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  [B.O.M.Services 新入荷&お勧め作品]
2017年2月1日
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 [今月の特選]
  ●MFR-161111 SIDELINE『Colors and Crossroads』CD(本体\2,450-)\2,646-

 サード・タイム・アウトの全盛期を支えたスティーブ・ディリング(bj)を中心に、好きな曲を気の置けない仲間と演じるという趣のストレートなブルーグラス。現役セルダム・シーンのダドリー・コンネル(v)を迎えて、彼のジョンソン・マウンテン・ボーイズ時代の当たり曲"Unwanted Love"、若き日のマイク・バブ、クリス・ジョーンズ、ロン・ブロック等が在籍したウェリーハーツの"Uphill Climb"、デル・マッカリーの"This Kind Of Life"の渋めの選曲、レッド・アレン他で知られる"Are You Waiting Just For Me"やスキップのクロウハンマーをフィーチャーした"Darlin' Corey"等のスタンダードも味わい深い。 
  ●RCSI-1149 JOE K. WALSH『borderland』CD(本体\2,450-)\2,646-

 長年、活動を共にしたギブソン・ブラザーズを離れ、ダロル・アンガー率いるミスター・サンのメンバーとして又、バークリー音楽院の講師として活躍するジョー・ウォルシュ、自主制作による3作目のソロ・アルバム。プロデュースに講師仲間のブルース・モルスキー(f,bj)を迎え、人気女性バンド=デラメイのコートニー・ハートマン(g)のフラットピッキングで貢献、ボストンを拠点とする室内管弦楽団ア・ファー・クライの創立メンバーでエドガー・マイアーとの共演経験も有るカール・ドッティ(bs)、クルッキド・スティルで鮮烈な印象を残し現在はジョーダン・タイス、ポール・カワートとのトリオでも活躍する才女=ブリタニー・ハース(f)、ロンリー・ハートストリング・バンドのゲイブ・ハーシュフィールド(bj)というルーツ音楽をきちっと学んで歌心のある精鋭がサポート。ギルクリストのモデル3というAタイプのロングネックのマンドリンとローレンス・スマートのマンドラを駆使してティム・オブライエンにも通じるトラッドを踏まえたオリジナル・ソングの数々、朴訥なボーカルも魅力。フイドル・チューン"Cumberland Gap"ではジェリー・ダグラス(d)がラス・バレンバーグ(g)、エドガー・マイヤー(bs)とオールドタイム曲に新しい息吹を持ち込んだBig Sciote" にも通じる、古いメロディを見事にアレンジして美しい仕上がり。"Pine Tree Waltz"では非常に洗練された整理されたサウンドの向こう側に何処と無く懐かしい風景が広がるような演奏。フィドル・チューンをジやセンス溢れるオリジナル・インスト曲等々、ボストン界隈の音楽シーンの充実振りが伺える作品。
 [新入荷]
  ●MFR-170120 MAC WISEMAN 『I Sang The Song』CD(本体\2,450-)\2,646-歌詞付

The Guitar/Somewhere Bound/The Wheat Crop/Barefoot Till After The Frost/Manganese Mine/Three Cows and Two Horses/Simple Math/Crimore Church Of The Brethren/Going Back To Bristol/I Sang The Song/Tis Sweet To Be Remembered

 現在91歳、今尚、若い世代のミュージシャンの後押しを受けて歌い続けるマック・ワイズマンの最新作は一昨年にリリースされた『Songs From My Mother's Hand』(wrinkled)に続いてトム・ジュッツ(g)とピーター・クーパーがプロデュース、マックの語るストーリーを元に新たに曲を書き上げて豪華なゲストを迎えて演じるという企画アルバム。ご存知!!シェラ・ハル(m)とリッキー・スキャッグス&ケンタッキーサンダーやシェラとの活動で知られるマルチ・プレイヤー=ジャスティン・モーズ(f,bj,d)、同じく元ケンタッキーサンダーで現在はプロデューサーとしても活躍するマーク・フェイン(bs)とトム・ジュッツ(g)による非常に趣味の良いブルーグラス・サウンドが魅力。初めて自分のギターを手にした時の思いを綴った"The Guitar"ではシェラ・ハルとジャスティン・モーズのデュエットで軽快に聞かせた後にテンポを落としてマック・ワイズマンが登場、91歳にして矍鑠とした姿に感動を覚える。バルサム・レンジのバディ・メルトンとソングライターのミラン・ミラーとフィドラーとしても有能なアンドレア・ゾンを迎えて旅への憧れを歌う"Somewhere Bound"、ジュニア・シスクとソニア&ベッキー・アイザックスを迎えて畑仕事を歌う"The Wheat Crop"、裸足で牛を追った日々を歌う"Barefoot Till After The Frost"はジム・ローダーデイル他、「卵何個で1ガロンの灯油と交換出来るか?」当時の物価が窺い知れる"Simple Math"、ロニー・ボウマン&ジュニア・シスクによるセイクレット曲、モンローやフラット&スクラッグスが活躍したブルーグラス草創期への憧憬を綴る"Going Back To Bristol"はアールズ・オブ・レスターのショーン・キャンプ。マックの来し方を振り返る"I Sang The Song"ではジョン・ブラインの存在感のある歌が聞ける。ラストはマック・ワイズマンとアリソン・クラウスのデュオで感動的な"Tis Sweet To Be Remembered"。 
  ●COMP-4678 THE INFAMOUS STRINGDUSTERS 『Laws of Gravity』CD(本体\2,450-)\2,646-

