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   B.O.M.Newsletter #408 2014年10月20日

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  ■全国イベント・カレンダー
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新入荷作品解説  
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輸入雑誌   
   ■フラットピッキン・ギター誌
   ■バンジョー・ニューズレター誌
   ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
   ■オールドタイム・ヘラルド誌
月刊『ムーンシャイナー』   
B.O.M.ご利用方法    

 ☆☆☆ the26th Annual 秋の宝塚ブルーグラスフェスティバル ☆☆☆

●「秋の夜長、焚き火を囲んでブルーグラスを楽しみましょう」
(飲食売店あります。椅子持参をおすすめします。天候によっては屋内にて)

●2014年10月25日(土)昼すぎ〜10月26日(日)昼まで

●三田アスレチック&カナディアン大磯内ウッディホール

Tel:079-569-0024

●参加費 : ¥2,500(2日間通用、高校生以上)

(大部屋無料開放)。

●出演バンド受付

バンド出演希望は現地で3時からプログラムに自由書き込みで受け付けています。

☆☆☆ the26th Annual 秋の宝塚ブルーグラスフェスティバル ☆☆☆


IT'S ABOUT TIME/千日前ブルーグラスアルバムバンド/ラッシー/デイジーヒルなど予定
 
 今年もIBMA(国際ブルーグラス音楽協会)の年次総会「ワールド オブ ブルーグラス(WOB)」で開かれた第25回IBMAアワードショウでノースカロライナのバンド、バルサム・レンジが最優秀エンターテイナーを獲得した。多くの人にとって意外な受賞だったのではないだろうか? その結果は、確実に米国のブルーグラスのメインストリームが流動化しているということを示している。
 つまり2004年まで、重鎮のデル・マッカーリー・バンド(DMB)が1994年以来、9回のほぼ連続受賞(それ以前のホットライズとナッシュビルブルーグラスバンド、そしてDMB受賞しはじめてからのアリソン・クラウスやロンダ・ビンセントらの受賞もあるが)が終わった2005年、チェリーホームズの受賞以来、グラスカルズ(2度)、デイリー&ビンセント(3度)、スティーブ・マーティン&スティープ・キャニオン・レインジャーズ、ギブソン・ブラザーズ(2度)、そして今年のバルサム・レンジだ。
 1996年にビル・モンローを亡くした米国ブルーグラス界に、21世紀になって何が起こっているのか? とてつもなく大きくなった米国の「ブルーグラス」は明らかに、大きな転換点を迎えていると思うのだが……。そして日本ブルーグラスの未来はどーなるのか? 四半世紀、25年という歴史のひとつの区切り、節目を迎えたIBMAアワード、創刊33年目を迎えるムーンシャイナー11月号で考えてみたいと思っている。楽しく考察してみたい。

◆月刊ブルーグラスジャーナル「ムーンシャイナー」
 ムーンシャイナー最新10月号(\540-)は、ジェリー・ダグラス来日記念特集の最終版として「ジェリー・ダグラスとは?」でその人となりや音楽歴、北大OGのドブロ奏者、兼平愛弓「わたしがドブロに恋したワケ」でドブロの魅力を熱く語るほか、ハニークッキーズの最新作『Where is My Honey?』、新潟県庁のブルーグラスバンド「グラスピッカーズ」、高知のロンギングフォーザサウスランドvs神大ブルーナイツの父娘競演!「父と娘のイエローリバー」、小野田浩士バンジョー巡礼の旅V「ジョージ・バックナー訪問」、追悼・名古 悟、明治学院大学「荒川裕史」、日本ブルーグラス年表「1981年」へなどの特集と連載コラムほか、日米のブルーグラス事情満載!
 ■全国イベント・カレンダー
  以下、ムーンシャイナー誌9月号に寄せられたイベントです。なお、ここに掲載するのは、個別バンドのライブでは来日&国内バンドの遠征ツアーのみ、ローカルではフェスやコンサートなど企画物イベントのみです。それ以外のライブなどはムーンシャイナー誌上をご参照ください。
◆TARO & JORDAN
 超絶ブルーグラス・マンドリンと強烈アイリッシュビートのドロップDギターのオリジナルインスト・デュオ
10月21日(火)金沢、もっきりや w/Stanley Smith
10月22日(水)名古屋、TOKUZO with Stanley Smith
10月24日(金)Jordan- guitar workshop @Aki-san's
10月26日(日)東京、LIVE MAGIC!(Peter Barakan's)
総合(問)www.ann-grassroots.com
◆10月25〜26日(土、日)兵庫「宝塚秋フェス」三田アスレチック079-569-0024。25日15時〜翌昼。参加費\2500-(大部屋無料開放)。(問)BOMサービス0797-85-8384、info@bomserv.com
◆ジェリー・ダグラス・バンド来日
 ドブロ最高峰が4人編成バンドを率いて奇跡の来日!
10月25〜26日(土、日)東京、恵比寿ガーデンホール。「Peter Barakan's LIVE MAGIC」表4広告参照
10月27日(月)東京、ブルーノート。19時/21時半の2回公演、各前\7800-
10月28日(火)大阪、梅田クアトロ。18時開場19時開演。前\6500-。withピーター・バラカン&渡辺三郎
総合(問)クリエイティブ・マン03-3499-6669
◆やぎたこ
 ルーラルアメリカンな男女オールドタイム・デュオ
10月25日(土)小田原、ジーズキャフェ(0465-46-1808)
10月26日(日)修善寺、琴茶庵(0558-73-2313)
11月14日(金)町田、万象房(042-851-8875)
11月15日(土)大阪、石橋、アビリーン072-762-5353
11月22日(土)京都、嵐山、音や(075-862-1225)
11月23日(日)大阪、パールヴァティ(06-7501-9822)
総合 (問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp
◆11月1〜2日(土、日)愛媛「第26回朝倉ブルーグラス・フェスティバル」今治市朝倉下、緑のふるさと公園。1日前夜祭15時〜、参加費\4500-。2日は午前8時〜。(問)岩崎潤一090-3187-7622
◆11月8日〜9日(土、日)新潟「ウェストフラッシュ ピッキンパーティ」上越市・ゑしんの里記念館。問い合わせ先はBOMまで。
◆11月16日(日)神奈川「第38回ビッグ・マウンテン・オープリ―」伊勢原市民文化会館小ホール。11時45分、無料。丹沢マウンテンボーイズ、小田原BG研究会ほか。(問)http://www2h.biglobe.ne.jp/~foj/BMO.htm
◆11月20日(木)大阪「きたむらいづみ&フレンズ」千日前、アナザードリーム(06-6211-5759)。いづみスゥィートグラスの集大成特別ライブ。
◆11月23日(日)東京「新潟ブルーグラス4バンド合同楽旅!」銀座、ロッキートップ03-3571-1955。18時開場18時半開演、チャージ\2,000-
◆11月23日(日)鳥取「関学アメ民OBピッキンパーティ」米子、ハイハイピカドス0859-35-3377。関学OBピッカーズと地元/安来ピッカーズらと。一般参加歓迎。問い合わせ先はBOMまで
 ライブやイベントなどの情報はムーンシャイナーまで!
 新入荷リスト
 ■ブルーグラス新入荷ダイジェスト
  ROU-35772 EARLS OF LEICESTER CD(本体\2,450-) \2,646-

 ジョッシュ・グレイブズの完全コピーを試みるジェリー・ダグラス(db)が中心になって、アールにはチャーリー・クッシュマン(bj)、父ポール以上に切り込みの鋭いジョニー・ウォーレン(fd)、贅沢にもカーリー・セクラーにはティム・オブライエン(md, tenor v)、そしてジェイクよりは落ち着いているバリー・ベイルズ(bs)、そしてレスター・フラットに抜擢されたのがブルーグラスのマルチプレイヤーだが、カントリーのソングライターとして大成したショーン・キャンプ(gt)という面々。そんな彼らがアールズオブレスター(実在する英国の爵位をパロディ)、フラット&スクラッグスの中期サウンドを完全コピーする。われ、如何にレビュるか……?高校時代から「フラット&スクラッグス命」のわたし、先月来悩んでいるが、詳細はブルーグラス新入荷にて

  REB-7534 LARRY RICE『The Best of Larry Rice: If You Only Knew...』CD(本体\1,980-) \2,139-

 2006年、57歳の若さで中皮腫のため亡くなったライス家の長男、ラリー・ライスが1986〜2005年の間に発表した5枚の素晴らしいアルバムからのベスト16曲集。ラリーは1970年当時、ブルーグラスの中心地に西海岸カリフォルニアを持ち込んだ最初のひとりだった。ラリーがJ.D.クロウのバンドに持ち込んだフライング・ブリトーズやディランなど、そのフォークタッチのセンスをベースにした聴きやすいブルーグラスが一杯。1980〜90年代、われわれと同世代のラリー(1949年生まれ)が世に問うたサウンドは多くの人に故郷に帰ったような気分にさせるのではないだろうか? トニーの面影も浮かぶ優しいバリトンボイスとハッピーミディアムなブルーグラス。弟のトニーやサミー・シーラーやジェフ・パーカー、リッキー・シンプキンスほか、シャロン・ホワイトやバッサー・クレメンツ、ポール・フランクリンまで出てくる……さすが元ロンサムL.A.カウボーイ...!? 詳細はブルーグラス新入荷参照

  PATUX-258 RED ALLEN & FRANK WAKEFIELD『WDON 1963』CD(本体\2,450-) \2,646-

 フラック・ウェイクフィールドというモンローマンドリンを抱えて生まれてきた男と、レッド・アレンというロンサムテナーが泣き声代わりだったという男ふたりが組んだ録音は、それだけで「本物」のブルーグラスを感じさせる。この荒っぽい、ラジオトランスクリプションの「ブルーグラス」から聴き手が何を得るか……そのリズムとグルーヴに圧されて表現されるハーモニーとフランクのマンドリンにまとわりつくテクニックを越えた魂のようなものを通じて、これはいわゆるカントリーではない、本物の田舎精神を持つ「抑えがたい衝動」の発露である、と思う。詳細はブルーグラス新入荷参照

  REB-1859 JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS『Another Day from Life』CD(本体\2,450-) \2,646-

 絶好調のフィドル&バンジョーをイントロにはじまる気分のいいブルーグラスを1曲目に、わたしは待ちかねていたジョー・マリンズ&レディオランブラーズの最新作だ。父の代からブルーグラスDJを生業に、今やローカルラジオ局のオーナーにもなったジョー・マリンズの素晴らしいバンジョーとテナー。そして最初はラジオ局のイベント用に組んだローカルミュージシャン達との五人の標準編成バンドがメチャクチャ素晴らしい趣味のよい1970〜80年代を経たモダンブルーグラスを聴かせるお薦め作品。詳細はブルーグラス新入荷にて

  BSOL-002 BLUESIDE OF LONESOME『Take Me In Your Lifeboat』CD(本体\926-)\1,000-

 昨年に引き続き、オクラホマで開かれたインターナショナル・ブルーグラスフェス(バイロン・バーライン主宰=ムーンシャイナー2月号カバーストーリー)に今年も出演したブルーサイドオブロンサムの2枚目の7曲入り最新ミニアルバム。今作は、大評判だったという“Kentucky Waltz”をはじめ、坂本愛江のボーカルを軸にした女性ブルーグラスアルバムとしている。詳細はブルーグラス新入荷参照

  REB-1853 JIMMY GAUDREAU & MOONDI KLEIN『If I Had a Boat』CD(本体\2,450-) \2,646-

ジミー・グドローとムーンディ・クラインの最新第3作。マンドリン(+オクターブマンドリンとマンドラ)とギター、そして素晴らしいボーカルハーモニーでの1970年代のブラザーデュオというコンセプトがバッチリと決まった12曲集。1曲目に1978年のマール・ハガード“I'm Always On a Mountain When I Fall”を持ってきて、タイトルのライル・ラベット作品のほか、カーターファミリーがデビュー録音に選んだ"Bury Me Beneath the Willow"、ジミー・ロジャーズがマイク・オルドリッジの叔父エルスワース・コズンズと書いたという"Treasures Untold"でトラッドに敬意を評し、ディランの"One More Night"、ライトフットの"Did She Mention My Name"、ジェイムズ・テイラーの"Bartender's Blues"、ジョナサン・エドワーズ"Surrounded" ……。1970年代に花開いた、いわゆるシンガーソングライターの時代の素晴らしい素材をブラザーデュオという究極の最小アンサンブルで表現するセンスとさすがの技量に感服だ。詳細はブルーグラス新入荷にて

  ACD-82 DOC WATSON & DAVID GRISMAN『Doc & Dawg』CDR2枚組(本体\2,750-)\2,970-

 1998年3月22日、カリフォルニア州ワトソンビルのヘンリーメローセンターで収録されたドック・ワトソンとデビッド・グリスマン、そしてジャック・ローレンスの素晴らしいライブ24曲。これまでCDとDVDで発売されたものとは別の会場のライブ全容が初めて2枚組CD-Rとして発売だ。業務用の段ボールにカラーコピーのジャケットが貼られただけの製品だが、その音楽の中身にはいささかの手抜きもない素晴らしいもの。当時75歳、悠々自適の境地にあったドック・ワトソンと、53歳になってなおギラギラした音への執着の凄いデビッド・グリスマン……といった風に、わたしには感じられるのだが、その絶妙なアンバランスが秀逸なのだ。偉大なふたりのアメリカンルーツの巨人のブラザーデュオやブルース、ジミー・ロジャーズやジャズ・スタンダード、ブルーグラスのフラット&スクラッグスやビル・モンロー、そしてDGQの“EMD”まで全24曲、2ステージ108分に及ぶ当夜のライブがすべて、タップリと楽しめる。ブルーグラス新入荷参照

  REB-1857 JUNIOR SISK & RAMBLERS CHOICE『Trouble Follows Me』CD(本体\2,450-) \2,646-

 昨年のIBMA最優秀男性ボーカルを受賞、正統派トラッドグラスのボーカリストとして高い評価を受けるジュニア・シスクとランブラーズチョイスの最新作。脇を固める若い「ワナビーアール」ジェイソン・デイビスのニヤニヤにさせるバンジョー、19歳のマルチプレイヤー、ジョナサン・ディロンの歯切れいいマンドリン、5弦フィドルを趣味良く使うベテランのビリー・ホークス、そしてベースのジェイソン・トムリン。バランスのよく取れたバンドがジュニアのボーカルを盛り上げる。詳細はブルーグラス新入荷にて

 ■インスト新入荷ダイジェスト
  MCM-0018 ROB McCOURY『The 5 String Flame Thrower』CD(本体\2,450-) \2,646-

 遂に!ロブ・マッカーリー初ソロアルバムが発表だ。その名も「5弦火炎放射器!」、なんちゅうタイトルや!?というご感想もほどほどに……、全曲がスクラッグス、リノ、オズボーン、クロウなどの名曲カバーということからも察せられるとおり、ロブのバンジョー奏者としてのスタンスが明確な素晴らしい作品だ。つまり、トップアーティストにありがちなクリエイター志向よりも、大好きなバンジョーチューンに固執するバンジョー小僧の道を選んだロブ、エライッ!! バックはDMB、そしてJ.D.クロウと、なーんとなんと!ソニー・オズボーンが引退以来の初登場。そして2曲のボーカルには父デルとボビー・オズボーン。なんか、問題ありますか……!? 詳細はインスト新入荷参照 

  ROU-35773 MIKE AULDRIDGE, JERRY DOUGLAS, ROB ICKES『Three Bells』CD(本体\2,450-) \2,646-

 マイク・オルドリッジが1972年に発表した初ソロアルバム『Dobro』(現在、二枚目とともに1枚のCDとして発売、取り扱い中)は、1955年にフラット&スクラッグスに加入したジョッシュ・グレイブズによって拓かれたブルーグラスドブロの世界に大革命をもたらし、そののちのドブロは、それ以前とまったく異なった楽器となったと言っても過言ではない。そんな大革命を成し遂げたマイク、長い間ガンであることは知られたいたが2012年、ついに余命が尽きると判断されたとき、21世紀のドブロ界をリードするジェリー・ダグラスが、現在ブルーグラスドブロの第一人者ロブ・アイクスを誘って、すべてをマイク・オルドリッジのために捧げた素晴らしいアルバムを発表した。その名も「谷間に三つの鐘が鳴る(Three Bells)」、まさに3人の偉大な弦楽器のトーン追求者が現出した究極のドブロトーン集。楽器の種類を越えて、これほどに美しい弦楽器トーンが味わえるレコードは、そうはない! 弦楽器を愛するすべての方に、心からお勧めしたい秀作である。詳細はインスト新入荷にて

  NONE544735 CHRIS THILE & EDGAR MEYER『Bass & Mandolin』CD(本体\2,450-) \2,646-

 天才マンドリン奏者クリス・シーリの最新作は、ブルーグラス界にあたらしいコンセプトを持ち込んだベース奏者エドガー・マイヤーのデュオ最新第2作。高音域のマンドと低音域のベースが、その楽器の持てる可能性を世界最高級の「技」で縦横無尽に、目くるめく音世界へと誘う超強力デュオ。楽器の喜び、楽しさを、きわめて鋭利に伝えてくれるインスト集。詳細はインスト新入荷参照

  DNP-1326 DAVID NAIDITCH『Bluegrass in the Backwoods』CD(本体\2,450-) \2,646-

 デビッド・ナイディッチのクロマティックハーモニカを軸に、クリスチャン・ウォードとシエラ・ハルという2008年に来日ツアーしたふたりをはじめ、ロブ・アイクス、ステュアート・ダンカンとロン・ブロックらエースピッカーに加え、ジェイク・ワークマンという強烈な若いフラットピッカーやデニス・キャプリンガーらを脇に、ブルーグラススタンダードの中でも美味しい曲の数々に刺激的な音世界を創っている。詳細はインスト新入荷参照

  AMA-1090 MIKE MARSHALL & CHORO FAMASO『Segunda Vez』CD(本体\2,450-) \2,646-

 マイク・マーシャル、入魂の最新マンドリン作品は、フルートとギターとパーカッションにマイクのマンドリンが絶妙に絡む美しいカルテット、ショーロ・ファモーソとの共演、2004年以来の第二作。19世紀後半にブラジルのリオデジャネイロで生まれたというショーロ音楽のほぼ1世紀半の歴史を俯瞰するよなすばらしい作品集で、その凄いインタープレイが存分に楽しめるアコースティックインストの、ひとつの極致であろう。あたらしい刺激をお探しのマンドリンファンにはバッチリお勧め...!!! 詳細はインスト新入荷にて

  MCR-004 ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『Bright Munde』CD(本体\2,450-) \2,646-

 アラン・マンデの最新作は、マンドリニスト、ビリー・ブライトとの共演作。バンジョーとマンドリンだけの録音で、10曲のオリジナルと2曲のトラッド、そしてビルモンチューンの全13曲集。まったく衰えないマンデの創作能力と独自のクリアなメロディ構成がマンドリンとのデュオという変則的な組み合わせを、素晴らしくユニークな音世界にしている。1946年11月生まれというから今年、68歳にしてこの正確さと創作意欲には瞠目! 詳細はインスト新入荷参照

  BACM-457 DON HELMS『Plays Hank Williams and other Favourites』CD(本体\2,450-) \2,646-

 ハンク・ウィリアムズの伝説的なバンド、ドリフティング・カウボーイズのスティールギター奏者、ドン・ヘルムズ。1962年に録音されたハンク・ウィリアムズ曲集とカントリー名曲集、LPアルバム2枚をCD1枚に収めたインスト集。詳細はインスト新入荷にて

 ■カントリー新入荷ダイジェスト
  HOTR-7331 V.A.『A Tribute to Ernest Tubb: Thanks A Lot Texas Troubadour』CD(本体\2,450-) \2,646-

 アーネスト・タブ生誕100年を記念したハートオブテキサスレコードからのトリビュート作品。参加シンガーは、トニー・ブース、ジョニー・ブッシュ、ノーマ・ジーン、ジョージ・ジョーンズ、ダレル・マッコール、アンバー・ディグビー、フランキー・ミラー、ドッツィー、カーティス・ポッター、ドリー・パートン、ボビー・ルイス、ジョージェット・ジョーンズ、ジョー・ポール・ニコルス、ジョージ・ハミルトン4世の14人14曲。詳細はカントリー新入荷にて 

  BACM-458 GIRLS OF THE GOLDEN WEST『Vol.3: South of the Border』CD(本体\2,450-) \2,646-

 1930年代、ブラザーデュオのはしりに登場した女性ふたり、ミルドレッド(1913-)とドロシー(1915-)のグッド姉妹のポップなデュオ、ガールズ・オブ・ザ・ゴールデンウエストが1962年、50歳を迎えようという、歌い手としては最高の時期を迎えたときに素晴らしいギターリズムのみをバックに録音した素敵なスタンダードやカウボーイソング27曲集。詳細はカントリー新入荷にて 

 ジャンル別新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  REB-1859 JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS『Another Day from Life』CD(本体\2,450-) \2,646-

Now, The Summer's Gone/Every Road Leads Back To You/The Last Parade/Hymns from the Hills/Another Day from Life/May You Never Be Alone Like Me/Miss Molly/Johnson Island Prison/Blue Collar Blues/Eat, Drink, and Be Merry/Through A Coal Miner's Eyes/The Dearest Friend I Ever Had/Goin' Back To My Kentucky Country Home/Because He Lives.

