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  [B.O.M.Services 新入荷&お勧め作品]
2016年12月1日
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 [映像新入荷]
  HMBP-PRICE THE PRICE SISTERS『Live In The Bluegrass』2DVD(\3,700-)\3,996-
Disc1:When You're Lonely/Little Georgia Rose/Bluegrass Twist/Mr.Engineer/I've Kissed You Once Last Time/Kentucky/I'll Be All Smiled Tonight/What Does The Deep Sea Say/Cry Cry Darlin'/Price Breakdown
Disc2:Blue Night/I Believe In You Darlin'/Used To Be/Salty Dog Blues/Ky Waltz/Midnight On The Stormy Deep/The One I Love Is Gone/Bluegrass Special/Can't You Hear Me Callin'/Bluegrass Breakdown/My Dear Someone
 ビル・モンローにインスパイアされたトラディショナル・ブルーグラスを演じるローレン(m)&リアン(f)のプライス・シスターズの2015年10月17日、ケンタッキー州フローレンスのウィリス・ミュージック・ストアに於けるライブ映像集。スコット・ネピア(g)、ダクソン・ルイス(bj)、ボウ・ランバート(bs)、ティム・プライス(g)という面々でビル・モンローを中心に上記のブルーグラス・スタンダードを演じる。彼らの演奏に加えてスタンレー・ブラザーズ"In The Pines"、デル・マッカリー"Bluegrass Twist"リッキー・スキャッグス&トラビス・トゥリット"Georgia Rose"、ドック・ワトソン"What Does The Deep Sea Say"他、レスター・フラット、アンディ・グリフィス&ディラーズ、ホットライズ、オズボーン・ブラザーズ、ピーター・ローワン&クリス・ヘンリー、ギリアン・ウェルチ&デビッド・ロウリングス等、プライス・シスターズが演じた楽曲の関連映像という豪華なおまけ付。 リチャード・グリーンを髣髴させるホットなフィドリングを得意とするリアン、今年21歳のの姉妹。
 [再発見、復刻物]
  ●RW-0003 THE NEW KENTUCKY COLONELS『Live In Sweden』CD(本体\2,950-)\3,186-

Fire on the Mountain*/Never Ending Song of Love*/Banjo Boy Chimes/Good Woman's Love*/Sally Goodin/Mocking Banjo (Duelin' Banjos)*/Old Joe Clark*/You Won't Be Satisfied That Way/Shenandoah Valley Breakdown*/I'm Blue, I'm Lonesome/I Know What It Means to Be Lonesome/Blackberry Blossom/Why You Been Gone So Long/Alabama Jubilee/Dark Hollow*/Take a Whiff on Me/Last Thing on My Mind/Soldier's Joy-Black Mountain Rag/If You're Ever Gonna Love Me/John Henry*/The Prisoner's Song*/I Am A Pilgrim*/Salty Dog Blues*/New River Train/Rawhide/Roll In My Sweet Baby's* Arms全26曲(*未発表曲)

伝説のニュー・ケンタッキー・カーネルズの1973年5月、スェーデンのストックホルムに於けるライブ音源全26曲のCD化。1976年にラウンダー社からホワイト・ブラザーズ『The New Kentucky Colonels Live In Sweden, 1973』(rou-0073)としてアナログ盤で発売された14曲に加えて、今回は12曲もの未発表音源が追加されて、クラレンス・ホワイトがブルーグラス復帰後、ニュー・ケンタッキー・カーネルズとして始動、僅か二ヵ月後の7月14日に不慮の事故で亡くなる直前の貴重な演奏が収められている。ローランド(m)、クラレンス(g)、エリック(bs)のホワイト3兄弟に加えて、後にローランドとは盟友となるカントリー・ガゼットのアラン・マンデ(bj)の参加により、より緻密で完成度の高いアンサンブルを確立、クラレンスの遺産とも云えるハーブ・ピーダーセンによって引継がれたウェスト・コーストのアコースティック・ギターによる分厚いリズム・プレー、トニー・ライスやデビッド・グリアによって引継がれたシンコペーションを多用した革新的なリード&リズム・プレイというブルーグラス・ギター・スタイルの一つの完成形がここに見られる。アナログ盤リリース当時からのノイズは残っているが、テクノロジーを駆使して音質はかなり改善されているという印象。バンドとして非常に充実した絶頂期の全貌が解明された必携の作品。 
  PATUX-258 RED ALLEN & FRANK WAKEFIELD『WDON 1963』CD(本体\2,450-) \2,646-

Deep Elm Blues/Somebody Loves You Darling/You'll Always Be My Blue Eyed Darling/Pistol Packin' Mama/Will You Be Satisfied That Way/Old Joe Clark/Give Me the Flowers While I'm Living/I Guess I'll Go on Dreaming/I'm Blue and Lonesome Too/All I want Is You/Poor Ellen Smith/Alone and Forgotten/I Wonder Why You Said Goodbye/I Thought I'd Never Fall in Love Again/Sweet Sunny South/I Wonder If You Feel the Way I Do/Wayfaring Stranger/Little Rosewood Casket/Don't Laugh/Red Apple Rag/I Wouldn't Change You If I Could/Sing, Sing, Sing.

