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Today's topic No. 227
  2019/1/17

 2004年春、ドイル・ローソン&クイックシルバーが結成25周年を祝ったチョー豪華な記念コンサートから、全32曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像(ムーンシャイナー誌2004年9月号に詳細)の大ベストセラー。




 




別名「School of Bluegrass」とも呼ばれるドイルの率いるクイックシルバー、本作では歴代のメンバーが一堂に会し、1980年代以降のブルーグラス主流派をリードしたスマートなソリッドグラスが、2004年当時の現役メンバー(ジェイミー・デイリー、バリー・スコット)のほか、つぎつぎと迎えるラッセル・ムーア、ジム・ミルズ、テリー・バウコム、スティーブ・ガリー、ジョン・ボウマンなどの歴代メンバーゲストとともに、現在最高峰のブルーグラスライブが堪能できる秀作ライブ映像集。

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On the Sea of Life/Sweetheart You Done Me Wrong/Back Up and Push/Knee Deep in Bluegrass 他全32曲  

 1944年生まれで今尚、ブルーグラス界に君臨するドイル・ローソン。

 「School of Bluegrass」と呼ばれるクイックシルバー、本作は歴代のメンバーが一堂に会した豪華な 記念コンサートから、全32曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像。

 東テネシーの高校を卒業後、1963年にジ ミー・マーティン、1966年にJ.D.クロウとレッド・アレンとともにケンタッキー・マウンテン・ボーイズ (ニューサウスの前身)、そして1971年にカントリー・ジェントルメンに参加(72年の来日について最新ムー ンシャイナー12月号にリポート)、1979年クイックシルバー結成…。申し分のない経歴を持つドイル・ローソ ンながら、日本での評価や人気はようやく最近になってからのことだ。

 それは恐らく、彼がスーパーピッカー やスターとして人気をえることよりも、サウンド・クリエーターであったからだろう。

 エミルー・ハリスがブ ルーグラスに目覚めたというカントリー・ジェントルメン、78年の名盤『Calling My Children Home』(REB-1574 CD\2,573-)を契機に、みずからのサウンドを確立しはじめる。

 モンロー以来のタイトなゴスペル・ハー モニーを楽器アンサンブルを含めた全体のサウンドに応用することによって、コンテンポラリーな素材(具体 的に言えば、GからAmやEm、Bmなどにいくフォーク的なライン)ときわめてタイトなアンサンブルを組み合 わせた、いわゆる「コンポラソリッド」が、テリー・バウカム、ジミー・ヘイリー、そしてルー・リードとい うメンバーを得てはじまる。

 その後、その全員が反逆するという1985年ショックについてもMCで触れなが ら、第2期黄金時代、ラッセル・ムーア、レイ・ディートン(のちのサード・タイム・アウト)、スコット・ベ スタルでのセット。

 その後、ジム・ミルズとジョン・ボウマンの時代を経て、バリー・アバナシー、スティー ブ・ガリー、ジミー・バン・クリーブ(のちのマウンテン・ハート)、そして現在のジェイミー・デイリーと バリー・スコットまで、「ブルーグラス学校」と呼ばれるにふさわしい、現在のブルーグラスを支える大物ら がつぎつぎと登場する。

 米国ブルーグラス・ピッカーの層の厚さを実感する…最後の曲はIBMAソング・オブ・ イヤー"Blue Train"、「これぞ今のブルーグラス!」というDVD!!



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