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     B.O.M.Newsletter #415     
        2015年5月13日
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今月のサブさん特選作品   
新入荷リスト   
   ■ニュースレター#415 新入荷ダイジェスト
   ■ブルーグラス新入荷
   ■インスト新入荷
   ■オールドタイム/フォーク新入荷
   ■カントリー新入荷
   ■映像モノ新入荷
最近作/お勧め作、再入荷   
   ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   ■インスト最近作/お勧め作
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   ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
   ■オールドタイム・ヘラルド誌
月刊『ムーンシャイナー』    
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  全国でブルーグラスフェスが開催されたゴールデンウィーク、いかがでしたか?
 今年の夏フェスは7月30日から8月2日です!!

■月刊ブルーグラスジャーナル「ムーンシャイナー」
 最新5月号は、ドイル・ローソン「世紀を跨いだ正統ブルーグラス!」のカバーストーリーのほか、全国9大学ブルーグラス新入生勧誘リポート(なんと!ここ20年頑張ってきた6大学から一挙に3大学増=慶応、京大、琉球大!!)、ブルーグラス誕生から70年記念シリーズ第2弾「モンローからパンチへA、1989年 ストレングス イン ナンバーズの衝撃」、ベッキー・ブラー最新アルバム『'Tween Earth and Sky』制作記後編とインタビュー、女性ブルーグラス史B最終回、ビル・モンロー初来日から40年「あなたはモンローを見た……E」ほか、創刊32年目のブルーグラスだけの月刊誌!
 月刊ムーンシャイナー定期購読は1年間(12冊)\6,300- 半年間(6冊)\3,450-。単冊\540-(+送料\78-)。定期購読は購読開始希望月をお知らせくだされば早速お送りします!! また情報提供、そしてご自由なテーマでのご寄稿など……、なにとぞムーンシャイナーにご協力を、よろしくお願いします!

■全国イベント・カレンダー
 以下、ムーンシャイナー誌3月号に寄せられたイベントです。なお、ここに掲載するのは、個別バンドのライブでは来日および国内バンドの遠征ライブやツアーのみ、ローカルではフェスやコンサートなど企画物イベントのみです。それ以外のライブやコンサート、全国各地の定期イベントなどはムーンシャイナー誌をご参照ください。
◆5月16〜17日(土、日)大阪「第4回稲葉和裕ブルーグラス・キャンプ」箕面市立青少年野外活動センター072-722-8110。(問)アビリーン072-762-5353
◆5月16〜17日(土、日)富山「第14回北陸ブルーグラス・フェス」南砺市、桜ケ池公園自遊の森0763-62-3360。参加費\3000-(2日間)\2000-(日帰り)。(問)竹内090-1636-1943、嶋090-2038-8860
◆やぎたこ
 ルーラル・アメリカンな男女オールドタイム・デュオ
5月16日(土)大塚、鉄飯碗餃子本舗03-5972-1335
5月16日(土)御茶ノ水、Woodstock Cafe03-3233-8015
5月22日(金)横浜、Music Jump(045-423-0761)
5月29日(金)町田、万象房042-851-8875
5月30日(土)国立、かけこみ亭042-574-3602
5月31日(日)東松山、レトロポップ食堂0493-59-9303
総合 (問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp
◆5月17日(日)神奈川「第39回ビッグ・マウンテン・オープリ―」伊勢原市民文化会館小ホール。11時45分、無料(問)www2h.biglobe.ne.jp/~foj/BMO.html
◆5月17日(日)兵庫「神戸まつり協賛ジャカ・ジャカ・ブルーグラス」三宮、ポートタワー西側広場。11時頃、無料。恒例神戸まつり協賛シルクロード主催フェス
◆ブルーグラス・カーネルズ
 1970年代から復活した同志社大学OGバンド
5月17日(日)夙川、フォートワース
5月23日(土)武庫之荘、mクワトロ
6月6日(土)東京、Zepp Diver City Tokyo「日本カントリー・ミュージック&ダンス・フェス」
6月14日(日)西宮、「フォートワースジャンボリー」
総合(問)http://www.bluegrasscolonels.com
◆TARO & JORDAN 北米ツアー最終章
 北米ツアー直後の来日公演決定!マンドリンとギターの究極デュオ
5月21日(木)京都、SOLE CAFE
5月22日(金)岡山、城下公会堂
5月24日(日)渋谷、7th FLOOR
総合(問)info@ann-grassroots.com
◆ブルーグラス45
 1971年に北米ツアーした伝説バンド。米国在住、大塚章の一時帰国で久々のフルメンバータップリライブ
5月22日(金)神戸、シルクロード078-371-6747
5月23日(土)大阪、アナザードリーム06-6211-5759
◆哀楽狂想ポップスバンド「クーモリ」春のツアー
 若手スーパーバンジョー弾き、桑原達也の新冒険……!
5月23日(土)大阪、ムジカジャポニカ
5月24日(日)広島、ヲルガン座
◆5月30〜31日(土、日)茨城「第14回美野里ダルシマ&オートハープ・フェス」小美玉市、上野牧場
◆5月30日(土)大阪「アナザードリーム20周年記念大阪ブルーグラス・ナイト・プレゼンツ・メモリアル・フェス」千日前、アナザー・ドリーム06-6211-5759。大阪のブルーグラスを支えて20年
◆6月6〜7日(土、日)静岡「朝霧ブルーグラスピッキンパーティ」富士宮、富士山YMCAグローバルエコビレッジ。キャンプ可、宿泊ロッジ、風呂あり。(問)森下029-859-4356(20〜22時)、hakone.bg.fest@gmail.com
◆6月6〜7日(土、日)岡山「第26回美星ブルーグラス・フェス」美星町、星の郷ふれあいセンター。参加費\3500-。(問)磯山isoyama@blue.plala.or.jp
◆ジム・クウェスキン&サモア・ウィルソン・ジャパン・ツアー2015
 ジムがお気に入りの女性シンガー、サモア・ウイルソンツを連れて来日。バックはジムのギターに井上太郎他の日本人ミュージシャンがサポート
6月10日(水)横浜、サムズ・アップ
6月11日(木)名古屋、TOKUZO
6月12日(金)大阪、アナザー・ドリーム
6月14日(日)岡山、城下公会堂
6月15日(月)福岡、ゲイツ・セブン
6月18日(木)京都、拾得
6月19日(金)金沢、もっきりや
6月21日(日)曙橋、バック・イン・タウン
総合(問)トムズ・キャビンtoms@toms-cabin.com
◆6月13日(土)奈良「第12回奈良ブルーグラス・ナイト」橿原、cafeAnges(0744-35-4018)(問)塩田js3ohh@mahoroba.ne.jp
◆6月14日(日)兵庫「第14回フォートワース・ジャンボリー」西宮、アミティ・ホール。14時、前\3500-当\4000-。(問)フォートワース0798-39-1923
◆6月14日(日)徳島「第21回徳島ブルーグラス・ライブ」徳島市両国公園西野外ステージ。11時。(問)島田090-1175-0019
 今月のサブさん特選作品
 (ムーンシャイナー編集長一押し作品です)
  CMH-9016 OSBORNE BROTHERS and MAC WISEMAN『The Essential Bluegrass Album』CD(本体\2,450-)\2,646-

Midnight Flyer/Shackles And Chains/Four Walls Around Us/I'm A Stranger Here/You're The Girl Of My Dreams/Family Bible/Mother Maybelle/Poison Love/Take Me Back To Renfro Valley/Mountain Fever/'Tis Sweet To Be Remembered/Keep On The Sunny Side/It's Goodbye And So Long To You/Shenandoah Waltz/I'll Still Write Your Name In The Sand/Pins And Needles (In My Heart)/Are You Coming Back To Me/The Bluebirds Are Singing For Me/Old Brush Arbor/Don't Let Your Sweet Love Die/Travelin' This Lonesome Road/I Wonder How The Old Folks Are At Home/I've Always Wanted To Sing In Renfro Valley/Little White Church.

 ムーンシャイナー2月号で特集したマック・ワイズマン(当時54)が絶頂期のボビー(48)とソニー(42)のオズボーンブラザーズと組んだブルーグラスのアンサンブルとボーカル、そしてハーモニーの粋を楽しめる1979年、2枚組LPとして発表、1987年にCD化された大名盤である。滑らかなマック・ワイズマンと角のあるボビーのボーカルがそれぞれの味わいを醸し、ソニーとベニー・バーチフィールドのハーモニーが個性をオズボーン色に包み込む、今やほとんどがブルーグラススタンダードとなっている名曲たちだ。ブルーグラス第一世代の抑えがたい衝動を秘めながら聴かせる、実に落ち着いた大人のブルーグラスアンサンブルの極致である。
 アール・スクラッグスと同じロットのギブソンのマスタートーン「グラナダ(9584-2)」(ワンピース・フレンジのフラットヘッドのグラナダ製作総本数は20本を切ると言われる超貴重なもの。スクラックスのものは #9584-3、製作年は近年の研究成果から1930年という)を手に入れた直後、そのトーンをいつくしむように丁寧に鳴らすソニー、そしてマンドリン(1926年製F-5ファーン。ボビーの1924年製ロイド・ロアーは1980年に入手している)にモンローと同種のインパクト(狂気とも感じられる)を秘めたボビーの自在なアドリブ。
 見事に歌うのに邪魔しないフィドルは、ケニー・ベイカーの後継者と言われた当時弱冠23歳のブレイン・スプラウスと、恐るべきフィドルの高みを極めたバディ・スパイカー、“Family Bible”と“'Tis Sweet To Be Remembered”におけるフィドルバックアップの美しさは、わたしがフィドルを弾きはじめ、コードとスケールの美しき関連性に震え、イントロやエンディングのあまりのシンプルな美しさにキモを抜かれたわがフィドル原点のひとつでもある。ドブロにはジョッシュ・グレイブズとジェリー・ダグラスという新旧マスターピッカー、そしてリズムギターにベテランのレイ・エデントン、エレキベースがジミー・ブロックJr、ボビーの息子ロビーが軽いドラムスという編成。
 イーグルズも取り上げたオズボーンのヒット曲“Midnight Flyer”を1曲目に、マックの当たり曲を中心に、カーターファミリーの“Keep on the Sunnyside”やマザーメイベル賛歌“Mother Maybelle”ほか、耳になじみのスタンダード曲が大人のブルーグラス!?となって聞こえてくる。ムーンシャイナー2月号特集のマック最新作『Songs from My Mother's Hand』(WR-8336 \2,646-)とともに、ホンマええでぇ……。
  MH-1502 CROWE, LAWSON & WILLIAMS『Standing Tall and Tough』CD(本体\2,450-)\2,646-

My Walking Shoes/Blue Memories/Do You Live What You Preach/The Hills of Roane County/Don't Laugh/Little Angel in Heaven/Standing Tall and Tough/Insured Beyond the Grave/Fraulein/Pretending I Don't Care/Once a Day/Those Gone and Left Me Blues.

 ムーンシャイナー今月、5月号で大特集のサウンドクリエイター、ドイル・ローソンの、これは自身のクイックシルバーとは別ユニットの最近作。さすが!素晴らしいブルーグラスをこともなげにやってしまうJ.D.クロウ(bj)、ドイル・ローソン(gt)、ポール・ウィリアムズ(md)、ジミー・マーティンのサニーマウンテンボーイズ卒業生たち、2010年のゴスペル作『Old Friends Get Together』につぐ2014年作の世俗作品。ほんの軽くパーカッションが入っているものの、これぞトラッドグラスの核心といった完璧な楽器アンサンブルとトリオハーモニー。わたし大好きなジェイソン・バリー(fd、聴くべし!!)と、恐るべしドブロのクイックシルバーのバンドリーダーでもあるジョッシュ・スウィフト(db,perc)、そしてティム・サレット(bs)を伴った御大3人の素晴らしく抑制の効いたアンサンブルの究極を提示する。当然だけど全身がトラッドグラスの3人、J.D.(77)、ドイル(70)、ポール(79)、……だからホットなフレーズや思い切りドライブをかけないが、“My Walking Shoes”も“Don't Laugh”もジミー・マーティンの臭みとドライブをいい具合に、ポールの透明なテナーボイスによる“Hills of Roan County”、カントリー名曲“Fraulien”や“Once A Day”なども、オールドファンの胸を掻き毟るだろう大秀作。是非タップリ、クラシックブルーグラスをお楽しみ!!!
 ……もちろんドイル・ローソン&クイックシルバー、現在ブルーグラスの粋を集めた今年の最新作『In Session』(\2,646-)も大推薦!!
 [ピーター・ローワン・セット]2CDセット(本体\2,450-)\2,646-
 ブルーグラス界の吟遊詩人=ピーター・ローワン、ブルーグラスをベースにバーサタイルな音楽性で一作毎に様々なサウンドを披露する彼が充実した作品を多く残したシュガーヒル時代のベスト・アルバムと弟二人とのローワン・ブラザーズでノスタルジックなグッドタイム音楽にチャレンジした2枚のアルバムをセット、在庫限りで特価販売。

  SH-4035 PETER ROWAN『Best of the Sugar Hill Years』CD単品(本体\2,450-)\2,646-

The High Lonesome Sound(with Nashville Bluegrass Band)/Jealous Heart and a Worried Mind/Walls of Time/Dust Bowl Children/Girl in the Blue Velvet Band(with Jerry Douglas)/All on a Rising Day/Hiroshima Mon Amour/Rainmaker/The First Whippoorwill/You Taught Me How to Lose(with Jerry Douglas)/Memories of You(with Nashville Bluegrass Band)/Last Train/Howlin at the Moon/Wild Geese Cry Again/Meadow Green(with the Nashville Bluegrass Band) 全15曲