 フラック・ウェイクフィールドというモンローマンドリンを抱えて生まれてきた男と、レッド・アレンというロンサムテナーが泣き声代わりだったという男ふたりが組んだ録音は、それだけで「本物」のブルーグラスを感じさせる。この荒っぽい、ラジオトランスクリプションの「ブルーグラス」から聴き手が何を得るか……そのリズムとグルーヴに圧されて表現されるハーモニーとフランクのマンドリンにまとわりつくテクニックを越えた魂のようなものを通じて、これはいわゆるカントリーではない、本物の田舎精神を持つ「抑えがたい衝動」の発露である、と思う。本作はオズボーン・ブラザーズを離れたレッド・アレンと"New Campton Races"で名声の高まったフランク・ウェイクフィールドがフォークブームに沸くワシントンDCで活動を始めてビル・キースを迎えてフォークウェイズからデビュー・アルバム『Bluegrass』(1964)を発表する直前の1963年、メリーランド州ウィートンのWDON局の15分番組の為にカイケンダール家の地下室にあるウィンウッド・スタジオでピート、トム・モーガンを従えて残した録音が陽の目を見た。
 [新入荷]
  MH-1662 ADAM STEFFEY『Here to Stay』CD(本体\2,450-)\2,646-

Mountain Man/Dear John/The Space I'M In/Town That Isn'T There/Pitching Wedge/Town That Never Sleeps/Twister (Devil'S Dance)/Little Liza Jane/No Place To Hide/Hell Among The Yearlings/Cloudy Days/Come Thou Fount全12曲

 5度のグラミー受賞と11度のIBMA年間最優秀マンドリンに選出されている、名実共にブルーグラス・マンドリンの頂点を極めたアダム・ステフィの通算4枚目のソロ・プロジェクト。アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション、マウンテン・ハート、現在はボックスカーズのメンバーとして活躍、本作ではバリー・ベイルズ(bs)、アーロン・ラムジー(g)、ジェイソン・デイビス(bj)、ロン・スチュアート(f)、ティナ・ステフィー(v)、ティム・サレット(v)が参加、マウンテン・ハート時代の"Mountain Man"を皮切りにユニオン・ステーション時代の"No Place To Hide""Little Liza Jane"等のセルフカバー、アダムの低音のボーカルの魅力満載の"The Space I'M In"はエリック・ギブソンとスティーブ・ガリーの共作やティム・スタッフォードの"Town That Isn'T There"等のボーカルに加えてシュアで力強いタッチによる超絶テクニックを駆使した"Pitching Wedge"等のインストも聞き物。 
  COMP-4674 MICHAEL CLEVELAND 『Fiddlers Dream』CD(本体\2,450-)\2,646-

Fddler's Dream/Henryville/Steamboat Whistle Blues/Tall Timber/Blues for Bill/Where is Your Heart Tonight?/Sunday Drive/Unwanted Love/Lonesome Desert/Earl Park/I Knew Her Yesterday/Northeast Seaboard Blues/Nashville Storms

 10度のIBMA年間最優秀フィドラー獲得という、ブルーグラス界で最も活躍するフィドラーの一人マイケル・クリーブランドの自主制作を合わせて通作8作目となる、コンパスからの第二作。サム・ブッシュを迎えたジョン・ハートフォードの名曲“Steamboat Whistle Blues”ではエアロ・プレインバンドのバッサー・クレメンツを髣髴させる。デル・マッカリー・バンドのジェイソン・カーターを迎えてビル・モンローの強烈なツイン・フィドル・ナンバー“Tall Timber”他、共同プロデュースのジェフ・ホワイト(g,v)、ジェリー・ダグラス(d)、ジェフ・ガーンズィ(g)、バリー・ベイルズ(bs)、ロイド・ダグラス(bj)、アンディ・スタットマン(m)、ポール・フランクリン(steel guitar)、ビンス・ギル(v)という素晴らしいミュージシャンのサポートを得て、クリーブランドの火を吹くフィドルが存分に楽しめる。
  PATUX-279 KARL SHIFLETT & BIG COUNTRY SHOW『Sho Nuff Country』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ブルーグラスやカントリーの黄金期のサウンドを再現して人気のカール・シフレット&ビッグ・カントリー・ショーのパタクセント移籍第一弾。ハンク・トンプソン"Six Pack to Go"に始まり、ハンク・ウィリアムス"My Bucket's Got a Hole in It"、ハーラン・ハワードの名曲でチャーリー・ウォーカーでヒット、ブルーグラスではデル・マッカリーの印象が強い"Pick Me Up on Your Way Down"、ジャスティン・ハリソン(m)をフィーチャーしてビル・モンローのダウンビートのインスト"Blue Grass Stomp"を挟んで、隠れたソングライターとして名曲を残すモンロー・フィールズの"Only You"、アウトロー・カントリー、ウェロン・ジェニングスの"Sally was a Good Old Girl"、ビリー・ハートJr.(f)のオーソドックなフィドル曲でバック・ライアンの名演が印象に残る"Snow Deer"、ハンク・スノウ、マック・ワイズマンあたりで有名な"The Waltz You Saved For Me"、ドン・ギブソン"Oh Lonesome Me"、祝ノーベル文学賞!ボブ・ディラン"Walking Down the Line"、ジャンゴとグラッペリを髣髴させるスウィング・ナンバー"I Got Rhythm"、ブルースカイ・ボーイズのオールドタイミーな"I'm Troubled"、ジョージ・ジョーンズ"Why Baby Why"、ジャズ・スタンダードでドン・レノのバンジョー・インストとして有名な"Yes Sir That's My Baby"ではブレネン・アーンスト(bj)をフィーチャー、ラストにボブ・ウィルスのウエスタン・スウィング"Bring it on Down to My House"という良くぞ集めた有名曲のカバーをカール・シフレット流ブルーグラスに仕上げている。
 [予約受付中]
  BCD-17300 ROY ACUFF & THE SMOKY MOUNTAIN BOYS 『The King Of Country Musicthe Complete Foundational Recordings1936-1951』9CD+1DVD SET (本体\31,000-)\33,480-受注後約2週間で入荷予定

