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   B.O.M.Newsletter #419
   2015年9月14日
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 今月のサブさん特選  
   ■I'm With Her 「アイム ウィズ ハー」来日!!
 新入荷リスト  
   ■ニュースレター#419 新入荷ダイジェスト
   ●ブルーグラス
   ●インスト
   ●オールドタイム/フォーク
   ●カントリー/ロック&ポップ
   ■久々の再入荷特選
新入荷作品、詳細解説   
   ■ブルーグラス新入荷
   ■インスト新入荷
   ■オールドタイム/フォーク新入荷
   ■カントリー/ロック&ポップ新入荷
   ■映像モノ新入荷
   ■LATE ARRIVAL
最近作/お勧め作、再入荷   
   ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   ●ムーンシャイナー9月号レビュー紹介作品
   ■ブルーグラス最近作/お勧め作 
   ■インスト最近作/お勧め作 
 
   ■オールドタイム/フォーク最近作/お勧め作
   ■パッツィ・ストーンマン追悼
   ■カーター・ファミリーの伝統を引継ぐ2タイトル
   ■カントリー最近作/お勧め作
お勧め発掘・編集最近作/お勧め作 
   ●貴重なライプ音源3タイトル
   ■映像ものお勧め作
楽器関連作品   
   ■ギター
   ■バンジョー
   ■マンドリン
   ■フィドル
   ■ドブロ
楽器、その他……   
教則もの/ソングブックお勧め   
輸入定期刊行雑誌   
   ■フラットピッキン・ギター誌
   ■バンジョー・ニューズレター誌
   ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
   ■オールドタイム・ヘラルド誌
月刊『ムーンシャイナー』   
B.O.M.ご利用方法    


  今年、大阪で最高気温を記録した日に当たってしまった宝塚フェスの、とっても暑かった夏も過ぎ、箱根フェスからこの方、秋雨前線が停滞中の日本列島。天候が異常と思うのは年のせいか、はたまた世の中のせいか……、でも、爽やかな秋ももうすぐのはず、急な豪雨などにくれぐれも気をつけて、無事に過ごしましょう!
 で、ゲージュツの秋……、音に耳を澄まし、指のダンスと喉の抑揚に翻弄されましょうぜ!? 同じ人生、感動した方がいいもん! 昔と比べて、何でも簡単に手に入ると思わせられているけど、それは違う。いつの時代も、深い感動には手間がかかるもんだと思う。みんな!しっかり時間と気持ちをかけて、音を楽しみましょうぞ!!
 そう、昨日はモンロー(1911-1996)の命日だったんだ。われわれをつなげてくれた偉人に感謝!

 9月19日と20日、鎌倉で市民を巻き込んでブルーグラスをテーマにしたイベントが始まります。昨年9月のナッシュビルとのパートナーシティ締結の記念イベントです。鎌倉市をあげてナッシュビル音楽のルーツであるアパラチアとブルーグラスを、オーガニックでエコ、共生と共鳴(アコースティック)をテーマにするという、日本ブルーグラスの大先輩、東 理夫さんの尽力だ。我々にとって、これほどの義はない。......義を見てせざるは勇なきなり、といいます。近隣の方、ぜひ盛り上げましょう!
詳細は、http://bluegrasswise.hatena.com

■月刊ブルーグラスジャーナル「ムーンシャイナー」
 最新9月号は10月に来日する現在最高のブルーグラス女性ボーカリスト ユニット「アイム・ウィズ・ハー」サラ・ワトキンズ、サラ・ジャローズ、イーファ・オドノバンの前編、世界初のブルーグラスフェスから50年、「第1回あまがさき歴史音楽祭」を主宰する山本敏史物語、やぎたこCDアルバム『I'm Here』発表、福島いわき市「鬼フェス」とブラックベリージャム、長谷川光の「ジャンゴ・ラインハルトとブルーグラス」、カール・ジャクソン制作『Orthophonic Joy』のナレーション完訳「アパラチアン ボイスの源流―1927年夏、ブリストルセッション物語B」、「秋元慎のモンローミュージックの軌跡B 1950年代前半のサイドマンたち」、名古屋大学「原あかね」ほか、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です!
 発行33年目を迎える月刊「ムーンシャイナー」定期購読は1年間(12冊)\6,300- 半年間(6冊)\3,450-。単冊\540-(+送料\78-)。定期購読は購読開始希望月をお知らせくだされば早速お送りします!! また情報提供、そしてご自由なテーマでのご寄稿など……、なにとぞムーンシャイナーにご協力を、よろしくお願いします!

■全国イベント・カレンダー
 以下、ムーンシャイナー誌9月号に寄せられたイベントです。なお、ここに掲載するのは、個別バンドのライブでは来日および国内バンドの遠征ライブやツアーのみ、ローカルではフェスやコンサートなど企画物イベントのみです。それ以外の各地のライブや全国各地の定期イベントなどは月刊ムーンシャイナー誌をご参照ください。

◆やぎたこ
 3枚目のCDアルバム『I'm Here』を発表したルーラル・アメリカンな男女オールドタイム・デュオ
9月12日(土)京都、アイリッシュパブ・ノーム075-212-2101
9月19〜20日(土、日)滋賀、「伊吹山音楽祭2015」。伊吹薬草の里文化センター
9月21日(月)宮崎、「2015ホッケストック・ミュージック・フェスvol.19」。東諸県郡国富町、法華嶽公園
9月22日(火)大分、Sound Cabin 音遊び097-542-4610
10月2日(金)熊本、人吉、インディカ
10月3日(土)広島、お好み焼きケンタウロス082-221-7330
10月4日(日)徳山、Ocean Boulevard(0834-32-4617)
総合 (問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp

◆9月12日(土)「千日前ブルーグラスアルバムバンド」広島・尾道、オエコモヴァ。19時、前\3000-当\3500-。(問)新居090-4696-5392

◆9月12日(土)長崎「ブルーグラス・キャンプ@長崎」西海市立四本堂音楽広場(雨天屋内)。16時、参加費\2000-。(問)ジミーズ・グレイスランド095-893-8607、http://bluegrass-nagasaki.com/

◆TARO & JORDAN 秋2015
 マンドリンとギターの丁々発止!
9月15日(火)金沢、もっきりや。19時半、前\3500-
9月17日(木)渋谷、7th FLOOR。19時半、前\4000-
(問)アン http://www.ann-grassroots.jp/

◆9月19〜20日(土、日)茨城「第12回美野里ドック・ワトソン・フェス」小美玉市、上野牧場0299-48-4141

◆鎌倉/ナッシュビル・パートナーシティ調印一周年記念
9月19日(土)「鎌倉音縁日part 1:グリーン・モーニング」。浄智寺、10時〜16時。出演:サバサンド、村田食堂、タマシロマーケット、Red Ginger、慶応大ブールグラス研究会ほか鎌倉名店の出店などの境内フェス、無料
9月19日(土)「鎌倉音縁日part 2:御堂ライブ」。浄智寺、16時半〜19時、\3000-。出演:suemarr、坂麗水(薩摩琵琶)、Taro&Jordanほか
9月20日(日)「Roots Music 2015 第1部」。鎌倉生涯学習センター音楽室(2F)と第6集会室(4F)にて、10時〜12時「渡辺三郎ワークショップ」12時〜13時「松田武久ナッシュビル」、13〜15時「ブルーグラス・コンサート」出演:東北大学Shake Sepia、Nashville Freeway。以上いずれも無料
9月20日(日)「Roots Music 2015 第2部」。鎌倉生涯学習センターきららホール。19時半、\3,000-。原さとしとジャパニーズ・オリオ・ ミンストレルズ、トミ藤山、 坂本愛江、Taro&Jordanほか
総合(問)鎌倉・ナッシュヴィル友好協会http://www.kamakura-nashville.com/

◆9月19〜20日(土、日)滋賀「伊吹山音楽祭2015」米原、伊吹薬草の里文化センター。1日券\3000-2日券\5000-小学生\500-(1日券)。(問)info@officeken.net

◆9月26〜27日(土、日)北海道「第9回八雲ブルーグラス・フェスティバル」二海郡八雲町、噴火湾パノラマ・パーク。26日18時交流会、一般\2000-学生\1500-、宿泊一般\2500-学生無料。(問)hanchan.band@gmail.com

◆9月26〜27日(土、日)福島「第19回鬼ヶ城ブルーグラス・フェス&ワークショップ(有田純弘)」いわき市川前活性化センター0246-84-2554。26日13時〜27日12時、\3000-(一般無料)。(問)吉田昌繁0246-26-2709、my262709@msn.com、長谷川渉0246-29-5385(tel&fax)

◆10月10日(土)広島「第5回大浜パーキング・エリア・アコースティック音楽祭」しまなみ海道因島大浜PA四国方面行緑地帯。10時、無料。出演:トゥデイ、フットヒルドライブほか(問)新居090-4696-5392

◆10月11日(日)京都「京都文化祭典2015カントリー・ドリーム」京都、円山音楽堂。12時、前\3000-当\3500-。出演:永富研二&テネシー・ファイブ、尾崎ブラザーズ、ブルーグラス・カーネルズ他。(問)京都いつでもコール075-661-3755

◆10月17〜18日(土、日)岐阜「第6回多治見マウンテンタイム・フェスティバル」多治見、市民の里地球村。(問)安川直樹0584-45-2176、naoworks@h2.dion.ne.jp

◆10月18日(日)熊本「第27回カントリーゴールド」熊本県野外劇場・アスペクタ。http://www.countrygold.net/

◆「アイム ウィズ ハー」サラ・ワトキンズ/サラ・ジャローズ/イーファ・オドノバン
 現在ブルーグラスを代表する若手女性シンガーたちのコラボ ユニット。
10月24〜25日(土、日)東京・恵比寿、ピーター・バラカンの『Live Magic!』
10月26日(月)、大阪・梅田クラブクアトロ
10月28日(水)、東京・南青山、ブルーノート東京
 今月のサブさん特選 
 ■I'm With Her 「アイム ウィズ ハー」来日!!
  21世紀の女性ブルーグラスをけん引する「ブルーグラス3人娘」が来日します。今年1月にツアーを始めたばかりですが、海外メディアは、「トリオ(リンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリス、ドリー・バートン)の再来!」(英 Three Chords & Truth UK誌)や、「CS&Nの50年前にタイムスリップ」(米 No Depression誌)と評する、21世紀のアーリーアメリカン アコースティックセンセーションです。
 「サラサライーファ」の3人、―――1998年にニッケルクリークで来日したサラ・ワトキンズは近年ジャクソン・ブラウンで活躍のトップフィドラー。サラ・ジャローズは、ベラ・フレックやジェリー・ダグラス、クリス・シーリやティム・オブライエンを率いた16歳のデビュー作からマンドリンインスト“Mansinneedof”が最優秀インストにグラミーノミネートされたマルチスーパーピッカーにして第二のギリアン・ウェルチと呼ばれる天才。イーファ・オドノバンはヨーヨー・マらとのプロジェクト“Goat Rodeo Sessions”(SONY Masterworks)で2013年のグラミー最優秀フォークアルバム受賞―――昨年のテルライドブルーグラスフェスで誕生した20代から30代前半のアパラチアン ボイスの次代を背負うトップシンガーたちの奇跡のコラボ「アイム ウィズ ハー」ツアーは、ピーター・バラカンの『Live Magic!』(10月24-25日)のほか、大阪の梅田クラブクアトロ(10月26日)、ブルーノート東京(10月28日)。
 ……昨年のジェリー・ダグラスと比べて知名度のせいかチケットが伸び悩んでいるとか。来年の候補、サム・ブッシュ・バンドなどにも影響があるかもしれません。ご用とお急ぎでない方は、ぜひぜひ若き「ブルーグラス3人娘」、サポートをお願いします。そんな「サラサライーファ」、それぞれのお勧め作品です。

  DUAT-1685 ROBERT EARL KEEN, JR『Happy Prisoner』CD(本体\2,450-)\2,646-

 10月に来日する「ブルーグラス三人娘」のお姉さん格のサラ・ワトキンズがフィドルで参加、テキサスのソングライターとして1980年代から活躍するロバート・アール・キーンのすばらしいブルーグラス作品。カーターファミリー“East Virginia Blues”、ジミー・ロジャーズ“T for Texas”ほか、モンロー“Footprints in the Snow”、フラット&スクラッグス“Hot Corn Cold Corn”、スタンレーズ“White Dove”からディラーズ/ニューサウスの“Old Home Place”など、ブルーグラススタンダードを中心に、腕利きミュージシャンをバックに、とても自由な唱法とアレンジで楽しませてくれる今春ビルボードチャートナンバーワンとなり話題になった秀作。ニッティグリティの『永遠の絆』以来、ブルーグラス外から与えられる刺激的な作品のひとつだ。
 ここで素晴らしいフィドルを弾くサラはニッケルクリークでクリス・シーリと来日したのは16歳のとき。すでにそのときから現代ブルーグラスフィドルの呼吸をマスター、本作でもダニー・バーンズの天才的に素晴らしいバンジョーとともに、さらに歌うフィドルを聴かせる。イーファ・オドノバンとサラ・ジャローズとともに21世紀の女性ブルーグラスをリードする「ブルーグラス三人娘」で来日するサラのフィドルにも注目! なお、兄のショーンとのポップなカントリーロック プロジェクト、「ワトキンズ ファミリーアワー」のデビュー作は、カントリー新入荷参照
  SH-4049 SARAH JAROSZ『Song Up in Her Head』CD(本体\2,450-)\2,646-

 高校3年の17歳、1曲目にクリス・シーリ、ジェリー・ダグラス、ケニー・マローンらを迎えたタイトル曲に始まり、最後の13曲目にクリスとのデュオ“Little Song”で終わるその間、ティム・オブライエンとのデュオ、そしてマイク・マーシャルを迎えた自身のマンドリンとのデュオ“Mansinneedof”でデビュー作にしてグラミー賞最優秀インスト候補になったという天才ぶりをいかんなく発揮した2009年発表デビュー作品です。めちゃくちゃ響きのいいクロウハンマーバンジョーとマンドリンを自在に操り、ステュアート・ダンカンや若手アレックス・ハーグリーヴズらのフィドル、マーク・シャッツやサム・グリスマン、ポール・コワートのベース、ダレル・スコットやクリス・エルドリッジのギターらのバックアップに、ディセンバーリスツのコリン・メロイ“Shankill Butchers”とトム・ウエィツ“Come On Up to the House”の2曲を除いたレベルの高いオリジナルを、アリソン・クラウスのエンジニアとして知られるゲイリー・パチョーザとの共同プロデュース(そののちの2枚も同様)で、現在最高のアコースティック音楽を聴かせる秀作である。(歌詞付き)
  SIG-2019 CROOKED STILL『Some Strange Country』CD(本体\2,450-)\2,646-