 ブルーグラス・ボーカルの最高峰の一人でビル・モンローのサイケデリックな部分を継承するピーター・ローワンが最も脂が乗り切っていたシュガーヒル時代の『The walls of time』『Peter Rowan with the Red Hot Pickers』『The first whippoorwill』『New moon rising』(with the Nashville Bluegrass Band)『Dust bowl children』『All on a rising day』『Awake me in the new world』『Tree on a hill』(with the Rowan Brothers)『Yonder』(Jerry Douglas & Peter Rowan)『Bluegrass boy』から厳選したベストアルバム。
  THERE-005 ROWAN BROTHERS『Crazy People』 CD単品(本体\2,450-)\2,646-

Crazy People/Red Rockin' Chair/Pretty Senorita/Free Mexican Airforce/In 1999 他全10曲

ピーター・ローワンと弟たち、ローワン・ブラザーズの最新作はフラコ・ヒメネスからサム・ブッシュ などの多彩なゲストと、スウィングからカリプソまで、ハッピーで楽しいノン・ジャンルのウキウキ音 楽集。このところ立て続けにレゲェ集、カウボーイ・ソング集とアルバム発表を続けたピーター、弟クリス とローリンといる時のピーターは少し違う、3人揃えばなんとかのようなコミック的な楽しさも漂わせなが ら、ますますその自由奔放さに磨きがかかる。音楽的にブルーグラスとは呼べないが、サCD(本体\2,450-)\2,646-ムの他、ジェ リー・ダグラスやエドガー・マイヤー、ティム・オブライエンらも加わり、ノスタルジックなアメリカ音 楽からカリプソやレゲェ、そしてメキシカン等々、ローワン兄弟の音楽センスの幅広さ、そして楽しいエ ンターテイメントが見事な秀作だ。
 新入荷リスト
 ■ニュースレター#415 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  RUHK-8006 THE BAND OF RUHKS CD(本体\2,450-)\2,646-(歌詞付き)

 1990年代ブルーグラスをリードしたロンサムリバーバンド(LRB)のOBらよる超話題の新バンド、「バンド・オブ・ルックス」のデビュー作。ロニー・ボウマン53歳、ロスト&ファウンドからロンサムリバーバンド、そののちカントリーのソングライターとして大成功。ケニー・スミス47歳、妻アマンダとともに素晴らしいギターコードとリードであたらしいアンサンブルを創り、昨年アマンダが初のIBMA最優秀女性ボーカルに輝く。ドン・リグスビー47歳、幼少時からラルフ・スタンレーに可愛がられたという生粋のブルーグラスっ子にして現在ブルーグラス界最高のテナーシンガーのひとり。そんな3人が数々の名演を残したLRBを退団してから14年ぶりに集合、それぞれの成長を如実に物語るすばらしいアルバムだ。ヒットを狙えそうなキャッチーな曲からストレートなブルーグラス曲、ラルフ・スタンレーのゲストなど。バックアップにはステュアート・ダンカンはじめトップミュージシャンら。詳細はブルーグラス新入荷にて
  BB-0004 BROTHER BARTON『New Love』CD(本体\2,450-)\2,646-

 カリフォルニア州ベイカーズフィールド産のブラザーデュオ、兄ポールのマンドリンと弟ロレンのギターによるブラザーバートン。1998年にゲイブ・ウィッチャー(パンチブラザーズ)とともにデビューアルバムを発表、2004年にリチャード・グリーン、ロン・スチュワートらと2枚目『Originals』、2005年に3枚目『Shufflin』を発表後、リチャード・グリーン&ブラザーバートンとして活躍、経験を積んで昨年発表した最新作である。クリス・シーリ以降のマンドリンとギターのスーパーピッキンと古いスタイルのブラザーデュオが絶妙に配された秀作。高校生のとき、シエラ・ハルと来日したクリスチャン・ウォードのすばらしいフィドルと、ジェフ・ペカレックのベース、バンジョーレス4人組。歌モノが多いけれど、楽器使いがユニークなので、詳細はインスト新入荷参照
  LDR-043 JEFF PARKER『And Company』CD-R(本体\2,450-)\2,646-

 50代半ばと思われるベテランだが、2001年にロンサムリバーバンドに参加して知られることになったジェフ・パーカー、そのキャリアはケンタッキーのレンフロバレイのミュージシャンだった父から受け継いだもの。2007年から上質のエンターテイメントで知られるデイリー&ビンセントで活躍中。クリスマス集を含んで4作目となる最新作は、スタンレー“I Just Catch a Train and Ride”やジミー・マーティン“I LIke To Hear 'Em Preach It”、ビル・モンロー“Kentucky Mandolin”などのカバーほか、若手有望ジェシー・ベイカー(bj)、セス・テイラー(gt)、BJチェリーホームズ、ジミー・バンクリーヴ(fd)、マーク・フェイン(bs)ほか、現在ブルーグラス王道サウンド。詳細はブルーグラス新入荷にて
  STILL-2014 JOHNNY JACKSON & JAMES STILTNER『Tribute to Bill Napier』CD-R(本体\2,450-)\2,646-

 なんて!マニアックな……手造り自費制作「ビル・ネピア―に捧ぐ」とタイトルされたジョニー・ジャクソンとジェイムズ・スティルナーの全10曲集。1957年にスタンレーブラザーズでマンドリンのスタンダード“Daybreak In Dixie”を録音、そのほかにスタンレーでリードギターをフィーチャー、初期のクロスピッキンを残し、後年はチャーリー・ムーアとともにムーア&ネピアーを結成、数々のバンジョー曲も残した名手ビル・ネピアー。その楽器パートをジェイムズ・スティルナーがリードギター、マンドリン、バンジョーで聴かせ、ボーカルをジェイムズの祖父母であるジョニーとエディスのジャクソン夫妻がピュアな過ぎ去った時代の田舎のデュオ(ホンモノの味わい深いとも、単なる田舎の爺ちゃん婆ちゃんの歌とも)で聴かせてくれる。ほぼムーア&ネピアー時代のインストとボーカルものを5曲ずつ……、こういう録音を「すばらしい!」と感じてくれる人って、日本に何人くらいいるのだろうか? 収録曲はブルーグラス新入荷参照
 (インスト)
  PATUX-269 JOSHUA PALMER『met-a-cog-ni-tion』CD(本体\2,450-)\2,646-

 アラバマ出身のマンドリニスト、ジョシュア・パーマーのソロデビュー作『メタ認知』。オールドタイムや濃いブルーグラスに造詣の深い天才フィドラー、ネイト・リースのプロデュースでクリス・シーリ以降の若手マンドリニストらしいテクニックと自由な発想のインストとボーカルものがほぼ半々。ケニー・スミス、スコット・ベスタル、アンディ・ホール、マーク・シャッツ、そしてハーモニーにディディ・ワイランドらを配して若いジョッシュをサポートする。詳細はインスト新入荷にて
  PIEZOW-2 PIEZOW『Guitarist's melancholy』CD-R(本体\463-)\500-

 北海道在住のフラットピッキンギタリスト「ピエゾウ」こと、「クラレンス依存症」という新岡雅巳。ムーンシャイナー誌2014年4月号で「“Piezow”音の暴力、復活」という特集記事で紹介、1980年代には東京で「レッグマンション」として活躍した彼の自
費制作ギター最新アルバム。トラッドからオリジナル、マンドリンソロやドック・ワトソンに捧げられた日本語の歌「Doc Watson」など、収益はすべてトニー・ライス基金に寄贈するという。インスト新入荷参照
 (オールドタイム/フォーク)
  CO-2719 CAMP CREEK BOYS『Old-Time String Band』CD(本体\2,450-)\2,646-

 戦前から演奏をつづけていたオールドタイマー最後の世代、1912年生まれのクロウハンマーバンジョー奏者カイル・クリードを中心に、フレッド・コッカーラムやポール・サッフィンらと組まれたキャンプ・クリーク・ボーイズによる、タイトル通りの「オールドタイム ストリングバンド」のもっとも生々しく典型的な、1967年の貴重な録音によるアルバムが1997年につづいて、2度目のCD化である。詳細はオールドタイム/フォーク新入荷参照
  TIKI-9901 DAN GELLERT DVD+CD(本体\3,300-)\3,564-初回特価

 これまた素晴らしい!! オールドタイム「チキ」パーラーからの最新第2作は、ダン・ゲラートのバンジョーとフィドル、そしてすごいボーカルのソロパフォーマンスがたっぷり。1960年代のフォークリバイバルでオールドタイムに出会った都会っ子が、若くしてモノの本質は「時間をかけて完璧に、かつ詳細に理解すること」と悟ったという。その通りの研鑚を重ねてきたのだろう、彼の弾くフレットレス バンジョーはまるでバンジョーの祖先とされる西アフリカのアコンティングのような響きを聴かせ、フィドルは魂を揺さぶり、そのボーカルは聴く者を圧倒する説得力を持つ。ブルーグラスでも有名な曲の数々、その音楽のプリミティブな感情が露わな、すごいオールドタイムミージシャンの全容がDVDとCDで堪能できる素晴らしい作品。ちなみに2012年、ダンを発見したライ・クーダーは彼との初デュオライブにオハイオまで出向いたという。また、アンクルアールのレイナ・ゲラートは娘である。詳細は映像新入荷にて
  BORL-235 JAYME STONE『Jayme Stone's Lomax Project』CD(本体\2,750-)\2,970-

Lazy John/Before This Time Another Year/Shenandoah/Goodbye Old Paint/Sheep Sheep Don'tcha Know The Road/I Want To Hear Somebody Pray/T-I-M-O-T-H-Y/Hog Went Through The Fence Yoke And All/What Is The Soul Of Man/Now Your Man Done Gone/The Devil's Nine Questions/Bury Boula For Me/Julie And Joe/Susan Anna Gal/Maids When You're Young/Prayer Wheel/Old Christmas/Whoa, Back Buck/Lambs On The Green Hills全19曲
 カナダの音楽賞の最高峰、ジュノ・アワードで、ソロアルバム 『The Utmost』で 2008年の最優秀インストアルバム、2009年には2008年には 『Africa to Appalachia 』(with Mansa Sissoko)で最優秀ワールド・ミュージック・アルバムの受賞経験を持つバンジョー・プレイヤー、ジェイム・ストーンの最新作はフィールド・レコーディングの分野でフォークリバイバルに多大な貢献をしたアラン・ロマックスの残した膨大な録音から選りすぐって、アパラチアからカリプソまで、ティム・オブライエン、ブルース・モルスキー、ジュリアン・レイジ、ブリタニー・ハース、マーガレット・グラスピー等を迎えて新しい解釈で聞かせる。52頁にも及ぶ豪華なブックレット付。トニー・トリシュカに指示したと言うバーサタイルなバンジョーを中心にジョン・ハートフォードが晩年に確立した原点回帰による古くて新しいストリングバンド音楽に通じる非常に素晴らしい上質のサウンドが堪能できる。詳細次号。
 (映像モノ)
  TIKI-9901 DAN GELLERT DVD+CD(本体\3,300)\3,564初回特価

 これまた素晴らしい!! オールドタイム「チキ」パーラーからの最新第2作は、ダン・ゲラートのバンジョーとフィドル、そしてすごいボーカルのソロパフォーマンスがたっぷり。ちなみに2012年、ダンを発見したライ・クーダーは彼とのデュオライブにオハイオまで出向いたという。また、アンクルアールのレイナ・ゲラートは娘である。大推薦の詳細は映像新入荷にて
  SMO-7185 VARIOUS ARTIST『Sing Out! Icons of Folk』DVD(本体\3,600-)\3,888-

Hosted by Loudon Wainwright III, SING OUT! ICONS OF FOLK is a nostalgic one-hour special celebrating some of the greatest acts in folk, including Bob Dylan, The Byrds, Peter, Paul & Mary, John Denver, James Taylor and The Mamas & The Papas. From traditional ballads, to songs of protests and parodies, to songs about life and love, the program explores how folk provided the soundtrack to an era of political, social and counter-cultural changes.

 50年代から70年代に掛けてフォーク・ミュージック・シーンから生まれた大スターの貴重な映像を集大成、ボブ・ディラン、ママス&パパス、サイモン・シスターズ、ピーター・ポール&マリーwithジョン・デンバー、リンダ・ロンシュタット&ストーンポニーズ、バーズ、スティプル・シンガーズ、ジューン・カーター&ジョニー・キャッシュ、フィル・オクス、ジェームス・テイラー、チャド・ミッチェル・トリオ、ジム・クェスキン・ジャグバンドwithマリア・マルダー、アーロ・ガスリー、ウィーバーズ、ホスト役も務めるラウドン・ウェインライト3等の世全盛期、当時の世相を反映した素晴らしい演奏が楽しめる。
 ■ブルーグラス新入荷
  RUHK-8006 THE BAND OF RUHKS CD(本体\2,450-)\2,646-(歌詞付き)

All The Way/Coal Mining Man featuring Dr. Ralph Stanley/Between The Devil And The Deep/Bootleg John/Run With It/Can't Get Over You/All We Need/Good Time Mountain Man/Rendezvous With Danger/Lost Highway/Danny Boy/Happy All The Time/Here Comes A Broken Heart Again.

