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    B.O.M.Newsletter #492

  2021年9月15日
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目   次

今月のハイライト    1  
新入荷ダイジェスト   2  
   3  (ブルーグラス)
   4  (インスト新入荷)
新入荷作品解説    5  
   6  ■ブルーグラス新入荷
   7  [近日入荷]
   8  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   9  ■インスト新入荷
   10  ■カントリー・ポップ新入荷
   11  ■日本のアーティスト
   12  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   13   [セルダム・シーン結成50周年]
   14  [ムーンシャイナー9月号レビュー紹介作品]
   15  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   16  *コンテンポラリー
   17  *トラッド
   18  *プログレッシブ
   19  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
   20  ■発掘、編集おすすめ
   21  ■映像おすすめ
楽器関連作品    22  
   23  ■バンジョー
   24  ■マンドリン
   25  ■フィドル
   26  ■ドブロ
   27  ■ギター
   28  ■書籍、教則おすすめ
楽器、その他……   29  
輸入雑誌   30  
   31  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
 月刊『ムーン・シャイナー』   32  
B.O.M.ご利用方法   33  



 今月のハイライト
  ●CR-026 JOHN REISCHMAN『New Time & Old Acoustic』CD(\2,750-)\3,025-税込

Suzanne's Journey/The Coyote Trail/Horses of Dorrigo/Cascadia/Sarafina/Rosco's Ramble/The Old Steeple/Crescent Moon/Salt Spring/Ballyhooly-Uncle John Nyhan/Dandy Longlegs/Sugar in the Gourd/Old Road to Kingham/Happy Hollow全14曲

 最も美しい音色でマンドリンを奏でるジョン・ライシュマンの待望のソロアルバム。進化したオールドタイムとグリスマンやトニー・ライスによってエスタブリッシュされたニュー・アコースティック音楽を象徴する様なアルバム・タイトル。アレックス・ハーグリーブ(f)、モリー・タトル(g)、アリソン・ディグルート(Clawhammer bj)による"Suzanne's Journey"は2018年、
アイルランド・ツアー中に生まれたという。オーストラリアのブルーグラス・フェスが開催される街の名前を冠した"Horses of Dorrigo"、カナダのブリティッシュコロンビア州、アメリカ合衆国のオレゴン州およびワシントン州が合体した仮想国家名から取られた"Cascadia"、西海岸のブルーグラッサーやオールドタイム・ミュージシャンの活動場所と重なるので自然に感じる。とてつもなく美しいワルツ"Sarafina"は孫娘の名前から。グリスマン参加のドン・ストーバー『Things In Life』(rounder)に触発されたという"Rosco's Ramble"はパトリック・ソーバー(bj)、マイク・ウィッチャー(d)、ジム・ニュナリー(g)、シャロン・ギルクリスト(bs)という面々による典型的なブルーグラス・マンドリン曲。GDGDという変則チューニングによる"The Old Steeple"。"Crescent Moon"は弦楽四重奏との共演。親しみ易いメロディでいろんなジャムでもよく取上げられているという"Salt Spring"。アイリッシュの影響色濃い"Ballyhooly/Uncle John Nyhan"。ジェイバードのバンド仲間、ニック・ホーンバックルのツーフィンガー・スタイルのバンジョーとパトリック・ソーバーのフラットピッキン.・ギターのソロ・プレイが冴える"Dandy Longlegs"。シャロン・ギルクリストとのツイン・マンドリンをフィーチャーしたトラッド曲"Sugar in the Gourd"。GDADという変則チューニングの"Old Road to Kingham"はクリス・エルドリッジ(g)、トッド・フィリップス(bs)のトリオで。ギルクリストのモデル1(Aスタイル丸穴)を駆使したシンプルで楽しいトラッド曲"Happy Hollow"で締めくくる。ジョン・ライシュマン・ワールド全開の素晴らしいマンドリン・インスト・アルバム。 
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  ●BGRT89228 BELA FLECK『My Bluegrass Heart』2CD(\2,750-)\3,025-税込

 バンジョーの巨匠、ベラ・フレックが『Drive』(1988年)、『The Bluegrass Sessions: Tales From The Acoustic Planet, Volume 2』(1999年)に続くブルーグラス・アルバム『My Bluegrass Heart』をBMG系列の新レーベルのRenew Recordsからリリース。オールスター・キャスト、リリースに合わせてツアーも予定されている。本気でブルーグラスに取り組んだ意欲作。
  ●SB-2021 JESSE BROCK『Streamliner』 CD(\2,950-)\3,245-税込

 2度のIBMA年間最優秀マンドリン・プレイヤーに輝くジェシー・ブロック、自主制作による2作目のソロ・プロジェクト。これまで39年間のキャリアの殆どをサポート・ミュージシャンとして過ごしてきた彼の満を持しての力作。
  ●MH-1942 SIDELINE『Ups Downs & No Name Towns』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2020年のIBMAアワード年間最優秀ソング"Thunder Dan"受賞したサイドライン、マウンテンホームに移籍して3作目、通算6作目。元サードタイム・アウトのスティーブ・ディリング(bj)と元マウンテン・ハートのジェイソン・ムーア(bs)、ファミリーバンドのチェリーホームズのスキップ・チェリ―ホームズ(g)等がセミ・リタイアした時期にで始まったサイドライン、超ド級のコンテンポラリー・ソリッド・ブルーグラス。
 (インスト新入荷)
  ●CR-026 JOHN REISCHMAN『New Time & Old Acoustic』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ジョン・ライシュマンの待望のソロアルバム。(カントリー・ポップ新入荷)
  ●FAPO17842 CONNIE SMITH 『The Cry of The Heart』CD (\2,450-)\2,695-税込

 1963年にデビュー、"Once A Day"のビッグ・ヒットを持つコニー・スミス、マーテイ・スチュアート夫人としても知られる彼女の、ホンキートンクよりもややナッシュビル・サウンドよりの正統派カントリーを演じる54作目となる最新スタジオ録音盤。
  ●HTPM35800 STURGILL SIMPSON『The Ballad of Dood & Juanita』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ケンタッキー州出身のカントリー界の異端児、スタージル・シンプソンの3作目となるブルーグラス志向のアルバム。南北戦争時代を舞台に誘拐された花嫁ジュニエッタを追跡するドッドというコンセプト・アルバム。
  ●B003223302 V.A.『Iconic Women of Country』CD(\2,450-)\2,695-税込

 女性カントリー・シンガーにスポットを当てて2020年6月に放送された同名のPBSスペシャルの公式サウンドトラック。ドリー・パートン、リーバ・マッキンタイア、ロレッタ・リン、パッツィ・クライン、タミー・ワイネット他、女性カントリーのスーパースターの代表曲を収録、カントリー・ファン必携のコンピレーション。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●BGRT89228 BELA FLECK『My Bluegrass Heart』2CD(\2,750-)\3,025-税込 9/10発売

[Disc 1]Vertigo (Feat. Sam Bush, Stuart Duncan, Edgar Meyer & Bryan Sutton)/The Old North Woods/Slippery Eel (Feat. Billy Strings & Chris Thile)/Hug Point (Feat. Sierra Hull & Molly Tuttle)/Boulderdash (Feat. Tony Trischka & Noam Pikelny)/Our Little Secret/Round Rock (Feat. Michael Cleveland & Jerry Douglas)/Baptist Pumpkin Farm/Charm School (Feat. Billy Strings & Chris Thile)全9曲

[Disc 2]Strider (Feat. Sierra Hull & Molly Tuttle)/This Old Road (Feat. David Grisman & Billy Strings)/Us Chickens/Sour Grapes/Hunky Dory/ (Revenge of the)Tentacle Dragon(Feat. Billy Strings)/Bum's Rush (Feat. Sam Bush, Jerry Douglas, Billy Contreras, Edgar Meyer & Bryan Sutton)/Hunter's Moon/Wheels Up (Feat. Sierra Hull & Molly Tuttle)/Psalm 136 (Feat. Chris Thile)全10曲

 バンジョーの巨匠、ベラ・フレックが『Drive』(1988年)、『The Bluegrass Sessions: Tales From The Acoustic Planet, Volume 2』(1999年)に続くブルーグラス・アルバム『My Bluegrass Heart』をBMG系列の新レーベルのRenew Recordsからリリース。ブライアン・サットン、エドガー・マイアー、ビリー・コントレラス、ジェリー・ダグラス、マーク・シャッツ、デビッド・グリスマン、モリー・タトル、コディ・キルビー、ジャスティン・モーズ、ポール・コワート、アンディ・レフトウィッチ、ドミニク・レスリー、ローヤル・マサット、ノーム・ピケルニー、ビリー・ストリングス、クリス・シーリ、トニー・トリシュカ、マイケル・クリーブランド&フレイムキーパー、サム・ブッシュ、シェラ・ハル、ステュアート・ダンカンというオールスター・キャスト、リリースに合わせてツアーも予定されている。本気でブルーグラスに取り組んだ意欲作。
  ●SB-2021 JESSE BROCK『Streamliner』 CD(\2,950-)\3,245-税込

