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Today's topic No. 053
  2017/5/10

「不滅のオズボーン・ブラザーズ・サウンドを打ち立てて、ブルーグラス史に大きな足跡を残し、今なお、クリエイティブに現役で活躍するボビー・オズボーンがアリソン・ブラウンのプロデュースの下、シェラ・ハル、モリー・タトル等の若い才能を含む、腕利きのミュージシャンと創り上げた素晴らしい作品。」

 



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●COMP-4687 BOBBY OSBORNE『Original』CD(本体\2,450-)\2,646-

They Call the Wind Maria/Goodbye Wheeling/Kentucky Morning/I’ve Gotta Get a Message to You/Make the World Go Away/Just in Case/Don’t Be Cruel 8 Eight More Miles/Country Boy/Pathway of Teardrops

 弟ソニーと共に革新的で創造的なブルーグラスを産み出して来たボビー・オズボーン、新録音による最新作が素晴らしい。

 様々なヒット企画で名プロデューサー振りを発揮するアリソン・ブラウンの下、昨年のIBMAアワードでスペシャル・コンセンサスのコンパスからの最新作でオールスター・キャストによる"Fireball"で年間最優秀インストルメンタル録音を獲得したのと同様に、適材適所に優れた才能を配して、主役を盛り立てる。

 全盛期の耳に突き刺さるような威圧的なボーカルには及ばない物の、先ごろ、素晴らしいアルバムを発表したマック・ワイズマン同様に現役ぶりをアピールする歌声は、選曲のよさと相まって、味わい深いく心にしみる。

 何よりも参加しているミュージシャンが、オズボーン・ブラザーズが此れまで築き上げてきた功績に敬意を表して、活き活きとボビーとの仕事を楽しんでる様子が窺える。

 アリソン・ブラウンのハードにドライブするバンジョーに導かれる、ブロードウェイのミュージカル『ペンチャー・ワゴン』ナンバーから"They Call the Wind Maria"、ジム・ローダーデイルと元キャデラック・スカイのデビッド・メイフィールドとのコーラスで、トレイ・ヘンズリーのエッジの効いたリズムギターとシェラ・ハルのステュアート・ダンカン、トッド・フィリップスによる鉄壁のサポート、アリソンの超絶メロディック・バンジョーも聞き物。

 ダレル・スコットの"Kentucky Morning"ではデイル・アン・ブラッドレーを迎えて、ロブ・アイクスのドブロも光る。

 マッカリー一家を迎えてロブの6弦バンジョーとボビーとロニーのツイン・マンドリン、ジョッシュ・ウィリアムス(g)、ミッシー・レインズ(bs)、クレア・リンチ・バンドのブライアン・マクドウェル(f)による"Goodbye Wheeling"、ビデオ・クリップが話題になったビージーズのカバー"I’ve Gotta Get a Message to You"では転調を巧く活かして楽器のソロ回しが魅力。

 シェラ・ハルがストレートなブルーグラス、良いプレーで貢献。

 バディ・スパイカーとマット・コムによるゴージャスなストリングスのイントロによるエディ・アーノルドの"Make the World Go Away"ではビンス・ギル(m)のハーモニーとモリー・タトルのギターも聞き物。

 ジム・ハースト(g)、サム・ブッシュ(m)、トッド・フィリップスという異色の顔合わせでプレスリーの「冷たくしないで」、ドゥワップ風コーラスも魅力。

 ボビーのツアー・バンド、ロッキートップエクスプレス、ソニーを髣髴させるウィン(bj)、ボージ(bs)、ロビー(drums)と兄弟が揃った"Just In Case"Pathway of Teardrops、オズボーン・サウンドは着実に継承されている。

 CDカバーのバーソネルとセッション時の満載の写真を眺めながら、じっくりと楽しんでもらいたい一枚。


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