Freedom/Gravity/A Hard Life Makes A Good Song/Vertigo/Maxwell/Black Elk/This Ol' Building/Soul Searching/1901: A Canyon Odyssey/Sirens/Back Home/Let Me Know/I Run To You

 2007年のデビュー以来、ブルーグラスの最先端、カッティング・エッジをひた走るインファマス・ストリングダスターズ、コンパス移籍第2弾。グラミーにノミネートされた前作『Ladies & Gentlemen』(COMP-4665\2,646-) は幅広いジャンルの女性シンガー12人を招いた企画アルバムでは従来の5人編成のブルーグラスのフォーマットを活かしてスケールの大きなアレンジを施した力作。アンディ・ホール(d)、ジェレミー・ギャレット(f)、クリス・パンドルフィ(bj)、アンディ・ファルコ(g)、トラビス・ブック(bs)というほぼデビュー以来、苦楽を共にするメンバー、共同プロデュースのビリー・ヒュームのクリアでビビッドなアコースティック・サウンドも特筆すべき。ジミー・マーチンばりのGランに導かれて始まるブルーグラス・ソング"A Hard Life Makes A Good Song"、様々なリズムを取り入れているにも拘らず、プログレッシブ・ブルーグラスのバンド群とは一線を画して、非常にナチュラルでバンジョーのロールやフイドル、ドブロのカウンター・メロディが非常にブルーグラス的で楽曲のよさとあいまって心地よい。
  ●COMP-4676 THE BANKESTERS 『Nightbird』CD(本体\2,450-)\2,646-

Nightbird/If It Wasn'T For The Rain/Wild Bill And Vivian/When I Die/I Need You Like That/Seven Nation Army/Nothing But Sky/For Every Valley (There'S A Mountain)/Never Give The Devil A Ride/Shine/He'S Always Been Faithful

 今後の活躍が期待される若者を顕彰するIBMAモーメンタム・アワード最優秀ボーカリストの第1回受賞者(2012年)に選ばれたエミリー・バンケスター嬢のファミリーバンド、バンケスターズの最新第3作。エミリー(f,bj)、アリシア(m,f)、メリッサ(bs)の3姉妹の美しいボーカルを支える父親のフィル(g)、メリッサの夫=カイル(bj)という編成。詳細次号にて。
  ●PATUX-295 TOM EWING『Adventures of a Blue Grass Boy』CD(本体\2,450-)\2,646-

Come Back, Little Pal/Old Friend/The Old Hometown/My Wish Come True/Take Me Home/When the Bees are in the Hive/Won't You Come Home to Me?/O-hio/A Distant Land to Roam/Black Jack Davy/She Looked a Lot Like You/Willie Moore/It Ain't Over 'Til It's Over/Lookin' Out a Window

 ブルーグラス・ボーイズのギター&ボーカルとしてビル・モンローの最晩年まで見届けたトム・ユーイングの2本のカセット・アルバム『Take me home』(1990)と『Lookin' out a window』(1991)から。トムのオリジナルでブルーグラス・ボーイズ時代にも良く取上げていた典型的なブルーグラス・ソング"Take Me Home"や"O-hio"、カーター・ファミリーの名曲を見事にすっきりとしたブルーグラスに仕立てた"A Distant Land to Roam"、アーリー・ブルーグラスの名曲"Come Back, Little Pal"やフラット&スクラッグス、モンローのカバーとオリジナルを交えて選りすぐった名演揃いの編集盤。マンドリンにマイク・コンプトンとジェシー・マクレイノルズ、バンジョーにブレイク・ウィリアムス、ビリー・ローズ、サンディ・ロスマン、フィドルにグレン・ダンカン、ブレイン・スブラウス、ロバート・ボウリン、ベースにロイ・ハスキー・ジュニア、テイター・テイト他、コマーシャルに走らない上質のブルーグラス。
  ●GCR-1602 TYLER GRANT『Earth and Wood』CD(本体\2,450-)\2,646-

Last Day On The Job/Pick It/Evening Turns to Ashes/Cattle In The Cane/West Texas Wind/Shove That Pig's Foot A Little Further Into The Fire/Believe (Nobody Knows)/The Old Time Country Guitar/Sweet Talking Angel/Tyler Trail/Huckleberry Hornpipe/One Town One Tune/Dill Pickle Rag/I'd Rather Live By The Side Of The Road