 そもそもローカルラジオ局のイベント用に組んだバンドが、自費制作した第2作『Rambler's Call』(現在レベル社から発売中、\2,646-)が評判となり、以降1年ごとにギャラが倍増で各地からお呼びがかかって、今や全米規模の知名度とフェスラインアップを飾るようになったジョー・マリンズ&レディオランブラーズの最新第5作だ。父の代からブルーグラスDJを生業に、今やローカルラジオ局のオーナーにもなったジョー・マリンズの素晴らしいバンジョーとテナーをキーに、デュエイン・スパークス(gt)とマイク・テリー(md)のふたりのリードボーカルに、イバン・マグレガー(fd)、ランディ・バ―ンズ(bs)の5人編成。
 趣味のよいフィドル&バンジョー(基本をよく分かってるんだネ)をイントロにはじまる気分のいいブルーグラス“Now the Summer's Gone”を1曲目に、ダレル・スコット作“Every Road Leads Back To You”の気色いいモダンなアレンジがつづき、3曲目にローカルなブルーグスシンガーが書いた美しいバラッド“The Last Parade”では最後のバースでオーケストラが参加……。4曲目からはブルーグラスの伝統をキッチリと踏まえた素晴らしい新作、6曲目にはオズボーンブラーザーズとレッド・アレンのMGM時代をトリオハーモニーを髣髴させるハンク・ウィリアムズ“May You Never Be Alone”! そしてチョッとジャズスタンダード“Miss Molly”をキーオブ「Bナチュラル」のブルーグラスにしちゃうお茶目など……その後も次から次へとブルーグラスファンをくすぐりつつ、一般リスナーにも楽しみが一杯。とてもバランスの取れた大人のブルーグラス。
 いつからか、こういうタイプのバンジョー奏者に羨望を持つようになったか……いるでしょう?すぐ近くに、何をやらせてもソツなく、つまり王道を踏み外すことなく軽々と決めて、余裕の表情のバンジョー弾きが……! 楽器を持った瞬間に、「なんかオモロイことやったろう」って思ってしまうわたしのようなタイプとは違う。バンジョーという、下手をすると自意識過剰なデカイ音の楽器を持っていながら、知らぬ間に人一倍の努力で準備していて、どこかでキッチリとバンド全体のサウンドを計算できる……そう、ジョーのメンターであるソニー・オズボーンみたくヤツ。そんなジョーが、熟知するブルーグラス王道を見事なエンターテイメントにしているさすが百戦錬磨のDJ、秀作だと思う。
 これまでの作品もお薦めですよ、前作CD『They're Playing My Song』(REB-1849 \2,646-)よろしくネ……buy studio releases!! そうそう、彼らのDVD作品『Joe Mullins & the Radio Ramblers with special guests, the Centerville Alternative Strings』(RADIO-2013 \2,970-)もお薦めですよ。 

  ROU-35772 EARLS OF LEICESTER CD(本体\2,450-) \2,646-

Big Black Train/Don't Let Your Deal Go Down/I'll Go Stepping Too/Shuckin' The Corn/Till The End Of The World Rolls 'Round/Dig A Hole In The Meadow/Some Old Day/I Won't Be Hanging Around/I Don't Care Anymore/On My Mind/You're Not A Drop In The Bucket/Dim Lights, Thick Smoke/The Wandering Boy.

 ブルーグラスミュージシャンにとって、フラット&スクラッグスをカバーするというのは、モンローやスタンレー曲をカバーするというのとはまったく異なって、圧倒的に技術的な問題……、つまりモンローやスタンレーにおいてどちらかといえば重要視される精神性ではなく、フラット&スクラッグスの本道はその「フィール」にあるのではなく、各ミュージシャンの「キャラクター」にあると、わたしは思う。そのタイミングとテクニックをトコトン学んで、ブルーグラス楽器の相互作用が出し得るグルーヴ、できればポップなグルーヴをいかに生み出すかということに尽きると思っている。
 ジェリー・ダグラス(db)が中心になって、チャーリー・クッシュマン(bj)、ジョニー・ウォーレン(fd)、ティム・オブライエン(md, tenor v)、バリー・ベイルズ(bs)、そしてレスター・フラットに抜擢されたショーン・キャンプ(gt)という面々がアールズ オブ レスター(実在する英国の爵位をパロディ)、フラット&スクラッグスの中期サウンドを完全コピーする。高校時代から「フラット&スクラッグス命」のわたしにはこのアルバムの「良し悪し」はまったく分からないが、少なくとも全員の気持ちは大いに「善し」とする。ブルーグラスのみならず米国音楽界で名を成した彼らの勇気と愛情に、ただただ感謝するのみだ。ジェリーの言うように、「あたらしい世代の人たちがフラット&スクラッグス・サウンドの素晴らしさに気付いてくれれば」とても嬉しいのだ。
 とくにショーン・キャンプ。かつて来日したトニー・ライスやキース・ウィットリーほか、多くのボーカリストが「レスター・フラットの物真似」をエンタメの一部として披露してきた。それほどにレスターは特徴的な声とイントネーション、そしてボーカルを持っていた。希有なフォノジェニック(録音映えのいい)なレスターを真似ることを課せられたショーン、ジェリーの妻ジルの推薦というが(ムーンシャイナー9月号特集参照)うがった見方をすると絶妙の人選に違いない。オズボーンのフィドラーであったり、また本誌でカバーを飾った『Bluegrass Elvis』(2007年8月号)を発表したりしたものの、その実力のほどはステーションインを中心に知る人ぞ知るというミュージシャン。レスターのマネに正面から取り組むことや、そののちの評価に対する抵抗は少なかったはずだ。
 B.O.M.ニューズレターで紹介したジョニー・ウォーレンとチャーリー・クッシュマンが故ポール・ウォーレンに捧げた2枚のトリビュートアルバム(在庫はお問い合わせください)をきっかけに、ジェリーとティムというブルーグラス界の大物を迎えて生まれたフラット&スクラッグス・サウンド、それももっともその音が充実していた1954年から1965年までのレパートリーをコピーするこのアルバム、ニヤニヤしながら大いに楽しみたい。そして自分が彼らになったつもりでそれぞれの役回りを演じて欲しい。ただ、それ以上に、フラット&スクラッグスの凄さを、とくに10巻発売されているDVDを穴があくほど、何度も何度も観て、聴いて、各ブルーグラス楽器の「キャラクター」と、「アンサンブル」の本道を知っておいて欲しいと、50年間、フラット&スクラッグスを音楽観の中心においてきたわたしは、思います。
 使用楽器は、ギブソンRB-3(1930年製)とRB-3(1929年、ピットマン・カムチューナー装着)のバンジョー、マーティンD-28(1960)ギター、フィドルは父ポールがフラット&スクラッグス時代に使ってい使っていたシュタイナー(Stainer)ラベルのドイツ製、ドブロはジョッシュ・グレイブズの愛称「クリフ」と同様の1934年製オリジナルドブロの「Model 37」、マンドリンはナゲット「A Model」(1976、ティムの愛器)、リードギターにはギブソンJ-45(1942)、ベースはアメリカン・スタンダード(1955)、そしてソックリズムにはギブソンL-5アドバンス(1937)。いい楽器を使ったからといっていい音は出ないし、スーパーピッカーだからカッコいい音が出るわけではない。そこには一杯の愛情がなければ、いい音楽はできない……! これは、高校時代から「フラット&スクラッグス命」のわたしにとっては、とてもいい音楽だった。
 
  REB-7534 LARRY RICE『The Best of Larry Rice: If You Only Knew...』CD(本体\1,980-) \2,139-

Aunt Mary's Spring/Coo Coo's Nest/If You Only Knew/Rainy Day People/Without Mentioning Your Name/Never Meant to Be/Sunday Silence/Ol' Blue/Used to Be/Tinsel Town/Pretty Polly/Unemployment Line/Take My Ring from Your Finger/Hurricane Elena/Plastic People Town/Four Wheel Drive.

 弟のトニーやサミー・シーラーやジェフ・パーカー、リッキー・シンプキンスらのバックアップと、1970年代のハッピーミディアムなブルーグラスが、優しいバリトンボイスとともにとても心地良い、2006年、57歳の若さで中皮腫のため亡くなったライス家の長男、ラリー・ライスが1986〜2005年の間に発表した5枚の素晴らしいアルバムからのベスト16曲集。
 ラリー(1949-2006)、トニー(1951-)、そしてロン(1955-)のライス3兄弟、若くしてブルーグラスのホットベッド、バージニア州ダンビルからロサンゼルスに移住。父ハーブ・ライスや叔父フランク・ポインデクスターらはクリス・ヒルマンの創ったゴールデンステートボーイズにも参加するミュージシャン。3兄弟は同じ年頃のライ・クーダーやハーブ・ピーダソンらとローランドとクラレンスのホワイト兄弟の取り巻きとなり、ブルーグラス原理を学んだという。同時にL.A.の60年代後半、そこはカントリーロック(ブルーグラスロックといった方が当たってるが)が生まれんとする胎動期、実に刺激的な時代を刺激的な年齢で通ったわけだ。ラリーはそんな中でも、ひときわユニークなバンド、アントダイナーズ・キルティングパーティーに参加、1920-30年代のスタンダードをブルーグラス風ジャグバンドで演じローカルな人気を博していた。
 1970年(正確には1969年後半と思われる)、J.D.クロウのケンタッキーマウンテンボーイズ(のちにニューサウス)のドイル・ローソンがジミー・マーティンの誘いで転出、その後釜にボビー・スローン(元ケンタッキーカーネルズ)の勧めでラリーがケンタッキーにやって来た。しばらくしてドイルがギター奏者としてバンドに戻り、ここにきわめて重要なバンド、J.D.とドイル、ラリー、ボビー(bs)の4人組のケンタッキーマウンテンボーイズが誕生。つまり、J.D.とドイル・ローソンという、ジミー・マーティン直系バリバリのソリッドグラスとL.A.の匂いをたっぷり吸ったラリーが出会ったとき、そこにロックしたニューグラスとは別系列の1970年代ブルーグラスが生まれたと言える……とわたしは思っている。それが世界的に認められたのがラリーが抜けて、リッキー・スキャッグスとジェリー・ダグラスが加わりバンド名を改めたニューサウス、1975年の名作、いわゆる「0044」(日本では『Old Home Place』)だ。1971年秋にドイルがマンドリン奏者としてカントリージェントルメンに移籍、その後釜にブルーグラス・アライアンスから移籍してラリーの弟トニー・ライスが加わったことにより、サム・ブッシュが主導したニューグラスリバイバルやジョン・ダッフィとジョン・スターリングの提案したセルダムシーンとは違う、トニー・ライスの言う「ハッピーミディアム」なブルーグラスが誕生したとわたしは考えている。その立役者はトニーだったが、そのセンスの源は兄のラリーのL.A.体験だったはずだ。フライング・ブリトーズやディランなど、そのフォークタッチのセンスでシンガーソングライターの時代にソリッドブルーグラスで対峙したのだ。
 J.D.クロウとドイルやトニーとともに一時代を築いたのち1975年、オーヘルマンブラザーズバンドのギタリスト、ディッキー・ベッツのバンドに参加、1979年に音楽の世界から引退、そののちは建築関係の仕事をしながらソロアルバムやライス兄弟作品、またクリス・ヒルマンとハーブ・ピーダソンととのコラボなどで活躍をつづけていた。
 トラッドやビル・モンロー、ルービンズゴードン・ライトフットらのカバーに、7曲のラリーのオリジナル、珍しいトニー・ライスのボーカル曲オリジナルや、日本でも有名な競馬のオーナー自身が書いた「サンデイサイレンス」など、チョッとフォーキーなトニー・ライス・ユニット+バンジョーといった感じがとても心地良い。 

  PATUX-258 RED ALLEN & FRANK WAKEFIELD『WDON 1963』CD(本体\2,450-) \2,646-

Deep Elm Blues/Somebody Loves You Darling/You'll Always Be My Blue Eyed Darling/Pistol Packin' Mama/Will You Be Satisfied That Way/Old Joe Clark/Give Me the Flowers While I'm Living/I Guess I'll Go on Dreaming/I'm Blue and Lonesome Too/All I want Is You/Poor Ellen Smith/Alone and Forgotten/I Wonder Why You Said Goodbye/I Thought I'd Never Fall in Love Again/Sweet Sunny South/I Wonder If You Feel the Way I Do/Wayfaring Stranger/Little Rosewood Casket/Don't Laugh/Red Apple Rag/I Wouldn't Change You If I Could/Sing, Sing, Sing.

 1950年代のアーリーブルーグラスを胸一杯に吸い込んだレッド・アレン(1930-1993)とフランク・ウェイクフィールド(1934-)。ケンタッキー州ハザードというアパラチアのもっとも濃い文化が澱のように溜まっているイースタンケンタッキー出身(ムーンシャイナー誌3〜4月号「丹沢ブルーグラスのケンタッキー制覇ツアー」で紹介)のレッドが17歳の天才少年フランクと出会ったのは1951年という。翌年から3年間、オハイオ州デイトンのバーを本拠地に活躍、バンジョーにはノーア・クレースという伝説的ピッカーだ。レッド・アレンとフランク・ウエイクフィールドのブルーグラスが、何故これほどに伝説化されるのか? それは1960年代、レッドはデル・マッカーリー同様に、ローカルな活動ながら、生身のハイロンサムを体現できる数少ないシンガーであったから、そしてフランクはビル・モンロー以上にモンローらしいマンドリンを弾くからなのだが、それ以上に、商業的な成功も大きな脚光を浴びることもなかったからでもあるだろう。
 レッドはフランクとの3年間の活動ののち、1956年オズボーンブラザーズのMGM社でのメジャーデビューに参加、人気を得るが1958年にデイトンに戻り、ジミー・マーティンのバンドに参加したり自身のシングル盤“New Camptown Races”(1957)の発表で高い評価を受けていたフランクと再コンビを組んでいる。しかし商業的な成功は収められず、フランクは1959年暮、あたらしい可能性を求めてフォークブームのただ中、首都ワシントンDC地区へ移住、翌1960年にはレッドも追いかけていく。そこで生まれたのがレッド・アレン、フランク・ウェイクフィールド&ケンタッキアンズ。そしてフォークウェイズの名盤『Bluegrass』(1964)だ(現在はレッド・アレン名義のCD『The Folkways Years 1963-1984』\2,646-として発表されている)。
 本作はちょうどその頃、ブルーグラス アンリミテッド誌の発行者で編集長でもあるピート・カイケンダルのバンジョーと、バンジョーのコンバージョンやセットアップ、リペアーなどのパイオニア、トム・モーガンを従えてDC郊外の街、メリーランド州ウィートンのWDON局の15分番組のために、カイケンダル家の地下にあるウィンウッドスタジオで録音されたもの(カントリージェントルメンの大名盤『Folk Session Inside』も同じ1963年、ここで録音されている)。
 フラット&スクラッグスで病欠のレスター・フラットのトラを務めることもあったというレッド、しかしその活躍の多くはオハイオ/ミシガン、そしてワシントンDCなど、アパラチアからの移住者が多い都会であったという。そこでレッドは、アパラチアの伝統を背負ったトラディショナルシンガーであり、同時にモンローのハイロンサムを理解した数少ないひとりだった。その上、レスターのファンなのだから、ブルーグラスシンガーとして言うことはない。
 一方のフランクは、スタンレーブラザーズやジミー・マーティン、グリーンブライアーボーイズに参加するも、あまりある才能は数々のソロ作品を生み、コードやアルペジオを基本に組み立てる数々のオリジナルは、すでに1963年のシングルでクラシック的な発想の“Rondo”という曲を発表、1970年代にはフラットピックと指の腹を利用した“Jesus Loves His Mandolin Player”というクラシックのソロマンドリンをシリーズで発表、交響楽団との共演もして21世紀の現在のブルーグラスマンドリン界の志向を先取りしている。その天才性と先鋭性、先駆性はデビッド・グリスマンが師と仰ぐことで知られている凄いマンドリン奏者なのだ。
 1962年12月にはカーネギーホールでフラット&スクラッグスがニューヨーカーを相手にコンサートを大成功させ(ブルーグラスライブの大名盤を生んだその知られざるリポートはムーンシャイナー誌2013年12月号と1月号参照)、そのときのF&S東部ツアーでのアールとの出会いがもとでビル・キースがビル・モンローのブルーグラスボーイズに都会人として1963年に参加、そのキースは翌1964年にレッドとフランクのアルバムに参加、前述のように日本(とくに関東地方)の学生に人気を博したカントリージェントルメンの大名盤もレッドとフランクの目の前で完成……、というように1963年は、ちょうどブルーグラスが都会を巻き込んで行った時代になる。そんなホットな大都会、米国首都ワシントンD.C.で、こんなに濃い田舎のソウルを演じていたという、その強烈なギャップが今も昔もブルーグラス最大の特徴であり、その強さのバックボーンである。……音楽の感性なんて、みーんな想像の産物で、聴く人の自由なものなんだから、何が本物で偽物かなんて、ありゃしない。で、そんなことは百も承知で、これが「本物」のブルーグラス!……なぁーんて!? 

  REB-1857 JUNIOR SISK & RAMBLERS CHOICE『Trouble Follows Me』CD(本体\2,450-) \2,646-

Honky-Tonked to Death/Don't Think About it Too Long/I'd Rather Be Lonesome/All I Have To Offer You Is Me/Our Darling's Gone/A Cold, Empty Bottle/What Am I Doin' Hanging 'Round?/Walk Slow/Frost on the Bluegrass/Gonna Make Her Mine/Jesus Walked Upon the Water/Trouble Follows Me.

