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    B.O.M.Newsletter #465  
            2019年7月15日  
   
 

 
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目   次

今月のハイライト    1  
 新入荷ダイジェスト    2  
   3  (ブルーグラス)  
   4  (カントリー・ポップ新入荷)
   5  (インスト新入荷)
 新入荷作品解説    6  
   7  ■ブルーグラス新入荷
   8  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   9  ■インスト新入荷
   10  ■カントリー・ポップ新入荷
   11
 ■発掘・編集最新入荷
  12  ■映像
最近作/お勧め作、再入荷   13  
   14  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   15  *パンチ・ブラザーズ来日
   16   (ムーンシャイナー7月号レビュー紹介作品)
   17  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   18  *コンテンポラリー
   19  *トラッド
   20  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
   21  ■カントリー/ポップお勧め
   22  ■発掘/再発見お勧め
  23  ■映像おすすめ
楽器関連作品    24  
   25  ■バンジョー
   26  ■マンドリン
   27  ■フィドル
   28  ■ギター
   29  ■オートハープ
楽器、その他……    30  
 輸入雑誌   31  
   32  ■バンジョー・ニューズレター誌
   33  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
月刊『ムーン・シャイナー』   34  
 コンサート情報   35  
B.O.M.ご利用方法   36  


 ◆8月1~4日(木~日)兵庫「第48回宝塚ブルーグラス・フェスティバル」三田アスレチック079-569-0024。クリークサイド野外ステージ。参加費¥4000-(高校生以下無料)。エントリー受付:7月1日~15日(土曜日の出演時間指定は不可)。(問)BOMサービス0797-87-0561、info@bomserv.com、http://bomserv.com/TBF/summer/tbf48A.html
  48TBF-TEE Takarazuka Bluegrass Festival オフィシャル T-シャツ  ¥2,500- (税、送料込)
[Takarazuka Bluegrass Festival オフィシャル T-シャツを第48回夏のフェスティバルに合わせ発売いたします!!]

カラーし白と黒、サイズはS,M,L(アメリカンサイズです。日本の通常サイズより少し大きめです)
サイズ S: 着丈: 70.5 身幅: 46.5 袖丈: 17.0 肩幅: 44.0
サイズ M: 着丈: 72.0 身幅: 51.5 袖丈: 17.5 肩幅: 47.5
サイズ L: 着丈: 75.5 身幅: 55.5 袖丈: 19.0 肩幅: 51.0
  リリースから40年!

●RC-106 V.A.『The 8th Annual Takarazuka Bluegrass Festival』CD-R(本体¥1,980-)¥2,138-

Fastest Grass Alive(Goro Tani)/I've Gotta Be Me(Keep On The Grass)/Ooh Las Vegas(The Southbound)/Love Has No Pride(Akio Okusawa)/Don't Look At My Shadow(The Sumou Special)/Help(the Humpty Dumpty Hippoptamus)/Sudara Breakdown(Goro Tani)/Blue And Lonesome(Saburo Watanabe & AHO)/Lonesome Feeling(Otohto Mountain Boys)/Take Me Back To Tulsa(The Grass Store)/Could You Love Me One More Time(Masuo Sasabe & Kazuyoshi Ohnishi)/Shackes And Chains(The Bluegrass Nuts)/Go Home(The Shaggy Mountain Boys)/Rollin In My Sweet Babys Arms(The Shaggy Mountain Boys) 

 1979年夏、もっともホットだった時代の宝塚ブルーグラス・フェスの記録。全国から集まった若者が、ゴローショーの「スーダラ・ブレイクダウン」に笑い転げ、タイムスリップした重鎮シャギー・マウンテン・ボーイズの登場に驚き、20代最後の年を迎えた笹部益生&大西一由や渡辺三郎&AHOに、当時の若者たち、奥沢明雄、ブルーグラス・ナッツ、弟マウンテン・ボーイズ、キープ・オン・グラス、グラス・ストアー、サウスバウンド、ハンプティ・ダンプティ・ヒポポトマス、相撲スペシャルら、学生たちのほとばしるようなブルーグラスがめちゃくちゃ爽快だ。あれから40年、今年も48年目の宝塚ブルーグラス・フェスの季節がやってきます。
 今月のハイライト
  ●REB-1870 LARRY SPARKS『New Moon Over My Shoulder』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Down in Union County/I'm Really Leaving/Henry Hill/Take Me Back to West Virginia/New Highway/I Was Wrong/Peacock Rag/There's a New Moon Over My Shoulder/I Only Exist/Annie's Boy/Things Will Get Better/Green Pastures in the Sky全12曲

 ラリー・スパークス、ロンサム・ランブラーズ結成50年記念の5年ぶりのスタジオ新録音によるニューアルバム。 兄カーターを亡くして失意の中にいたラルフ・スタンレーの復帰を助けた後に自らのロンサム・ランブラーズを率いて50年の長きにわたって第一線で活躍、デイブ・エバンス、マイク。リリー&ウェンディ・ミラーからデイブ・ハーベィ、ステュアート・ダンカン等々、多くのミュージシャンを輩出、60枚以上のアルバムをリリース、キング・オブ・ブルーグラス・ソウルと称されている。本作ではビル・モンローのグラミー受賞作『Southern Flavor』に参加していたマイク・フィーガン(f)、ラルフ・スタンレーを髣髴させるボーカルで2枚のソロ作をリリースしているジェフ・クレア(m)、エバン・ウィルソン(m)、マシュー・マッデン(bs)、バンジョーとセカンド・フィドルにロン・ステュアート(bj,f)という面々。ジミー・デイビス作でテックス・リッターで有名になったタイトル曲とロイ・エイカフのコロンビア録音から"Down in Union County"ではツイン・フィドルとラリーお得意のリード・ギターもフィーチャー。先行シングルとしてリリースされた"Take Me Back to West Virginia"は"Tennessee 1949""Blue Virginia Blues"を髣髴させる、お得意のご当地望郷ソング。97年にマウンテンホームからリリースされたゴスペル・アルバムタイトル曲となった"New Highway等 、ゲイリー・ファーガソンやダニエル・クラブトリー他、気鋭のソングライターによる新しい曲とスタンレー・ソング"I Only Exist"や"Green Pastures in the Sky"お馴染みのセルフ・カバー、マイク・フィーガンと自身のリードギターをフィーチャーしたインス"Peacock Rag"等、新しいレパートリーを増やしながらも、従来のファンにも配慮したバランスの良い選曲で安心して楽しめる。
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  ●COMP-4738 LOUISA BRANSCOMB 『Gonna Love Anyway』 CD(本体¥2,450-)¥2,646 7月下旬入荷予定

 アリソン・クラウスのカバーした"Steel Rails"で一躍有名になったルイーザ・ブランスコム。爽やかな女性ボーカルによる"Blue Ridge Memries"で日本でも人気を集めたブート・ヒルのバンジョー&ボーカルとして活躍した彼女の8年ぶりとなる作品は、ミッシー・レインズを共同プロデュースに迎えてゲスト・ボーカルにコンパス・レーベルと所縁の深いクレア・リンチ、デイル・アン・ブラッドリー、ファースト・レディーズ・オブ・ブルーグラスを名乗って各地のフェスに出没するアリソン・ブラウン、モリー・タトル、シエラ・ハル、ベッキー・ブラー等々、女性ブルーグラッサーに加えて、ジョッシュ・ウィリアムス他、ルイーザ自身のボーカルも加えてオリジナル曲を聞かせる話題作。"Steel Rails"では総勢32人のオールスター・キャストで演じる姿は圧巻。詳細次号にて。
  ●REB-1870 LARRY SPARKS『New Moon Over My Shoulder』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ラリー・スパークス、ロンサム・ランブラーズ結成50年記念の新録音によるニューアルバム。
  ●PC-1230 GENA BRITT 『Chronicle: Friends And Music』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 シスター・セイディ(SS)のバンジョー・プレイヤー、ジーナ・ブリットがお気に入りの21人のミュージシャンと共に創り上げたパインキャッスル・デビュー作。先行シングルの軽快な"Over and Over"は彼女のリード。ボーカルに加えてSSのバンドメイとティナ・アデァがコーラスで参加。フラット・ロンサムのケルシ・ロバートソンとブルック・オルドリッジによるビル・モンロー・クラシック"On and On"他、詳細次号にて。
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●RHR-308 DALE WATSON『Call Me Lucky』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 オースチンからメンフィスに移って活躍するキング・オブ・モダン・ホンキートンク・カントリー=デイル・ワトソンの最新作。エルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ等を輩出したサン・レコードのサム・フィリップス・レコーディング・スタジオでの録音、ジョニー・キャッシュ&ジューン・カーターに捧げられた"Johnny and June"は爆弾娘セリーヌ・リーとのデュエット、ウィリー・ネルソンのハーピスト、ミッキー・ラファロのプレイが冴える。
 (インスト新入荷)
  ●HORN-3006  ANDY STATMAN『Superstring Theory』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ティム・オブライエン(g,f,v)、マイケル・クリーブランド(f)を迎えて2013年にリリースされた作品。サーフィン・サウンドの"Surfin' Slivovitz"ティム・オブライエンが牧歌的な"Green Green Rocky Road"オールディーズっぽい"Come On Let's Go"の2曲で素晴らしいボーカルを聞かせる。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●COMP-4738 LOUISA BRANSCOMB 『Gonna Love Anyway』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Gone/Gonna Love Anyway/Barefoot Girl/Steel Rails/Ain’t No Good Goodbye/Blue Moon Blues/Freight Train for a Song/There’s No Marker on Our Grave/Riding Double on My Old John Deere/Blackbird in the Rain/End of the Line全12曲