 1990年代ブルーグラスをリードしたロンサムリバーバンド(LRB)のOB、ロニー・ボウマン、ケニー・スミス、ドン・リグスビーのトリオよる超話題の新バンド、「バンド・オブ・ルックス」のデビュー作。
 ロニー・ボウマン53歳、サミー・シーラー(bj)とともに1991年、ロンサム・リバー・バンド(LRB)として発表した『Carrying the Tradition』で、ダン・ティミンスキとリードボーカルを取りあった“Sittin' On Top of the World”とリードを歌った“Hobo Blues”(ビリー・スミス作)でブレイク、IBMA最優秀アルバムを受賞(1992)し、一躍注目を浴びたロニー・ボウマン。1995年にはソロアルバム『Cold Virginia Blues』でふたたびIBMA最優秀アルバム、そして最優秀男性ボーカルを受賞(合計3度受賞)したロニー、声の質も時代も違うのだが、なぜかブルーグラス界では希有なレスター・フラット的なモダニズムを強く感じたことがある(ソロは4作)。ロスト&ファウンドからロンサムリバーバンドとブルーリッジ系のストレートなブルーグラスを経験したのち、カントリーのソングライターとしてブルックス&ダンやケニー・チェズニーのナンバーワンヒットをはじめアラン・ジャクソンのブルーグラスバンドでも大活躍、大成功を収めている。
 ケニー・スミス47歳、妻アマンダとともにその素晴らしいギターコード感覚と繊細なリードギターであたらしいアンサンブルを創り、昨年アマンダが初のIBMA最優秀女性ボーカルに輝く。自身もIBMA最優秀ギター奏者を2度受賞している。パワープレイヤーの多いブルーグラスギターの中にあって、クラレンス・ホワイト由来のデリケートなピッキングで独自の世界を構築するデビッド・グリアに相通じるものがある。アルバムライナーにも記されているように日本の「須田ギター」をエンドースしている。LRBにはアルバム『One Step Forward』(1996)から参加、ロニーとドンとともに『Finding the Way』(1998)、『Talkin' To Myself』(2000)のシュガーヒル3作を共にしている。ギターアルバムでは『Studebaker』(1997)、『Return』(2013)の2枚、ギターファンは要チェックのチョーお勧めフラットピッキンですよ!!
 ドン・リグスビー47歳、幼少時からラルフ・スタンレーに可愛がられたという生粋のブルーグラスっ子にして現在ブルーグラス界最高のテナーシンガーのひとり。1995年にアリソン・クラウスのユニオンステーションに移ったダン・ティミンスキの後任としてLRBに参加、ケニーと同様2001年まで、上記3作に参加している。LRB在籍中、スーパートラッドバンドのロングビュー参加やダドリー・コンネルとのブラザーデュオ作品『Meet Me by the Moonlight』(2000)、またソロアルバム『A Vision』(1998)ほかなどを残している。LRBを退団後、ケンタッキー州立大学モアヘッド校でトラッド音楽プログラムの教鞭をとりながらさまざまなユニットで活躍、故マロ川端の招きでたびたび日本も訪れている。
 そんな素晴らしいキャリアの3人が数々の名演アルバム3枚を残したLRBを退団してから14年ぶりに集合、それぞれの成長を如実に物語るすばらしいアルバムだ。ヒットを狙えそうなキャッチーな曲からストレートなブルーグラス曲、ラルフ・スタンレーのゲストなど。バックアップにはステュアート・ダンカン、ジム・バンクリーヴ(f)、スコット・ベスタル、ロブ・マッカーリー、ロン・スチュワート(bj)、ジャスティン・モーゼズ(bj,db)、ロブ・アイクス、ジミー・スチュワート(db)、バリー・ベイルズ、アラン・バートラム(bs)、クリス・ブラウン(drums)など、説明不要のトップミュージシャンら。
 ハンク・ウィリアムズ“Lost Highway”はオズボーンと同じ全編トリオハーモニーで、ドンがすばらしいテナーを聴かせる“Danny Boy”は、今やスタンダードのスタンレートラディション“Bootleg John”などのほか、共作を含むロニー・ボウマンのオリジナルが6曲、故ハーリー・アレンはじめ、同僚ナッシュビルソングライターのさまざまな表情を持った曲を集めている。サム・ブッシュ・バンドのクリス・ブラウンのドラムスが10曲に入っているが、全体のサウンドを決して邪魔しない。最後は実に爽快な典型的(ハッピーな音楽と悲しい詞)、バリー・ベイルズとショーン・レーンの書いたブルーグラス“Here Comes A Broken Heart Again”で〆る。あくまでも自分たちの育ったブルーグラスに軸足を置きながら、アメリカーナという幅広いジャンルでのヒットも狙えるすばらしい力作である。
 
  LDR-043 JEFF PARKER『And Company』CD-R(本体\2,450-)\2,646-

Molly Rose/When The Last Curtain Falls/I Like to Hear Them Preach It/Got It On My Mind/Just Catch a Train and Ride/Mighty Silent River/Blue Lonesome Feeling/Eternity Share/Kentucky Mandolin/No One Like Him/Goin' Back To The Country.

 現在もっとも人気のあるエンターテイメントを提供するデイリー&ビンセントのマンドリン奏者、むジェフ・パーカー、クリスマス集を含んで4作目となる最新作。若手有望ジェシー・ベイカー(bj)、マウンテンハートのセス・テイラー(gt)、BJとモリー・チェリーホームズ兄妹、ジミー・バンクリーヴ(fd)、マーク・フェイン(bs)ほか、スーパー強力なバックアップを揃えての現在ブルーグラス王道サウンド。スタンレー“I Just Catch a Train and Ride”やジミー・マーティン“I LIke To Hear 'Em Preach It”などのスタンダードに、フィドルとマンドリンのデュオという大胆なアレンジのビル・モンロー“Kentucky Mandolin”などのカバーほか、近年のブルーグラスソングライターの作品。
 50代半ばと思われるベテランだが、2001年にロンサムリバーバンドに参加して知られることになったジェフ、そのキャリアはケンタッキーのレンフロバレイのミュージシャンだった父から受け継いだものという。1980年、19歳で最初のバンド「トレイン45」を結成、1986年から94年にはフルタイムでレンフロバレイバーンダンスの座付きミュージシャンとなり、1995年に弟のマイクと「ワイルダネス トレイル」結成とローカルで実力をつけ、2001年にLRBに迎えられている。2007年から上質のエンターテイメントで知られるデイリー&ビンセントで活躍中。
  STILL-2014 JOHNNY JACKSON & JAMES STILTNER『Tribute to Bill Napier』CD-R(本体\2,450-)\2,646-

Truck Driver's Queen/Grundy Hoedown/Praise God, I'm REady To Go/Brushy Creek/Piball Blues/Lonesome Guitar/Guitar Pickin' Truck Driver/Roaring Creek/Truck Driver's Romance/Twilight Swamp.

 なんて!マニアックな……手造り自費制作「ビル・ネピア―に捧ぐ」とタイトルされたジョニー・ジャクソンとジェイムズ・スティルナー、ネピアーのカバー全10曲集。1957年にスタンレーブラザーズでマンドリンのスタンダード“Daybreak In Dixie”を録音、そのほかにスタンレーでリードギターをフィーチャー、初期のクロスピッキンを残し、後年はチャーリー・ムーアとともにムーア&ネピアーを結成、数々のバンジョー曲も残した名手ビル・ネピアー。その楽器パートをジェイムズ・スティルナーがリードギター、マンドリン、バンジョーで聴かせ、ボーカルをジェイムズの祖父母であるジョニーとエディスのジャクソン夫妻がピュアな過ぎ去った時代の田舎のデュオ(ホンモノの味わい深いとも、単なる田舎の爺ちゃん婆ちゃんの歌とも)で聴かせてくれる。ベースはジェイムズの妻シンディという完全自家製。ほぼムーア&ネピアー時代のインストとボーカルものを5曲ずつ……、こういうマニアックな、でも心ある録音を「すばらしい!」と感じてくれる人って、何人くらいいるのだろうか? ジェイムズのトーン、ジョニー爺さんの声には一杯の気持ちが詰まっている。
  MRI-5484 BRAD DAVIS『A Bluegrass Tribute To George Jones』CD(本体\2,650-)\2,862-

The Race Is On/We're Gonna Hold On/Tender Years/She Thinks I Still Care/White Lightning/The Grand Tour/Walk Through This World With Me/I Don't Need Your Rockin' chair/Let's Go Home/Ain't Nobody Gonna Miss Me/Make Me One More Memory全12曲

 フラットピッキング・ギターの達人としても知られるブラッド・デイビスがカントリー史上最高の男性シンガー、ジョージ・ジョーンズの名曲に挑んだブルーグラス・ボーカル作品。詳細次号にて。
  ROU-36666 DAILEY & VINCENT『Sings the Statler Brothers』 CD(本体\2,450-)\2,646-再発売

 現在、米国ブルーグラス界でもっとも人気のあるデイリー&ビンセントが、1972年から8年連続で年間最優秀カントリー・ボーカル・グループを受賞したスタットラー・ブラザーズのヒット曲をカバーしたポップグラス。セルダム・シーンで知られる"Hello Mary Lou"やポップカントリーとしてヒットした数々のキャッチーな曲を、現在ブルーグラスのトップミュージシャンたちの能力が存分に発揮されたアレンジとともに、現在最高のブラザーデュオを目指す彼らが、強力なバス・ボーカルを加えたカルテットで聴かせる。米国レストラン・チェーン、クラッカーバレルの店頭のみで入手可能だった作品のラウンダー社から再発売。
 ■インスト新入荷
  BB-0004 BROTHER BARTON『New Love』CD(本体\2,450-)\2,646-

Ezra's Approach/Uncle Pen's Oil/Something Got a Hold of Me/The King and I/Fathers and Mothers/New Love/Pineapple Britches/Professional Rednecks/Star Spangled Banner/Cowboy Prayer/Dialin' in the dog/Discovering You.

 リチャード・グリーン&ブラザーバートンとして活躍していた、カリフォルニア州ベイカーズフィールド産のスーパーピッキン!ブラザーデュオ、兄ポールのマンドリンと弟ロレンのギターによるブラザーバートン、高校生のとき、シエラ・ハルと来日したクリスチャン・ウォードのすばらしいフィドルと、ジェフ・ペカレックのベース、バンジョーレス4人組(弟ロレンが弾くバンジョーも少し入っている)の最新作。
 いきなりのストレングスインナンバーズ以降のオリジナルインスト(モンロータッチ入り)“Ezra's Approach”からアンクル・ペンをテーマにしたブルーグラス讃歌“Uncle Pen's Oil”のオリジナル、そして古いワルツ手法のカーターファミリーソング“Something Got a Hold of Me”からホンキートンクカントリーを思わせるけど1940年代に書かれたゴスペルという“King and I”……、そのクラシックなメロディラインとホットなスーパーピッキン、そして清涼!?なブラザーデュオがなんとも不思議なマッチングを感じさせる、さすがカリフォルニアのブルーグラスだ。中盤でマンドリンソロからギターとのデュオ、そしてバンド演奏とつづくタイトル曲を含むインスト3連発もいい。弟ロレンがバンジョーで参加したコミックソング!?“Professional Rednecks”が急に「フォギマン」で終わったり、ほかに最後のカバー3曲目は、米国国歌「星条旗よ永遠なれ」、クリスチャンの感動的なフィドルを軸に意外なアレンジ。それ以外のオリジナル9曲、カバーともども思いっ切り楽しみながら創っている感じがして、どの曲もとても楽しめた。
 ちなみにこのアルバム、児童売買や児童搾取を救う非営利団体「Selah's River International, Inc.」に寄付されているという。
  PATUX-260 BILLY HURT JR.『Fiddlin' Billy Hurt』(本体\2,450-)\2,646-

 幼いときに出会ったクラーク・キッシンジャーというケニー・ベイカーにも影響を与えた偉大なウエストバージニアのフィドラーの曲を中心に、トラッドからガーシュインなどのスタンダードまで、ベイカーの“Grassy Fiddle Blues”や“Ragtime Annie”ほか、軽やかなリストとダークでスウィートな音色が心地良いビリー・ハートのフィドルチューン集。キッシンジャーのギタリスト、ジーン・メドウズのビートを再現するようなジェレミー・スティーブンズのリズムギターもすばらしい。ほかに、ブレンネン・アーンスト、ロバート・モンゴメリー、ダニー・ナイスリーらワシントンDCの若いミュージシャンに、現在ビリーが在籍するバンドのボス、カール・シフレット(gt)とその息子クリス(bs)も参加。新鮮なレパートリーでフィドルの魅力を堪能させてくれるフィドル秀作。
  PATUX-269 JOSHUA PALMER『met-a-cog-ni-tion』CD(本体\2,450-)\2,646-

Train of Tears/Metacognition/Owl's Hollow/Apollo 11/Hammer Down/Poe/Anthem-Revelation/The Shipmaster/Pride of Man/The Dusk/The Raven and the Crow/Misty Morning/Hour Glass Waltz.