 現在、ダン・ベイズリーと並ぶトラッドグラス最高の歌い手と言われ、昨年のIBMA最優秀男性ボーカルを受賞、正統派トラッドグラスのボーカリストとして高い評価を受けるジュニア・シスク、ランブラーズ・チョイスを率いての最新第五作。典型的ヒルビリーな自虐マンガをジャケットに、1曲目“Honky Tonked to Death”から12曲目の自作タイトル曲まで、なんとなくヒルビリー(田舎もん)の悲哀をテーマにしたような快調な作品。カーター・スタンレー“Our Darling's Gone”、マイケル・マーティン・マーフィーがカバーしてモンキーズやブルーグラス45のカバーした“What Am I Doing Hanging Around”、1969年のチャーリー・プライド“All I Have to Offer Is You”ほか、ヒットソングメーカーとなっているロンサムリバーバンドのロニー・ボウマンやブルーグラス発展のために私財を投じるディキシー&トム・T.ホールなど、最新のブルーグラスソングライターたちの曲が快調なブルーグラスで気持ち良く演じられる。
 すでにソロバンジョーアルバムを2枚発表(『Steppin' Out』と『Second Time Around』)、ケニー&アマンダ・スミスやブルーリッジ、グラスタウンなど確実なキャリアを重ねながらも、まだ25歳の「ワナビーアール」ジェイソン・デイビスの抑制とアイデアを効かしたバンジョーがとてもいい。そのスムースなロールの中にほんのチョッと、おじさんをニヤニヤさせるアールな発想を込めているのが嬉しいネ。
 19歳のマルチプレイヤー、ジョナサン・ディロンは7歳でフィドルを弾きはじめ、次にマンドリン、そしてギター、ベース、バンジョーとこなしていったという。13歳から各地のバンジョーコンテストで優勝、2010年にはマールフェスのバンジョー部門優勝、マウリーリバーではマンドリンのコンテストを制している。趣味はジャムだという……!?
 そのほか、5弦フィドルを趣味良く使うベテランのビリー・ホークス、そしてベースのジェイソン・トムリンが、決してやり過ぎずにしっかりとサイドを固める。ツービートを強調する若者ブルーリッジ系とは一線を画す落ち着いたブルーリッジ系のブルーグラスサウンドが心地良く響く中、ブルーグラスの伝統を踏まえたボーカルとバンジョーがとてもいい作品だ。
 ちなみに、2012年IBMAアワードで最優秀アルバムと収録曲の"A Far Cry from Lester & Earl"が最優秀ソングのダブル受賞したアルバム『The Heart of a Song』(REB-1845 \2,646-)のほか、2013年にIBMA最優秀男性ボーカルを獲得した『The Story of the Day That I Died』(REB-1851 \2,646-)など、若いジェイソン・デイビスを擁したアルバムがお薦めだ。

  REB-1853 JIMMY GAUDREAU & MOONDI KLEIN『If I Had a Boat』CD(本体\2,450-) \2,646-

I'm Always On a Mountain When I Fall/One More Night/Bury Me Beneath the Willow/Did She Mention My Name/Bartender's Blues/If I Had a Boat/Surrounded/Crawfishin'/Waltz For Anais/Treasures Untold/Grassnost/Where the Soul of Man Never Dies.

 ジミー・グドロー(1946-)とムーンディ・クライン(1963-)、1970年代のシンガーソングライター時代の名曲をブラザーデュオにしてしまうという美味しいコンセプトの最新第3作。
 1994年、歌は上手いし、ギターはすごいと30歳の若さで鳴り物入りでセルダムシーンに参加したムーンディ・クライン。しかし何故か1年で脱退、当時シーンのメンバーだった故マイク・オルドリッジ(db)とT.マイケル・コールマン(bs)とともに「チェサピーク」というバンドを結成、23年もシーンサウンドを支えたマイクの脱退は、すわシーンの内紛か!?と話題になったこともすでに遠い記憶だ。しかし、ジミーとムーンディのふたり、マイクの極上の音楽センスが選んだふたりのボーカルは、バンドとしての成功には至らなかったが、マイクをはじめ、1970年代の自由で、それでいて60年代とは違ったチョッと大人なポップな響きを持つ楽曲を見事に表現した。そんなコンセプトそのまま、亡きマイクの意を組んだようなポップな70年代!?のブラザーデュオ作品だ。
 (以下、新入荷ダイジェストと同じ解説)
 マンドリン(+オクターブマンドリンとマンドラ)とギター、そして素晴らしいボーカルハーモニーでの1970年代のブラザーデュオというコンセプトがバッチリと決まった12曲集。1曲目に1978年のマール・ハガード“I'm Always On a Mountain When I Fall”を持ってきて、タイトルのライル・ラベット作品のほか、カーターファミリーがデビュー録音に選んだ"Bury Me Beneath the Willow"、ジミー・ロジャーズがマイク・オルドリッジの叔父エルスワース・コズンズと書いたという"Treasures Untold"でトラッドに敬意を評し、ディランの"One More Night"、ライトフットの"Did She Mention My Name"、ジェイムズ・テイラーの"Bartender's Blues"、ジョナサン・エドワーズ"Surrounded" ……。1970年代に花開いた、いわゆるシンガーソングライターの時代の素晴らしい素材をブラザーデュオという究極の最小アンサンブルで表現するセンスとさすがの技量に感服だ。

  ACD-82 DOC WATSON & DAVID GRISMAN『Doc & Dawg』CDR2枚組(本体\2,750-)\2,970-

(Disc 1, total time 43:36)
Doc & Dawg /In the Pines/Long Journey Home/Step It Up and Go/Deep River Blues/Fiddle Tune Medley/Cora Is Gone/Stoney Creek/Sleep Baby Sleep/The Girl in the Blue Velvet Band/Kentucky Waltz/Black Mountain Rag.
(Disc 2, total time 60:33)
The Mayor Speaks/Roll In My Sweet Baby's Arms/The Greenville Tressle/Train Whistle Blues/Lonesome Moonlight Waltz/I'll Never See My Home Again/Ten Miles to Deep Gap/In the Jailhouse Now/Emd/Summertime/Bye Bye Blues/Take My Hand Precious Lord/Stories from Doc/Shady Grove/Frankie and Johnny.

 ドック・ワトソンは1923年(大正12年、関東大震災の年)生まれという、そのもっとも感受性豊かな10代半ばをスウィングジャズとブラザーデュオという、相反するような音楽文化が隆盛した時代、アパラチアの閉鎖社会に育った。しかし盲目であったことが、おそらく彼を盲学校のある都会に向かわせ、また様々なチャンスを与えられたのだろうか?奥深いアパラチア山脈に生まれながらその感性はジャズエイジからブルーグラスを生むに至るストリングバンド音楽の革命期に居合わせたことで磨かれたに違いない。もちろん、10ドルのギターを手に入れジミー・ロジャーズやカーター・ファミリーに憧れたという。
 故郷の人々とのストリングバンド音楽を楽しんだり、バスキンで稼いだりしていたが1953年、テネシー州ジョンソンシティでジャック・ウィリアムズのカントリー&ウエスタンスウィングバンドに参加、エレキギターを手にポップやスウィング、ロカビリーまで、自然体で演じていたのだろう(そのバンドにフィドラーがいなかったが、ダンスのためのフィドルチューンのリクエストが多く、ナッシュビルギタリストのグラディ・マーティンやハンク・ガーランドらを参考にエレキギターでフィドルチューンを弾くようになったという)。そして1960年、グリーンブライアーボーイズのマンドリン奏者ラルフ・リンズラーによって、フォークリバイバルの最中に見出され、そのアドバイスに従ってアコギとバンジョーを弾きクラレンス・アッシュリーのオールドタイム音楽の伴奏者として録音デビュー、1961年には初のニューヨーク公演を行っている。
 ちょうどその頃、ニューヨークでフォークリバイバルの恩恵を享受していた1945年生まれの若者、デビッド・グリスマンはリンズラーの薫陶を受けてビル・モンローに私淑、ジャグバンドやブルーズなどに触れながらレッド・アレンやフランクウェークフィールドらを通じてブルーグラスの本質に迫りつつあった。17歳のデビッドはリンズラーに伴われて1962年、ドックと出会う(後述)。マンハッタンのミッドタウンからハドソン川を越えて20kmのニュージャージー州ハッセンサックで、プロのトロンボーン奏者の父のもとに生まれ育ち、7歳でピアノレッスンをはじめが10歳のとき父を亡くし、音楽から離れるが12-13歳で再開、しばらくしてキングストントリオを通じてフォークソングを発見、ニューロストシティランブラーズを通じてトラッド音楽、そしてブルーグラスにのめり込んで行く。高校時代には11歳年上のラルフ・リンズラーと出会い、万事休す……
 ドック・ワトソンの音楽はアパラチア伝統の流れにあるものの、そのギターテクニックに見られるように非常に整理され、洗練されたものだ。そして何より人柄がにじみ出るボーカルが世界中のフォークファンに受け入れられた。朴訥ながら深い慈愛の籠もった声とそのクリアな発音も数多の南部のプリミティブなシンガーとの一線も画したのではないか? いわゆる音楽的な脅しというか、ギミックなどとは縁のない、ピュアなフォークアーティストとしてグラミー受賞8回という栄光は、ドック以外の誰もなし得ないことだろう。
 一方のデビッド・グリスマンの音楽は、モンローを通じたブルーグラスの真髄(1999年の来日では見事なスリーフィンガーバンジョーも聴かせた)、それは南部の魂とポリリズムが同居する複雑な技術を要求する……。つまり、都会育ちのユダヤ系アメリカ人であるグリスマンやリンズラーは当時、すでにブルーグラスの高度な音楽性に高い価値を見い出していたといえる。1960年代を通じてモンロー探求と同時にジャグバンドからサイケデリックロックまでを体験、1970年代にはブルーグラスの歴史に残るミュールスキナーバンドとオールド&インザウェイ、そして1976年にブルーグラスのコンセプトを飛躍的に別次元に運んだデビッド・グリスマン・クインテット(DGQ)でドーグ音楽を創造している。
 本作は“Sunnyside of the Mountain”に似たタイミングがグリスマン「らしい」ブルーグラス商品に仕上げている1曲目、普段あまり聴くことのないドックの遊び心が溢れ出し、つづく司会でふたりの出会いが語られる。「1961年か62年、ニューヨークでラルフ・リンズラーと妹と一緒に来た17歳の若者、ここにいる彼とジャムをしたんだ」というドックに、「わたしにプロとしての初めてのチャンスを与えてくれたのがあなただった」というデビッド。「チョッと待って、わたしはあのときプロじゃないよ。ステージで怖くて死にそうだったんだから」とドック。すると、「何をおっしゃる、あなたはいつもプロなんですよ!」と応じるデビッドに観衆は拍手を送る。
 そんな雰囲気の中で2曲目“In the Pines”、36年前にふたりが初めてステージで共演した曲ではさすがドックと唸らせるそのボーカル説得力に、デビッドのマンドリンとテナーボーカルが応える……。そこから続々とつづくブラザーデュオやブルース、ジャズ・スタンダード、ブルーグラスのフラット&スクラッグスやビル・モンロー、そしてDGQの“EMD”まで上記の全24曲、2ステージ108分に及ぶ当夜のライブ、偉大なふたりのアメリカンルーツの巨人のライブがすべて、タップリと楽しめる。
  BSOL-002 BLUESIDE OF LONESOME『Take Me In Your Lifeboat』CD(本体\926-)\1,000-

How Mountain Girls Can Love/Blue Ridge Cabin Home/Kentucky Waltz/Let Him Go on Mama/It's Mighty Dirk to Travel/Take Me In Your Lifeboat/My Oklahoma.

 笹部益生(gt)、加藤保久(md)、早川流吉(bj)、手島昭英(bs)、手島宏夢(fd)に紅一点のボーカリスト坂本愛江(よしえ)、関東を拠点にする6人組ブルーグラスの最新第2作7曲入りミニアルバム。昨年デビュー作『Let Us Travel On』(\1,000-)を手土産に、オクラホマで開かれたインターナショナル・ブルーグラスフェス(バイロン・バーライン主宰=ムーンシャイナー2月号カバーストーリー、\540-)に出演、今年も揃って渡米、出演したブルーサイドオブロンサム。
 今作では、若手のヒロムの歌うジョン・ハートフォードソング“Let Him Go on Mama”と笹部の“Take Me In Your Lifeboat”、そしてオクラホマに敬意を表したカントリーガゼットも取り上げていたテリー・ニューカーク作の名曲“My Oklahoma”のトリオコーラス以外の4曲を、昨年の渡米時に大評判だったという“Kentucky Waltz”をはじめ坂本愛江のボーカルを軸に、来日ブルーグラッサーから日本国歌といわれる“Blue Ridge Cabin Home”や“How Mountain Girls Can Love”などのスタンダードを取り上げた女性ブルーグラスアルバムに仕上げている。カントリーシンガーとしての歌唱力はナッシュビル録音のデビューCD作『Someday』(SKY-001A \2,570-)で証明済みだが(坂本愛江はムーンシャイナー2013年6月号特集参照)、ブルーグラスの超シンプルなメロディラインをどう昇華するのかが聴きモノ。ベテランピッカー勢の女性キーへの転換テギワもお楽しみ……!?

 ■インスト新入荷
  ROU-35773 MIKE AULDRIDGE, JERRY DOUGLAS, ROB ICKES『Three Bells』CD(本体\2,450-) \2,646-

Silver Threads Among The Gold/North/Till There Was You - Moon River/Dobro Heaven/Sunrise Serenade/The Perils of Private Mulvaney/The Three Bells/For Buddy/The Message/Panhandle Rag/I'm Using My Bible for a Roadmap.

 ジミー・ブラウンの生涯(生、愛、死)を美しいメロディに載せた名曲「谷間に三つの鐘が鳴る(Three Bells)」(1959年、ザ・ブラウンズによる大ヒット曲だが原曲は1945年作、のちにエディット・ピアフが有名にしたシャンソン)、この曲の持つシンプルだが重厚で荘厳な感動に満ちた普遍的なテーマをタイトルに、マイク・オルドリッジというブルーグラスドブロにトーンと奏法の革命をもたらした偉大なミュージシャンの最期を飾る素晴らしいドブロ三本のみによるアコースティックの究極インストアルバム。
 マイクを囲んで、そのマイクが世に問うた見事なトーンと優しいメロディを、ドブロ界の神様とまで言われるジェリー・ダグラス(今月来日)と現在ブルーグラスドブロのトッププレイヤー、ロブ・アイクスがひたすらにマイクのタッチを意識してフォローする美しい作品。タイトル曲にも参りますが、この一曲目から、もういけません……。1873年(明治6年)に出版され、絶大な人気を博したというポピュラーソング“Silver Threads Among the Gold”、年老いてゆく夫婦愛を讃美する曲の美しいこと! 三人三様のタッチに身をゆだねていると、自然に涙が出てきますよ、きっと。そして最後の曲がレノ&スマイリー名曲“I'm Using My Bible for a Roadmap.”まで、5曲のオリジナルに前述の3曲にウエスタンスウィング名曲“Pan Handle Rag”とグレン・ミラーもカバーした“Sunrise Serenade”、そしてなんといってもマイクがソロで聴かせるビートルズがカバーしたミュージカルからティファニーで朝食メドレー“Till There Was You - Moon River”の素晴らしいこと……!! ドブロというだけじゃなく、アコースティック弦楽器のある種、トーンとタッチが極められたギターの姿が楽しめる。
 なぜにドブロに、それほどのトーン/タッチが期待できるのか……? それはバンジョーと同様のある種、人為的な最左翼楽器(音の大きさを求めることによって金属を大胆に取り入れ、改造と改良を重ねた)、そしてその弾き方を見れば分かる。右手にメタルのフィンガーピックふたつとサムピック、そして左手には鉄の棒が一本だけ。そんな不自由な楽器、しかも絶対音感に挑戦するかのような「ビョーン」……。それがハワイで生まれ、南国に憧れたアメリカで、しかも南部アパラチア山間部でブルースとともに愛され、1955年にブルーグラス、いやアール・スクラッグスに出会って俄然ハップン、とんでもないレベルにまで達したのです。けれども、鉄で鉄弦をこすり鉄指で弾くというデリカシーのなさを何とかウットリするようなトーンにしたのがマイク! ここで聴かれるすべてのタッチにマイクの心が込められています。
 ハワイアンギターの誕生からドブロの歴史、そして発展に関してはムーンシャイナー誌「ジェリー・ダグラス来日記念特集」として8月号から10月号まで、3ヶ月連続でさまざまな角度から紹介しています。これを機会に、あなたも絶対、「ドブロファン!」。 

  MCM-0018 ROB McCOURY『The 5 String Flame Thrower』CD(本体\2,450-) \2,646-

Kansas City Railroad Blues/Blackjack/I've Lost You/Banjo Riff/Sugar Creek/Lime House Blues/Northwest Passage/Charlotte Breakdown/Jericho/Caracas/Foggy Mountain Chimes/John Henry/Siempre/We Could/Feuding Banjos.

 現在、世界最高のブルーグラスアンサンブルのひとつ、デル・マッカーリー・バンド(DMB)で27年間、バンジョーを弾きつづけたロブ・マッカーリー、遂に初ソロアルバムの発表だ!! バックアップはDMB(デルとロニー親子にジェイソン・カーターとアラン・バートラム)、そしてJ.D.クロウと、なーんとなんと!ソニー・オズボーンが引退以来の初登場。そして2曲のボーカルには父デルとボビー・オズボーン。決して我を出さず、自分なりに感じるメロディをやや硬質なバンジョーに載せて歌うロブ。
 上記のとおり全15曲、スクラッグス3曲、リノ4曲、オズボーン(未発表の“Jericho”含む3曲)、クロウ1曲の大名曲カバーのほかは、1曲目のトラッド“Kansas City Railroad Blues”、ウォルター・ヘンズレーの“Sugar Creek”、ラリー・パーキンス“Narthwest Passage”、そして父デル・マッカーリーの“Caracas”のみという徹底ぶりで、クリエイター志向よりも大好きなバンジョーチューンに固執する「バンジョー小僧」の面目躍如である。実際、あの体とゴツイ顔(失礼!)ながら、すごく謙虚で繊細な神経を持っていると感じるロブ、「録音した全曲をアルバムに入れました」という確信犯である(通常は多めに録音してできのいいモノをアルバムに選ぶ)。最後の曲に、兄ロニーのテナーバンジョーとの“Dueling Banjos”というのも気が利いたエンタメだ。
 IBMA最優秀フィドル奏者を昨年につづいて今年も合計5回目の獲得をしたジェイソン・カーター。来日した頃のヤンチャは影をひそめた紳士に変身!? ベニー・マーティンを髣髴させるその弓圧で弦を這うようにブルージィ―/ロンサムに歌う快感はスバ抜けてひつこい!!……のが大好きだ。“Foggy Mountain Chimes”ではベニーの完コピを聴かせてくれる。ロニー・マッカリーのマンドリンも絶好調、そして現代ブルーグラスリズムの基本でもある父デルとアラン・バートラム(bs)の創るドライブは完璧だ。そのほか、ゲストではブルーグラスパーカッションの第一人者!?ケニー・マローンが3曲、ペダルスティールギターのティム・サージェントが3曲、なにより、アールが書いた歌モノ“I've Lost You”でのボビー・オズボーンのホンモノさには恐れ入るし、“Siempre”でのマンドリンにはたまげる。そしてなんとボビーが歌う“We Could”ではソニー・オズボーンが久々に弾くバンジョーがイントロで聴かれるそのトーンのやわらかいこと……。ロブの謙虚な律儀さが、引退している頑固者のソニーを引っ張り出したのだろう、か?
 ロブのバンジョーとデル・マッカーリー・バンドの素晴らしさが堪能できるストレートなバンジョーインスト集である。 

  NONE544735 CHRIS THILE & EDGAR MEYER『Bass & Mandolin』CD(本体\2,450-) \2,646-

Why Only One?/Tarnation/The Auld Beagle/Big Top/Look What I Found/El Cinco Real/Friday/Monkey Actually/I'll Remember For You/It's Dark In Here.

