサと、数多いるキッズピッカーの中でも群を抜いたゼブ・スナイダーのフラットピッキン・ギターをお楽しみください。……末恐ろしい子供たちです。

COMP-4566 BEARFOOT『American Story』CD¥2,573-(本体¥2,450-) (歌詞付)

 前作『Doors and Windows』(CD¥2,573-)のオデッサ・ジョーゲンソン(f)が大評判だったが、あたらしいリード・ボーカル、チョッとハスキーでブルージーなノーラ・ジェーン・ストラサーズ(g)に交代したベアフット最新作。まだ20代の柔らかなポップ感覚で書いたノーラのオリジナルを中心に、クラスタープラッカーズからディキシーチックスを経験したブレント・トリットのプロデュース/録音で、アラスカで学生時代からの仲間、ジェイソン・ノリス(m)、アンジェラ・オウディーン(f)、トッド・グリーベ(g)、P.J.ジョージ(bs)で結成したベアフットのバンドサウンドも決まる。

ROU-0649 JOE DIFFIE『Homecoming』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1980年代にブルーグラスで活躍、1990年代にカントリー市場で大成功を収めたジョー・ディフィーの最新作はブルーグラス作品。ブライアン・サットン(g)、チャーリー・クッシュマン(bj)、マイク・コンプトン(m)、ロブ・アイクス(d)、マーク・フェイン(bs)という超一級メンツをバックに、1990~2004年の間に35曲のカントリーヒット(内5曲のナンバーワン)を放った圧倒的な歌唱力が、ロンダ・ビンセント、ソニヤ・アイザックス、アリシア・ニュージェントらの女性ボーカル陣、故ハーリー・アレン、カール・ジャクソン、ブラッドリー・ウォーカー、マイケル・ロジャーズ(テナーがすばらしい!!)ほかの男性ボーカル陣らと強力なハーモニーを創る。クッシュマンのスクラッグスとコンプトンのモンロー・スタイルがメインストリーム・カントリーを席巻したボーカルやキャッチーな新曲に見事にハマル。

RHY-1065 LONESOME RIVER BAND『Still Learning』CD¥2,573-(本体¥2,450-)(歌詞付)

 ブランド・リックマン(g)とアンディ・ボール(m)という2枚看板ボーカルを前面に、かつてのような意図的なタテノリから脱してストレートなドライブの上にメロディアスな曲を乗せて、ブルーリッジ系ブルーグラスの今を演じるロンサムリバー・バンドの2010年最近作。IBMAアワードショウでもひときわ大きな歓声を浴びたサミー・シーラーの安定したバンジョーとマイク・ハートグローヴ(f)、マイク・アングリン(bs)のブルーグラス標準編成の5人組が、キャッチーなサウンドを創っていく。メル・ティリスやマール・ハガード、ジョナサン・エドワーズとセルダム・シーンらのカバーなどに、現在のブルーグラス・ソングライターやブランドンのオリジナル、そして最後、IBMAアワード・ノミネートのトラッド曲"Pretty Little Girl"はオールドタイム風味を強調したイケイケのインストで締めくくる。

REB-1838 BIG COUNTRY BLUEGRASS『The Boys In Hats & Ties』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 バンド結成から20年以上を経たバリバリの正統派ビッグ・カントリー・ブルーグラス。タイトル曲ではアーリー・ブルーグラス時代に小粋な「帽子とネクタイ」でアパラチア地方を席巻した第一世代に敬意を表し、なんとムーンシャイナー誌3月号のブルーグラス・ソングチャート第1位!! アルバムも3位。……やっぱブルーグラス、アメリカでもこういうバタ臭いアパラチア物が受ける!? カレン・ギャリーンやロイ・マクミランらブルーリッジ系重鎮、クリス・ウォーナーやアル・ロビンソンらのジミー・マーティン系、そしてロイ・エイカフで有名な"Wreck on the Highway"など、トラッドグラス選曲も秀逸。近年のブルーグラス、中途半端じゃないバリバリのローカル、ホンモノを感じさせるアパラチアン・ソウルが受けるのだ。

REB-1840 RALPH STANLEY『a Mother's Prayer』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 初来日から40年、ムーンシャイナー4月号と5月号で大特集した「スタンレー・サウンド」、そのラルフ・スタンレー、84歳の最新ゴスペル大秀作だ。アカペラ"Come All Ye Tenderhearted"をはじめとする圧倒的なボーカルの存在感と説得力は、年とともに凄みを増していくのだから敬服する。ロニー・ボウマンとショーン・レーンの共作をタイトル曲に、鉄壁のクリンチ・マウンテン・サウンドには揺るぎがない。とくに本作はラルフのほぼ語りに近いアカペラ調の曲も多く、その米国宝級語り口を知るには絶好の作品として若い人たちにもぜひ聴いて欲しいアパラチアのホンモノである。1971年初来日のメンバーはすでにないが、今、ラルフと同時代に生きている意義を大切にしたい!!

BGR-1001 GRASCALS『Dance Til Your Stockings Are Hot and Ravelin'』CD¥1,260-(本体¥1,200-)

 現在トラッドグラスのトップランナー、グラスカルズの最新作は、ふたたびスポンサー企業とのタイアップ作品。今回はグラスカルズがスポンサー契約しているマフィンなどの粉物ブランド「メイベリーズ・ファイネスト」の由来であるTV番組『アンディ・グリフィス・ショウ(邦題:メイベリー110番)』が初放映50周年を迎えるにあたっての特別企画、「靴下がホットに融けるまで踊ろう!」というキャンペーンで同番組の出演者だったディラーズの名曲"Dooley"から、フィドルチューンの超有名2曲"Boil Them Cabbage Down"と"Stay All Night/Old Joe Clark"ほか、実質6曲入りミニCD。鉄壁のグラスカルズによる楽しいサイドプロダクト。

なお、豪華ゲスト(ブラッド・ペイズリー、ドリー・パートン、ダークス・ベントリー、トム・T.ホール、ダリル・ウォーリー、チャーリー・ダニエルズ、オークリッジ・ボーイズ、ジョー・ニコルズら)との超有名カントリーヒットの限定ブルーグラス版『Country Classics with a Bluegrass Spin』(RCSI-1030 ¥2,888-)も在庫あり。

RHY-1067 THE BARTLEY BROTHERS『Hit the Road』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 とてもバランスのいいバンド・サウンドと聴きやすいメロディー、そして押し付けがましくないあっさりとしたボーカル、そのいずれもがストンと居心地のよい、1970年代のハッピーミディアム調さわやかブルーグラス。毒気を抜いたジミー・マーティンからJ.D.クロウ&ニューサウスにいたるソリッドグラスの王道を控えめに、肩肘張らずにまとめ上げた秀作である。リックが定年退職した2009年、18歳のときからさまざまなバンドでプロ活動をしていた弟のシェインと組んだ新バンド、バートリー・ブラザーズのデビュー作である。

RCSI-1031 HARTFORD/RICE/CLEMENTS CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Bound To Ride/If I Should Wander Back Tonight/My Baby's Gone/Sweet Sunny South/We Can't Be Darlings Anymore/Love Please Come Home 他全13曲

 故ジョン・ハートフォードと故バッサー・クレメンツ、そしてトニー・ライス……。このブルーグラス偉人3人で1988~90年にかけてカンバーランド河の岩盤をくり貫いたジョンの地下室スタジオに集まり、フラット&スクラッグスとベニー・マーティンを核にトラッド名曲などをカバーする超貴重オタク的私蔵スタジオ録音の発掘である。バックは故ロイ・ハスキーJr(bs)と、プロデュサーでもあるマーク・ハワード(m)のふたり。

RC-125 JOHN HARTFORD STRINGBAND『Memories of John』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 今年一番のBOMヒット作品、惜しくも逃がしましたが今年のグラミー賞最終ノミネートで、結構メディアの話題になったジョン・ハートフォード・ストリング・バンド『ジョンの思い出』。ジョンの最晩年をともに過ごしたメンバーたち、クリス・シャープ(g)、マイク・コンプトン(m)、ボブ・カーリン(bj)、マット・コムズ(f)、マーク・シャッツ(bs)が、ジョンが心を込めていつくしんだ名曲の数々を再演。ティム・オブライエン、アラン・オブライアン、そしてあのジョンのバンジョーを弾くベラ・フレック、アリソン・ブラウン、ジョージ・バックナーほか、そしてジョン自身をも特別ゲストに迎えた文句なしの感動作です。なお、本作の日本語解説/歌詞はBOMホームページにありますが、プリントアウトをご希望の方はお申し出ください。

■初心者歓迎コーナー
 各ジャンルのハズレなし、秀作とされるCDアルバムを、新旧取り混ぜて毎月紹介します。これらを聴き込んでいけば、あなたもこれらアパラチア系音楽のすばらしさに、きっとのめり込みます!
●ブルーグラス入門
COL-77627 LESTER FLATT & EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』CD¥2,079-(本体¥1,980-)

 1957年10月7日に発売された、おそらくブルーグラス史上もっとも重要なアルバムのひとつとされている作品のCD化。アール・スクラッグスの"Earl's Breakdown"や"Flint Hill Speial"など超有名バンジョー・インスト6曲とレスター・フラットの"Blue Ridge Cabin Home"や「新聞売りのジミー少年」など歌物6曲のオリジナル盤の12曲にオマケが3曲の全15曲。1950~60年代に「これが典型的なブルーグラス」として多くの人に認知された大名盤である。ちなみに本作のバックアップも含めた完全コピー・バンジョーTAB譜(TIM-3 ¥1,050-)がある。

SH-3929 CARL JACKSON『Songs of the South』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 かつて天才バンジョー少年、今やヒットカントリー・ソングライターのカール・ジャクソンが、アール・スクラッグスに捧げた1980年作『Banjo Man』を中心に、翌々年の『Songs of the South』からの曲を加えたベスト全16曲。"Earl's Breakdown"、"John Henry"、"Home Sweet Home"、"Little Darling Pal of Mine"をはじめスクラッグス・スタンダードと、"Keep on the Sunny Side"や"You Are My Flower"などのカーター・ファミリー・ソングに"On My Mind"や"Lonesome River"などの名曲の歌物が半々、超お勧め名作。

●オールドタイム入門
PATUX-177 NATE LEATH + FRIENDS『Rockville Pike』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 天才フィドラー、ネイト・リースの2009年作は、話題の「ニュー・オールドタイミー」を担う10~20代前半の若いスーパーピッカーたち――ふだんは前衛グラスやジャズで遊ぶ彼ら――の本気オールドタイム。伝統ストリングバンド精神を咀嚼しつつ、ギリアン・ウェルチ作品や有名トラッド曲を並べ、アルバムとしての面白さも音楽の質と同時に満足させてくれるストリングバンド音楽大秀作。