Black Rock City/Streamiliner/Big Mon/Nobod,Y Loves Me/What My Memory Tells Me/Shuckin’ The Corn/I Wonder Could I Live There Anymore/God On The Mountain/Hey, Spike Driver/Kiss On A Cold, Cold Stone/Treasures Of The Past/Too Much Life To Let Fall Down全12曲

 2度のIBMA年間最優秀マンドリン・プレイヤーに輝くジェシー・ブロック、自主制作による2作目のソロ・プロジェクト。C.W.ブロック・ファミリー、リン・モリス・バンド、クリス・ジョーンズ&ナイト・ドライバー、デイル・アン・ブラッドレィ・バンド、オウディ・ブレイロック&レッドライン、ギブソン・ブラザーズ、マイケル・クリーブランド&フレイムキーパー等、数々のバンドを渡り歩き、現在はファストトラックのメンバーとして活動中、2002年にはパインキャッスルから『Kickin' Grass』(PC-6501\2.695-)をリリース、これまで39年間のキャリアの殆どをサポート・ミュージシャンとして過ごしてきたが、満を持しての本作ではリード・ボーカルにグレッグ・ブレイク(スペシャル・コンセンサス)、フィドルにジェイソン・カーター(デル・マッカリー・バンド)とブロンウィンキース-ハインズ(マイル・トゥエル)、バンジョーにラス・カーソン(リッキー・スキャッグス)、ドブロにジョッシュ・スイフト(ドイル・ローソン&クィックシルバー)とロブ・アイクス(元ブルー・ハイウェイ)、ベースにバリー・リード(ロンサムリバーバンド)というオールスター・バンド。タイトル曲の自身のオリジナルを含めてブリンク・ブリンクマン、ルイーザ・ブランスコム他、優れたソングライターの曲を集めた他、チャーリー・プライドの"I Wonder Could I Live There Anymore"ではノーマン・ブレイクとトニー・ライスに触発されて自身のギター&マンドリンをフィーチャー、やモンロー"Nobod,Y Loves Me"、インストも2曲収録されている。
  ●MH-1942 SIDELINE『Ups Downs & No Name Towns』CD(\2,450-)\2,695-税込 9/17発売

 2020年のIBMAアワード年間最優秀ソング"Thunder Dan"受賞したサイドライン、マウンテンホームに移籍して3作目、通算6作目。元サードタイム・アウトのスティーブ・ディリング(bj)と元マウンテン・ハートのジェイソン・ムーア(bs)、ファミリーバンドのチェリーホームズのスキップ・チェリ―ホームズ(g)等がセミ・リタイアした時期にで始まったサイドライン、ジェイコブ・グリア(g)とニック・ゴード(m)とジェイミー・ハーバー(f)が現在のメンバー。ド迫力のコーラスとヘビーなバンジョー・ロールでソリッド・グラスの極みと言う趣の“Fast as I Can Crawl”、ロニー・ボウマンによる“Just a Guy in a Bar”、クロウハンマー・バンジョーとフイドルで始る“Miss Charlotte’s Game”他、超ド級のコンテンポラリー・ソリッド・ブルーグラス。
  ●MH-1961 LONESOME RIVER BAND『Singing Up There: A Tribute To the Easter Brothers』CD(\2,450-)\2,695-税込

Little At A Time/I'm On The Last Mile/He's Coming Back Someday/Standing On The Banks/I'll Be Singing Up There/Lord I'm Just A Branch/Every Minute Means A Mile/Hereafter/I'll Be Gone Gone Gone/Almost Home全10曲

 バージニア州パトリック郡で育ったサミー・シーラーは、多くのブルーグラスゴスペルの影響を受けてきた。そのジャンルで最も強力なグループの1つ、ノースカロライナ州マウントエアリーをベースに活躍したイースター・ブラザーズの作品を集めたトリビュート・ゴスペル作品。「彼らのオリジナル曲とハーモニーはとても強く、私が若い頃から刺激を与えてくれました。そしてそれはずっと私の心に残っています。これらの立派な紳士と彼らが生み出した遺産に敬意を表することができてとてもうれしいです。
 [近日入荷]
  ●MH-1929 BALSAM RANGE『Moxie & Mettle』CD(\2,450-)\2,695-税込 9月末入荷予定

 2007年に結成以来、IBMAアワード最高峰、年間最優秀エンターテイナーを2度他、13部門で受賞、ノース・キャロライナをベースに根強い人気を誇るバルサム・レンジの最新作。詳細次号にて。
  ●BBR-1309 DARIN & BROOKE ALDRIDGE『This Life We're Livin'』CD(\2,450-)\2,695-税込 9月末入荷予定

Blue Baby Now/Once In A While/He’s Gettin’ Me Ready/Grand Ole Circle/No Mistakes/Die Tryin‘/Livin’ Mama’s Dream/Million Miles of Highway (When It’s Over)/My Life’s Living Me/Old Fashioned/There Is a Way/My Prayer全12曲

 IBMAアワードの年間最優秀女性ボーカルを2017年から2020年まで4年連続獲得したブルック・オルドリッジと夫のダリンによる最新ゴスペル作品。詳細次号にて。
  ●MH-1895 FIRESIDE COLLECTIVE『Elements』CD(\2,450-)\2,695-税込

Intro/Winding Road/Back To Caroline/Circles/Done Deal/Bring It On Home/Waiting For Tennessee/Where The Broad River Runs/Night Sky From Here/Don't Stop Lovin' Me/High Time/She Was An Angel/Fast Train/Winding Road Reprise全14曲

 ノース・キャロライナ州アッシュビルの豊かななルーツ・ミュージック・シーンから登場したプログレッシブ・ブルーグラス・バンド。2016年にマール・フェスのバンド・コンテストで優勝、IBMAのニュー・アーティストに贈られるモメンタム・アワードにノミネート、ブルーグラス楽器とハーモニーを駆使してフォーク、ブルース、ファンク等、様々な音楽の要素を取り入れた独自のサウンドを創り上げている。ジョー・シセロ(g)、アレックスジェノバ(bj)、ジェシー・イアキント(mマンドリン)、トミー・マーハー(d)とカーソン・ホワイト(bs)というメンバー。伝統的ブルーグラス的、あるいは革新的な曲でも新鮮でエネルギッシュで熱狂的な創造性の爆発をもたらし、聴衆を魅了すると評されている。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●HS-2021 TIM O'BRIEN『He Walked On』CD(\2,450-)\2,695-税込

When You Pray (Move Your Feet)/Nervous/He Walked On/Can You See Me, Sister?/I Breathe In/That's How Every Empire Falls/Sod Buster/El Comedor/See You At the Funeral/Pushing On Buttons (Staring At Screens)/Five Miles In and One Mile Down/The Same Boat, Brother/Ready On the Firing Line全13曲

 ティム・オブライエンの最新作はコロナ禍の閉塞した状況に向けてポジティブなメッセージを発信している元気の出るシンガー・ソングライターとしての才能を発揮した作品。ティムのバンジョー、ブズーキ、ギター、マンドラ、マンドリン、ベースのマイク・バブとドラムのピート・アボットを中心にボーカル・パートナーのジャン・ファブリシウス、ティムお得意の切れ味鋭いリズムに乗った"When You Pray (Move Your Feet)"の絶妙の味付けのエレキ・ギターはグレッグ・ブラウンのプロデュースを務めていたボ・ラムジー、スゥィングからオールドタイムとバーサタイルなフィドルはシャド・コブ、ピアノにマイク・ロハス、"Pushing On Buttons(Staring at Screens)"ではクリス・スクラッグスのペダル・スチールをフィーチャー。ジョン・プラインが取上げていた"That's How Every Empire Falls"は故人へのオマージュ。難しい社会問題、特に差別や分断について、拳を振り上げるだけでなく、ティムの引き出しの,中にあるブルーグラス、オールドタイム、フォ- ク、ブルースアイリッシュ、スウィング等々、様々な表現方法を駆使してメッセージを伝える。 
  ●OBR-063 V.A.『Broken Hearts & Dirty Windows: Songs Of John Prine 2』CD(\2,450-)\2,695-税込 10月下旬リリース予定

 ジョン・プライン・トリビュートの第2集。詳細次号にて。
  ●LIB-6032 V.A.『Silver Meteor : A Progressive Country Anthology』CD(\2,750-)\3,025-税込

(Clarence White)Never Ending Love(Clarence White)/Last Thing On My Mind/Alabama Jublilee/Why You Been Gone So Long/(Casey Kelly)Silver Meteor/A Good Love Is Like A Good Song/(The Everly Brothers)I'm On My Way Home Again/Cuckoo Bird/(Barbara Keith)The Bramble and the Rose/(Pete Seeger)Living In the Country/(The Blue Velvet Band)The Knight Upon the Road/Hitch-Hiker/[bonus track](Michael Dinner)The Great Pretender/(Paul Siebel)Pinto Pony/(RustyYoung/Clarence White)Everybosy's Talkin'/(Larry Murray)Bugler/(Rick Cunha)Yo-Yo-Man/(Red Rhodes)Great American Thunder Turkey/(Ian Matthews)Shady Lies/(Shiloh)Same Old Story/(Cold Steel)Mississippi Memory/(Country Gazette)All His Children/The Great Filling Station Holdup/(Sari Schuwer/Country Gazette)The Bramble And The Rose/Still Feeling Blue/(The Mystery Band)One Hundred Years From Now