 芸術家として世界最高レベルにあることの証明でもあるマッカーサー財団が贈る通称「ジーニアス・アワード(天才賞)」(学者や芸術家に自由に使える賞金約7千万円)に若くして選ばれたふたり、天才マンドリン奏者クリス・シーリと天才ベース奏者エドガー・マイヤーのデュオ最新第2作は、実に明快なタイトル「ベースとマンドリン」。高音域のマンドと低音域のベースが創る美しいメロディラインとビート、そして丁々発止のインプロバイズ作品。
 アパラチアンケルト的な美しいメロディが烈しく展開していく1曲目“Why Only One?”、2曲目にはブルーグラス的なパッセージとドライブを持つ“Tarnation”、つづく“The Auld Beagle”はクラシック的なアルペジオから組み上げられるインプロバイズ。そして4曲目“Big Top”ではマンドとベースの持つ器楽的能力とふたりの技術力と前衛発想でやりたい放題……など、全編すばらしい音の洪水とその音のあい間の静寂をトコトンお楽しみください。
 エドガーはクラシックベースを基礎として、確かテルライドのアイスクリーム店の前でバスキンしているところをベラ・フレックに発掘され、そのままそこでジャムしつづけたという。そののち1989年、ベラとサム・ブッシュ、ジェリー・ダグラス、マーク・オコナーとの5人で創ったギターレスのユニット「ストレングス イン ナンバーズ」でブルーグラス楽器のアンサンブルコンセプトを根底から組み直し、それまでのロックやジャズのノウハウが入り込んだニューグラスやドーグに、室内音楽/クラシックというまったくあたらしい可能性を持ち込んだ最大の功労者とわたしは思っている。現在、リンカーンセンターの室内楽協会メンバーであり、バンダービルト大学ブレアー音楽院教授で、名門カーティス音楽院や英国の王立音楽院の客員教授でもあるクラシック・ベースの第一人者だという。
 ブルーグラスマンドリンにブッシュ/グリスマン以来の革命をもたらし、ほとんどの若手ブルーグラス マンドリニストそのタッチや音質をフォローするクリス・シーリ、わたしはブルーグラスにビル・モンロー並みのインパクトを与えつつあると感じている。近年のクリスの仕事を挙げてみると、マイケル・デイブズとの超トラッドブラザーデュオ『Sleep with One Eye Open』(2011)、ヨーヨー・マとの室内楽『Goat Rodeo Sessions』(2011)、パンチ・ブラザーズのアルバム3枚目『Who's Feeling Young Now?』(2012)、そしてソロマンドリンでのバッハ『Bach: Sonatas & Partitas 1』(2013)……、どーですこの多才! クリスとエドガーはこのアルバム発表に合わせて9月17日から10月17日までの1ヶ月、その多くは芸術センターやシンフォニーホールなど、全米24ヶ所をツアーした。

  MCR-004 ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『Bright Munde』CD(本体\2,450-) \2,646-

Geezer Ride/G/Sad Eyes/Old Yellow Rocking Chair/Like Sonny/Tumblin'/Methodist Preacher/Jaybird/Hot Dog Dreams/Everybody Say Wow/Plurabelle/Red Fox in the Bush/Who Killed the Shanghai Rooster.

 1972年のカントリーガゼットのデビュー作で驚くべきバンジョースタイルで登場、スリーフィンガーとメロディックをジミー・マーティン風のソリッドなドライブであっけらかんと表現したアラン・マンデ(67)。そののち、ステリング社のバンジョーでトーンのあたらしい響きも紹介、その完璧なバンジョースタイルは多くのバンジョー奏者をその気(!?)にさせた。現在も意欲的に自費制作品を発表、中でも本作はマンデスタイルを満喫できる秀作。
 一方のビリー・ブライトは、バークリー音楽院在校時にベーシストのブリン・デイビスと出会いツーハイ・ストリングバンドを結成、そののち結婚、ピーター・ローワンらと活躍をともにするが(おそらく離婚して)地元テキサスを中心に着実な活動をつづけるマンドリニスト。シュアで硬質なトーンとバークリー卒(!?)らしいフレキシブルな対応能力で偉大なるアラン・マンデのユニークな音作りに貢献している。
 バンジョーとマンドリンのデュオというユニークなスタイルは、「ダグ・ディラードとディーン・ウェッブのふたりのジャムを聴きながらバンジョーを学んでいった私にとって、もっとも親しみのあるセットなんだ」というアラン、パーカッシブなふたつの楽器がケンカせず、それぞれの特色を生かして存在する面白い音楽を聴かせる。ブルーグラスという音楽が、バンジョーのスリーフィンガーをベースにして生まれたという説を当てはめても、納得のいく自由で才能あふれるオリジナル音楽の数々、ぶるネ―グラス楽器の限りない可能性を示してくれる秀作。マンデ、凄いぞ...!! 

  DNP-1326 DAVID NAIDITCH『Bluegrass in the Backwoods』CD(本体\2,450-) \2,646-

Bluegrass in the Backwoods/Gardenia Waltz/New Camptown Races/Lonesome Moonlight Waltz/Little Rock Getaway/Jerusalem Ridge/Old Dangerfield/The Smooch On the Porch - Bus Stop Reel/Dead Cedar Waltz/Jamboree/Montana Skies/Road to Columbus/Coquette/Faded Love.

 2005年のデビューソロ以来5枚目となるデビッド・ナイディッチ、ブルーグラスを中心にスウィングやケルティックな雰囲気も楽しませるクロマティックハーモニカ インスト作品。今作はクリスチャン・ウォードとシエラ・ハルという2008年に来日ツアーした若者ふたりをはじめ、ロブ・アイクス(db)、ステュアート・ダンカン(fd)とロン・ブロック(bj)らエースピッカーに加え、ジェイク・ワークマン(gt)という強烈な若いフラットピッカー(バンジョー奏者でもある)や大ベテランのデニス・キャプリンガー(bj)らを脇に、ブルーグラススタンダードの中でも美味しい曲の数々に刺激的な音世界を創っている。
 クロマティックハーモニカがキッチリと曲のアウトラインを示した後、たとえばシエラの“New Camptown Races”や“Old Dangerfield”、“Little Rock Getaway”、またロンのバンジョーでの“Jerusalem Ridge”や“Road to Columbus”、ステュアートの“New Camptown Races”や“Lonesome Moonlight Waltz”などなど、そして何よりも、来日時にすでに正統派ブルーグラスフィドルの次代を担うと噂された若いクリスチャンの成長ぶりやジェイクの火の出るようなブレークにウキウキする。ハーモニカ作品だけど、ブルーグラスインスト集として秀逸な作品である。 

  AMA-1090 MIKE MARSHALL & CHORO FAMASO『Segunda Vez』CD(本体\2,450-) \2,646-

Bole Bole/Simplicidade/Alumiando/E do Que Ha/Mistura e Manda/Sensivel/Queira-Me Bem/Sete Estrelas/Murmurando/Uma Noite No Sumare/Paraiso/Tenebroso/Evocacao de Jacob/Flores/Cine Baronesa/Sonhando/Bola Preta.

 「1870年頃にリオデジャネイロ(ブラジル)の地元ミュージシャンたちがヨーロッパのワルツやポルカ、ショティッーシュ(ボヘミア由来のスローなポルカに合わせた円舞=Schottische)、そしてModinhas(英語では検索できなかった)といった当時の流行音楽をベースに、アフリカ系ブラジル人の審美眼を通して生まれたショーロの歴史を俯瞰する作品である」という素晴らしいライナーノーツの書き出しではじまるマイク・マーシャルとショーロ・ファモーソの第二作、2004年以来の最新コラボ作品。
 第3世代ショーロの代表格といわれるジャコー・ド・バンドリン(1918-1969)の2曲(アメリカンなコード進行とドライブの感じられるアグレッシブなマンドリンが美しい)からスタート。3曲目には現代のショーロギタリスト、マウリシオ・カヒーリョの2002年録音というチャレンジングなスピードと音数の作品“Alumiando”ではマイクのアドリブが冴える。そのほか、1913年に創られたという“Tenebroso”から、この2002年作品まで、各世代のショーロ音楽を網羅、140年に及ぶショーロ音楽の歴史を演じつつ、「博物館に収める音楽ではない」という4人のショーロ・ファモーソ。その姿勢はブルーグラスと同様、つねに未来志向の音楽のようだ。
 もともとクラリネット/サックスフォンとピアノなど、クラシック畑の人たちからはじまったショーロの挑戦的な音数と感情表現は、もとよりアパラチアの農夫フィドラーや黒人バンジョー奏者の想像を絶する世界ではあるが、マイクの自由奔放な、ときおりはお茶目なアメリカンなフレーズと感情が、とても親しみを感じさせてくれる。今やアメリカン・マンドリンの巨匠とも言える地位を築いたマイク・マーシャル、最新の刺激的な音楽世界をどーぞ。 

  BACM-457 DON HELMS『Plays Hank Williams and other Favourites』CD(本体\2,450-) \2,646-

Your Cheatin' Heart/Mansion On The Hill/Wedding Bells/You Win Again/Half As Much/Take These Chains From My Heart/Jambalaya/Hey Good Lookin'/I'm So Lonesome I Could Cry/There'll Be No Teardrops Tonight/Cold Cold Heart/Kaw Liga/I Can't Help It/I Walk The Line/Window Up Above/I'm Walking The Floor Over you/Gone/Bouquet Of Roses/Fireball Mail/Four Walls/Fraulein/I Can't Stop Loving You/Send Me The Pillow You Dream On/Wild Side Of Life.

 ハンク・ウィリアムズの伝説的なバンド、ドリフティング・カウボーイズのスティールギター奏者、ドン・ヘルムズの1961〜62年に録音、スマッシュレコードから『Steel Guitar Sounds Of Hank Williams』と『Steel Guitar Plays All Time Favorites』のLPアルバム2枚で発表された全24曲。ドンのむせび泣くシンプルなスティールを軸に、コーラスグループを含む当時の典型的な「ナッシュビルサウンド」のバック。
 1927年アラバマの小さな農場生まれ(2008年、81歳で亡くなっている)。15歳のとき(1942年)にはレオン・マコーリフ(ボブ・ウィルスのテキサスプレイボーイズ)に憧れてシルバーストーンのラップスティールとアンプを買ったという筋金入り。しばらくして無名のハンク・ウィリアムズのバックを務めるが1945年に徴兵され、2年の兵役後1947年に除隊、スーパースター街道を歩みはじめたばかりのハンクだが、ハンクの出演先のルイジアナ・ヘイライドまでの距離で躊躇している内、1949年にナッシュビルのオープリでハンクの“Lovesick Blues”がブレーク、ドリフティング・カウボーイズに正式加入したという。(ライナーノーツには彼のスティールギターの変遷が詳しく記されている)
 ハンクが亡くなってからも活躍をつづけ、パッツィ・クライン“Walkin' After Midnight”、ストーンウォール・ジャクソン“Waterloo”、ルービン・ブラザーズ“Cash on the Barrelhead”、ロレッタ・リン“Blue Kentucky Girl”など、またジョニー・キャッシュのアルバムでも特徴的な「ドン・ヘルムズ・サウンド」を聴かせているという。近年次々とDVD化されるウィルバーン・ブラザーズ・ショウではバディ・スパイカーとともに素晴らしい演奏を聴かせる映像が楽しめる。 
 ■カントリー新入荷
  HOTR-7331 V.A.『A Tribute to Ernest Tubb: Thanks A Lot Texas Troubadour』CD(本体\2,450-) \2,646-

Walking the Floor Over You/Women Make a Fool Out of Me/Half a Mind/Drivin' Nails in My Coffin/Answer the Phone/Mr. & Mrs. Used to Be/Ernest Tubb Melody/Waltz Across Texas/Another Story/Slippin' Around/Just a Drink Away/Thanks a Lot/There's a Little Bit of Everything in Texas/May the Good Lord Bless and Keep You.

 レスター・フラットと同じ、今年生誕100年を迎えたアーネスト・タブへの、新旧カントリーシンガー14名によるトリビュート作品。ジミー・ロジャーズに憧れ、ロジャーズの未亡人の紹介でレコードデビュー、1941年に“Walking the Floor Over You”でブレークしたシンガーソングライターのアーネスト・タブ(1914-1984)。そののち1943年にナッシュビルのグランドオールオープリに迎えられ、「テキサス・トルバドゥール(Troubadour、中世ヨーロッパの吟遊詩人たち)」という自身のニックネームを冠したバンドを結成、シングルストリングのギター奏法でタブサウンドを形作ったというジミー・ショートやスティールギターの普及に貢献したジェリー・バードら優秀なナッシュビルミュージシャンを配し、そのサウンドがカントリーの王道といわれる典型的なホンキートンクサウンドを創っていったとされる。
 参加シンガーは上記の曲目順に、トニー・ブース、ジョニー・ブッシュ、ノーマ・ジーン、ジョージ・ジョーンズ、ダレル・マッコール、アンバー・ディグビー、フランキー・ミラー、ドッツィー、カーティス・ポッター、ドリー・パートン、ボビー・ルイス、ジョージェット・ジョーンズ、ジョー・ポール・ニコルス、ジョージ・ハミルトン4世の14人14曲。エレキギターにはチャーリー・ウォルトン、ピート・ウエイド、ディブ・ビラー、リバイ・ミューレン、ジョー・マニュエル、ピアノにT.ボンタ、フロイド・ドミノ、ハーガス・ピッグ・ロビンズ、ペダルスティールにディキー・オーバービー、ジミー・ロースバーグ、ダグ・ジャーニガン、リック・プライス、フィドルにはボビー・フローレス、レジー・ルーファ、フート・へスターらにベース、ドラムス、リズムギターなど、新旧のナッシュビルと的歳のミュージシャンたちが手堅いバックアップで今風のホンキートンクサウンドを聴かせる。 

  BACM-458 GIRLS OF THE GOLDEN WEST『Vol.3: South of the Border』CD(本体\2,450-) \2,646-

 1933年、モンローブラザーズがデビューする3年前、ビル・モンローの少し年下の姉妹ミルドレッド(1913-)とドロシー(1915-)のグッド姉妹のガールズ・オブ・ザ・ゴールデンウエストは、モンロー兄弟もダンサーとしてデビューしたシカゴのWLSナショナルバーンダンスに出演、そのポップなボーカルとハーモニーが評判を呼んで全米デビュー、そしてブルーバードへの録音。当時のノスタルジックなウエスタンブームに乗ってパッツィ・モンタナとともに「カウボーイの恋人」役を務めたという。
 本作はふたりだけで、ドロシー(ドリー)のリードボーカルとギターに、ミルドレッド(ミリー)がシンプルなクローズハーモニーをつけるだけだが、そのフォノジェニックなボーカルと、当時のB級ウエスタン映画にも使われたプロが創ったポップなメロディと相まって、シンプルなアーリーアメリカンハーモニーが堪能できる。“Bury Me Beneath the Willow”や“Yellow Rose of Texas”、“Beautiful Brown Eyes”など、何曲かのフォーク起源の曲もいい。
 本作は1964年から68年にかけてブルーボンネットから発表されたLPアルバム6枚から集められた27曲、50歳を迎えようという、歌い手としては最高の時期を迎えたときに素晴らしいギターリズムのみをバックに録音した素敵なスタンダードやカウボーイソング27曲集。BACM(英国カントリー音楽アーカイブ)からのシリーズの第3作。癒されるメロディとピュアな女性デュオハーモニーに包まれる……それだけの贅沢ですが、お薦めします。

  BACM-457 DON HELMS『Plays Hank Williams and other Favourites』CD(本体\2,450-) \2,646-

 ハンク・ウィリアムズの伝説的なバンド、ドリフティング・カウボーイズのスティールギター奏者、ドン・ヘルムズ。1962年に録音されたハンク・ウィリアムズ曲集とカントリー名曲集、LPアルバム2枚をCD1枚に収めたインスト集。詳細はインスト新入荷にて

 最近作/お勧め作、再入荷  (すでに新入荷で紹介済の作品たちです)
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品  (最新10月号、記事や特集などの話題作品です)
 10月号のカバーストーリーは今月来日の大物、ジェリー・ダグラス。その最新アルバムが同時発売で2枚、1枚はフラット&スクラッグスに捧げられた完全コピー作品『Earls of Leicester』(ブルーグラス新入荷参照)、そしてもう1枚は、ドブロファンのみならず、アコースティック弦楽器ファンにはぜひお勧めしたいマイク・オルドリッジというセンスとタッチで琴線を揺さぶるトーンに捧げられた『Three Bells』(インスト新入荷参照)。そのほかの特集関連作品は、以下の通りです。……ムーンシャーイナー誌の購読を何卒よろしくお願いします!!