●アパラチアン・トラッド入門
SF-40093 V.A.『Classic Old Time Music』CD¥2,318-(本体¥2,250-)

 アフリカ系アメリカ人のバンジョーと、アングロ系アメリカ人のフィドルが出会って生まれたアメリカ独自の伝統音楽、ストリングバンド(弦楽団)に焦点を当てたスミソニアン博物館所蔵のフォークウェイズ録音29曲集。尊敬されるルーツ・アーティストたち――ドック・ボッグスからメイベル&サラ・カーター、クラレンス・アシュレー、サム&カーク・マギー、ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズからレッド・クレイ・ランブラーズらのニュータイマーまで、さまざまなオールドタイム・ストリングバンド音楽が堪能できるベスト集である。

■トラッドグラス
GT7-2145 BILL CLIFTON『Bluegrass Sound of Bill Clifton』CD¥1,260-(本体¥1,200-)

 1962年3月に発売されたビル・クリフトンLP3枚目の名作がオリジナルのままCD化である。"All the Good Times..."や"Gathering Flowers..."、そして「Em」に落ちるコード進行が当時新鮮だった"You Don't Think About Me (When I'm Gone)"や"Girl I Left in Sunny Tennessee"など、あの懐かしい12曲が、あの明るいボーカルとともに還ってくる。今年4月に80歳を迎え、9月のIBMAのWOBにも元気な姿を見せてくれたビル、今も元気で敬愛するカーター・ファミリーの土地にいる。

REB-1128 RED ALLEN『Lonesome And Blue:The Complete County Recordings』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 いわゆるトラッドグラスの元祖、レッド・アレン。デビッド・グリスマンが20代でプロデュースしたカウンティー大名盤2枚を収めたトラッドグラス・ファン必聴の名作。ポーター・チャーチの美しいバンジョーと、レコード・デビューとなるリチャード・グリーンのセンシティブな塊フィドル、グリスマン自身のウェイクフィールド命マンドリンなど、聴きどころ満載!! ムーンシャイナー誌のレッド・アレン特集は、IBMA名誉殿堂入りをした2005年11月号(MS-2301 ¥525-)参照。今年亡くなった息子、ハーリー・アレンの追悼がIBMAであった。

■ニューグラス
FF-70566 JOHN & JAMIE HARTFORD『Hartford & Hartford』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 あれから10年、2001年6月に他界したジョン・ハートフォードの本作は息子ジェイミーと1991年、カーター・ファミリーの"When the Roses Bloom ..."やレスター・フラット"Love Grown Cold"、ジミー・デイビス"Nobody's Darling But Mine"のほか、"Sweet Sunny South"や"Run Little Rabbit"などのトラッド、そしてオリジナルを中心にシンプルに仕上げたホノボノ暖かい親子作品として発表したもの。

VAN-206/7 GREENBRIAR BOYS『Best of the Vanguard Years』CD2枚組廉価¥2,573-(本体¥2,450-)

「ニューグラス」なんて言葉のなかった1960年代、ニューヨークから生まれたグリーンブライアー・ボーイズの衝撃。ボブ・ディランが彼らの前座をしていてデビューの糸口をつかんだという逸話を持つ彼ら、フォーク/ブルーグラス界の大立者ラルフ・リンズラー(f)とジョン・ヘラルド(g)、ボブ・イエリン(bj)による1961年のデビュー4曲からジョーン・バエズとの2曲、そして1964年最初のアルバムからの8曲を1枚目に、名盤『Ragged But Right』(64)からの10曲と、ラルフに替わってフランク・ウェイクフィールド(m)とジム・ブキャナン(f)を擁したブルーグラス史に残る名盤『Better Late Than Never!』(66)からの11曲の全35曲。ニューヨークのボヘミアン・グラス!?の入り口に絶対のお勧め作品!!

■ブルーグラス・メインストリーム
 トラッドグラスとニューグラスが絶妙に混ざり合ったハッピーミディアムなサウンドが進化して現在のブルーグラス主流を成す。
REB-7524 LOST & FOUND『Down on Sawmill Road』CD¥2,079-(本体¥1,980-)

 バージニア/ノースカロライナのブルー・リッジ地方を本拠に、極めて端正なアンサンブルで1980年代以降のいわゆるブルーリッジ系ブルーグラスのパイオニアと目されるロスト&ファンウンドのベスト集。バック・ホワイトを思わせる印象的なフレーズとタッチが身上の故デンプシー・ヤング(m)とアレン・ミルズ(bs)、クロート受けのするジーン・パーカー(bj)らが創立メンバー。メリハリ/エッジの効いたコンポラソリッドなバンドとして馴染みやすい選曲とアレンジが持ち味。スタンダードもウキウキの軽快なブルーリッジ・ブルーグラスにしてしまう名演14曲集。現在のブルーグラス主流を知る導入口としてお勧めバンドです。

■ライブ
 アコースティック音楽の究極アンサンブル=ブルーグラスの醍醐味はライブだ!!
REB-1103 SELDOM SCENE『Live at Cellar Door』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1971年秋、ちょうど40年前の今頃、米国の首都ワシントンDCで結成されたセルダム・シーン、オリジナルメンバーによる絶頂期を完璧に収めた、1975年発表のブルーグラス史上に残る大名盤。米政府職員や高官、米メディアを動かすジャーナリストらを常連客に、前年夏のニクソン大統領弾劾や同年春サイゴン陥落によるベトナム戦争の悪夢から解放された当時の首都の高揚を、アパラチアン・トラッドと先端のシンガーソングライターの作品を見事なアンサンブルと超絶技巧(当時の)で表現、ケンタッキー産のニュー・グラス・リバイバルと並んで、あたらしい第2世代のブルーグラスを提案した偉大なバンドの金字塔!!ライブ大名盤である。

REB-2003 V.A.『Live Again!』CD2枚組¥2,888-(本体¥2,750-)

 初期超貴重なお宝ラジオ・ライブ録音、な・な・なんと!!結成間もないフラット&スクラッグス&フォギー・マウンテン・ボーイズ、1940年代のライブが3曲含まれている。50年代後半のかれらの録音は多いが、これほど初期のものはおそらくこの3曲だけだろう。そのほか、スタンレー・ブラザーズが21曲、ソースマン・ブラザーズ&グリーン・バレイ・ボーイズが5曲、カーリー・キング&テネシーヒルトッパーズが3曲、そしてマック・ワイズマン3曲。テネシー/バージニア州境の町ブリストルの有名なWCYB局のラジオ番組「ファーム&ファン・タイム」からの超貴重録音のお徳用CD2枚組である。

SH-2201 V.A.『Bluegrass; World's Greatest Show』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Old Train/Two Little Boys/I'll Stay Around/Fox on the Run/Freeborn Man/Fireball 他全22曲

 1983年グラミー受賞作!! セルダム・シーンとカントリー・ジェントルメンを軸に、オリジナル・シーン(スターリング)、オリジナル・J.D.クロウ&ニュー・サウス(ライス/スキャッグス/ダグラス)、クラシック・ジェントルメン(ダッフィ/アドコック/グレイ/ウォーラー)らが集結したライブ名盤LP2枚組がCDに。1970年代ブルーグラスの総決算ライブ!

■ブルーグラス・マスターズ
そのキャリアで地位の確立した巨匠たち。
JJ-18422 JIM & JESSE『Berry Pickin' in the Country』CD-R¥2,573-(本体¥2,450-)

 1965年11月発表のジム&ジェシー大名盤CD化!! あのロックンロールの創始者チャック・ベリー曲を独特のジム&ジェシー・サウンドに焼き直し、なんとベリー本人がライナーを書いている。ジェシーのジェントルマン然としたリード・ボーカルに、ジムの突き刺さるようなテナー、そして2009年末亡くなったアレン・シェルトン(ムーンシャイナー2010年2~3月号追悼特集)の見事なバンジョー、ジム・ブロックの縫うようなフィドルが間を埋め、リズムには鉄壁のライトニング・チャンス(bs)とバディ・ハーマン(snare drum)。1960年代、フラット&スクラッグスを筆頭に、オズボーンズやレノ&スマイリーらが時代とともに大衆エンタメを志向した中から生まれた大名盤である。「ビル・モンローとロカビリー」(ムーンシャイナー7月号)で紹介したように、ベリーはほとんどのモンローソングを知っていたほどのファンだったという。

RUR-1072 BOBBY OSBORNE『Memories』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Mountain Fever/Rocky Top/Pain in My Heart/Ruby/Memories/Man from Rosine/Memories of Yeasterday/Up This Hill and Down/Bobby Van Waltz 他全14曲

 ボビー・オズボーン今年80歳、ブルーグラス第一世代の偉大なマンドリン奏者/シンガーの最新作は、ラッセル・ムーアやパティ・ラブレス、デビッド・グリスマンやロニー・マッカーリー、サミー・シーラーやオウディ・ブレイロック、そしてなんと!!三味線の国本武春らをゲストに迎え、充実のオズボーン節炸裂、60周年記念作品である。1949年にロンサム・パイン・フィドラーズで発表した自作の"Pain in My Heart"から、出世曲"Rubeeeeee"、そしてテネシー州歌にもなった"Rocky Top"をはじめ代表曲がズラッと、グレン・ダンカンの最新アレンジで新バンド、ロッキー・トップ・エクスプレスを引っ張っていく。第一世代にある種共通の音楽に対する抑えがたい衝動が堪能できる秀作である。

GT7-2207 STANLEY BROTHERS『Early Starday-King Years, 1958-1961』CD4枚組¥4,725-(本体¥4,500-)

ビル・モンロー、そしてフラット&スクラッグスと並び称せられるスタンレー・ブラザーズの初期スターデイ/キング録音全集の第一弾全103曲集の廉価版4枚組。全集後編『King Years 1961-65』(GT7-2180 ¥4,725-)の全111曲とともに、キング/スターデイ録音のスタンレー・ブラザーズ録音214曲が揃う。本作は"Love Me Darling Just Tonight"、"How Mountain Girls Can Love"、"Think of What You've Done"……などが収まったキング初期名演。「ハッピーな曲を悲しく、悲しい曲をより辛く」歌うといわれるカーター・スタンレー。1966年に他界、貧しく厳しいアパラチアの陰影を引き摺った41年の短い生涯だった。ムーンシャイナー誌2011年4月号と5月号連載のスタンレー・サウンド特集とともにお楽しみください!!

