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Today's topic No. 181
  2018/8/24

   アールズ・オブ・レスターの影(でも無いかな?)の主役、ジョニー・ウォーレンとチャーリー・クシュマン共同名義として通算4枚目となる作品。

 今回はアール・スクラッグス&ポール・ウォーレン一辺倒から少し離れ、ジョニー・ウォーレンのオリジナルが7曲、クシュマンが4曲、スクラッグス"Nashville Blues"、グランパジョーンズ、トラッド"Billy In The Lowground""Sally Johnson"という選曲。










●ATCF00004 JOHNNY WARREN & CHARLIE CUSHMAN『Tradition』CD(本体\2,450-)\2,646-

Johnny's Girl/Scout-A-Bout/Gommin' Around/Nashville Blues/Stainer's Decline/Straight Eight/Kathy Lynn Waltz/Stompin' With Carlotta/Old Fairground Races/The Shelton Strut/Nashville railroad Blues/Billy In The Lowground/Riverfront rag/Hunttin' Dog Medley/Sally Johnson

 紛れも無くアールズ・オブ・レスターの屋台骨を支えるジョニー・ウォーレン(f)&チャーリー・クシュマン(bj,g)の通算4作目。

 最初の2枚でジョニーの父、ポール・ウォーレンの遺産を引き継ぐ趣向だったが3枚目の前作ではブライアン・サットン(g)迎えて60年代のフラット&スクラッグスを意識したサウンドへのアプローチが見受けられ、ここでは二人によるオリジナル曲を中心に新たな伝統を紡いで行くという印象。

 サポートは現在のギブソン社のマンドリン製作のヘッドとしても知られるデビッド・ハーベィ(m)、マイク・バブ(bs)、ジェフ・ホワイト(g)、ジェリー・ダグラス(d)、サム・ブッシュ(m)。

 ここでのチャーリーはスクラッグス一辺倒では無くドン・レノや独自のスタイルに加えて、リード・ギターも披露、ギブソンのL-5によるソック・ギターもサウンドをよりタイトに引き締まったものにしている。

 サム・ブッシュ(m)を迎えた"Stainer's Decline"ではケニー・ベイカーの絶頂期にも通じる。

 ハーベィの正しいブルーグラス・マンドリンも特筆すべき。チャーリーの意表を突くプレーをジョニーがどっしり受け止める"Billy In The Lowground"、全盛期のF&Sのライブ・ショーと見紛う"Sally Johnson"のオタクぶりに思わずニンマリした。
(ムーンシャイナー誌レビューより)
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