  RCSI-1120 BROOKE & GEORGE BUCKNER『So Far from Forgetting: Mountain Ballads, Gospel and Banjo Tunes from North Carolina』CD(本体\2,450-)\2,646-

 小野田浩士バンジョー巡礼の旅V「ジョージ・バックナー訪問」で紹介されている、アール・スクラッグス本人に「君の右手が欲しい」と云われたというジョージ・バックナー。限りなくアール・スクラッグスに私淑する無名の超一級ミュージシャンにして、根っからのアパラチアの民である。2007年にクリス・シャープとティプトンヒル・ボーイズとして来日、スクラッグスフリークを恐怖に陥れたそのトーンはここでも健在。そのジョージが、グリーングラス・クロッガーズの一員として来日もした愛妻ブルックとともに、限りなく手作りの、肩の凝らない暖かい家庭の味がする……それでいてアールの音がするノースカロライナのブルーリッジマウンテン音楽デビュー秀作。本作中、ジョージのスクラッギストたるサンプルはアルバム最後のトラック“Bugle Call Rag”。このメロディのないアドリブだらけのスクラッグスチューンに自らのスクラッグスぶりを加えるこのスリル!……スクラッグスの完コピなどしてる内はまだまだ、真のスクラギストには程遠いのだゾ……!?
 ちなみにティプトンヒルボーイズのアルバムが二枚、『Lucky』(RC-120 \2,646-)と『Songs We Like』(RC-124 \2,646-)在庫しています。なおジョージの天然な音楽背景などについてはムーンシャイナー2007年5月号(MS-2407 \540-)に詳しい(2009年来日時のティプトンヒル・ボーイズ紹介は2009年3月号)。

  HCR-001 HONEY COOKIES『Where is My Honey?』CD(本体\1,388-)\1,500-

Where Is My Honey?/Travelin' Man/Solid Potato Salad/どこか/Middle of the Stairs/とびガエルのブルース/坂のある街/Owl Feather/屋根裏の糸車(Old Spinning Wheel)/それだけでハッピー。

 近年活躍が目覚ましい日本ブルーグラスのワカテたち。中でも2009年秋に結成、2011年にはデビューミニアルバムを発表、確かな足跡を残すハニークッキーズの最新第2作について10月号で紹介されています。。
 クロウハンマーをフィーチャー、オールドタイミーにシャッフルするフィドルと、トリオハーモニーで、「聴いた人があったかい気持ちで笑顔になる」ようなサウンドを明るく楽しく演じるタイトルの1曲目は手塚洋輔(gt)と里美(bs)の手塚夫妻の英語によるオリジナル。2曲目には洋輔のフィンガーピッキンでラグタイム調トラッドを手島宏夢(fd)が飄々と歌い、3曲目ではホットスウィングでフラットピッキンとホットフィドルをトリオハーモニーにはさんで聴かせる。そして秀逸な洋輔のオリジナル、「どこか」でのメランコリックな日本語詞とホンキートンクなフィドル、そしてなんとも可愛く気持のちいいボーカルのアンバランスが実に見事だ。
 そのほか、洋輔オリジナルのフラットピッキンインストやユーモラスな里美のカエルのラグタイム調ブルース、ドブロひくぞうこと小島真司を迎えた日本語オリジナル、ジョン・ハートフォードのカバー、そしてよくバンジョーインストで演じられる名曲「Old Spinning Wheel」に日本語詞をつけたノスタルジックな歌は宏夢を中心にトリオハーモニーがホッコリさせてくれる。そして最後には「それだけでハッピー」と、エレキを持ち出したスウィンギーなブルーグラスといった趣のハニークッキーズらしい作品で全10曲のアルバムを閉じる力作である。
 名古屋大学大学院在籍中、現在隆盛を誇る名古屋大学ブルーグラスを創部した手塚洋輔、そして現在八面六臂の活躍をつづける手島宏夢は、ともに父や母の伝統を継ぐブルーグラ2世。……日本もそんな時代になっているんだ。若手のブルーグラス、楽しみましょう!! 彼らのデビュー作の紹介はムーンシャイナー2011年10月号にて

 ■レビュー紹介作品  by Shin Akimoto
  REB-1846 LARRY SPARKS 『Lonesome and Then Some....A Classic 50th Celebration』CD (本体\2,450-) \2,646-

 ラリー・スパークス、デビュー50周年記念アルバム。ラルフ・スタンレー、カーリー・セクラー、ボビー・オズボーン、ジェシー・マクレイノルズ、それぞれと新録音でデュオを聞かせる他、アリソン・クラウス&ジュディ・マーシャルとのセイクレットも抜群。ビル・モンローとの秘蔵のデュオも収録。 
  SH-4105 BRYAN SUTTON『Into My Own』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ものすごいブルーグラスインストアルバム! 強烈ドライブに乗っての自由自在なアドリブに唖然。メンバーが弾くフレーズに次々と反応していく珠玉の時間……、サム・ブッシュ、ノーム・ピケルニー、ステュアート・ダンカン、グレッグ・ギャリソンという基本にトラベリング・マッカーリーズやビル・フリーゼルを迎えての至福のブル―グラス音曲集。
  PATUX-258 RED ALLEN & FRANK WAKEFIELD『The WDON Recordings-1963』 CD(本体\2,450-) \2,646-

 レッド・アレン&フランク・ウェイクフィールド、1963年のラジオ音源。
  MCR-004 ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『Bright Munde』CD(本体\2,450-) \2,646-

 カントリー・ガゼットのアラン・マンデとテキサスのマンドリンの名手、ビリー・ブライトのコラボレーションによる新録音。
  MFR-140329 DETOUR『Going Nowhere Fast』CD(本体\2,450-)\2,646-

 とても趣味の良い上品な(!?)という言葉がピッタリのベテランバンド、ディツアー(回り道)の最新作。紅一点のミッシー・アームストロングの圧倒的にキュートで美しい爽やかなボーカルに、無名だが30年選手のベテラン揃いがシュアで趣味の良いバックをつけ、いやが上にも盛り上げる上品な大人のブルーグラス。
  COMP-4633 FRANK SOLIVAN & DIRTY KITCHEN『Cold Spell』CD(本体\2,450-)\2,646-

 フランク・ソリバンの新譜はサム・ブッシュ、ジョン・コーワン他をゲストに益々、パワフルにスケールアップ。
 ■ブルーグラス最近作
  ROU-9170 BLUE HIGHWAY『Game』CD\2,573-(本体\2,450-)

 バンド結成20周年! 以来なんと!結成時と同じメンバー!!で、セルダムシーンに通じる聴きやすさが高い評価を得ている。変幻自在なフラットピッキンとソングライティングのティム・スタッフォード(現在のAKUSサウンドの土台を創ったと言われる)、透き通ったテナーボイスと趣味良く飛ぶマンドリンとフィドルのショーン・レーン(ドイル・ローソンのクイックシルバーやリッキー・スキャッグスのケンタッキーサンダー出身)、ブルーグラスドブロの第一人者となったロブ・アイクス、几帳面なジェイソン・バールソンのバンジョー、そしてティムとショーンと並ぶもうひとりのリードシンガー、ウェイン・テイラーのベース。すべての楽器が繊細に織りなすアンサンブルに囲まれて、東テネシー的アパラチア風トラッドグラスと、セルダムシーンのDCグラス的モダンさを兼ね備えた、スバ抜けたカリスマ的スーパーピッカー/シンガーがいるわけではないにも関わらずトップクラスのブルーグラスバンドとして20年間、着実な活動を続けるすばらしいバンドだ。
  COMP-4624 MICHAEL BARNETT『One Song Romance』CD(本体\2,450-) \2,646-

 1曲目からノーム・ピケルニー(bj)、クリス・エルドリッジ(gt)、ポール・コワート(bs)、そしてイーファ・オドノバン(v)というパンチブラザーズ人脈に、デドリーからのドミニック・レスリー(md)というメンツでの物凄い!演奏。ほかにティム・オブライエン、デビッド・グリア、マイク・バブらベテランたちや天才ルシャッド・エグルストン、サラ・ジャローズらを適材適所に配して12曲中インスト5曲、最先端からオールドタイムやケルトを感じさせる、全曲聴き応えが凄い21世紀ブルーグラス。15歳でジェシー・マクレイノルズのバージニアボーイズに参加、ツアーと毎週のオープリ出演という幸運なデビュー、そして東海岸ボストンに移りバークリー音楽院を中心に活躍、トニー・トリシュカ・バンドをはじめ現在はデビッド・グリスマン・セクステットとデドリージェントルメンのフィドラーとして活躍するマイケル・バーネットの超強力最新作。今月の一押し!超オススメの最先端グラス秀作、芸術の秋にお勧め、刺激的な音世界へどーぞ!! 詳細はニューズレター#407のブルーグラス新入荷
  DBFS-4427 DRY BRANCH FIRE SQUAD『Don't Forget This Song』CD\(本体\2,450-) \2,646-

 これ以上にないトラッドサウンドを標榜、本物のブルーグラス、その核心を哲学するロン・トーマソン率いるドライ・ブランチ・ファイアー・スクォッドの最新作は上記、「忘れてはいけない曲」集……。久々に聴く“All the Good Times Are Past and Gone”や“Highway of Sorrow”。ハイロンサムの極めつけ“Dark As the Night”やドック・ワトソンに書いたインスト“Watson's Blues”などの趣味のいいモンローソング。“I've Always Been a Rambler”や“Black Jack Davey”など素晴らしいトラッド、ボビー・オズボーン作のフラット&スクラッグス名曲“Pain in My Heart”のほか、最後の2曲、ロンの味わい深いマンドリンインスト“Uno”とDBFSの由来をジョークる“Stranger In a Strange Land”(ただし、あまりの田舎弁の高級ジョークで理解不能!?)まで、40年になろうというベテランバンドの深いコクと味を楽しませてくれる。
  PR-1503 NEWTOWN『Time Machine』CD(本体\2,450-)\2,573-

 J.D.クロウのニューサウスが育ったケンタッキー州レキシントンに生まれた、透明感のある美しくデリケートな女性ボーカル、ケティ・ペン・ウィリアムズ(f)を軸に、趣味のいいサウンドを創るニュータウンの最新第2作。夫のジュニア・ウィリアムズのバンジョー(うまい!)にボーカル、これまたともにケティのボーカルとフィドルと同様にバランスの取れた素晴らしいもの。ギターとボーカルのC.J.ケインがすばらしいオリジナル6曲(とてもいい!!)を提供、マンドリンのクリント・ハードも素晴らしい。ベースにはカナダからテリー・ポイリアー。“Handsome Molly”を下敷きにしたようなガイ・クラーク作の“Dubblin' Blues”は秀逸だ。ほかにレボン・ヘルムの“A Train Robbery”(ポール・ケナリー作)などのカバー。すばらしい女性と男性ボーカルに、今では当然のようなスーパーピッキンが素晴らしい若い新バンドだ。
  HESS-2014 CLAY HESS BAND『1』CD(本体\2,450-) \2,646-

 9歳でトニー・ライスの“Manzanita”を聴いてギターを弾きはじめたというクレイ・ヘス。超速フラットピッカーとしてリッキー・スキャッグスのケンタッキーサンダーからマウンテンハート、そしてシエラ・ハル&ハイウェイ111などで活躍したクレイ、前作CD『Rain』(HESS-2012 \2,646-)につづいて、自身のバンドとしてのデビュー作(BOMで紹介するのは第3作目)。チョッとハスキーで朴訥な感じのするボーカルと、現代フラットピッカーらしいコードの音色を繊細にまとめられたアンサンブルが、意外とあっさりとしたストレートブルーグラスで表現される、活きがいいけれど疲れない現代ブルーグラス。なお、マーティンギターがクレイ・ヘス・モデルD-18を製作しているが、ここではリック・ヘイズのギターをエンドース、使用しているという。

  RC-105 THE NEW TRADITION『Live: Keith Whitley, Jimmy Gaudreau, Jimmy Arnold, Bill Rawlings』CD(本体\2,000-)\2,160-

 1970年代の「もっともセンセーショナルなライブレコーディング!」のひとつだと、プロデューサーのわたしは信じて疑わない!?……秀作。若いけれど歌心溢れるキース・ウィットリー(gt)、ブルーグラスバンジョーに1970年代以降のグルーヴを初めて与えたジミー・アーノルド(bj)、そしてカントリージェントルメンとセカンドジェネレーションでマンドリン職人という立場を確立したジミー・グドロー(md)、そして8月9日に72歳で亡くなったビル・ロウリングス(bs)、そしてそして7月20日に55歳の若さで亡くなったわが友ロニー・フリーランドの録音、わたしが1978年にプロデュースした1973年のニュー・トラディション唯一の公式録音ライブです。この4人が創る、ブルーグラスバンドとしてのグルーヴと、何よりもあまりに凄いキース・ウィットリーのボーカル(その後、伝説的なカントリーシンガーとなる)によって組みあげられるアンサンブルを堪能下さい。詳細はレター#407のブルーグラス新入荷参照

 ■インスト最近作
  AMA-1086 DAROL ANGER『e-and'a』CD(本体\2,450-) \2,646-

 永遠のフィドル小僧、ダロル・アンガーがやってくれました!楽しい楽しい若手を集めたブルーグラスフィドル集!! デラ・メイのコートニー・ハートマン(g)、ギブソンブラザーズのジョー・ウォルシュ(m)、アンクル・アールやピーター・ローワン&トニー・ライス・カルテットで知られるシャロン・ギルクリスト(bs)、そしてブルーグラスとクロウハンマー双方を見事にこなすバークリー音楽院2012年卒、注目のルーカス・プール(bj)というメンバーで、ケニー・ベイカーやジョン・ハートフォード作をはじめ、さまざまなタイプのフィドルチューンを縦横無尽なアレンジで聴かせる、楽器好きな人にはたまらない楽しい音遊び! ニュースレター$407のインスト新入荷参照

  PATUX-256 RUSS CARSON『Avenue of the Giants』CD(本体\2,450-) \2,646-

 1978年製ゴールドスター「GF-100W」を宝物のように弾くラス・カ−ソン、現在リッキー・スキャッグス&ケンタッキーサンダーのバンジョー奏者、最新第2作である。本作はケンタッキーサンダー加入前のバンド、オウディ・ブレイロック&レッドライン在籍時代、ツアーをともにしたバンド全員(オウディgt、ジェシー・ブロックmd、パットリック・マカビニューfd、ジェイソン・ムーアbs)とゲストボーカル(エディ・ローズ、ダレル・ウェッブ)にリードギターゲストのケニー・スミスらと創ったという気合いのこもったトラッドグラス集。J.D.クロウ→→トム・アダムズとつづくゴールドスター神話の若き継承者、クロウハンマーも良くするオールドタイミーな環境で育った第3世代のトラディショナリストのブルーグラスの本質を演じる真面目なバンジョーアルバムだよ。詳細はレター#407のインスト新入荷参照

  PATUX-250 V.A.『The Patuxent Banjo Project: The Best of Washington DC/ Baltimore, MD/Northern VA/ Southern PA』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-

 1950年代から70年代にかけて、米国の都会で初めてブルーグラスが受け入れられた地方は、いわゆる「DCグラス」という呼ばれ方をした米国首都地域である。カントリージェントルメンからセルダムシーン、そしてリッキー・スキャッグスやエミルー・ハリスを育んできた同地の、実に多彩!さまざまなバンジョー奏者――エディ・アドコック、ビル・エマーソンからポール・ブラウン、キャシー・フィンクからラス・カーソンまで40人のバンジョーミュージックが次から次へと楽しめるバンジョーインスト秀作。詳細はニューズレター#406のインスト新入荷参照。

  MH-1523 DANNY ROBERTS 『Nighthawk』CD(本体\2,450-)\2,646-

 現在グラスカルズに在籍だが1988年、ニューグラス・リバイバルの向こうを張ったスーパーピッキンが売りのニュートラディションというバンドで活躍、その圧倒的なテクニックとスピードで一部の楽器テクマニヤに注目されたマンドリン奏者ダニー・ロバーツ、前作『Mandolin Orchard』(2004)につづく、最新マンドリンインスト第二作である。
 2004年、ザ・グラスカルズの創立メンバーとして本作のコアバンドは、グラスカルズ仲間のクリスティン・スコット・ベンソン(女性らしいタッチの見事なスリーフィンガーバンジョー)、トニー・レイ(ブルーマフィアを率いる凄腕ギター!)、そしてバルサムレンジのティム・サーレットのベース。ゲストにはサム・ブッシュ、マイク・コンプトンとロニー・マッカーリーらのマンド仲間、オウブリー・ヘイニー、ジミー・マッティングリー、アダム・ヘインズのフィドル隊。また若手バンド、フラット・ロンサムのバンジョー奏者ポール・ハーリギルのギターとベース奏者ドミニク・イリングワースも参加。そしてアリソン・クラウスのヒットで知られる“Oh Atlanta”を歌うのは、かつてペティコート・ジャンクションで活躍した妻アンドレア。もう1曲ゴスペル“I Went Down A Beggar”では12歳の娘も参加して素晴らしいハーモニーを聴かせ、最後にはその娘ジェイリーが見事!なソロ“How Great Thou Art”で最後を閉める。
 1曲目からモンロー風ストンプから最後の12歳のバカ上手ボーカルまで、現在ナッシュビル最良のアコースティック/ブルーグラスのトーンとアンサンブルを聴かせるマンドリン好きには堪らないどしょ?インスト秀作。

 ■オールドタイム/フォーク最近作
  OMNI-1625 PETER ROWAN『Dharma Blues』CD(本体\2,450-) \2,646-

 ピーター・ローワンという偉大なブルーグラスシンガーにして、自由な魂を持った希有なシンガーソングライターが、インドと日本で書いた曲をまとめて発表した最新作。1978年発表のデビューソロのジャケットカバーを意識した最新作は、ギリアン・ウェルチとのデュオ3曲のほか、ジョディ・ステッカーがバンジョーのほか、ウード、タンボウラ(タブラ)、サロドなどギリシャからインドにかけての古楽器をあやつり、ネパールのマノーズ・シンがバンスリと呼ばれるインドのフルートなどが雰囲気を盛り上げ、デイブ・イーズリーのペダルスティールやジェファーソンエアプレインやホットツナで知られるジャック・キャサディのベース、パトリック・コーテのドラムスが作るサンフランシスコのアメリカンサウンドに玄妙なサウンドを加味して、仏教徒でもあるピーターの見事なボーカルと精神を浮き立たせる秀作だ。詳細は#407のブルーグラス新入荷参照
  COMP-4631 V.A.『Dear Jean: Artists Celebrate Jean Ritchie』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-

 現在91歳のジーン・リッチー、アパラチアの炭鉱地帯ケンタッキー州ペリー郡バイパー生まれの偉大なトラッドフォークシンガーに捧げられた全37曲。ティム・オブライエン、ジョン・マカッチェオン、スージー・ボーガス、キャシー・マティア、サム・アミドン、ステュアート・ダンカン、ブリン・ブライトによって録音された驚くほどトラッドな1曲目“Black Waters”(アパラチア開発で汚染される水の歌)からジーン自身の“The Peace Round”まで、マウンテンダルシマーやオートハープなどとともに、ピート・シーガー、ジュディ・コリンズ、サム・アミドン、ジャニス・イアン、ペギー・シーガー、キャシー・フィンク&マーシー・マークサー、デイルアン・ブラッドリー&アリソン・ブラウンほか、明確なアパラチアからのメッセージを持った素晴らしいアメリカン・フォーク企画作品。詳細はレター#407のオールドタイム/フォーク新入荷参照

 ■カントリー最近作
  RCSI-1111 DOLLY PARTON『Blue Smoke』米国内限定CD(本体\2,950-)\3,186-

 さすがドリー、すばらしいオリジナル曲を中心にディラン“Don't Think Twice”(ブライアン・サットンのソロギターからのライトブルーグラス)やトラッド“Banks of the Ohio”(追加歌詞がいいしカール・ジャクソンとのデュオが感動)ボンジョビらのカバー。バックにはグラスカルズ、ジミー・マッティングリーやランディ・コーアズ、ステュアート・ダンカンやスコット・ベスタル、アイザックスのコーラス……。ケニー・ロジャーズやウィリー・ネルソンらとのデュオでのナッシュビルサウンドもあるポップだが、全部が全部、すごいすごいドリー!パートン!! 米国内販売のみの4曲ボーナスの全16曲集。詳細はレター#404のカントリー新入荷参照

  FIDDLE-103 QUEBE SISTERS BAND『Every Which-a-Way』CD(本体\2,450-) \2,646-

 テキサス州フォートワース出身の美人三姉妹のトリプルフィドルとトリオハーモニーがウキウキ楽しいウエスタンスウィング!のクエビー・シスターズ最新第三作。ムーン・マリカン、フレッド・ローズ、ハンク・ウィリアムズにトンプソンなどの王道……そして何故かアンディ・スタットマン!!やビル・モンローなどのカバーを中心にジョーイ・マッケンジー(g)のソックリズムとゲビン・ケルソー(bs)のリズムに乗っかって、フィドルを主役にテキサスミュージックの明るく楽しく元気よく!で爽快な秋空のような作品。詳細はレター#407のカントリー新入荷参照

  BCR-040 FELLER & HILL 『Here Come Feller & Hill Again』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ブルーグラスとクラシックカントリー(1940〜1960年代のホンキートンク系カントリー)の双方には明らかな使用楽器とサウンドの違いこそあれ、底辺に流れる生活感覚や文化には大きな差はない。フェラー&ヒルはそんなギャップを見事に埋める素晴らしいバンド。ファロン・ヤングの“Forget The Past”やディレイニー&ボニー“Never Ending Song of Love”、ベンチャーズの“10番街の殺人”などや、バッカルーズに愛を込めた“Ballad of Buck and Don”などの楽しいアレンジなど全13曲、オールドファンを飽きさせない選曲も秀逸なブルーグラス作品だが、クラシックカントリーファン大絶賛のコンビである。 