 アラバマ出身の若手マンドリニスト、ジョシュア・パーマーのソロデビュー作『メタ認知』。3歳からピアノを弾き、11歳でジーン・オートリーやロイ・ロジャーズなど、戦前のカウボーイシンガーに憧れてギターを弾きだすうち、兄が買ったものの飽きてしまったマンドリンを手にする。ピアノやギターで覚えた音をマンドリンに移植していたが2週間後、家族の友人(デビッド・デイビス&ウォリアーリバーボーイズのメンバー)にマンドリンレッスンを受ける。のちにはウェイン・ベンソンからも2度のレッスンを受け、マンドリンの様々な可能性に気付いたという。8歳年上の姉がニッケルクリークのファンで、それが14歳までのブルーグラス体験、それ以外はクラシック音楽、カウボーイソング、ブルースとクリスチャンロック、そしてピンク・フロイドとレッドツェッぺリンが自分の音楽だったという(ライナーより)。地元アラバマのブルーグラスゴスペル「カナンズ クロッシング」でフルタイムミージシャンとしてのキャリアを重ねながら自身のオリジナルを求めてきたという。
 オールドタイムや濃いブルーグラスに造詣の深い天才フィドラー、ネイト・リースのプロデュースでクリス・シーリ以降の若手マンドリニストらしいテクニックと自由な発想のインストとボーカルものがほぼ半々。決して滑らかなボーカルではないが、込められたメッセージを丁寧に表現しようとする真摯さが感じられる。10曲のオリジナルほか、ジョン・デンバーの“Anthem-Revelation”とゴードン・ライトフットがデビューLPでカバーしたハミルトン・キャンプの“Pride of Man”(トニー・ライスも『Church Street Blues』でカバー)、そしてブルーグラス・アルバム・バンドの第6巻で取り上げられたドイル・ローソンの“Misty Morning”の3曲のみ。バックアップはネイトのほか、ケニー・スミス(gt)、スコット・ベスタル(bj)、アンディ・ホール(db)、マーク・シャッツ(bs)、そしてハーモニーにディディ・ワイランド(元スカイライン)らを配して、そんな若いジョッシュをサポートする。なお2曲でテイラー・ベイカーのセカンドマンドリンを加え、クラシカルなマンドリン・デュオを聴かせる。オーディ・ラトリフ作のマンドリンで聴かせる新世代のブルーグラスマンドリン作品。
  PIEZOW-2 PIEZOW『Guitarist's melancholy』CD-R(本体\463-)\500-

Banks of the Ohio - You Are My Sunshine/50's Love/Woman's Melancholy/Orange Blossom Special/April Wind/Cherokee Shuffle/Mandolin Solo/Doc Watson/Team Seven/Love You.

 北海道恵庭市在住のフラットピッキンギタリスト「ピエゾウ」こと、「クラレンス依存症」という新岡雅巳。ギターのほか、マンドリンやハンマーダルシマなどマルチプレイヤーぶりを発揮しながら、各曲にそれぞれの思い入れを差し挟み、パーソナルなアコースティック音楽を綴る。ムーンシャイナー誌2014年4月号で「“Piezow”音の暴力、復活」という特集記事で紹介、1980年代には東京で「レッグマンション」として活躍した彼の多重録音による自費制作ギター最新アルバム。トラッドからオリジナル、マンドリンソロやドック・ワトソンに捧げられた日本語歌「Doc Watson」など、ギターとブルーグラス、その周辺音楽、つまりアコースティックへの愛情を素直に表出している。収益はすべてトニー・ライス基金に寄贈するという。
 ■オールドタイム/フォーク新入荷
  CO-2719 CAMP CREEK BOYS『Old-Time String Band』CD(本体\2,450-)\2,646-

Fortune/Let Me Fall/Old Joe Clark/Fall On My Knees/Honeysuckle/Suzanna Gal/June Apple/Cider Mill/Fire In The Mountain/Soldier's Joy/Lonesome Road Blues/Cotton Eyed Joe/Breaking Up Christmas/Pretty Little Girl.

 タイトル通り、典型的な「オールドタイム ストリングバンド」の大名盤、キャンプ・クリーク・ボーイズによる1967年の貴重な録音によるアルバムが1997年につづいて、2度目のCD化である。……なぜ貴重か?
 ノースカロライナ州サリー郡にあるラウンドピークという地域、いわゆる「ラウンドピークスタイル」と呼ばれるフィドルやクロウハンマーバンジョーの本拠地(ブルーリッジとピードモント地方の境にある)、そこで戦前から演奏をつづけていたオールドタイマー最後の世代、1912年生まれのクロウハンマーバンジョー奏者カイル・クリードを中心に、1905年生まれのフレッド・コッカーラムやポール・サッフィンらと組まれたのがキャンプ・クリーク・ボーイズである。すでに商業化されていたレコード会社からは見向きもされなかった時代、まだ「ホンモノ」の存在や値打ちが多くの人々に知られていなかった時代、そんな彼らのバンドとしての最晩年の録音ということなのである。
 同地でもっとも有名なトミー・ジャレルは参加していないが、つまりここに収められた音楽は、ニューロストシティランブラーズらが1960年代にリバイバルさせたオールドタイムではなく、また1970年代に入ってハイウッドストリングバンドらを筆頭に花開いた若い世代によるオールドタイムでもなく、まさにラウンドピーク地方に戦前から伝わった奏法と唱法を受け継ぎつつ、第二次世界大戦後にフツーに生活したミュージシャンの息吹も吹き込まれているということだろう。
 オールドタイムのストリングバンドはダンス音楽、すなわちその命はリズムであることが、1曲目のフィドルボーイングから伝わる。オールドタイムはブルーグラス直系のルーツであるけれど、オールドタイム ストリングバンドが踊らせ、ブルーグラスが聴かせる(パフォーミング)音楽であることによってまったく異なった楽しみ方をするものであることが、彼らのホットな演奏から感じられるだろう。
 オールドタイム ストリングバンドを楽しむにはこの強烈なリズムグルーヴを感じ、ただその渦の中に飛び込めばいい……。のだが、それが難しい!! 4月末に大阪のなにわ橋駅で開いた「チチ松村のバンジョー、あとの祭り」でも高木バスコさんからクロウハンマーのコツを教えてもらった。曰く、「弾いたらアカン!」、とはこれ如何に……!!? 
  BORL-235 JAYME STONE『Jayme Stone's Lomax Project』』CD(本体\2,750-)\2,970-

Lazy John/Before This Time Another Year/Shenandoah/Goodbye Old Paint/Sheep Sheep Don'tcha Know The Road/I Want To Hear Somebody Pray/T-I-M-O-T-H-Y/Hog Went Through The Fence Yoke And All/What Is The Soul Of Man/Now Your Man Done Gone/The Devil's Nine Questions/Bury Boula For Me/Julie And Joe/Susan Anna Gal/Maids When You're Young/Prayer Wheel/Old Christmas/Whoa, Back Buck/Lambs On The Green Hills全19曲
 カナダの音楽賞の最高峰、ジュノ・アワードで、ソロアルバム 『The Utmost』で 2008年の最優秀インストアルバム、2009年には2008年には 『Africa to Appalachia 』(with Mansa Sissoko)で最優秀ワールド・ミュージック・アルバムの受賞経験を持つバンジョー・プレイヤー、ジェイム・ストーンの最新作はフィールド・レコーディングの分野でフォークリバイバルに多大な貢献をしたアラン・ロマックスの残した膨大な録音から選りすぐって、アパラチアからカリプソまで、ティム・オブライエン、ブルース・モルスキー、ジュリアン・レイジ、ブリタニー・ハース、マーガレット・グラスピー等を迎えて新しい解釈で聞かせる。52頁にも及ぶ豪華なブックレット付。トニー・トリシュカに指示したと言うバーサタイルなバンジョーを中心にジョン・ハートフォードが晩年に確立した原点回帰による古くて新しいストリングバンド音楽に通じる非常に素晴らしい上質のサウンドが堪能できる。詳細次号。
 ■カントリー新入荷
  NONE548243 EMMYLOU HARRIS & RODNEY CROWELL『The Traveling Kind』CD(本体\2,450-)\2,646-

The Traveling Kind/No Memories Hanging Round/Bring It On Home to Memphis/You Can't Say We Didn't Try/The Weight of the World/Higher Mountains/I Just Wanted to See You So Bad/Just Pleasing You/If You Lived Here You'd Be Home Now/Her Hair Was Red/Le Danse de la Joie全11曲

グラム・パーソンズとのコンビでカントリー・ロックの興隆に大きな役割を果たし、トラディショナルカントリーの名盤『Blue Kentucky Girl』に続いてブルーグラス作品『Roses In The Snow』、ドリー・パートン&リンダ・ロンシュタットとの『Trio』、サム・ブッシュやアル・パーキンス等とのナッシュランブラーズ等々、アメリカン・ルーツ音楽史に大きな足跡を残すエミルー・ハリスの最新アルバムでロドニー・クロウエルのコラボレーション第二作。
  WB-546622 DWIGHT YOAKAM 『Second Hand Heart』CD(本体\2,650-)\2,862-

In Another World/She/Dreams Of Clay/Second Hand Heart/Off Your Mind/Believe/Man Of Constant Sorrow/Liar/The Big Time/V's Of Birds全10曲

 元祖カントリー・パンクにしてベイカーズフィールド・サウンド中興の祖、映画スターとしても大活躍、ドワイト・ヨーカムの最新アルバム。ギタリスト/プロデューサーのピート・アンダーソンとのコンビで86年のメジャー・デビュー以来、ウェスト・コーストのガレージ・パンクを映し出したとんがったサウンドと、それとは対極的なケンタッキーのトラディショナル・ルーツが渾然一体となった、唯一無二のカントリー・スタイルで一時代を築いたドワイト、一昨年に7年ぶりの新作『3 Pears』で復帰を果たしての新作でもつぼを心得たセンス溢れるギターサウンドに乗っかって軽快に飛ばす。ケンタッキー出身でラルフ・スタンレーとの共演でも知られる彼の"Man of Constant Sorrow"も聞き物。
 ■映像モノ新入荷
  TIKI-9901 DAN GELLERT DVD+CD(本体\3,300)\3,564初回特価

 これまた素晴らしい!! オールドタイム「チキ」パーラーからの最新第2作は、ダン・ゲラートのバンジョーとフィドル、そしてすごいボーカルのソロパフォーマンスがたっぷり。1960年代のフォークリバイバルでオールドタイムに出会った都会っ子が、若くしてモノの本質は「時間をかけて完璧に、かつ詳細に理解すること」と悟ったという。その通りの研鑚を重ねてきたのだろう、彼の弾くフレットレス バンジョーはまるでバンジョーの祖先とされる西アフリカのアコンティングのような響きを聴かせ、フィドルは魂を揺さぶり、そのボーカルは聴く者を圧倒する説得力を持つ。ブルーグラスでも有名な曲の数々、その音楽のプリミティブな感情が露わな、すごいオールドタイムミージシャンの全容がDVDとCDで堪能できる素晴らしい作品。ちなみに2012年、ダンを発見したライ・クーダーは彼との初デュオライブにオハイオまで出向いたという。また、アンクルアールのレイナ・ゲラートは娘である。
  SMO-7185 VARIOUS ARTIST『Sing Out! Icons of Folk』DVD(本体\3,600-)\3,888-

Hosted by Loudon Wainwright III, SING OUT! ICONS OF FOLK is a nostalgic one-hour special celebrating some of the greatest acts in folk, including Bob Dylan, The Byrds, Peter, Paul & Mary, John Denver, James Taylor and The Mamas & The Papas. From traditional ballads, to songs of protests and parodies, to songs about life and love, the program explores how folk provided the soundtrack to an era of political, social and counter-cultural changes.

 50年代から70年代に掛けてフォーク・ミュージック・シーンから生まれた大スターの貴重な映像を集大成、ボブ・ディラン、ママス&パパス、サイモン・シスターズ、ピーター・ポール&マリーwithジョン・デンバー、リンダ・ロンシュタット&ストーンポニーズ、バーズ、スティプル・シンガーズ、ジューン・カーター&ジョニー・キャッシュ、フィル・オクス、ジェームス・テイラー、チャド・ミッチェル・トリオ、ジム・クェスキン・ジャグバンドwithマリア・マルダー、アーロ・ガスリー、ウィーバーズ、ホスト役も務めるラウドン・ウェインライト3等の世全盛期、当時の世相を反映した素晴らしい演奏が楽しめる。
 最近作/お勧め作、再入荷
 (すでに新入荷で紹介済の作品たちです)
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 [ドイル・ローソン]
  MH-1502 CROWE, LAWSON & WILLIAMS『Standing Tall and Tough』CD(本体\2,450-)\2,646-

 さすが!素晴らしいブルーグラスをこともなげにやってしまうJ.D.クロウ(bj)、ドイル・ローソン(gt)、ポール・ウィリアムズ(md)のサニーマウンテンボーイズ卒業生たち、2010年のゴスペル作『Old Friends Get Together』につぐ最新世俗作品。ほんの軽くパーカッションが入っているものの、これぞトラッドグラスの核心といった完璧な楽器アンサンブルとトリオハーモニー。ジェイソン・バリー(fd、聴くべし!!)とジョッシュ・スウィフト(db,perc)、ティム・サレット(bs)を伴った御大3人の素晴らしく抑制の効いたアンサンブルの究極を提示する。当然だけど全身がトラッドグラスの3人、J.D.(77)、ドイル(70)、ポール(79)……、だからホットなフレーズや思い切りドライブをかけないが、“My Walking Shoes”も“Don't Laugh”もジミー・マーティンの臭みとドライブを抜いたいい具合、ポールの透明なテナーボイスによる“Hills of Roan County”、“Fraulien”、“Once A Day”なども、オールドファンの胸を掻き毟るだろう大秀作。
  MH-1573 DOYLE LAWSON & QUICKSILVER『In Session: 33 Strings + 6 Pickers + 6 Voices = Reading, 'Riting & Rhythm』CD(本体\2,450-)\2,646-

