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Today's topic No. 103
  2018/1/12

 [特選トラッド・グラス、2タイトル]





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●PMR-0004  CAROLINA BLUE『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』CD(本体\2,450-)\2,646-

Enoch'S Still/Faded Rose/Dreaming Of You/The Love I'Ve Lost Today/Hell Come The Night/No Room In My World/Are You Living Right/Her True Love Now Is Sleeping/Bonnie Goodbye/Home/Kiss Me Once And Go Love/Just A Poor Country Boy/Jesus Broke The Bonds/Take Me Back To Kentuck全14曲

 今年はブルーグラス45が出演したことも有って、応援を兼ねてノースキャロライナ州ローリーで開催されたIBMAワールド・オブ・ブルーグラスに多くの日本人が参加していたが、そこに行った方々が口々にとても印象に残ったというキャロライナ・ブルー。

 優れたブルーグラスの宝庫、ノース・キャロライナ州西部地区から登場した正統派ブルーグラス。

 キャロライナ・ブルー。

 バディ・パウエル(g)とティム・ジョーンズ(m)を中心に2007年に結成、現在はリース・コム(bs)、ジェームス・マクドウェル(bj)、パタクサント・レーベルからソロ・アルバムを発表していたマール・ジョーンズ(f)というラインナップ。

 ツイン・フィドルをフィーチャー、メロディにF&Sやレノ&スマイリーがそこはかとなく薫る"Faded Rose"。

 ベニー・マーチンの美学を髣髴させる"Hell Come The Night"。

 オズボーンの影響が見え隠れする"Dreaming Of You"。モンロー・スタイルのマンドリンが聞ける"The Love I've Lost Today"。"No Room In My World"は70年代のクリンチ・マウンテン・ボーイズの雰囲気。

 "Bonnie Goodbye"はブルーグラスには不可欠なハードドライビングなトリオ・ナンバー。

 "Just A Poor Country Boy"のバンジョー・ソロではドン・レノ、アール・スクラッグス、エディ・アドコックが次々と現れる。

 "Take Me Back To Kentucky"は"Panhandle Country"をモチーフにエンディングを飾るに相応しい内容。コーラスも楽器ワークは素晴らしい今に生きる正統派ブルーグラス。


(歌詞)






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●PATUX-285 THE MOLLY ROSE BAND『With All Due Respect』CD(本体\2,450-)\2,646-

Westward Bound/Go and Leave me I Don't Mind/I Haven't Seen Mary in Years/Burden of Sin/Molly Rose/Columbus Stockade Blues/Drinking her Memory Down/Trading the Blues/Beautiful Blue Eyes/A Better Place in Time/Don't Let Smokey Mountain Smoke Get in Your Eyes/Trading My Cross For a Crown/Why Did you Leave me Little Darlin'

 最近の完成度の高い創りこみ過ぎたブルーグラスにご不満な方にお勧めしたい、カウンティの700番台やレボナ、オールド・ホームステッドといったレーベルを聴いて来られたオールドファンにはどこか懐かしさを感じるトラディショナル・ブルーグラスの秀作。

 ジミー・マーチンやロスト&ファウンドで活躍したベテラン、リンウッド・ランスフォードがビッグ・カントリー・ブルーグラスを離れた後に参加した新バンド、モリー・ローズ・バンドの「充分に敬意を表して」と題されたデビュー作がトラッド・ブルーグラスの秀作を次々と発表するパタクセントからリリースされた。

 リンウッド・ランスフォード(bj)のタイトでタイミング良いプレイを軸に、ソングライターとして黄金時代のブルーグラスの香りのする4曲のオリジナルを提供、レッド・アレンにも通じるマーク・ハドソン(g)の素朴でストレートなボーカルとデビッド・ルイス(m)のハイ・テナー、ノース・キャロライナの知る人ぞ知るコンスタント・チェンジのメンバーとして活躍したギャリー・ベアド(bs)のバリトンというで、これぞトラッド・ブルーグラスというメインストリームのバンドが失ってしまった昔ながらの良さが伝わる作品。

 オールド・ファンには嬉しいDCグラスのレジェンド、ピート・パイクの"Go and Leave me I Don't Mind"、ビル&ジェームス・モンローの親子共演盤から"I Haven't Seen Mary in Years"、ロスト&ファウンドのアラン・ミルズとボビー・アトキンスの超レアなレノ&スマイリー・レーベルからリリースされたブルーグラス・バディーズの"Trading the Blues"、オズボーンの"Don't Let Smokey Mountain Smoke Get in Your Eyes"、アルバム・タイトルとCDカバーのイラストが中身を良く表している。

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