 ウィンフィールドのナショナル・フラットピッキン・チャンピオン、シンガーソングライター、プロデューサーとしても才能を発揮するテイラー・グラント、2010年の『Up the Neck』以来のオール・アコースティックによる素晴らしいブルーグラス・アルバム。ウエスタン風味のマーティ・ロビンスとグラディ・マーチンのエルパソを髣髴させる"West Texas Wind"ではサリー・バン・ミーター(d)がゲスト参加、ダスティ・ライダー(bj)、ジョーダン・ラムジー(m)が何処と無くジョン・ダフィ、ベン・エルドリッジ在席時のセルダム・シーンを髣髴させるインスト曲"Pick It"、フィドルのパトリック・ホーパーのバッサー・クレメンツの影響色濃いプレイも聞き物。シーンも取上げていた"I'd Rather Live By The Side Of The Road"そういえばテイラーのボーカルも歌いまわしは別にしてジョン・スターリングに通じる洒脱さがある。"Cattle In The Cane"はトニー・ライスほどの押し出しは無いが非常に整理されて素直に響くプレイに好感が持てる。カントリー・ガゼットで知られる"Huckleberry Hornpipe"等々、卓越したトーンとタイミングで聞かせるソロ・パフォーマンスは流石にコンテストで鳴らしたキャリアを物語る。しっかりとしたテクニックに裏打ちされた、非常に聞きやすくて、どこか懐かしい日本人好みのあっさり系のサウンド。この爽やかさは癖になる。
 *ポップ/ロック新入荷
  ●NONE966351 SARA WATKINS『Young in All the Wrong Ways』(本体\2,250-)\2,430-

 イーファ・オドノバン、サラ・ジャローズと共に来日を果したサラ・ワトキンス、『すべての間違った方向で若い』と題された3枚目のソロ・アルバム。ニッケル・クリーク解散後はソロとして、アイム・ウィズ・ハーとして又、兄のショーンと共にワトキンス・ファミリー・アワーでの活動、エミルー・ハリスやリンダ・ロンシュタットのトリビュート・コンサートで重要な役割を果している様子が伝わってきているが、この作品ではパンチ・ブラザーズのゲイブ・ウィッチャーのプロデュースの下、彼女の持つブルーグラスやフォーク・ルーツから一ひねりも二ひねりもした、ドラムと尖がったエレキ・ギターに乗っていまどきのロック、ウクレレを爪弾きながら歌うメロディアスな"The Love That Got Away"や70年代カントリー・ロック風味の"The Love That Got Away"、シャッフルのリズムを取り入れたカントリー・タッチの"The Truth Won't Set Us Free"、切ないメロディがきゅんとなる"Tenderhearted"等々、全曲才能溢れる彼女のオリジナル、未知数の可能性を秘めた彼女の音楽性にどこまで付いて来られるか試されているようだ。 
 *日本人アーティスト新入荷
  ●LH-2016 TATSUO KAMENO 『Rockin' Chair』(本体\2,315-)\2,500-

Country blues/Wall ofTime/Banks of The Ohio/Any Old Time/Crazy/I’m Coming Back But I Don’tKnow When/I’ll See You in My Dreams/Put Me On The Trail to Carolina/No9 Train/Warp your Troubles In Dreams/Lullaby In Ragtime/Rockin’ Chair/When I’m Gone

 日本のオールドタイム・ストリングバンドの草分け的存在のマウンテン・ランブラーズ、70年代にアメリカ・ツアーを敢行したブルーグラス・バンド、アップルシードのバンジョー・ブレイヤーとして活躍した伝説のミュージシャンで旭川在住の亀野達夫氏のハートウォーミングでお洒落なデビュー・ソロ作。ドック・ボッグス"Country Blues"を皮切りにフォーク・リバイバルの名曲やジミー・ロジャース、ホギー・カーマイケル等の小粋なグッド・タイム・ミュージック、モンローの60年代のエポックメイキングな"Walls of Time"等々、坂本愛江や旭川の地元の様々なスタイルのミュージシャンのサポートを得て、自身の唄とバンジョー、ギター、ウクレレを駆使して、キャリアに裏打ちされた余裕綽々の演奏を悠々自適に演じる佳盤。ラストには佐々木仁(g)、近江謙二(autoharp)とのマウンテン・ランブラーズの1969年の音源も収録。ムーンシィナー誌でも特集予定。 
  ●AM-003 バンジョー&アコーディオン『Colors』(本体\1,851)\2,000

Tangerine Peel Rag/Django's Castle /浜辺の歌/My Favorite Things/月光/月と桜/Parade/Ave Maria/Spain/黒猫のタンゴ/Washingtワシントン広場の夜は更けて/枯葉/Shenandoah/夢見るときはいつも