 20歳のとき、ビル・モンローの“When the Golden Leaves Begins To Fall”を見事に歌いこなして注目を浴びたボストンっ子、イーファ・オドノバン(Aoife O'Donovan)、「ビル・モンローとジミー・マーティンが始めたブルーグラス伝統の自己継続」という10年続いたバンド、クリキッドスティルの最後、ゲイリー・パチョーザがプロデュースしたフルアルバム。コンセプト通り、取り上げるのはほとんどがアパラチア系トラッド、それを自在にグレッグ・リストのフォーフィンガーバンジョー(2006年バンド在籍中にMITから生物学の博士号を取得した天才系だが、音的にはスリーフィンガーと変わらない)、ブリタニー・ハースのフィドル、トリスタン・クラーリッジのチェロ、コリー・ディマリオのベースといったストリングス系のバックアップが実に美しくもリリカルである。1635年に最初の出典があるという"The Golden Vanity" (カーターファミリーは "Sinking in the Lonesome Sea"として録音)やスコットランドに源のある“Henry Lee”のエキサイトなブルーグラスアレンジなど、フラット&スクラッグスからジェリー・ガルシアで知られる“I'm Troubled”などトラッド7曲に、アリソン・クラウスに取り上げられたイーファのオリジナル、グレッグのチューナーを多用した美しい“Turning Away”などメンバーのオリジナル、最後にはローリングストーンズ“You Got the Silver”を素晴らしいアレンジで……。イーファの深いフォギーなアパラチアンボイスが見事に活かされる21世紀の新しいブルーグラスアンサンブルである。女性シンガーとしてイーファ・オドノバンの表現力、現在わたしのベスト、みなさんにもぜひ、深く味わっていただきたい。
 新入荷リスト
 ■ニュースレター#419 新入荷ダイジェスト
 ●ブルーグラス
  BAS-2015 RUSSELL MOORE & IIIrd TYME OUT『It's About Tyme』CD(本体\2,450-)\2,646-[入荷待ち]

 現在、正統派ブルーグラスのトップグループのひとつ、ラッセル・ムーアとサードタイムアウト、素晴らしい最新作である。IBMA最優秀男性ボーカルに最高の5度選出されラッセルのバックを固めるのは、スーパーピッカー、ウェイン・ベンソン(md)に、典型的な現代ブルーグラスフィドルを聴かせるジャスティン・ヘイズ(fd)、バランスの整ったキース・マッキンノン(bj)、ブレイク・ジョンソン(bs)。カーター・ファミリーの“Are You Tired of Me My Darling”やカントリージェントルメン“River Bottom”ほか、キース・ウィットリーやミッキー・ニューベーリー、ニッティグリティダートバンド、サム・クックのモータウンサウンドらのカバーと新曲、絶対に期待を裏切らない完璧なサウンドを聴かせる。
  HHS-2015 HELEN HIGHWATER STRINGBAND『Shad Cobb, Mike Compton, David Grier, Missy Raines』CD(本体\1,750-)\1,890-

Glory Bound/This Crazy Crazy Feeling/Blue Train/Please Baby/Cryin' & Singin'.

 その分厚い音楽センスで一癖もふた癖ある天才肌のナッシュビル ブルーグラッサーたちが立ち上げたヘレン・ハイウォーター・ストリングバンドのデビューミニCDアルバム。とにかく、キショクいい音を出すことには定評の4人、シャッド・コッブ(fd)、マイク・コンプトン(md)、デビッド・グリア(g)、そして紅一点ミッシー・レインズ(bs)が、チョッとヒルビリーなブルース3曲(キャラハンブラザーズ、ジョニー・キャッシュとミシシッピーシークス)とシャッドのオリジナル2曲の全5曲。普段は無口なシャッドのシンガーそしてソングライターとしての才能をメインに、コンプトン&グリアで培った絶妙なアンサンブルにミッシーのベースが加わり、まるでアール・スクラッグス加入前のビル・モンローのブルーグラスボーイズを感じさせるダウンホームなビートにキショクいい音を紡ぎ合わせる天才アンサンブルに酔ってください。
  SC-1509 シャギーマウンテンボーイズ『50th Anniversary: 1965-2015』CD+DVD(本体\2,500-)\2,700-

 1965年結成、関西ブルーグラスの重鎮、シャギーマウンテンボーイズの50年を記念して、初期LPから1988年のグランドオールオープリ出演ライブまでの30曲がCDアルバムに、1977年の宝塚ブルーグラスフェスから2015年のフォートワースジャンボリーまでの15曲がDVDアルバムに収められた超すばらしい作品。まだブルーグラス奏法も不確かだった1960年代の勢いと雰囲気のすばらしいこと! とてもニューグラス世代には出せない愛がいっぱい詰まっている。レスター・フラットの雰囲気を持った家成靖明、そして後期にはのちに神戸でライブハウス「シャギー」を経営する筒見一夫(初期にバンジョーを担当)がボーカル、さまざまな時期のメンバーを率い、フラット&スクラッグス一筋にバンドを率いている高梨安弘……。何も言うことのない、すばらしい日本ブルーグラス史の大きな一ページである。ムーンシャイナー誌11月号で特集予定。
  PATUX-275 BILL RUNKLE『Lonely Tonight』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ビル・ランクル!?……そう、デル・マッカーリーの大名盤『High On A Mountain』(1973)のバンジョー奏者にしてデル名曲“I'm Lonely Tonight”を書いた人物。自身のバンド、スミスホロー(ラリー・コナーg、ジュディ・ウィンターズbs)を率いての最新、おそらくデビュー作。ゲストに若手フィドラー、パトリック・マカビニューとマンドリンのジェフ・キッド。そしてデルにつづくトラッドボイスの旗手といわれるダニー・ペイズリーが“I'm Lonely Tonight”で特別ゲスト。ラルフ・スタンレーの“Hard Times”、ドン・レノの“Green ...”ほどには崩さない“Black Mountain Hop”などのDチューニング曲などのほかオリジナル含めた10曲と歌もの3曲の全13曲。1970年代の雰囲気に包まれたスリーフィンガーバンジョー作品である。収録曲などブルーグラス新入荷参照
  PATUX-274 LOUIE SETZER『Jukebox Bluegrass』CD(本体\2,450-)\2,646-

 デル・マッカリーに「本物の音楽を紡ぎ出す強烈な声」と称されたルイ・セッツアー、70年代からマーチン・ギター工場に勤務、最後の5年間は最終インスペクターとして職務を全うしたという彼の最新作はジミー・マーチンの影響色濃い、ホンキー・トンク・ブルーグラス。ロイ・ペンスカ(bs)、マーク・ディレイニー(bj)、ネイト・グロウワー(f)他のメンバーで、スタンレー、チャーリー・ムーア、バズ・バズビー、レノ&ハレルのドライブするブルーグラス加えてウィリー・ネルソン、ジョージ・ショーンズ、ジョニー・ホートンの泣き節カントリーも秀逸。詳細次号にて。
 ●インスト
  ACD-71 DAVID GRISMAN QUINTET『Live At Jazz Alley』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-

 ドーグ・ミュージックの始祖、デビッド・グリスマン・クィンテット、2007年ワシントン州シアトルのジャズ・アレイに於けるライブ盤。グリスマン(m)、フランク・ビニョーラ(g)、マット・イークル(flute)、ジョージ・マーシュ(drums)、ジム・カーウィン(bs)という面々でオリジナル・ドーグからスタンダードまでたっぷりと聴かせる。詳細と収録曲名はインスト新入荷にて
  YPM-043 山本太郎 & 長谷川光 『Django a la Clarinette』CD(本体\2,500-)\2,700-

 ブルーグラスのバンジョー奏者、またウエスタンスウィング、ジプシージャズのギター奏者でもある長谷川光とポップスからモダンジャズまで守備範囲の広いクラリネット奏者の山本太郎がふたりによるトラッドジャズの超有名曲やジャンゴ・ラインハルト曲満載のインストデュオのデビュー作品。詳細と収録曲名はインスト新入荷にて
 ●オールドタイム/フォーク
  YTM-103 やぎたこ『I'm Here!』CD(本体\2,315-)\2,500-

 2009年にディランやガスリーら、アメリカンフォークのカバーから始まったという男女デュオ「やぎたこ」、最新第3作である。今回は、北村 謙をプロデュースに、最後14曲目の“Angel Band”ではライナー「フォークは歌詞や!」を担当した木崎豊のオートハープや鮫島敏明のギターを加えたバンドが登場するものの、それ以外は主にバンジョーとフィドルを担当するやなぎと、ギターとマウンテンダルシマーを担当する辻井のふたりだけで有名アパラチアン系トラッドが14曲、アカペラを含めたもっともシンプルでオネストな音楽形態で聴かせる。毎月、驚異的な数の全国各地のライブをこなす彼ら、われわれが愛するアパラチア音楽の伝統を多くの人に知ってもらえるきっかけになって欲しいものだ。詳細はオールドタイム/フォーク新入荷
  THM-1510 DEBRA CLIFFORD & BECCA WINTLE『The Farwells』CD(本体\2,450-)\2,646-

ロンサム・シスターズの片割れ、デブラ・クリフォードとフィドラー&シンガーのベッカ・ウィンタルによる新ユニット。古いギブソンのサザン・ジャンボ・ギターやF-5マンドリン、クロウハンマー・バンジョー、テナー・ギターを駆使、ベースにジューン・ドラッカーを加えてオールドタイミーなサウンドを聞かせる。詳細次号にて。
 ●カントリー/ロック&ポップ
  FAMILYH-001 WATKINS FAMILY HOUR『Watkins Family Hour』CD(本体\2,750-)\2,970-

 ニッケルクリークのサラとショーンのワトキンズ妹兄を中心に、ウエストコーストのカントリーロックを支えてきたベテランたちが毎月一度、ロサンゼルスのクラブ「ラーゴ(Largo)ラルゴ」でニッケルクリーク在籍時からはじめたジャムのようなライブ、「ワトマンズ・ファミリーアワー」のデビュー作。10月に来日予定のサラとフィオナ・アップルの女性ボーカルとショーンのボーカルをフィーチャー、“Early Morning Rain”や“She Thinks I Still Care”のフォーク/カントリー名曲からアパラチアントラッド“Hop High”などバラエティーに富んだ選曲をポップで爽快なカントリーロックアレンジで聴かせる。収録曲はカントリへ新入荷にて
  NS-0002 久保 真理子『Town & Country』CD(本体\1,852-)\2,000-

 兵庫県西宮市在住のカントリーシンガー、久保 真理子のデビューアルバム。カントリーギターの達人、荻野信彦とベースとプログラムを担当するチャーリ―谷口の「Nobu Sound」から最新第2弾。スティールギターにスティーブ・ヒンソンを迎え、キャシー・マティアの“Eighteen Wheels and a Dozen Roses”を皮切りに、“Water Is Wide”や“Wayfaring Stranger”などのトラッドから、ジミー・ロジャーズ“Miss the Missippi and You”、そしてタミー・ワイネット“Stand By Your Man”からリン・アンダーソン“Rose Garden”などポップカントリーなビッグサウンドでアメリカンなリズム感覚と歌唱力を聴かせる。詳細はカントリー新入荷参照
  CLPCD2349 ASLEEP AT THE WHEEL『Havin' a Party: Live 』CD+DVD(本体\2,750-)\2,970-

[CD]:Choo Choo Ch' Boogie/Ain't Misbehavin' (I'm Savin' My Love for You)/Letter That Johnny Walker Read, The/Sittin' on Top of the World/What a Wonderful World/Big Ball's in Cowtown/You're From Texas/Rod Lincoln/House of Blue Lights/Cotton Eyed Joe/Miles and Miles of Texas/(Get Your Kicks On) Route 66/Take Me Back to Tulsa/Texas, Me and You全14曲

[DVD] Cherokee Maiden/Miles and Miles of Texas/(Get Your Kicks On) Route 66/Don't Fence Me In/Liza Jane/I Wonder/Take Me Back to Tulsa/Bob's Breakdown/Ain't Nobody Here But Us Chickens/I'm an Old Cowhand [From the Rio Grande]/Under the Double Eagle [From the Rio Grande]/Texas, Me and You [From the Rio Grande]/Choo Choo Ch' Boogie [From the Rio Grande] /Ain't Misbehavin' [From the Rio Grande]/Letter That Johnny Walker Read [I'm Savin' My Love for You], The/Sittin' on Top of the World [I'm Savin' My Love for You]/What a Wonderful World [I'm Savin' My Love for You]/Big Ball's in Cowtown [I'm Savin' My Love for You]/You're From Texas [I'm Savin' My Love for You]/Hot Rod Lincoln [I'm Savin' My Love for You]/House of Blue Lights [I'm Savin' My Love for You]/Cotton Eyed Joe [I'm Savin' My Love for You] /Bump Bounce Boogie [I'm Savin' My Love for You]全23曲

ウェスタン・スゥイングの現在進行形、アスリープ・アット・ザ・ホイールの最新作はライブ音源と映像で。
 ■久々の再入荷特選
  CMH-9454 JIM & JESSE『Jim & Jesse Story; Special Edition』CD(本体\2,450-)\2,646-

Midnight Train/Drifting and Dreaming of You/Border Ride (Instrumental)/Just Wondering Why/Golden Rocket/Grave in the Valley/My Little Honeysuckle Rose/Sleepy-Eyed John/Let Me Whisper/Somewhere Down South (Instrumental)/When it's Time for the Whippoorwill to Sing/Great Speckled Bird/A Memory of You/Paradise/The Girl I Left Behind Me (Instrumental)/Diesel on My Tail/Remember Me (When the Candlelights Are Gleaming)/Are You Missing Me?/I Will Always Be Waiting for You/The Flame of Love/Gosh, I Miss You All the Time/Farewell Blues (Instrumental)/I Want to Be Loved/Swing Low, Sweet Chariot/Where Do We Go from Here?/Are You Tired of Me My Darling?/Rider in the Rain/Those Brown Eyes.