■歴史的作品
OXCD-6009 MULESKINNR『a Potpourri of Bluegrass Jam』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 「ブルーグラス・ジャムのポプリ」とサブタイトルされた1973年の歴史的アルバム。当時ロック界で活躍していたブルーグラッサーたち、ピーター・ローワン、クラレンス・ホワイト(g)、デビッド・グリスマン(m)、ビル・キース(bj)をリチャード・グリーン(f)が招集して創り上げた作品。当時のロックとブルーグラスが同居する歴史的名盤。ピーター・ローワンの凄まじい創作力とブルーグラスへの憧憬に満ちたボーカルに、この年に他界するクラレンスの絶品アコギとエレキの双方が、ドーグ発祥以前のグリスマンのマンドリンとブルー・グラス・ボーイで培った基本技術に時代のグルーヴを詰め込んだジャムの喜びを表現するリチャードとビルを包み込む……、まさしく第一世代のブルーグラスがまったく別次元(ニューグラス)に花開く瞬間を捉えた歴史的アルバムである。

REB-1104 COUNTRY GENTLEMEN『Live in Japan』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1972年1月、カントリー・ジェントルメンが初来日。これはその時の熱狂を伝える全20曲、神田共立講堂のライブだ。"Fox on the Run"から"Take Me Home, Country Road"、"Foggy Mountain Breakdown"やビートルズ"Yesterday"などのエマーソン・バンジョー美学から、「ダイナおばさんのパーティー」やチャーリー・ウォーラーの「ハンク・スノウ・メドレー」まで。なお、C.G.ファンには初期レベル録音のすべて110曲を4枚組ボックスセットした『Early Rebel Recordings 1962-1971』(REB-4002 ¥9,450-)も究極のお勧め!!

■ゴスペル
REB-7527 LARRY SPARKS『Let Him Lead You』CD¥2,079-(本体¥1,980-)

 現在ブルーグラスにあってデル・マッカーリーとともに、いわゆる「本物」とアメリカのブルーグラッサーがこぞって言うラリー・スパークス。これは1974年のキングブルーグラス時代から2000年のレベル時代までのゴスペル秀作集。カーター・スタンレー直系の鬼気迫るボーカルがすばらしい。初期のマイク・リリー(bj)やウェンディ・ミラー(m)、リッキー・スキャッグス(m)やトミー・ボイド(d,m)らも登場するが、メインは5曲をしめる1986年の録音で、現在ギブソン・マンドリン/バンジョーなどの製造責任者デビッド・ハービー(m)、そして左指プリングオフが強烈なバリー・クラブトゥリー。本物のブルーグラス・ゴスペルを……!

DUAT-1228 V.A.『Voice of the Spirit; the Gospel of the South』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ジェシー・マクレイノルズとブライアン・サットンを従えたマック・ワイズマンのボーカルを1曲目に、アール・スクラッグスのカーター・ファミリー・ピッキンと共に歌う故ジョニー・キャッシュ、ジョン・コーワンとトニー・ライスのボーカルとギター共演その他、メイビス・ステイプルズ、コニー・スミス、ジョン・ランドール等々、ブルーグラス/カントリー/ブルースの役者たちの「聖なる声」。そして最後、19世紀に世界で初めて黒人ゴスペルを演じ、今に伝承するフィスク大学ジュビリー・シンガーズからビンス・ギルにつながれる"What Are They Doing in Heaven?"まで、アパラチアから南部に伝わるゴスペル伝統を、ジョニーとジューンの息子、ジョン・カーター・キャッシュが2006年に制作した文句なしの南部ゴスペルを一望するエンタメ秀作。

■女性ブルーグラス&オールドタイム
REB-7506 RHONDA VINCENT『My Blue Tears』CD¥2,079-(本体¥1,980-)

 今や全米ブルーグラスのトップ・アーティストとなったロンダ・ビンセント、彼女がバック・ホワイト&ダウンホーム・フォークスのサウンドに憧れ!?てソロ・アーティストとして独立しはじめた1980年代、ベラ・フレックやラス・バレンバーグらをバックに創った初々しい可憐な女性ブルーグラス。

HMG-1007 DONNA ULISSE『An Easy Climb』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 メジャーカントリーデビューの経歴を持つドナ・ユリッシーの自費制作最新ブルーグラス第4作。前作同様キース・ソウェル(g)をプロデューサーに、アンディ・レフトウィッチ(f,m)、スコット・ベスタル(bj)、ロブ・アイクス(d)、ビクター・クラウス(bs)のバックに囲まれて、夫リック・スタンレー(ラルフの従兄弟)に教えられたというマウンテン・ライフをつづるオリジナルの数々は、「ブルーグラス・ポエット」と表現する。ドナは今夏、第2回ロシア・ブルーグラス・フェスに参加した。

PATUX-189 DEDE WYLAND『Keep the Light On』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1980年代、トニー・トリシュカ&スカイラインのリード・ボーカリストとしてたびたび来日、南部の女性ボーカルとは一線を画した透明感のある「エンジェリック・ボイス」で知られるディディ・ワイランド、久々の2009年作品。ワシントンDC地区で活躍をつづけるディディを、マイク・マンフォード(bj)、リッキー(m,f)とロニー(bs)のシンプキンズ兄弟、そして美しいリードも聴かせるトニーの弟ワイアット・ライス(g)がバックアップ。DCグラスらしく、ダン・シールズやデビッド・アルビンらのポップ/ロック、ユタ・フィリップスやブライアント夫妻、エルトン・ブリット(ディディ得意のヨーデル!!)らのフォーク/カントリー、そしてカーター・スタンレーなどのカバーをメインに、なんだか「女性版セルダム・シーン」を思わせる作品に仕上げている。

インスト新入荷
COMP-4565 NOAM PIKELNY『Beat the Devil and Carry a Rail』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Jim Thompson's Horse/Fish and Bird/Cluck Old Hen/Day Down/Bob McKinney/Pineywoods 他全12曲

 ブルーグラスをまったく異次元に運びつつあるパンチ・ブラザーズのバンジョー奏者ノーム・ピケルニーの凄い!!バンジョー集。昨年、第1回スティーブ・マーティン・バンジョー&ブルーグラス賞を獲得、ベラ・フレック以降のもっとも才能溢れるクリエーターとして誰もが認めるノーム、2004年の『In the Maze』(CD¥2,573-)に次ぐ第2作。新幹線のホームだろうが居酒屋だろうが、10分以上の時間があるとすぐにバンジョーケースらバンジョーを出して弾きはじめてバンジョーの虫。イーファ・オドノバンのボーカルを迎えたトム・ウエイツ曲と、すばらしいケンタッキーフィドラー、アート・スタンパーのカバーでの強烈フィドル&バンジョーにトラッドが2曲のほか、すばらしく表情のあるオリジナルの数々を聴かせる。基本バンドはティム・オブライエン(m)、ステュアート・ダンカン(f)、クリス・エルドリッジ(g)、マーク・シャッツ(bs)にジェリー・ダグラス(d)が3曲。イーファのほかティム・オブライエンもバウンシーなブルースボーカルを1曲聴かせるほかに、ゲストにはすばらしいクロウハンマーでノームのスリーフィンガーとアンサンブルするスティーブ・マーティン、独自の世界観でケムに巻くデビッド・グリアと天才少年アレックス・ハーグリーブズ、クリス・シーリとブライアン・サットン、マイク・コンプトンほか、さすがの一癖二癖が並ぶ。以後のノーム流ブルーグラスに至るまで……もう完全に、脳味噌をかき混ぜられっ放しのバンジョー秀作。

MCP-0065 TONY WILLIAMSON『Lloyd Loar Mandolins』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Twin River Rag/All of Me/Tico Tico/Cherokee/Satin Doll/Dusty Miller/Fiddle Tunes 他全14曲

 デビッド・グリスマンが一目置くというビンテージ・マンドリンの大家、トニー・ウィリアムソン。20世紀のアメリカン・スタンダード名曲を中心に、フィドルチューンを含めて、いまやストラディバリ同様の評価と扱いがされるというロイド・ロアー時代(1920年代)のサイン入りマンドリンを、ソロで片っ端から弾き比べる(チョッと恥ずかしそうに歌う2曲、1曲は自社宣伝だが、意外と可愛い!?)。今年もロイド・ロアーを束ねて、キャリーカートに積んでIBMAのWOB会場をウロウロしていたトニー、リーマン・ショック以来、一説には、ふたたび市場に戻ってきたといわれるロイド・ロアー。CDの最後に、収録14曲に使用した13台のロイド・ロアー・マンドリン(1台のみ2006年ポール・ダフ作品)のまったく同じ「トーン当てクイズ(賞品は千ドル相当の商品)」のコードとスケール弾きが収められており、CD購入者に投票権(同封のハガキ)があるという。当選発表は、来年4月27日のマールフェスで「ロイド・ロア・マンドリン」というセットで発表されるという気合の入れようだ。ところで、いかがですか?ロイドロアー1本……!?

COL-84118 YO-YO MA, STUART DUNCAN, EDGAR MEYER, CHRIS THILE『Goat Rodeo Sessions』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Attaboy/Quarter Chicken Dark/Helping Hand/Here and Heaven/No On e But You/10:8 他全11曲

 クラシック界で大ヒットしたマーク・オコナーとの『Appalachian Waltz』(1996)と続編『Appalachian Journey』(2000)つづいて、ヨーヨー・マがふたたびブルーグラスに取り組んだ意欲作。お相手はクリス・シーリ(m,g,f)、ステュアート・ダンカン(f,bj)、そしてつなぎ役のエドガー・マイヤー(bs)、ボーカルゲストにはイーファ・オドノバン(ウェイファーリング・ストレンジャーズ~クルックド・スティル)。全曲がエドガー/クリス/ステュアートの作曲、つまり基本テーマを軸にしたインプロバイズ作品で、おそらくヨーヨーとエドガーが縁を作って、クリスとステュアートが自在に暴れるという設定だろうか。その研ぎ澄まされた楽器技術の上に、動じることなく強烈な自己主張をするクリス、……最強の弦楽四重奏団にファンキーなマンドリン男が加わった、まったくあたらしいブルーなグラシック音楽である。百言は一聴にしかず!!