 1980年にLPで発表された幻の名盤『シルバーメテオ』のリイッシュ。1973年、クラレンス・ホワイトが初のソロアルバムのために録音した4曲、同年7月に酔っ払い運転の車にはねられて他界した29歳のクラレンスが最後に遺したきわめて貴重な遺作を含むLP時代の12曲に続編としてリリースされる予定だった14曲のオマケ・ボーナス・トラックが含まれた全26曲。カントリー・ガゼットと兄ローランド(1曲ではライ・クーダーをスライドギターに迎えている)らとのクラレンス、亡くなる2週間ほど前の録音は、きっと今後もっと手を加えるつもりだったのだろうか? ほかにエバリー・ブラザーズ(クラレンス・ギターとの共演)やタイトル曲のケーシー・ケリー、ビル・キースとジム・ルーニーにエリック・ワイズバーグ、リチャード・グリーンらが加わった伝説のブルー・ベルベット・バンドからの2曲など。ボーナスで注目なのはカントリー・ガゼット1972年デビュー・アルバムの未発表2曲!! またガゼットが1975年にオランダの新人女性シンガーをバックアップした2曲、ほかにもポール・シーベル、ラスティ・ヤング(ポコ)とクラレンス・ホワイトのインスト"Everybody's Talkin'"、リック・クーニャ"Yo-Yo Man"等々、ウエストコーストで「1969年から1975年」にかけて盛んだった実験的な試みの現場を覗くことのできる秀作である。
  ●NW-6514 JOHN HIATT with THE JERRY DOUGLAS BAND 『Leftover Feelings』CD(\2,750-)\3,025-税込

Long Black Electric Cadillac/Mississippi Phone Booth/The Music Is Hot/All The Lilacs In Ohio/I'm In Asheville/Light Of The Burning Sun/Little Goodnight/Buddy Boy/Changes In My Mind/Keen Rambler/Sweet Dream全11曲

 ライ・クーダー、ニック・ロウ、ジム・ケルトナーとのスーパー・バンド、リトル・ビレッジのメイン・ボーカルを務めた実力派ロック・シンガーとジェリー・ダグラス・バンドとのコラボレーション。
  ●NONE645834 EMMYLOU HARRIS & THE NASH RAMBLERS『Ramble in Music City: The Lost Concert (1990)』CD(\2,450-)\2,695-税込 9/3発売

Roses in the Snow/Even Cowgirls Get the Blues/Beneath Still Waters/If I Could Only Win Your Love/Amarillo/The Other Side of Life/If I Needed You/Two More Bottles of Wine/Mystery Train/My Songbird/Wayfaring Stranger/Green Pastures/Blue Kentucky Girl/Hello Stranger/Remington Ride/One of These Days/The Boxer/Born to Run/The Price I Pay/Sweet Dreams/Save the Last Dance for Me/Leaving Louisiana in the Broad Daylight/Boulder to Birmingham全23曲

 エミルー・ハリスがサム・ブッシュを擁したナッシュ・ランブラーズを従えて共に行った、1990年9月28日にテネシー・パフォーミング・アーツ・センター(TPAC)に於けるナッシュビルでのデビューとなるライヴ音源がここに発掘された。
 グラミー賞受賞14回を始め、数々の音楽賞を受賞、2018年のグラミー賞では「特別功労賞生涯業績賞(Lifetime Achievement Award Recpients)」に選ばれている。サム・ブッシュ(フィドル、マンドリン、ボーカル)、ロイ・ハスキー・ジュニア(ベース)、ラリー・アタマヌイク(ドラムス)、アル・パーキンス(ドブロ、バンジョー、ヴォーカル)、ジョン・ランドール・スチュワート(アコースティック・ギター、マンドリン、ヴォーカル)による奇跡のバンド「ナッシュ・ランブラーズ」、1991年にライマン公会堂(Ryman Auditorium)で行われたライヴは『EMMYLOU HARRIS AND THE NASH RAMBLERS AT THE RYMAN』 としてリリースされ、グラミー賞を受賞するなど高い評価を得ただけでなく、長年愛されてきた音楽ホールの保存にむけての社会的関心を高めるきっかけにもなったという。本作ではA.P.カーター、ロドニー・クロウェル、ルース・フランクス、ルービン・ブラザーズ、ドク・ポマスとモート・シューマン、ポール・サイモン、タウンズ・ヴァン・ザントの作品等、エミルーがホットバンドを率いて活動していた時期のレパートリーが多く含まれ、『ライブ・アット・ライマン』へと続く過渡期的なサウンドが聞かれる。
 ■インスト新入荷
  ●CR-026 JOHN REISCHMAN『New Time & Old Acoustic』CD(\2,750-)\3,025-税込

Suzanne's Journey/The Coyote Trail/Horses of Dorrigo/Cascadia/Sarafina/Rosco's Ramble/The Old Steeple/Crescent Moon/Salt Spring/Ballyhooly-Uncle John Nyhan/Dandy Longlegs/Sugar in the Gourd/Old Road to Kingham/Happy Hollow全14曲

 最も美しい音色でマンドリンを奏でるジョン・ライシュマンの待望のソロアルバム。今月のハイライト参照。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●FAPO17842 CONNIE SMITH 『The Cry of The Heart』CD (\2,450-)\2,695-税込

A Million And One/Look Out Heart/Spare Me No Truth/To Pieces/All The Time/I Just Don't Believe Me Anymore/Three Sides/I'm Not Over You/Here Comes My Baby Back Again/Heart, We Did All That We Could/Jesus, Take A Hold全11曲

 1963年にデビュー、"Once A Day"のビッグ・ヒットを持つコニー・スミス、マーテイ・スチュアート夫人としても知られる彼女の、ホンキートンクよりもややナッシュビル・サウンドよりの正統派カントリーを演じる54作目となる最新スタジオ録音盤。今年80歳とは思えない力強い声で歌い上げる"A Million and One"はスチールとピアノ、ストリングスが絶妙に絡む。すすり泣く様なスチールのイントロの"Spare Me No Truth"はコニーとマーティの共作。シャッフルのリズムが心地よい"To Pieces"はカール・ジャクソン作。カールとメルバ・モンゴメリー共作による"I'm Not Over You"もこれぞカントリーという趣向。"I Just Don't Believe Me Anymore"はこれまでにもコニーの為に多くの作品を提供したダラス・フレイザーの72曲目の録音。ラストのマール・ハガード作"Jesus, Take A Hold"まで、マーティのファビュラススーパーラティブバンドを中心にピアノのハーガス・ピッグ・ロビンス、サポート・ミュージシャンも素晴らしい。 
  ●HTPM35800 STURGILL SIMPSON『The Ballad of Dood & Juanita』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ケンタッキー州出身のカントリー界の異端児、スタージル・シンプソンの3作目となるブルーグラス志向のアルバム。南北戦争時代を舞台に誘拐された花嫁ジュニエッタを追跡するドッドというコンセプト・アルバムデビッド・ファーガソンがエンジニアを担当、スタージル曰く「おそらく地球上で最高のブルーグラスバンド」というシェラ・ハル(m)、スコット・ベスタル(bj)、ステュアート・ダンカン(f)、マーク・ハワード(g)、マイク・バブ(bs)と自身のバンド・メイトのマイルス・ミラー(drums)に加えてティム・オブライエン、ウィリー・ネルソン、ハープのジェリー・ロール・ジョンソン他の参加。詳細次号にて。
  ●FAPO17822 DAVID FERGUSON『Nashville No More』CD(\2,450-)\2,695-

 ジャック・クレメンツの門下生で敏腕エンジニアとしてデル・マッカリー、スタージル・シンプソンからU2、日本のロジーンまでミキシングを務めたデビッド・ファーガソンが積年の夢を叶えてカントリー歌手デビュー。往年のジャック・クレメンツを髣髴させる音創りが聞けるのが嬉しい。
  ●BMCHWJ0100 WANDA JACKSON『Encore』CD(\2,250-)\2,475-税込

Big Baby/Two Shots/You Drive Me Wild/Good Girl Down/It Keeps Right on a Hurtin'/We Gotta Stop/Treat Me Like a Lady/That's What Love I全8曲
Wanda Jackson -"Encore" 2021 release. Queen of Rockabilly, Wanda Jackson, releases her final album Encore featuring duets with Joan Jett, Elle King, Pistol Annies' Angalenna Presley, and Candi Carpenter.