 この驚くべき完成度の高いブルーグラス! 70年のブルーグラス史上、最強のアンサンブルを創ることに成功したドイル・ローソンの40作目最新作。そのタイトルも、まさに黒板に書かれたように「33の弦+6人のピッカー+6人の声=読み、書き、そしてリズム」。まさに完璧に、33本弦が鳴り、6人のセンスの塊ピッカー、どこで見つけるのか素晴らしいシンガーたち。オズボーンブラザーズの音楽性とジミー・マーティン由来のソリッドグラスが見事に現代的なポップ感覚と相まって素晴らしいクイックシルバーサウンドを創り上げていく。チャーリー・モンロー名曲“Weep and Cry”(クライングタイムの大西一由や広田みのりでも)とビル・モンロー・インスト“Evening Prayer Blues”をドブロとマンドリンでやってしまうほか、書き下ろしの新曲を中心にウキウキブルーグラス。多くの人に音楽としての完成度の高さを味わっていただきたいブルーグラス、ひとつの究極!!強力お薦め!
  MH-1063D DOYLE LAWSON『Through the Years』DVD(本体\3,800-)\4,104-

 もう10年前になる2004年春、ドイル・ローソン&クイックシルバーが結成25周年を祝ったチョー豪華な記念コンサートから、全32曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像(ムーンシャイナー誌2004年9月号に詳細)の大ベストセラー。別名「School of Bluegrass」とも呼ばれるドイルの率いるクイックシルバー、本作では歴代のメンバーが一堂に会し、1980年代以降のブルーグラス主流派をリードしたスマートなソリッドグラスが、2004年当時の現役メンバー(ジェイミー・デイリー、バリー・スコット)のほか、つぎつぎと迎えるラッセル・ムーア、ジム・ミルズ、テリー・バウコム、スティーブ・ガリー、ジョン・ボウマンなどの歴代メンバーゲストとともに、現在最高峰のブルーグラスライブが堪能できる秀作ライブ映像集。
  REB-1778 DOYLE LAWSON『Tennessee Dream』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ドイル・ローソンの1977年発表の唯一のマンドリン・ インスト作品。ケニー・ベイカーとJ.D.クロウ、ボビー・ スローン、そして若きジェリー・ダグラスという最高のサイドマンを従えて、そのクリアなピッキングを堪能さ せてくれる。16部音符のスケール奏法でスムースなメロディーの流れを作っていくオリジナルを中心に、モン ロー・メドレーやクラシック曲「ラバーズ・コンチェルト」など、現代ブルーグラス・マンドリンの先駆者である。
 [あなたはビル・モンローを見たか?]
  RGMCD-172 BILL MONROE『5 CLASSIC ALBUMS PLUS..』 4CD (本体\2,450-)\2,646-

Cry Cry Darling/Roane County Prison/Goodbye Old Pal/Out In The Cold World/A Good Woman'S Love/In Despair/Come Back To Me In My Dreams/A Lonesome Road/Sally-Jo/Brand New Shoes/Molly And Tenbrooks/I'M Sittin' On Top Of The World/I Saw The Light/I'Ll Meet You In The Morning/Life'S Railway To Heaven/Lord Lead Me On/Wayfaring Stranger/A Beautiful Life/Precious Memories/House Of Gold/I'Ve Found A Hiding Place/Jesus, Hold My Hand/I Am A Pilgrim/Lord Build Me A Cabin In Glory/Linda Lou/Little Joe/Seven Year Blues/You Live In A World All Your Own/Time Changes Everything/Bluegrass Part 1/Big River/Flowers Of Love/It'S Mighty Dark To Travel/Sold Down The River/Put My Ruibber Doll Away/Lonesome Road Blues/Little Maggie/Bugle Call Ra /Toy Heart/I'M Going Back To Old Kentucky/Live And Let Live/Nine Pound Hammer/Cotton Fields/John Hardy/Shady Grove/Danny Boy/Journey'S End/Old Joe Clark/Let The Light Shine Down On Me/Wait A Little Longer, Please Jesus/Put My Little Shoes Away/Wheel Hoss/On And On/Belieed In You, Darling/Sitting Alone In The Moonlight/You'Ll Find Her Name Written There/Gotta Travel On/Four Walls/Roanoke/Uncle Pen/Y'All Come/Happy On My Way/Blue Moon Of Kentucky/New Mule Skinner Blues/Cheyenne/A Fallen Star/Plant Some Flowers On My Grave/Footprints In The Snow/Panhandle Country/Scotland/No One But My Darlin'/Tomorrow/I'Il Be Gone/Dark As The Night, Blue As The Day/Lonesome Wind Blues/Come Go With Me(全75曲)

ブルーグラスの父、ビル・モンローのデッカ時代の『KNEE DEEP IN BLUE GRASS』『I SAW THE LIGHT』『MR. BLUE GRASS』『BLUEGRASS RAMBLE』『MY ALL TIME COUNTRY FAVORITES』 発売順に4枚のアルバムとシングル盤を集めたセット物廉価盤。レスター・フラットとアール・スクラッグスという重要なメンバーが抜けた後、ハイロンサムなボーカルと他の追従を許さない圧倒的なマンドリン・プレイを武器にモンロー自身がフロントに立ち、ジミー・マーチン、ルディ・ライル、バッサー・クレメンツ、エド・メイフィールド等々、名バイプレイヤーを輩出、メンバー・チェンジを繰り返しながらスタイルとしてのブルーグラスを確立した時代の貴重な録音。
  PRMCD-6151 BILL MONROE『The Father of Bluegrass: The Essential Recordings』2CD (\1,980-)\2,138-

Will The Circle Be Unbroken?/What Would You Give In Exchange Foir Your Soul ?/Mule Skinner Blues/Katy Hill/Blue Yodel No.7/In The Pines/Orange Blossom Special/Heavy Traffic Ahead/True Life Blues/Summertime Is Past And Gone/Blue Moon Of Kentucky/Toy Heart/Wicked Path Of Sin/Bluegrass Breakdown/Blue Yodel No.4/My Rose Of Old Kentucky/Molly And Tenbrooks/Little Cabin Home On The Hill他全40曲

モンロー・ブラザーズ2曲、RCA時代5曲、コロンビア時代18曲、初期のデッカから15曲という廉価盤コンピレーション。
  ROC-3276 BILL MONROE『Live 1964』CD(本体\2,450-)\2,646-

 1964年8月録音というビル・モンロー(1911-1996)の貴重なドック・ワトソン(7曲)とブルーグラスボーイズ(20曲)とのライブ集。前衛パンクのような抑えがたい衝動に溢れたブルーグラスを率いるビルが、ドック・ワトソンという希有なアパラチアントラッドシンガーと出会ったことで自身のルーツを見直す結果となり、そのことがのちのモンロー伝説につながる一歩手前、1966年名盤LP『Bluegrass Time』に至る直前の、まだまだ粗削りなこの日の演奏の中にキラリと光る気高さへの序章を感じるのはわたしばかりではないだろう。
  BOOK-27 BILL MONROE "Father of Bluegrass" 翻訳:西垣内寿枝、西垣内泰介Book(本体\1,900-)\2,052-

ビル・モンロー生涯を、モンロー自身と、その時々に彼に関わった人々とのインタビューで綴るドキュメンタリー・ビデオ作品『Bill Monroe〜Father of Bluegrass』のオリジナル原稿を対訳したA4版56頁の本。故チャビー・ワイズをはじめ、ソニー・オズボーン、ピーター・ローワン、ビル・キース、ケニー・ベイカー他、歴代の主要なブルー・グラス・ボーイ達の他、故ジェリー・ガルシア、エミルー・ハリス、ジョージ・グルーン、リッキー・スキャッグス等々がインタビューを収録、ブルーグラス・ファン必携本!
 [ベッキー・ブラー『'Tween Earth and Sky』レコーディング日記]
  BB-2014 BECKY BULLER『'Tween Earth and Sky』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ムーンシャイナーの今月号から連載で大特集。女子大生バンドが飛びつきそうな可愛いキャッチーな1曲目(ほんでバックは、ロン・ブロックやケニー・スミスらによるハイテクブレイクの連続……)から、全編にブルーグラス出身女性シンガーソングライターらしいタッチと、素晴らしいフィドラーとしての資質から生まれるトラッドに根ざした現代ブル―グラス、ベッキー・ブラー最新第3作。全体にアパラチアの感情をまとって、そのまんまサム・ブッシュ・バンドやティム・オブライエン&ブライアン・サットンらも参加、中でも唯一のカバー、1988年に第1回グラミー賞ブルーグラス部門を獲得したビル・モンロー曲“Southern Flavor”では、オリジナル録音と同じバディ・スパイカーやブレイク・ウィリアムズにモンロー代役ローランド・ホワイト、そしてピーター・ローワンとのデュエットでボーカルパートを創作等々、……ベッキーの素晴らしいアパラチア/ブルーグラス愛に満ちた大秀作ブルーグラス。  
 【ムーンシャイナー5月号レビュー紹介作品】
  DREAD-1401 DAVID GRIER『Fly on the Wall』CD(本体\2,450-) \2,646-

 最もイノベーティブでクリエイティブなフラットピッカー、デビッド・グリア(g)の最新作。1998年録音、ダーク・パウエル(bj)、ジェームス・レバ(f)が参加。フィドル・チューンのグループをそのままギターで表現、クラレンス・ホワイト直系の複雑なシンコペーションによるクロスピッキングを駆使した"Golden Slipper"、コードの響きが美しいオリジナル"Sometime Next Summer"、変則チューニングによるボーナス曲"Salt Creek"といったソロ・ギターによるパフォーマンスも聞き物。
  RUR-1131 CODY SHULER CD(本体\2,450-) \2,646-

ノース・キャロライナのパイン・マウンテン・レイルロードを率いて活躍するコディ・シューラ―のソロ・アルバムはソリッドでトラディショナル・ブルーグラスに根差した、とても気持ちの良い作品。自身のマンドリンとブーンクリークのウェス・ゴールディングを彷彿させる小気味よいボーカル。テリー・バウカム(bj)、スコット・ベスタル(bj)、ロン・スチュアート(bj)という凄腕3人を揃えて、ティム・クロウチ(f)、ロブ・アイクス(d)、悪くなりようがない面々がサポート。
  REB-1847 CHRIS JONES & THE NIGHT DRIVER『Lonely Come Easy』CD(本体\2,450-) \2,646-

ソングライター、ギター・プレイヤーとして優れた才能を持つクリス・ジョーンズ&ナイトドライバーズの2013年の作品。ランディ・トラビスを髣髴させるバリトン・ボイスを武器に、ウェーリーハーツ、スペシャル・コンセンサス等に参加後、自らのナイトドライバーを立ち上げた彼のレベルからの4作目。クレア・リンチとシェラ・ハルを迎えてC.W.マコール、75年のヒット曲"Wolf Creek pass"のカバーも楽しい。
  MCR-1002 LARRY CORDLE『All-Star Duets』CD(本体\2,450-) \2,646-

 同郷のリッキー・スキャッグスの後押しでソングライターとして大成功を収めたラリー・コーデル&ロンサム・スタンダード・タイムの最新作。ガース・ブルックス、アリソン・クラウス、リッキー・スキャッグス、ケニー・チェズニー、ダークス・ベントリー、トリーシャ・イヤーウッド、キャシー・マティア、デル・マッカーリー等々、ビッグスター達を迎えて、彼等のヒット曲を自身のバンドをバックにブルーグラス・スタイルでデュエットするという豪華な内容。
  DDCD-00721 V.A.『Constant Sorrow:A Tribute To Ralph Stanley』CD(本体\2,450-) \2,646-

 ラルフ・スタンレーの孫、ネイサンとグラミー・ノミニーのエンジニア、エリック・ポールの共同プロデュースによる、非常に興味深いラルフ・スタンレー・トリビュート作。ビンス・ギル&レベッカ・リン・ハワード"Pretty Polly"、マーティ・レイボン&ソニア・アイザックス"Constant Sorrow"、ジェフ・ベイツ"I Think I'll Go Away"、エリアコード615のアレンジを髣髴させるチャーリー・マッコイ"Little Maggie"他、ラストのロンダ・ビンセント"The Darkest Hour"、女帝の貫禄に相応しい唄いっぷりが素晴らしい。
  DUAT-1685 ROBERT EARL KEEN, JR『Happy Prisoner: The Bluegrass Sessions』 CD(本体\2,450-)\2,646-

 ノーマン・ブレイクが最初のギターヒーローで学生時代にフロント・ポーチ・ボーイズというブルーグラス・バンドにも参加していたという、テキサスのシンガーソングライター、ロバート・アール・キーンによるブルーグラス・アルバム。ピーター・ローワン、ライル・ラベット等を迎えてブルーグラス・スタンダードを演じる秀作。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  PATUX-268 SPRINGFIELD EXIT『That Was Then』CD(本体\2,450-)\2,646-