 キング・オブ・カントリーミュージックの異名を持つロイ・エイカフ&スモーキー・マウンテン・ボーイズが1936年から1951年にかけてボカリオン、ARC、コロンビアに残した10時間56分に及ぶ全録音に加えて未発表写真満載の184頁のハードカバーの解説書、ボーナスDVDには1940年からのグランド・オール・オープリーの映像を収録。 
 [ムーンシャイナ―12月号関連作品]
  CORVUS-023 THE HARMONIC TONE REVEALERS CD(本体\2,450-)\2,646-

フラット・マンドリンの最も美しい音色を弾き出すプレイヤーの一人として日本でも人気の高いジョン・ライシュマンとローリー/ルイスやティム・オブライエンとの活動やインストラクターとしても知られるセンス溢れるフラットピッカーのスコット・ナイガード、アンクル・アールやピーター・ローワン&トニー・ライス・クァルテットのメンバーとして活躍した美形マンドリン&ベース・プレイヤー、シャロン・ギルクリストによる新しいユニットで有名フィドル・チューン、モンロー曲等々、美しいアンサンブルで聞かせるインストルメンタル作品。 
  FBR-1004 KENNY & AMANDA SMITH 『Unbound』CD(本体\2,450-)\2,646-

 現在のメインストリーム・ブルーグラスを牽引したロンサム・リバー・バンドのギタリストとして一世を風靡、2度のIBMA年間最優秀ギターに選ばれたケニー・スミスとその伴侶で2014年IBMA年間最優秀女性ボーカルに選ばれた、アマンダによる通算7枚目となる新作は自身のレーベルからのリリース。
  VT-2007 PIEDMONT MELODY MAKERS 『Wonderful World Outside』CD(本体\2,450-)\2,646-

 女性ブルーグラスのパイオニア、アリス・ジェラルドを中心に元レッド・クレイ・ランブラーズのジム・ワトソン、マルチ・プレイヤーでソングライターとしても有能なクリス・ブラッシャー等アメリカン・トラッドを知り尽くした面々が幅広いジャンルからセレクトした名曲の数々をアコースティック楽器によるシンプルなバックで、コマーシャルに走らない真摯なハーモニーを聞かせる超お勧め作品。
  FGM-315 TIM MAY & ROBERT BOWLIN『Flatpick Swing!』 CD(本体\2,450-)\2,646-

 ジョン・コーワン・バンドで来日した時に超絶テクニシャン振りを披露、20年にわたりナッシュビルでセッション・プレイヤーとして活躍するティム・メイ(g,v)とクラレンス・ホワイトを範とした端正なスタイルを聞かせるロバート・ボウリン(g)にグレン・メイヤーズ(bs)を加えたトリオで演じられるフラットピッキング・スタイルによる「アラブの酋長」「夢で会いましょう」「A列車で行こう」等々、超有名ジャズ・スタンダード集。本格的ジャズ・ギターとは違ってドック・ワトソンやトニー・ライスの雰囲気がビンビン伝わるのでブルーグラス・ファンには嬉しい内容。ロバート・ボウリンのパートナーのウィル・マーリングもアンニュイなボーカルで参加。ホット・ピッキンによるグッドタイム・ミュージック。
  BGPC-0002 ブルーグラス★ポリス『BG★PC 2』(本体\1,388-)\1,500-