CRA-33033 TIM GARDNER『Timmetry』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Dailey's Reel/Lazy John/Midnight on the Water/Ryestraw/Denver Belle/Katy Hill 他全14曲

 現在、アパラチア文化の中心地の様相を呈するノースカロライナ州アッシュビル。若者と芸術の街として静かに発展するアッシュビルを象徴するようなフィドラー、ティム・ガードナーのトラッドフィドル集。決して奇をてらわず、ブルーグラスとオールドタイムをほぼ1曲ごとに弾き分けるローカル・ミュージシャンたちのすばらしいこと! ケニー・ベイカー曲"Denver Belle"が趣味のいいオールドタイムになったり、ベニー・トーマソン曲"Midnight on the Water"はケルト系のエアを思わせ、オーブラザー以来流行の"Squirrel Munster"がメロディック・バンジョーと絡んだニューケルトグラスの趣を聴かせたり、ティム自身のクロウハンマー・バンジョーも1曲収めるなど、チョッとした洒落ッ気も楽しませてくれる。兄と両親とともにやっていたファミリーバンド以来のもっとも好きな曲を集めたというシンプルにして折り目正しい(ベイカーとトンプソンの2曲以外は)トラッドなブルーグラス&オールドタイム・フィドル集である。最後には100年前のシリンダー録音音源を配し、アパラチアン・フィドル伝統の永続性を印象付ける、趣味のいいフィドル作品である。

SFR-33038 VERNON SOLOMON『Texas Breakdown』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

Gray Eagle/Sally Goodin/What a Friend We Have in Jesus/Don't Let Your Deal Go Down/Twinkle Twinkle Little Star/I Don't Love Nobody 他全12曲

 1924年というから、アール・スクラッグスと同年生まれ。つまり、もっとも多感な時代、1930年代から40年代のアメリカ音楽革命、白人も黒人もルーツ音楽がポップになることを経験した世代だ。バーノン・ソロモンの場合、それはテキサス・フィドルという伝統だった。フィドル一家に生まれ、7歳でコンテストに初挑戦第3位、翌年には遂に父を負かして1位となっている。18歳で軍に入隊、しばらくフィドルを忘れるが硫黄島でカール・ヘイゼルウッドと出会い、「兵舎で彼の弾くのを4日間、我慢したが耐えられずフィドルを借りて一晩中弾いた」という逸話もある。戦後結婚、多くのコンテスト・フィドラー同様、ほとんど録音を残さなかったが、1972年、ドック・ハリスの招きでナッシュビルのグランド・マスターズ・コンテストに参加、現在IBMAのWOB期間中に行われている同コンテストの最初の優勝者となっている。美しいバリエーションと、ベニー・トーマソンよりも歯切れの良い典型的なテキサス/コンテスト・フィドルの典型が楽しめる、彼の絶頂期である1970年代後半にデイビス・アンリミテッド・レーベルから発表された秀作のCD化である。

CR-0236 V.A.『Autoharp Legacy』CD3枚組¥3,938-(本体¥3,750-)

 廃盤かと思いきや、ふたたび再発売?か。オートハープの決定版!サム・ブッシュ、ステュアート・ダンカン、リチャード・ベイリーらをバックにした1曲目"Listen to the Mockingbird"から、故ジャネット・カーターの"Longing for Home"で締めくくる、55名のオートハーパーによる全64曲、ブルーグラス/オールドタイム、アイリッシュ、フィドル・チューン、ブルース、カーター・ファミリー、カンツォーネ、ポピュラー等々、こだわりない選曲で聴かせるマーク・ハワード(ジョン・ハートフォート晩年のアコースティック・サウンドを支えたクラスター・プラッカーズのギタリスト)とロン・ウォール、ブライアン・バワーズ制作の2003年秀作。

■インスト、話題の最近作
GAT3-0608 KENNY SMITH『Return』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 フラットピッキン・ギターのあたらしい世界を、デビッド・グリアとともに開拓していくフロントランナーのひとりケニー・スミス、『Studebaker』(SH-3869 CD¥2,573-)以来14年ぶり、2枚目の最新ギターアルバム。アダム・ステッフィ(m)、バリー・ベイルズ(bs)、オウブリー・ヘイニー(f)、ジム・デンマン(bj)の基本セットと、自身の1935年製マーティンD-18、同年製の珍しいギブソン・ジャンボのプロトタイプ、そして伝説的なノーマン・ブレイクの1933年製マーティン・シェイデッドトップD-28という名器3本を使い分け、さらにトラッド・フィドルチューン有名曲(Cumberland Gap/Leather Britches/Arkansa Traveler/Sail Away Ladies/Forked Deer/Billy in the Lowground/Black Mountain Ragほか)を軸にオリジナルを配した楽しい作品にしている。普段のスケールでは決して使わない音を強調した曲作りの中で見られるその前後の音の始末の仕方にブルーグラス・フラットピッカーの矜持が垣間見られる。フラットピッキン・ファンにはお勧めの秀作。

WC-2011 JOHNNY WARREN & CHARLIE CUSHMAN『a Tribute to Fiddlin' Paul Warren Vol.2』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

なんと贅沢な……ジェリー・ダグラスがリズム・チョップだけとか、"Randy Lynn Rag"や"Lonesome Road Blues"で間奏してもジョッシュの完コピとか、ブライアン・サットンがジョニー・ジョンソン並みのソックリズムに没頭とか、リッキー・スキャッグスがトラッドフィドル・チューンのお手本マンドとか、デル・マッカーリーが黙々と全曲でリズムギターのみとか……そんなことを喜々としてやってみたくなる、つまりあの、憧れのフラット&スクラッグスのインスト、いや、もっと言えばそのバックボーンとなるフィドル・チューンのグルーヴ再現。ジョニー・ウォーレン(f)が形見のフィドルを手に父ポールに捧げる、バンジョートーンの達人チャーリー・クッシュマン(bj)とコンビを組んだCD第2弾である。2009年発表の第1弾(『a Tribute to Fiddlin' Paul Warren Vol.1』WC-2009 ¥2,573-)とともに、古き良きフラット&スクラッグス・グルーヴ信奉者必携作品!

WOU-1007 EARL SCRUGGS『Nashville's Rock』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

1969年にフラット&スクラッグスを解散、アール・スクラッグス・レビューがデビューするまでの間、47歳のアール個人名義で1971年に発表された幻のバンジョーインスト集のCD化。当時、BGM風のポップなロッキンサウンドは散々な評価だったが、わたしはこのアルバムでバンジョーのトーン、そしてアール独特(流暢ではなくなった分、アールの基本)のメロディの取り方(スリーフィンガーとの折り合い)を学んだ。当時17歳の息子ランディのほか、ナッシュビルのスタジオ・ミュージシャンたちに囲まれたアールが、当時のロックヒット曲を次々と演じる。見事なスリーフィンガーでの"hey Jude"、トラッドゴスペルが美しい大地を感じさせる"In the Gloryland"はベラの"Big Country"に通じるか!?、そして最後にオーケストラとの生指単音弾き"Bridge Trouble Water"など、アールのバンジョー天国だ。アール信奉者、必聴/必携の一枚だぞッ!!

R-1190050 トリ・ユニット『Monroe』CD ¥2,500-(本体¥2,380-)

1984年頃、ブルーグラスとしてはじまった「トリ・ユニット」は、中学からの同級生であるマンドリニスト吉津正司とギタリスト川瀬眞司に、ベーシスト中村尚美が2007年に参加、ジャズ・トリオとして活動している。タイトルはビル・モンローの訃報に接して吉津が書いたオリジナル(フィドルに足立安隆)だが、そのほかはジャズ・スタンダード、I can't Give You Anything/Broadway/Misty/Swing 39/Take the 'A' Trainなどを中心にしたスウィング感溢れるジャズ作品全11曲("Little Rock Getaway"には吉崎ひろしのバンジョー)。ブルーグラス時代からジェスロ・バーンズに憧れつづけ、ついにジャズ・アルバムを仕上げた吉津を助けた川瀬。バンジョー出身ながらジャズ・ギタリストとしてプロ活動をする彼が、大病を患った吉津を励ましてここまでのアルバムを創り上げた友情に感動だ。そして吉津、川瀬/中村のリズム/ビートに乗って心地よくスウィングする。ムーンシャイナー誌10/11月号の連載特集とともに、お勧め作品である!

各楽器別お勧め再入荷作品
(楽器奏法や教則、またCDに関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましては、本体やパーツなど、各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
■ギター
SH-3730 DAN CRARY『Guitar』CD¥2,079-(本体¥1,980-)

クリアなフラットピッキンで、ドック・ワトソンとトニー・ライスとの間に位置するダン・クレアリーの最高傑作。サム・ブッシュ(m)、マーク・オコナー(f)、ベラ・フレック(bj)、T.マイケル・コールマン(bs)ら強烈メンツとの"Cotton Patch Rag"や"Tom & Jerry"、そしてスタンレーやモンロー・インストのメドレーなど、各楽器のお手本奏法を聴かせる1982年のギターインスト秀作。

■バンジョー
(ムーンシャイナー連載のチチ松村「バンジョー祭り」、世界のバンジョー音楽をお見逃しなく!!)
PATUX-175 MARK DELANEY『Sidecar』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ワシントンDCグラスのバンジョー奏者マーク・ディレイニーのデビュー作。かつてのエディ・アドコックら、スクラッグスとは一線を画した発展をしてきたDCグラスのテクニックをバランス良く取り入れつつ、何よりも「音」に対する感情を爆発させる弦へのアタックと意表をつくタイミングの取り方が、わたしは大好きだ。ムーンシャイナー誌2009年4月号「連載、吉岡正の闘魂バンジョー」に特集。

■マンドリン
ACD-54 SAM BUSH & DAVID GRISMAN『Hold On!』¥2,573-(本体2,450-)

グリスマンとブッシュが故ジョン・ハートフォードに捧げた1曲目"Hartford's Real"を聴いているだけで、70年代以降、われわれを魅了しつづけた2人のマンドリン・グルーヴが胸に突き刺さる感動。これがわれわれの青春だったのかもしれないネ。1965年、サム13才、デイブ20才の世界初のブルーグラス・フェスでの出会い以来、ほぼ40年後の2003年に初めて成った夢のマンド・コラボーレーションである。ビル・モンロー以来のブルーグラス・マンドリンのあり方を根底から変革した2大偉人、ブッシュとグリスマン初の共演作。問答無用のブルーグラス・マンドリン天国です。

■フィドル
CMH-9095 JOHHNY GIMBLE『Celebrating with Friends』CD¥2573-(本体¥2450-)

 60年以上に及ぶそのキャリアで、テキサス・スウィング・フィドルの第一人者のみならず、カントリー音楽を代表する偉大なフィドラーとして後進に絶大な影響を与えてきたジョニー・ギンブルを称える2010年のトリビュート作品。パーフェクトなウェスタン・スウィングや、なんともお洒落なジャジーなスタイルでしみじみと聴かせてくれる。そしてそのキャリアを称えて集まったヴィンス・ギル、マール・ハガード、ウィリー・ネルソン、デイル・ワトソンなど豪華な顔ぶれが、ギンブルの実に粋なフィドルとの掛け合いで楽しいひとときを繰り広げる。83歳(!!)にして艶やかなフィドルはまさに感動。

■ドブロ
RCSI-1033 IVAN ROSENBERG & BILLY CARDINE『The Donkeys』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 スリーフィンガーとクロウハンマー・バンジョーのメチャ格調高い東洋マウンテン風の美しいインストではじまる、ともにドブロ奏者でもあるアイバン・ローゼンバーグ(左チャンネル)とビル・カーダイン(右チャンネル)、2007年の大秀作品。ビルの率いるビスケット・バーナーズのメアリー・ルーシー"No Ash Will Burn"やシャノン・ウィットワース"Don't Look Rough and Rocky"が素敵にスモーキーな女性ボーカルを聴かせる。アパラチアの霧に包まれた限りない可能性を持つスライドギター/ドブロのあたらしい世界を覗いてください。強力お勧めの若手アコースティック作品です!!