 アリソン・クラウスのカバーした"Steel Rails"で一躍有名になったルイーザ・ブランスコム。爽やかな女性ボーカルによる"Blue Ridge Memries"で日本でも人気を集めたブート・ヒルのバンジョー&ボーカルとして活躍した彼女の8年ぶりとなる作品は、ミッシー・レインズを共同プロデュースに迎えてゲスト・ボーカルにコンパス・レーベルと所縁の深いクレア・リンチ、デイル・アン・ブラッドリー、ファースト・レディーズ・オブ・ブルーグラスを名乗って各地のフェスに出没するアリソン・ブラウン、モリー・タトル、シエラ・ハル、ベッキー・ブラー等々、女性ブルーグラッサーに加えて、ジョッシュ・ウィリアムス他、ルイーザ自身のボーカルも加えてオリジナル曲を聞かせる話題作。"Steel Rails"では総勢32人のオールスター・キャストで演じる姿は圧巻。詳細次号にて。
  ●ROU-00485 SELDOM SCENE『Changes』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Everybody’s Talkin’ (Fred Neil)/Steel Rail Blues (Gordon Lightfoot)/Darcy Farrow (Stephen B. Gillette-Thomas Campbell)/Louise (Paul Siebel)/A Good Time (John Prine)/Seven Bridges Road (Steve Young)/Bob Dylan’s Dream (Bob Dylan)/Pack Up Your Sorrows (Richard Farina-Pauline Marden Bryan)/Changes (Phil Ochs)/I’ll Be Here In the Morning (Townes Van Zandt)/Morning Sky (Dan Fogelberg)/Sweet Baby James (James Taylor)全12曲

 最後の創立メンバー、ベン・エルドリッジの引退を受けて、再出発の新生セルダム・シーンのラウンダー移籍第一弾は同レーベル創立メンバーのケン・アーウィンとの共同プロデュースの下、70年代初頭にジョン・スターリングが取上げて、ブルーグラス界に新風を巻き込んだ様な、60ー70年代のシンガーソングライターの作品を取上げた、云わばセルダム・シーンの原点に立ち返ったようなコンセプト・アルバム。  映画『真夜中のカーボーイ』でハリー・ニルソンのカバーで有名になったフレッド・ニール作"Everybody’s Talkin’"、ワクワクするバンジョーのイントロに導かれてルーの硬質なボーカルがブルーグラスらしいる。ジョン・ダフィの美意識を引き継いだようなフレッド・トラバースの"Darcy Farrow"、イーグルスのウェスト・コースト風コーラスが印象深い"Seven Bridges Road"もここではスタンレーの香りがする。  典型的なセルダム・シーン流ブルーグラスという趣きの"Pack Up Your Sorrows "、ダドリー・コンネルはジョンソン・マウンテン・ボーイズ時代のハイテンションのボーカルのイメージが強いが、ここではフォーク・タッチの曲を丁寧に歌いこんでいる。  ルーリードが長年、歌いこんでいる"Sweet Baby James"(J.テイラー)は流石に説得力がある。
  ●PC-9001 JIM & JESSE『The Old Dominion Masters』CD4枚組+16頁book(本体¥7,000- )¥7,560-[価格改定](再入荷)

Disc 1:Cotton Mill Man/Please Be My Love/Blue Ridge Mountain Blues/Live and Let Live/Careless Love, Goodbye/It's a Long, Long Way to the Top of the World (a/k/a It's a Long, Long Way)/Just One of a Kind/Your Old Love Letters/As Long As the Wind Blows/Wishful Thinking/I Heard the Bluebirds Sing/Rocky Top/Alone With You/Mansion on the Hill/Everybody's Reaching Out For Someone/I'm A Lonesome Fugitive/Wreck of the Number Nine/(I'm Changing the Words To) My Love Song/Ashes Of Love/When You Want a Little Loving/The Best Dressed Beggar in Town/Don't Ever Take Your Love From Me/Sundown and Sorrow/'Mid the Green Fields of Virginia/Somewhere My Love (Instrumental)

Disc 2:Jesus is the Key To the Kingdom/Little White Church/Family Bible/Walking My Lord Up Calvary Hill/Truth On the Mountain/The Family Who Prays (Never Shall Part)/On the Wings of a Dove/Matthew 24/Born Again/Two Thousand Years Ago/River of Jordan/How Great Thou Art (Instrumental)/Heaven/Over in the Gloryland/Life's Railway to Heaven/There's a Light Guiding Me/An Old Account Settled/Wait a Little Longer, Please Jesus/Everybody Will Be Happy Over There/Great Speckled Bird/We Are Climbing/When My Savior Reached Down For Me/Something Got a Hold Of Me/Amazing Grace (Instrumental)/I'll Reap My Harvest In Heaven

Disc 3:Big Hands/Thank God For the USA/God Bless America Again/If We Forget God/Under the Double Eagle (Instrumental)/When the Wagon Was New/Log Cabin in the Lane/Back in the USA/Medley: America the Beautiful/God Bless America-Battle Hymn of the Republic (Instrumental)/Valley of Peace/Take Me in the Lifeboat/Sweet Virginia/Air Mail Special On the Fly/Then I'll Stop Going For You/Hard Hearted/Stormy Horizons/Freight Train/Ballad of Thunder Road/Voice of My Darling/A Bird With Broken Wings Can't Fly/Cash on the Barrelhead/Fireball Express (Instrumental)/Poison Love/Mountain Rosalie/Ain't It Hard to Love

Disc 4:Intro-Heartbreak Mountain (Instrumental)/?When I Stop Dreaming/Ole Slew Foot/El Cumbanchero (Instrumental)/Better Times a' Coming/Lee Highway Blues (Instrumental)/Knoxville Girl/She Left Me Standing on the Mountain/Childish Love/Gosh, I Miss You All the Time/Border Ride (Instrumental)/I Wonder Where You are Tonight/Westphalia Waltz (Instrumental)/Dixie Hoedown (Instrumental)/I Don't Believe You've Met My Baby/Paradise/I Wish You Knew/Heartaches and Flowers/Far From You/I'm Sorry, That's All I Can Say/Ive Been Everywhere But Crazy/Break My Heart Again/Maple Sugar (Instrumental)/Be Good to Her/Diesel Train

 1970年代、キャリアの絶頂期にいたジム・アンド・ジェシーのマクレイノルズ兄弟がオールド・ドミニオン・レコードに残した100曲を4枚組LPサイズのボックス・セットにまとめたもの。我々日本人にとっても思い出深い1975年作の『Live in Japan』の熱狂もしっかりと収められ、几帳面なブラザー・デュオと、時代を反映する選曲、そしてビック・ジョーダン、ガーランド・シュッピング、アレン・シェルトン、マイク・スコットらのバンジョー隊、ジム・ブロック、ジョー・メドウス、スティーブ・トーマスらのフィドル隊、その他のゲスト達でグランド・オール・オープリのレギュラーとして南部一帯に人気を保つ彼らの魅力がつまっている。
ジム・マクレイノルズ(1927-2002)とジェシー・マクレイノルズ(1929-)のバージニア州コバーン出身のブラザーデュオ・スタイルのブルーグラス・バンド。兄弟ならではの洗練された。スムーズで息の合ったコーラスを武器にキャピトル、スターディ、コロンビア。エピックで活躍、オーセンティックなブルーグラスからコマーシャルなカントリーと多方面で活躍していた彼らが、1970年代に自らのレーベルを立ち上げて70年代から80年代にリリースした『The Jim & Jesse Show』(1972年、キャロル・ジョンソンの女性ボーカルをフィーチャー)、『Superior Sounds Of Bluegrass 』(1974年、ビック・ジョーダンbj、ジム・ブロックf)、ゴスペル・アルバム『Jesus Is The Key To The Kingdom』(1975年、ガーランド・シューピングbj、ジョー・メドウズ f)、『Songs Of Inspiration』(1978年、ティム・エリスbj、ジョー・メドウズf)、熱狂的に迎えられた 『Jim & Jesse Show (Live In Japan)』(1976年)、アメリカ建国200年を記念した『Songs About Our Country』(1976年、アレン・シェルトンbj、ピック・ジョーダンbj)、『Palace Of Songs』(1977年、アレン・シェルトンbj、ガーランド・シューピングbj)等のアルバムとシングル盤、ラジオ・ショー音源から100曲が収められている。メジャー・レーベルでのドラムやエレキ・ギターを多用したコマーシャルな音創りから逃れて、従来のブルーグラス・サウンドに戻り、安定のパフォーマンスが堪能できる。16頁のLPサイズのブックレットにはジム&ジェシーの歴史と貴重な写真、詳細な録音データが掲載されている。
  ●PC-1157 JACK COOKE『Sittin' on Top of the World』CD(本体¥2,450-) ¥2,646-再入荷