 若い世代のブルーグラッサーに絶大な人気を誇るブルーグラス・ポリスの第二作。染田屋 光高(g)、桑原 達也(bj)、平泉 友誠(bs)、若林 ゆう子(f)、星川 慧(m)という面々でハードにドライブするストレートなブルーグラス・スタンダードが3曲、様々な仕掛けを盛り込んだフィドル曲、オリジナル日本語ブルーグラス、ライザミネリのミュージカルのテーマ曲のブルーグラス・アレンジ、超絶テクニックを駆使したバンジョー・インスト等々、溌剌とした演奏を聞かせる。
  BGPC-0001 ブルーグラス☆ポリス『BG★PC』(本体\1,388-)\1,500-

 箱根ブルーグラスフェス人気投票で3年連続ナンバーワンを獲得した若手ブルーグラスバンドのデビュー作。近年元気な学生ブルーグラスサークルの中、北大、東北大、神大の精鋭OB/OGが集まって結成されたブルーグラス・ポリス、超ストレートなトラッドグラスからジェイムズ・テイラーからザック・ブラウン、そして上田正樹といった新旧カバーほか全8曲。エネルギー全開のパワーが気持ちいい。
  PVR-001 八ヶ岳マウンテンボーイズ『Debut...!?』DVD-R(44分、本体\926-)\1,000-

 ムーンシャイナー誌2015年10月号で特集されたように、明確なバンドの目標を設定、それに挑戦することでモチベーションを上げ、バンドのレベルを向上させようという八ヶ岳マウンテンボーイズ。ぜひ見ていただきたい、そして全国各地のバンドも彼らのやり方を参考に、自分たちのアイデンティティーも残してほしいと思える映像集。
 [最近作お勧め]
 *ブルーグラス
  SMM-1013 LAURIE LEWIS 『The Hazel and Alice Sessions』CD(本体\2,450-)\2,646-

西海岸の女性ブルーグラスのトップランナーとして1970年代から活動するローリー・ルイスによる、ビル・モンローが認めた女性ブルーグラスのパイオニア=ヘイゼル&アリス曲集。イーファ・オドノバンを迎えてハリー・スミスのコレクションにも収録されていた最も初期のニューオリンズの黒人フォークシンガー=リチャード・ラビット・ブラウンの"James Alley Blues"、ラストを飾るのはリンダ・ロンシュタットとの感動的な"Pretty Bird" 、今回新たに3番の歌詞が加えられた"Working Girl Blues"ではアリス・ジェラルドが参加。キャシー・キャリックとのバーン&レイ・トリビュート(SMM-1012 \2,646-)と並んで、是非、手元においておきたい作品。
  COMP-4664 FRANK SOLIVAN『Family Friends & Heroes』CD(本体\2,450-)\2,646-

 今年のIBMA年間最優秀インストルメンタル・グループを受賞、前作『Cold Spell』がグラミー候補となったカントリージェントルメン/セルダムシーンの伝統を継ぐ、現在のDCグラスのトップランナー、フランク・ソリバン&ダーティーキッチン最新作。あのデル・マッカーリーをテナーに迎えてロイ・オービソン(ジュリア・ロバーツ!?)の“Pretty Woman”から、ジョン・カウワンを迎えてジョン・デンバーの“Leaving On A Jet Plane”、またビル・モンロー・バンドのリードシンガーの定番ソング“Dark Hollow”ではサム・ブッシュとふたりだけの至福のマンドリンデュオ@key of "D"!ほか、IBMA最優秀バンジョー受賞のマイク・マンフォードや若手超絶フラットピッカー、クリス・ルケットをメンバー擁し、2014年IBMA最優秀インストグループ受賞のスーパーピッカー集団。DCグラスのモダングラスという伝統を見事に受け継ぐトップグループ、ぜひお試しあれ……!!
  PATUX-291 NORTHERN CONNECTION CD(本体\2,450-)\2,646-

Nobody But You/Handsome Molly/Mr. Engineer/My Little Girl in Tennessee/Nobody's Child/Pain in My Heart/Bill Cheatham/My Rose of Old Kentucky/Living Like a Fool/She's No Angel/Loggin' Man/Free Born Man/The Longer You Wait/Shenandoah Breakdown/The Old Cross Road