■オートハープ
CR-0400 BRYAN BOWERS『Bristolecone Pine』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1970年代のブルーグラス・フェスで、オートハープ1本で観客を総立ちにさせたブライアン・バワーズのストーリーテリングとエンターテイメント、サム・ブッシュとのマンドとハープの掛け合いやティム・オブライエンとのオールドタイムなデュオやフィドルチューンほか、アラン・オブライアンやパット・エンライトら旧友たちもゲスト。プロデューサーにマーク・ハワード(g)のすばらしい音作りで、アパラチアン・ケルトの雰囲気を醸し出す。2006年制作、オートハープのインストもタップリの全18曲。ちなみにブライアンのオートハープ教則もの『Autoharp Techniques』(DVDBOWAU21 ¥5,040-)もお勧めです。

オールドタイム&フォークお勧め作品
■フォーク
DUAT-1533 GUY CLARK『Songs and Stories』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

L.A.Freeway/Maybe I Can Paint Over That/If I Needed You/The Cape/Dublin Blues 他全13曲

 テキサス・シンガーソングライター、ガイ・クラーク(1941-)の最新作は、右腕、バーロン・トンプソン(g)に、ショーン・キャンプ(f,m,g)、ケニー・マローン、そしてブリン・デイビス(bs)といったすばらしいバンドを伴ったリラックスしたライブ。

ACNY-1109 GILLIAN WELCH『The Harrow & the Harvest』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 実に8年ぶりとなるギリアン・ウェルチの最新作。マンハッタンで生まれウエスト・ロサンゼルスで育った1967年生まれの都会っ子ギリアン、少女時代にオールドタイム系音楽に出会って衝撃を受け、スタンレー・ブラザーズやカーター・ファミリーとデルモア・ブラザーズなどに私淑、ボストンのバークリー音楽院からナッシュビルに移ったのち1996年、ピーター・ローワンの前座をしていたときにT.ボーン・バーネットに認められデビュー、その色濃いアパラチアの陰影を背負った精神性で女性ブルーグラスやオールドタイムに測り知れない影響を及ぼすシンガー/ソングライター。これまで同様、バークリー時代のデビッド・ロウリングスをパートナーに、ふたりだけで創り上げたマーダー(殺人)バラッドも含んだアパラチアン・トラッドを深化させた全曲オリジナルだ。

WJRC-42812 NORMAN BLAKE『Green Light on the Southern』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ボブ・ディランの『Nashville Skyline』に参加、ジョニー・キャッシュのバックアップを務めた後、ジョン・ハートフォードのエリオプレーン・バンドに参加、1970年代ニューグラスの先導的な役割を果たしたノーマン・ブレイク、今年73歳の最新作。年を追うごとにトラッドフォーク・シンガーとして、南部の伝承曲を丁寧に演じる姿勢を深める彼、1928年製マーティン00-45や同年のギブソンL-1アコースティック・スライド・ギターほか、得意のビンテージ楽器を駆使、フラットピッキン・ギター、ドブロやマンドリンなど、すべてをひとりで録音、ハーモニーにパートナーであるナンシー・ブレイクを起用しただけのソロアルバム。カーター・ファミリー、ブルースカイ、デルモア、チャーリー・プールをはじめ、タイトルの自作曲以外すべての収録曲が1938年までに録音されたヒルビリー(初期カントリー)音楽で、伝承音楽という宝物のもっともピュアな精神を聴かせてくれる秀作である。

LDR-1006 SUZY BOGGUSS『American Folk Songbook』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

LDR-1006B SUZY BOGGUSS『American Folk Songbook』Book¥2,888-(本体¥2,750-)

Shady Grove/Shenandoah/Red River Valley/Banks of the Ohio/Wayfaring Stranger/Johnny Has Gone for a Soldier/Wildwood Flower 他全17曲

 1990年代にカントリーシンガーとしてブレークしたスージー・ボガスの最新作はパット・バージソンのギターをメインにした超有名アメリカン・フォークソング集(CDとハードカバー95頁ソングブックが別売り)。イリノイ州立大学時代にコーヒーハウスなどで歌いはじめたという彼女、初期のヒットに"Someday Soon"などがあるようにフォークという視点を持ちつづけた直球勝負のトラッドフォーク集。パット(A.クラウスの元夫というか、ホット・クラブ・オブ・ナッシュビルのメンバー)のギターとチャーリー・チャドウィック(bs)ほか、曲によってステュアート・ダンカン(f,m)、ジェフ・テイラー(accordion,whistle)、リチャード・ベイリー(bj)らナッシュビルのベテランにジョン・マカッチェオン(hammer dulcimer)らが、ほど良いバックアップで、スージーの、これまたカントリー過ぎず、アパラチアでもなく、ポップな声でさらっと聴かせる。ゆったりと、馴染みのアメリカン・フォークを楽しもうという人にはお勧め、肩の凝らない美しい作品。

PSR-0901/2 坂庭省悟『メモリアルアルバム 心の旅2』CD2枚組¥4,000-(本体¥3,810-)

漕げよ、マイケル/Foggy Mountain Breakdown、綿つみの唄/ぼくの古いギター、Black Mountain Rag/ギター教室/カーターファミリーメドレー 他全23曲

 2003年12月、52歳という若さでいった坂庭省悟、2年前に発表された『心の旅』(完売)の第二弾。今回のアルバムは、坂庭省悟が大好きだった仲間たち、ソロ活動をはじめて以降の、宮崎勝之、有山じゅんじ、松田"ari"幸一、茶木みやこ、青木まり子と組んだMMS・PETA、そして盟友・城田じゅんじ、Shogo BRAND.でのライブ音源に加え、1970年フェスティバルホールでのマヨネーズの音源なども収録しているという。今年12月で坂庭が亡くなってから8年、早いような長いような……。

■オールドタイム
DTR-001 BRAD LEFTWICH & HOGWIRE STRINGBAND『Rascal Fair』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 古いラウンドピーク・スタイルのフィドルとバンジョーを現在に伝える導師、ブラッド・レフトウィッチの楽しいオールドタイム・ストリングバンド、ホッグワイアーの最新デビュー作。16曲中、歌物が11曲とフィドルチューンが5曲、ブラッドのフィドル、パートナーのリンダ・ヒギンボサムのバンジョーとバンジョーウクレレ、元パンクロッカーというジョエル・レンシュのリズムギター、そしてマリエル・アベルのベースで、ストリングバンドのダンサブルなリズムに乗って、タイトなハーモニーを聴かせる現代オールドタイムの秀作。

ちなみに導師ブラッドにはラウンドピーク・スタイルのフィドル教則Book+CD『Old Time Fiddle Round Peak Style』(MB-20485BD ¥4,095-)、とバンジョー教則『Round Peak Style Clawhammer Banjo』(MB-96660BD ¥3,885-)がある。

OB-708 V.A.『Recordings from Galax 1967 & 2010: In the Field Behind the Stage』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 1935年以来つづくバージニア州ゲイラックスのフィドラーズ・コンベンション。その会場のさまざまなところでオールドタイムもブルーグラスも入り乱れて繰り広げられるジャムを昨2010年にフィールド録音した全34曲(内8曲オスカー・ジェンキンズ3曲、リーク・コウドル2曲、ジョン・アッシュビー3曲は43年前の1967年に収録されたもの)。この歴史あるコンテストを通して、民衆の中に生きる音楽文化の魅力が楽しめる。カーク・サッフィンやバディ・ペンドルトン、ローン・マウンテン・ヒルトッパーズなど、オールドタイムの有名どころも参加したゲイラックスの熱気をドーゾ。

AJB-0902 内田昭弘『aki solo』CD-R¥1,500-(本体¥1,429-)

 オールドタイム・フィドルの魅力をタイトルどおりのソロ、バイオリン1本で20曲を弾き切る内田昭弘の手作りCD。

AJB-0903 ノリ、アキ&ヨシ『spring session』CD-R¥1,500-(本体¥1,429-)

 その内田昭弘のフィドルに、小林良弘のバンジョーと平山政功のギターが加わった典型的なオールドタイム・ストリングバンド集。とめどないアパラチアン・フィドル・レパートリーから20曲が次から次へと演じられる。オールドタイム・ストリングバンドの魅力は、黙々と刻まれるリズムに乗っていくチョッと引っ掛かりのあるフィドルのメロディーという内田、ムーンシャイナー2009年10月号(MS-2612 ¥525-)に安川直樹インタビューによる内田昭弘の「至福のオールドタイム・ジャムを語る」がある。

カントリー新入荷
FLOAT-6057 HEATHER MYLES『Live In London and Texas』CD2枚組¥2,888-(本体¥2,750-)

 メジャー・カントリーでは聴かれなくなった本格的な女性ホンキー・トンク・シンガー、ヘザー・マイルスの1996年ロンドンでのライブにテキサスのライブ10曲を加えた2010年発表の2枚組。ナッシュビルのメインストリームではなく、イギリスのデーモンやアメリカのラウンダーなどのインディーズからアルバム発表する通好み!?のベイカーズフィールド・スタイルだ。

カントリー発掘、編集モノ新入荷
BCD-16636 HANK WILLIAMS『Rockin' Chair Money』CD¥2,888-(本体¥2,750-)

Tennessee Border/Move It On Over/I Saw the Light/Lovesick Blues/Roly Poly/Hey Good Lookin'/Honky Tonk Blues/Jambalaya/Kaw-Liga 他全33曲

 不世出のアメリカン・シンガーソングライター、おそらくボブ・ディランとともに語り継がれるだろうハンク・ウィリアムズ(1923-1953)の有名33曲、とくにホンキートンクで受けそうな調子のいい曲をズラーッと並べた(副題に"Gonna Shake This Shack Tonight"=今夜はこの小屋を揺らそうぜ!=とある)、美味しいドイツ・ベアファミリー社、2009年発表ののコンピレーション。29歳で早世したハンクが遺したデモやライブ録音に、1950年代のチェット・アトキンスやグラディ・マーティンをはじめ、当時の一級ミュージシャンたちがホンキートンク・カントリーサウンドをオーバーダブしたものを中心にしたコレクションだ。原理主義者(オリジナル至上)はきっと眉をひそめる企画だろうが、もしハンクが50年代を生きていれば……、という楽しみもある。このところ未発表曲や豪華ボックス物で身辺の騒がしいハンク、そんなハンクの有名曲を一挙に聴けるというのも、美味しいやん!?