 バンジョー奏者の稲川友則とアコーディオン奏者の柴田貴子のバンジョーとアコーディオンのインストデュオの3作目。浜松、豊橋を本拠に東海地方を中心にバンジョー&アコーディオンというユニークな編成でブルーグラスやオールドタイムといった既存のスタイルにとらわれずにクラシック、ジプシー・ジャズ、タンゴ、アメリカン・トラッド、ミュージカル曲等々、幅広いジャンルから集めた名曲の数々を独自の感性で昇華した無国籍音楽といった趣向。月光やAve Maria等、バンジョーのアルペジオを上手く活かしたアレンジ他を随所に織り込み、耳に馴染んだ名曲の数々を格調高く演じている。
 [映像お勧め]
  ●UM-010D RHONDA VINCENT AND THE RAGE 『All the Rage - Live In Concert Volume One』DVD60分((本体\2,750)\2,970-

Muleskinner Blues/Is The Grass Any Bluer (On The Other Side)/Girl From West Virginia/Midnight Angel/Wow Baby/Freeborn Man/Missouri Moon/I'Ve Forgotten You/Kentucky Borderline/The Old Rugged Cross他全14曲

 クイーン・オブ・ブルーグラス=ロンダ・ビンセントのネシー州マッケンジー、ベセル大学に於けるコンサートのライブを収めた最新映像集。圧倒的な存在感を示すロンダビンセント(m,v)、ロンダがカントリー界からブルーグラスに復帰した頃からのメンバー=ミッキー・ハリス(bs)、ロンダの娘婿で子供の頃から天才フィドラーとして知られ高校卒業と同時にドイル・ローソン&クイックシルバーに参加、その後、レイジに移籍してきたハンター・ベリー(f)、もう一人の娘婿でETSUを卒業後に参加したブレント・バーク(d)、子供の頃からクリス・シーリーやマイケル・クリーブランド達とユース・オールスターで活躍、自身のバンドを立ち上げるも紆余曲折を経てレイジに出戻って来たジョッシュ・ウィリアムス(g)、グラスカルズに在籍中にラリー・スティンブンソン・バンドに居たクリスティン・スコット・ベンソンとレイジに居たケニー・イングラムとの三角トレードでやってきたアーロン・マクダリス(bj)という地縁血縁で結ばれたタイトなバンドで完成度の高い演奏が繰り広げられる。本作ではロンダのベスト・ヒット的なハイエナジーなパフォーマンスのみならず各メンバーをたっぷりフィーチャーしているのが特徴。ジョッシュ・ウィリアムスがトニー・ライスのスタイルを引継ぐ"Freeborn Man"が印象的。この日に30曲収録しているということなので、続編も楽しみ。レイジのメンバーのスライド・ショーのボーナス映像付。
  ●TIKI-007 SPENCER AND RAINS 『The Spotted Pony』DVD+CD(本体\3,300-)\3,564-

 カンサス出身のフィドラー、トリシア・スペンサーは祖父母からオールドタイム音楽を学び、長じてからは主にオザークフィドルのマスターたち、ライマン・エンローやドワイト・ラムから学んだという。テキサス出身のフィドラー、ハワード・レインズはコンテストスタイル以前のテキサスフィドル伝統を伝える貴重なフィドラーであり、画家でもある。ふたりのフィドルとギターによるフィドルチューンと有名オールドタイムデュオを交互に収めたオールドタイムの映像集。
  ●HMBP-PRICE THE PRICE SISTERS『Live In The Bluegrass』2DVD(\3,700-)\3,996-

 ビル・モンローにインスパイアされたトラディショナル・ブルーグラスを演じるローレン(m)&リアン(f)のプライス・シスターズの2015年10月17日、ケンタッキー州フローレンスのウィリス・ミュージック・ストアに於けるライブ映像集。スコット・ネピア(g)、ダクソン・ルイス(bj)、ボウ・ランバート(bs)、ティム・プライス(g)という面々でビル・モンローを中心に上記のブルーグラス・スタンダードを演じる。彼らの演奏に加えてスタンレー・ブラザーズ"In The Pines"、デル・マッカリー"Bluegrass Twist"リッキー・スキャッグス&トラビス・トゥリット"Georgia Rose"、ドック・ワトソン"What Does The Deep Sea Say"他、レスター・フラット、アンディ・グリフィス&ディラーズ、ホットライズ、オズボーン・ブラザーズ、ピーター・ローワン&クリス・ヘンリー、ギリアン・ウェルチ&デビッド・ロウリングス等、プライス・シスターズが演じた楽曲の関連映像という豪華なおまけ付。
 [ムーンシャイナー2月号関連作品]
  ●SH-3926 JOHN DUFFEY 『Always In Style:A Collection』CD(本体\2,450-)\2,646-