 1980年にCMH-9022としてLP2枚組で発売された、ジム&ジェシー(J&J)の最高傑作といってもいい名品である。1曲目のカール・ジャクソン(bj)とジム・ブキャナン(f)を伴った強烈なドライブ、2曲目にはアレン・シェルトン(bj)を迎えた彼ら得意なお洒落なロンサムソング、5曲目のハンク・スノウ曲にはあのトーンとリズム感で真打ちボビー・トンプソンが登場!! そう、本作はJ&Jを愛してやまないボビー・トンプソンがプロデュースでJ&Jのヒット曲を再演した大名盤なのである。カール(7曲)、アレン(7曲)、ボビー(それ以外)という3大バンジョーの競演、ブキャナン(7曲)以外には若きブレイン・スプラウス、ドブロにロイド・グリーン、リード・ギターにはジミー・キャップス、そして初期J&Jの重要なトリオ・コーラス要員ドン・マクハンという絶妙なメンバー構成の全24曲(別テイクの4曲がボーナス)。兄ジムは2002年に75歳で亡くなったが、ジェシーは86歳の今もステージをこなしている。そんなふたりが50才を越えたばかりの頃、60年代の絶頂期に負けないこれほど質の高い音楽を創っていたJ&J、その美学が凝縮された名作の再CD化である。
  CMH-9452 BENNY MARTIN『Fiddle Collection』CD(本体\2,450-)\2,646-

Muleskinner Blues/Sweet Bunch of Daisies/Alabama Jubilee/Home, Sweet Home/Little Footprints in the Snow/Georgiana Moon/Back Up and Push/Flint Hill Special/Blue Moon of Kentucky/Bile 'em Cabbage Down/Salty Dog/The Fiddler's Dream/Dueling Fiddles (Featuring Johnny Gimble)/Lara's Theme (from Doctor Zhivago)/Black Mountain Rag/Under the Double Eagle/How Will I Explain About You/Beautiful Dreamer/Foggy Mountain Breakdown/Ragtime Annie/Fire on the Mountain/Bury Me Beneath the Willow/Cotton-Eyed Joe/Sunny Side of the Mountain/Night Train to Memphis/Freight Train Blues/Cruisin? on the Blue Danube/Lee Highway Blues (featuring Buddy Spicher).

 ブルーグラスフィドルのもっとも美味しいのは、興奮を呼ぶシャッフルでもなければ、ウルトラCの超絶テクニックでもない、と思っている。それは、ブルージーなロングトーン、その表情いかんにかかっている、とわたしは思っている。そう、フィドリング・アーサー・スミスからモンローの薫陶を受けたチャビー・ワイズに受け継がれ、そしてフラット&スクラッグスのジム・シューメイトで完成され、同じくF&S時代のベニー・マーティンがスタイルにしてしまったあれ! ん? どれだって? これ、これ! ……この1976年作、当時48歳のアルバムを聴いて、そのあまりの思い入れとワンパターンに失笑してもいい、が!決して、ゆめゆめバカにしてはいけない。これこそビルとレスター、アールとともにブルーグラスを創始したひとりが行き着いた究極のブルーグラスフィドルなのだ。一曲目の"Muleskinner Blues"からモンローブルース炸裂! そしてケニー・ベイカーもご機嫌にスウィングしたスタンダード曲"Sweet Bunch of Daisies"を二曲目に、続いてボードビル系賑やかし"Alabama Jubilee" など、大向こう受けの曲が続くと思えば一転、"Home Sweet Home"から"Footprints in the Snow"……。1970年代初頭のナッシュビル ブルーグラスのセッションマン、ビック・ジョーダンのバンジョーに、なんとジョニー・ギンブルのマンドリン!(1曲“Dueling Fiddles”でベニーとすごいフィドルバトル)など、鉄壁のナッシュビルリズム隊、ジミー・キャップス(g)、ビリー・リンネマン(bs)、ポール・シャロン(perc.)に支えられ、もちろん「ここぞ!」で登場のアンクル・ジョッシュ・グレイブズのドブロ。こんなに楽しく、シビアなフィドラーには物凄くためになるアルバムなんですよ、これは! 初期ブルーグラス・フィドルの最高峰、几帳面でクールなケニー・ベイカーとは対照的な感情露出型だが、そのふたつが組み合わさったところに現代フィドルの粋があるとも言えるのだ。ブルーグラスフィドルを志す人には心から勧めたい、ブルーグラス・フィドルの歌い方の基本、(コピーしてもしょーがないから)穴が開くほど聴くべし!!である。ベニー、あまりにも偉大なのだ。
 新入荷作品、詳細解説
 ■ブルーグラス新入荷
  BAS-2015 RUSSELL MOORE & IIIrd TYME OUT『It's About Tyme』CD(本体\2,450-)\2,646-

I'm Leaving You and Ft Worth Too/Sweet Mountain Rose/Lowlands/Are You Tired Of Me My Darling/Had It Not Been for the Train/Spindale/I Think I Want My Rib Back/Cottontown/Poison Cove/River Bottom/Enough For You/You Send Me/Brown County Red.

 現在、正統派ブルーグラスのトップグループのひとつ、ラッセル・ムーアとサードタイムアウト、素晴らしい最新作である。抜群の歌唱力で、IBMA最優秀男性ボーカルに最高の5度選出されるという、しかも、デル・マッカーリーの連続受賞とティム・オブライエンにつづいて1994年、第5回IBMAアワードショウで3人目に選ばれた実力の持ち主ラッセル・ムーア。そしてバックを固めるのは、一時ジョン・カウワン・バンドに参加したニューグラス系のスーパーピッカー、ウェイン・ベンソン(md)に、典型的な現代ブルーグラスフィドルを聴かせるジャスティン・ヘイズ(fd)、最高にバランスの整ったキース・マッキンノン(bj)、ブレイク・ジョンソン(bs)。カーター・ファミリーの“Are You Tired of Me My Darling”やカントリージェントルメン“River Bottom”ほか、キース・ウィットリーやミッキー・ニューベーリー、ニッティグリティダートバンド、サム・クックのモータウンサウンドらのカバーと新曲、絶対に期待を裏切らない完璧なサウンドを聴かせる。
 1990年、第1回IBMA(国際ブルーグラス音楽協会)アワードでカール・ジャクソン作の“Little Mountain Church”で最優秀ソングに輝いたドイル・ローソン&クイックシルバー、そのリードボーカルだったラッセル・ムーアが脚光を浴びた瞬間だった。そして翌年、テリー・バウカムらとクイックシルバーを退団、独立してサードタイムアウトを結成、まさに1990年代以降、ロンサムリバーバンドやブルーハイウェイら、いわゆるブルーリッジ系のトップグループとともに、新時代を迎えた米国ブルーグラスの象徴のようなバンドだ。
 それはモンローやフラット&スクラッグスらをはじめとする1950〜60年代のナッシュビル成功組や、カントリージェントルメンやディラーズ、ケンタッキーカーネルズやグリーンブライアーボーイズら1960年代の都会組、また1970年代以降のニューグラスリバイバルやリッキー・スキャッグス組のような新世代ナッシュビル移住組らとは明らかに違う、19世紀以来この種の音楽がもっとも支持されるアパラチアを地元にするバンドの台頭である。それはスタイルとして発展したブルーグラスのノウハウが1980年代以降、アパラチアの若者に受け入れられた結果ではないか? 1970年代からのサム・ブッシュやデビッド・グリスマン、ジェリー・ガルシアらの活躍によってこの種の音楽が、アパラチアの若者らにとってカッコいいものに変わった1980年代以降、多くの若者がブルーグラス楽器を手にした、その結果が現在の米国ブルーグラス界だともいえる。
 そんな1990年代以降のブルーグラスをリードするサードタイムアウトの最新作、お楽しみください。
  HHS-2015 HELEN HIGHWATER STRINGBAND『Shad Cobb, Mike Compton, David Grier, Missy Raines』CD(本体\1,750-)\1,890-

Glory Bound/This Crazy Crazy Feeling/Blue Train/Please Baby/Cryin' & Singin'.

 その分厚い音楽センスで一癖もふた癖ある天才肌のナッシュビル ブルーグラッサーたちが立ち上げたヘレン・ハイウォーター・ストリングバンドのデビューミニCDアルバム。とにかく、キショクいい音を出すことには定評の4人、シャッド・コッブ(fd)、マイク・コンプトン(md)、デビッド・グリア(g)、そして紅一点ミッシー・レインズ(bs)が、チョッとヒルビリーなブルース3曲(キャラハンブラザーズ、ジョニー・キャッシュとミシシッピーシークス)とシャッドのオリジナル2曲の全5曲。普段は無口なシャッドのシンガーそしてソングライターとしての才能をメインに、コンプトン&グリアで培った絶妙なアンサンブルにミッシーのベースが加わり、まるでアール・スクラッグス加入前のビル・モンローのブルーグラスボーイズを感じさせるダウンホームなビートにキショクいい音を紡ぎ合わせる天才アンサンブルに酔ってください。
  PATUX-275 BILL RUNKLE『Lonely Tonight』CD(本体\2,450-)\2,646-

Marching Through Glenville/Kickin' the Dog/Carocus/Hello Trouble/Billy Boy/Hard Times/Jackrabbit/Someone Took My Place with You/Lonesome Feeling/Cheaters in the Soup/Bully of the Town/Black Mountain Hop/I'm Lonely Tonight.

 あー!懐かしや!!ビル・ランクル。そう、デル・マッカーリーの大名盤『High On A Mountain』(1973)のバンジョー奏者にしてデル名曲“I'm Lonely Tonight”を書いた人物。デルとデキシーパルズが名声を得ていく1970年代に“Rain and Snow”、“Rain Please Go Away”や“I've Endured”などを録音したビル、自身のバンド、スミスホロー(ラリー・コナーg、ジュディ・ウィンターズbs)を率いての最新作。ゲストに若手フィドラー、パトリック・マカビニューとマンドリンのジェフ・キッド。そしてデルにつづくトラッドボイスの旗手といわれるダニー・ペイズリーが“I'm Lonely Tonight”で特別ゲスト。ラルフ・スタンレーの“Hard Times”、ドン・レノの“Green ...”ほどには崩さない“Black Mountain Hop”などのDチューニング曲などのほかオリジナル含めた10曲と歌もの3曲の全13曲。好きな曲を好きなように弾く……我が道を行く、今風のパーフェクトとは対極の、人間味豊かな1970年代の雰囲気に包まれたスリーフィンガーバンジョー作品である。
  SC-1509 シャギーマウンテンボーイズ『50th Anniversary: 1965-2015』CD+DVD(本体\2,500-)\2,700-

 1965年結成、関西ブルーグラスの重鎮、シャギーマウンテンボーイズの50年を記念して、初期LPから1988年のグランドオールオープリ出演ライブまでの30曲がCDアルバムに、1977年の宝塚ブルーグラスフェスから2015年のフォートワースジャンボリーまでの15曲がDVDアルバムに収められた超すばらしい作品。まだブルーグラス奏法も不確かだった1960年代の勢いと雰囲気のすばらしいこと! とてもニューグラス世代には出せない愛がいっぱい詰まっている。レスター・フラットの雰囲気を持った家成靖明、そして後期にはのちに神戸でライブハウス「シャギー」を経営する筒見一夫(初期にバンジョーを担当)がボーカル、さまざまな時期のメンバーを率い、フラット&スクラッグス一筋にバンドを率いている高梨安弘……。何も言うことのない、すばらしい日本ブルーグラス史の大きな一ページである。ムーンシャイナー誌11月号で特集予定。
 ■インスト新入荷
  ACD-71 DAVID GRISMAN QUINTET『Live At Jazz Alley』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-

'Lil Samba/Cinderella's Fella/Janice/Acousticity/Band Intro/Nuages/Dawg's Groove/Tracy's Tune/Swing '42/Newmonia.
EMD/Fiddler Medley Intro/Blues For Vassar/Steppin' with Stephane/Swingin' with Svend/Band Intros/Bag's Groove listen/Waltz For Lucy/Mad Max/In A Sentimental Mood/Dawg's Waltz/April's Wedding Bossa/Gypsy Swing.

 ドーグ・ミュージックの始祖、デビッド・グリスマン・クィンテット、2007年ワシントン州シアトルのジャズ・アレイに於けるライブ盤。グリスマン(m)、フランク・ビニョーラ(g)、マット・イークル(flute)、ジョージ・マーシュ(drums)、ジム・カーウィン(bs)という面々でオリジナル・ドーグからスタンダードまでたっぷりと聴かせる。フランクという若き才能を得て、マンドリンという小さな楽器から信じられない強い音を発し、どんな曲でもリリカルな衰えることのない「一音入魂」。ジャズ界でも一流の地歩を築いたグリスマン、その音楽の基礎がブルーグラスであるとこと、この作品から迸るマンドリンのビートで感じることができる。現在70歳、この録音当時は62歳、やっぱ、すごいです。
  YPM-043 山本太郎 & 長谷川光 『Django a la Clarinette』CD(本体\2,500-)\2,700-

Nuages/Place De Brouckere/Muskrat Ramble/Douce Ambiance/ArtillerieLourde/Bei Mir Bist Du Schoen/Djangology/Satin Doll/Swing 39/Melodie Au Crepuscule/Nyancology/High Society/Swing 48/Lover Man/Daphne/Noto Swing/Stardust.

 ブルーグラスやウエスタンスウィング、ジプシージャズの職人的ギター奏者・長谷川光とポップスやラテン、モダンジャズまで守備範囲の広いクラリネット奏者・山本太郎がふたりの共通項であるトラッドジャズ上で、ジャンゴ・スタイルを取り入れた、超有名曲満載のデビューアルバム。全録音は、今現在最も音の良い録音方式と言われるDSD(Direct Stream Digital)を使い、二人並んで一気に録った一発録音、演奏の手直しを一切無しのライブ感溢れる演奏。管楽器と弦楽器は演奏に適したキー(調)が違うも、このアルバムではジャンゴが弦楽器のために書いた曲を、クラリネットが果敢にもオリジナルキーで演奏。ジプシージャズでのデュオ演奏では、ギターは決してソロを弾かずに伴奏に徹するのが通常ですが、このアルバムは演奏者がジプシージャズのスタイルに拘っていませんので、ギターもほぼ全曲ソロを取ります。クラリネットとギターのデュオ演奏としては、かなりシンプルながら前例の無い取り組みが楽しめる。(ライナーより抜粋)
 ■オールドタイム/フォーク新入荷
  YTM-103 やぎたこ『I'm Here!』CD(本体\2,315-)\2,500-

Barbara Allen/The Wind and Rain/The Cuckoo Bird/Oh! Susanna/Red River Valley/Jenny Jenkins/I Wish My Baby Was Born/Chewing Gum/Hot Corn,Cold Corn/Thinking Tonight of My Blue Eyes/The Devil's Nine Questions/Run Mountain/Wayfaring Stranger/Angel Band.