 女性ロッキン・カントリーの大御所、フジヤマ・ママのヒットを持つワンダ・ジャクソンの最後となる作品。詳細次号にて。
  ●ACCD027 BUCK OWENS『The Many Sides Of Buck Owens: Right After The Dance』CD(\2,450-)\2,695-税込

Hot Dog/Sweet Thing/Excuse Me/Foolin' Around/Above And Beyond/Kickin' Our Hearts Around/Down On The Corner Of Love/Nobody's Fool But Yours/It Don't Show On Me/Right After The Dance/Second Fiddle/The House Down The Block/Under The Influence Of Love/You're For Me/Under Your Spell Again/Save The Last Dance Dance For Me/Mental Cruelty/Loose Talk/Bop/Go Crazy Man/Looking Back To See/Goose Rock/Sad Singin' And Slow Ridin'/Whatcha Gonna Do Now/Flash Crash And Thunder/Hey, Miss Fannie/I Gotta Know/Rhythm And Booze/Take Me全30曲

 ベイカーズ・フィールド・サウンドの立役者、バック・オウエンスの1950年代から1962年までのパフォーマンスを集めたコンピレーション。17歳のソロ・レコーディングやロカビリー・バンドのコーキー・ジョーンズとしての録音、ローズ・マドックスとのデュオ、10曲はボニー・オウエンス、ジーン・シェパード、トミー・コリンズ等のバック・コーラスやサポート・ミュージシャンとして参加している作品。1曲目の"Hot Dog"のみバック・オウエンスではなくピコ・ピートのカバーバーション。
  ●B003223302 V.A.『Iconic Women of Country』CD(\2,450-)\2,695-税込

Walkin' After Midnight/You Ain't Woman Enough/Eighteen Wheels And A Dozen Roses/I Want To Be A Cowboy's Sweetheart/A Lesson In Leavin/Sleeping Single In A Double Bed/Love Is Like a Butterfly,/Better Things To Do/Big Four Poster Bed/Second Fiddle (To An Old Guitar)/Maybe It Was Memphis,/She's In Love With The Boy/It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels/Fancy/Stand By Your Man全15曲

 女性カントリー・シンガーにスポットを当てて2020年6月に放送された同名のPBSスペシャルの公式サウンドトラック。ドリー・パートン、リーバ・マッキンタイア、ロレッタ・リン、パッツィ・クライン、タミー・ワイネット他、女性カントリーのスーパースターの代表曲を収録、カントリー・ファン必携のコンピレーション。
 ■日本のアーティスト
  ●FL-001 フレットランド『Voyage』CD(\3,000-)\3,300-税込

 日本を代表する三人の凄腕ギタリストによるフレットランド、ブルーグラスにルーツを持ち、森山良子のツアーをはじめライブやレコーディングで活躍、洗足学園大学ジャズコースで教鞭を執る、本誌でもお馴染みの有田。プログレッシブ・ロックをルーツにジャズ、ロックの枠を越えて前衛音楽、クラシック、タンゴ等々、幅広い音楽性で知られる鬼怒。豊かな音楽環境で育ち、ジャズ、ロック、ソウル、クラシック、ブラジル音楽にも造詣が深く、話題の女性ジャズシンガー、ギラ・ジルカをはじめ、多くのアーティストのサウンドプロデュースを手掛ける竹中の3人が意気投合、有田のバンジョーもフィーチャーして、世界レベルを目指すアコースティック・ギター・トリオ、初フル・アルバム『Voyage』遂にリリース!!(ムーンシャイナー誌2016年4月号に特集記事有り。 
  ●JS-0001 城田じゅんじ『in New Shoes』CD(\2,727-)\3,000-税込

 高石ともやとナターシャセブンのメンバーといて5弦バンジョーや日本語のブルーグラスやアメリカン・フォークを広めることに貢献、現在は内藤希花とのアイリッシュ・デュオで活動中の城田ゅんじ、70歳を記念してリリースされ作品。
  ●TRCD-001 TEXAS CLUB『tEXAS sWING 2021』CD(\1,818-)\2,000-税込

Sweet Sue Just You/Honeysucle Rose/Estrellita/Limehouse Blues/Back Up and Push/Wayfaring stranger/Oh Lady be Good/East tennessee Blues/I'll See You In My Dreams/Danny Boy

ジャズ・フィドラーの大矢貞男とブルーグラス・マンドリンの秋元慎、ジャズを中心に年間100本以上の演奏を行う熊谷侑真によるオール・インストのストリング・バンド、テキサス・クラブの第1作。ジャズのスタンダードやフィドル曲等、お馴染みのナンバーをインストルメンタルで演じる。
  ●AA&A-0001 KOBE SUPER-PICKERS 『Dusk & Dawn, Acoustic Unlimited』CD(\1,852-)\2,000-税込

Over the Rainbow/Since Then/Fireball/Choro/Forget Me Not/Yellow Grass/Our Time/Sweet Georgia Brown/Blues for Barbara/Lazy Dad/Danny Boy/Amazing Grace/La Samba D'orphee.

 1995年神戸を襲ったあの阪神大震災から早や20年、このアルバムは被災から2年半が過ぎようやく 「復活したぞっ!」 と神戸を中心に活躍するブルーグラス、ジャズ、ロック、クラシック等々、幅広い ミュージシャンが一堂に会した楽しい神戸音楽。宮崎勝行、アンドレ佐藤他。ナッシュビルのトップ・エンジニア、デビッド・ファーガソンのミキシングの技が冴え渡り、様々な楽器の音色が際立っているところも聞き物。
  ●YTM-106 やぎたこ『Dear Friends and Gentle Hearts ーThe Songs of Stephen Fosterー』CD(\3,181-)\3,500-税込

 2009年結成のやなぎと辻井貴子によるアコースティック・デュオ、やぎたこの5作目となる作品はアメリカン・ミュージックの父と呼ばれたスティーブン・フォスターの作品集。
  ●FJSP423 渡辺三郎とスーパー・ピッカーズ、西代宗良スイング・ハウス・ジャズ・バンド 『JAZZ VS. BLUEGRASS』3CD(本体\3,800-)\4,180-税込

 KBS京都・秘蔵音源シリーズ "KBS KYOTO INCREDIBLE第2弾としてリリースされた1975年10月11日京都円山公園音楽堂で開催された「ジャズ対ブルーグラス」の実況録音放送用マスターテープ150分をノーカット編集、 初CD化。「このライブの聴きどころは、ディキシーランド・ジャズのスイング感とブルーグラスのスイング感、そして各楽器のアドリブであろう。同じ曲を一緒に演奏するときに、その違いが明らかになるが老獪な大人のジャズと、ぶっつけ本番のブルーグラスの違いが面白い」(川村輝夫)
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
  ●ROU-0370 TONY RICE 『Sings Gordon Lightfoot』 CD(\2,450-)\2,695-税込

Go My Way/Whispers of the North/Early Morning Rain/Cold on the Shoulder/Walls/You are What I Am/Ten Degrees(Getting Colder)/Whisper My Name/Shadows 他全17曲

 トニー・ライスがこれまでに録音したゴードン・ライトフットの曲ばかりを集めた企画編集物である。全17曲の内、未発表の“Whispers of the North”(J.ダグラス、M.シャッツ、キャシー・キアボラ、ビル・ウルフ=piano、コール・バージェス=sax)の他、70年代大名盤“New South”(ROU-0044 日本では“Old Home Place”と呼ばれる大名作)、“Manzanita”(ROU-0092)、“Cold on the Shoulder”(ROU-0183)、“Me & My Guitar”(ROU-0201)、“Native American”(ROU-0248)、“Church Street Blues”(SH-3732)、そして兄弟達とのライス・ブラザース“Rice Brothers”(ROU-0256 第2作“Rice Brothers 2”=ROU-0286からは収録なし)、ノーマン・ブレイクとの“Blake & Rice”(ROU-0233 こちらも第2作“Blake & Rice 2”=ROU-0266からは収録なし)から集められた作品集(以上の個別作品はCD各\2,695-)である。現在も歌う事の出来ないトニー、そのキャリアで追いかけ続けたライトフットをアレンジしたブルーグラス作品集はボーカリストとしてのトニー・ライス、最良の部分であるだろう。

 [セルダム・シーン結成50周年]
  70年代のブルーグラスを牽引したセルダム・シーンが来る11月2日(1日という説もある)に結成50年を迎えます。オリジナル・メンバーのジョン・ダフィ、ジョン・スターリング、マイク・オールドリッジは既に鬼籍に入り、トム・グレイは早くにバンドを離れ、最後までバンドを率いて活動していたベン・エルドリッジも5年前に引退、現在はルー・リード、ダドリー・コンネル、ロニー・シンプキンス、フレッド・トラバース、ロン・ステュアートというメンバーで活動中。彼等の足跡を残された音源で辿ってみてください。 
  ●REB-1103 SELDOM SCENE『Live at Cellar Door』CD(\2,450-)\2,695-税込

 初期セルダムシーンが最も充実していた時の2枚組ライブLPがデジパックの新しいジャケットで再発売。最後までアンチ・ナッシュビルを貫き通して、商業主義とは違うところでプロフェッショナルを貫き通したジョン・ダッフィのショーマンぶりとジョン・スターリングの卓越したボーカル、マイク・オールドリッジのドブロの概念を変えた革新的なプレイ等、完璧なアンサンブルで、都会の大人向けブルーグラスを完成させた究極のライブ。長年、DC地区でDJを務めたケイテイ・デイリーのライナーノーツを加えたデジパックで新登場。
  ●REB-1101 SELDOM SCENE『Best』CD(\2,450-)\2,695-税込