 オハイオやペンシルバニアと同様に南部の山岳地帯からの移住者によるブルーグラスが盛んなメリーランド州ボルチモアをベースに活動するノーザン・コネクションのデビュー作。フランク・ショート(g)、ボビー・ランディ(bj)、ブライアン・エルドレス(bs)といったブルーグラッサーを父に持つジュニア世代による、ビル・モンロー、フラット&スクラッグス、ジミー・マーチン等々、有名曲のと渋めの曲のバランスが杉らしいカバーによる正統派ブルーグラス。ジム&ジェシーのスターデイ録音から"Nobody But You"やレッド・アレンがオズボーン・ブラザーズとMGMに録音を残した"She's No Angel"、どちらも80年代にグリスマン、ビンス・ギル、ハーブ・ピーダーセン等がオーセンティック・ブルーグラスに取り組んだヒア・トゥディ(ROU-0169\2,656-)のカバーも有名、1920年代にグレイソン&ウィッターが録音を残し、フォーク・リバイバル以降、ドック・ワトソンやカントリー・ジェントルメンで知られる"Handsome Molly"、ジミー・マーチンのデッカ録音から"Mr. Engineer""Free Born Man""Living Like a Fool"、フラット&スクラッグスからは"My Little Girl in Tennessee""Pain in My Hear"、ビル・モンローのコロンビア録音から"My Rose of Old Kentucky""The Old Cross Road"、デル・マッカリーのレベル録音から千日前ブルーグラス・アルバム・バンドもカバーしている"Loggin' Man"、ハンク・スノウの隠れた名曲で初期のビートルズもカバーしていたという"Nobody's Child"、マール・ハガード"The Longer You Wait"、フィドル曲、バンジョー・インストが各1曲という構成。嘗てのデル・マッカリーやボブ・ペイズリーからダニー・ペイズリー等に継承される「これぞブルーグラス!!」というサウンドが堪能できる。
  REB-1856 MICKEY GALYEAN & CULLEN'S BRIDGE『My Daddy's Grass』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ブルーリッジ系ブルーグラスの原点、カレン・ギャリアンの息子、ミッキー・ギャリアンが、父カレン(1939-2010)の死後、リッチ・イン・トラディションを離れて結成した、その名も「カレンズブリッジ」の第2作最新作。1曲目に父カレンが屋根裏部屋に遺したさまざまな思い出の中のLPレコード、スタンレーやモンロー、フラット&スクラッグス、もちろんカレンの最高作とされるカウンティレコードのフットヒルボーイズなど、父のブルーグラス愛について歌う“I Found My Daddy's Grass”、2曲目は“She'll Be Coming Around the Mountain”をモチーフにした“Charming Betsy”、そして3曲目に名曲スタンダード“Dark As a Dungeon”はカントリージェントルメンを思わせる……。そのほかスタンレーブラザーズの“We'll Be Sweethearts in Heaven”では、今春亡くなったジェイムズ・キングがゲスト、彼の最後の録音のひとつとなっている。デイブ・エバンズのとても悲しい名曲“One Loaf of Bread”やジェイムズ・キング“It's A Cold Cold World”、“Please Take Care of My Babies”など、ブルーグラスのソウルフルな部分に踏み込んでいくトラッドグラスの王道である。
  COMP-4671 CLAIRE LYNCH『North by South』 CD(本体\2,450-)\2,646-

 3度のIBMAアワードの最優秀女性ボーカル受賞、今年もノミネートというクレア・リンチの最新作はアリソン・ブラウンのプロデュースの下、長年、活動を共にするクレア・リンチ・バンドをバックに、最近、カナダ人と結婚したことによってインスパイアされたというカナダのソングライターの作品を集めて彼女流ブルーグラスに仕立て上げた意欲作。瑞々しい感性溢れるメロディにジェリー・ダグラスのドブロが映える“Cold Hearted Wind”(ロン・セクスミス)、“Kingdom Come”ではベラ・フレック(bj)とデビッド・グリア(g)が好演。“It’s Worth Believing”(ゴードン・ライトフット)、ステュアート・ダンカンのフィドルが美しい“Andrew’s Waltz”等、クレアの可憐なボーカルと素朴で涼やかなカナダのソングライターの作品を洗練された上品なアコースティック・サウンドで聞かせる。
  THR-4121 CLAIRE LYNCH BAND『Holiday』CD(本体\2,450-)\2,646-

 2度のIBMA年間最優秀女性ボーカルを獲得、カナダのソングライターの作品を集めた最新アルバム『North By South』(COMP-4671CD\2,646-)も好評のクレア・リンチを中心にマット・ウィンゲート(gt)とブライアン・マクドウェル(fd,md)という超ド級に凄い若手プレイヤーを擁するクレア・リンチ・バンド、ベース奏者のマーク・シャッツとともに究極のアコースティックアンサンブルに乗って、いつもでも可憐な舌ったらずなチョー可愛いボーカルを聴かせてくれるクリスマス作品(近年は非クリスチャンも考慮して「ホリデイ」作品と呼ぶ。本作にもユダヤ教のハヌカーも含んでいる)。クリスマススタンダードをスウィンギーに料理したアコースティッククリスマス秀作大推薦!! 心和む、素晴らしい2015年リリースのホリデイ作品である。
  MH-1625 FLATT LONESOME 『Runaway Train』CD(本体\2,450-)\2,646-

You'll Pay/Still Feeling Blue/You'Re The One/In The Heat Of The Fire/Don't Come Running/In The Morning/Road To Nottingham/New Lease On Life/Casting All Your Care On Him/Mixed Up Mess Of A Heart/Letting Go/Runaway Train.