BCD-16559 ALLERTON & ALTON『Black, White and Bluegrass』CD¥2,888-(本体¥2,750-)

Kentucky/Twelfth Street Rag/Don't This Road Look Rough & Rocky/Somehow Tonight 他全27曲

 極めて珍しい白人と黒人のブラザーデュオ・チーム、アラートン&アルトンの貴重なラジオ・ライブ。CDタイトルは米国旗「レッド・ホワイト&ブルー」のパロディで、ブルーグラスというわけではない。もっとも、1950年前後の録音で、フラット&スクラッグスのレパートリーを取り入れたりするが、あくまでも、いわゆるオールドタイムのブラザーデュオである。メチャ早の"Keep on the Sunny Side"をテーマソングに、すばらしいアレンジと歌唱力、そしてメチャ上手いマンドリン(当時"Orange Blossom Special"を弾いてしまうのだから)。とくに公民権運動前、ただ珍しい白人と黒人のデュオというだけではなく、そのはじけるようなスリルに満ちた演奏から、人種を超えた音楽の喜びが感じられる秀作だ。こののち、朝鮮戦争に従軍したアルトンは、そこでの耐え難い経験から、2度と白人とのデュオを組むことはなかったという。歴史的な事実の発掘録音、さすがドイツのベアファミリーの大手柄である。

カントリーお勧め作品
HOTR-4151 GEORGETTE JONES『Slightly Used Woman』CD¥2,573-(本体¥2,450-)

 ジョージット・ジョーンズ、「カントリー音楽界のプリンセス」と呼ばれる……なにせジョージ・ジョーンズとタミー・ワイネットの娘、両親がともにカントリー音楽名誉の殿堂メンバーという彼女のデビュー作である。母タミーが書いたタイトル曲ほか、父母の曲やキティ・ウェルズなどに、父ジョージとは自作の"You and Me and Time"でデュエットも。ポール・フランクリン(steel g)をはじめ、デイブ・ポメロイ(bs)、ブレント・メイソン(eg)らのナッシュビル・ミュージシャンにレジー・ルーファー(f)やジャスティン・トレビノらハーツオブテキサスの常連らで手堅いサウンドを創っている。偉大すぎる父母だが、日本の「親の七光り」的な他人の目を気にしなくていい米国、あっさりとした声質の通り、のびのびと育って欲しい。それにしてもジョージとワイネットを合わせた名前、ジョージットというのも分かりやすいアメリカ的……!?

BCD-16928 GEORGE JONES『Walk Through This World With Me: The Complete Musicor Recordings 1965-1971(Part 1)』CD5枚組+本¥17,325-(本体¥16,500-)

 2009年に発表された初期ジョージ・ジョーンズ全集の第一弾、ミュージコー編(1965~71年)の第一部全193曲。彼がユナイトそしてミュージコーに在籍した10年足らずのこの期間こそは、ジョージ・ジョーンズがもっともジョージ・ジョーンズらしかった時代、ウェストコーストに君臨したバック・オウエンズという強力なライヴァルと競い合って、ナッシュヴィル・カントリーの本流を守り抜き、ポップに流れていた状況を一変させたストレートかつ重厚なサウンドを完成に導いた時期として、歴史に残っている。ミュージコー編第二部『A Good Year for the Roses: The Complete Musicor Recordings 1965-1971(Part 2)』(BCD-16929 ¥14,438-)は全131曲収録。UA編とともに、ジョーンズ節完成への全貌が遂に明かされた。ホンキートンクカントリーの「キング」ジョージ・ジョーンズのすべてがここに。このほか、カントリー/ブルーグラスの大御所たち、究極の化粧箱入り本付き大全集についてはお問い合わせください。

BACM-315 WAYNE RANEY featuring the DELMORE BROTHERS CD¥2,888-(本体¥2,750-)

I'm On My Way/I Want a Home in Dixie/I Feel Just Like a Millionaire/Real Good Feelin' 他全25曲

 第2次世界大戦後の1946年、オハイオ州シンシナティのキングレコードにデルモア・ブラザーズとともに録音したハーモニカ奏者ウェイン・レニーの25曲集。ブギウギなどの路線を明確にしたウェイン・レニーとデルモアの共演はヒルビリー音楽専門だったキング・レコードにとってのちのR&Bアーティストらの獲得やロカビリーにいたる試金石となり、アメリカの白人音楽と黒人音楽を考える上で重要な録音だといわれている。

映像新入荷
SKFR-1012 RICKY SKAGGS『A Skaggs Family Christmas Vol. 2』CD+DVD¥2,573-(本体¥2,450-)

Christmas Time's a Coming/Light of the Stable/Silent Night/Children Go/Joy to the World 他全10曲

 2005年の第一弾につづくスキャッグス一族のクリスマス第2集は25曲入り2時間のDVDがオマケ!! 高い評判を得たTVスペシャル以来、クリスマスシーズンにツアーをする一族、スキャッグス家とパパ・バック率いるホワイト家。リッキーとシャロン・スキャッグス、その娘と息子モリーとルーク、ザ・ホワイツのシェリルとその娘レイチェル(アンディ・レフトウィッチの妻)、彼らがみんな才能豊かに上手い!! ブルーグラス系は1曲目のモンローソングほかはほとんどないが、すばらしいアカペラ・ハーモニーや、息子ルークのオリジナル・インスト、モリーのすばらしいピアノ弾き語り、そしてナッシュビル・ストリングスのオーケストラなど、ファミリークリスマスというタイトル通りのクリスマス・エンターテイメントがすばらしい。今回と前回のCDで紹介された曲を中心にライマン公会堂で演じられたコンサート映像がカットなしで全編収められているDVDでは、ケンタッキーサンダーのメンバーがトム・ローディのパーカッションとダーク・ジョンソンのピアノとともに大活躍、ポピュラーなクリスマスソングを見事にこなしていくのも見ものだ。またバック・ホワイト、人差し指をペロッとしてピックをつかむ態度も、娘ふたりシャロンとシェリルとのザ・ホワイツも健在、今秋IBMAで一緒になったときは親友「ケニー・ベイカーのそばに最後までいたんだ」と言っていた。高校生のときから知ってるリッキー、音楽で成功し、いい家族に囲まれているようで、良かったネ、ほんま。ジャンルを越えて誰にでもお勧めできる、すばらしいファミリー・クリスマス作品!!

HOTR-4159D AMBER DIGBY & MIDNIGHT FLYER『Live at Swiss Alp Hall』DVD¥2,993-(本体¥2,850-、83分)

Texas Honky Tonk/Together Again/How's the World Treating You/Sing a Sad Song 他全26曲

 今夏に紹介した同名CDのDVD版が発売である。ごく普段着のバンド(これがいい!!)をバックに、テキサスのど真ん中、東欧移民の多い地域に110年の歴史を刻む、その名も「スイス・アルプ・ダンスホール」で28曲、歌いまくるアンバー・ディグビー。マール・ハガードやバック・オウエンズ、ビル・アンダーソンやボビー・ベアほかのカバーを中心に、フツーの女の子が、ダンス客を相手にホンキートンクしちゃう日常的なカントリーがいい。カントリーって、派手な衣装と大掛かりなエンタメというメジャーなイメージがあるが、本来、日常の悩みを分かち合う普段着のものとして、次々と詞を届けるこんなローカルなのはいいな……。父はロレッタ・リン・バンドのベーシスト、母はコニー・スミスのバックアップ・シンガーだったというアンバー、生まれながらのホンキートンク・エンジェルなのだろうか……ねぇ!?

CCD-PW03 V.A.『Porter Wagoner Show Vol. 3』DVD-R¥2,573-(本体¥2,450-)

 クラシック・カントリーDVDシリーズで紹介している「ポーター・ワゴナー・ショウ」第3巻のゲストは、ホークショウ・ホーキンス、テックス・リッター、ボビー・ベア、チェット・アトキンス、マール・トラビス、ビル・アンダーソンの登場です。

 1960年から1981年までに686本の30分番組が創られた『ポーター・ワゴナー・ショウ』から1970年前後収録の6本分(約133分)全20巻がシリーズDVD化、順次紹介している。ポーター・ワゴナー(1927-2007)がホストとなり、いずれのプログラムもポーターの曲で始まり、その日のゲスト、そしてレギュラーのドリー・パートンと自身のバンド、ワゴンマスターズのバック・トレント(1938-)のエレキ・バンジョー、またはレノ&スマイリーで知られたマック・メゲェヘ(1929-2003)の踊るフィドルをフィーチャーした曲とベーシストのスペック・ローズ(1915-2000)のコメディから、ふたたびポーター、そしてメインゲストというルティーンが繰り返される。

 ちなみに第1巻のゲストはウィリー・ネルソン、ハンク・ウィリアムズJr.、レッド・ソバイン、キティ・ウェルズ、ウェイロン・ジェニングズ、レフティ・フリーゼル。第2巻のゲストにはボビー・ベア、ロジャー・ミラー、ハンク・スノウ、ファロン・ヤング、ストーンウォール・ジャクソン、ウェッブ・ピアース、メル・ティリス。カントリーファンお宝DVDシリーズ全20巻、順次お知らせしていこう。

 また、同様の構成のジム・エド・ブラウン・ショウの第1巻(CCD-JEB1 ¥2,573-)、ゲストにビル・モンロー、ジョージ・モーガン、ジーン・シェパード、コニー・スミスらが登場する作品も在庫がある。

映像ものお勧め作品
MP-0510 LESTER FLATT & NASHVILLE GRASS『Vintage Video』DVD¥2,573-(本体¥2,450-)