 1971年秋に結成されたセルダム・シーン、折からのシンガーソングライターの隆盛とともに、都会の大人のブルーグラスとして受け入れられた『Act 1』から『Act 3』までの初期シーンから美味しい曲を全16曲ピックアップしたベスト集がジャケットを一新、結成40周年を記念して再発売。
  ●REB-1511 SELDOM SCENE『Act 1』CD(\2,450-)\2,695-税込

 1972年春、"City of New Orleans"や"Sweet Baby James"など、若き軍医ジョン・スターリングの持ち込んだ時代の歌と、ダッフィのブルーグラスとアパラチアン・バラッドが衝撃だったデビュー作。
  ●REB-1520 SELDOM SCENE『Act 2』CD(\2,450-)\2,695-税込

 1973年初春発表の第2作は初のマルチ録音でサウンド的にレベルアップしたスターリングの"Last Train from Poor Valley"、"Paradise"、"Train Leaves Here This Morning"、"Hello Mary Lou"、ダッフィの"Small Exception of Me"や"I've Lost You"、ベンさんの「ドクター・ジバゴ」など、シーン・サウンドの完成。
  ●REB-1528 SELDOM SCENE『Act 3』CD(\2,450-)\2,695-税込

 1973年12月発表。メリーポピンズの「チムチム・チェリー」からモンローの"Little Georgia Rose"へと、ドラマチックな導入をする第3弾。シーン最大のヒットとなったスターリングが持ち込んだ"Rider"ほか、"Another Lonesome Day"、"Mean Mother Blues"、"Sing Me Back Home"、"Muddy Water"ほか。
  ●REB-1561 SELDOM SCENE『The New Seldom Scene Album』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ジョン・スターリング在籍時のセルダム・シーン、『Old Train』(REB-1536\2,695-)『Live At The Cellar Door』(REB-1103\2,695-)に続く6枚目となる1976年リリース作品。ロドニー・クロウェル"Song For Life"、"California Earthquake"ではリンダ・ロンシュタットがコーラスで参加。ダフィ節が堪能できる "I Haven't Got the Right to Love You"や スターリングのスタンレー好きが伺える"If That's The Way You Feel"、マイク・オールドリッジのペダル・スチールをフィーチャーしたハーブ・ぺダーセン作"Easy Ride From Good Times To The Blues"等々、その後の貴重なレパートリーとなった名曲満載。
  ●SH-3709 SELDOM SCENE 『Act Four』CD(\2,450-)\2,695-税込

Something in the Wind/Ride Me Down Easy/Tennessee Blues/Life Is Like a Mountain Railroad/San Antonio Rose 他全12曲

 ジョン・ダッフィー(1996年没)の凄いテナーと問答無用のマンドリンが我々に与えてくれた喜びは何物にも代え難い。1980年代はじめ、セルダム・シーンが古巣のレベルを離れて、シュガー・ヒルから初めて発表した作品。同時にオリジナル・メンバーのジョン・スターリングが抜け、フィル・ロゼンタールが加わった初めてのフル・アルバムでもある。フィルの優しさに溢れたメロディーを軸に、ダッフィはハンク・トンプソンやボブ・ウィルスで、そしてビル・モンローとお約束のスタンレー等をカバーして、その類まれなボーカルを聴かせてくれる。
  ●SH-2201 V.A.『World's Greatest Show』CD(\2,450-)\2,695-税込

 史上最大のショーと題され、2枚組LPで発表された本作は、1980年代、ブルーグラスが新しいステップ(メジャーへ)を踏みはじめた頃、セルダム・シーンとカントリー・ジェントルメンのDCグラスをホストに、オリジナル・カンジェンとオリジナル・シーン、そしてリッキー・スキャッグスとトニー・ライスを擁するJ.D.クロウのニュー・サウスのリユニオンが目玉。グラミー受賞作。
  ●SH-2202 SELDOM SCENE『15th Anniversary Celebration』CD(\2,450-)\2,695-税込

Sitting on Top of the World/Dark As a Dungeon/Blue Ridge/Raised by the Railroard/If I Needed You/Rose of Old Kentucky/The Sweetest Gift 他全20曲
 セルダム・シーン人気絶頂の1986年、リンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリス、ザ・ホワイツ、リッキー・スキャッグス、トニー・ライス、ステュアート・ダンカンらをゲストにケネディー・センターで開かれた結成15周年記念コンサートの2枚組LPのCD盤。ルー・リードをリード・ボーカルに迎えたシーン、10年後に急逝するジョン・ダッフィとのテンション高いコーラス、創立メンバーのジョン・スターリングとの懐かしい初期シーン、ジョンの朋友チャーリー・ウォーラーとのカントリー・ジェントルメン再現、のどの弱さが感じられるもののジミー・マーティン"Honey, You Don't Know..."を歌い切るトニー、彼らの再婚を暗示させるカントリー・スターとして人気絶頂のリッキーとシャロンのデュオ、後のトリオに結びつくリンダとブラザー(シスター)・デュオ等々、フォークやカントリーとの垣根なく、米国の首都ワシントンDCのセレブ(政府要人)を巻き込んで花開いたDCグラス・ブームの最良のサンプルがこのライブ1枚に凝縮されている。
  ●SF-40199 SELDOM SCENE 『Long Time... Seldom Scene』CD(\2,450-)\2,695-税込

 最後のオリジナル・メンバーだつたベン・エルドリッジが引退したセルダム・シーン、現在のところ最新の2014年作、大ベストセラーアルバム。ルー・リード(m)がダッフィを髣髴させてくれる……、本来のリードボーカルであるダドリー・コンネル(g)の凄さ、そしてなーんと!ドブロのフレッド・トラバースの歌が素晴らしい!! ベン・エルドリッジの鈴を転がすようなバンジョーと、フレッドのマイク・オルドリッジ(1938-2012)を思い起こさせてくれる甘いトーンのドブロが懐かしいシーンサウンドを再現、ルーもダッフィ的なイチビリで楽しませてくれ、ロニー・シンプキンズが手堅いベースでリズムを支える。さらに本作ではオリジナルメンバーのジョン・スターリングがあの2曲、“Wait a Minutes”と“Mean Mother Blues” ビル・モンローの“Little Georgia Rose”をあのシーンアレンジ――トム・グレイを迎えたタイトなフォービートドライブを再現してくれる。さらにエミルー・ハリスまでが“Hickory Wind”を歌うという超々豪華版! さらにさらに、ベンの息子でパンチ・ブラザーズのクリス・エルドリッジまで参加。現在はリッキー・シンプキンス(bj,f)が加入してバンド継続中。
 [ムーンシャイナー9月号レビュー紹介作品]
  ●BBR-2375 DOYLE LAWSON & QUICKSILVER『Roundtable』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2年後にバンド・リーダーとしての役割を終えると宣言したドイル・ローソン&クイックシルバー(QS)、ここでは、ドイル(m,v)、ジェリー・コール(bs,v)、エリ・ションソン(bj,v)、ベン・ジェームス(g,v)、スティーヴン・バーウェル(f)というメンバーによる、ぐっと落ち着いた雰囲気で楽曲の良さを前面に押し出したサウンドが魅力。 
  ●EMG-10630 DEANIE RICHARDSON『Circle Up』CD (\2,450-)\2,695-税込

 シスターセイディのフィドラー、ディーニー・リチャードソンのソロ名義による素晴らしいフィドル・アルバム。スコット・ベスタル(bj)、コディ・キルビー(g)、ケイシー・キャンベル(m)、デニス・クロウチ(bs)、ロブ・アイクス(d)、グレン・ダンカン(twin fiddle)という強力な布陣で正しいフィドル・インストルメンタル・アルバムという趣向。
  ●DTTB21 BILL AND THE BELLES 『Happy Again』CD(\2,450-)\2,695-税込

 とても自由に、フィドル、バンジョー、ギター、ベースを使ってルーラルなアーリーアメリカンを感じさせる小粋なバンド、ビル&ザ・ベルズ(ビルと南部婦人たち)というユニットの3作目。
  ●EMG-10616 FAST TRACK『Good News』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ブルーグラス・カーディナルスの流れを汲むファスト・トラックの2枚目となるゴスペル作品。デイル・ペリー(bj)、スティーブ・デイ(f)、ロン・ピアース(bs)、ジェシー・ブロック(m)、デュエイン・スパークス(g)という面々。存在感のある声が絶妙に溶合うコーラスと全員がリードボーカルを取れるのも強み。
  ●EMG-10525 EDDIE SANDERS 『That Kind of Lonesome』CD(\2,450-)\2,695-税込

 オクラホマのブルーグラス・ファミリーに育ち、ナッシュビルでシンガー&ソングライターとして活動するエディ・サンダース、前作のゴスペル・アルバムに続く、2021年作品。本作ではロニー・マッカリー(m)、スコット・ベスタル(bj)、デニス・クロウチ(bs)、ティム・クロウチ(f)、コディ・キルビー(g)、ロブ・アイクス(d)、オウブリー・ヘイニー(f)、グレン・ダンカン(f)といった強力なメンバーがサポート。
  ●SGFD1001 BRUCE NEMEROV『Zeno Dreamed』CD(\2,250-)\2,475-税込