Gotta Travel On/I'm Walking The Dog/That's How The Cookie Crumbles/Let's All Go Down To The River/North To Alaska/Dark Hollow/Long Black Veil/My Little Georgia Rose/On And On/Sittin' On Top Of The World/Seven Year Blues/There's A Higher Power/Sugar Coated Love/Let Me Rest At The End Of My Journey/I've Always Been A Rambler全15曲

 長年、クリンチ・マウンテン・ボーイズのベーシストとして活躍したジャック・クック(1936? 2009)、長いキャリアで唯一のリーダー・アルバム。2006年頃にティム・オブライエンのロード・ジャーナルで、ジム・ローダデイルのプロデュースでジャック・クックのソロ・プロジェクトが進行中である事を知って心待ちにして、IBMAのパインキャッスルのショーケースで名前を見つけて何はさて置いて駆けつけるとジム・ローダーデイルとデル・マッカリー・バンドを従えて登場、狭い会場だったが割れんばかりの拍手で迎えられ、最高のブルーグラスにノックアウトされた。ビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズのギター&リード・シンガーとしてデル・マッカリーと同時期に籍を置き、その後、ラルフ・スタンレーの下で活躍、ラルフの神戸公演の後、元町のロスト・シティのプライベートなジャム・セッションで強烈なギター&ボーカルを披露してギャラリーの度肝を抜いたという伝説を耳にした。長年の愛唱歌"I'm Walking The Dog"、デル・マッカリーとのコーラスには鳥肌が立つほど素晴らしい"Dark Hollow""On And On"、"My Little Georgia Rose"他、全篇を通して正しいブルーグラス。バックは当時のクリンチ・マウンテン・ボーイズとデル・マッカリー・バンド、ロニ-・マッカリー(m)の切込みにゾクッとする。これぞジャック・クックのテンポで演じられる"Sittin' On Top of the World"ではデビッド・グリスマン(m)のアプローチが微笑ましい。、。正しいテンポで演じられる"My Little Georgia Rose"、ロニ-・マッカリー(m)の切込みにゾクッとする。これぞジャック・クックのテンポで演じられる"Sittin' On Top of the World"ではデビッド・グリスマン(m)のアプローチが微笑ましい。ボーナス・カットの"Let Me Rest"のギター・ランの凄いこと。
  ●MFR-190510 IRENE KELLEY 『Benny's TV Repair』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Something About A Train Sound/Bluegrass Radio/Cabbage Head/Thunderbird/Out Of Arkansas/Benny's TV Repair/Highway Back to You/Anything To Help You Say Goodbye/Hills of Home/Faster Than Angels Could Fly/Walk With Me Today

 ペンシルバニア生まれで、80年代にウェスト・バージニアを本拠にブルーグラス・フェスティバルのPAを担当しながらサーキットしていたレッド・ウィングのギター&ボーカルを担当、モンローのビーンブロッサムやスタンレーのマクルーア等、メジャーなフェスを経験、その後、ナッシュビルに移り住んでソングライターとしてアラン・ジャクソン、リッキー・スキャッグス&シャロン・ホワイト、ロレッタ・リン等に楽曲を提供、本作はブルーリッジのど真ん中バージニア州ウィルスを本拠に良質のブルーグラス、アメリカーナ作品をリリースするマウンテン。フィーバーから2013年にマウンテン・フィーバーから『These Hills』(MFR-160617 ¥2,646-) に続く2作目。ビリー・スミスとの共作の"Thunderbird"は2004年リリースの自主制作盤のタイトル曲のセルフカバー。"Anything To Help You Say Goodbye"は典型的なモダン・ブルーグラスの曲調にテレキャスターの名手、スティーブ・クロッパーが何ともさりげないプレイで参加してるのがユニーク。自身のプロデュースの下、ケンタッキー・サンダーのマーク・フェイン(bs)、ブライアン・サットン(g)、ステュアート・ダンカン(f)、アダム・ステフィー(m)、キャデラック・スカイの創立メンバーのマット・メネフィー(bj)という鉄壁のバックに乗って、耳優しいボーカルが冴える。、ダリン&ブルック・オールドリッジ、カール・ジャクソン、デイル・アン・ブラッドレィ、ロニー・ボーマン他、コーラス陣も豪華。
  ●PC-1230 GENA BRITT 『Chronicle: Friends And Music』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Over and Over/You Don't Get over That/Soldier's Lament/Get Up In Jesus' Name/Runaway Train/On and On/Come To Jesus/Traveling Poor Boy/Daddy's Shoes/Untold Stories/Ships That Don't Come In/Big Country/Looking Forward to the Good Life全13曲

 シスター・セイディ(SS)のバンジョー・プレイヤー、ジーナ・ブリットがお気に入りの21人のミュージシャンと共に創り上げたパインキャッスル・デビュー作。先行シングルの軽快な"Over and Over"は彼女のリード。ボーカルに加えてSSのバンドメイとティナ・アデァがコーラスで参加。フラット・ロンサムのケルシ・ロバートソンとブルック・オルドリッジによるビル・モンロー・クラシック"On and On"他、詳細次号にて。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●OLDHAT1009 V.A『CLUCK OLD HEN:A Barnyard Serenade 1926-1940』(本体¥2,750-)¥2,970-

Chicken Reel -J. O. Lamadeleine/Rooster Blues- Casey Bill/Riley's Hen-House Door Riley Puckett/Chicken- John & Emery Mcclung/Corn Dodger No. 1 Special- George Edgin’S Corn Dodgers/The Crowing Rooster- Walther Rhodes With "Pet" And "Can"/Turkey Buzzard Blues -Peg Leg Howell & Eddie Anthony/Under The Chicken Tree- Earl Mcdonald's Original Louisville Jug Band/It Takes The Old Hen To Deliver- The Goods Cliff Carlisle/Cluck Old Hen- Grayson & Whitter/All Birds Look Like Chicken To Me- Sweet Papa Stovepipe/Hen Party Blues -Dixieland Jug Blowers/Crow Black Chicken- Leake County Revelers/Stay Away From My Chicken House- Gene Autry/Whole Stole De Lock? -The Georgia Browns/The Chicken And The Worm- Teddy Bunn & Spencer Williams/There's A Trick In Pickin' A Chick-Chick-Chicken- Six Jumping Jacks/Barnyard Frolic -Carolina Ramblers String Band/Chicken- Utica Institute Jubilee Singers/Chicken You Can Roost Behind The Moon- Beale Street Sheiks/Rooster On The Limb- Mustard & Gravy (Dixie’S Tastiest Combination)/The Chicken Sermon -Honeyboy & Sassafras/Chicken Reel Stomp -The Tune Wranglers / I'll Rise When The Rooster Crows -Binkley Brothers Dixie Clodhoppers全24曲

 オールドタイム、ブルース、ジャズ、ティンパンアレイの流行歌の中からチキンをテーマにした曲ばかり集めた異色のコンピレーション。フレンチ・カナディアン・フィドラーのJ.O.ラマドレーヌによる"Chicken Reel"、メンフィス・ブルースのレジェンド、フランク。ストークスによる"Chicken You Can Roost Behind The Moon"、ルイビル・ジャグバンド"Under The Chicken Tree"、グレイソン&ウイッターの"Cluck Old Hen "等々、興味深い24曲。デジタル・リマスターによるクリアーな音質と20頁のフルカラーのブックレット付き。
 ■インスト新入荷
  ●HORN-3006  ANDY STATMAN『Superstring Theory』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Little Addy/Mando At The Flambo/For Barbara/Green Green Rocky Road/The French Press/Herman Howe's Bayou/Surfin' Slivovitz/Waltz For Ari/Pale Ale Hop/House Of The Screaming Babes/Come On Let's Go/Brooklyn ? London ? Rome全12曲