 メインストリーム・ブルーグラスでスター街道驀進中!! 2014年IBMA年間最優秀新人に選ばれてから、急速に人気を得て、今年はなんと3部門で受賞、もっとも注目される若手ブルーグラスのフラットロンサム、最新第3作。グラム・パーソンズとカントリーガゼットで知られる“Still Feeling Blue”ほか、IBMAアワードショウ出演で好評を得た“You're the One”(2016年の年間最優秀ソング受賞)など、ブルーグラスバンドとして充実した作品。
  ROU-01034 BLUE HIGHWAY『Original Traditional』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ブルーハイウェイの通算11作目のスタジオ録音で、創立メンバーのロブ・アイクス脱退後、初の最新作。サウンド・クリエイトの要でソングライターとしても有能なティム・スタッフォード(g)、マルチ・ミュージシャンでシンガーソングライター、ショーン・レーン(f,m)、日本の学生の間でも人気の高い"Lonesome Pine"作者で力強いシンガー=ウェイン・テイラー(bs)という強力なリードボーカリストが揃い、ノース・キャロライナの音楽一家に生まれたジェイソン・バールソン(bj)というオリジナル・メンバーに加えて新加入のゲーベン・ラージェント(d)というメンバーで、結成20年以上の貫禄十分の安定した高度なアンサンブルによる今のブルーグラスを活き活きと演じている。
  ROU-00054 EARLS OF LEICESTER『Rattle & Roar』CD(本体\2,450-)\2,646-

 文句なしに楽しめる、フラット&スクラッグスごっこの第2弾。ジェリー・ダグラス(db)のもと、チャーリー・クッシュマン(bj)とショーン・キャンプ(gt)をアールとレスターに見立てて、ジェフ・ホワイト(md)をカーリー・セクラー、実父ポール役にはジョニー・ウォーレン(fd)、そしてバリー・ベイルズ(bs)という布陣で演じるF&Sの最新カバー集第二弾である。ただし、選曲はとてもマニアック。ここから、またあたらしくフラット&スクラッグスの魅力を再認識するのもいいネ。
  PATUX- 289 AUDIE BLAYLOCK AND REDLINE 『The Road That Winds』CD(本体\2,450-)\2,646-

Daniel/All Three in Tow/Safe Water/Life Without a Spare/Down Where the Wild River Rolls/Ride and Roll/The Ties that Bind/The Road that Winds/I'm Still Alive/Cousin Sally Brown

 ジミー・マーチン、ロンダ・ビンセント、マイケル・クリーブランドのバンド・メンバーとしてハード・ドライブするリズム・ギターとボーカルで貢献してきたオーディ・ブレイロック(g)が自身のバンド、レッド・ライン名義では2012年『Hard Country』(rural rhythm)以来の5作目、スコット・ベスタル録音による、パタクセント移籍第一弾。初っ端からエルトン・ジョンの"Daniel"の軽快なブルーグラス・アレンジ、パトリック・マカビニュー(f,m)、4曲のオリジナルを提供しているリード・ジョーンズ(bs)、リッキー・スキャッグスのバンドに移籍したラス・カーソン(タイトル曲のみ参加)に代わって復帰したエバン・ワード(bj)とのコンビネーションも抜群、コーラスも決まって、タイトなバンド・サウンドが心地よい。コロラドのフロント・レンジのボブ・エイモス作"Where The Wild River Rolls"、パトリックが参加するオールドタイム・バンド、チャーム・シティ・ジャンクションでも取上げていたインスト曲"Cousin Sally Brown"も痛快。
 *インスト
  ACD-84 THE DAVID GRISMAN SEXTET CD(本体\2,450-)\2,646-

 1976年、日本のブルーグラスファンに衝撃を与えた5月の来日公演(ムーンシャイナー誌2016年5〜6月連載大特集!各\500-)を果たしたデビッド・グリスマン・クインテット。それから40年、同じジャケットデザインで聴かせる40年目の最新第11作である。本作もブルーグラスはもちろんハッピーなフィドルチューン的発想からなにやら悲しげなジプシーやユダヤという背景を背負ったヨーロピアンムード、またマンドリンバンジョーを使ったラグタイムっぽいアーリージャズ、カリビアンなボサノバ……、ドウグのメロディセンスとスピリットは健在だ。
 *オールドタイム
  PATUX-277 THE MOON TROTTERS CD(本体\2,450-)\2,646-

Victor Vindaloo/Gypsy Queen/Lost Man in a Foreign Country/Breaking Up Christmas/You Name the Baby/Richmond/Do You Believe in Ghosts? /Victor in A minor/Mississippi Pearl/Durang's Hornpipe/It Takes One to Know One/Julianne Johnson/Smile