 西海岸の老舗ブルーグラス・バンドのハイ・カントリーのメンバーとしてワーナーから2枚のアルバムを発表後、ナッシュビルに移りバッサー・クレメンツやケニー・ベーカー、ボビー・ヒックス等のアルバムに参加、ミドル・テネシー州立大学のセンター・フォー・ポピュラー・ミュージックでは音響のスペシャリストとしてスタジオも運営していたブルース・ネメロフのソロ・アルバムは美しいギターと朴訥なボーカルによる弾語りアルバム。
  ●PATUX-348 MARK SCHATZ & BRYAN MCDOWELL『Grit & Polish』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ベーシストとして又クロウハンマー・バンジョー、クロッグダンサーとしてマルチな才能を発揮するマーク・シャッツとフィドラー&シンガーとして多才なブライアン・マクドゥエルのオールドタイム、ブルーグラスのジャンルを越えたデュオ作品。
  ●PSMN-1/2 PETE SEEGER『IN OSAKA 1967』2CD(\2,500-)\2,750-税込

 日本のフォーク・ブームの火付け役となったピート・シーガー(当時48歳)、1967年10月11日の大阪フェスティバルホールに於けるコンサートのライブ音源集。
  ●ACCD031 V.A.『The Hank Williams Songbook: Jambalaya On The Bayou』CD(\2,450-)\2,695-税込

 本物のカントリー&ウエスタン、ホンキートンク、ゴスペルとブルーグラスでハンク・ウィリアムスの歌の精神を伝えるコンピレーション作品。 有名、無名アーティストがハンク・ウィリアムスの様々な表情を持った有名曲、無名曲の数々をカバーする3部作のファイナル第3集。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
 *コンテンポラリー
  ●MCR-1005 LARRY CORDLE『Where the Trees Know My Name』CD(\2,450-)\2,695-税込

 "Highway 40 Blues"をはじめ、多くのヒットを産み出したソングライター。ロンサム・スタンダード・タイム(LST)を率いて活動するハイロンサムを体現するシンガーのラリー・コーデルの最新作。優れたオリジナルに加えてマイケル・マーチン・マーフィー作"CherokeeFiddle"、ハーラン・ハワード"Pick Me up on Your Way Down"のカバー曲も素晴らしい。
  ●BBR-2295 BARRY ABERNATHY『Barry Abernathy CD(\2,450-)\2,695-税込

 アパラチアの豊かな音楽的遺産を昇華し、次の世代に引き継いぐアパラチアン・ロード・ショーのメンバーとして活躍するバリー・アバナシーのソロ・プロジェクト。本作ではロン・スチュアート(bj)、サム・ブッシュ(m)、ドイル・ローソン(m)、ブライアン・サットン(g,claw Hammer bj)、ジム・バンクリーブ(f,v)、ジェイソン・ムーア(bs)、ロブ・アイクス(d)という強力なサポート・バンドで本人は歌に専念。故スティーブ・ガリーとのデュオが3曲、ビンス・ギルを迎えてこれぞソリッド・グラスという趣の"Birmingham Jail"他、ダン・ティミンスキ―との"Unwanted Love"でのサム・ブッシュのツボにはまったリズムの心地良さは特筆すべき。ジミー・マーチンを範とする豪快なブルーグラス。
  ●PATUX-352 SHANNON BIELSKI & MOONLIGHT DRIVE『Tennessee Heart』CD(\2,450-)\2,695-税込

 10代にリッキー・シンプキンスにフイドルの手ほどきを受けETSUのブルーグラス学科に奨学金を受けて進んだという才女、シャノン・ビエルスキー&ムーンライト・ドライブのパタクセント・デビュー作。
  ●BBR-2278 ALAN BIBEY & GRASSTOWNE『Hitchhiking To California』CD(\2,450-)\2,695-税込
{年間最優秀ソング}"Hitchhiking to California"[年間最優秀ゴスペル曲]"Grit and Grace""When He Calls My Name"

 IBMA年間最優秀マンドリンに2019年、2020年と2年連続受賞のアラン・バイビー率いるグラスタウン、ビリー・ブルー・レコード移籍第一弾。タイトル曲は共作者に元ブーン・クリークのウェス・ゴールデングが名を連ねる軽快なナンバー。オールド・ファンには嬉しいベイルズ・ブラザーズの"I Want To Be Loved"、トーンとタイミングで聞かせるジャスティンのオリジナル・インスト"Messin' With Sasquatch"、ケイティの女性ボーカルを活かした"I Don'T Know When"等、聴きどころ満載。
 *トラッド
  ●PC-1252 DANNY PAISLEY & THE SOUTHERN GRASS 『Bluegrass Troubadour』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2004年にサザングラスの創設者で父親のボブ・ペイズリーが亡くなって以来、伝統あるサウンドを引き継ぐダニー・ペイズリー、。パワフルでストレートなボーカルでIBMA年間最優秀男性ボーカルを2度受賞したダニーのストレートなブルーグラス、パインキャッスル移籍第一弾。 
  ●BURR-80220 MIKAYLA BURROWS 『Dixieland For Me』CD(\2,450-)\2,695-税込

Dixieland For Me/Jimmy Brown (The Newsboy)/Walkin' After Midnight/It's Only A Phonograph Record/Hey Lonesome他全13曲

 夫のアダム・バロウズ(f,m)共にブルーグラス・トラディションなるバンドで活動するミケイラ・バロウズ(bs)のピュアでストレートな女性ボーカルをフィーチャーした全曲カバーによるブルーグラス作品。外連味の無い、スカッとするストレートな歌声とサウンドが心地よい。
  ●EMG-10616 FAST TRACK『Good News』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ブルーグラス・カーディナルスの流れを汲むファスト・トラックの2枚目ゴスペル作品。J.D.クロウにも通じるビッグ・バンジョーのデイル・ペリー(bj)、ケニー・ベイカーが確立したブルーグラス・フィドルを踏襲するスティーブ・デイ(f)、優れたソングライターとしても知られるロン・ピアース(bs)といった超ベテランにIBMA年間最優秀マンドリンに輝くジェシー・ブロック(m)、ギター&ボーカルに元ラジオ・ランブラーズのデュエイン・スパークス(g)を迎えてパワーアップ。存在感のある声が絶妙に溶合うコーラスと全員がリードボーカルを取れるのも強み。
  ●DSR-202002 BECKY BULLER『Distance And Time』CD(\2,450-)\2,695-税込
[祝2021年IBMAアワード年間最優秀アルバム・ノミニー]

 18人のフィドラーをフィーチャーした先行シングル"The Barber's Fiddle"が昨年のIBMA年間最優秀レコード・イベントを受賞したベッキー・ブラー、インストルメンタルとボーカルの両方で受賞した最初のアーティストであり、女性として初めて年間最優秀フィドルを受賞したという輝かしい経歴を持つ彼女の、待望の最新作。
 *プログレッシブ
  ●HTPM44155 STURGILL SIMPSON『Cuttin' Grass - Vol. 2 (cowboy Arms Sessions)』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 ケンタッキー州出身のカントリー界の異端児、スタージル・シンプソンが彼曰く「おそらく地球上で最高のブルーグラスバンド」というシェラ・ハル(m)、スコット・ベスタル(bj)、ステュアート・ダンカン(f)、マーク・ハワード(g)、マイク・バブ(bs)と自身のバンド・メイトのマイルス・ミラー(drums)という面々を従えたブルーグラス・アルバムの第2作。前作が本作は自身の2枚のメジャーからリリースされたアルバムの中から自作曲を中心にマール・ハガードの"Hobo Cartoon"等をブルーグラス・アレンジで味わい深く聞かせる。名プロデューサー、故ジャック・クレメンツ所縁のカウボーイ・アームス・スタジオの雰囲気がそうさせるのか、懐かしさを覚えるサウンドが魅力。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●EMG-10595 MARE WINNINGHAM & THE BROTHERS CROUCH 『Live at the Carlyle』CD(\2,450-)\2,695-税込

 『ER緊急救命室』に出演していた女優でシンガー&ソングライターのメア・ウィニンガムのライブ・アルバム。ボブ・ディランの「北国の少女」をタイトルにした芝居にも出演、フォスターの"Hard Times"やポール・サイモン"Born at the Right Time"、ニルヴァーナ"All Apologies"、ポーグス"Rainy Night In Soho"、ローリングメストーンズの"The Last Time"、ディラン"Forever Young"、自身のオリジナルや娘のカーラ・マペルの作品等をティム・クロウチ(m,f,g)とデニス・クロウチ(bs)をバックに演じる。 
  ●OGNC1875 ANYA HINKLE『Eden & Her Borderlands』CD(\2,450-)\2,695-税込

 宝塚フェスにもやってきたアッシュビル在住のシンガー・ソングライター、アーニャ・ヒンクルのオーガニックからのソロ・デビュー、オールドタイム、ブルーグラスを下敷きにした彼女のオリジナルを演じるアメリカーナ作品。
  ●CLE2287 JIM CROCE『Lost Time In A Bottle』CD(\2,450-)\2,695-税込