 2009年にディランやガスリーら、アメリカンフォークのカバーから始まったという「やぎたこ」(たこやきの倒語ではない。やなぎと辻井貴子の男女デュオ)、2010年のデビュー作『Can't You Hear the Steel Rails Hummin'』、2013年『I'll Be Home Someday』につづく最新第3作である。今回は、北村 謙をプロデュースに、最後14曲目の“Angel Band”ではライナー「フォークは歌詞や!」を担当した木崎豊のオートハープや鮫島敏明のギターを加えたバンドが登場するものの、ほぼ、主にバンジョー(曲によってフレットレス、ミンストレル、マウンテン、5弦と表記されている)とフィドルを担当するやなぎと、ギターとマウンテンダルシマーを担当する辻井のふたりによる良く知られたアパラチアントラッドが14曲、アカペラを含めたもっともシンプルな音楽形態で聴かせる。ブルーグラスやオールドタイムとはおそらく無縁であったふたり、いつの間にかどっぷりとアメリカントラッド、そのど真ん中、アパラチアントラッドの中に浸かってしまっている経緯が、3枚のアルバムにキッチリと反映されている。まさに、そのレコード(記録)の通り、彼らが通ってきた道は、自分の音楽のルーツを探るごく自然な、しかし、ほとんどの人がやらないことだろう。アメリカ人をはじめ、多くの人が1960年頃はじめて知った歌の歴史。歌には、とくに長い歴史を持つ歌には、その背景にさまざまな物語がある。その物語をいかに表現するのか、それは演者それぞれの感性と能力、そして何より正直さだ。CDの帯に、「筋金入りのオールドタイマーからは相手にされず、生真面目なブルーグラッサーからは怒られそうな、やぎたこらしい、いいアルバムができました……」とある。音楽の極め方にはいく種類もの道がある。誰もが自由に自己表現ができること、それこそ21世紀には国境や人種はおろか出身地や言語、楽器ノウハウなども超えたもの、それが現代のトラッドだと思う。アパラチアントラッドを演じる「やぎたこ」が、正直な演者であることは、このアルバムを通じて感じることができる。毎月、驚異的な数の全国各地のライブをこなす彼ら、われわれが愛するアパラチア音楽の伝統を多くの人に知ってもらえるきっかけになって欲しいものだ。
 ■カントリー/ロック&ポップ新入荷
  FAMILYH-001 WATKINS FAMILY HOUR『Watkins Family Hour』CD(本体\2,750-)\2,970-

Feelin’ Good Again/Where I Ought To Be/Not In Nottingham/Steal Your Heart Away/Prescription For The Blues/Going Going Gone/Hop High/She Thinks I Still Care/The King Of The 12 Oz. Bottles/Early Morning Rain/Brokedown Palace.

 ニッケルクリークのサラとショーンのワトキンズ妹兄を中心に、ウエストコーストのカントリーロックを支えてきたベテランたちが毎月一度、ロサンゼルスのクラブ「ラーゴ(Largo)ラルゴ」でニッケルクリーク在籍時からはじめたジャムのようなライブ、「ワトマンズ・ファミリーアワー」のデビュー作。10月に来日予定のサラとフィオナ・アップルの女性ボーカルとショーンのボーカルをフィーチャー、“Early Morning Rain”や“She Thinks I Still Care”のフォーク/カントリー名曲からアパラチアントラッド“Hop High”などバラエティーに富んだ選曲をポップで爽快なカントリーロックアレンジで聴かせる。
  NS-0002 久保 真理子『Town & Country』CD(本体\1,852-)\2,000-

Eighteen Wheels and a Dozen Roses/Miss the Missippi and You/Will You Still Love Me Tomorrow/All About You/Wayfaring Stranger/The Water Is Wide/All My Loving/You Don't Know Me/Stand By Your Man/I'M Still Not Over You/Old Fashioned Love/Rose Garden/Far Away Places.

 兵庫県西宮市在住のカントリーシンガー、久保 真理子のデビューアルバム。カントリーギターの達人、荻野信彦とベースとプログラムを担当するチャーリ―谷口の「Nobu Sound」、市井に埋もれるシンガーを見出して、アメリカンカントリーの最高のアレンジとプロダクションで紹介しようというプロダクションから、タエ・イズミ(泉 妙子)『パッツィに夢中“Crazy for Patsy”』につづく最新第2弾。スティールギターにジョージ・ジョーンズやドリー・バートンで知られるスティーブ・ヒンソンを迎え(1曲でドン山口のドブロ)、荻野/田口得意のビッグサウンドを創っている。とてもアメリカンなリズム感覚と歌唱力のある久保、キャシー・マティアの“Eighteen Wheels and a Dozen Roses”を皮切りに、スコティッシュ“Water Is Wide”やシェイプノートゴスペル“Wayfaring Stranger”などのトラッドから、ジミー・ロジャーズ“Miss the Missippi and You”、そしてタミー・ワイネット“Stand By Your Man”からリン・アンダーソン“Rose Garden”、ビートルズ“All My Loving”、スタンダードの“Old Fashioned Love”は福原照晃とのデュエット。荻野の関西人的!?ビートの効いたドキッとするおもろいギターが秀逸だ。
 ■映像モノ新入荷
  CFRC-KIN『Country's Family Reunion - Kinfolk』DVD5巻組(本体\12,250-)\13,230-

 RFD-TVの人気番組、カントリー・ファミリー・リユニオン、ブルーグラス界のトップスターを集めたて音楽とストーリーをシェアする『SIMPLY BLUEGRASS』(CFRC-SB,5DVD\13,230-)に続いて紹介するのが、カントリー界、ブルーグラス界に数多く存在するファミリー・バンドにスポットを当てて集めた企画作品です。ビル・アンダーソンをホストにホワイツ、ロンダ・ビンセントと彼女のファミリー、ギャトリン・ブラザーズ、チャーチ・シスターズとカール・ジャクソン、フォレスター・シスターズ、レノン・シスターズ、ベラミー・ブラザーズ、ロイズ、スィート・ハート・オブ・ロデオ他の出演。ジーニー・ケンドールズとロンダ&ダリン・ビンセントによる"Heaven's Just A Sin Away"、チャーチ・シスターズとカール・ジャクソンによる、彼女たちのアルバム・タイトルにもなった"There's You"とルービンの名曲"Angel Rejoiced last Night"、ホワイツは"Swing Down Chariot""Dust On The Bible"、ブルーグラスとカントリーのコラボレーションを含めて見どころ満載。
 ■LATE ARRIVAL
  BCR-042 CEDAR HILL 『Miss Dixie, Tom T. & Me』CD(本体\2,450-)\2,646-

オザーク・ブルーグラスの雄、シダー・ヒルによるトムT & デキシー・ホール作品集。安心のオールドスタイルのブルーグラス。
  TR-150407 DELTA REIGN 『Nothing But Sky』CD(本体\2,450-)\2,646-

とても心地よいコンテンポラリー・ブルーグラス、ハートブレイク・ホテル他、カバーも秀逸。詳細、次号。
  MH-1573 DOYLE LAWSON & QUICKSILVER『In Session: 33 Strings + 6 Pickers + 6 Voices = Reading, 'Riting & Rhythm』CD(本体\2,450-)\2,646-゜[再入荷]

 この驚くべき完成度の高いブルーグラス! 70年のブルーグラス史上、最強のアンサンブルを創ることに成功したドイル・ローソンの40作目最新作
 最近作/お勧め作、再入荷(すでに新入荷で紹介済の作品たちです)
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品 (最新9月号、記事や特集などの話題作品です)
 【ムーンシャイナー9月号レビュー紹介作品】
 

RCSI-1131 DAILEY & VINCENT 『Alive in Concert』DVD(本体\4,500-)\4,860-

We Are All Here to Learn/I Will Leave My Heart in Tennessee/Nine Yards 4.Simple Man/Mississippi River/Oh Baby Mine/Elizabeth/Alabama Blue/I Believe/Cumberland River/Beyond Romance/American Pride/Till They Came Home/Less of Me他全21トラック

RCSI-1132 DAILEY & VINCENT 『Alive in Concert』CD(本体\2,950-)\3,186-

We Are All Here to Learn/I Will Leave My Heart in Tennessee/Nine Yards/Simple Man/Mississippi River/Oh Baby Mine/Elizabeth/Alabama Blue/I Believe/Cumberland River/Beyond Romance/American Pride/Till They Came Home/Less of Me(全15曲)  

デイリー&ビンセントのライブ・コンサートがクラッカーバレル限定でDVDとCDで同時発売された。CDの方は14曲、DVDの方はCD未収録曲やバンド紹介、バックステージの様子やデイリー&ビンセント・ストーリー他、ボーナス映像も含まれている。
  WC-2015 WARREN & CUSHMAN 『Purely Instrumental』CD(本体\2,450-) \2,646-

Back To Foggy Mountain/Peelin' Taters/Brushfire/Charleston #2/Lonesome Reuben/Warren'S Reel/Old Dubberchase/Charleston #1/Way On Down The Road/Sippin' The Whiskey/Bear Creek Hop/Old Liberty/Liza Jane全13曲

フラット&スクラッグスのカバーバンド、アールズ・オブ・レスターのジョニー・ウォーレン(f)とチャーリー・クシュマン(bj)の第3作。ジャケットのイメージ通りフラット&スクラッグスにドック・ワトソンを迎えた名盤『Strictly Instrumentald』へのオマージュ。ブライアン・サットン(g)のフラットピッキング・ギターをフィーチャー他、ケント・ブラントン(bs)、マイク・バブ(bs)、ジェリー・ダグラス(d)、、デル・マッカリー(g)による鉄壁のサポート。
  VHR-12003 ANTIQUE PERSUASION 『Don't Forget Me Little Darling』 CD(本体\2,450-) \2,646-

ナッシュビルの音楽プロデューサー=ジミー・メッツ監修によるカーター・ファミリー・トリビュート作品。ロンサムリバーバンドのブランドン・リックマン(g)、ラリー・コーデル&ロンサムスタンダードタイムのジニー・フリーナー(f,m,g)、オースティン在住で小粋な女性コーラスが売り物のカーパーファミリーで紹介したこともあるブレネン・リー(g,m)という面々でカーター・ファミリーの有名曲を演じる。
  ROC-3323 RENO & SMILEY 『Live '57』 CD(本体\2,450-) \2,646-

1957年7月17日、絶頂期にあったドン・レノとレッド・スマイリーのメリーランド州ライジングサンのカントリー音楽野外ステージ、ニューリバーランチでの素晴らしいライブ全25曲集。超スピードのアグレッシブな演奏で観客を次々と興奮の中に巻き込んでいく、と同時に泣かせる歌で聴衆の琴線に訴え、そして神への帰依で身を締める……時代がどう変わっても南部アメリカ田舎式エンタメの神髄をどーぞお楽しみください。
  RCSI-1136 TELLICO『Relics and Roses』(本体\1,980-)\2,070-

 アパラチアン・ボイスを体現、去年に引き続いて宝塚フェスにやってきたアーニャ・ヒンクルのの新バンド、テリコの6月発表、最新デビュー作。アーニャのルーツィーなハスキー系の魅力的なボーカルとオリジナルを中心に、モダンなブルーグラスの曲調とディープな暖かいトーンのオールドタイミーなアパラチアの陰影に乗ったビートがとても新鮮な、若者と地ビールの街ノースカロライナ州アッシュビルで人気のバンドのデビュー作だ。
  FB-1002 NESSIE EXPEDITION『Hear the First Whippoorwill』CD(本体\2,000-)\2,160-

 1973年、大学を出たばかりの若者たち、本間正敏(法政大)、松本康男(千葉大)、窪田光紀(青学大)らが結成、1976年にLP『Hello City Limits』を発表し、渡米ツアーを行ったネッシーエクスペディション。仕事も家庭も一段落し、2012年に再び渡米ツアー、37年ぶりの興奮に、ついつい(!?)2014年1月に山田重夫(関学大)と佐藤美和(法政大)を加えバンド再編、最新CDアルバムを制作。ビル・モンローのカバーを中心にネッシー流のソリッドグラスとハイロンサムを聴かせる。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  RUHK-8006 BAND OF RUHKS CD(本体\2,450-) \2,646-

All The Way/Coal Mining Man featuring Dr. Ralph Stanley/Between The Devil And The Deep/Bootleg John/Run With It/Can't Get Over You/All We Need/Good Time Mountain Man/Rendezvous With Danger/Lost Highway/Danny Boy/Happy All The Time/Here Comes A Broken Heart Again

 90年代のブルーグラスをリードしたロンサムリバーバンド(LRB)の元メンバーによるランブリン・ロックスが改名、バンド・オブ・ルークスとしてデビュー。ソングライターとしても成功を収めたロニー・ボウマン、パワフルなハイテナー・ボーカルは超一級品のドン・リグスビー、フラットピッキングの第一人者ケニー・スミス、ゲストにラルフ・スタンレー、リアン・ウォマック、スコット・ベスタル、ロブ・マッカリー、ロン・スチュアート、ステュアート・ダンカン、ロブ・アイクス、バリー・ベイルズ、アラン・バートラム等々、豪華なメンバーが参加。
  ROU-36378 DELLA MAE CD(本体\2,450-) \2,646-

Boston Town/Rude Awakening/Can't Go Back/For the Sake of my Heart/Good Blood/To Ohio/Shambles/Take One Day/Long Shadow/No Expectations/High Away Gone全11曲
 ボストンから登場した女性ブルーグラス、期待の星、デラメイのローリング・ストーンズ誌の今知っておくべき10組のニューアーティストのうちの1組に選ばれた彼女等、グラミーにノミネートされた前作に続くらウンダー第二作。
  PC-1196 DALE ANN BRADLEY『Pocket Full of Keys』 CD(本体\2,450-) \2,646-

The Stranger/Till I Hear it from You/Pocket Full of Keys/Ain't it Funny/Rachel Pack Your Sunday Clothes/Hard Lesson Road/Talking to the Moon/Sweet Hour of Prayer/Soldiers, Lovers, and Dreamers/Sweetheart of the Pines/I'm So Afraid of Losing You Again/I'll Live on Somewhere全12曲

IBMAアワード最優秀女性ボーカルを5度受賞、デイル・アン・ブラッドレィが古巣のパインキャッスルに復帰第一弾。
  PATUX-272 BLUESTONE『What Goes On』CD(本体\2,450-) \2,646-

Moonshine Run/As Long As I Live/A Step In The Right Direction/Come Back Darling/What Goes On/Crazy Arms/What Would You Give In Exchange/Troubles Keep Hanging Around My Door/Red Velvet/Heartbreak/Jarrettsville/Did She Mention My Name/El Cumbanchero/We Shall Meet Someday全14曲

Artists:Dick Laird(m),Carroll Swam(g),Tom Neal(bj),Russ Hooper(d),Jon Glik(f),Heath Laird(bs),Jeff Laird(g)

カントリー・ジェントルメン、エマーソン&ウォルドロン、セルダム・シーン等、DCグラスの伝統を引き継ぐ、メリーランド=ペンシルバニアベースのブルーストーン。トム・ニール(bj)、ラス・フーバー(d)参加。
  MFR-150602 SIDELINE 『Session 2』CD(本体\2,450-) \2,646-

Mountain Girl/I Won'T Go Away/Flora, The Lily Of The West/I'D Rather Die Young/Kentucky Country Home/Don'T Come Running/Mountain Song/Going Across The Sea/Lord Don'T Leave Me Here/Rose In Paradise/Handsome Molly全11曲