 今年16歳になる若きクロウハンマー・バンジョーの達人、ビクター・ファタード(bj)、母親もオールドタイマーというルーク・バーンヒル(v,g,f,cajon)、イザベラ・ゴーマン(f)、ローレン・ワズマンド(v)という男性二人女性二人のユニットで、メンバー全員がティーンエイジャー、そのバックグランドがオールドタイムやクラシック・ジャズという新世代オストリングバンド、ムーン・トロッターズのデビュー作。若い可能性のあるミュージシャン達の今現在の興味の対象を上手く収めたユニークな作品。ビクター・ファタードの才気走ったオリジナルからトミー・ジャレルで知られる"Breaking Up Christmas"からジミー・マーチン"It Takes One to Know One"、チャップリンの"Smile"まで幅広い選曲で上質でユニークなストリングバンド音楽を繰り広げる。
 *カントリー/ポップ
  ROU-37638 THE TIME JUMPERS『Kid Sister』CD(本体\2,750-)\2,970-

My San Antonio Rose/I Miss You/We're the Time Jumpers/Table For Two/Empty Rooms/All Aboard/Blue Highway Blue/I Hear You Talkin'/The True Love Meant for Me/Honky Tonkin'/Bloodshot Eyes/Sweet Rowena/This Heartache/Kid Sister

 ビンス・ギル、レンジャー・ダグ・グリーンを擁するナッシュビルのオールスター・キャストによる名物ウェスタン・スウィング・バンド、タイム・ジャンパーズのラウンダー第2作は2014年12月に亡くなった女性ヴォーカリストDawn Searsへのトリビュート・アルバム。
  WB-557476 NITTY GRITTY DIRT BAND『Circlin Back』(本体\2,450-)\2,646-

 "Mr,Bojangles"等のポップ・ヒットを持ちながらもトラディショナル・カントリー、ブルーグラスの大御所を迎えた名盤『永遠の絆』でブルーグラスの新しいファン獲得に貢献したニッティ・グリッティ・ダート・バンド結成50周年コンサートのライブ。
  R2-530159 DOLLY PARTON,LINDA RONSTADT,EMMYLOU HARRIS『The Complete Trio Collection』3CD (本体\2,950-)\3,186-

DISC1[TRIO]The Pain of Loving You/Making Plans/To Know Him Is To Love Him/Hobo's Meditation/Wildflowers/Telling Me Lies/My Dear Companion/Those Memories of You/I've Had Enough/Rosewood Casket/Farther Along
DISC2[Trio II]Lover's Return/High Sierra/Do I Ever Cross Your Mind/After the Gold Rush/The Blue Train/I Feel the Blues Movin' In/You'll Never Be The Sun/He Rode All The Way To Texas/Feels Like Home/When We're Gone, Long Gone
DISC3[Bonus Material]Wildflowers (Alternate Take unreleased 1986)/Waltz Across Texas Tonight (Unreleased 1994)/Lover's Return (Alternate Mix - Unreleased)/Softly and Tenderly (Unreleased 1994)/Pleasant As May (Unreleased 1986)/My Dear Companion (Alternate Take 1986)/My Blue Tears (Unreleased 1998)/Making Plans (Alternate Take 1986)/I've Had Enough (Alternate Mix 1986)/Grey Funnel Line (Unreleased 1986)/You Don't Knock (Unreleased 1986)/Where Will The Words Come From (Unreleased 1985)/Do I Ever Cross Your Mind (Dolly Lead - Alternate Take 1994)/Are You Tired of Me (Unreleased 1986)/Even Cowgirls Get The Blues/Mr. Sandman/Handful Of Dust (Unreleased 1993)/Calling My Children Home (Unreleased Acapella Version 1986)/White Snow (Unreleased 1986)/Farther Along (Alternate Mix 1986)全41曲

 ドリー・パートン、リンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリス夢の競演で1987年にリリースされてカントリー界のみならずポップシーンでも大きな注目を集めた アコースティック・カントリーの名盤『トリオ』とその続編『トリオ2』に20曲の未発表音源を加えた作品。
 [フェスティバル。オムニバス]
  TCR-002 VARIOUS ARTISTS 『The Crooked Road's Mountains of Music Homecoming - 2015 - The Live Concert Recordings』 CD(本体\2,750-)\2,970-

Amethyst Kiah - Darlin’ Corey/The Boxcars - Big Spike Hammer/Blue Highway - Lonesome Pine/The Glorylanders of New River Valley - Gone At Last/New Ballards Branch Bogtrotters - Old Jimmy SuttonThe Seldom Scene - Fair and Tender Ladies/Tyler Hughes - On The Banks Of The Old Tennessee/Close Kin - Pluckin’ the Hen/Coign - Under Ceilidh Pressure/Frank Newsmen - I’m a Child of the King/Ralph Stanley II - Bluefield/Kitty and the Stray Cats - Lonesome Polly Ann/Sandy Shortridge - Same Ole Dipper/Jeff Brown & Still Lonesome - Little Maggie/Dale Jett - Andersonville/Billy Baker & the Bluegrass Kinsmen - Pike County Breakdown/Wolfe Bros. String Band - John Lover’s Gone/Lonesome River Band - Somebody’s Missing You.