 ティム・オブライエン(g,f,v)、マイケル・クリーブランド(f)を迎えて2013年にリリースされた作品。ベラ・フレックとチック・コリア、マーク・オコーナーとウィントン・マルサリス、クリス・シーリーとブラッド・メルドー、少し異色ではあるがデル・マッカリーとプリザベーション・ホール・ジャズ・バンドの共演を聞くとねジャンルの壁が無くなって来ているのが如実に感じられる今日この頃、70年代のカントリークッキングの時代からブルーグラス、メインストリーム・ジャズ、クレズマー、ロック等々、ヒョイヒョイと自由な音楽を演じてきたアンディ・スタットマンの面目躍如と言える作品。ピーター・ローワン&レッド・ホットピッカーズで来たとき、端々に迸るビル・モンローへのリスペクトと、その奔放なプレイに翻弄されたが、ここではさらに存在感を増した独自の世界を展開、耳に心地よい完成度の高い作品に仕上げている。ブルーグラスをはじめ様々なリズムに対応するラリー・イーグル(drums)とジム・ホィットニー(bs)の鉄壁のトリオに火に油を注ぐようなマイケル・クリーブランド(f)はアンディの初期のアルバムで活躍したバッサー・クレメンツを髣髴させる。ティム・オブライエンはギターとボーカル、2曲でハーモニー・フィドルで貢献、サーフ・ロックでは"Surfin' Slivovitz"ではレッド・ナックルズのクレジットがあっても良いようなエレキギターを披露、牧歌的な"Green Green Rocky Road"オールディーズっぽい"Come On Let's Go"の2曲で素晴らしいボーカルを聞かせる。チャールズ・ストリート・シナゴーグ(ユダヤ教会堂)を本拠地にライブを重ねるアンディ・スタットマンのイマジネーション溢れる世界が堪能できる。
  ●HORN-3008 ANDY STATMAN『Monroe Bus』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Monroe Bus/Reminiscence/Ice Cream On The Moon/Ain't No Place For A Girl Like You/Reflections/Old East River Road/Brooklyn Hop/Lakewood Waltz/Statman Romp/Mockingbird/Brorby's Blues/Raw Hide/Burger And Fries全13曲

 ニューヨークのカリスマ的マンドリン・プレイヤー、アンディ・スタットマンの見た夢からアルバム・タイトルが付けられたと言うビル・モンローへのトリビュート最新作。アンディの弾くフレーズの端々にビル・モンローの影響が見え隠れする。有田純弘氏と共に来日経験も有るジム・ウィトトニー(bs)、アンディのプレイに寄り添ったプレイが際立つラリー・イーグル(drums)といういつものトリオに加えて、マイケル・クリーブランド(f)、マイケル・デイブス(g)、グレン・パスハ(keyboard)という面々。ケニー・ベイカーの『Plays Bill Monroe』(CO-2708 ¥2,646-)の"Brown County Breakdown"を髣髴させるタイトル曲、凄まじいドライブ感に圧倒されるモンローの傑作をモチーフにした"Raw Hide"、エモーショナルなトレモロが特徴的なワルツ曲、オーセンティックなジャズやメロディアスな曲等々、バラエティに富んだ中にも筋の通ったプレイが堪能できる。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●BCD-17504 V.A.『Sun Shines On Hank Williams: Sun Artists』CD (本体¥3,100-)¥3,348-

Ernie Barton - Hey Good Looking (prev. unissued)/Jerry Lee Lewis - Cold Cold Heart/Sonny Burgess - My Bucket's Got A Hole In It (prev. unissued alt. take)/Johnny Cash - I Could Never Be Ashamed Of You (undubbed alt. take)/Cliff Gleaves - Your Cheating Heart (prev. unissued alt. take)/Jerry Lee Lewis - Long Gone Lonesome Blues/Barbara Pittman - Cold Cold Heart/Jeb Stuart - I Can't Help It (prev. unissued)/Johnny Cash - You Win Again (originally unissued)/Warren Smith - Dear John/Annette McGee - Your Cheating Heart (prev. unissued demo)/Jerry Lee Lewis - Jambalaya他全26曲

 エルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュを輩出したメンフィスの名門サン・レコードに残されたハンク・ウィリアムスのカバー曲集。ハンク・ウィリアムスの有名曲の数々をジョニー・キャッシュやジェリー・リー・ルイス等、同レーベルの看板アーティストから無名アーティストまでの演奏を収録。ストリング・バンド音楽、ブルーグラス等、アーリー・カントリーからロカビリーに移行する過程を垣間見れて非常に興味深い。
  ●PC-1231 MERLE MONROE 『Back To The Country』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Movin' On/Back Where It's At/Whippoorwill/Beautiful Kentucky/Blessed City/Hungry Eyes/Singing Crazy (Like Patsy Cline)/Dad/I'll Follow You/He Will Roll You Over the Tide/The Kindest Man/This Town全12曲

 ブルーグラスの父、ビル・モンローと男性カントリー歌手の最高峰、マール・ハガードに因んで名付けられたマール・モンローのデビュー作。メジャー・カントリーで活躍するシェナンドーのリードボーカリストで兄のマーティとレイボン・ブラザーズとして活動していたティム・レイボンと、マーティ・レイボンのブルーグラス・バンドのバンジョー・プレイヤー、ダニエル・グラインドスタッフを中心に誕生したニューバンド。先行シングルの"This Town"はオズボーン・ブラザーズを髣髴させるハード・ドライビング・ナンバー。
  ●SONY593562 WILLIE NELSON『Ride me Back Home』CD (本体¥2,450-)¥2,646-

Ride Me Back Home/Come On Time/My Favorite Picture of You/Seven Year Itch/Immigrant Eyes/Stay Away From Lonely Places/Just the Way You Are/One More Song To Write/Nobody's Listening/It's Hard To Be Humble - (featuring Lukas Nelson/Micah Nelson) /Maybe I Should've Been Listening全11曲

 何度も病に倒れながら不屈の闘志で復帰、最近ではアリソン・クラウスとのツアー中のウィリー・ネルソンの最新スタジオ盤。アリソンの前作も手掛けたバディ・キャノンのプロデュースの下、ウィリーが殺場から引き取った60頭以上を数える馬達をイメージして書かれたというタイトル曲、バディとウィリーの書き下ろしの新曲、ガイ・クラークがグラミーの最優秀フォーク・アルバム受賞作のタイトル曲"My Favorite Picture of You"、息子のルーカス&マイカ・ネルソンをフィーチャーした"It's Hard To Be Humble "、ビリー・ジョエルの大ヒット曲「素顔のままで」他全11曲。
 ■発掘・編集最新入荷
  ●OLDHAT1009 V.A『CLUCK OLD HEN:A Barnyard Serenade 1926-1940』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 オールドタイム、ブルース、ジャズ、ティンパンアレイの流行歌の中からチキンをテーマにした曲ばかり集めた異色のコンピレーション。フレンチ・カナディアン・フィドラーのJ.O.ラマドレーヌによる"Chicken Reel"、メンフィス・ブルースのレジェンド、フランク。ストークスによる"Chicken You Can Roost Behind The Moon"、ルイビル・ジャグバンド"Under The Chicken Tree"、グレイソン&ウイッターの"Cluck Old Hen "等々、興味深い24曲。デジタル・リマスターによるクリアーな音質と20頁のフルカラーのブックレット付き。
  ●ACD-12522 BILL MONROE 『Castle Studio 1950-1951 - Complete Sessions』5CD+68頁BOOKLET(本体¥7,500-)¥8,100価格改定

 ビル・モンロー(1911年9月13日 - 1996年9月9日)がデッカ初期、ジミー・マーチン、カーター・スタンレー、エド・メイフィールドという名ボーカルを擁した1951年と1952年ににシンデレラ・スタジオで残した未発表音源を多数含む全181曲(366分)が1989年よりビル・モンローの年代順にボックスセットを発表してきたベア・ファミリーからリリースされる。モンローインストのマスターピース、"Rawhide"だけでも6テイク、"Poison Love"に至っては途中で止めた物も含めて13テイクも残している。これまで公式に出た録音ではテープの回転が途中乱れていた"The First Whippoorwill"もオリジナル・マスターが出てきたという。CDサイズのハードカバーによるブックレットにはニール・ローゼンバーグによるディスコグラフィとデック・スポッツデイルと元ブルーグラス・ボーイズのフィドラー=チャーリー・スミスによるライナー。ビル・モンローがレスター・フラット、アール・スクラッグス、マック・ワイズマン等と袂を分かって、孤高のハイロンサム・サウンドを築き上げるプロセスの全貌が明らかにされたミュージシャンと熱心なリスナー垂涎の録音集。1000セット限定発売。
 ■映像
  ●MVD2243D 『Banjos, Bluegrass, And Squirrel Barkers』DVD58分(本体¥2,100-)¥2,268-

 ウェスト・コースト・ロックのバーズのクリス・ヒルマンやイーグルスのバニー・レドン、フライング・ブリトゥ・ブラザーズやカントリー・ガゼットのケニー・ワーッが在籍したことで知られるスコッツヴィル・スクウィーラル・バーカーズから新世代のブルーグラス・シーンを支えるクリス・シーリーとサラ&ショーン・ワトキンス兄妹のニッケル・クリーク、バンジョー・メーカーであるディーリングを輩出したカリフォルニア州サンディエゴの音楽シーンを証言で綴るドキュメンタリー作品。60年代にニューヨークのグリニッジ・ビレッジで始まったフォークリバイバルが南カリフォルニアまで伝わり、アパラチアの山の音楽がパームトゥリーと砂浜の似合うサンディエゴで盛んになった背景を探るという興味深い内容。一瞬ではあるがクリス。ヒルマン、バイロン・バーライン、ブラッシュ・アーバー等の演奏場面やジェフ・ステリングのバンジョー工房にも訪ねている。出演:バニー・レドン、ケニー・ワーッ、ラリー・マレイ、エド・ダグラス、メイソン・ウィリアムス、ハーブ・ピーダーセン、バイロン・バーライン、ショーン・ワトキンス、ジョン・ムーア、デニス・キャプリンガー、ステュアート・ダンカン、ウェイン・ライス、ジェフ・ステリング、アリソン・ブラウン、ロジャー・ブッシュ、アラン・マンデ、グレッグ・ディーリング他。
  最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 *パンチ・ブラザーズ来日
  ●PCBE-54308『ハウ・トゥ・グロウ・ア・バンド ~パンチ・ブラザーズの作り方』DVD (本体¥3,800円)¥4,104-