 伝説的なフォーク・シンガー、ジム・クロウチのレアな音源を集めたアルバム。1964年未発表コンサートやデモ音源による"Time In A Bottle""Operator""Bad, Bad Leroy Brown""I Got A Name"等々。彼の最高のヒット曲を網羅。
  ●PATUX-346 FIVE MILE MOUNTAIN ROAD『Swingbilly Swagger』CD(\2,450-)\2,695-税込

 前作でオールドタイム・ストリングバンドの楽しさを伝えてくれたファイブ・マウンテン・ロードの二作目は更にスウィング、ブルース、アーリー・カントリー等々、彼らがスウィングビリーと呼ぶご機嫌なグッドタイム・ミュージック作品。
 ■発掘、編集おすすめ
  ●JSP-5202 V.A.『 Protobilly: The Minstrel & Tin Pan Alley DNA』3CD(\3,850-)\4,235-税込

 初期のヒルビリー音楽は19世紀のニューヨークの音楽産業の中心だったティンパンアレーや白人が黒人に扮して演じて人気を博したミンストレル・ショーによって広まった流行歌が起源の物が多くあり、初期のジャズと共通するレパートリーも多い。ここではエディソン発明のシリンダー録音からSP盤、LP、CDの各時代に亘って、様々なミュージシャンによって演じられた、ミンストレルやティンパンアレーのDNAを持つカントリー、ブルーグラス、ジャズ、ブルース、白人と黒人を織り交ぜた、これまでにリイッシュされたことの無い42曲を含む、全81曲を集めたアンソロジー。、76ページのブックレットには曲の注釈、楽譜のカバー、写真やグラフィック、オールドタイム・ミュージシャンで音楽史家として知られるヘンリー・H・サポズニック、ブルーグラス・アンリミテッド誌のレビューで知られるディック・スポッツウッドによるディスコグラフィ、キャロライナ・チョコレート・ドロップスのドム・フレモンによる伝記「The American Songster」が収録されています。"Are You From Dixie?#では1915年のビル・マーレィ&アービン・カウフマン、1947年のグランパ・ジョーンズ他、様々な聞き比べが出来るのも大変興味深い。
  ●JSP-77156 V.A.『Bristol Sessions 1927-28: Country Music's Big Bang』4CD(\4,500-)\4,950-税込

 カントリー音楽のビッグバンと呼ばれる1927年のブリストル・セッションはカーター・ファミリー(JSP-7701\4,950-)とジミー・ロジャース(JSP-7704\4,950-)という2大スターを生み出しました。ここではラルフ・ピアノの呼びかけで近郷近在から集まった多くのミュージシャンの演奏をCD4枚に収録した物。さらに完璧なコレクションはベア・ファミリーの豪華ボックス・セットで揃います。
  ●SFR-33011 WALLY BRYSON AND THE BLAYLOCK BROTHERS 『Bluegrass』CD(\2,750-)\3,025-税込

 1979年にデイビス・アンリミテッド社よりリリースされたラルフ(g)&クライド(bj)・ブレイロック兄弟とワリー・ブライソン(f)、ピート・ワトソン(g)、マーシャル・スミス(bs)によるメチャ渋ブルーグラス。フラット&スクラッグス、スタンレー、レノ&スマイリーの名曲を非常に味わい深く演じている。トラッド・グラス・ファンにお勧め。
  ●ACCD041 V.Q.『Hillbilly Deluxe』CD(\2,450-)\2,695-税込

 Atomicatレーベルお得意の1940年代後半から1950年代半ばにかけて録音されたウエスタン・スウィング、ヒルビリー・ブギー、ホンキートンクのレア音源。ジョー・メフィスを除いて、ほとんどがローカルで活躍した無名アーティストによる、黒人起源のブギウギをヒルビリー・テイストにアダプトした演奏を集めたコンピレーション。
 ■映像おすすめ
  ●BL1140057D V.A.『Ladies of Country Music』DVD(\3,150)\3,465-税込

 女性カントリー・シンガーのパフォーマンスを集めた映像作品。出演はキャシー・マテア"Street Talk""Ball & Chain"Someone Is Falling In Love""Heart Of The Country"、キャシー・マテア&J.トンプソン"Put Yourself In My Place"、リン・アンダーソン"Even Cow Girl Get The Blues""Rose Garden""Where's The Fire"、タニヤ・タッカー"The Night They Drove Old Dixie Down""Texas When I Die"、パティ・ラブレス"It's What Do Don't Do""Lonely Days Lonely Nights"、バーバラ・フェアチャイルド"Tip Of My Finger""Teddy bear Song""Rocky Top" 
  ●TMS-7331 THE LITTLE ROY AND LIZZY SHOW『LIVE AT BELL VOL.1』 DVD62分(\3,150-)\3,465-税込

 ルイス・ファミリーで一世を風靡したブルーグラス界最高のエンターテイナーの一人、リトル・ロイ・ルイスと娘のリジー・ロングによるライブ映像集。VOL.1ではリジーのど迫力のフィドルをフィーチャーした"Two O'clock In The Morning"を皮切りに、マルチ・インストルメンタリストで押し大の強いシンガーとしても才能を発揮する二人を中心にマンドリン、ギター、ベースによるフル編成のバンドを従えて、明るく楽しい迫力満点のパフォーマンスを堪能できる。
  ●GROOVE2019『You Gave Me A Song: A Film About Alice Gerrard by Kenny Dalsheimer』DVD+2CD(\5,500-)\6,050-税込 再入荷

 ヘイゼル&アリスとして女性ブルーグラスのパイオニアとして又、の活動やマイク・シーガーとのデュオで来日、オールドタイム・ヘラルド誌主宰等、ミュージシャンとして又オールドタイム音楽の啓蒙活動に大きな功績を残したアリス・ジェラルド、現在84歳のドキュメンタリー映画。リビング・ルームでのリハーサルやレコーディング・セッション、作詞作曲の創作活動、古い音源のアーカイブ作業等、フィールド・レコーディングや家族のインタビュー等を交えて精力的な活動を続けるアリスを追いかけた作品。本編77分に加えて未公開映像、2枚のCDにはアリス自身のパフォーマンスと個人的に所蔵しているトミー・ジャレル等の音源が収録されている。
  ●SFW-40207 V.A.『Mike Seeger's Final Trip Through Appalachia On ' Just Around The Bend'』2CD+DVD(本体\5,500-)\6,050-
2-CD and DVD features Riley Bagus, Rhiannon Giddens, Leroy Troy and Joey Ayers

 フォーク・リバイバルの最大の功労者の一人、マイク・シーガーが2009年に妻のアレクサ・スミスと映像作家のヤシャ・アギンスキーと共にアパラチア・マウンテンを訪ねて、現地のオールドタイム・バンジョーのプレイヤーの音源と映像を集めた最後のフィールド・レコーディング集。ボブ・カーリン編集によるDisc1にはノース・キャロライナ、バージニア、ウェスト・バージニア在住のライリー・ボガス、ティナ・ステフィ、リアノン・ギデンズ他11人のプレイヤーによる全26曲、disc2にはケンタッキー、アラバマ、テネシー在住のマット・キンマン、ロバート・モンゴメリー、リロイ・トロイ他8人のプライヤーによる全17曲を収録。DVDにはマウント・エリーのフィドラーズ・コンベンションでのマイク・シーガー自身の演奏やトリッシュ・カービー・フォーからスタートしてCD収録アーティストのパフォーマンスを23のチャプターに収録、見ごたえ十分の内容。DVDボックスサイズの全80頁にわたる解説書付、曲目の詳細に加えて収録アーティストについても詳しく解説されているのが嬉しい。現在も生き残っている南部のバンジョー・サウンド、伝統的なスタイルから発展途上のスタイルまでシーカーの視点で幅広くカバー、次世代へ残した貴重なドキュメンタリーとしてのみならず、ミュージシャンとして又、民俗学者、歴史家としてしてオールドタイム音楽の啓蒙に生涯を捧げたマイク・シーガーへのトリビュートとしても素晴らしい作品。
  ●MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD +BOOKセット特価(本体\3,500-) \3,850-税込 再入荷

 ブルーグラスの父、ビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。 故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●REB-8006 VARIOUS ARTISTS 『True Bluegrass Banjo』CD(本体\1,800-)\1,980-税込

Sweet Dixie/Theme Time/Home Sweet Home他全16曲

 カントリー・ジェントルメンで来日したビル・エマーソンの十八番"Sweet Dixie""Theme Time"他ラルフ・スタンレー、ドン・レノ&エディ・アドコック、J.D.クロウ、ソニー・オズボーン、アラン・マンデ、ジミー・アーノルド、サミー・シーラー、テリー・バウカム、ネッド・ルベレッキというレベル社所属の各プレーヤーの代表曲が収められて御手頃価格で、個性的な名プレイヤーが、これだけ揃うと圧巻!! 
 ■マンドリン
  ●CORVUS-023 THE HARMONIC TONE REVEALERS CD(\2,750-)\3,025-税込 再入荷