  LDR-1007 SUZY BOGGUSS『Lucky』CD(本体\2,450-)\2,646-

 最近作『American Folksong Book』が、歌詞集も含めて大好評だったベテラン女性カントリーシンガー、スージー・ボーガスの最新作、今回はマール・ハガード曲集。都会的なインテリジェンスを感じさせるタイプのボーカルで歌われる濃いーいマール・ハガード(1937-)の世界観がとても新鮮である。保守的に見られがちなマール・ハガードだが、リベラルの代表であるジョーン・バエズやグレイトフルデッドもカバーするように、その歌にはフツーの人々の本当の生活が見事に歌い込まれ、しかもここにも収められている“Today I Started Loving You Again”や“Silver Wings”、“The Bottle Let Me Down”や“Sing Me Back Home”など全12曲のメロディも特別に美しい。
 カントリーソングのもっとも重要なのは、いかに物語を語る/歌うかということ。そしてそれをシンガーが全人格を現わして表現することだと、ムーンシャイナー2013年6月号と7月号のジョージ・ジョーンズ追悼特集で紹介した。1970年代にイリノイ州の田舎町で青春を過ごし、エルトン・ジョンくらいしか知らなかったスージー、大学時代にジェイムズ・テイラーやエミルー・ハリス、ボニー・レイットらを知り、卒業後に自費制作アルバムを作ったという彼女。1989年、彼女のメジャーデビューアルバムのタイトルが『Somewhere Between』というマールのカバーだったという彼女が歌うマール・ハガードのカントリーソング。泣きの入らないチョッとポップな彼女がいい……。

 ■映像もの最近作
  MH-1063D DOYLE LAWSON『Through the Years』DVD\3,990-(本体\3,800-)

 もう10年前になる2004年春、ドイル・ローソン&クイックシルバーが結成25周年を祝ったチョー豪華な記念コンサートから、全32曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像(ムーンシャイナー誌2004年9月号に詳細)の大ベストセラー。別名「School of Bluegrass」とも呼ばれるドイルの率いるクイックシルバー、本作では歴代のメンバーが一堂に会し、1980年代以降のブルーグラス主流派をリードしたスマートなソリッドグラスが、2004年当時の現役メンバー(ジェイミー・デイリー、バリー・スコット)のほか、つぎつぎと迎えるラッセル・ムーア、ジム・ミルズ、テリー・バウコム、スティーブ・ガリー、ジョン・ボウマンなどの歴代メンバーゲストとともに、現在最高峰のブルーグラスライブが堪能できる秀作ライブ映像集。 

  SHA-604DVD V.A.『High Lonesome: The Story of Bluegrass Music』DVD(本体\3,150-)\3,402-(カラー95分)

 ビル・モンローの語りで“Back in the days of my childhood, in the evening when everything was still...”とはじまる感動的な「ブルーグラス音楽の物語り」。「ブルーグラスとは何か……」、それを創ったブルーグラス第一世代の本人たちが証言するブルーグラス紹介のもっとも優れた作品とされる1991年、若き女性監督レイチェル・リーブリング脚本・監督の劇場公開ドキュメンタリー映画のDVD版だ。ブルーグラスの生まれた風景が、そして世界に広まる様子が、貴重な映像(1971年のモンロー&フラットの再会/仲直りシーンは感動だぞ)やサム・ブッシュ、ジミー・マーティン、アリソン・クラウス、故ジョン・ダッフィらへのインタビューと共に見事に描かれている。素晴らしいナレーションはマック・ワイズマン。字幕なしの英語版だが、ブルーグラス・ファンなら、必ず持っておきたい映画である。 

  BYGF-9122 V.A.『Herschel Sizemore: Mandolin in B, A Tribute to a Bluegrass Legend』DVD(本体\2,750-)\2,970-(カラー、55分)

 1979年、デル・マッカーリー初来日時のメンバーでの演奏とインタビューではじまる本編、ハーシャル・サイズモアという、ブルーリッジ地方のマンドリン界で圧倒的な影響力と支持を受けるミュージシャンズ・ミュージシャン。近年は「Key of B」のマンドリン名曲にしてジャムスタンダード“Rebecca”の作者として知られる彼が、夫婦揃ってガン宣告を受けたため2012年2月19日、仲間や彼を慕う若者たちが集まって開かれたベネフィットコンサートの模様と、彼の経歴や人となり、すなわちそのスムースさとトーンを紹介するビデオ。デル・マッカーリーやセルダム・シーン、ブッチ・ロビンスとジョン・ロウレス、サミー・シーラーと旧ジョンソン・マウンテン・ボーイズなど、9セッションによる演奏9曲と、パンチブラザーズとしてコンサートに出演していたクリス・シーリーをはじめ、デビッド・グリスマン、J.D.クロウやドイル・ローソンらのインタビュー(字幕なし)で構成された感動DVD。DVDの売り上げはハーシャル・サイズモア名義でブルーグラス・トラストファンド(IBMAが創設した互助基金)に寄付される。 

  CCD-PW23 V.A.『The Porter Wagoner Show Volume 23』DVD(本体\2,450-)\2,646-

 1960年から1981年まで、なんと686本の30分番組を残した「ポーター・ワゴナー・ショウ」、30分のTV番組6本をDVDにまとめた第23巻が今年新発売された。オープリランドのさまざまな施設で収録されたショウ(正味約22分)はポーターのウェルカムソングからゲストの歌、ポーターのバンド、ワゴンマスターズのインスト(マック・メゲーヘのフィドル、ブルース・オズボーンのエレキら)、レギュラー女性シンガーの歌(今作は1976年以降の作品で、ドリー・パートンに代わってレギュラーになったリンダ・ムーア)、ポーターの歌、コメディ、ポーターのゴスペル歌、そしてゲストの歌で終わる。ノスタルジックな古き良きカントリー、1970年代はじめのアメリカの田舎エンタメが詰め込まれた映像集。お宝があちこちで見つかる(!?)、現在24巻まで発表されているお宝映像、それぞれの出演者などは、お問い合わせください。本作、第23巻6エピソードのゲスト出演者はマックス・フェイガン、シェリル&テリル、マット・ダベンポート、サウンド70シンガーズ、ブレンダ・ケイ、マック・メゲーヘ・グループ。

  SHA-212D DAVID GREISMAN QUARTET『Classic Dawg』DVD(本体\3,150-)\3,402-(カラー、58分)

Cedar Hill/Dawg Funk/Minor Swing/Janice/Opus 38/Solo Base/Gator's Dream/Dawg Grass/Blue Midnight/Dawgology/Gypsy Medley/Dawg Jazz.

 1976年、衝撃的な来日と共に世界中のブルーグラス/アコースティック界にまったく新しい価値観と可能性を持ち込んだデビッド・グリスマン。ジャズ界で高い評価を受けていた1983年、モントリオール・ジャズ・フェスでのデビッド・グリスマン・カルテットの貴重なライブ映像。2回目の来日メンバーと同じ、ダロル・アンガー(f)、マイク・マーシャル(g)、ロブ・ワッサーマン(bs)を率いて次々と初期ドーグ音楽を聴かせる。
 なお、1976年に結成されて25年目の2001年、初期メンバーを集めデビュー盤全10曲を順に演じきり、さらに3曲を追加した全13曲ライブ78分ライブCD『DAVID GRISMAN QUINTET: 25th Year Reunion Concert』CDR(ACD-75 \2,646-)、またドーグ誕生30年を記念したムーンシャイナー特集号2006年5月号(MS-2307 \540-)でグリスマンとトニー・ライス特集などもお問い合わせください。

  VES-13058D TONY RICE『Video Collection』DVD(本体\3,150-)\3,402- (カラー、62分)

 1970年代以降のブルーグラス・ギターを根底から変えたトニー・ライスのフラットピッキン・ギターのスリルと興奮を1992年のマールフェスのライブ映像から編集した全15曲。現在は声につづいて手の障害でギターを弾けなくなり困窮していると伝えられるトニー・ライスだが、まだ歌も歌えた1992年の貴重な映像集。サム・ブッシュ、ベラ・フレック、ジェリー・ダグラス、マーク・オコナー、マーク・シャッツを引き連れたジャムは20世紀ブルーグラスの宝物!!1970年代ブルーグラス・ファンの必須アイテム! ちなみにムーンシャイナー誌では、2010年に発表されたトニー・ライスの自叙伝『Still Inside』(BOOK-46 \4,104-)の特集として2010年6月号(MS-2708 \540-)でトニーの1955年マーティンに関する特集、また昨年IBMA名誉の殿堂入りしたときの感動的リポートとスピーチは2013年11月号(\540-)がある。

  VES-13044 DOC & MERLE『An Intimate Documentary』DVD(本体\3,150-)\3,402-(カラー、85分)

 アパラチアの伝承音楽を世界中に知らしめた最大の功労者、ドック・ワトソン。一歳年下の親友、アール・スクラッグスを追うように亡くなったのは2012年5月29日、享年89。その人柄のにじみ出たクリアなギターピッキンと、何より慈愛に満ちたボーカルが世界中にアパラチアン・トラッドの素晴らしさを広めたのだ。そんなドックの絶頂期、コンサートやアットホームなジャムセッション、盲目であることを感じさせない日曜大工をしながらのインタビュー、古い写真や映像などを集めドックの音楽(16曲収録)と素顔に迫ったドキュメント秀作。1970年に収録されたTV番組がボーナス映像(Shady Grove/Peach Pickin' Time in Georgia/Black Mountain Rag/Tom Dooleyほか全8曲)。1985年10月23日、自宅農場のトラクター事故で亡くなった息子マール・ワトソンの思い出に捧げられた秀作映像ドキュメントは、「まるで近所に住む古くからの友人のように感じられる」と、地元紙が評したドック・ワトソンというミュージシャン/人間を活写した「Intimate(親密な)」映像の決定版!

  SHA-622D V.A.『You Are There - Classic Early Films of Legendary Performers 1952-1954』DVD(本体\3,150-)\3,402-

 そしてシャナーキ・歴史シリーズDVDの最新作は、1950年代中頃、なんと35mmカラーフィルムに収められたビル・モンローとブルー・グラス・ボーイズ!(ジャッキー・フェルプスg、チャーリー・クラインbj、アーニー・ニュートンbs、そしてトリプルフィドルにレッド・テイラーとゴードン・テリーとボビー・ヒックス)。このDVD作品は明らかに、この貴重なビル・モンローの映像6曲(ニコリともしない強面モンロー)、そしてハンク・ウィリアムスで現存するたった4曲の白黒フィルムを収めることを目的に作られたと思しき作品!(映像自体はすでにDVD化されたもの)。ほかに、スマートで溌剌としたベニー・マーティンの素晴らしい切れのフィドルが堪能できる“Me and My Fiddle”、そしてアイラとチャーリーのルービン・ブラザーズが2曲“I Don't Believe You've Met My Baby”、“Love Thy Neighnor”、グランパ・ジョーンズが奥さんのラモナと登場して5曲、あと、サム&カーク・マギー、ストリングビーン、ロンゾ&オスカーなど、意図的に当時流行のホンキートンク人気シンガーを加えずにオールドタイムの伝統に則したアーティストばかりを集めている。「アナタはそこにいた!」……60年前、ブルーグラスもカントリーも、ロックという世界規模の商業主義に見舞われる直前、まだ音楽がかろうじてラフなまま生きていた時代の超貴重なお宝必見ビデオ。
 ビル・モンローは前述のメンバーでDVDのオープニング“Close By”、テリーとヒックスのツィンフィドルとなり“You'll Finf Her Name Wreitten There”、そして画面に現れないがおそらくクラインがフィドルに持ち替えテリーとツィン、そしてボビー・ヒックスが素晴らしいバンジョー!を聴かせる“Little Georgia Rose”、モンロー、フェルプス、クラインのトリオで“A Voice from On High”、チャーリー・クラインがボビーとツィンフィドル、ジャッキー・フェルプスがなんと!ツーフィンガーで超高速バンジョー間奏を聴かせる“Roanoke”(ギタリスト不明)、そして“Swing Low Sweet Chariot”の6曲。1960年代以降、洗練されて行くテクニックとは裏腹に失われて行ったミュージシャンの個性が、この1950年代には縦横無尽に有効利用されている。ベーシストのドラムス不要のインパクトも凄い。2度と戻れない(再現すらできないだろう)あの世界、「アナタはそこにいた!」んだ。強力お勧めDVD!!

 楽器関連作品
 (楽器奏法や教則など、さまざまなご相談に関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましても、本体やパーツ/アクセサリーなど、ビンテージを含めて各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
 ■ギター
  GAT3-0608 KENNY SMITH『Return』CD\2,573-(本体\2,450-)

 フラットピッキン・ギターのあたらしい世界を、デビッド・グリアとともに開拓していくフロントランナーのひとりケニー・スミス、『Studebaker』(SH-3869 CD\2,573-)以来14年ぶり、2枚目の2011年作ギターアルバム。アダム・ステッフィ(m)、バリー・ベイルズ(bs)、オウブリー・ヘイニー(f)、ジム・デンマン(bj)の基本セットと、自身の1935年製マーティンD-18、同年製の珍しいギブソン・ジャンボのプロトタイプ、そして伝説的なノーマン・ブレイクの1933年製マーティン・シェイデッドトップD-28という名器3本を使い分け、さらにトラッド・フィドルチューン有名曲"Black Mountain Rag"や"Billy in the Lowground"、"Arkansas Traveler"、"Cumberland Gap"、"Leather Britches"などを軸にオリジナルを配した楽しい作品。フラットピッキン・ファンにお勧めの秀作。

 ■バンジョー
 (ムーンシャイナー連載のチチ松村「バンジョー祭り」、世界のバンジョー音楽をお見逃しなく!!)
  GT7-2151 ALLEN SHELTON『At His Best, Bending the Strings and Other Great Instrumentals』CD(本体\1,300-)\1,404-

 2009年11月21日に亡くなった偉大なバンジョー奏者、アレン・シェルトンを悼んで2010年に発表されたスターデイお宝録音10曲集。もちろん、あのチューナー多様の大名曲"Bending the Strings"をはじめ、2曲のジム・イーンズでの初期録音を除いてジム&ジェシーとの70年代のアテイラム録音をメインにした名録音集。ドブロ・バンジョー曲が4曲含まれる10曲だが、端正なスクラッグス・スタイルのスリーフィンガーにドン・レノ的な選曲/メロディセンスを加味、ブルーグラス・バンジョー史に名を残す偉大なアレン・シェルトンのノウハウが楽しめる。ムーンシャイナー2010年2月号に追悼特集「シェルトンのヒ・ミ・ツ」、同年3月号に典型的なシェルトン・ロールをタブ譜などで紹介した「シェルトン美学」などの特集もご参照ください。 

 ■マンドリン
  SAR-2253 BUTCH BALDASSARI『A Days in the Country』CD(本体\2,450-)\2,646-

 2009年1月、56歳の若さで亡くなったブッチ・バルダサリが1994年に発表した、自身のマンドリンを軸にナッシュビルのトップミュージシャンとの優しいトラッドをテーマにした作品。ジェフ・ホワイトとの“Little Rosewood Casket/Old Spinning Wheel”、マーク・シャッツとの“Angeline the Baker/Miss Macleod's/Little Rabbit”、ランディ・ハワードとの“Azalea Waltz”、マイク・バブとの“Pass Me Not”、フレッド・カーペンターとの“Black Mountain Aire”ほか、耳に馴染み易い曲を中心に、ブッチの美しいロイド・ロアが絶妙の指離れで鳴る超一流の音を聴かせる癒やし系インスト集!

  RCSI-1098 HOMER & JETHRO『Playing It Straight/It Ain't Necessarily Square』CD(本体\2,750-) \2,970-

 本作はカントリーコメディデュオとして知られるホーマーとジェスロが、1960年代にRCAに残した2枚のマンドリンジャズ・インストアルバムのCD化。ジェスロのマンドリニストとしての資質は、後にデビッド・グリスマンやサム・ブッシュによって再評価されたように、圧倒的な存在感で迫ってくる。限りなく廃盤に近い貴重盤につき、シビアなマンドリンファンは必携!!

 ■フィドル
  RC-113 JIMMY CAMPBELL『Pieces of Time』CD(本体\2,450-)\2,646-

 2003年、事故で他界したザ・サイドメンのフィドラー、ジミー・キャンベルが97年に、わがレッドクレイレコードから発表した最高作。マイク・コンプトン(m)、ロニー・マッカーリー(g)、ダナ・カップ(bj)、マイク・バブ(bs)らのバックに、ビル・モンローが参加、ビルの最後の録音でもある(モンロー最後の録音のひとつが日本のレッドクレイにあるって、ちょっと凄くない……!?)。"Down Yonder"、"Jenny Lynn"、"Soldier's Joy"他、すばらしいケニー・ベイカー系の正統派ブルーグラス・フィドル集。
  CO-2733 KENNY BAKER & BOBBY HICKS『Darkness on the Delta』CD(本体\2,450-)\2,646-

 1980年発表、ボビー・ヒックスとのツイン・フィドル集。ケニーがブルーグラス・フィドルに目覚めたのがビル・モンロー一連のツイン/トリプル・フィドルのインスト。そのボビーがビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズで1950年代に録音した"Roanoke"や"Panhandle..."などを含む、ちょっとスウィンギーでオシャレなツイン・フィドル集。バックアップはアレン・シェルトン(bj)、バック・ホワイト/ラリー・スレッジ(m)、ベニー・ウィリアムズ(g)、ロイ・ハスキーJr.(bs)というメンツ……。

 ■ドブロ
  RC-121 JOSH GRAVES『Just Joshin'』CD(本体\2,450-) \2,646-

 1963年に発表されたジョッシュ・グレイブス(1927-2006)とジェイク・ターロック(1922-1988)、フラット&スクラッグス時代の唯一のデュオ・アルバムが3曲の未発表インスト録音を含めて、わがレッド・クレイ・レコードから初CD化。バックにはカーティス・マクピーク(bj)、チャビー・ワイズ(f)、ハワード・ワッツ(bs)ら。ジョッシュのリードにジェイクのテナーのデュオ・ボーカル物と"Dobro Rhumba"や"Just Joshin'"など6曲のドブロ・インストで構成された超貴重な全15曲。ブルーグラス・ドブロ奏者必携/必聴/必写の1枚!
  ■ベース
  K2B2-3569 BUELLGRASS『All Strung Out. Adventures in Buellgrass』CD(本体\2,450-) \2,646-

 ジャズ・ベーシストのビュエル・ネイドリンガーが率いるビュエルグラスの1982年から2005年までの未発表曲集。ビル・モンローとセロニアス・モンクらの作品を演じた1曲目から4曲目は96年録音のダロル・アンガーとリチャード・グリーンらとの弦楽四重奏。99年録音の5曲目から7曲目はトラッドグラスやブラザー・デュオで、天才ダニー・バーンズ(bj)やロバート・ボウリン(f,m,g)との録音。2005年録音は、ルーシー・ドーンフェルドらとオールドタイムのクルーヴを弦楽五重奏にアレンジ。そして最後、11曲目から13曲は1982年の、アンディ・スタットマン、リチャード・グリーンらとのライブでの「ダニー・ボーイ」など。どこを切ってもスリリングでユニークな楽しい演奏が楽しめる。
 ■教則もの/ソングブック
  下記のほか、教則モノに関しては演奏レベル/ニーズに応じて、ご相談ください。また、スタッフは全員、ベテランのブルーグラスピッカーです。楽器やその周辺商品など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。
  MB-20145BD 『American Mandolin Method Vol. 1』BOOK+CD(本体\3,900-)\4,212-
MB-20146BD 『American Mandolin Method Vol. 2』BOOK+CD(本体\3,900-)\4,212-


 高校時代を日本で過ごしたブライアン・ウィックランドが、大ヒット教則本『American Fiddle Method』(MB-99471BD 本体\3,900-)につづいて発表した初心者向けマンドリン教本とCD。仲間である中西部のマンドリンのスーパーピッカー、ベン・ウィンシップをパートナーに、「最初にマンドリンを手にした」との想定で分かりやすくガイドする。ブライアンが曰く、「バイオリンと同じだけど、車のバックシートでも、ベッドに寝転がっても弾けるのが魅力!」というように、さしづめ日本では「コタツで弾ける」可愛い楽器マンドリン……ちょっとお気軽に、あなたもはじめて見ませんか?
 第1部では“Boil 'em Cabbage Down”(いわゆる「キャベツ」)から“Turkey in the Straw”(「わらの中の七面鳥」)まで、初心者に正しいマンドリンの弾き方を1から教える。第2部では“Liberty”から“Beaumont Rag”まで、正しく中級の曲に挑む。
 
  HL-307116 DAILEY & VINCENT『Songbook』book(本体\3,400-) \3,672-

Cumberland River/By the Mark/Girl in the Valley/Head Hung Down/I Believe/More Than a Name On a Wall/My Savior Walks with Me Today/On the Other Side/Poor Boy Workin' Blues/When I Reach That Home Up There/Winter's Come and Gone/Tears Ago.