 フラット&スクラッグスとして来日したときは体調が悪かったというレスター・フラット、この映像はその3年後の1971年、ここでは元気ハツラツ、ボーカルはもちろんそのギター/MC/身のこなし……レスター・ファンのお宝映像だ。69年にアール・スクラッグスとコンビ解消、アンクル・ジョッシュ(d)とポール・ウォーレン(f)、ジョニー・ジョンソン(bs)というフォギー・マウンテン・ボーイズにハスケル・マコーミック(bj)とローランド・ホワイト(m)が加わったナッシュビル・グラスを悠々と率いて、その類まれなパフォーマンスを見せてくれる1971年夏の野外ライブ、ノリノリの全21曲。

PSR-1102 城田じゅんじ&坂庭しょうご『Fifty Fifty』DVD¥4,500-(本体¥4,285-、本編52分特典映像13分)販売終了

 1970年代、高石ともやとナターシャセブンとして活躍、日本のブルーグラスの発展に大きな功績を残した城田じゅんじと坂庭しょうご。2003年12月15日、坂庭が52歳の若さで逝ってしまったが、これはふたりがともに50歳になった2000年に発表された吉田恒星映像作品のDVD化である。当時、ムーンシャイナー誌1999年10月号から2000年1月号まで(各¥525-)、4号にわたって「城田じゅんじ&坂庭省悟、渡辺三郎と対談する」という特集が組まれている。

SRDVD-2001 MULESKINER『Live』DVD¥3,098-(本体¥2,950-)

 1970年代のブルーグラスを代表する究極のメンバーによるトラッド・ブルーグラス・ライブDVD映像。故クラレンス・ホワイト、ピーター・ローワン、デビッド・グリスマン、ビル・キース、そしてリチャード・グリーンが白熱のライブを繰り広げる。こののちに発表された公式アルバムと比べて、驚くばかりのトラッドグラスに、ロック畑で活躍していた元ブルーグラス小僧たちの心意気が嬉しい!!

RCSI-1028D RIDERS IN THE SKY『Live in Concert: 30 Years "The Cowboy Way"』DVD-R¥2,888-(本体¥2,750-、カラー1時間10分)

 1977年11月、当時絶滅の危機にあった「カウボーイ・ソング(ウエスタン)」を歌うエンタメ集団というアイデアで結成されたライダーズ・イン・ザ・スカイ。その後30年間、数々の高い評価を受けつづける彼ら、元ビル・モンローのブルー・グラス・ボーイだったレンジャー・ダグ(g)のほか、ウッディ・ポール(f)とトゥー・スリム(bs)、そして1989年から加わったジョーイ・ミスクリンのアコーディオンの4人組。ウェスタン・スウィングからヨーデル、ロマンチックなカウボーイソング等々をバランスよく聴かせる彼ら、30年間メンバー交代なしのチームワーク、それぞれにキャリアを持ったインテリらしく、そのコメディ・ルティーンも実に洒落ている。通算5449回目というこの日、30周年記念コンサートも全編、品のいいエンタメでノスタルジックで美しいウエスタン音楽を楽しませてくれる秀作。

VES-13104D DAVID LAIBMAN『Guitar Artistry of David Laibman』DVD¥3,308-(本体¥3,150-、90分)

Nola/Maple Leaf Rag/Dallas Rag/Fingerpickin' HonkyTonk/Dill Pickles Rag 他全14曲

 1970年、フォークウェイズ社からエリック・ショーンバーグとともに名盤『New Ragtime Guitar』を発表、現代フィンガースタイル・ラグタイム・ギターの創始者として知られるデイビッド・レイブマン。その彼が、スコット・ジョップリンやジェイムズ・スコット、ジョセフ・ラムらのラグタイム・アレンジや自らのオリジナルを聴かせ見せる(内7曲はDVDにpdfファイルとしてタブ譜が収められている)。また、自身のギター・スタイルやアレンジ手法などについて語るインタビューもある。

ベストセラーDVDシリーズ
■フラット&スクラッグスTVショウ
SHA-611D~SHA-620D FLATT & SCRUGGS『Best of Flatt & Scruggs TV Show』各DVD(白黒約1時間)¥3,308-(本体 ¥3,150-)

 驚きの大発見、まさかと思われていた1960年代初期のフラット&スクラッグス映像がガレージから発見されリストアされた30分のTVショウ20本がDVDシリーズ10巻に収められている。レスター・フラットの軽妙なMCとフォノジェニックなボーカルと誰にも真似できないリズム・グルーヴ、そしてアール・スクラッグスの天才的ひらめきバンジョーが、ブルーグラス音楽の真髄、すなわちドライブとシンコペーションを生む。……10巻いずれも、ファン必見/必携の超お宝映像。ご希望の巻をお知らせ下さい!

■バイオリン・ショップ・コンサート・シリーズ
 テネシー州ナッシュビルのフィドラー御用達バイオリン店「バイオリン・ショップ」で、米国フィドル界最高峰のミニコンサートが開かれた……!!
VSR-7375 V.A.『Andy Leftwich/ Bruce Molsky/ Aubrey Haynie/ Jim VanCleve; Fiddle Masters Concert Series Vol.1』DVD¥3,990-(本体¥3,800-、77分)

Ride the Wild Turkey/Red Wing/Minor Swing/Florida Blues/Maiden's Prayer/Liza Jane/Roanoke/Drunkards Hiccups/Big Mon/Ragtime Annie 他全20曲

 第一弾は、現在最先端のブルーグラス・フィドラー3人と、オールドタイム達人のライブ。

VSR-8283 V.A.『The Violin Shop; Fiddle Masters Concert Series Vol.II』DVD¥3,990-(本体¥3,800-、75分)

Gentle On My Mind/Train 45/Cornbread Nation/Lee Highway Blues/Kissimee Kid/Where Is Love Now/Bonaparte's Retreat/Red Apple Rag 他全20曲

 第二弾は、ニューグラス/ニューアコースティック系とアイリッシュの名声あるベテランたち。

VSR-9095 V.A.『The Violin Shop; Fiddle Masters Concert Series Vol.Ⅲ』DVD¥3,990-(本体¥3,800-、85分)

Old Dangerfield/Black & White Rag/Wheel Hoss/Pallet on Your Floor/Sitting on Top of the World/Cherokee/Sugartree Stomp/Fiddle Patch 他全24曲

 第三弾は、驚くべき若手フィドラーたちの自由な発想と完璧なテキサス・フィドルなど。

教則ものお勧め
下記のほか、教則に関しては演奏レベル/ニーズに応じて、ご相談ください。
RW-XTAB ROLAND WHITE『Mandolin Christmas』Book+CD¥3,045-(本体¥2,900-)

 ローランド・ホワイトが丁寧に有名クリスマス10曲を教えてくれるCD付きマンドリン教則本。前半はローランドらしい心に響くタッチでのマンドリン・ソロの弾き方とお手本、後半はギターとマンドリンのコード譜つきで伴奏のみ。実戦向きに作られたクリスマス曲マンドリン教則集。ブルーグラス・マンドリン教則決定版『Approach to Bluegrass Mandolin』Book+CD(RW-TAB ¥6,090-)もすばらしい!!

SRDVD-2005 CLARENCE WHITE『Guitar Workshop』DVD¥3,098-(本体¥2,950-)

 フラットピッキン/ブルーグラス・ギターのスタンダードを創ったクラレンス・ホワイトの奇跡的に残された24分のギター・ワークショップ映像を中心に写真やビデオ(1961年のTV番組『メイベリー110番』や1965年の映画『Farmer's Other Daughter』などの超貴重な映像)で構成された45分のDVD作品。クラレンスのギター・タッチ、美しい運指と羽のような右手を間近で見る喜びは……。

ADBEL-DT01 BELA FLECK『Drive』Tab-Book¥2,310-(本体¥2,200-)

 ニューグラス時代の『Foggy Mountain Banjo』と称されるベラ・フレック1988年のCDアルバム『Drive』(ROU-0255 ¥2,573-)のバンジョー・タブ譜24頁。アール・スクラッグスとドン・レノ、そしてビル・キースの創り上げた1960年代までのスリーフィンガーバンジョー奏法を別次元にまで高めたそのフィンガーリングを、とくとお試し下さい!

RC-114T 宮崎勝之『man-o-mandolin』Tab-Book¥2,100-(本体¥2,000-)

 ロニー・マッカーリーが制作した宮崎のナッシュビル録音CDアルバム『man-o-mandolin』(RC-114 ¥2,573-)の完全タブ譜集50頁。定評のあるクリアなピッキングで、"Big Country"や"Bill Cheatham"などのスタンダードも多く学べる秀作だ。"

楽器、その他…
[弦、ピック、其の他アクセサリー]
●バンジョー弦
ダダリオ弦
MISC-J60『ダダリオ・バンジョー・ライト弦』(009-.010-.013-.020w-.009.)¥756-(本体¥720-)

MISC-J61『ダダリオ・バンジョー・ミディアム弦』(010 012 016 023w 010.)¥756-(本体¥720-)

ギブソン・アール・スクラッグス・バンジョー弦
MISC-0035『アール・スクラッグス・ライト弦』(0095.020W.013.010.0095)¥1,019-(本体¥970-)

MISC-0036『アール・スクラッグス・ミディアム弦』(.010.022W.014.012.010)¥1,019-(本体¥970-)

GHS弦(ステンレス・スチール)
MISC-PF140 J.D.クロウ・スタジオ・ライト(00095 011 012 020w 0095)¥788-(本体¥750-)

MISC-PF135 J.D.クロウ・ステージ・ライト(010 011 012 020w 010)¥788-(本体¥750-)

MISC-PF150 *ブロンズ・ライト(010 012 014 022w 010)¥788-(本体¥750-)

MISC-PF155 カスタム・ライト(10-11-125-20-10)¥788-(本体¥750-)

MISC-PF170レギュラー・ライト(009 011 013 020w 009)¥788-(本体¥750-)

MISC-PF175 S.オズボーン・ミディアム・ライト(011 012 013 022w 011)¥788-(本体¥750-)

エリクサー弦
ELIX-11600"ELIXIR BANJO POLYWEB LIGHT"¥1.160-(本体¥1.105-)
ビル・キース弦
MISC-0012 =BILL KEITH BANJO STRINGS ¥735-(本体¥700-)

ビル・キース御用達。特徴は1、2、5弦が同じゲージ。.011 .011 .015 .022 .011(ミディアム)。お勧めは珍しい4弦がブロンズのもの、ニッケルもあります。

●マンドリン弦
ギブソン弦
MISC-GBMS『ギブソン・ビル・モンロー・フォスファー・ブロンズ弦』(011 015 026W 041W) ¥1,260-(本体¥1,200-)

MISC-GSBS『ギブソン・サム・ブッシュ・モネル弦』(.011, .014, .025w, .041w)¥1,300-(本体¥1,365-)