BRIAN ALDRIDGE(m),STEVE DILLING(bj),JASON MOORE(bs),SKIP CHERRYHOLMES(g),GUEST:RON STEWART(f),AARON RAMSEY(m)
サードタイムのスティーブ・ディリング(bj)を中心のスーパーセッション・バンドの第2作。デキシー・ジェントルメン、ブルーグラス・カージナルス等の渋い選曲とトラッドを巧くちりばめて、気持ちよいストレートなブルーグラスを演じる。
  RUR-1130 RONNIE RENO『Lessons Learned』CD(本体\2,450-) \2,646-

Lower Than Lonesome/Lessons Learned/I Think Of You/Sweet Rosa Lee/Deep Part Of Your Heart/Reno'S Mando Magic (Instrumental)/Trail Of Sorrow/All That'S Worth Remembering/Our Last Goodbye/Bad News At Home/Always Late (Bonus Song With Special Guest David Frizzell)全11曲
ベテラン、ロニー・レノのソロプロジェクト。レノ&スマイリー、オズボーン・ブラザーズ、マール・ハガード&ストレンジャーズ、レノ・ブラザーズとして又、人気テレビ番組のホスト役としても活躍してきた彼の集大成的作品。上質のアコースティック・サウンドをバックに優しいボーカルを聞かせるロニーの最高傑作。
  PATUX-268 SPRINGFIELD EXIT『That Was Then』CD(本体\2,450-)\2,646-

 なんと!1980年代を席巻したジョンソンマウンテンボーイズのメンバーが3人、トム・アダムズ(bj)、デビッド・マクローリン(md)、マーシャル・ウィルボーン(bs)!! その3人にリンダとデビッドのレイ夫妻のボーカルとギター。“Some Old Day”“I've Endured”“Till the Rivers All Run Dry”ほか、フィドルレスの4人の楽器が見事にリンダの、実に素直な、メチャ上手ボーカルをキッチリと支える。リン・モリスを髣髴させる上質のブルーグラス。
 ■インスト最近作/お勧め作
  SPR-717 KENTUCKY COLONELS『Appalachian Swing』CD(本体\2,450-)\2,646-

Clinch Mtn. Backstep/Nine Pound Hammer/I Am a Pilgrim/Prisoner's Song/Sally Goodin/Faded Love/John Henry/Wild Bill Jones/Mocking Bird他全15曲 

ブルーグラス・インストの超名盤奇跡の再入荷、若き日のローランド&クラレンス・ホワイト兄弟のマンドリンとギター、ビリー・レイのバンジョー等々、お手本の様なブルーグラス・インスト集である。初期とはいえども、クラレンス・ホワイトのギターのヒラメキには完全にノックアウトだ。ホワイト兄弟参加のタット・テイラー『DOBRO COUNTRY』から3曲のボーナスカット入り。
  COMP-4647 MR.SUN『The People Need Light』CD(本体\2,450-) \2,646- 

The Likes of You/The Fiddler’s Boot/A Little Heart’s Ease/Hunter’s Permit/A Stranger Come to Town/Ben’s House/If I Were a Bell/The People Need Light/Key Signator/After You’ve Gone/Dry & Dusty全11曲

 ダロル・アンガー(f)、ジョー・ウォルシュ(m)、グラント・ゴディー(g)、イーサン・ヨジェビッツ(bs)というアコースティック音楽界の優れたプレイヤーによる新ユニット。ブルーグラスをベースにより広いアコースティック・ストリング・バンド音楽を聞かせる。
  CMH-9092 『Pickin' on Nickel Creek: The Bluegrass Tribute』CD(本体\2,450-)\2,646-

The Lighthouse's Tale/When in Rome/Helena/Jealous of the Moon/Somebody More Like You/Sabra Girl/Why Should the Fire Die? /Ode to a Butterfly/Eveline/I Should've Known Better/House Carpenter全11曲

 ビートルズ、イーグルス等々、有名アーティストのヒット曲をブルーグラス・アレンジで聞かせるピッキン・オン・シリーズ。本作はクリス・シーリ、サラ&ショーン・ワトキンスによるスーパー・グループ、ニッケルクリークの代表曲をナッシュビル界隈の腕利きブルーグラッサーが参加してカバー。中でも特筆すべきはクリス・ジョーンズ&ナイトドライバーのメンバーとして又、各地のミュージック・キャンプのインストラクターとしても活躍するネッド・ルベレッキ(bj)、ジョン・コーワン・バンドで来日経験かあり、ヘレン・ハイウォーター・ストリングバンドでも活躍中のシャッド・コブ(f)、意外なところではビル・モンロー・スタイルの達人、マイク・コンプトンがカーティス・マカルパインという変名で参加、クリス・シーリーの細かい音使いを如何に彼のスタイルに昇華しているかかが聴き所。流石に一流どころによる上質のパフォーマンスは単なるショッピングモールで流れているようなBGMに堕することなく、アーティスティックな雰囲気を維持、ブルーグラスプレイヤーとしての矜持が垣間見れるところが興味深い。
 ■オールドタイム/フォーク最近作/お勧め作
  VHR-12003 ANTIQUE PERSUASION 『Don't Forget Me Little Darling』 CD(本体\2,450-) \2,646-

ナッシュビルの音楽プロデューサー=ジミー・メッツ監修によるカーター・ファミリー・トリビュート作品。ロンサムリバーバンドのブランドン・リックマン(g)、ラリー・コーデル&ロンサムスタンダードタイムのジニー・フリーナー(f,m,g)、オースティン在住で小粋な女性コーラスが売り物のカーパーファミリーで紹介したこともあるブレネン・リー(g,m)という面々でカーター・ファミリーの有名曲を演じる。
  SLCD-1017 HAPPY TRAUM BAND『Friends and Neighbors: Live in Woodstock』CD(本体\2,500-)\2,700-

 フォーク・リバイバルの生き証人としてフォーク、ブルース、オールドタイム、カントリー、ブルーグラス等、様々なアメリカン・トラッドを吸収、ウッドストック在住のミュージシャン達と共に手作りの音楽を作り続けてきたハッピー・トラウム、1982年にカセットテープのみで発売されたライブの世界初CD化。ブルーグラスファンには、マッドエイカーズの活動や教則モノのホームスパンテープ社のオーナーとして知られるハッピー。イギリス系のブロードサイドバラッドからオールドタイムや「16トン」などのカントリーやラグっぽいブルースなど、フォークシンガーらしい選曲と、自身のギターやバンジョーにラリー・キャンベル(fd,md,pedal steel gt,egt)とロリー・サリー(bs)、ゲストにシンディ・キャッシュダラー(db)ポール・バターフィール(harmonica)など、こだわりのないウッドストック風アメリカンサウンドを聴かせる
 ■パッツィ・ストーンマン追悼
  アパラチアン・トラディショナル音楽に多大な足跡を残し子沢山で知られたアーネッスト・ポップ・ストーンマンの生き残っていたパッツィ、ドナ、ロニの三姉妹のうちのパッツィ・ストーンマン(1925年5月27日-2015年7月23日)が90歳で亡くなりました。
彼女は11歳の頃から父親や兄たちと活動を始めましたがストーンマン・ファミリーが全盛の頃には参加していませんでした。1961年ワシントンDC地区で自らのパッツィ・ストーンマン・ショーとして活動を始め、ビル・エマーソン、レッド・アレン、ポーター・チャーチ、バズ・バズビー、エド・フェリス等、錚々たるメンバーが在籍、最も初期の女性リーダーのブルーグラス・バンドとして認知されています。ポップ・ストーンマンが健康上の理由でバンドを離れた際に復帰、父親のレパートリーを引き継ぎ、ドナとロニがバンドを離れた後も、他の兄弟たちとファミリー・バンドとして継続しました。2009年に再びドナとロニと共にストーンマンズとして活動を再開、メリーランドを本拠地とするパタクセント・レーベルから2枚のアルバムをリリースしました。
  PATUX-183 The STONEMANS『Patsy, Donna & Roni』CD(本体\2,450-)\2,646-

Sinking of the Titanic/Remember the Poor Tramp Has To Live/Birds Are Returning(Sweet Fern)/Ruby/I Forgot More Than You'll Ever Know 他全13曲

 1926年に父、アーネストポップストーンマン(1893-1968)によってエジソンレコードに録音され た"Sinking of the Titanic"を長姉パッツィーのオートハープとボーカルで1曲目に、バージニア州ゲ イラックスのストーンマン家に代々伝わってきた曲を中心に、ドナのマンドリンインスト"Scotty's Bow"なども含み、ドナのモンロー風マンドやロニの達者な スリーフィンガーバンジョーも聴けるものの、全体にはアパラチアンオールドタイムの雰囲気が濃いトラ ディショナル作品に仕上がっている。23人の子供のうち成長した13人の家族で音楽ビジネスに参入、1960年 代にはスコッティのフィドルとドナとロニのすばらしいショーマンシップで人気を博したが、現在残された のは三姉妹だけという。高齢のパッツィは、ボーカルに老いが顕著だが、その力強いオートハープとともに 味わい深い伝承音楽を聴かせてくれる。悠々としたアパラチア音楽がすばらしい。ムーンシャイナー誌2005 年8月号にストーンマン姉妹を訪ねた、かつてのメンバー(スコッティの後任だった)森繁昇のリポートが ある。
  PATUX-240 STONEMANS『Stoneman Tradition』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ストーンマン・ファミリーの三姉妹による新生ザ・ストーンマンズ2009年作CD『Patsy, Donna & Roni』(PATUX-183 \2,573-)につづく第二作(2012年)。87歳のパッツィのボーカルとオートハープにはさすがに老いが目立つが、78歳のドナのマンドリンは"Donna-Mite"という曲にも明らかなハツラツさと相変わらずの可愛さ、そしてヒーホーで人気を保ち続けた73歳のロニのバンジョーはあの懐かしい"Dominic"当時と同じシュアさで、"Weeping Willow"や"Don't Let Your Deal Go Down"など父、アーネスト・V.「ポップ」ストーンマン(1893-1968)のトラッドレパートリーを中心に、1940年代のヒット曲"Have I Told You Lately..."や1970年代の"Catfish John"などの新曲、そしてインストが4曲の全14曲。バックには昨年、デビッド・ブロムバーグと来日した若いネイト・グロウワーのフィドルとジェレミー・スティーブンのギター、ステュ・ガイスバートのベース。87歳のリードボーカルを支える姉妹愛と、父ポップから受け継ぐアパラチア伝統が自然な形で残され、伝承音楽でもあるブルーグラスの真骨頂「おばあちゃん」パワー作品。ムーンシャイナー誌2005年8月号にストーンマン姉妹を訪ねた、かつてのメンバー(スコッティの後任だった)森繁昇のリポートがある。
 ■カーター・ファミリーの伝統を引継ぐ2タイトル
  RCSI-1039 DALE JETT WITH FRIENDS AT THE FOLD CD(本体\2,450-)\2,646-

Anchored In Love/Easy Ride/Fifty Miles of Elbow Room/Shiloh's Hill/Keep On the Sunny Side/In My Time of Dying/Follow Me Back to the Fold/300 Miles from Hazard/Twisted Laurel/You've Been a Friend to Me/Blind Marie/I'm Gonna Go to Work On Monday全12曲
カーター・ファミリーの故郷、バージニア州ヒルトンのカーターズ・フォールドに於ける、ジャネット・カーターの息子、デイル・ジェットと仲間たちによる2005年リリースのライブ作品。トムTホールのプロデュース、ジョー&ジャネット・カーターが一緒に歌う最後の録音となったお馴染みのカーター・ファミリー曲に加えてトムTのカーター・ファミリーに捧げた"Follow me Back The Fold"やサイ・カーン、レッド・クレイ・ランブラーズ"Twisted Laurel"、ハーブ・ペダーセン"Easy Ride"等々。現在、ラルフ・スタンレー&クリンチマウンテン。ボーイズで活躍中のトッド・ミード(f)やジェイミー(bs)&ジョー(m)、ゲイリー(bj)のブーアー・ファミリー、ジーネット&ジョニー・ウィリアムス等がサポート。コアなカーター・ファミリー・ファン向けの作品。売切れ御免!!
  RCSI-1040 THE CARTER FAMILY III『Past & Present』CD(本体\2,450-)\2,646-

 A.P.,サラ&メイベルのオリジナル・カーター・ファミリーから数えて第三世代による作品。デュアルトーンのカーター・ファミリー・トリビュート関連のプロデューサーとして活躍するマザー・メイベルの娘ジューン・カーターとジョニー・キャッシュを両親に持つジョン・カーター・キャッシュ(v,g,autoharp)と、テキサス・レンジャーズのメンバーとして来日経験も有るローラ・キャッシュ(v,g,f)と、サラ・カーターの娘のジャネット・カーターの息子、デイル・ジェット(v,autoharp,g)と妻のテレサ(bs)を中心にノーマン(g,d,v)&ナンシー(m,chello,v)・ブレイク、デニス・クロウチ(bs)、ラリー・パーキンス(g)、ジェイミー・ハートフォード(g,v)、チャーリー・チャドウィック(chello)、エンジニアにグラミー・ウィナーでもあるチャック・ターナーという面々でカーター・ファミリーの名曲の数々と新たに書き下ろされたオリジナルでアメリカ音楽史に多大な功績を残したカーター・ファミリーの伝統を今に伝える。
 ■カントリー最近作/お勧め作
  RCSI-1134 MERLE HAGGARD & MAC WISEMAN『Timeless』 CD(本体\2,950-)\3,186-

マック・ワイズマンとマール・ハガードが2012年に録音、クラッカーバレル限定発売。ロニー・レノのプロデュースの下、マーティ・スチュアート(m)、カール・ジャクソン(g)、ロブ・アイクス(d)、オウブリー・ヘイニー(f)、アンディ・レフトウィッチ(f,m)、ベン・アイザック(bs)、クレイグ・ダンカン(autoharp,hammer dulcimer)、ハリー・スティンソン(drums)、ソニア&ベッキー・アイザック、ビンス・ギルがコーラス。上質のアコーステイツク・サウンドに鉄壁のコーラス、二人の表現力豊かで味わい深い歌を支える。
  U-4723504 ALAN JACKSON『Angels and Alcohol』CD(本体\2,250-)\2,430-

You Can Always Come Home/You Never Know/Angels and Alcohol/Gone Before You Met Me/The One You're Waiting On/Jim and Jack and Hank/I Leave a Light On/Flaws/When God Paints/Mexico, Tequila and Me.