 現在、サイコーのハーモニーを誇るデイリー&ビンセント、ギリアン・ウェルチとデビッド・ロウリングス作で彼ら最初のヒット曲"By the Mark"ほか、上記12曲のソングブック。ピアノ譜、ギターコード、そしてボーカル/ハーモニー譜のA4版72頁。 
  HL-306304 HANK WILLIAMS『Complete』Book(本体\3,800-)\4,104-

 偉大なシンガー/ソングライター、ハンク・ウィリアムズが生涯に発表した全128曲の作品をピアノ譜とギターコードを付けた304頁の歌集。
  RW-CTAB CLARENCE WHITE『The Essential Clarence White Bluegrass Guitar Leads』102頁Book+CD2枚組\6,930-(本体\6,600-)

 不世出の天才ギタリスト、クラレンス・ホワイトの教則本が兄、ローランド・ホワイトとその妻ダイアン・ボウスカの手によって2010年に完成。クラレンスの奏法の基礎となったクロスピッキンをみっちり学べる秀作。14曲のオリジナル録音CDと、ローランドやミッシー・レインズ(bs)によるリズム・トラックのカラオケCDの2枚組、そして各曲ごとにスティーブ・ポティアとマット・フリナーによる詳細な技術解説と楽譜とタブ譜。また、本書にローランドが書いたホワイト家とクラレンスや家族、そしてその音楽軌跡は、ムーンシャイナー誌2009年3月号から10月号まで、8回の連載で完全翻訳されている(各\540-)。
 楽器など
  BM-100N BLANTON ARMY NAVY SPECIALS (本体\23,000)\24,840-

これからの季節、こたつで手軽に楽しめる日本製廉価マンドリン。原型は第一次世界大戦の頃、戦闘の中、兵士が塹壕の中でデザインしたということからアーミー・ネイビーの名前が付けられたとされています。
楕円形のフラット・トップのボディにラウンド・ホール、350mmと若干、短めで軽量ながら、しっかりした音質です。ウクレレ並みの手軽さでメロディ・プレイもコードストロークによる伴奏もばっちりです。
トップはスブルースの合板、バック&サイドはマホガニー合板、ネックはマホガニー、指板はローズウッド、フィニッシュはナチュラルの他、ブラウンサンバースト、ブラック、ホワイトも有ります。
ソフトケース付。マンドリン初心者には最適です。お子様に持たせてファミリー・バンド・デビューなんかにも良いと思います。 
  LG-24VS Gary Levinson Greenbriar Guitar(本体\102,000-)\110,160-

 先日の大阪南港で開催されたサウンドメッセの際に代理店のホスコのブースで手にとってとても印象に残った、スイス人ギター・製作家ゲイリー・レベンソンのデザイン&監修による小ぶり(マーチン000サイズに近い)のアコースティック・ギター。スブルース・トップ、サペリマホガニーのサイド&バック、ローズウッド指板。
音の輪郭がはっきりしたクリスプなサウンド、フイドルチューンのバッキングやカッティングプレイに威力を発揮しそうな感じ。低音から高音までバランスよく鳴るのでフィンガー・ピッキングや弾き語りなんかにも向いてそうです。
オールドタイムやフォーク系のプレイヤーにお勧めします。フィニッシュはこのビンテージ・サンバーストの他にブラック、ナチュラルもあります。
  LD-45 Gary Levinson Missouri Guitar (\143,00)\154,440-

 マーチンDタイプをお探しの方にはこちらをお勧めします。シトカ・スブルースのトップにインディアン・ローズのサイド&バック、ローズ指板。ブルーグラス・バンドの中でのリズム・ギターで存在感を示すと共に、無駄な倍音が響いてこないのでフラット・ピッキングによるリード・プレイの際に威力を発揮しそうです。マーチンのオールドとかお持ちの方のセカンド・ギターとして如何でしょうか?
 輸入雑誌
 ■フラットピッキン・ギター誌
  米国産、隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/アーリージャズまで。一冊でさまざまなフラットピッキン奏法が学べる人気雑誌。
  FGM-18.6 最新「2014年9〜10月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 デラ・メイの女性フラットピッカー、コートニー・ハートマンをカバーストーリーに、タブ譜はダロル・アンガーらとの新ユニットのアルバム『e-and'a』から“Farewell to Trion”、そしてもうひとりの女性ピッカー、ダニエル・ヨーザ―“Oh Lady Be Good”、ハイライトにはビリー・ストリングス“Beaumont Rag”。そのほかコラムには、ジョー・カーのリズムギター「ヴァンプの意味」、ダン・ハッカビーの初心者“Uncle Pen”、スティーブ・カウフマン“Woodchopper's Reel”、ジョン・カーリニのネクストレベル“Kool Kitsch”、ブラッド・デイビスのナッシュビルフラットトップは“Sitting on Top of the World”、キャシー・バーウィック“Calliope House”、オリン・スター“Winder Slide”、ソロの創り方“More Pretty Girls Than One”、ディックス・ブルース“Molly and Tenbrooks”、インプロビゼーション“Full Contact”、フィドルチューン“What to Do When”、スティーブ・ポティア“Rocky Road Blues”など、音源つきタブ譜満載の70頁。
  FGM-18.5 「2014年7〜8月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

Home From The Forest/Stony Point/Kool Kitsch/The Push by Brad Davis/Over The Waterfall/More Pretty Girls Than One/Beautiful Brown Eyes Part II/Back To Georgia/Say Old Man/Lucy Campbell/True Life Blues.

 ホームスパン教則の総帥ハッピー・トラウムをカバーに、上記初心者から上級者までのタブと音源、ジョー・カーによる「G」でのリズムギター、ブラッド・デイビスのナッシュビルギターテク、インプロバイズからダン・クレアリーのコラムまで、フラットピッキンギター上達に関するあらゆる情報満載の70頁。
  FGM-18.4 「2014年5〜6月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

Cheat Mountain, Ebeneezer & Johnny Don't Get Drunk/Chinquipin Hunting/Cottage Hill/Durang's Hornpipe/Elzic’s Farewell/Falls of Richmond/Indian Corn/Jaybird /Little Billy Wilson/Mississippi Sawyer/New Five Cents/Kentucky Lake/Old Grey Mare/Rock The Cradle Joe/Sail Away Ladies/Sally In The Garden/Sally Johnson/Shove The Pig's Foot/Squirrel Hunters/Ways of the World.

 以上20曲、ありきたりのフィドルチューンではなく、チョッとシビアでクロートっぽいオールドタイムチューンの数々をレパートリーにしてみませんか? 最新号はまるごと一冊、「オールドタイムチューン」号です。挑戦のし甲斐がありますよ!
  FGM-18.3 「2014年3〜4月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

Dooley/Bitter Creek/Pupville/Constitution March/Golden Slippers/Beautiful Brown Eyes/Neenah/Neal Gow’s Lamentation/Toy Heart.

 ザ・ディラーズのロドニー・ディラードをカバーストーリーに、ビッグ・スミスのギタリストやデビッド・マラビラら、ダダリオの「NSアーティストカポ」紹介などの特集に上記、各コラム(初心者から上級者までさまざまな切り口で)で取り上げた曲のタブ譜とCD音源。
  FGM-18.2 「2014年1〜2月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

Pretty Bird/Little Girl of Mine in Tennessee/San Antonio Rose/Pupville/John Hardy/Little Annie/Stetson’s #2/Long Journey Home/Sand Coulee Reel/Soppin’ The Gravy/Cotton Patch Rag/We Live In Two Different Worlds.

 ギリアン・ウェルチの相方で、アグレッシブなダウンピッキンで知られるデビッド・ロウリングスのカバーストーリーほか、マウンテンハートのセス・テイラー、アラン・ジャクソン・バンドのスコット・コニー、そして楽器ルシアーのケン・フーパーらの特集。それに上記、それぞれに初心者やコード分解、ナッシュビルスタイルなど各コラムに応じたタブ譜集。
  FGM-18.1 「2013年11〜12月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 スウィング集。品切れ、取り寄せ可。
 以上のほか、現在の在庫は2013年1-2月号、2012年11-12月号、2012年5-6月号、2011年7-8月号、2011年5-6月号、2010年3-4月号、2010年1-2月号、2009年11-12月号、2009年7-8月号、2008年3-4月号、2007年1-2月号、2006年7-8月号のみです。(品切れ号、取り寄せ可)
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  世界唯一の米国産バンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。

  BNL-14/09 最新2014年9月号 \648-

 フランスのバンジョー奏者、ズィーラ(Gilles)・レザード(Rezard ラストネームの発音は不明)のカバーストーリーとタブ譜は、“Transatlantic Breakdown”、“Broce'liande”、“Blue Musette”。そのほか、アール・スクラッグス“Are You Washed in the Blood?”(1999年ジャムテープより)、トム・アダムズはスクラッグススタイルで弾く“Whiskey Before Breakfast”。また、ケン・パールマンのメロディッククロウハンマーは“Jerusalem Ridge”ほか、バンジョー情報満載の32頁。 
  BNL-14/08 2014年8月号 \648-

 J.D.クロウが引退を決めたとき、残されたニューサウスがJ.D.の後釜として指名した若手ジャスティン・ジェンキンズ(現グラスタウン)をカバーストーリーに、彼の“Messin' with Sasquatch”とグラスタウンでの“Grass Stain”のタブ譜ほか、カポで有名なトム・マッキーニーのカポ話、アール・スクラッグスは1982年5月20日のジャムから、なんと!“Amazing Grace”、トム・アダムズはレスター・フラット名曲“Love Gone Cold”のローポジとハイポジ、初心者は“Wild Bill Jones”ほか、充実のクロウハンマーのタブ譜を含むバンジョー情報満載の32頁。
  BNL-14/07 2014年7月号 \648-

 バンジョー界の鬼才、クロウハンマーとスリーフィンガー奏法でパンクから前衛ジャズまでをこなすダニー・バーンズ(53)をカバーストーリーに、そのタブ譜は“Falling Hard”、そのほかトム・アダムズ“Nine Pound Hammer”、トニー・トリシュカ“Purple Trees of Colorado”、ビル・エマーソン“The State Line”、アール・スクラッグス“Landslide”ほか、クロウハンマーのタブ譜を含むバンジョー情報満載の32頁。
  BNL-14/06 2014年6月号 \648-

 マーティーカ・レイク16歳、弟ウィリアム12歳とともにフラット&スクラッグスの完コピを目指す女子高生がカバー。ハッキリ言って、その完璧なエコーのかけ方とともに、メチャ上手い(Martteka Lake で検索)。弟はもちろん、サムとフィンガーピック、声変わり前なのにレスターしているゾ!? ほかに「アフリカからアパラチアへ」というプロジェクトのジェイミ・ストーン特集とタブ“Soundiata”、ナッシュビルのブログレ奏者チャールズ・バトラーのインタビューとタブ“Joy”、ほかタブ譜は、トム・アダムズ“East Virginia Blues”のハイポジション、マーティ・カトラー“Gold Rush”、アール・スクラッグス“Buck Creek Gal”ほか、クロウハンマーのタブ譜を含むバンジョー情報満載の32頁。
  BNL-14/05 2014年5月号 \648-

 イェン・クルーガーのカバーストーリーとタブ譜は“Night Sky”と“The Three Laughing Monks”の2曲ほか、トム・アダムズはヘンリー・マンシーニの“Moon River”、アール・スクラッグスはブラザーオズワルドとのジャムにおける“Crazy Blues”(“Dear OLd Dixie”と同じコード進行をどう始末するか!?)、バックアップはノーム・ピケルニー“Lonesome Moon Light Waltz”、初心者は“Beautiful Brown Eys”ほか、クロウハンマーのタブ譜を含むバンジョー情報満載の40頁。
  BNL-14/04 2014年4月号 \648-

 ブルーグラス史家、ニール・ローゼンバーグ博士のカバーストーリー。タブ譜は、トム・アダムズのアレンジするTVドラマシリーズ『フレンズ』のテーマ曲“I'll Be There for You”、フレッド・ゲイガーはダロル・アンガー『Fiddlistics』から“Dysentery Stomp”、ジャネット・デイビスによるビル・モンローの“Lonesome Moonlight Waltz”のリードとバックアップ、イアン・ペリーのフィンガーボード探検には“Alabama Jubilee”などのほか、クロウハンマーのタブ譜を含むバンジョー情報満載の32頁。
  BNL-14/03 2014年3月号 \648-

 今年1月27日、94歳で亡くなったピート・シーガー追悼特集号。タブ譜はトム・アダムズ「オペラ座の怪人」より“Music of the Night”、アール・スクラッグスは極めて珍しい“Bill Cheatham”のリード!(1992年、ジョン・ハートフォードが録音に成功した貴重な一瞬だったという!!)、ケルト系有名曲“Drowsy Maggie”、先月号からつづくベラ・フレック・インタビューAとオリジナルのクラシック“Movement 2: Hunter's Moon”、トニー・トリシュカ採譜のピート・シーガー“Quite Early Morning”などのほか、クロウハンマーのタブ譜を含むバンジョー情報満載の40頁。
  BNL-14/02 2014年2月号 \648-

 ベラ・フレックのカバーストーリーは、初のクラシック作品『The Impostor』(本体\2,650-)への取り組みとノウハウなどインタビューのPart 1と、タブ譜は同アルバムからナッシュビル・シンフォニーとの第一楽章“Infiltration”ほか、タブ譜はビル・エマーソンのカントリージェントルメン時代の名演“Teach Your Children”、トム・アダムズ“Wagon Wheel”、アール・スクラッグスは珍しいレイ・プライスとのセッションから“I Can't Go Home Like This”、フィンガーボード探検“Man of Constant Sorrow”、初心者“Red River Valley”ほかクロウハンマーのタブ譜も充実、バンジョー情報満載の40頁。
  BNL-14/01 2014年1月号 \648-

 1960年代から活躍する大ベテラン、トム・ニールのカバーストーリー(トム・アダムズの愛情たっぷりインタビュー)と“Tyler's Tune”(昨年発表のアルバム『Banjoland』\2,573-より)ほか、アール・スクラッグスは“Four Walls Around Me”、ピーター・ワーニック"Nellie Kane"など、バンジョーに関するさまざまな情報が満載。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  米国最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。

  BU-14/10 最新2014年10月号 \1,080-

 ムーンシャイナー9月号と同じ!アールズ・オブ・レスターのカバーストーリーほか、ノーム・ピケルニー(ムーンシャイナー5月号と同じ!?)、レベッカ・フレージャー、リチャード・スミス「ミュージシャンと象、象牙取引について」などの特集ほか、米国ブルーグラス情報満載の64頁。 
  BU-14/09 2014年9月号 \1,080-

 カバーストーリーはブルーグラス第一世代の中でも、もっともオリジナルブルーグラスバンドに近いマック・ワイズマン、今年5月に89歳を迎えた今も、1950年代と同じキーで歌っているとの事、素晴らしい! そのほか、セルダムシーンのダドリー・コンネル、昨年10月10日に永眠したジム・シューメイト追悼、楽器やCDなどの通販会社、エルダリーインストゥルメンツなどの特集ほか、米国ブルーグラス情報満載の64頁。
  BU-14/08 2014年8月号 \1,080-

 ローリー・ルイスをカバーストーリーに、ジェイムズ・アラン・シェルトン追悼、ミッチ・ジェインの思い出、レイモンド・マクレイン、グレイフォックスフェスの主催者メアリー・ダブほか、米国ブルーグラス情報満載の64頁。
  BU-14/07 2014年7月号 \1,080-

 バルサム・レンジのカバーストーリーほか、アダム・ステッフィ、ジャック・タトルのハワイとブルーグラス、ジム&バレリー・ゲブハートほかの特集記事と各種コラムのほか、米国ブルーグラス情報満載の72頁。
  BU-14/06 2014年6月号 \1,080-

 ロンダ・ビンセントのカバーストーリーほか、ジョージ・シャフラー追悼、ドン・リグスビー、アリス・ジェラードらの特集記事と各種コラムのほか、米国ブルーグラス情報満載の76頁。
  BU-14/05 2014年5月号 \1,080-

 デビッド・グリスマンのカバーストーリーほか、ブライアン・サットン、ジョン・マキュエン、アイリーン・ケリーの特集記事と各種コラムのほか、米国ブルーグラス情報満載の76頁。
  BU-14/04 2014年4月号 \1,080-

 デル・マッカーリーのカバーストーリーほか、ロスト&ファウンドの故デンプシー・ヤング、ミシェル・ニクソン&ドライブ、マーク・シャッツ、昨秋IBMA特別功労賞を受けたマクレイン・ファミリー・バンドなどの特集記事と各種コラムのほか、米国ブルーグラス情報満載の68頁。
  BU-14/03 2014年3月号 \1,080-

 毎年恒例の3月号楽器特集は1841-1842年、C.F.マーティン・シニア作のマーティン&ク―パ・ギターを表紙に、マーティン「アメリカギター改革」ほか、ブライアン・サットンとコートニー・ハートマンのエンドースで知られるボージョワーギターズ、クラブトンのオーダーで有名になったウェイン・ヘンダーソン、バンジョーリム製作家ジム・レイ(Rae)、マンドリン製作のマイク・アンデス(ナッシングファンシーのマンド奏者)の特集記事と各種コラムのほか、米国ブルーグラス情報満載の72頁。
  BU-14/02 2014年2月号 \1,080-

 カントリー業界ともつながりを持った兄妹ザ・ロイズと、マーク・ニュートンとスティーブ・トーマスの新コンビをカバーストーリーに、トニー・ライスの叔父にあたるドブロ奏者フランク・ポインデクスターほかの特集記事と各種コラムのほか、米国ブルーグラス情報満載の54頁。
  BU-14/01 2014年1月号 \1,080-