 なんと!1980年代を席巻したジョンソンマウンテンボーイズのメンバーが3人、トム・アダムズ(bj)、デビッド・マクローリン(md)、マーシャル・ウィルボーン(bs)!! その3人にリンダとデビッドのレイ夫妻のボーカルとギター。“Some Old Day”“I've Endured”“Till the Rivers All Run Dry”ほか、フィドルレスの4人の楽器が見事にリンダの、実に素直な、メチャ上手ボーカルをキッチリと支える。トムのバンジョー、歌に見事に溶け込むその様は至福……。趣味のいい女性ボーカルと心優しい男たちの真綿にくるまれたブルーグラスサウンドをゆっくりと味わってください!!
  RC-120 THE TIPTON HILL BOYS『Lucky』CD(本体\2,450-)\2,646-

Intro/Steam Boat Whistle Blues/Lucky/Rosey Bokay/How Come Your Dog Don't Bite Nobody But Me/Lonesome Road Blues/E. Thadious Foot/Searching For Yesterday/Hot Corn Cold Corn/Barnyard Shuffle/We All Smell Good on Sunday/Crawdad Song/What a Friend We Have in Jesus/The Bridge Washed Out/Danny Boy/Outro 全14曲

ハートフォード・ストリング・バンドのキー・メンバーとして活躍、映画『オー・ブラザー!』のサントラでもリズム・セクションの要として貢献したクリス・シャープ、故郷ノース・キャロライナ州アッシュヴィルで96年以来活動しているバンド、ティプトン・ヒル・ボーイズのデビュー作。クリス、ケヴィン・スルーダー(bs)、ジョージ・バックナー(bj)のトリオに、ゲストとしてアンクル・ジョッシュ・グレイヴス、ボビー・ヒックス、ふたりの大ヴェテランをはじめ、フィドルにはシャド・コッブとマット・コームズ、コーラスにキャシー・キアヴォラなどを迎えている。師匠である故ジョン・ハートフォードをして「フラット・バイ・シャープ」といわしめたクリスのヴォーカルとレスター・リズムは、ジョッシュとボビーの一本筋のとおったバックアップを得て冴えわたり、加えて本作ではケヴィンのハイ・リードをフィーチュアしたトリオ・コーラスという新たな武器をもって、オズボーンズ調の美しいハーモニー(ダラス・フレイジアーやメル・ティリスなどオズボーンズ好みの曲を見つけている)で聴かせるという、嬉しい驚きが待っている。シャドが全編に大活躍、シャドとボビー、シャドとマットのツイン・フィドルとあわせて、ジョージの抜群のスクラッグス・スタイルとともに絶妙の味わいを演出している。また、ザ・スティール・ゴーストとクレジットされた、オズボーンズ・スタイルには欠かせないペダル・スティールはナッシュヴィルのヴェテラン・セッション・プレイヤー、トミー・ホワイト。最初と最後にあのペット・ミルク・ショウをカヴァーしたテーマ曲を短く入れるあたりは、クラシック・スタイルに傾倒するクリスならではのアイディア。
  SKFR-1004 RICKY SKAGGS『Live at the Charleston Music Hall』CD(本体\2,450-)\2,646- 再入荷

Black Eyed Susie/How Mtn Girls Can Love/Why Did You Wander/Old Home Place/Uncle Pen 他全15曲
 日本ではニューサウスで大ヒットした"Old Home Place"をカバー、現在もっとも充実した超重量級ブルーグラス・バン ド、IBMA最優秀インスト・グループのケンタッキー・サンダーを率いて大活躍のリッキー・ス キャッグス(m)、第5作にして初のライブ盤である。コディー・キルビー(lg)とアンディ・レフト ウィッチ(f,m)という共に21才のスーパーピッカー、ボビー・ヒックス(f)、ジム・ミルズ(bj)といった大 ベテラン、ポール・ブルースター、ダーリン・ビンセントのテナーとバリトン、すべてをまとめるマー ク・フェイン(bs)という8人の大所帯が繰り出す「これでもかっ!」のたたみ込む超重量ソリッドグラス。 思いっきり弾いていながら、このベストなトーン/タッチ/テイストのコントロール、モンロー、フ ラット&スクラッグス、スタンレーズ御三家の超有名曲スタンダード、1970年代に自らが参加して新しい ブルーグラスの道標となった名曲他、ジェフ・テイラーのアコーディオンやホイッスルを加えたケルト風 味の5曲、インスト4曲やコンテンポラリーな曲を織り交ぜて聴かせる最上級のブルーグラス・エンターテ イメントだ。
 [クリス・シーリ]
  NONE546377 PUNCH BROTHERS『Phosphorescent Blues』CD(本体\2,450-)\2,646-

 今やメディアで、「世界最高のストリングバンド」という呼ばれ方をするパンチ・ブラザーズ、フルアルバムとしては4枚目(2006年衝撃作『How to Grow a Woman from the Ground』からは5枚目)になる最新作。1945年のブルーグラスボーイズとまったく同じ楽器編成で、マンドリン奏者がリーダーというのも同じ……、「燐光性のブルース」とタイトルされた本アルバム、最初から10分に及ぶ難解にして強烈な組曲“Familiarity”で惑わされるが、注意して聴くとそこに鳴り響くのは紛れもなくブルーグラス楽器の究極のトーンだ。トラッド1曲とドビュッシーとスクリャービンのクラシック2曲を除く全曲が、ビーチボーイズ風のポップな“I Blew It Off”を含むオリジナル。これがブル―グラスか?と聞かれたら、はっきりと答えよう、「そう、正真正銘のブルーグラスだ」って。
  NONE541944 NICKEL CREEK『Dotted Line』CD(本体\2,450-)\2,646-

 1998年に日本に来たときはまだ17歳、子供だった3人、すでに30歳を越えた彼らがバンドの一時休止から7年、最後のアルバムから9年ぶり、そしてバンド結成から25周年というニッケル・クリークが驚きの再結成、全米ツアー中を成功させた。21世紀の最先端アコースティックトリオは20歳代に経験したさまざまなことを踏まえた深い感情の波を乗り越えつつ、ブルーグラスというルーツィーな音楽をベースにしているがゆえに彼らの創るポップサウンドは1960年代のフォーク/ロックを髣髴させる面も持っている。ホットライズを髣髴させるトラッドベースの美しいブルーグラスバラッド“21st of May”ほか、現代的なポップサウンド、このソリッドなリズム/ビートと楽器の乗せ方はまぎれもなくブルーグラッサーにしかできない……ブルーグラスだ。
 [アーリーブルーグラス]
  BACM-473 V.A.『EXCELLENT LABEL Vol. 2 』CD(本体\2,450-) \2,646-

Blue Grass Blues (Instr.) : Ray Lunsford/Under The Double Eagle : Ray Lunsford/Rock And Roll Country Style : Logan Valley Boys/Wild Rose : Logan Valley Boys/Don't Blame Me : Dave Woolum & Noah Crase/Jimmie Brown The Newsboy : Dave Woolum & Noah Crase/Jealous Heart : Roger Sisters/My Misery : Roger Sisters/Family Reunion : Logan & Laurel County Boys/Let The Saviour In : Logan & Laurel County Boys/Help Yourself : Eddie Adams & Mountain Rhythm Boys/Have You Been To See Your Mother : Eddie Adams & Mountain Rhythm Boys/Mount Vernon Rag (Instr.) : Ray Lunsford/Carroll County Blues (Instr.) : Ray Lunsford/I'm Sorry : Tommie Lee & Kentucky Drifters/That's All That Matters : Tommie Lee & Mildred Edwards & Kentucky Drifters/She's An Angel Way Up There : Cumberland Valley Boys/Handwriting On The Wall : Cumberland Valley Boys/Carolina Mountain Home : Harlan & Stanley & The Wright Brothers/What Can I Do : Harlan & Stanley & The Wright Brothers/Dreamland : Rondell Barker & Rainbow Drifters/Courtin' Under The Moon : Rondell Barker & Rainbow Drifters/I Love You Till The End Of The World : Dunbar Faris & Gene Muse with J.D. Faris The Fox Valley Gang/You Have Forgotten Me : Dunbar Faris & Gene Muse with J.D. Faris The Fox Valley Gang/You Ain't Never Gonna Change : Inez Hellman aka Connie Hall/I Gotta Live With Me : Inez Hellman aka Connie Hall/Tragedy Of School Bus 27 (Of Floyd Co. Ky) : Ralph Bowman/Sheila : Ray Lunsford/A Blind Date : Frank Deskins & His National Ramblers/Some Bright Tomorrow : Frank Deskins & His National Ramblers
 オハイオのエクセレント・レーベルのコンピレーション第二作。素晴らしいセッション・マンドリン・プレイヤー、レイ・ランスフォードや早い時期にメロディック・スタイルを取り入れたバンジョヤー、ノア・クレイス、ジム&ジェシーのバージニア・トリオの一員でもあつたデイブ・ウーラム等、アーリー・ブルーグラスの貴重な録音が含まれている。
 ■インスト最近作/お勧め作
  AA&A-0001 KOBE SUPER-PICKERS 『Dusk & Dawn, Acoustic Unlimited』CD(本体\1,852-)\2,000-価格改定

Over the Rainbow/Since Then/Fireball/Choro/Forget Me Not/Yellow Grass/Our Time/Sweet Georgia Brown/Blues for Barbara/Lazy Dad/Danny Boy/Amazing Grace/La Samba D'orphee.

 1995年神戸を襲ったあの阪神大震災から早や20年、このアルバムは被災から2年半が過ぎようやく 「復活したぞっ!」 と神戸を中心に活躍するブルーグラス、ジャズ、ロック、クラシック等々、幅広い ミュージシャンが一堂に会した楽しい神戸音楽。宮崎勝行、アンドレ佐藤他。ナッシュビルのトップ・エンジニア、デビッド・ファーガソンのミキシングの技が冴え渡り、様々な楽器の音色が際立っているところも聞き物。
 ■オールドタイム/フォーク最近作/お勧め作
  SLCD-1017 HAPPY TRAUM BAND『Friends and Neighbors: Live in Woodstock』CD(本体\2,500-)\2,700-

 フォーク・リバイバルの立役者の一人で、4月に来日したハッピー・トラウム、1982年にカセットテープのみで発売されたライブの世界初CD化。ブルーグラスファンには、教則モノのホームスパンテープ社のオーナーとして知られるハッピー。イギリス系のブロードサイドバラッドからオールドタイムや「16トン」などのカントリーやラグっぽいブルースなど、フォークシンガーらしい選曲と、自身のギターやバンジョーにラリー・キャンベル(fd,md,pedal steel gt,egt)とロリー・サリー(bs)、ゲストにシンディ・キャッシュダラー(db)ポール・バターフィール(harmonica)など、こだわりのないウッドストック風アメリカンサウンドを聴かせる。
  RCSI-1065 JAMES BRYAN & CARL JONES『Cricket's Lullaby』CD(本体\2,450-)\2,646-

 「こおろぎの子守唄」というタイトル通り、ジェイムズ・ブライアンの優しいフィドルとカール・ジョーンズの美しいツービート・ギターが限りなく癒やしてくれる最新オールドタイム・フィドル秀作。1970年代はじめ高校生時代からスーパーフィドラーとして知られたブライアン(モンローのブルー・グラス・ボーイ経験あり)だが、ノーマン・ブレイクとの出会いでオールドタイム音楽の深遠を知り、ひたすら古い曲の発掘とそこから学び得た独自のメロディを紡いでいく。カール・ジョーンズも1970年代以来、マンドリンとギターを習得、本作でもすばらしいボーカルを4曲で披露している。とにかくふたりの息が見事に合い、隅々にまで心配りの行き届いた心地よいオールドタイム・フィドル・アンサンブルを聴かせてくれる。ダンサブルなバンジョーとのオールドタイム・フィドルとは違う、暖かい音に包まれて癒やされる、大々オススメ秀作!!
 ■カントリー最近作/お勧め作
  RWP-6001 JONI HARMS『After All』CD(本体\2,650-)\2,862-歌詞付

Weakness For Cowboys/More Than Your Eyes Can See/Every Cowgirl's Dream/After All/Keep On Dreaming/West Texas Waltz/Ay Yi Yi Yi/Millie/A Cowboy Wedding/It'll Happen When It's Time/Cowboy Coffee/Sunday Go To Meeting Clothes/I Want To Sing For You 全13曲

オレゴン出身のシンガー/ソングライター、ジョニ・ハームズの新作。ステットソンをかぶり、ウェスタン・ファッションに身を包んだカウガール・イメージそのままの、現代版ウェスタンといった趣き。90年にキャピトル、98年にワーナーでアルバム・リリースがあるが、報われることのなかった苦労人女性シンガーだ。
  RCSI-1122 JASON ROBERTS『That's My Home』CD(本体\2,450-) \2,646-

 祖父であるバック・ロバーツは、ロバーツ・ブラザーズ・リズムェアーズと全米をツアーしたテキサスウェスタンスウィング名誉の殿堂入りしているという一族に育ち、ウエスタンスウィングフィドルの第一人者、ジョニー・ギンブルも妻の一族という名門ロバーツ家!?生まれのサラブレッド、ジェイソン・ロバーツ、19年間に渡って現代ウエスタンスウィングのトップバンド、アスリープアットザホィールで活躍(レイ・ベンソンはジェイソンが18歳の高校卒業まで待ってバンドに迎えたという)ののち、独立して自身のバンドとしての初アルバムだという。リック・マクレのギター、ジョニー・コックスのスティールギター、アルバート・クエイドのベース、マイケル・モリスのドラムスで立ち上げたジェイソン・ロバーツ・バンド。ウエスタンスウィングのシンガー必須の滑舌のいい伸びやかなボーカルで、シンディ・ウォーカーの1曲目“I Hear You Talkin'”のミディアムの軽ーいスウィングから、2曲目のタイトル曲はトラッドながらリボン・ヘルムのアレンジというスローバラード、そして3曲目ビル・アンダーソンのホンキートンク“My Last Dime”……など、またスタンダードの“Avalon”やテキサスフィドル名曲“Jesse Polka”など、最後には快調な“Bye Bye Blackbird”まで、粋なスウィングフィドルとともに聴かせる。
 [ジョニー・ギンブル追悼]
  CMH-9095 JOHHNY GIMBLE『Celebrating with Friends』CD(本体\2450-)\2,646-