 1996年12月に亡くなったジョン・ダフィがシュガー・ヒルに残した音源からのコンピレーション。セルダム・シーンの中心人物としてシーンを引っ張り続けた中・後期、シュガー・ヒル移籍後の78年から96年、アルバムでいうと『Act Four』から『Dream Scene』までに、『Bluegrass:The World's Greatest Show』を加えたシーンでの19曲に、『Classic Country Gents Reunion』からの2曲を含めた全21曲、インスト1曲を除いて、そのいずれもがダフィ一流のインパクトに満ち満ちた強烈なヴォーカルに焦点を当てた選曲。ダフィの際立った個性、特異なパーソナリティを改めて確認させられる。ジョン・ダフィというスタイリストを俯瞰するに格好のコレクションとして、お勧めの一枚。
  ●PATUX-231 大塚 章『First Tear』CD\(本体2,450-)2,646-

 サム・ブッシュがアルバムライナーに、「1971年夏、米国ブルーグラス界を驚かせたブルーグラス45は、"我々の”音楽だったブルーグラスを真にインターナショナルにした音楽をクリエイトしていた。45がトラディショナル・ブルーグラスを熟知していたのは明らかだけれど、彼らがデイブ・ブルーベックの"Take 5"を演奏したとき、その音楽は永遠に変わった。とくに印象的だったのは大塚 章、インディアナ州ビーンブロッサムにそのときいた我々マンドリン弾きたちは、彼がいかに早くクリーンに、しかも味わい深く弾くことに強い印象を持った……」と書いてくれたように、たしかに「45」はブルーグラス史に大きな足跡を残した(……と、もう還暦を越した僕らは、遠慮なくそんな評価をいただく)。そしてアキラは、アメリカにとどまり、数々のバンドに参加、地元銀行に勤めながらワシントンDC地区のブルーグラスに大きな功績を残している。デビッド・グリア(g)やマイク・マンフォード(bj)、リッキー・シンプキンズ(f)らを基本に、日本から兄のジョッシュ大塚を含むさまざまなゲストを迎えて演じるブルーグラス、ニューグラス、スウィングなど。恩人でもある故ジョン・ダッフィに捧げたラスト、ライブ録音"Heartaches"のエディ・アドコックとトニー・ライスが凄い!!
 [ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品]
  ●RCSI-1148 MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』CD(本体\2,450-)\2,646-

 マイク・コンプトン(md)の最新作はギターの巨匠、ノーマン・ブレイク(gt)の抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したフィドル&ギターによるオールドタイム・デュオ、ナーモー&スミスの作品を取上げたノスタルジックで格調高いマンドリン・インストルメンタル・アルバム。モンロー・スタイルの真髄ともいえる、フィドルのボウイングを髣髴させる驚くべき正確さとビートの乗りを表現するピッキングは更に進化を遂げている。 
  ●PATUX-291 NORTHERN CONNECTION CD(本体\2,450-)\2,646-

 オハイオやペンシルバニアと同様に南部の山岳地帯からの移住者によるブルーグラスが盛んなメリーランド州ボルチモアをベースに活動するノーザン・コネクションのデビュー作。ブルーグラッサーを父に持つジュニア世代による、ビル・モンロー、フラット&スクラッグス、ジミー・マーチン等々、有名曲の渋めの曲のバランスが杉らしいカバーによる正統派ブルーグラス。
  ●HI-FI-2016 HIGH FIDELITY 『Hi-Fi Bluegrass』CD(本体\2,450-)\2,646-

 若手トラッド・ブルーグラスとして高い評価を受けているハイ・フィディリティ・ブルーグラス・バンドのデビュー作。若さに似合わずパタクセント社から古いブラザーデュオ作を発表しているジェレミー・ステフェンズ(g)、デビッド・ピーターソンやクリス・ヘンリーとの活動していたコリーナ・ローズ・ログストン(f)の素晴らしいデュオを中心に、カート・スティーブンソン(bj)、ビッキー・ボーン(bs)、ダニエル・アミック(m)というメンバーでチャーリー・モンロー、スタンレー・ブラザーズ、レノ&スマイリー、マーシャル・ファミリーのレパートリーを演ずる。2曲のフィドル・インストも聞き物。
  ●MH-1662 ADAM STEFFEY『Here to Stay』CD(本体\2,450-)\2,646- 

 5度のグラミー受賞と11度のIBMA年間最優秀マンドリンに選出されている、名実共にブルーグラス・マンドリンの頂点を極めたアダム・ステフィの通算4枚目のソロ・プロジェクト。マウンテン・ハート時代の"Mountain Man"を皮切りにユニオン・ステーション時代の"No Place To Hide""Little Liza Jane"等のセルフカバー、アダムの低音のボーカルの魅力満載の"The Space I'M In"はエリック・ギブソンとスティーブ・ガリーの共作やティム・スタッフォードの"Town That Isn'T There"等のボーカルに加えてシュアで力強いタッチによる超絶テクニックを駆使した"Pitching Wedge"等のインストも聞き物。
 [ビル・モンローの未発表お宝音源発見!!]
  ●ACD-12522 BILL MONROE 『Castle Studio 1950-1951 - Complete Sessions』5CD+BOOKLET 5CD SET(本体\14,600-)\15,768-予約受付中