 パンチ・ブラザーズ (出演), マーク・ミアット (監督)収録時間:本編88分+映像特典173分
 ブルーグラスを超えて「史上最高のストリングバンド」と呼ばれるパンチ・ブラザーズ。彼らの初アルバム『Punch』発表の2008年2月26日前後の初の英国ツアーや米国ツアーの様子を中心に、前人未踏の音世界を創る様子を丹念に追ったドキュメンタリー映画『How To Grow a Band』(88分)と、その本編ではカットされた映像をほぼ3時間(173分)に渡って収めたボーナス映像、日本語字幕付き。
  ●CO-2740 CURLY SECKLER『That Old Book of Mine』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 70年代トラッドグラスの超大名盤!カーリー・セクラー『Sings Again』、ビリー・エドワーズ(bj)クリスプなリード・ボーカルに覆いかぶさるように吼えるカーリーのテナー、ハーシャル・サイズモア(m)とテイター・ テイト(f)、ジョン・パーマー(bs)、ソリッドグラスの第一人者として知られたシェナンドー・カッタップス の全盛期、1971年5月に録音された奇跡的なカーリーのカムバック作。
  ●YTM-104 やぎたこ『We Shall Overcome』2CD(本体¥3,703-)¥4,000-

 アメリカン・フォークやアパラチアン・トラッドのカバーで活躍するやぎたこ(やなぎ&辻井貴子)の4作目となる最新2枚組CDは、いとうたかお、金森幸介、木崎豊、北村謙、佐藤GWAN博、シバ、豊田勇造、中川五郎、長野たかし、林亭(佐久間順平・大江田信)、古川豪、村上律、よしだよしこといった日本のフォーク・シーンのレジェンドが参加。アパラチアン・トラッドやアメリカン・ルーツに色濃く影響を受けた日本語によるフォーク・ソングを豪華なゲストを招いて、代表曲を演じた渾身のカバー作品。
 (ムーンシャイナー7月号レビュー紹介作品)
  ●BBR-0908 JOE MULLINS AND THE RADIO RAMBLERS 『For the Record』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ブルーグラス界で最も忙しいバンド=ジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズのビリー・ブルー移籍第一弾。オーセンティックなストレイト・ブルーグラスが心地よい。デル・マッカリーを迎えた"The Guitar Song"では質屋に吊るされたギターやバンジョーがレスター・フラットやドン・レノとの出会いを語るという内容他、バラエティ溢れる選曲で楽しませてくれる。 
  ●TFM-1901 MOLSKY'S MOUNTAIN DRIFTERS『Closing the Gap』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 フルタイムのオールドタイム・ミュージシャンとして活躍、グラミー賞にもノミネート、現在はバークリー音楽院で教鞭を執るブルース・モルスキー(f,)とその教え子で、スライト・ファミリー奨学金を受けてバークリー音楽院のアメリカン・ルーツ・プログラムでクロウハンマー・バンジョーを専攻するアリソン・ディ・グルート(bj)とボストン・ベースの新世紀ブルーグラス・バンド、デッドリー・ジェントルメンのメンバーとしても活躍したスタッシュ・ワイスロック(g)による、非常に洗練された聞きやすい新進気鋭のストリング・バンド。
  ●MFR-190401 AMANDA COOK 『Point of No Return』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 フロリダから登場した女性ブルーグラス・ボーカルの新星、透き通った甘い印象に残る声質が魅力のアマンダ・クック、『Deep water』(MFR-171103)に続く、マウンテン・フィーバーからの2作目。前作同様、明るくキャッチーな曲満載の爽やかブルーグラス。アマンダ自身とアーロン・ラムジーの共同プロデュースによるバージニア録音、トム・ジュッツ、シェラ・ハル、マール・ハガード等の曲を取上げている他、アリソン・クラウスの初期のヒット"Will You Be Leaving"を超高速で演じている。
  ●GCP-001 THE BRIARS CD(本体¥926-)¥1,000-

 ザ・ジェントルメン、タヒチ・クラブ等で活躍する東京ブルーグラス界の重鎮、須貝重太率いる、シティ派ブルーグラスの先駆者的存在として60年代フォーク・リバイバルから登場したグリーン・ブライアー・ボーイズと12弦ギターを駆使したサウンドが特徴的なモダン・フォーク・バンド、ルーフトップ・シンガーズのカバー・バンド、ブライアーズのデビューCD。スクラッグス・スタイルも得意とする女性バンジョー・ピッカー=山本南希(bj,v)、スタンレー・サウンドを追求して箱根フェスを沸かせた「木村達弥と彼のエルニーニョ」の槇原邦暁(m,v)、関東屈指のベース弾き=佐藤しょう(m,v)、ゲストに津田りつ子(Percussion)というメンバーで60年代のニューヨーク、グリニッジビレッジやブリーカー・ストリートの雰囲気を伝えてくれる。
  ●ROU-610047 LONELY HEARTSTRING BAND『Smoke & Ashes』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 ブルーグラスの新たな発信基地となりつつあるニューイングランド、ボストンのバークリー音楽学校の学生中心に結成、ビートルズの名盤『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』からバンド名を取ったロンリー・ハートストリング・バンド、古典的なブルーグラスのフォーマットを上手に活かして、現代的な視点によるメロディアスで美しいハーモニーと高度に洗練された心地よいアンサンブルに加えて、ブルーグラス特有のドライブ感や高揚感を残しているサウンドはで従来のブルーグラス・ファンも納得。超お勧めです。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
 *コンテンポラリー
  ●MH-1727 LONESOME RIVER BAND『Outside Looking In 』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Generosity Killed This Cat/New Ballards Branch/Outside Looking In/If I Had a Cheating Heart/Cassidy’s Prayer Book/Little Magnolia/Going With the Flow/Circle of Lies/Wreck of My Heart/Your Memory Wins Again/Home of the Red Fox/Rough and Tumble Heart/Calling Elvis全13曲