 バージニア州ヒルトンのカーターズ・フォルド、ブリストルのカントリー音楽生誕地博物館、フロイドのカウンティ・セールス等々、アパラチアの伝統音楽の所縁の地を結ぶクルクト・ロードの夏の大イベント、マウンテン・ミュージック・ホームカミングのライブ音源集。ロンサム・リバー・バンド、ボックスカーズ、セルダム・シーン、ブルー・ハイウェイ等、メインストリーム・ブルーグラスからローカル中心のオールドタイムまで全18組の演奏が収められている。
 [日本のアーティスト]
  ITSK-001 池上 寿美子『空へ 〜いつもそこにある風景』CD(本体\2,000-)\2,160-

 ピアノと同様の構造を持つ打弦楽器のハンマーダルシマー、おそらく5千年以上前の中東に起源を持つものの世界中に類似の楽器が存在し、ハンマーで鉄弦を叩く幽玄な響きが特徴で、それぞれに民俗楽器として各地の音楽文化に彩を添えている。北米には18世紀から19世紀にイギリスから持ち込まれ、1960年代半ばからアパラチア音楽にも使われ始めたという。アパラチアからケルト、そして北欧などのフィドルチューンなどを経て、オリジナルな世界を創る池上寿美子のソロデビュー作。ムーンシャイナー11月号(MS-3401\540)に特集記事掲載。 
  FCCD-2002 大矢貞男『Forever』(本体 \2,381-)\2,571-

東京ホット倶楽部バンドを率いてきたフィドラー、大矢貞男の2002年リリースのオリジナル作品集。ちょっとフォーク・タッチのメロディー・ラインと、ジャズ・バイオリンというコンセプト を貫きながら、南米チックなリズムに乗せて、ブルーグラス出身の彼らしいタッチも随所に聴かれ る幅広いスウィング・フィドル音楽に仕上げている。杉山太郎と水口昌昭のギター、五十川博史 (bs)、細畠洋一のパーカッションで、透明感のあるスウィングを聴かせてくれる。
  RCSI-1141 高田耕治『Ukulele Theme Park No.3、饗宴:夢弦の風』CD(本体\1,000-)\1,080-

San Francisco Bay Blues/Old Fashioned Love/Pua Lililehua/Uke Talk/L-O-V-E/Blue Muu Muu/Song For Anna/My Blue Heaven

 岡山出身で関西学院大学のブルーグラスナッツから、1972年のブルーグラス45として渡米したフィドラー、高田耕治。谷ゴローと並ぶ笑いのキャラクターとして関西のブルーグラスを大いに笑かせたのち愛知県で教職に就き、定年退職後にはじまったウクレレ三昧。バンジョー奏者でもあるルシアー、西貝 清さん制作の夢弦堂ウクレレ(テナー、ソプラノクィーン、ソプラノ)、OMサイズのギター、5弦バンジョーウクレレ、フィドルを駆使したウクレレによるポピュラーソング集。ムーンシャイナー誌8月号(MS-3310\540-)に特集記事掲載。
  LAS-2015 LASSIE『懐かしき思ひで(Happiest Days of All)』CD(本体\2,450-) \2,646-

2000年、宝塚ブルーグラスフェスでデビュー、家庭も仕事も一段落がついたころ、「子供のころから好きだった音楽に嫁さんを強引に引っ張り込んだのがきっかけでした。ちょうど家にオートハープがあったので、カーターファミリーソングをぼちぼちやり始めました。」という安田佳民とこづゑ、愛犬ラッシーの名をつけた夫婦デュオ。クリンチもブルーリッジも丹波も同じ、アルバムライナーに記された短いメッセージですべてが言い尽くされている国境や人種/宗教、言語などというものを超えた山の民のメッセージが聴こえてきそうな、シンプルにして人の生活の根源的な普遍性を持った素晴らしい作品である。
 [LATE ARRIVAL]
  UM-010 RHONDA VINCENT AND THE RAGE 『All the Rage - Live In Concert Volume One』CD(本体\2,450-)\2,646- 

Muleskinner Blues/Is The Grass Any Bluer (On The Other Side)/Girl From West Virginia/Midnight Angel/Wow Baby/If We Would Just Pray/Freeborn Man/All About The Banjo/Missouri Moon/I'Ve Forgotten You/You Don'T Love God (If You Don'T Love Your Neighbor)/Kentucky Borderline/The Old Rugged Cross/Run Mississipp全14曲

 ロンダ・ビンセント&レイジ、テネシー州マッケンジー、ベセル大学に於けるコンサートのライブ録音。ロンダビンセント(m,v)、ハンター・ベリー(f)、ブレント・バーク(d)、ミッキー・ハリス(bs)、アーロン・マクダリス(bj)、ジョッシュ・ウィリアムス(g)詳細次号にて。 
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