 2年前の前作『Bluegrass Album』から一転、最新作はアラン・ジャクソン(56)本来の正調ホンキートンクカントリー作品は、発売同時に定位置であるビルボードトップカントリーアルバムのチャート1位を確保(前作は3位)、さすがジョージ・ストレイトと並ぶ、現代カントリーのトップランナーだ。
 高校卒業後に地元ジョージア州ニューナンでバンドを結成、妻デニスとともに故郷を出てナッシュビルに向かったのが27歳、デニスがグレン・キャンベルの知己を得てアランにチャンスが回ってきたのが1989年後半、新興レーベルのアリスタと契約、1990年1月に発表した“Here in the Real World”がヒット、31歳にしてスター街道を歩み始めたという。それから25年、ほぼすべてのアルバムをプロデュース(1枚の例外はアリソン・クラウスによる『Like Red on a Rose』)してきたキース・スティーガルと創った24枚目の作品だという。「25th Anniversary KEEPIN IT COUNTRY TOUR」(提供:クボタ)と題したツアーの成功とともに、悠々自適の正統派ホンキートンクCDの発表である。
  REDH-287 DALE WATSON『Call Me Insane』CD(本体\2,750-)\2,970-

A Day at a Time/Bug Ya for Love/Burden of the Cross/Everybody's Somebody in Luchenbach, Texas/Crocodile Tears/Jonesin' For Jones/I'm Through Hurtin'/Call Me Insane/Heaven's Gonna Have a Honky Tonk/Tienes Cabeza de Palo/I Owe It All to You/Forever Valentine/Hot Dang/Mama's Don't Let Your Cowboys Grow Up to Be Babies.

 テキサス州オースティン在のテキサスカントリーシンガー、デイル・ワトソン(53)の最新作。20世紀最高のカントリーシンガーのひとり、ジョージ・ジョーンズ(1931-2013)に捧げられた“Jonesin' for Jones”をはじめ、正統派ホンキートンクサウンドと力強いバリトンボイスでカントリー世界を作っている。さすがロイド・メインズのプロデュース、テキサスホンキートンクカントリーの直球である。
  PC-1197 LORRAINE JORDAN & CAROLINA ROAD『Country Grass』CD(本体\2,450-) \2,646-

Runnin' Water(ケンタッキー・ヘッドハンターズ)/I Got Mexico (エディ・レイバン)/Darned If I Don't, Danged if I Do (マーティ・レイボン)/Common Man (ジョン・コンリー)/Ready for the Times to Get Better (クリスタル・ゲイル)/ Dixie Road (リー・グリーンウッド)/You Can Have Her (ジム・エド・ブラウン)/Boogie Grass Band/Digging Up Bones/Do You Want To Go To Heaven ( T. G. シェパード)/Don't Close Your Eyes (feat. ジェシー・キース・ホィトリー)/Rose Garden (リン・アンダーソン)/ Last Date/Seminole Wind (ジョン・アンダーソン)全14曲

 ドーター・オブ・ブルーグラスの創立メンバーの一人、ロレイン・ジョーダン率いるキャロライナ・ロードとカントリーのスーパースターとの共演アルバム。ジョッシュ・ゴーフォース(f,g,m)、ベン・グリーン(bj)、トミー・ロング(g)という名うてのメンバーがバックを務め、故キース・ホイットリーの息子ジェシーを含む、カントリー・スターを迎えて彼らのヒット曲をブルーグラス・スタイルで演じる意欲作。
 お勧め発掘・編集最近作/お勧め作
●貴重なライプ音源3タイトル
  ROC-3323 RENO & SMILEY 『Live '57』 CD(本体\2,450-) \2,646-

1957年7月17日、絶頂期にあったドン・レノとレッド・スマイリーのメリーランド州ライジングサンのカントリー音楽野外ステージ、ニューリバーランチでの素晴らしいライブ全25曲集。超スピードのアグレッシブな演奏で観客を次々と興奮の中に巻き込んでいく、と同時に泣かせる歌で聴衆の琴線に訴え、そして神への帰依で身を締める……時代がどう変わっても南部アメリカ田舎式エンタメの神髄をどーぞお楽しみください。
  ROC-3299 JIMMY MARTIN & the Sunny Mountain Boys『Live 69 & '71』CD(本体\2,450-)\2,646-

ジミー・マーティン、1950年代初期のビル・モンローの「ハイロンサム」サウンド形成に多大な貢献をし、そののちJ.D.クロウやビル・エマーソンら、偉大なバンジョー奏者を擁してバンジョーロールを尖鋭化した「ソリッドグラス」サウンドを創造した「キングオブブルーグラス」こと、ジミー・マーティン(1927-2005)。ジミーがまだ40歳代はじめの血気盛んなころ、バンジョーに前半1969年のライブはクリス・ワーナー、後半1971年はアラン・マンデやフィドルにチャビー・ワイズを配したイケイケのソリッドグラスライブ全25曲集である。
  ROC-3276 BILL MONROE『Live 1964』CD(本体\2,450-)\2,646-

1964年8月録音というビル・モンロー(1911-1996)の貴重なドック・ワトソン(7曲)とブルーグラスボーイズ(20曲)とのライブ集。前衛パンクのような抑えがたい衝動に溢れたブルーグラスを率いるビルが、ドック・ワトソンという希有なアパラチアントラッドシンガーと出会ったことで自身のルーツを見直す結果となり、そのことがのちのモンロー伝説につながる一歩手前、1966年名盤LP『Bluegrass Time』に至る直前の、まだまだ粗削りなこの日の演奏の中にキラリと光る気高さへの序章を感じるのはわたしばかりではないだろう。上記パンチとともに、ブルーグラスの本質を知る大推薦!!
 ■映像ものお勧め作
  VES-13030D DOC & MERLE WATSON "In Concert" DVD (本体\3,150-)\3,402-

Way Downtown/Don't Think Twice,It's All Right/Summertime/Sweet GA.Brown 全16曲  

ドック・ワトソンの全盛期の貴重な映像作品。1980年、まだ息子、マールが不慮の事故で亡くなる前の元気な姿や、セルダム・シーンやチェサピークでも活躍したT.マイケル・コールマン(bs)の2人をバックに、ノース・カロライナに伝わるアパラチアン・トラッドの名曲に加えてフォーク、カントリー、ジャズ、ブルース等々をフラット&フィンガーピッキングの妙技と共に演じる。
  SMO-7185 VARIOUS ARTIST『Sing Out! Icons of Folk』DVD(本体\3,600-)\3,888-

 50年代から70年代に掛けてフォーク・ミュージック・シーンから生まれた大スターの貴重な映像を集大成、ボブ・ディラン、ママス&パパス、サイモン・シスターズ、ピーター・ポール&マリーwithジョン・デンバー、リンダ・ロンシュタット&ストーンポニーズ、バーズ、スティプル・シンガーズ、ジューン・カーター&ジョニー・キャッシュ、フィル・オクス、ジェームス・テイラー、チャド・ミッチェル・トリオ、ジム・クェスキン・ジャグバンドwithマリア・マルダー、アーロ・ガスリー、ウィーバーズ、ホスト役も務めるラウドン・ウェインライト3等の世全盛期、当時の世相を反映した素晴らしい演奏が楽しめる。
  BCSX-400 V.A.『Reno's Best of Bluegrass Box Set』DVD4枚組(本体\4,500-)\4,860-残り僅か売切れ御免

 ドン・レノの息子、マンドリン奏者のロニー・レノが製作/司会をしたTV番組シリーズ『Reno's Old Time Music Festival』から名演を選び、それぞれDVD作品『The Best of Bluegrass』、『The Best of Bluegrass Gospel, Part 1』、『The Best of Bluegrass Legends』(マック・ワイズマン/オズボーン・ブラザーズ/チャーリー・ウォーラー/レノ&スマイリー/ビル・ハレル/ラルフ・スタンレーのインタビューと演奏全10曲)、『The Best of Bluegrass Gospel, Part 2』として発売された4枚のDVDをボックスセットにした廉価もの。「Legends」以外はロンサム・リバー・バンド、エディ・アドコック・バンド、ドイル・ローソン&クイックシルバー、クレア・リンチ、J.D.クロウ、ラリー・スパークスほか、30アーティストによる全59曲のお徳用お楽しみDVD4枚組セット!!
  TIKI-9901 DAN GELLERT DVD+CD(本体\3,300-)\3,564-

 オールドタイム「チキ」パーラーからの第2作、ダン・ゲラートのバンジョーとフィドル、そしてすごいボーカルのソロパフォーマンスがたっぷり。すごいオールドタイムミージシャンの全容がDVDとCDで堪能できる素晴らしい作品。ちなみに2012年、ダンを発見したライ・クーダーは彼との初デュオライブにオハイオまで出向いたという。また、アンクルアールのレイナ・ゲラートは娘である。
 楽器関連作品
 (楽器奏法や教則など、さまざまなご相談に関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましても、本体やパーツ/アクセサリーなど、ビンテージを含めて各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
 ■ギター
  RC-103 TONY RICE『got me a martin guitar』CD-R(本体\1,980-)\2,138-
レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ


Freeborn Man/Faded Love/Salt Creek/Doin' My Time/Windy and Warm/John Hardy/Nine Pound Hammer/Lonesome Ruben.

 70年代から現在に至るまでのフラットピッキング・ギターのスタイルをセットした偉大なギタリスト=トニー・ライス、あまりにも有名なブルーグラス・ギターの歴史を変えた我がレッドクレイからの全世界デビュー作。ラリー・ライス(m)、J.D.クロウ(bj)、ボビー・スローン(bs,f)、ブルーグラス史で最も重要なバンド、ケンタッキー・マウンテン・ボーイズからニューサウスへ続くメンバーがサポート。1973年のオリジナル・ジャケットにて。
  MAGG-431 AL PETTEWAY『Mountain Guitar』CD(本体\2,450-) \2,646-

大塚章と共にグラズ・マタッズで活動、後にフィンガースタイルのギタリストとして大成したアル・ぺタウェイの最新作はソロ・パフォーマンスによるアパラチアン・マウンテン・フレーバー溢れるオリジナルとドック・ワトソンやエタ・ベイカーへのオマージュ他、ブルーグラスにもなじみ深いトラッド他全18曲。
 ■バンジョー
  RCH-2022 MIKE SCOTT『The Old Country Church』CD(本体\2,450-)\2,646-

1980年代にはジム&ジェシーで活躍したことで知られるマイク・スコット(bj)がナッシュビルの最高のブルーグラスミュージシャンとともに2005年に発表した超スタンダード曲のインスト集を編集しなおした最新作。マイクのバンジョーに、ブライアン・サットン、アダム・ステッフィ、オウブリー・ヘイニー、ロブ・アイクス、ベン・アイザックスという申し分ないメンバーが、超有名スタンダード曲のメロディを大切に、それぞれのブルーグラス語で間奏を廻していくインスト集。
  PATUX-245 TOM NEAL『Banjoland』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ウォルター・ヘンズリーのチューナー名曲"Walt's Breakdown"やケニー・ベイカーのフィドルで有名になりジミー・アーノルドのアレンジで知られる"Charmaine"、マンドリン定番"New Camptown Races"や"Shenandoah Vally BRD"ほか、スタンダードインストを含む14曲、ベテランバンジョー奏者トミー・ニールの味わい深い秀作。マイケル・クリーブランド(f)、フランク・ソリバン(m)、マーク・コスグローブ(g)らのスーパーピッキンなトラッドグラスを楽しめる6曲に、自身を含むジョン・グリック(f)、ラス・フーパー(d)、ディック・レアード(m)らとのバンド、「ブルーストーン」にジェフ・プレズリーのリードボーカル4曲を迎えたセットでのこなれたトラッドグラスのドライブなど、スクラッグスはもちろんだが、それだけではない都会ワシントンDCの気風を受け継いだフレキシブルなバンジョーがすばらしい。近年、ワシントンDc地区に本拠を置くパタクサント・レコード、知られざる才能を世に引き出すすばらしい仕事をしている。
 ■マンドリン
  DGR-001 JUSTIN MOSES『Dusty Roads』CD(本体\2,450-) \2,646-

 シェラ・ハルとの強烈なマンドリン・デュオがネット上で話題となったジャスティン・モージズ、2006年発表の唯一のソロ・プロジェクト。フィドルもバンジョーも凄いテクニック。リッキー・スキャッグスが自身のケンタッキー・サンダーに招き入れた理由が窺い知れる。全12曲中7曲はボーカルやハーモニーも含んですべて自分ひとりの録音というスーパーマルチプレイヤー。2000年、ブルー・ムーン・ライジングに参加、2005年にシエラ・ハルのハイウェイ111の創立メンバーとして活躍、ニューファウンド・ロードなどを経て2009年のダン・ティミンスキ・バンドに参加後、ッキー・スキャッグスのケンタッキー・サンダーのバンジョー奏者として活躍、現在は再びシェラ・ハルとのコラボレーションで活躍中。何を弾かせても超一級、完全に脱帽です。
  PATUX-234 CORY PIATT『Daydreams』CD(本体\2,450-)\2,646-

全米NBCネットのオーディション番組「America's Got talent」で勝ち抜いて話題となったマウンテン・フェイスバンドのメンバー、コリー・ピアット(m)2012年リリース、若者のスタンダード・ジャム曲となりつつあるダロル・アンガーの"Ride the Wild Turkey"ほか、ボーカル曲を4曲(話題のボックスカーズのキース・ギャレットが2曲とロニー・ボウマン1曲、ブルームーン・ライジングのブランドン・ボスティック1曲)に自身のオリジナル・インスト曲を配した、バラエティに富んだ楽しめるマンドリンインスト集。元クレア・リンチ・バンドやトニー・ライス・ユニットのブライアン・マクドウェル(f,g)、元シエラ・ハル・バンドのジェイク・スタージェル(g)、スコット・ベスタル(bj)とランディ・コーアズ(d)、マーク・シャッツ(bs)というベテランが脇を固める。
 ■フィドル
  CO-2733 KENNY BAKER & BOBBY HICKS『Darkness on the Delta』CD(本体\2,450-) \2,646-

Roanoke/Darkness On The Delta/McHattie's Waltz/Louisville Breakdown/Faded Love/Tallahassee/Westphalia Waltz/Farewell Blues/Chuck-A-Luck/Silver Bells/Panhandle Country 全11曲  

ケニー・ベイカーがボビー・ヒックスと組んで80年に発表した名盤のCD化。ビル・モンローのもとで54年、"Wheel Hoss"と"Roanoke"という、チャーリー・クラインとのツイン・フィドルをフィーチュアした傑作を残したヒックスと、そのツイン・フィドル、トリプル・フィドルのノウハウを継承してブルーグラス・フィドルの規範を完成させたベイカー、ふたりのフィドル名人が、アレン・シェルトン(bj)、バック・ホワイト、ラリー・スレッジ(m)、ベニ―・ウィリアムズ(g)、ロイ・ハスキーJr(bs)をバックに繰り広げる、モンローのフィドル美学を発展させたツイン・フィドルの真髄。
  CO-3526 ARTHUR SMITH『Fiddlin' Arthur Smith And His Dixieliners』 CD(本体\2,450-) \2,646-

Straw Breakdown/Fiddler's Blues/I've Had A Big Time Today/Going To Town/Peacock Rag/Weary Weary World/Indian Creek/Dickson County Blues No.2/I'm Bound To Ride/ K.C. Stomp/Gypsy's Warning/Bonaparte's Retreat/Take Me Back To Tennessee/Paris Waltz/In The Pines/Dickson County Blues/Little Darling/Red Apple Rag/Adieu False Heart/Cheatham County Breakdown/Hesitating Blues/Smith's Rag 全22曲

1930年代から40年代の、アーリー・カントリー・ミュージック/ヒルビリーの世界で最も大きな影響力をもっていたフィドラー、フィドリン・アーサー・スミスのCDコレクション。"Smith's Rag"や"Red Apple Rag"などのオリジナル・フィドル・チューンをはじめとする彼のフィドルは、それ以前のストリング・バンドと、ハウディ・フォレスター以下のブルーグラス・フィドルの橋渡しをする重要なものとして歴史に残るものである。オリジナル・ブルー・グラス・ボーイズとの録音ではブルーグラスのリズム・パターンが登場し、また多くの曲であのデルモア・ブラザーズがバックを務めて、ギターのバックアップ・プレイはのちにアール・スクラッグスのそれに大きなヒントを与えたと思しきフレーズが頻繁に現れているあたり、実に興味深い。"K.C, Stomp"ではブルー・グラス・ボーイズやロイ・エイカフのスモーキー・マウンテン・ボーイズで知られるトミー・マグネスとのツイン・フィドルも聴きもの。半分近くの曲では彼の朴訥なヴォーカルもフィ−チュアされており、これがまた当時の姿をよく表わしたものとして印象的である。
 ■ドブロ
  PC-1192 PHIL LEADBETTER『The Next Move』CD(本体\2,450-)\2,646-

Ramblin' Rolling Stone/I've Never Seen a Love that Wasn't Blind/Baptism/Just Joshin'/Jesus, My Old Dog and Me/Hole in the Earth/Georgia on My Mind/Leadbelly/Pull the Trigger/I'm a Modern Day Interstate Gypsy/Sweet Georgia Brown/When the Roll is Called up Yonder.