Half Past Four/Cousin Sally Brown/Midnight on the Water/My Father's Footsteps/I Am a Pilgrim/The Girl Who Broke My Heart/Little Sadie/The Road to Malvern/Queen of the Earth, Child of the Stars/Sail Away Ladies/Little Liza Jane/My True Love Away

 フラット・マンドリンの最も美しい音色を弾き出すプレイヤーの一人として日本でも人気の高いジョン・ライシュマンとローリー/ルイスやティム・オブライエンとの活動やインストラクターとしても知られるセンス溢れるフラットピッカーのスコット・ナイガード、アンクル・アールやピーター・ローワン&トニー・ライス・クァルテットのメンバーとして活躍した美形マンドリン&ベース・プレイヤー、シャロン・ギルクリストによる新しいユニットで有名フィドル・チューン、モンロー曲等々、美しいアンサンブルで聞かせるインストルメンタル作品。
 ■フィドル
  ●FRC-727JIM SHUMATE『Pioneering Bluegrass Fiddler』CD(\2,750-)\3,025-税込

 フラット&スクラッグスに“We'll Meet Again Sweetheart”と“Cabin In Caroline”他4曲だけを残して地元で家具セールスマンをまっとうした伝説的フィドラー、ジム・シューメイト。ミュージシャン、インストラクター、ヒストリアンとして知られるウェイン・アーブセンによるインタビューを挟んだ1974年の音源。バルサム・レンジで活躍するマーク・プルエット(bj)が参加。
  ●RCSI-1177 V.A.『THE JOHN HARTFORD FIDDLE TUNE PROJECT VOLUME 1』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ジョン・ハートフォードのオリジナル・フィドル曲を演ずるプロジェクトの第一弾。ジョン・ハートフォード・ストリング・バンド(JHSB)名義でグラミー賞にノミネートされた『Memories of John』(RC-125 \2,695-)や楽譜集『John Hartford’s Mammoth Collection of Fiddle Tunes』(BOOK-JHM \7,480-)に大きな役割を果たし、ジョンの音楽的遺産を引き継ぐマット・コムとジョンの娘、ケイティ・ハートフォード・ホーグの共同プロデュース。現在のブルーグラス、アコースティック・シーンの名うてのミュージシャンを集めて、オールドタイム・フィドルからニューグラス・ムーブメントを主導したジョン・ハートフォードの音楽スタイルが継承されています。
 ■ドブロ
  ●MH-2077 VARIOUS 『Masters of Slide: Spider Sessions』CD(\2,450-)\2,695-税込

 1994年にジェリー・ダグラスがタット・テイラーと共に12人のドブロ弾きを集めたコンピレーション『Great Dobro Session』を発表してIBMAアワードやグラミー受賞と言う快挙を成し遂げた。それから四半世紀が過ぎて、フィル・レッドベターのプロデュースの下、20名のドブロ弾きが集合した企画アルバム。ドリー・パートンの"I Will Always Love You"とかブレッドの"If"といったポピュラー曲を美しくインストで仕上げていたり、ジャズの"Take 5"をさらった演じたり、聞き所満載。 
 ■ギター
  ●EMG-10665 BOB MINNER 『There & Back & Back Again』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ミズーリ州セントルイス出身のアコースティック・ギタリストのボブ・ミナーのセカンド・アルバム。カントリー歌手のティム・マグロウのギタリストを務めソングライターとしてもブルー・ハイウェイ、デイリー&ビンセント等にも作品を提供しているが、ここでは彼のアコースティック・ギターに加えて、ロブ・アイクス(d)、アンディ・レフトウィッチ(m,f)、マーク・フェイン(bs)を迎えて、ラス・バレンバーグにも通じるブルーグラス、ジャズ、ラテンフレーバー溢れる曲等々、上質のアコースティック音楽を創り上げている。"NowThat's A Song"ではドン・リグスビーとショーン・レーンのボーカルをフィーチャー。"Chocolate Gravy & Biscuits"では子供の頃に弾いていたというクロウハンマー・バンジョーも披露。
  ●EMG-10540 DAVID GRIER BAND 『ANOTHER NASHVILLE NIGHT』CD (\2,450- )\2,695-税込

 フラットピッキング・ギターの最高峰、デビッド・グリア、コロナ禍の影響でステイホームを余儀なくされたナッシュビル在住のトップ・ミュージシャン、ステュアー・ダンカン(f)、デニス・クロウチ(bs)、有望な若手、コリー・ウォーカー(bj)、ケイシー・キャンベル(m)という面々によるスタジオ・ライブ録音。
 ■書籍、教則おすすめ
  ●CR-006T JOHN REISCHMAN『Up in the Woods』TAB BOOK(\3,600-)\3,960-税込
 アルバムCR-006のタブ集

 シュガーヒルからリリースされてグラミー賞を受賞したオールスター・キャストのビル・モンロー・トリビュート作品『True Life Blues』に参加したことがきっかけで、モンローの音楽を学びなおした結果、1996年から1999年の間に書き溜めた作品の数々を、ライシュマンの1981年からの友人で、ボストンのバークリー音楽院の講師として現在のアメリカン・ルーツ音楽科の興隆のきっかけを作ったジョン・ミゲーンがタブ譜に書き写す役割を担当、2012年に彼の早世の為にプロジェクトは中断、2014年から来週来日が予定されているマイル・トェルブのデビッド・ベネディクトが引き継いで完成にこぎつけたという。各曲の解説と愛器ロイドロアの興味深い写真も満載。 
  ●HL-195621 『Masters of the Mandolin: 130 of the Greatest Bluegrass and Newgrass Solos』 (本体\3,450-)\3,795-税込

 ブルーグラスとその周辺のマンドリン音楽の歴史的名演を集めたマンドリン・タブ集の決定版、ビル・モンローからサム・ブッシュ、クリス・シーリー、デイブ・アポロンやジェスロ・バーンズ、等、ブルーグラス以外も網羅した全130曲。
 楽器、その他……
  ●MISC-MTPM 『マルチカラー・サム・ピック M SIZE』(\250-)\275-税込

 長らく品切れでしたプラスチック製マルチカラーのサム・ピック入荷しましたあるうちにどうぞ。 
  ●MISC-SBPML 『秋元慎シグネチャー・ピック・ミディアムライト 1.3MM厚』(\250-)\275-税込

 フラットピッカー、特にマンドリン・プレイヤー向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.3mm厚のピック。長年の経験から手に馴染む大きさ、ラウンドの取り方、フィニッシュにこだわりました。弦にあたるときの親和性が通常のセルロイドのピックより格段に良く、ハイポジションで弾いても音がつぶれ難いのが特徴。1.00mm厚、1.5mm厚、グリスマン・シェイプマルチカラーも有ります。


 輸入雑誌
■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-21/09 2021年9月号 \1,100-税込

 ダン・ティミンスキー、ハスケル・マコーミック・インタビュー、デトロイトの奇跡のマンドリン弾き「ノーラン・フォークナー」、ウィルマ・リー・クーパーの思い出、アマンダ・クック、ブルーグラス&小説家、ロンダ・ビンセントと新しいギタリストのザック・アーノルド、ビル・エバンスと5弦バンジョー、ウクレレ・ベース、パット・モリス(新IBMA事務局長)インタビュー他。
  ●BU-21/08 2021年8月号 \1,100-税込

 サラ・ジャローズがカバー・ストーリー、ウィルソン・バンジョー・カンパニー、アンドレア・ロバーツ・エージェンシー、ブルーグラスのエンジニア=ペン・スラット、インレイ・アーティストのデイブ・ニコルス、マンドリン・インストラクション・ブックを出したトリスタン・スクロギンズ、ゲイラックス・オールド・フィドラーズ・コンペンション他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年\6,400-
        半年\3,500-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2021年9月号 MS-3811 (通巻455号)\550-(税込)

 バイロン・バーライン追悼、「カントリー・ロッカーとしてのバイロンの軌跡」、『Industrial Strength Bluegrass: Southwestern Ohio's Musical Legacy』曲目解説、ビル・モンロー没後25年「ロジーンに涙の雨」、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2021年8月号 MS-3810 (通巻454号)\550-(税込)

 我が心のベニーマーチン、ピート・シーガー『IN OSAKA 1967』が伝えるもの、モンロー・スタイル・ワークショップへの誘い「クリス・ヘンリー」、あの名曲だけを聴き比べて Banks of the Ohio、昼下がりコンサート ふたたび、『Industrial Strength Bluegrass』イントロダクション、スワンピー・タケシ & 杉本Q仁美ストリング・スワンピーズ、New Look!! New Sound!! マーク・シャッツ&ブライアン・マクドウェル『Grit & Polish』、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2021年6月号 MS-3808 (通巻452号)\550-(税込)

 マーク・オコーナー『MARKOLOGYII』制作記、「ブルーグラス45米国ツアーから半世紀:大塚章のアメリカ日記」、ジム・シューメイト、「ブルーグラスについて私が知ってる2,3の事柄」デイラーズ、わが心のシェナンドア・カタップス、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
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