 マールフェス特集(表紙写真はムーンシャイナー6月号表2と一緒だったぞ!!)のほか、毎週一度のナッシュビル郊外ラブレスカフェからのライブ公開放送「ミュージックシティルーツ」、バージニアのインドアフェス「キャビンフィーバーピッキンパーティ」、ペンシルベニアの「ブルーグラス・オンザ・グラス」主宰者デイビス・トレーシーらの特集記事と各種コラムのほか、米国ブルーグラス情報満載の100頁。
 ■オールドタイム・ヘラルド誌
  内容の濃いアメリカンルーツ/オールドタイム音楽専門誌。アメリカ伝統音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
  OTH-1310 最新第13巻10号 \1,296-

 ジョン・コーヘンが1956年にはじめて旅したアンデス地方ペルーの「オールドタイム音楽」のほか、ビル・キース以前にメロディック的なバンジョー奏法を編み出していたといわれるキャロル・ベスト、フィドル奏者フレッド・マクブライド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.9」、19〜20世紀初期写真集など、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1309 第13巻9号 \1,296-

 ウエストバージニア州エルキンズのオーガスタヘリテージのコーディネーター、「伝統は過去から生ずるものだが、それは現在に起こっているものなのだ」というゲアリー・ミルネスのインタビューは、ウエストバージニアの音楽伝統とアパラチアにおけるドイツの影響についての2冊の著作が知られているという彼のこれまでのさまざまなリサーチをまとめたメイン特集。そのほか、オスカーシュミット社との訴訟で「オートハープ」を一般名称と勝ち取ったジョージ・オーゼイ(Orthey、オージーかな!?)と彼のオートハープ、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.8」、女性ギタリスト写真集など、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1308 第13巻8号 \1,296-

 ブルーグラス女王と呼ばれる「ロンダ・ビンセント:ミズーリのオールドタイムとブルーグラスのクロスロード」をメイン特集に、若いストリングバンド(ベースの代わりにチューバ)のドランケン・キャットフィッシュ・ランブラーズや今年のフェスやキャンプ一覧ガイドなど、アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1307 第13巻7号 \1,296-

 19世紀初頭以来のモンタナのフィドル伝統特集のほか、ノースカロライナのフィドラー、ハワード・ジョインズ(1908-1981)、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.6」はニューヨーク州の学生街イサカにて、ポール・ウェルズの屋根裏写真コレクションは「ハウのバイオリン教室」など、アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1306 第13巻6号 \1,296-

 1927年のビクターレコード主宰のブリストル・セッションの翌1928年、ブリストルからわずか25マイルのジョンソンシティでコロムビアが行ったセッションの特集ほか、1970年代にホットマッドファミリーで活躍したバンジョー奏者リック・グッド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.6」はトミー・ジャレル訪問、ポール・ウェルズの屋根裏写真コレクション古いフィドラーの写真から見るフィドルの持ち方考察など、アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1305 第13巻5号 \1,296-

 インディアナ州セイラム出身で1930年に8曲、フィドルとバンジョー、ハーモニカ、ジョーズハープ、ジャグなどの楽器を使って録音を残したニコルソンズ・プレイヤーズ。これまで謎だった彼らのことを調べたトニー・ラッセルの力作ほか、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.5」はノースカロライナ州チャペルヒルでのファジーマウンテントの出会い、ポール・ウェルズの屋根裏写真コレクションは「フィドルとフルート」バンド集、など、アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1304 第13巻4号 \1,296-

 ビル・モンローの"Footprints In The Snow"の原曲を辿っていく興味深い物語のほか、ケンタッキーの伝承音楽やフィドル音楽を蒐集する中心的な役割を担った1946年生まれのジョン・ハーロッドのすばらしいインタビュー、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.4」は首都ワシントンDCのスミソニアンフェス、ポール・ウェルズの屋根裏写真コレクションは「チェロ」など、アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1303 第13巻3号 \1,296-

 アルバート・ハッシュ・メモリアル・フェスのリポート、ミズーリ・フィドラーのR.P.クリステンソン、ウォルト・コーケンの連載「Tales from the Woods Vol.3」など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1302 第13巻2号 \1,296-

 全米フェス&キャンプガイド特集のほか、西アフリカ・ガンビア共和国ジョラ族のアコンティング奏者ラエモウアヒュマ・ジャッタのインタビュー、ウォルト・コーケンの「ハイウッド・ストリングバンドからの逸話A」は「ショッティーシュ(ボヘミア起源のダンス)」など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1301 第13巻1号 \1,296-

 ダン・マーゴリーズ「ハンドメイド弦〜猫と馬の尻尾から生まれる音楽」をメイン特集に、アート・ローゼンバウム「北部ジョージアでの1日」、ウォルト・コーケン「ハイウッド・ストリングバンドからの逸話」シリーズ第1回など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
 月刊『ムーンシャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。
■定期購読:1年¥6,300-半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
■バックナンバー:各¥540-。
 下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。
  MS-3112 最新2014年10月号(通巻372号)\540-

 ジェリー・ダグラス来日記念特集の最終版第三弾として「ジェリー・ダグラスとは?」でその人となりや音楽歴、北大OGのドブロ奏者、兼平愛弓「わたしがドブロに恋したワケ」でドブロの魅力を熱く語るほか、ハニークッキーズの最新作『Where is My Honey?』、新潟県庁のブルーグラスバンド「グラスピッカーズ」、高知のロンギングフォーザサウスランドvs神大ブルーナイツの父娘競演!「父と娘のイエローリバー」、小野田浩士バンジョー巡礼の旅V「ジョージ・バックナー訪問」、追悼・名古 悟、明治学院大学「荒川裕史」、日本ブルーグラス年表「1981年」へなどの特集と連載コラムほか、日米のブルーグラス事情満載!
  MS-3111 2014年9月号(通巻371号)\540-

 ジェリー・ダグラス来日記念特集第二弾「ブルーグラスドブロの誕生〜ジョッシュ、マイク、そしてジェリーへ」、ジェリー・ダグラスのフラット&スクラッグス完全コピーバンド「アールズ・オブ・レスター」、福島いわき「鬼ヶ城フェス」へ行こう、久永雅史「あっという間に60年、後編」、ブルーサイド オブ ロンサム「フジロック登場」、水戸レストラン「ホワイト」さよなら、ウィンディシティーからブルーグラス便り@、大谷大学「森本晃行」、丹沢ブルーグラス「ケンタッキー制覇旅行H」最終回ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3110 2014年8月号(通巻370号)\540-

 10月に来日が決定したジェリー・ダグラス歓迎特集第一弾「ハワイアンギター誕生125年からドブロについて」、久永雅史「あっという間に60年、前編」、小野田浩士りバンジョー巡礼の旅U「アール・スクラッグス・センター訪問」、ジョージ・シャフラー追悼「クロスピッキンギター編」、オー!シスタージャンボリー2014リポート、40年目を迎える「札幌ブルーグラスフェス」、バックウッズマウンテニアーズ50周年記念ライブ、学生プロファイル#18 酪農学園大学「矢島佑記」ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3109 2014年7月号(通巻369号)\540-

 ジム・ミルズのプリウォーギブソン・バンジョー訪問記「小野田浩士りバンジョー巡礼の旅T」ほか、ノーム・ピケルニーの「IBMA演説」第3回は現在米国ブルーグラス事情の最終回、続・レスター・フラット生誕100年特集、追悼ジョージ・シャフラー「ウォーキングベース編」、2014年度新入生歓迎特集号C「ブルーグラスとロックの深淵」、美星ブルーグラス ミーティングの25年、フォギーマウンテン・フィドル列伝「アート・ウーテン」、山本容子「N.Y.から、ご麺ください」、神戸大学「矢野晃輔」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3108 2014年6月号(通巻368号)\540-

 レスター・フラット生誕100年特集ほか、ノーム・ピケルニーの「IBMA演説」第2回目は驚きの現在米国ブルーグラス事情、来日するETSUブルーグラスプライドバンド紹介、追悼・宮崎勝之、2014年度新入生歓迎特集号B「カントリーミュージック入門」、ネッシー・エクスペディション米国ツアー最終回「ビル・モンローの故郷でフェス」、東北大学「野崎 廉」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3107 2014年5月号(通巻367号)\540-

 ノーム・ピケルニーのブルーグラスコミュニティーへの愛と21世紀のブルーグラスについて語る「IBMA演説」前編をカバーストーリーに、ハンバートハンバート「佐藤良成インタビュー」、レオナ2ndCD「Love and Peace」、アーニャ・ヒンクル日本ブルーグラス紀行「関西編」、2014年度新入生歓迎特集号A「フォークミュージック入門」、フォギーマウンテンフィドル列伝C“We'll Meet Again Sweetheart”、草の根ブルーグラス広島しまなみ「追悼・続木敬修」、北海道大学「川口浩平」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3106 2014年4月号(通巻366号)\540-

 北大トリオのアメリカ冬フェス体験記「ウィンターグラス」のほか、2014年度新入生歓迎特集号「ブルーグラス入門」、J.P.マティス「日本ブルーグラスと人生最良の一週間」、大野真「大学4年どっぷりブルーグラス」、名古屋大学「小杉大智」など若者特集ほか、新岡雅巳「音の暴力復活!」、西宮フォートワースジャンボリーへのお誘い、乙女バンジョー「続アビゲイル・ウォッシュバーン」、丹沢サークル・ケンタッキー制覇ツアーリポートCなど、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3105 2014年3月号(通巻365号)\540-

 アール・スクラッグス・センターを表紙にセンター開館リポート、アールの育った家訪問記、ブルーグラス映画3月22日封切り!『オーバー・ザ・ブルースカイ』のブルーグラス関連セリフ紹介とインタビューなど特集、2013年発売レコード総括、J-ポップシンガー、バンジョーアイ(Banjo Ai)デビューと沖縄ブルーグラス、ジム・シューメイトとビル・モンローとアール・スクラッグスの出会い証言からフォギーマウンテンボーイズ結成へ、札幌ブルーグラス物語り#6「最終回」、丹沢サークル・ケンタッキー制覇ツアーリポートB、「KFC発祥の地とメランジオンの里」、洗足学園音楽大学「山田拓斗」ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3104 2014年2月号(通巻364号)\540-

 関東の重鎮バンド、ブルーサイド・オブ・ロンサム「in Oklahoma」のカバーストーリーほか、ノースカロライナってどんなとこ?「アール・スクラッグス生家訪問」、ジム・シューメイトとビル・モンローとアール・スクラッグスの出会い証言集、浪花米国南部系ルーツ音楽祭リポート、札幌ブルーグラス物語り#5「ニューグラスリバイバル来日」、ジュニア・シスクとジョー・マリンズの元ネタ集、丹沢サークル「ケンタッキー制覇ツアーリポート」A、日本ブルーグラス年表#72「1978-1979年」、大谷大学「名取綺更」ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3103 2014年1月号(通巻363号)\540-

 ジム・シューメイトとポール・ウォーレンに捧ぐ「フォギーマウンテンフィドル列伝」前編、アーニャ・ヒンクル日本紀行「ブルーグラスアクシデント北海道編」、佐藤コウスケ「ゴローショーとエンタメ」、丹沢サークル「ケンタッキー制覇ツアー@」、知っておきたい#6「ブルーグラス・スウィング」、馬渡 浩の札幌ブルーグラス物語りB、「ノースカロライナってどんなとこ?A」、ブルーグラス史観米国史#44「セシル・シャープとオリーブ・キャンベル」、洗足学園音楽大学「岩本歓喜」ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3102 2013年12月号(通巻362号)\540-

IBMA(WoB)2013リポート「ノースカロライナってどんなとこ?」、女子大生の見た「ワイドオープン・ブルーグラス」、タヒチクラブ「新春★浪花 米国南部系ルーツ音楽祭」、愛媛・朝倉ブルーグラスの25年、馬渡 浩の札幌ブルーグラス物語りA、知っておきたい...#5 「フラットピッカー達」、日本ブルーグラス年表#70「1978年」、3大学対抗!年忘れライブ酪農学園大学「花村彩音」ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3101 2013年11月号(通巻361号)\540-

 31年目の第1号、IBMA名誉の殿堂入りのセレモニーで「奇跡」を起こしたトニー・ライスのスピーチほか、第24回IBMAアワードショウ・リポート、マイク・コンプトン「ビル・モンローの魂」12月来日、ブルーグラス☆ポリスのデビューCD『BG★PC』、馬渡浩の札幌ブルーグラス物語り@、やぎたこ『I'll be home someday』、きたむらいづみ「彦根にアメリカーナ」、ハゥトゥプレイブルーグラス!その伍ほか、日米ブルーグラス情報満載の40頁!!
  MS-3012 2013年10月号(通巻360号)\540-

 やりました!通巻360号、購読してくれる皆さん、ボランティアで情報や記事、写真を提供してくれる皆さん、そんなダイハードなブルーグラスファンの皆さんのお陰で30年間、何とか持ちこたえました。これからいつまで頑張れるか、体力と根気の勝負ですかね、こうなると? ひきつづき皆さんのお引き立てを、何卒よろしくお願い致します。本当に、ありがとうございます!!
 記念すべき360号は、日本でデビューして、最年少でIBMA名誉の殿堂入りをしたトニー・ライス秘話のほか、1958年に結成されたイースト・マウンテン・ボーイズがIBMA特別功労賞を受賞するにあたって彼らの年表と紹介、そして日本の戦前・戦後における「洋楽」の受容についての特集記事、中学生ソフィア美玲キャタリナの「ウィザー・フィドル・コンテスト」参戦記、ハゥトゥプレイ・ブルーグラス#4「続アールの日」、最新トラッドグラス事情「レベル・レコード編」、コンサートリポート「mareka & Junji vs 三津谷組」、カーター・ファミリーとボブ・ディラン、東北大「荒川善行」、ネッシーエクスペディション37年目の渡米顛末記Dほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3011 2013年9月号(通巻359号)\540-

フラットピッキンギターに魅せられた女性レベッカ・フレージャー、その初々しい半生を紹介したカバーストーリーのほか、クレイグ・ダンカン、ビリー・スミス、マイク・スコットらが女性陣ふたりを加え10月はじめに来日。同じ10月、ハンマーダルシマを初めて日本に紹介したカレン・アッシュブルックが来日するのを機に、「ハンマーダルシマ」の歴史と今特集。9月28日に「第4回六甲ブルーグラス・タイムズ」を主催する神戸大学の木村周平。「ハゥトゥープレイブルーグラス」シリーズ3回目になる最新号では、「シラブルで弾く」こととは? CD+DVDを発表した原さとし(bj)と竹内信次(m)のトイメンシャオ。ネッシーエクスペディション37年目の渡米顛末記Dほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3010 最新2013年8月号(通巻358号)\540-

 「ハウトゥープレイ・ブルーグラス」特集として、ブルーグラス楽器奏法のつかみ方を「岸本一遥のケニー・ベイカーから学んだこと」や「アールの日」のリポートを軸に特集。そのほか、奥 和宏「アメリカン・ルーツミュージック、ディスクでたどるアメリカ音楽史」、全国サイマル放送一覧表とFMはしもと「しもちゃんの“Bluegrass”でナイト」、学生プロファイル#7は首都大学東京「山本南希」、人口16人の瀬戸内海での「斎島ブルーグラス」、ブルーリッジに本拠を置くマウンテン・フィーバー・レコード社、埼玉・狭山市の美食ブルーグラスレストラン「SOFT」、ネッシーエクスペディション37年目の渡米顛末記Cほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3009 2013年7月号(通巻357号)\540-

 第26回マールフェスリポート」ほか、ジョージ・ジョーンズ追悼「カントリーソング」後編、ジェイコブ・シャープ「ミプソ」来日!、菅沼工房5弦フィドル製作記E最終回、井上 高とホームタウナーズ「50年前に活躍したプロのブルーグラスバンド」後編、学生ブルーグラス・プロファイル#6 北海道大学「兼平愛弓」、日本ブルーグラス年表#65「1977年」ほか、ネッシーエクスペディション37年目の渡米顛末記B、1911年ビル・モンローの生まれた日ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3008 2013年6月号(通巻356号)\540-

 北海道の八雲フェス特集のほか、ジョージ・ジョーンズ追悼「カントリーソング」前編、ブルーサイド・オブ・ロンサムと坂本愛江、「Tri Barrel(トライバレル)」尾崎博志、古橋一晃、河合徹三、知っておきたい#2「新進気鋭のマンドリニストたち」、菅沼工房5弦フィドル製作記D、井上 高とホームタウナーズ「50年前に活躍したプロのブルーグラスバンド」前編、学生ブルーグラス・プロファイル#5 名古屋大学「山田遼一」、日本ブルーグラス年表#64「1976-77年」ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3007 2013年5月号(通巻355号)\540-

「フェスティバル・シーズン到来号」として、ブルーグラスフェスの歴史とウィンターグラス2013リポート後編のほか、ブルーグラス・リズムギター上達の近道、サードタイムアウト「ブルーグラスる!?(Bluegrassed)」、知っておきたいブラザーデュオ一覧、ケンタッキーのモアヘッド州立大学ブルーグラス科を訪ねた川合くんのすばらしいリポート、ネッシーエクスペディション米国ツアー顛末記A、学生ブルーグラスプロファイル#4「米澤 望(酪農学園大)」、菅沼工房5弦フィドル製作記Cなど特集ほか。
  MS-3006 2013年4月号(通巻354号)\540-

 今月久々に来日、東海道をバンジョー行脚するビル・キースの大特集後編、ジェリー・ガルシアやライ・クーダーらとの逸話など、1963年のビル・モンローとブルー・グラス・ボーイズの重厚な写真をカバーに、ウィンターグラス2013リポート前編、ネッシー・エクスペディション米国ツアー記@、ブルーグラス・アルバム・バンド・リユニオン、マイク伊藤「留学のススメ」、ロストシティキャッツ・リユニオン、菅沼工房5弦フィドル製作記B、学生ブルーグラスプロファイル#3「森山亮治(大谷大)」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3005 2013年3月号(通巻353号)\540-

 4月に久々の来日、大阪、京都、名古屋、浜松、横須賀、東京でワークショップやコンサートをするビル・キースをカバーストーリーに、フルアルバム『Sailing Home』を発表し今月には全米ツアーをする女性トリオ、パイレーツ・カヌー、ハンク・ウィリアムズのセイクレッドソング解説、2012年年発表レコード総括、菅沼工房5弦フィドル製作記A、学生ブルーグラス断簡その壱「松本捺美(神大)と小形奈緒子(東北大)」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3004 2013年2月号(通巻352号)\540-

 ドブロのマイク・オルドリッジのカバーで追悼特集「ブルーグラスを変えたドブロ奏者」ほか、ブラザーデュオ秀作を発表した渡辺敏雄、かつてジューンアップル誌のスタッフだった菅沼利夫「5弦フィドルへの道@」、ラジオ関西「カントリーミュージック・トラベル」が今年20年、950回目を迎えているDJ阿部和則のリポート、1946年のブルーグラス誕生の年にオープリで出会った?ハンク・ウィリアムズとビル・モンローなどの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3003 2013年1月号(通巻351号)\540-

 アール・スクラッグスの右手の表紙写真にメイン特集は、村片和彦のアール・スクラッグス奏法解析「俺、アールやもん」と、先月号の50年前のフラット&スクラッグス『カーネギーホール』で「マーサ・ホワイト!」を叫んだ本人の当時のリポート「アール・スクラッグス異聞」ほか、市川慎一郎のボジョアギター“Slope D”「バンジョーキラー」修理リポート、若手ドブロ宣言「ドブロだって主役!」、60年前の1953年1月1日にアパラチア山中で息を引き取ったハンク・ウィリアムズの最後の1年ドキュメント、フットヒル・ドライブ「アメリカツアー記」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
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