 ジョン・カウワンのボーカルにサム・ブッシュのチョップが煽る、まさにニューグラスリバイバル!の1曲目、“Just Joshin'”ではジェリー・ダグラスとロブ・アイクスとのトリプルドブロ! またスウィング定番“Sweet Georgia Brown”にベラ・フレックとバック・ホワイトという70年代からのファンにはたまらないコラボなど、今年、2度目のIBMAアワード最優秀ドブロを獲得したフィル・レッドベターの3枚目のソロ作は超豪華なドリーム作品。癌と闘いながら音楽活動を続ける彼を応援したい。
  SH-3847 JERRY DOUGLAS & PETER ROWAN" Yonder" CD-(本体\2,450-)\2,646-

Wayside Tavern/Cannonball Blues/Lullaby of the Leaves/Girl in the Blue Velvet Band/When You & I Were Young, Maggie/Tuck Away My Lonesome Blues他全12曲 

ピーター・ローワンとジェリー・ダグラスによるシンプルなボーカル&ドブロのデュエット集。ピーター・ローワンが“Yonder”、すなわち彼方にある米国のトラディショナル音楽に思いを馳せた異色の企画作品。カーター・ファミリー、ジミー・ロジャース、レッドベリー、ロイ・スメック、ダービー&タールトン他の白人、黒人、ハワイアンを問わず、20世紀初頭のアメリカン・ミュージックの遺産を、ローワンのオリジナル4曲と共に、2人の偉大なミュージシャンが演じる。ジェリー・ダグラスのドブロとワイゼンボーン・ギターが、自由奔放なピーター・ローワンのボーカルに添って素晴らしい緊張感を生み出している。
 楽器、その他……
 (スタッフは全員、バリバリピッカーです。どんなことでもお気軽にお問い合わせください)
AC-250 Moutain Trail Banjo Bag オープンパックバンジョー用 \8,640‐(税込み)[新発売]
AC-180 AC-100 Mountain Trail Guitar Bag ドレッドノートギタータイプ用 \8,640-(税込み)約1.7Kg
AC-100 Mountain Trail Guitar Bag ミニギタータイプ用 \8,640-(税込み)[新発売]
AC-200 Moutain Trail Banjo Bag リゾネーターバンジョー用 \8,640‐(税込み)約1.4kg
AC-300 Moutain Trail Mandolin Bag フラットマンドリン用(Aモデル、Fモデル、LH対応) \7,560-(税込抜)約1.0Kg


☆スタイリッシュで機能性も高いマウンテン・トレイル・ギグバッグ!!

 このたびオープンバックバンジョー用とミニギター用が新登場。 軽くてしかもヘビーデューティなAAAバッグMountain Trail シリーズです。#1680デニールナイロン生地、10mm幅の大型ジッパーを採用しています。またポジション移動可能のネックホールドクッションを装備し、愛器のネックをしっかりと支えます、バッグ内部全面は20mm厚クッションを施しています。また、バッグの外ボトム部にはラバーパットを取り付け接地面からの衝撃を和らげます。
カラー 各モデルに3色とも在庫ありです。 ネイビー(NV)、バーガンディ(RD)、ベージュ(BE)
 
    AC-100               AC-200              AC-300
  LG-24N Gary Levinson Greenbriar Guitar(本体\110,000-)\118,800-

 スイス人ギター・製作家ゲイリー・レベンソンのデザイン&監修による小ぶり(マーチン000サイズに近い)のアコースティック・ギター。スブルース・トップ、サペリマホガニーのサイド&バック、ローズウッド指板。音の伝導効率を如何に上げるかということで「マイケル・カーシャ理論」を採用、ブレイシング形状やブリッジ形状、トップの厚さを設計、全体のバランスを最重要視してデザインされてるとのことです。音の輪郭がはっきりしたクリスプなサウンド、フイドルチューンのバッキングやカッティングプレイに威力を発揮しそうな感じ。低音から高音までバランスよく鳴るのでフィンガー・ピッキングや弾き語りなんかにも向いてそうです。上品な仕上がりで、いつでも手元に置いておきたい気にさせる一台。ドレッドノウトも在ります。お問い合わせください。
 教則もの/ソングブックお勧め
  また、教則モノに関しては演奏レベル/ニーズに応じて、ご相談ください。また、スタッフは全員、バリバリ!?ピッカーです。どんなことでもお気軽にお問い合わせください
  BOOK-RG RICHARD GREENE『Bill Monroe w. Richard Greene Book』BOOK+CD (本体\5,800-)\6,264-

リチャード・グリーンが革新的で創造的なスタイルでブルーグラス・フィドルに大きな変革をもたらしたブルーグラス・ボーイズ時代(1966-1967)、デッカMCAの公式録音14曲とグランドオールオープリーのライブのフィドル・ソロのスコアと音源(ビル・モンローやその他の楽器も含む)集。付属のCDはリチャード在籍時のビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズのベスト盤としても価値がある。
 ジャムで良く取上げられる曲を採用した実戦的な教則本
MFD-0206 ジミー赤澤『Bluegrass Fiddle Minus One』CD+Book(本体\3,000-)\3,240-
MFD-0207 ジミー赤澤『Bluegrass Banjo Minus One』CD+Book(本体\3,000-)\3,240-
MFD-0208 ジミー赤澤『Bluegrass Mandolin Minus One』CD+Book(本体\3,000-)\3,240-


(収録曲)1, Happy Sunny Side of Life/2, Foggy Mountain Breakdown/3, Footprints in the Snow/4, East Tennessee Blues/5, Salty Dog Blues/6, Ragtime Annie/7, I Wonder Where You’re Tonight/8, Shenandoah Breakdown/9, Can’t You Hear Me Calling/10, Smith’s Reel/11, Sitting on Top of the World/12, Big Mon.

 ブルーグラスのマルチプレイヤー、ジミー赤澤こと赤澤孝次郎による各フィドル、バンジョー、マンドリン向けの最新「マイナスワン」教則作品。36頁ブックレットには全13曲のタブ譜(フィドルのみ楽譜併記)/歌詞、CDには全13曲と39トラックにフルバンドのデモ演奏/対象楽器のみのソロ演奏/対象楽器を抜いたカラオケ演奏が収められている。本人曰く、「至れり尽くせり!」でひとり楽器練習、バンド練習に励めるという作品。10歳でギターをはじめ、12歳でバンジョー、23歳でフィドルをはじめたという「じみぃ」、独学でレコードから努力を重はねて学んだノウハウをブルーグラスのスタンダード13曲、ビル・モンロー系曲を多く配した曲で中級者を想定したソロを学べるように創られた純日本製教則もの。
 
 輸入定期刊行雑誌
 ■フラットピッキン・ギター誌
  米国産、隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/アーリージャズまで。一冊でさまざまなフラットピッキン奏法が学べる人気雑誌。
  FGM-19.3 最新「2015年3〜4月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 ゴスペル・ギター特集、年間300日位は演奏とフルタイムで活躍するハーバー・ファミリー・ゴスペルバンドの若きフラットピッカー、ダルトン・ハーバーによる"In His Will There Is A Way"、将来が嘱望されるブルーグラス・マーチンズのデイル・マーチン"Whispering Hope"、バレリ・スミス&リバティ・パイクで超絶テクニックを披露していたトラビス・オールトラップ"Let The Lower Lights Be Burning"、ダン・ハッカビーによる初心者コーナーではピーター・ローワン作、ニューグラス・リバイバルでお馴染みの"Dancing With The Angels"、スティーブ・カウフマンによる"Amazing Grace"、コード弾きのソロと三連符を駆使した単音弾きで。オープン・チューニングを使ったオリジナル・ゴスペル曲"Hell Fire"を紹介するのはブラッド・デイビス。スティーブ・ポッテイアのクラシック・ブルーグラスのコーナーではクラレンス・ホワイトで知られる"I Am A Pilgrim"、ダン・ミラーに寄る故ジョー・カー追悼記事等々、タブ譜満載CD付きの60頁。
  FGM-19.2 「2015年1〜2月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 今年のグラミー最優秀ブルーグラスアルバム受賞で話題のアールズ・オブ・レスターのギター/ボーカリスト、ショーン・キャンプのカバーストーリーとタブ譜は“Grandpa That I Know”、フラットピッキンチャンピオンのジェイク・ワークマン“Ragtime Annie”のフルバージョン、ベン・コックマン“Born To Shine”の特集3本ほか、連載コラムは、ダン・ハッカビーの初心者“Choctaw”、スティーブ・カウフマン“June Apple”、ジョン・カーリニ「バッハを学べばすべて分かる」シリーズ“Bach Invenstion #7”、ブラッド・デイビスのナッシュビルフラットトップは“タイミングとシンコペーション”、ダン・ミラーのソロの組み立ては“More Pretty Girls Than One”ほか、"Turkey Knob”、“The Sweet Sunny South”、フィドルチューンは“The Farmer’s Jamboree”、“Father Kelley’s”と“Father Flynn”、スティーブ・ポティア―のブルーグラスは“Maury River Blues”、ペンタトニックスケールの使用方法ほか、タブ譜満載CD付きの70頁。
  FGM-19.1 「2014年11〜12月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 ハーブ・ピーダセン(かつてペダーセンと表記)のカバーストーリーほか、6月にETSUバンドを率いて来日したダン・ボナ―特集とタブ譜“Where Grass Won't Grow”、タブ譜は、スティーブ・カウフマン“Cattle in the Cane”、ブラッド・デイビス“John Henry”、オリン・スター“Kiss Me Waltz”、ディックス・ブルース“Whiskey Before Breakfast”、アダム・グレンジャー“Durango's Hornpipe”、スティーブ・ポティア―“Blue Moon of Kentucky”ほか、タブ譜満載CD付きの66頁。
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  世界唯一の米国産バンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。
  BNL-15/09 2015年9月号\950-

 ボストン・ベースのロンリーハート・ストリングバンドのゲイブ・ハースフィールドのアイラ・ギトリンによるインタビューとタプ"Big Bruce"、ビギナーズ・コーナー"Lazy Creek"、トム・アダムスのコーナーはタブ"Peacock Rag"、ケン・パールマンのメロディック・クロウハンマーでは"Sail Away Ladies"、アール・スクラッグスのコーナーでは99年のジョン・ハートフォードとのジャムの音源からワルツ・テンポのタブ"Short Life of Trouble"。楽器のレビューではゴールドトーン社の10弦バンジョー他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/08 2015年8月号\950-

 フィドル・スタイル・バンジョーのマスターとして知られるキャロル・ベストのトニー・トリシュカによるインタビューとタブ"Cripple Creek""Fire On TheMountain""Arkansas Traveler""Staten Island Hornpipe"、ケン・パールマンのメロディック・クロウハンマーではメロティを弾くときに5弦の使い方を教示、タブは"Molly Hare"、ジョン・デンバーの作品をブルーグラスでアレンジした作品をリリースしたスペシャル・コンセンサスのグレッグ・ケーヒルは同アルバムから"Eagles and Heroes"、アンドリュー・グリーンによるブギウギ5ストリング、トム・アダムスのコーナーはタブ"Scotland The Brave"他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/07 2015年7月号 \864-

ミッシングリンクと題して進化の中で取り残された楽器、ゴールドトーン社べラ・フレック・モデルのバリトン・バンジョーの紹介とインタビューと"Railroad"のタブ譜、トム・アダムスのコーナー"Careless Love"、バック・アップ。バンジョーは『Patuxent Banjo Prolect』(patux-250)からマイク・マンフォードによる"Hot Burrito Breakdown"、初心者コーナーはコード・チェンジの時に有効なフレーズ集、オールドタイム"Johnny Walk Along With Your Paper Collar On"他、アメリカ独立記念日に因んで"The Star Spangled Banner"
  BNL-15/06 2015年6月号 \864-

ソロ・デビュー作が好評なロビー・マッカリー、グレッグ・ケーヒルによるインタビュー、tabはラリー・パーキンス作でロビーのソロにも収められている"Northwest Passage""Sugar Creek"。アール・スクラッグス・コーナーではアールがブルーグラスボーイズ在籍時のビル・モンローのスポンサー、ウォーライトのテーマとして使われていた"Camptown Races"、トム・アダムスによるTAB"Down Yonder"、人気タレント・オーディション番組「アメリカン・アイドル」に登場した女性バンジョー奏者エレン・ピーターセン、メロディク・クロウハンマー、インプロビゼーション他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/05 2015年5月号 \864-

トム・アダムスのコーナーでは通常は他の楽器でキックオフされる曲のバンジョー・イントロTABで"Back To The Cross""I Still Miss Someone""Dim Light,Thick Smoke"、イースタン・ケンタッキーのジム・リード"Devil's Dream"Maple Blossom"他、メロディクを上手く取り入れたスリー・フィンガー・スタイル、ケン・パールマンによるメロディック・クロウハンマー、「バンジョー製作の新技術」と題してチェコのプルカを紹介。左利きのクロウハンマー奏者ニール・ジェームス他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/04 2015年4月号 \864-