 5度のIBMAアワード年間最優秀バンジョーに輝くサミー・シーラー率いるロンサム・リバー・バンドの最新アルバム。 昨年、愛媛県の朝倉ブルーグラス・フェスのゲストの来日に合わせて、日本各地のブルーグラッサーとの交流を持ち、圧倒的なプレイとその人柄に触れた方も多いことだろう。本作ではサミーの懐深いバンジョー・ロールに引っ張られてバンド全体が塊になってグループするサウンドは健在。ハイロンサム感漂うナンバーから、ブルーグラッサーの琴線に触れる、どこか懐かしいメロディだったり、ブルーグラスの作法に倣ったトラディショナルとモダンがバランス良く配され、正に1991年リリースの名盤のタイトル『Carrying the tradition』(REB-1690¥2,66-)を体現している。サミー(bj)、ブランドン・リックマン(g)、マイク・ハートグローブ(f)、バリー・リード(bs)、ジェシ・スマザーズ(m)という面々に加えて、心地よくバンドのサウンドを後押しするようなパーカッションの使い方も絶妙。ニューグラス・リバイバル以降、進歩したものだと妙に感心。
  ●DTT-0045 MILE TWELVE『City On A Hill』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 昨年の3月に来日したボストンの新進気鋭のブルーグラス・バンド、マイル・トゥエルブのセカンド・アルバム。今回はプロデュースにブライアン・サットンを迎えてエンジニアはミッシー・レインズの夫のベン・サレットを迎えて、前作同様に伝統的なブルーグラスのノウハウを踏まえたメンバーによるオリジナル・ブルーグラス。
  ●PC-1223 SISTER SADIE『Sister Sadie II』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ナッシュビルのステーションインのセッションがきっかけで誕生したベテラン女性ブルーグラッサーによるスーパー・バンド、トニー・ライスの持ち曲"Little Sadie"にインスパイアされて命名されたというシスター・セイディの第二作。ディル・アン・ブラッドレー(g)、ティナ・アデア(m,g)、ジーナ・ブリット(bj)、ディニー・リチャードソン(f)、ベス・ローレンス(bs)という面々。ティナのハイ・ロンサム感漂う凄みのあるボーカルによる"Losing You Blues"、哀愁漂う"900 miles"、ボニー・レイットやリンダ・ロンシュタットで知られる"Love Has No Pride"他全4曲、ディルの優しく心に染みる望郷ソング"No Smoky Mountains"、ダン・フォーゲルバーグ作でクリス・ヒルマンのブルーグラス・バージョンで知られる"Morning Sky"他全5曲、エンジェリック・ボイスで歌い上げるジーナによる"Something To Lose"他1曲と3人のリード・ボーカルとジーナのペンによるインスト曲という構成。
  ●MH-1726 BALSAM RANGE『Aeonic』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 2018年IBMAアワードの最高賞『年間最優秀エンターテイナー』をはじめ『年間最優秀男性ボーカル』(バディ・メルトン)『年間最優秀ベース』(ティム・サレット)を獲得したバルサム・レンジの最新作。メロディアスで耳に残る印象的な曲の数々をバディ・メルトンの万人受けするボーカルとハーモニー、ブルーグラス楽器による完璧なアンサンブルで聞かせる。ダレル・ニッカーソンの迫力満点のマンドリンのチョップによるリフとマーク・プルエットのロック・ソリッドなバンジョー・ロールに乗ってメルトンの伸びやかなボーカルが映える"The Girl Who Invented the Wheel"がチャート上昇中も納得。ドブロとベースを担当するティム・サレット、トニー・ライスばりのリード・ギターをバリバリ弾くカレブ・スミス、硬軟合わせた選曲と完璧なアンサンブルとコーラス、完成度の高いブルーグラス。
  ●RGM-118 TROY ENGLE『Southern Skies』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ナッシュビルで12年間、ブルーグラスやカントリーの世界でサイドメンとして働いてきた凄腕ミュージシャンでシンガー&ソングライターのトロイ・イングルがペンシルバニアに戻って奥さんとの共作を含む、ブルーグラッサーの琴線に触れるオリジナルの数々を、全ての楽器からマスタリングまで一人でこなすと言う才人振りを発揮した自主制作による初ソロ・アルバム。
 *トラッド
  ●PATUX-311 DANNY PAISLEY & THE SOUTHERN GRASS 『That's Why I'M Lonesome』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 父親ボブ・ペイズリー&サザングラスを引き継いでトラッド・ブルーグラス一直線、ダニー・ペイズリーのパタクセント移籍第2作目。パタクセント移籍第3弾となる最新作。2016年にIBMAアワード年間最優秀男性ボーカルに選ばれたマウンテン・ソウルたっぷりの歌いっぷりは益々、円熟味を増している。ゲストにロンダ・ビンセント、ダドリー・コンネル。最近はベラ・フレック(bj)、ジェリー・ダグラス(d)、ステュアート・ダンカン(f)、シェラ・ハル(m)、マーク・シャッツ(bs)というスーパーピッカーと共にツアー、ブルーグラス・ボーカルの真髄を届けている。
  ●MH-1502 CROWE, LAWSON & WILLIAMS『Standing Tall and Tough』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 さすが!素晴らしいブルーグラスをこともなげにやってしまうJ.D.クロウ(bj)、ドイル・ローソン(gt)、ポール・ウィリアムズ(md)のサニーマウンテンボーイズ卒業生たちの2014年リリース作品。ほんの軽くパーカッションが入っているものの、これぞトラッドグラスの核心といった完璧な楽器アンサンブルとトリオハーモニー。J.D.(77)、ドイル(70)、ポール(79)……(カッコ内はリリース当時の年齢)、“My Walking Shoes”“Don't Laugh”もジミー・マーティンの臭みとドライブを抜いたいい具合、ポールの透明なテナーボイスによる“Hills of Roan County”、“Fraulien”、“Once A Day”なども、オールドファンの胸を掻き毟るだろう大秀作。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●RC-125 THE JOHN HARTFORD STRING BAND 『MEMORIES OF JOHN』CD(本体¥2,450-) ¥2,646- 

 第53回グラミー・アワーズ2010年ノミニー、ベスト・トラディショナル・フォーク・アルバム部門のトップ5に選ばれました。
Three Forks Of Sandy/M.I.S.I.P./Love Grown Cold/Madison Tennessee/Delta Queen Waltz/For John/Homer The Roamer/Bring Your Clothes Back Home/Half Past Four/Lorena/You Don’t Notice Me Ignoring You/The Girl I Left Behind Me/She’s Gone (And Bob’s Gone With Her)/Royal Box Waltz/Fade Out 全15曲

 レッドクレイレコード企画の故ジョン・ハートフォードへのトリビュート、グラミー賞フォーク部門ノミネート作品。ジョンが活動を共にしたクリス・シャープ(g)、マイク・コンプトン(m)、ボブ・カーリン(bj)、マーク・シャッツ(bs)にマット・コム(f)に加えてアリソン・ブラウン(bj)、ジョージ・バックナー(bj)、ティム・オブライエン(v)、アラン・オブライエン(v)にジョン自身も生前に残した膨大な未発表録音から甦って参加。"You Don’t Notice Me Ignoring You"はマークのベースと去る7月10日、膵臓癌の為に亡くなったマーク・シャッツ夫人、アイリーン・カーソン・シャッツのタップ・ダンスを加えて完成させている。
  ●DIRT-0087 HAZEL DICKENS & ALICE GERRARD 『Sing Me Back Home: The DC Tapes, 1965-1969』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 女性ブルーグラスのパイオニア、ヘイゼル・ディケンズ(g,v)&アリス・ジェラルド(g,bj,autoharp,v)が1965~1969年にホーム・レコーディングしていた歴史的価値の高い未発表音源集「シング・ミー・バック・ホーム:ザ・DC・テープス、1965-1969」。アリス・ジェラルドのプライベート・アーカイヴからノース・キャロライナ大学チャペルヒル校のサザンフォークライフ・コレクションの協力を得てデジタル化。レアな写真満載のブックレットも充実。カーター・ファミリー、ルーヴィン・ブラザーズ、ジミー・ロジャーズのクラシックに加えてドリー・パートン、マール・ハガードの60年代のヒット曲をアリスのギターやオートハープをバックにデュエットによるリハーサルの模様を収めた音源集。商業的な音楽と対極にあるような純音楽。
 ■カントリー/ポップお勧め
  ●RHR-308 DALE WATSON『Call Me Lucky』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Call Me Lucky/The Dumb Song/Johnny and June/Tupelo Mississippi & a '57 Fairlane/Haul Off and Do It/Restless/David Buxkempe/Inside View [Different Version]/You Weren't Supposed to Feel This Good/Mama's Smile/Who Needs This Man/Run Away全12曲

 過去30年間、ピュアなカントリーの灯を灯し続けたキング・オブ・モダン・ホンキートンク・カントリー=デイル・ワトソン、オースチンからメンフィスのエルビス・プレスリーの住居、グレイスランドからも程近い所に移っての最新作。全12曲中11曲はエルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ等を輩出したサン・レコードのサム・フィリップス・レコーディング・スタジオでの録音、ジョニー・キャッシュ&ジューン・カーターに捧げられた"Johnny and June"は爆弾娘セリーヌ・リーとのデュエット、ウィリー・ネルソンのハーピスト、ミッキー・ラファロのプレイが冴える。ジョニー・キャッシュ張りに低音を聞かせたメンフィスと言う土地柄かクラシック・カントリーに加えてホーンやピアノを加えたロカビリー・サウンドが聞かれる。マーティ・ステュアート同様に、こういうのを聞くとロックもブルースもカントリーも根っこは同じと痛感する。 
  ●MCR-1004 LARRY CORDLE『Tales from East Kentucky』CD(本体¥2,450-)¥2,646-歌詞付

 ロンサム・スタンダード・タイムのバンドリーダーとして又、ブルーグラス系ソングライターとしてリッキー・スキャッグス"Highway 40 Blues"、アラン・ジャクソン&ジョージ・ストレイト"Murder on Music Row"他、数々のメジャー・カントリー・ヒットも手掛けるラリー・コーデルの11枚目の作品。 懐かしさを感じさせるブルーグラス・ファンや本来のカントリー・ファンの心をがっちり掴んだオリジナルの数々を円熟味の増したボーカルで歌い上げる。 今回はロンサム・スタンダード・タイムでは無くソロ名義でのリリース.3ということで、マイク・バブ(bs)、オウブリー・ヘイニー(f)、クレイ・ヘス(g)、クリス・デイビス(m)、ロン・ブロック(bj)、ジョディ・キング(bj)、ロブ・アイクス(d)、コーラスにはソングライター仲間のジェリー・サリー、ドン・リグスビー、ロンサム・リバー・バンドのブランドン・リックマン他、ナッシュビルの腕利きがサポート、全曲の歌詞と本人による解説が入ったブックレット付き。
 ■発掘/再発見お勧め
  ●ROC-3412 GOOD OLD BOYS 『LIVE:DRINK UP AND GO HOME』2CD (本体¥2,750-)¥2,970-