ビル・モンローがデッカ初期、ジミー・マーチン、カーター・スタンレー、エド・メイフィールドという名ボーカルを擁した1951年と1952年ににシンデレラ・スタジオで残した未発表音源を多数含む全181曲(366分)が1989年よりビル・モンローの年代順にボックスセットを発表してきたベア・ファミリーからリリースされる。モンローインストのマスターピース、"Rawhide"だけでも6テイク、"Poison Love"に至っては13テイクも残している。これまで公式に出た録音ではテープの回転が途中乱れていた"The First Whippoorwill"もオリジナル・マスターが出てきたという。CDサイズのハードカバーによるブックレットにはニール・ローゼンバーグによるディスコグラフィとデック・スポッツデイルと元ブルーグラス・ボーイズのフィドラー=チャーリー・スミスによるライナー。ビル・モンローがレスター・フラット、アール・スクラッグス、マック・ワイズマン等と袂を分かって、孤高のハイロンサム・サウンドを築き上げるプロセスの全貌が明らかにされたミュージシャンと熱心なリスナー垂涎の録音集。2月下旬発売予定  
 [ブルーグラスお勧め]
  ●RC-112 THE SIDEMEN "Almost Live at the Station Inn" CD(本体\1,980-)\2,138-(価格改定)

Lost John/Why Did You Wander/Let Those Brown Eyes Smile at Me/Why Baby Why/Left in Dallas/That Old Book of Mine/Wandering Soul/Let Your Conscience Be Your Guide/Those Two Blue Eyes/Runnin' Late/Katy Dear/Sick, Sober & Sorry/Alabama Jubilee全13曲

 ビル・モンロー、ラルフ・スタンレー、オズボーン、ジム&ジェシーといった第一世代が健在で、毎週末、何処かのフェスに出掛けていけば何時でも生の演奏に触れることが出来た贅沢な時代に、ブルーグラスで一旗揚げようとナッシュビルを目指し、パイオニアたちのバンド・メンバーとして、直接の薫陶を受けながら切磋琢磨していた連中が週末のフェス・サーキットから戻った毎週火曜日にステーション・インのレギュラー・バンドを勤めていた、その名もザ・サイドメンがレッドクレイ・レコード、1994年リリースした唯一の作品。現在も第一線で活躍するマイク・バブ(bs)、テリー・エルドレッジ(g)、ロニー・マッカリー(m)、彼岸へと旅立ったジーン・ウーテン(d)、ジミー・キャンベル(f)、エド・ダイ、隠遁生活を送る??ラリー・パーキンス(bj)という面々、当時、90年代のフラット&スクラッグスを目指していた彼らが若くて夢を追いかけていた時代の溌剌とした希望に満ちた瑞々しい演奏が新鮮に甦る超一級ブルーグラス。  
  ●PATUX-228 EDDIE & MARTHA ADCOCK with TOM GRAY『Many a Mile』CD(本体\2,450-)\2,646-

 カントリー・ジェントルメンの名曲ばかり、ずらり14曲と揃った壮観! 2007年に来日した三人組、元カントリー・ジェントルメンのエディ・アドコックとトム・グレイにエディ最良のパートナー、マーサの2011年作には、セカンド・ジェネレーション時代のジーン・ジョンソン(クリフ・ウォルドロンの名盤『One More Step』での1曲目"Cold Kentucky Love"のイントロ・マンドリンはカッコ良かったねぇ!!)が参加した「カンジェン」サウンドは、マーサの女性ボーカルに合わせて見事にアレンジされている。もちろん、絶頂期のような華麗さはないがエディのバンジョー初のマイナーインスト「ナイトウォーク」もプレゼントしてくれる心意気、そして音楽に対する真摯な態度、丁寧さが胸を打つ。
  ●RW-0003 THE NEW KENTUCKY COLONELS『Live In Sweden』CD(本体\2,950-)\3,186

 伝説のニュー・ケンタッキー・カーネルズの1973年5月、スェーデンのストックホルムに於けるライブ音源全26曲のCD化。1976年に『The New Kentucky Colonels Live In Sweden, 1973』(rou-0073)としてアナログ盤で発売された14曲に加えて、今回は12曲もの未発表音源が追加されて、クラレンス・ホワイトがブルーグラス復帰後、ニュー・ケンタッキー・カーネルズとして始動、僅か二ヵ月後の7月14日に不慮の事故で亡くなる直前の貴重な演奏が収められている。
  ●COMP-4674 MICHAEL CLEVELAND 『Fiddlers Dream』CD(本体\2,450-)\2,646-