Fiddlin' Around(Jason Roberts)/Somewhere South of San Antone(Vince Gill)/Sweet Georgia Brown(Merle Haggard)/Lady Be Good(Willie Nelson) 他全14曲

 60年以上に及ぶそのキャリアをとおして、テキサス・スウィング・フィドルの第一人者としてのみならず、カントリー・シーンを代表する偉大なフィドラーとして後進に絶大な影響を与えてきたジョニー・ギンブルを称える最新トリビュート作品。
 [アーリーカントリー]
  BACM-330 LULU BELLE & SCOTTY『The Sweethearts of Country Music』CD(本体\2,450-) \2,646-

『カントリー音楽界の恋人たち』と呼ばれたルル・ベル&スコッティの"Remember Me"と"Have I Told You Lately That I Love You?"2曲の大ヒット曲を含む決定盤。MS-3202の特集記事ご参照ください。
 ■日本人アーティスト
  MSKY-14001 AKIO OKUSAWA & MARMALADE SKY (本体\2,315-)\2,500-

 日本の音楽シーンを支えるサイドメンとして様々なメジャー・アーティストのサポートを続けてきた奥沢明雄、日本語の響きを大切にしたオリジナルを聞かせるロック・テイストなポップ作品。ブルーグラス・フィールドから登場して音楽シーンの中枢で活躍、現在もブルーグラス・バンドの活動も続ける稀有なミュージシャン、渾身のデビュー・アルバム。  
  GH-001 MULE PROJECT  CD(本体\2,500-)\2,700-

東京のスーパーピッカー達、奥沢明雄(g)、西海孝(bj)、茂泉次郎(f)、海宝弘之(m)、林孝明(bs)が、1970 年代ブルーグラスへの愛情を込めて創った秀作。7曲のモンロー・スタンダードを軸に、オリジナルも絡 めながら、トラッドとプログレを行き来しながら素晴らしいアレンジで聴かせる1998年作品。
 ■映像ものお勧め作
  CFRC-SB V.A.『Simply Bluegrass』DVD5巻組(本体\12,250-)\13,230-

2013年晩秋、リッキー・スキャッグスの呼びかけで集まったブルーグラス界、トップクラスのメンバーが一堂に会して最高のパフォーマンスと和気あいあいのトークを繰り広げる6時間。参加者全員の視線を浴びての演奏という、おそらくこの参加者らにとって極めて珍しいシチュエーションが思わぬキンチョー感に満ちたすばらしい演奏を観せる。DVD映像4枚と、ボーナスDVDとしてバックステージの様子が収められた「カントリーファミリーリユニオン」シリーズのDVD5枚組。トーク部分での貴重なブルーグラスの歴史やそれぞれの人間性が楽しめる裏話などの興味深い内。当初、国外への発売予定はなかったが、ようやく日本での発売が可能となった。
 ホストバンドのステュアート・ダンカン(f)、ブライアン・サットン(g)、ロン・スチュワート(bj)、アダム・ステフィ(m)、バリー・ベイルズ(bs)をバックに、ブルーグラス史を作ってきたマック・ワイズマンやボビー・オズボーン、ジェシー・マクレイノルズ、ロニー・レノらの第一世代から、主宰のリッキーをはじめ、デル・マッカーリー、サム・ブッシュ、ドイル・ローソン、カール・ジャクソン、来日の様子が懐かしいザ・ホワイツとジェリー・ダグラス、そして今が旬のグラスカルズのテリー・スミス&テリー・エルドリッジ、ロンダ・ビンセント、デイリー&ビンセント、ギブソン・ブラザーズ、ドナ・ユリッシー、ポール・ブルースター、そらに若者代表といったシエラ・ハル、そしてブルーグラス小僧でカントリースーパースターとなったダークス・ベントリーなどが勢揃い、スタンダードな名曲が中心の6時間のお楽しみだ。
  RADIO-2013 JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS DVD\(本体\2,750-) \2,970-(カラー72分)

Smoke Along The Track/Our Old Kentucky Home/Katy Daley/Fallen Leaves/Worth It All/Listen, They're Playing My Song/Steel Guitar Rag/Lily/Bottom Of A Mountain/A Blue Million Tears/I Want To Be Loved But Only By You/Rock Of Ages Keep My Soul/Be Jesus To Someone Today/I'm No Longer An Orphan/(with Centerville Alternative) Cruisin' Timber/Some Kind Of War. 全16曲 

18歳で父とともに組んだトラディショナルグラス(レベルからの4枚は名作揃い)やラウンダーのスーパーグループ、ロングビューなどに参加したベテラン、スクラッグスをベースにしつつ、リノやシェルトン的なアイデアを散りばめた趣味の良い上品なバンジョーと素晴らしいテナーボイスが持ち味のジョー、昔からのショウ進行で田舎エンタメ手法を守る心意気(そのまんま本性!?)が素晴らしい。そつなく無難にボーカルとギターパートをこなすデュエン・スパークス(g)、とても繊細なことなど弾けそうにない左手で不思議なブルーグラスがニョロニョロと湧き出すエバン・マクレガー(f)、優しい甘い声の持ち主で完璧なチョップリズムと思わずモダナイズされたフレーズを聴かせニカッとさせてれるマイク・テリー(m)、仏頂面ながら縁の下に徹するティム・キッド(bs)……。無指向性のワンマイクによく使われるコンデンサーマイクでソロ、コーラス、そして(ミキシングバランスを崩しやすい)バンジョーをカバー、ギター、マンドリン、フィドルには指向性マイクをセット、バランス良く音を拾っている。
  TIKI-9900 RAFE & CLELIA STEFANINI『Old-Time Tiki Parlour』DVD(本体\3,300-)\3,564-

本作はフィドルチューンを核とした「オールドタイム音楽の今」の姿を感じることができる素晴らしい!超おススメのオールドタイムフィドルをじっくりと収録した映像集です。先入観なしで、ただただこのステファニーニ父娘のすばらしいフィドル、そして収録数は少ないがツーフィンガーやクロウハンマーバンジョー、バラッドのデュオなどを観て欲しい。長い間アパラチアの山深くに伝わって来た音楽を、さらに父レイフから娘クレリアに受け継がれながら発展させている様子が見事に活写されている。ブルーグラス音楽の精神であることはもちろん、ディランやスプリングスティーンからマンフォード&サンズまで、米英系フォーク音楽の基本となる本物の民衆音楽! 真剣にアメリカンフィドルを学ぼうとする人には、技術的な側面からも必見! 21世紀を迎えた現在なお、若者たちに受け継がれている「オールドタイムの今」の姿を感じ、垣間見ることができる楽しくも、大秀作のDVD映像集である
  VES-13026D V.A.『Legends of Old Time Music』DVD(本体\3,150-)\3,402-(58分)

 オールドタイム・ファン必見の貴重な映像作品。トミー・ジャレル、ロス コー・ホルカム、クラレンス・アッシュレー、ジーン・リッチー、サム・マッギー、ドック・ ワトソンとクリント・ハワード&フレッド・プライス等々、商業化される以前のアパラチア音楽を 伝承した人たちの全31曲。
 楽器関連作品
 (楽器奏法や教則など、さまざまなご相談に関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましても、本体やパーツ/アクセサリーなど、ビンテージを含めて各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
 ■ギター
  SH-3975 BRYAN SUTTON『Bluegrass Guitar』CD(本体\2450-)\2,646-

Hangman's Reel/Daley's Reel/The High Road/Big Sandy River/Back Up And Push/Margaret's Waltz/High Heel Shoe/Nelia's Dance/Whippersnapper/Roanoke/Beaumont Rag/The Storms Are On The Ocean 全12曲

ディキシー・チックスの大ヒット・アルバム『Home』とそのツアーへの参加で、メジャー・シーンでも一躍注目を集める存在となった、ブルーグラス・フラットピッキン・ギターの最高峰ブライアン・サットンのソロ第2作。先頃発表されたオーブリー・ヘイニーの『Bluegrass Fiddle Album』(SH-3957\2,750)に続いて、なんの衒いもなく正面きって『Bluegrass Guitar』としたタイトルどおり、フィドル・チューンのアレンジを基本としたブルーグラス・ギターのもっともベーシックなパターンを、これ以上ないくらいに研ぎ澄まされた超絶テクニックに裏付けられたピッキン、そこに込められたエネルギーとエモーションの表出で見事に演じきっている。ティム・オブライエン(m)、デイヴ・タルボット(bj)、ティム・クロウチ(f)、デニス・クロウチ(bs)からなるサポート陣も一体となってつくりあげた、ケレンもハッタリもない真っ直ぐなブルーグラス・インスト集。現代ブルーグラス・ギターの王道を行くブライアン・サットン、会心の1枚。
  SH-4105 BRYAN SUTTON『Into My Own』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ものすごいブルーグラスインストアルバム! 強烈ドライブに乗っての自由自在なアドリブに唖然。メンバーが弾くフレーズに次々と反応していく珠玉の時間……、サム・ブッシュ、ノーム・ピケルニー、ステュアート・ダンカン、グレッグ・ギャリソンという基本にトラベリング・マッカーリーズやビル・フリーゼルを迎えての至福のブル―グラス集。
 ■バンジョー
  PATUX-250 V.A.『The Patuxent Banjo Project』 2CD(本体\2,750-)\2,970-

超お勧めバンジョー作品。マーク・ディレイニーのプロデュースでDC地区、ボルチモア、ノーザン・バージニア、サザン・ペンシルバニアという地域限定でバンジョー弾きを集めたコンピレーション。T.アダムス、M.マンフォード、I.トリン等、現役バリバリに加えてE.アドコック、B.エマーソン、R.ストーンマン、B.ランクル、T.ニール、F.ゲイガー、W.ヘンズリー、D.スミス等のベテラン勢、M.シャッツ、J.ハーマン、P.ブラウン等クロウハンマーまで全40曲。 
 ■マンドリン
  RCSI-1126 MARK STOFFEL『One-O-Five』(本体\2,750-)\2,970-

Alto Roundhouse/Cozy Sunday/Winter's Come And Gone/Huddy's World/Love Lay Me down/Valentine's Reel/Hard Times/Summer Glow/Midnight In Moscow/Edelweiss/Journey To Zip

 マイク・コンプトン、ロニー・マッカリー、マット・フリナー等が愛用することで知られるギルクリスト・マンドリンの自身の愛器のシリアル番号をそのままタイトルにした、マーク・ストーフェル、2008年発売の繊細で美しいマンドリン・アルバム。2007年のクリスマス・シーズンにロバート・ボウリン(f)、ロブ・アイクス(d)、気の置けない音楽仲間が集まって作り上げたという。フォスターの"Hard Times"他、ボーカルも聞き物。メロディの音数が少なめで繊細なトーンとタイミングで聞かせる、ジョン・ライシュマン、ブッチ・バルダサリ等にも通じる非常に趣味の良いマンドリン・アルバム。
 ■フィドル
 [ジョニー・ギンブル追悼]
  CMH-9095 JOHHNY GIMBLE『Celebrating with Friends』CD(本体\2450-)\2,646-CD(本体\2450-)\2,646-

Fiddlin' Around(Jason Roberts)/Somewhere South of San Antone(Vince Gill)/Sweet Georgia Brown(Merle Haggard)/Lady Be Good(Willie Nelson) 他全14曲
 60年以上に及ぶそのキャリアをとおして、テキサス・スウィング・フィドルの第一人者としてのみならず、カントリー・シーンを代表する偉大なフィドラーとして後進に絶大な影響を与えてきたジョニー・ギンブルを称える最新トリビュート作品。
 教則本
  ACB-6 DAVID GRISMAN『The Book of the Dawg Vol. 2: Dawg Grass』Book75頁(本体\3,800-)\4,104-

Cedar Hill/Fanny Hill/Opus 57/Opus 38/Dawg Grass (Opus 12)/No, You Stand Back (Opus 46)/Sugar Hill Ramble/Dawggy Mt. Breakdown/Dawg's Bull/Bow Wow/Albuquerque Turkey/14 Miles To Barstow/Happy Birthday BillMonroe/Telluride/Pupville/Pigeon Roost/Twin Town/Hartford's Real/Dan'l Boone/Horn Pipe Dream.