『Muleskim¥nner』『Old & In The way』と並ぶロック系ミュージシャンによるブルーグラスの名盤『Pistol Packin' Mama』で知られるグッド・オールド・ボーイズ、録音直後にフランク・ウェイクフィールド(m)、デビッド・ネルソン(g)にジェリー・ガルシア(bj)他を加えたライブ音源が発掘修復された。 
  ●SD-292 JOHN HARTFORD "Goin' Back to Dixie" CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 1992年のジョン・ハートフォード、あまりにも美しい南部賛歌である。クラスター・プラッカーズの音楽を支えるマーク・ハワードの心優しいギターとマンドリン、IBMA最優秀ベースを4年連続受賞の故ロイ・ハスキー・ジュニア、アコースティックに優しいパーカッションでは右に出るもののないケニー・マローンらがジョンの、あまりにも美しいバンジョーとフィドル、そしてメロディーを、実に弁えて、盛り上げる。ブルーグラスやその周辺音楽好きの気持ちに何故かある空気の美しさ、緑の美しさ、丘や山に芽吹く自然、川の流れに踊る小魚等々への共感、それをDixie=南部と感じるジョンと、我が裏山の六甲山と感じる私の間に隔たりはない。感動なくしては決して聞けない、ブルーグラス界の生んだ天才、ジョン・ハートフォードのもの凄い、最極上の音楽である。
  ●ROC-3299 JIMMY MARTIN & the Sunny Mountain Boys『Live 69 & '71』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ジミー・マーティン、1950年代初期のビル・モンローの「ハイロンサム」サウンド形成に多大な貢献をし、そののちJ.D.クロウやビル・エマーソンら、偉大なバンジョー奏者を擁してバンジョーロールを尖鋭化した「ソリッドグラス」サウンドを創造した「キングオブブルーグラス」こと、ジミー・マーティン(1927-2005)。ジミーがまだ40歳代はじめの血気盛んなころ、バンジョーに前半1969年のライブはクリス・ワーナー、後半1971年はアラン・マンデやフィドルにチャビー・ワイズを配したイケイケのソリッドグラスライブ全25曲集である。
  ●SFR-005 RALPH STANLEY & CLINCH MOUNTAIN BOYS『Way Out West:1977』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 50代になったばかりのパワフルなラルフ・スタンレー、キース・ホィットリー在籍時のクリンチ・マウンテン・ボーイズ、西海岸ツアーの貴重なライブ音源。後にカントリー歌手として大成功を収めるキース・ホィットリー(g,当時22歳)がJ.D.クロウ&ニューサウスに参加する直前、カーリー・レイ・クライン(f)、ジャック。クック(bs)と共に観客の心を鷲掴みにする磐石のパフォーマンスは圧倒的。
 ■映像おすすめ
  ●MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD +BOOKセット特価(本体¥3,500-) ¥3,780-

 ブルーグラスの父、ビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。 故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。感動です!! 必見必携のDVD&対訳本セット、特価にて!!!対訳本無くなり次第、終了します。
  ●PC-108 OSBORNE BROTHERS『Live in Germany』CD2枚組+DVD(本体¥3,500-)¥3,780-

Walkin' the Floor Over You/Muddy Bottom/If I Should Wander Back Tonight/Bluegrass Melodies/Listening to the Rain/Midnight Flyer 他全22曲+DVD

 2004年12月の肩の回旋腱板の手術以降、バンジョーを持てなくなったソニーの引退で、現在は 幻となったオズボーン・ブラザーズ、1989年7月30日、ドイツでのライブの全容が、すばらしいCD 2枚組とオマケのDVD映像となって楽しめる。テリー・エルドレッジ(g)、テリー・スミス(bs)、スティーブ・トーマス(f)を配し、ボビー・オズボーンのアグレッシブなボーカルとマンドリン、そしてライブで本領を発揮するソニー・オズボーンの円熟の極地に達したアメージング・バックアップ とアドリブの連発……、全員がオズボーン・アンサンブルを創るために全身で音楽に集中しているさまが手を取るように分かる…、すばらしいのひと言だ。ただCD2枚の音質は抜群なのでまずはそち らを耳をカッポジイテ楽しみ、DVDは画質音質ともに当時のアマチュアによるもので、CDで目が回ったあとに「オマケ」として楽しみたい。オズボーン・ヒット曲に"Blue Ridge Cabin Home"や"Your Love Is Like a Flower"ほかのスタンダードの選曲バランスも絶妙だ。日本公演もそうだったが、日常の 米国内ツアーとはまったく違った本気の集中力が全員のブルーグラス緊張感を極限にまで高める。 当時58才と52才のボビーとソニー、第一世代ブルーグラスのミュージシャン魂は、ものすごいぞ!!
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●MCR-005 ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『ES MI SUERTE』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-再入荷

 70年代にウエスト・コーストから登場してロック・ファンの注目も集め、特に日本やヨーロッパで人気を博したカントリー・ガゼットのバンジョー、アラン・マンデ(bj)とテキサスのトゥー・ハイ・ストリングバンドで活躍したビリー・ブライト(m,mandola,g)との2作目となる共演アルバム。ガゼット・ファンには溜まらないアラン・マンデ節炸裂の"Dapple Patti"、マック・ワイズマンやセルダム・シーンも取上げた有名曲をマンデ・スタイルで演じる"By the Side of the Road"、前衛的なソロをツイン・バンジョーで演じる"Going Bodmin"、ラストのゆつたりとした"Goodnight Irene"で眠りに誘う。落ち着いた大人の趣のインスト集。 
 ■マンドリン
  ●RCSI-1148 MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンドやデビッド・グリアとのデュオを通じてモンロー・スタイルのマンドリンを突き詰めて、自らのスタイルを確立したマイク・コンプトンの最新作はノーマン・ブレイクの抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したミシシッピーのフィドル&ギター・デュオ、ナーモー&スミスのレパートリーを取り上げた全編マンドリン・ソロで聞かせる意欲作。アンクル・ペンを通じてビル・モンローも親しんでいたであろうと思われる"Heel & Toe""Kiss Me Waltz""Carroll County Blues"、フィドルのボウイングのリズムをキープするのに並々ならぬ集中力を払ってるという印象の"Mississippi Breakdown"他、バックに徹して的確なベースランとメロディの行方を導くようなストロークで見事に補完するノーマン・ブレークの職人技は特筆すべき。ジョン・ハートフォードが晩年に目指した古くて新しいストリングバンド音楽を見事に引き継ぐコンプトンの新境地をお楽しみください。
 ■フィドル
  ●FRC-703 JERRY LUNDY『Fiddling from Old Time to Bluegrass』(本体¥2,750-)¥2,970-

Laughing Boy/Durang's Hornpipe/Flatwoods/Fiddler's Dream/Fifty Years Ago Waltz/Water Mill/Salt Creek/Silly Bill/Roscoe/Cricket on the Hearth/Snowflake Reel/Dusty Miller/Red Apple Rag/Old Joe Clark/Lorena/Down Yonder/Lost Indian/Durham's Bull/John Hardy/Forked Deer/Dill Pickles Rag/Pierre/Smoky Mountain Rag/Florida Blues/Uptown Blues全25曲

 ボブ・ペイズリーとのコンビで知られるテッド・ランディの従兄弟で、ゲイラックスの伝説的フィドラー、エメット・ランディの孫、ジェリー・ランディが1991年にオーガスタ・オールドタイム・ウィークにインストラクターを勤めたヒラリー・ダーラム(g)と残した音源。各地方で特徴のあったフィドル音楽がアーサー・スミスの登場やブルーグラスの発展によって、より洗練されてスタイリッシュになっていったが、その両方をマスターしている貴重な存在。彼のスタイルはダン・ペイズリー&サザングラスのT.J.ランディに引き継がれている。 
 ■ギター
  ●PC-1216 CLAY HESS『Just Another Story』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 元リッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーの凄腕ギタリストとして活躍したクレイ・へス、オハイオ州アセンズというブルーグラスの盛んな町の音楽一家で育ち、マウンテン・ハートやデビュー間もないシェラ・ハル、ジム・ローダーデイルとの活動、『Red haired boy』(2002)、『Rain』(2012)とソロ名義でリリースした後、クレイ・へス・バンドとして『1』(2014)を自主制作でリリース、満を持してのパインキャッスルからのデビュー。クレイ・へス(g)、息子のブレナン・へス(g)、ダスティン・フレイム(m)、ブレイディ・ウォーレン(bj)、アール・ヒューズ(bs)という面々。ウェロン・ジェニングスの1965年のヒット曲"Anita, You’re Dreaming"やジミー・ロジャース"Blue Yodel #2"、親子で交互にリード・ボーカルを取る"Cold and Lonely"他、ホットリックス満載で良く整理された上質のブルーグラス。 
 ■オートハープ
  ●PATUX-329 BRYAN BOWERS BAND『Woodland Dream』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

The Man Who Stole the Water (Well Well Well)/Too Old to Die Young/Pirates Night Out/Sitting on Top of the World/Patty Ann/Dem Deer/Cluck Ol? Hen/Hey Boys/Parting Glass/High on a Mountain/A Place in the Heart/Woodland Dream/Will You Love Me Tomorrow/Gold Watch and Chain全14曲

 革新的なオートハープ奏者でシンガーソングライター、ブライアン・バワーズの最新作。 
 楽器、その他……
●KM-276 『Aモデル、オーバルホール』(本体83,000-)¥89,640-