ダダリオ弦
MISC-J74『ダダリオ・マンドリン・ミディアム』(011 015 026w 040w) ¥1,103-(¥1,050-)

MISC-J62『ダダリオ・マンドリン・ライト』(010 014 024w 034w) ¥1,103-(¥1,050-)

MISC-EXP74『ダダリオ・マンドリン・ライト』(011 015 026w 040w) ¥2,310-(¥2,200-)

コーティングされたフォスファー・ブロンズで驚異的に長持ちします。お勧めです。

GHS弦
MISC-A270『GHSマンドリン・フォスファー・ブロンズ弦』(.11 .16 .26w .40w) ¥1,050-(本体¥1,000-)

MISC-LS250『GHSマンドリン・シルク&スチール弦』(.11 .16 .26w .40w) ¥1,260-(本体¥1,200-)

エリクサー弦
ELIX-11500"ELIXIR MANDOLIN NANOWEB ライト"(.010 .014 .024W .034W)¥1.695-(本体¥1.615-)

ELIX-11525"ELIXIR MANDOLIN NANOWEB ミディアム"(.011 .015 .026W .040W)¥1.695-(本体¥1.615-)

●ギター弦
ダダリオ弦
MISC-EJ11『ダダリオ・ブロンズ弦ライト』(012 016 024W 032W 042W 053W ) ¥945-(¥900-)

MISC-EJ12『ダダリオ・ブロンズ・ミディアム弦』(013 017 026W 035W 045W 056W )¥945-(¥900-)

MISC-EJ14『ダダリオ・ブロンズ・ブルーグラス弦』(012 016 025W 035W 045W 056W) ¥945-(¥900-)

MISC-EJ16『ダダリオ・フォスファー・ブロンズ・ライト』(012 016 024W 032W 042W 053W)¥1,183-(¥1,125-)

MISC-EJ17『ダダリオ・フォスファー・ブロンズ・ミディアム』( 013 017 026W 035W 045W 056W)¥1,183-(¥1,125-)

MISC-EJ19『ダダリオ・フォスファー・ブロンズ・ブルーグラス』(012 016 025W 035W 045W 056W)¥1,183-(¥1,125-)

エリクサー弦
ELIX-11052『エリクサー・ブロンズ・ライト』(012 016 024w 032w 042w 053w)¥1,696-(本体¥1,615-)

ELIX-11102『エリクサー・ブロンズ・ミディアム』(013 017 026w 035w 045w 056w )¥1,696-(本体¥1,615-)

ELIX-16052『エリクサー・フォスファー・ブロンズ・ライト』(012 016 024w 032w 042w 053w)¥1,875-(本体¥1,785-)

ELIX-16102『エリクサー・フォスファー・ブロンズ・ミディアム』(013 017 026w 035w 045w 056w )¥1,875-(本体¥1,785-)

●ドブロ弦
ダダリオ弦
MISC-EJ42『ダダリオ・ドブロ・マイク・オルドリッジ』(016 018 026w 035w 045w 056w)¥1,040-(本体¥990-)

MISC-EFT13『ダダリオ・ドブロ・ジェリー・ダグラス』(016 019 028w 036w 044w 056w) ¥1,497-(本体¥1,425-)

GHS弦
MISC-S1600『GHS ドブロ・ジェリー・ダグラス』(016 018 028W 036W 046W 056W)¥1,260-(本体¥1,200-)
●フィドル弦
ダダリオ弦
MISC-H310『ダダリオ・ヘリコア』¥5,670-(本体¥5,400-)

細いスチールの繊維を撚り合せてガット弦に近い音色を引き出した、上級者からプロにも対応できる優れものです。

MISC-J810『ダダリオ・プレリュード』¥3,098-(本体¥2,950-)

スチール弦にしては落ち着いた音色です。

廉価弦
VP-30『バイオリン・スチール弦』¥1,050-(¥1,000-)

超廉価バイオリン弦です。

●オートハープ弦
オスカー・シュミット弦
MISC-AHB『オスカー・シュミット・オートハープ弦 Bモデル』¥1,2863(本体¥1,2250)
●ピック
MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』¥315-(本体 ¥300-)

 定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版。

MISC-0009『ジム・ダンロップ・フィンガーピック 025』¥158-(本体¥150-)

MISC-0029『ジム・ダンロップ・フィンガーピック 015』¥158-(本体¥150-)

MISC-9010R『ジム・ダンロップ・フィンガーピック・プラスチックM 』¥158(本体¥150)

MISC-0021『ジョン・ピアース・ビンテージ・サムピック』¥263-(本体¥250-)

MISC-0010『ジム・ダンロップ・サム・ピック』¥158-(本体¥150-)

MISC-0011『ナショナル・サム・ピック M』¥263-(本体¥250-)

MISC-GP10『ゴールデン・ゲイト・サムピック L』 ¥210-(本体¥200-)

MISC-GP11『ゴールデン・ゲイト・サムピック M』 ¥210-(本体¥200-)

MISC-GP12『ゴールデン・ゲイト・サムピック S』¥210-(本体¥200-)

●アクセサリー
HSC-60 ヒーロー・シャイン・クロス ¥630-(本体¥600-)

バンジョーの金属部部の手入れに便利!!この新しく、革新的なポリッシングクロスで愛器をピカピカに!!

輸入雑誌
(以下の4誌は英語版で、共にバックナンバーも豊富に取り揃えています。気になるアーティスト等の特集等についてはお問い合せ下さい。…調べる&知るの面白さをいかがですか)
■フラットピッキン・ギター誌
隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/ジャズまで。一冊でさまざまな奏法が学べる。
FGM-15.6 最新「2011年9~10月号」CD付きBook¥2,625-(本体¥2,500-)

Cotton Patch Rag/Walls of Time/I'll never Shed Another Tear/Lonesome Fiddle Blues 他全11曲

 毎秋のIBMAでずっと注目していた若手グラント・ゴーディをカバーストーリー、現在デビッド・グリスマン・カルテットに雇われた超天才ギタリストのインタビューとタブ譜"Channel One"ほか、初心者、リズム、リード、そしてモードやハーモニック・マイナーなど理論の入り口などを付属のCD音源とともに丁寧にフォローしてくれる、おなか一杯のフラットピッキン教則雑誌68頁!! 前号「2011年7~8月号」(FGM-15.5 ¥2,625-)は、2006年の全米フラットピッキン・チャンプでギター製作家でもあるマット・アーカラのカバーストーリーほか、また前々号「2011年5~6月号」(FGM-15.4 ¥2,625-)は、ティム・マグロウのギタリスト、ボブ・ミナーのカバーストーリーほか、有名スタンダード曲満載の68頁。なおバックナンバーは、FGM-14.3(2010年3/4月号)、FGM-14.2(2010年2/1月号)、14.1(2009年11/12月号)のみ在庫あり。

■ブルーグラス・アンリミテッド誌
米国の最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
BU-11/11 最新2011年11月号 ¥840-

 話題のボックスカーズとローランド・ホワイトのカバーストーリーほか、ルーラル・リズム・レコードとマイク・バブの特集ほか、米国ブルーグラス情報満載の64頁。

BU-11/10 2011年10月号 ¥840-

 アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションのカバーストーリーほか、フランク・サリバン&ダーティ・キッチン、ワイルドファイアー、ブルーグラス・タレント名鑑ほか。

■オールドタイム・ヘラルド誌
内容の濃いオールドタイム音楽専門誌。アメリカン・トラッド音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
OTH-1212 最新2011年8月/9月号 ¥1,260-

アール・マーフィーのキッチン・セッション、アンクル・スティーブ・キンボール(1852-1934)研究、のシンギング・カウボーイのパイオニアのジュール・アレン第2部特集ほか、情報満載の52頁。

OTH-1211 2011年6月/7月号 ¥1,260-

オールドタイムにおけるマンドリンの大特集のほか、シンギング・カウボーイのパイオニアのジュール・アレンほか、伝承音楽の情報満載の52頁。

月刊『ムーンシャイナー』
1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス月刊専門誌、28年目です。

■定期購読:1年¥6,000-半年¥3,300-

お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。

■ムーンシャイナー・ファイル:¥840-

ムーンシャイナーの一年分12冊を傷をつけずにファイルできるコクヨ製ロゴ入り特製フォルダー。

■バックナンバー:各¥525-。

下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。

MS-2901 最新2011年11月号(通巻336号)¥525-

サム・ブッシュとデル・マッカーリーのデュオをカバーにIBMAアワードショウ誌上完全リポートほか、斉藤ジョニーのメジャーデビュー!、吉津正司のマンドリン人生後編など特集のほか、日米ブルーグラス情報満載ですよ。

MS-2810 2011年8月号(通巻334号)¥525-

ブルーグラス・フィドルの典型を確立したケニー・ベイカー追悼のほか、ビル・モンロー・マンドリンの作り方前編、長崎のブルーグラス、カントリー音楽の歴史「ナッシュビルサウンドからベイカーズフィールド、カントリーロックへ」、手塚里美のマールフェス・リポート前編、永冨真梨のジム・ローダーデールの楽曲、ヘイゼル・ディッケンズ・トリビュートリポート、本間正敏WOBリポート⑨。

B.O.M.ご利用方法

ビー・オー・エムのニューズレターは会員制ではなく、商品の定期購買者に無料でお届けしています。一定期間、 弊社からの商品のお買上げがない場合、勝手ながらレターの発送をストップさせて頂きますので、ご了承下さい。

1). このニューズレターで紹介する商品は、ニューズレター発行時点で、すべて在庫しています。

2). ハガキやお電話、ファックス、Eメイル等で、封筒のお名前の下の6桁お客様コード番号とお名前と共に、ご希望の商品コードをお知らせ下さい。

3). 通常ご注文から1週間以内にはお届けします。ただ、レター掲載時には充分な在庫を心掛けていますが品切れになった場合、再入荷を期して発送が遅れる場合もありますのでご了承ください。

4). 基本送料は下記の通りです。

CD/DVD 全国均一、1枚¥180-、2枚¥210-、3枚以上、もしくは¥8,000-以上お買い上げの場合、送料全国無料!! (ただし、特定地域、特定商品などについては、別途加算の場合があります。お問い合せ下さい)

5). お支払は、品物を受け取られてから1週間以内に同封請求書(代金+送料+消費税)をご確認の上、郵便振替や銀行振込でお願いします。

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●池田銀行・宝塚支店=普通2330116

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ビー・オー・エム・サービスのホームページでは随時、最新入荷案内やニュースを更新しています。ニューズレター、在庫リスト、ムーンシャイナー誌バックナンバーなども紹介しています。最新情報の更新案内をメールでご希望の方はお申し出ください。

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