 ブルーグラスという大きなジャンルの中に「ドーグ」というスタイルを生んだ偉大なマンドリン奏者、デビッド・グリスマンが作曲したブルーグラス系インストの楽譜とマンドリンタブ譜集。ごく初期の作品からミュールスキナーのお馴染曲やサム・ブッシュとのコラボCDアルバム『Sam & Dave: Hold on We're Strummin'』(\2,646-)から、また近年のグリスマン・セクステットの作品など、自作曲ながらブルーグラスを意識した作品ばかりを集めたすばらしいマンドリン教則タブ譜集。
 楽器、その他
  LD-25 Gary Levinson Missouri Guitar Guitar(本体\119,000-)\128,520-

スイス人ギター・製作家ゲイリー・レベンソンのデザイン&監修によるドレッドノート・ギター。スブルース・トップ、サペリマホガニーのサイド&バック、ローズウッド指板。音の輪郭がはっきりしたクリスプなサウンド、反応が早いのでドック・ワトソンやクラレンス・ホワイトのフラットピッキング・リードギターに最適。しっかりと低音も出るのでブルーグラスのリズムギターにも充分対応。非常にバランスが良く上品な音色が特徴。この価格帯で驚異的なコストパフォーマンスです。オールド・マーチンをお持ちの方のセカンドギターに又、これから始められる方にもお勧めです。マウンテントレイルのギグバッグ付。
  MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』\324-(本体 \300-)再入荷

定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。今回、価格据置き、急激な円安と物価の高騰で今後、この価格を維持するのが困難になると予測されます。この機会に纏め買いをお勧めします。
 定期刊行雑誌
 ■フラットピッキン・ギター誌
  米国産、隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/アーリージャズまで。一冊でさまざまなフラットピッキン奏法が学べる人気雑誌。
  FGM-19.3 最新「2015年3〜4月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 ゴスペル・ギター特集、年間300日位は演奏とフルタイムで活躍するハーバー・ファミリー・ゴスペルバンドの若きフラットピッカー、ダルトン・ハーバーによる"In His Will There Is A Way"、将来が嘱望されるブルーグラス・マーチンズのデイル・マーチン"Whispering Hope"、バレリ・スミス&リバティ・パイクで超絶テクニックを披露していたトラビス・オールトラップ"Let The Lower Lights Be Burning"、ダン・ハッカビーによる初心者コーナーではピーター・ローワン作、ニューグラス・リバイバルでお馴染みの"Dancing With The Angels"、スティーブ・カウフマンによる"Amazing Grace"、コード弾きのソロと三連符を駆使した単音弾きで。オープン・チューニングを使ったオリジナル・ゴスペル曲"Hell Fire"を紹介するのはブラッド・デイビス。スティーブ・ポッテイアのクラシック・ブルーグラスのコーナーではクラレンス・ホワイトで知られる"I Am A Pilgrim"、ダン・ミラーに寄る故ジョー・カー追悼記事等々、タブ譜満載CD付きの60頁。  
  FGM-19.2 「2015年1〜2月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 今年のグラミー最優秀ブルーグラスアルバム受賞で話題のアールズ・オブ・レスターのギター/ボーカリスト、ショーン・キャンプのカバーストーリーとタブ譜は“Grandpa That I Know”、フラットピッキンチャンピオンのジェイク・ワークマン“Ragtime Annie”のフルバージョン、ベン・コックマン“Born To Shine”の特集3本ほか、連載コラムは、ダン・ハッカビーの初心者“Choctaw”、スティーブ・カウフマン“June Apple”、ジョン・カーリニ「バッハを学べばすべて分かる」シリーズ“Bach Invenstion #7”、ブラッド・デイビスのナッシュビルフラットトップは“タイミングとシンコペーション”、ダン・ミラーのソロの組み立ては“More Pretty Girls Than One”ほか、"Turkey Knob”、“The Sweet Sunny South”、フィドルチューンは“The Farmer’s Jamboree”、“Father Kelley’s”と“Father Flynn”、スティーブ・ポティア―のブルーグラスは“Maury River Blues”、ペンタトニックスケールの使用方法ほか、タブ譜満載CD付きの70頁。
  FGM-19.1 「2014年11〜12月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 ハーブ・ピーダセン(かつてペダーセンと表記)のカバーストーリーほか、6月にETSUバンドを率いて来日したダン・ボナ―特集とタブ譜“Where Grass Won't Grow”、タブ譜は、スティーブ・カウフマン“Cattle in the Cane”、ブラッド・デイビス“John Henry”、オリン・スター“Kiss Me Waltz”、ディックス・ブルース“Whiskey Before Breakfast”、アダム・グレンジャー“Durango's Hornpipe”、スティーブ・ポティア―“Blue Moon of Kentucky”ほか、タブ譜満載CD付きの66頁。
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  世界唯一の米国産バンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。
  BNL-15/05 最新2015年5月号 \864-

トム・アダムスのコーナーでは通常は他の楽器でキックオフされる曲のバンジョー・イントロTABで"Back To The Cross""I Still Miss Someone""Dim Light,Thick Smoke"、イースタン・ケンタッキーのジム・リード"Devil's Dream"Maple Blossom"他、メロディクを上手く取り入れたスリー・フィンガー・スタイル、ケン・パールマンによるメロディック・クロウハンマー、「バンジョー製作の新技術」と題してチェコのプルカを紹介。左利きのクロウハンマー奏者ニール・ジェームス他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/04 2015年4月号 \864-

ニューイングラントのベテラン、ノーザンライツのメンバーとして又、バンジョー・キャンプ・ノースのディレクターとしても活躍するマイク・クロップ、マーク・ホロウイッツによるインタビューでTABは古いフィドル・チューン"Cricket On The Hearth"他、アールズ・ウェイのTABはカーネギーホールの"I Wonder Where You Are Tonight"、初心者コーナー"Solder's Joy"、オールドタイム・ウェイではデビッド・ウィンストンのインタビューとTAB、バンジョー製作家ティム・ガードナーによるシダーマウンテンバンジョー、トム・アダムス"Faded Love"他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/03 2015年3月号 \864-

 ブルーグラスからジプシー・ジャズ、新旧の様々なアコーステイツク音楽のエッセンスを取り入れたプレイで知られるスペイン人のバンジョー奏者、ルイ・ゴメス、トニー・トリシュカに寄るインタビューでタブは"Blue Drag"、モンロー"Evwning Prayer Blues"とオリジナル"Dowling Groove Blues"、初心者コーナーは「大きな古時計」、プルカ・バンジョーが戦前のスペックでワンピース・フランジを発売他、ケン・パールマンによるメロディッククロウハンマー、トム・アダムスは新バンド、スプリングフィールド・エグジットのにアルバムから"I've Endured"他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/02 2015年2月号 \864-

 トニー・トリシュカのカバーストーリーはビル・エバンスのインタビューで、バンジョーを弾きはじめた当時のさまざまな物語などとタブ譜は“Danny Thomas”、1960年代の様子が非常に興味深い。そのほか初心者“Boil "Em Cabbage Down”、トム・アダムズは「フツーはほかの楽器がキックオフする」“Some Old Day”、“Don't This Road Look Rough and Rocky”、“On My Mind”のバンジョーキックオフ、フレッド・ソコロウの「Blues Banjo」レビュー、バックアップはマイク・マンフォードの“Hot Burruto Breakdown”ほかクロウハンマータブ譜も充実、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/01 2015年1月号 \864-

 おお!懐かしやマイク・リリーのカバーストーリー(グレッグ・ケイヒルによるインタビュー)と“Love Please Come Home”と“Excuse Me”のタブ譜、バスカーのディブ・ハム“Nola”、クロウハンマーのダン・レベンソンの特集ほか、アール・スクラッグスは1989年のジャムにおける“Ashes of Love”、トム・アダムズ“Snow Deer”、フレッド・ゲイガー“Bluegrass Stomp”、スクラッグス・スタイルによるフィドルチューン“Cattle in the Cane”ほか、バンジョー情報満載の40頁。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  米国最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
  BU-15/05 最新2015年5月号 \1,080-

 シンガー&ソングライター、ギター・プレイヤーとして又、ラジオのブルーグラス・プログラムのDJとしても活躍中クリス・ジョーンズとナイト・ドライバーズ、「面白い人、ブルーグラスに関しては真面目」と題してカバーストーリー。メリッサ・アームストロングという素晴らしい女性ボーカルを擁するデトゥア、ソングライターとしても才能を発揮するドナ・ユリシー、元クリンチ・マウンテン・ボーイズのサミー・アドキンス、 米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/04 2015年4月号 \1,080-

 「ホーム・スィート・ホーム、バンジョー・パワー・カップルが一緒に美しい音楽を作った」と題してベラ・フレック&アビゲール・ワッシュバーンのカバーストーリー、サム・ブッシュ・バンドのメンバーでベッキー・ブラーのプロデュースも務めたステェファン・モージン、全編ストレート・ブルーグラスのカバー・アルバムが好評のロブ・マッカリー、第三世代のマンドリン・クラフトマン=スペンサー・ストリックランドの特集他、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/03 2015年3月号 \1,080-

 ギブソン・マンドリン120年をカバーストーリーに、毎年3月号恒例の楽器特集号。ジム・ハトロの「弦について」、リチャード・スミス「ロッド・デイビズが語るジョン・レノンとバンジョー」と「象牙戦線に平和は?」、ディック・キンメルの「完璧な楽器ケースを探して〜ホフィー・カーボン・ファイバーケース」などの特集ほか、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/02 2015年2月号 \1,080-

 カロライナを本拠に素晴らしいバンドを率い、さらにはプロモーターとしても成功を収めている女傑、ロレーン・ジョーダンのカバーストーリーほか、ケンタッキー州オウエンズボロのIBMM(国際ブルーグラス博物館)主催の巨大フェス「ROMP」リポートほか、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
 ■オールドタイム・ヘラルド誌
  米国産アメリカンルーツ/オールドタイム音楽専門誌。アメリカ伝統音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
  OTH-1312 最新第13巻12号 \1,296-

 マイク・シーガーによるコンピレーション『Close To Home』で紹介されていたバージニア州スコット・カウンティのオールドタイム・ミュージシャン、スコット・ボートライトがカバー・ストーリー。2015年フェスティバル・キャンプ・ガイド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.11」などの特集のほか、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1311 第13巻11号 \1,296-

 ブラッド・レフトウィッチによるインディアン居留地のフィドラー、トム・フラーの時代と人生物語り、カナダ・トロントのオールドタイムシーンを支えるバンジョー奏者クリス・コールのインタビュー、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.10」などの特集のほか、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1310 第13巻10号 \1,296-

 ジョン・コーヘンが1956年にはじめて旅したアンデス地方ペルーの「オールドタイム音楽」のほか、ビル・キース以前にメロディック的なバンジョー奏法を編み出していたといわれるキャロル・ベスト、フィドル奏者フレッド・マクブライド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.9」、19〜20世紀初期写真集など、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
 月刊『ムーンシャイナー』
   1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。
■定期購読:1年¥6,300-半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
■バックナンバー:各¥540-。
 下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。
  MS-3207 2015年5月号 (通巻379号)\540-

2015 年全国9大学ブルーグラス新入生勧誘リポート、ベッキー・ブラー、インタビュー、女性ブルーグラス小史 後編「女性ピッカー史」、ブルーグラス誕生から70 年 part 2「ストレングスインナンバーズの衝撃」、ドイル・ローソン「世紀を跨いだ正統ブルーグラス!」、ベッキー・ブラー『'Tween Earth and Sky』レコーディング日記後編 最終回、ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはモンローを見た......!?」E、クロサワ楽器 お茶の水駅前店 ブルーグラス訪問、日本ブルーグラス年表#87「1983 年」/津田敏之、アメリカ音楽史概論#60「ロイド・ロアー#73987」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3206 2015年4月号 (通巻378号)\540-

ブルーグラス誕生から70 年「モンローからパンチへ」、川本容生「グラスホッパーズと40 年」、チチ松村インタビュー「バンジョー、あとの祭り」後編、バンジョーの起源と発展、ベッキー・ブラー『'Tween Earth and Sky』レコーディング日記 中編、女性ブルーグラス小史、ジミー赤澤「カラオケCD、作っちゃいました!」、ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはモンローを見た......!?」D、日本ブルーグラス年表#86「1982 年」、学生プロファイル#26「塚田慎太郎、アメリカ音楽史概論#59「1923 年、ラルフ・ピア」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3205 2015年3月号(通巻377号)\540-

 3月号は、今が旬な女性ブルーグラス、シンガーソングライターのベッキー・ブラー最新アルバム『'Tween Earth and Sky』の女性らしく楽しい制作記前編をカバーストーリーに、チチ松村インタビュー「バンジョー、あとの祭り」前編、3月号恒例2014年発売ブルーグラスレコード総括、ニューイースト「謎の大復活!」、ビル・モンロー初来日から40年「あなたはモンローを見た……C」、アコーディオンとバンジョー『Hush Music』、慶応義塾大学「佐々木元康」などの特集ほか、創刊32年目のブルーグラスだけの月刊誌には日米のブルーグラス事情満載!
  MS-3204 2015年2月号(通巻365号)\540-

 マック・ワイズマンと母自筆のオールドタイムソングブックから選んだ有名フォークソング集についての特集、ベラ・フレックとアビー・ウォッシュバーン夫妻が送ってくれた最新の家族写真とともにベラが率直に自身の音楽人生を語る「IBMA基調講演完訳」後編ほか、バンジョーアルバムを発表した坂本 健、ビル・モンロー初来日から40年投稿特集連載「あなたはモンローを見た!そのB」、東 理夫「鎌倉市とナッシュビル市のパートナーシティ締結」、秋元 慎「オールドタイム音楽入門」、追悼・田頭啓介、東北大「上田 大」などの特集ほか、ブルーグラスだけの月刊誌には日米のブルーグラス事情満載!! 全編日本語だよーー!
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CD/DVD 全国均一、1枚\185-、2枚\220-、3枚以上、もしくは\8,000-以上お買い上げの場合、送料全国無料!! (ただし、特定地域、特定商品などについては、別途加算の場合があります。お問い合せ下さい)
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