 10度のIBMA年間最優秀フィドラー獲得という、ブルーグラス界で最も活躍するフィドラーの一人マイケル・クリーブランドの自主制作を合わせて通作8作目となる、コンパスからの第二作。サム・ブッシュ、ジェイソン・カーター、共同プロデュースのジェフ・ホワイト(g,v)、ジェリー・ダグラス(d)、ジェフ・ガーンズィ(g)、バリー・ベイルズ(bs)、ロイド・ダグラス(bj)、アンディ・スタットマン(m)、ポール・フランクリン(steel guitar)、ビンス・ギル(v)という素晴らしいミュージシャンのサポートを得て、クリーブランドの火を吹くフィドルが存分に楽しめる。
  ●MFR-160527 JUNIOR SISK & RAMBLERS CHOICE『Poor Boy's Pleasure』CD(本体\2,450-)\2,646-

 現在の米国ブルーグラス界でもっともトラディショナルなブルーグラスが歌えるシンガーの一人、ジュニア・シスクの現在のところ最新作。「貧者の一灯」とでも訳そうか?マウンテンハートのスーパーピッカー、アーロン・ラムジーのプロデュース。2枚のソロアルバムが評判の良かったジェイソン・デイビスをバンジョーに、ジェイミー・ハーパー(fd)、ジョナサン・ディロン(md)、カメロン・ケラー(bs)……、なんでこんなに名前も知らない連中が強烈に上手いのだ!?J.D.クロウとトニー・ライスがセットしたニューサウス系ドライブを楽しむしかない。アーロンの抑えたプロデュースが素晴らしい!!
 [インストお勧め]
 *バンジョー
  ●ROU-0638 V.A.『Foggy Mountain Special: A Bluegrass Tribute to Earl Scruggs』CD(本体\2,450-)\2,646-

 2012年3月28日、88歳で亡くなったアール・スクラッグスに捧げられた、トップバンジョイストたちの新録音企画作品。偉大なアールを尊敬する12人、デビッド・タルボット、ジム・ミルズ、ロン・ブロック、チャーリー・クッシュマン、ラリー・パーキンズ、ロン・スチュワート、トム・アダムズ、J.D.クロウ、ジョー・マリンズ、トニー・トリシュカ、ケニー・イングラム、クレイグ・スミスの12曲、それぞれのアールへの思いを込めた素敵な12曲。バックにはロン・スチュワートのフィドル(そのバックで何を弾くか?も大きなポイントだよ)、マンドリンはアダム・ステッフィまたはダン・ティミンスキ、ランディ・コーアズのドブロ、そしてレスターの偉大さがつくづく分かるコディ・キルビー、ダン・ティミンスキ、クレイ・ヘス、ワイアット・ライスらのギターにデニス・クロウチまたはバリー・ベイルズのベース。アールが創造したバンジョー世界にさまざまな表現者が挑む、お勧めのバンジョーアルバム。
  ●REB-1823 BILL EMERSON & THE SWEET DIXIE BAND CD(本体\2,450-)\2,646-

 世界一端正なスリーフィンガーロールを弾く男、60年代に最初にバンジョー・トーンについて研究発表した男、そして70年代を席巻した「DCグラス」をリード してきた男、…つまりブルーグラス史においてきわめて重要な男、ビル・エマーソンが暫くの沈黙を破って、 しかも、60〜70年代を経験した世代の琴線に触れる完璧な選曲とサウンドで2007年のカムバック作品。ポール・ウィ リアムスを向かえた味わいのトラッド曲、グラミー賞を獲得したティム・オブライエンのもと歌をピート・ ゴーブル、ランディ・ウォーラー/ジミー・グドローとの70年代初期カントリー・ジェントルメン再現、紅 一点のコン・バーチのさわやかなボーカル、ドイル・ローソン&クイックシルバーのダレン・ビーチリーに よるモンロー・ソング、海軍バンドの同僚だったウェイン・テイラーのカーター・ファミリー名曲、トニー・ライス(g)のソロも2曲…等々、全編に流れるような優しさに包まれた暖かさの感じられる大秀作だ。
 *マンドリン
  ●CORVUS-023 THE HARMONIC TONE REVEALERS CD(本体\2,450-)\2,646-

 フラット・マンドリンの最も美しい音色を弾き出すプレイヤーの一人として日本でも人気の高いジョン・ライシュマンとローリー/ルイスやティム・オブライエンとの活動やインストラクターとしても知られるセンス溢れるフラットピッカーのスコット・ナイガード、アンクル・アールやピーター・ローワン&トニー・ライス・クァルテットのメンバーとして活躍した美形マンドリン&ベース・プレイヤー、シャロン・ギルクリストによる新しいユニットで有名フィドル・チューン、モンロー曲等々、美しいアンサンブルで聞かせるインストルメンタル作品。 
 *ギター
  ●FGM-315 TIM MAY & ROBERT BOWLIN『Flatpick Swing!』 CD(本体\2,450-)\2,646-