 ブルーグラスのみならず、オールドタイム、アイリッシュ、フォークなど守備範囲の広いAスタイル・マンドリン。豊かな倍音を含んだ低音から高音までバランス良く鳴るオーバル・ホールの特徴あるサウンド。表板にジャーマン・スプルース、サイド&バックと細身のネックはアルパイン・メープル、ローズ指板、モダンなトランスペアレント・ブラウン・フィニッシュとスペックも充実。ブルーグラスで一般的なクローズド・ポジションのコードプレイに適したロングネック(14フレット・ジョイント)、戦前のギブソンのオールド物に比べて、非常に締まったクールなサウンドがユニーク。ハイ・ポジションのプレイも楽に弾けます。ピックガード付。大好評のMountain Trail バッグ付。 
●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGH(10-11-13-W20-10)』(本体¥750-)¥810-

 話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。
●MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』(本体 ¥300-)¥324-

 定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。ニッケル・シルバー素材厚み 0.025インチ、No.1787136の特許ナンバーの刻印入り、こちらも永遠のスタン ダードです。
●MISC-SBPML 『秋元慎シグネチャー・ピック・ミディアムライト 1.3MM厚』(本体¥250-)¥270-

 フラットピッカー、特にマンドリン・プレイヤー向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.3mm厚のピック。マイク・コンプトンとの意見を交換、長年の経験から手に馴染む大きさ、ラウンドの取り方、フィニッシュにこだわりました。弦にあたるときの親和性が通常のセルロイドのピックより格段に良く、ハイポジションで弾いても音がつぶれ難いのが特徴。
●MISC-SBMP 『秋元慎シグネチャー・マルチカラーピック』(本体¥250-)¥270-

 永らく品切れ中でしたデビッド・グリア(g)、ブッチ・ バルダサリ(m)等、御用達の旧グリスマン・ピックのマルチカラーのピック、ご要望に応えて特注しました。角の取れたトライアングル・シェイプでピッキング・ノイズが軽減、弦に対して深目に当てれば楽器本来のウッディなトーンが引き出せます。
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-19/07 2019年7月号 ¥950-

 ロスアンゼルスのオールドタイム・ティキィ・パーラーを本拠に様々なミュージシャンを招いて映像作品やCDをリリース、自らもミュージシャンして活躍するデビッド・ブラガーがカバーストーリーとTAB譜"Over The Mountain"。アール・スクラッグスのコーナーは1993年のオーブリーの音源からTAB譜"Bury Me Beneath the Weeping Willow, Part 2"。初心者コーナーはビル・モンローGmのTAB譜"Kentucky Mandolin"、オールドタイム・スリー・フィンガー・スタイルTAB譜"Greasy Coat"。バックアップはジョン・ハートフォードのフィドル&バンジョー曲TAB譜"Old Sport"。今月のブルーグラスはJ.D.クロウ、ブルーグラス・アルバム・バンドからTAB譜"Gonna Settle Down"、今月のタブはFフォームによるTAB譜"Big Sciota"他。
  ●BNL-19/06 2019年6月号 ¥950-(税込)

 カバー・ストーリーは世界の叡智が講演をおこなう極上のカンファレンスTEDに登場したニューヨーク在住の10代のオールドタイム・バンジョー奏者、ノラ・ブラウン。トム・アダムスのコラムは故ジョン・スターリングと彼がセルダム・シーンで録音した"I'd Rather Live by the Side of the Road"のタブ譜。初心者コーナー"I'd Rather Live by the Side of the Road"、アール・スクラッグスは1954年頃のラジオ・ショーから"Foggy Mountain Breakdown" 、ケン・パールマン「メロディック・クロウハンマー」他。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-19/07 2019年7月号 ¥1,080-

 表紙はニューアルバム『Changes』を発表した新生セルダム・シーン。自身のバンドを始めとしてアリソン・クラウス&ユニオン・ステーション、アールズ・オブ・レスター等、八面六臂の活躍を続けるドブロの達人、ジェリー・ダグラス。ロスト&ファウンド他、マンドリン・プレイヤーとして又、教育者としても活躍するスコット・ネイピア。SPBGMA他、多くのアワードに輝くファーム・ハンズ。2018年IBMAのモメンタム・アワード年間最優秀バンドに選ばれたノース・キャロライナ・ベースのトレイルブレイザーズ。
  ●BU-19/06 2019年6月号 ¥1,080-(税込)

 エネルギッシュなプログレッシブ・ブルーグラスで人気のフランク・ソリバン&ダーティ・キッチン、ワシントンD.C.地区のパイオニア、ハッピー・メロディ・ボーイズ。ジョン・ハートフォードの手書きによるオリジナル・フィドル曲の楽譜集『マンモス・ブック・オブ・フィドル・チューンズ』、洞窟の中に有るコンサートホールで繰り広げられる『ブルーグラス・アンダーグラウンド』、ドン
・リグスビー、リチャード・ベネット等、ニューサウスの残党によるバンド『フラッシュバック』他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
 1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年¥6,300-
         半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2019年7月号 MS-3609(通巻429号)¥540-(税込)

 パンチブラザーズ来日!!。ケンスケのNYリポート#4。2019年度全国8大学ブルーグラス新入生報告。琉球大学ブルーグラス同好会第1回 琉球ブルーグラス フェスに向け。「やぎたこ」10周年記念ライブ。今年もタイのブルーグラッサー来日!フランス「ラロッシュ」ブルーグラスフェス。 2019年第1回カウアイ フォークフェス。ほぼ30年を経たケンタッキーとの邂逅①。最後のフォギーマウンテンボーイ、カーリー・セクラー物語⑦。日本ブルーグラス7吋シングルレコード史⑬。バンジョーTAB譜「七夕さま」。成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2019年6月号 MS-3608(通巻428号)¥540-(税込)

 ケンスケのNYリポート#3、ライト恵の「ケンタッキー便り」#1、ブライアーズ デビューCD『the BRIARS』、ウィンターグラス2019 リポート、サム・ブッシュDVD「Revival!」完全中継その⑤、 How To Play Bluegrass #6 バンジョー「バンジョーTAB譜“Raindrops Keep Fallin' on My Head「雨にぬれても」”、パンチブラザーズ、7月9-12日、東京「ブルーノート」、4日間連続公演、クリス・シーリ、ジョン・スターリング追悼『シーンでのリズムギターに関して」、ジョシュア・メシック来日、ハンマーダルシマの新世代、第29回 IBMAアワードショウ2018中継⑧最終回、ブルーグラス史観による...アメリカ歴史概論#103、1933年、東北大学「山口芳真」学生プロファイル#170、日本ブルーグラス7吋シングルレコード史#12ジム&ジェシーとヴァージニア・ボーイズ「おじさんのフィドル/ダーリンの声」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。

 コンサート情報
 (いずれも、個々に確認してからお出かけ下さい)
◆8月1~4日(木~日)兵庫「第48回宝塚ブルーグラス・フェスティバル」三田アスレチック079-569-0024。クリークサイド野外ステージ。参加費¥4000-(高校生以下無料)。エントリー受付:7月1日~15日(土曜日の出演時間指定は不可)。(問)BOMサービス0797-87-0561、info@bomserv.com、http//www.bomserv.com/
◆東京セイクレッド・ハープ
 19世紀初頭からアメリカ南部に広まった図形音符(シェイプノート)を使用したアカペラ4部ハーモニーの月例集会
7月18日(木)池袋聖公会。19時(8月はお休みです)
8月3日(土)下北沢ナザレン教会。17時総合(問)http://tokyosacredharp.blogspot.jp/
◆やぎたこ
 最新2枚組CD『We Shall Overcome』を発表、今年3月に結成10周年を迎えたルーラルアメリカンな男女オールドタイムデュオ
7月18日(木)東中野、cafeじみへん090-9242-6183
7月20日(土)越谷、おーるどタイム048-971-1812
7月21日(日)板橋、Dream's Cafe(03-5375-5502)
7月27日(土)御茶ノ水、ウッドストック・カフェ03-3233-8015「やぎたこ10周年記念
ライブ」要予約
8月12日(月)藤沢、中華三番0466-45-3777
8月24日(土)石巻(予定)
8月29日(木)伊勢佐木町、John John(045-251-5382)
8月31日(土)ひたちなか(予定)
総合(問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp
◆7月20~21日(土、日)大分「第25回飯田高原ブルーグラス・フェスティバル」九重町筋湯、九重森林スキー場。(問)城崎山本歯科097-537-1141、上尾mitukuni@lapis.plala.or.jp
◆7月28日(日)愛知「Bluegrass Meeting 2019 summer Vol.27」北名古屋市総合福祉センターもえの丘。10時半、無料。(問)オール・ザット・グスhttps://allthat.exblog.jp/
◆8月17~18日(土、日)北海道「第45回札幌ブルーグラス・フェスティバル」札幌、
豊平峡温泉特設会場。参加費¥3200-(温泉、カレー・チケット付)。温泉は期間中何回でも利用可。エントリー締切;8月10日。(問)実行委員会satsufes@gmail.com
◆8月24~26日(金~日)神奈川「第42回箱根夕日の滝ブルーグラス・フェスティバル」足柄市地蔵堂、夕日の滝キャンプ場。(問)hakone.bg.fest@gmail.com、森下029-859-4356、中西047-323-2615(電話はともに20時~22時)
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