ニューイングラントのベテラン、ノーザンライツのメンバーとして又、バンジョー・キャンプ・ノースのディレクターとしても活躍するマイク・クロップ、マーク・ホロウイッツによるインタビューでTABは古いフィドル・チューン"Cricket On The Hearth"他、アールズ・ウェイのTABはカーネギーホールの"I Wonder Where You Are Tonight"、初心者コーナー"Solder's Joy"、オールドタイム・ウェイではデビッド・ウィンストンのインタビューとTAB、バンジョー製作家ティム・ガードナーによるシダーマウンテンバンジョー、トム・アダムス"Faded Love"他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/03 2015年3月号 \864-

 ブルーグラスからジプシー・ジャズ、新旧の様々なアコーステイツク音楽のエッセンスを取り入れたプレイで知られるスペイン人のバンジョー奏者、ルイ・ゴメス、トニー・トリシュカに寄るインタビューでタブは"Blue Drag"、モンロー"Evwning Prayer Blues"とオリジナル"Dowling Groove Blues"、初心者コーナーは「大きな古時計」、プルカ・バンジョーが戦前のスペックでワンピース・フランジを発売他、ケン・パールマンによるメロディッククロウハンマー、トム・アダムスは新バンド、スプリングフィールド・エグジットのにアルバムから"I've Endured"他、バンジョー情報満載の32頁。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  米国最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
  BU-15/09 2015年最新9月号 \1,080-

 デビューから40年を迎えるマンドリン&テナー・シンガー=ラリー・スティーブンソンがカバーストーリー、ニューヨーク市立博物館で開催中の『フォーク・シティ:ニューヨークとフォーク・ミュージック・リバイバル』展からブルーグラスとオールドタイムに関する展示を紹介、J.D.クロウ&ニュー・サウスの大名盤ROUNDER0044の大特集、J.D.クロウの1995年の作品『Flashback』録音時のメンバーによるフラッシュバック・バンド、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/08 2015年8月号 \1,080-

 最新作『Pocket Full of Keys』(PC-1196)をリリースしたばかりのデイル・アン・ブラッドレィがカバーストーリー、初のリーダーバンドを率いて活動するスティーブ・ガリー、全米ネットのTV番組レイト・ショーのホスト役を勇退、ブルーグラスの理解者として又、スティーブ・マーチンとの親交で知られるデビッド・レターマン、ボブ・ペイズリー&サザングラスのフィドラーとして知られるリロイ・ムンマ、米国ブルーグラス情報満載の56頁。
  BU-15/07 2015年7月号 \1,080-

 最後に立つ男として伝統を継承し続けるノーマン・ブレイクがカバーストーリー、ムーンシャイナー誌でも大特集を組んだベッキー・ブラー、ジェームス・キングのサイドメンとして活躍したケビン・プレーター(m)の新バンド、フォギー・マウンテン・ボーイズのベーシスト=ジェイク・ターロックの古い写真満載の特集、"Rutland Reel"で知られるジョージア・スリム・ラトランドのスタイルを伝承するヘンリー・ラトランド、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/06 2015年6月号 \1,080-

 カバー・ストーリーはブラザーデュオとアーリー・ブルーグラスの名曲満載の最新作「Brotherhood」が好評のギブソン・ブラザーズ、フラットピックで弾くドブロ・プレイヤーとして又、楽器製作家として知られるタット・テイラー追悼、新進気鋭のブルーマフィア。共に90歳を迎えたマック・ワイズマンとマック・マーチン、女性フィドラー&インストラクターとしても知られるメーガン・リンチ、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/05 2015年5月号 \1,080-

 シンガー&ソングライター、ギター・プレイヤーとして又、ラジオのブルーグラス・プログラムのDJとしても活躍中クリス・ジョーンズとナイト・ドライバーズ、「面白い人、ブルーグラスに関しては真面目」と題してカバーストーリー。メリッサ・アームストロングという素晴らしい女性ボーカルを擁するデトゥア、ソングライターとしても才能を発揮するドナ・ユリシー、元クリンチ・マウンテン・ボーイズのサミー・アドキンス、 米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/04 2015年4月号 \1,080-

 「ホーム・スィート・ホーム、バンジョー・パワー・カップルが一緒に美しい音楽を作った」と題してベラ・フレック&アビゲール・ワッシュバーンのカバーストーリー、サム・ブッシュ・バンドのメンバーでベッキー・ブラーのプロデュースも務めたステェファン・モージン、全編ストレート・ブルーグラスのカバー・アルバムが好評のロブ・マッカリー、第三世代のマンドリン・クラフトマン=スペンサー・ストリックランドの特集他、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
 ■オールドタイム・ヘラルド誌
  米国産アメリカンルーツ/オールドタイム音楽専門誌。アメリカ伝統音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
  OTH-1401 最新第14巻1号 \1,296-

 フォーク・リバイバルの時代にエレクトラ社から1964年にリリースされた4枚組LPによるコンピレーション『The Folk Box』の紹介、ジーン・リッチー(1922年12月8日−2015年6月1日)の追悼記事、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.12」、ファジー・マウンテン・ストリング・バンドやレッドクレイ・ランブラーズのメンバーとして活動してきたビル・ヒックスのインタビュー他、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1312 第13巻12号 \1,296-

 マイク・シーガーによるコンピレーション『Close To Home』で紹介されていたバージニア州スコット・カウンティのオールドタイム・ミュージシャン、スコット・ボートライトがカバー・ストーリー。2015年フェスティバル・キャンプ・ガイド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.11」などの特集のほか、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1311 第13巻11号 \1,296-

 ブラッド・レフトウィッチによるインディアン居留地のフィドラー、トム・フラーの時代と人生物語り、カナダ・トロントのオールドタイムシーンを支えるバンジョー奏者クリス・コールのインタビュー、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.10」などの特集のほか、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1310 第13巻10号 \1,296-

 ジョン・コーヘンが1956年にはじめて旅したアンデス地方ペルーの「オールドタイム音楽」のほか、ビル・キース以前にメロディック的なバンジョー奏法を編み出していたといわれるキャロル・ベスト、フィドル奏者フレッド・マクブライド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.9」、19〜20世紀初期写真集など、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
 月刊『ムーンシャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。
■定期購読:1年¥6,300-半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
■バックナンバー:各¥540-。
 下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。
  MS-3211 最新2015年9月号 (通巻383号)\540-

1965年9月3〜5日世界初のブルーグラスフェスから50 年、やぎたこ3rd CD『I'm Here』、福島「鬼フェス」2014 リポート、ブラックベリージャム、山本敏史ブルーグラス物語「第1 回あまがさき歴史音楽祭」、「I'm with Her」……サラ・ワトキンズ、サラ・ジャローズ、イーファ・オドノバン 10月来日!、長谷川 光「ジャンゴ・ラインハルトとブルーグラス」、アパラチアン ボイスの源流「1927 年夏 ブリストル セッション再訪」B、モンローズミュージックの軌跡B「1950 ?1952 年」、日本ブルーグラス年表#91「1984 年」、学生ブルーグラスプロファイル#30 名古屋大学「原あかね」、アメリカ音楽史概論#64「バイコム・ラマー・ランスフォード“Jesse James”」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十五話「アメリカンドリーム(その1)」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ
  MS-3210 2015年8月号 (通巻382号)\540-

アパラチアン ボイスの源流「1927 年夏 ブリストル セッション再訪」A、ジェリー・ガルシアのグレイトフル デッドとブルーグラスの50 年、ネッシーエクスペディションCD『Hear the First Whippoorwill』、モンローズミュージックの軌跡A「1949-1951 年」、ジミー渡辺の「長崎ブルーグラス物語」セラードアからグレースランドへ、追悼:スリム・リッチー「リッジランナー」、第3回オーシスタージャンボリー リポート、ブルーグラス誕生から70 年 part 5 最終回「日本ブルーグラス史、後篇」、日本ブルーグラス年表#90「1983 年」、学生ブルーグラスプロファイル#29 北海道大学「和田裕賀」、アメリカ音楽史概論#63、「バーノン・ダルハート“The Prisoner's Song”」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十四話「趣味」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3209 2015年7月号 (通巻381号)\540-

アパラチアン ボイスの源流「1927 年夏 ブリストル セッション再訪」@、モンローズミュージックの軌跡「1936 〜1948 年」、高円寺界隈の「ブルーグラス ストンプ」、沖縄の若者ブルーグラス事情、名古屋大学「ブルーリッジ ツアー前編」、暁照雄追悼!ゴローショーの“ 夢舞台”、東京のブルーグラス パイオニアたち:ウェイファーリングストレンジャーズ/ブルーマウンテンボーイズU/ケンタッキームーンシャイナーズ、ブルーグラス誕生から70 年 part 4「日本ブルーグラス史、前篇」、日本ブルーグラス年表#89「1983 年」、学生ブルーグラスプロファイル#28 大谷大学「内林 茉莉花」、アメリカ音楽史概論#62「バーノン・ダルハート“The Wreck of the Old 97”」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十三話「催眠術師」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3208 2015年6月号 (通巻380号)\540-

ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはビル・モンローを見た!最終回、三井 徹の1966 年10 月30 日ビーンブロッサム」、ラッシーCD デビュー「懐かしき思ひで」、ブルーグラス誕生から70 年 part 3「モンロー亡きあと、そして21 世紀……」、 1966年のブルーグラスボーイズ 「リチャード・グリーンのフィドルを中心に」、ブルースビルAC vs グラスアバウツ、ロバート・アール・キーンのブルーグラスがとてもいい!「シンガーソングライター/カントリーシンガー達のブルーグラス」、日本ブルーグラス年表#88「1983 年」、学生ブルーグラスプロファイル #27 酪農学園大学「堀 槙之介」、アメリカ音楽史概論#61「ガーシュイン、ジャズとブルーグラスの芸術性」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十二話「SEEING IS BELIEVING」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3207 2015年5月号 (通巻379号)\540-

2015 年全国9大学ブルーグラス新入生勧誘リポート、ベッキー・ブラー、インタビュー、女性ブルーグラス小史 後編「女性ピッカー史」、ブルーグラス誕生から70 年 part 2「ストレングスインナンバーズの衝撃」、ドイル・ローソン「世紀を跨いだ正統ブルーグラス!」、ベッキー・ブラー『'Tween Earth and Sky』レコーディング日記後編 最終回、ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはモンローを見た......!?」E、クロサワ楽器 お茶の水駅前店 ブルーグラス訪問、日本ブルーグラス年表#87「1983 年」/津田敏之、アメリカ音楽史概論#60「ロイド・ロアー#73987」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3206 2015年4月号 (通巻378号)\540-

ブルーグラス誕生から70 年「モンローからパンチへ」、川本容生「グラスホッパーズと40 年」、チチ松村インタビュー「バンジョー、あとの祭り」後編、バンジョーの起源と発展、ベッキー・ブラー『'Tween Earth and Sky』レコーディング日記 中編、女性ブルーグラス小史、ジミー赤澤「カラオケCD、作っちゃいました!」、ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはモンローを見た......!?」D、日本ブルーグラス年表#86「1982 年」、学生プロファイル#26「塚田慎太郎、アメリカ音楽史概論#59「1923 年、ラルフ・ピア」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3205 2015年3月号(通巻377号)\540-

 3月号は、今が旬な女性ブルーグラス、シンガーソングライターのベッキー・ブラー最新アルバム『'Tween Earth and Sky』の女性らしく楽しい制作記前編をカバーストーリーに、チチ松村インタビュー「バンジョー、あとの祭り」前編、3月号恒例2014年発売ブルーグラスレコード総括、ニューイースト「謎の大復活!」、ビル・モンロー初来日から40年「あなたはモンローを見た……C」、アコーディオンとバンジョー『Hush Music』、慶応義塾大学「佐々木元康」などの特集ほか、創刊32年目のブルーグラスだけの月刊誌には日米のブルーグラス事情満載!
  MS-3204 2015年2月号(通巻365号)\540-

 マック・ワイズマンと母自筆のオールドタイムソングブックから選んだ有名フォークソング集についての特集、ベラ・フレックとアビー・ウォッシュバーン夫妻が送ってくれた最新の家族写真とともにベラが率直に自身の音楽人生を語る「IBMA基調講演完訳」後編ほか、バンジョーアルバムを発表した坂本 健、ビル・モンロー初来日から40年投稿特集連載「あなたはモンローを見た!そのB」、東 理夫「鎌倉市とナッシュビル市のパートナーシティ締結」、秋元 慎「オールドタイム音楽入門」、追悼・田頭啓介、東北大「上田 大」などの特集ほか、ブルーグラスだけの月刊誌には日米のブルーグラス事情満載!! 全編日本語だよーー!
 B.O.M.ご利用方法
   ビー・オー・エムのニューズレターはどなたでもご利用いただけます。ご注文をお待ちしています。
1). このニューズレターで紹介する商品は、ニューズレター発行時点で、すべて在庫しています。
2). ハガキやお電話、ファックス、Eメイル等で、6桁お客様コード番号とお名前と共に、ご希望の商品コードをお知らせ下さい。
3). 通常ご注文から1週間以内にはお届けします。ただ、レター掲載時には充分な在庫を心掛けていますが品切れになった場合、再入荷を期して発送が遅れる場合もありますのでご了承ください。
4). 基本送料は下記の通りです。
CD/DVD 全国均一、1枚\185-、2枚\220-、3枚以上、もしくは\8,000-以上お買い上げの場合、送料全国無料!! (ただし、特定地域、特定商品などについては、別途加算の場合があります。お問い合せ下さい)
5). お支払は、品物を受け取られてから1週間以内に同封請求書(代金+送料+消費税)をご確認の上、郵便振替や銀行振込でお願いします。

●郵便振替=01160-8-74352
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●ジャパンネット銀行 本店営業部(ホンテン)
普通預 金 店番号-口座番号 001-1340424
カ)ビーオーエムサービス
●Visa, Master Card, AMEX,Expressでのお支払いはご注文時に電話でお伺いいたします。
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e-mail で請求書及びお支払いURLをお送りしますのでご注文の際毎にお申し出下さい。
またPayPalのサイトからBOMの口座toshiow@bomserv.com宛にお支払いも出来ます。
●ビー・オー・エム・サービスのホームページでは随時、最新入荷案内やニュースを更新しています。ニューズレター、在庫リスト、ムーンシャイナー誌バックナンバーなども紹介しています。最新情報の更新案内をメールでご希望の方はお申し出ください。
 (株)ビー・オー・エム・サービス<
〒665-0842 兵庫県宝塚市川面 6-5-18
0797-87-056
(営業時間:月〜金の午前10時〜午後5時。
なお祝日は休みをいただきます)
●fax.0797-86-5184(24時間)
●http://www.bomserv.com
●E-mail:info@bomserv.com
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