 ジョン・コーワン・バンドで来日した時に超絶テクニシャン振りを披露、20年にわたりナッシュビルでセッション・プレイヤーとして活躍するティム・メイ(g,v)とクラレンス・ホワイトを範とした端正なスタイルを聞かせるロバート・ボウリン(g)にグレン・メイヤーズ(bs)を加えたトリオで演じられるフラットピッキング・スタイルによる「アラブの酋長」「夢で会いましょう」「A列車で行こう」等々、超有名ジャズ・スタンダード集。本格的ジャズ・ギターとは違ってドック・ワトソンやトニー・ライスの雰囲気がビンビン伝わるのでブルーグラス・ファンには嬉しい内容。ロバート・ボウリンのパートナーのウィル・マーリングもアンニュイなボーカルで参加。ホット・ピッキンによるグッドタイム・ミュージック。
 *ドブロ
  ●PC-1192 PHIL LEADBETTER『The Next Move』CD(本体\2,450-)\2,646-

 2度目のIBMAアワード最優秀ドブロを獲得したフィル・レッドベター(55)の3枚目のソロアルバムは超豪華なドリカム作品。2011年、ホジキンリンパ腫と診断され入院したときに共演したいリストを作成、1年半後に復帰したときから録音をはじめたという本作、ジョン・カウワンのボーカルにサム・ブッシュのチョップが煽る、まさにニューグラスリバイバル!の1曲目から次々と大物ゲストとの共演。インストではドブロ曲“Just Joshin'”でジェリー・ダグラスとロブ・アイクスとのトリプルドブロ! またスウィング定番“Sweet Georgia Brown”ではベラ・フレックとバック・ホワイトといった「えっ!」と驚きの嬉しい共演など、押し出しの強いカントリー系ボーカル(マーティ・レイボン&ジョー・ディフィ、スティーブ・ウォーリナー、ケン・メロンズ、コン・ハンリーら新旧のカントリースターたちやスティーブ・ガリー&デイル・アン・ブラッドリーやショーン・キャンプ)に囲まれながら、楽しい作品に仕上がっている。
 *フィドル
  ●PC-6509 CHRIS SEXTON『Coffee at Midnight』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ナッシング・ファンシーのフィドラー、クリス・セクストンの2005年発売デビュー作。「ジミー・アー ノルドに捧げる」とクレジットされたライナーに「グッ」と来るのは誰だ…!? バッハのプレリュードか らラバーズ・コンチェルトへのメドレーではじまる、やや色物チックな出だしだが、なかなかどうして、エモ リー・レスター、マイク・マンフォード、マーク・シャッ ツ、若手のジョーダン・タイス(g)といったDC地区の人脈に、ケニー・ベイカーからビートルズ、マーク・ノップラーまで、その多才なアレンジで楽しませてくれるユニークなフィドル・アルバムに仕上げている。ローカルで高い人気を誇るナッシング・ファンシーのフィドルとして活躍する一方、クラシックの教師でもあるというクリス、ブルーグラスを軸に、バッ ハの弦楽四重奏からラテン、IBMAの深夜ジャムの後に創ったタイトル曲などボーカル3曲を含んで、お勧めのとても面白いフィドル作品だ。 
 [LATE ARRIVAL]
  ●DIRT-0081 JULIAN LAGE & CHRIS ELDRIDGE 『Mount Royal』CD(本体\2,450-)\2,646-

Bone Collector/Rygar/Everything Must Go/Things in Life/Old Grimes/Henry/Sleeping By Myself/Broadcast/Goldacre/Lion's Share/Life in the Mississippi Valley/Greener Grass

 ジャンゴ・ラインハルトからモダン・ジャズ、オールドタイム・フィドル・チューンからブルーグラス までを演じきる天才フラットピッカー、ジュリアン・レイジとパンチ・ブラザーズのクリス・エルド リッジよる究極のフラットピッキング・デュオ『Avalon』(2014)に続く第2作。ブルーグラッサーの心意気を感じるドン・ストーバーのブルーグラス・ソング"Things in Life"やジョン・ハートフォード"Life in the Mississippi Valley"からフィドル・ チューン。
  ●PC-1201 WILDFIRE 『Rented Room On Broadway』CD(本体\2,450-)\2,646-

Home Again/A Bible And A Bus Ticket Home/They Don'T Make 'Em Like My Daddy Anymore/Three/The Ghost Of Jim Bob Wilson/Riding The Fence/I Get The Picture/Nobody'S Love Is Like Mine/Small Enough To Crawl/Dollar/The Letter/Driving Nails全12曲

 J.D.クロウ&ニュー・サウスのメンバーが独立して生まれたワイルドフィアー、唄よし、楽器よし、コーラス良しとニューサウスの伝統を引継ぐ小気味よいブルーグラス。ニューサウスの隠れた名盤『Flashback』(ROU-0322\2,646-)で印象的だった"Home Again"を皮切りにロレッタ・リン、キース・ホィットリーのカントリーヒットのブルーグラス・アレンジ、スタンレーの"Nobody'S Love Is Like Mine"他。
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