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Today's topic No. 226
  2019/1/16

[ドック・ワトソン関連お勧め]








 

 ●YEP-2499 DOC WATSON 『Doc Watson Live at Club 47 』 CD(本体\2,750-)\2,970-
 
 ボストンにあったフォーク・ミュージックのメッカとして有名なコーヒーハウス、クラブ47に於けるドック・ワトソンの貴重なライブ音源。

 フォークリバイバルが生んだ最大のスターの一人、ドック・ワトソンのニューポート・フォーク・フェスでセンセーショナルなデビューを果たした1963年、ヴァンガードからのファーストアルバムが出る直前というタイミングで、ボストンのジム・ルーニ―がマネージャーを勤めたことでも知られるクラブ47に於ける貴重なライブ音源。

 ギターの弾き語りのみならずオートハープ、バンジョーを駆使して、カーター・ファミリーやデルモア、アパラチアン・トラッドに加えてピートー・シーガーから学んだというバラッド、マール・トラビスやフラットピッキンのインストも交えて都会のフォーク・ファンを魅了する。

 リズム・ギターにグリーン・ブライアー・ボーイズのジョン・ヘラルドが参加しているのも見逃せない。

 






 ●SF-40029 DOC WATSON & CLARENCE ASHLEY "1960〜62"CD2枚組(本体\3,450-)\3,726-

Crawdad Song/Sittin' on Top of the World/Free Little Bird/Coo-Coo Bird他全48曲 

 1961〜63年、都会の若者たちに衝撃を与えた大名盤がCD2枚組となり再発売だ。ドック・ワトソン発掘の瞬間である。当時“Old Time Music at ClarenceAshley's”というタイトルでLPが2枚発売されたが、これはその全28曲に未発表の20曲を加えて、全48曲の超強力盤。そして、素晴らしい写真や記事のブックレット付き。南部アパラチア山脈に伝承されていた音楽をそのまま、収めた貴重な録音だ。当時はまだブルーグラスに影響されない古老たちが伝承音楽を守り続けていた。ここに登場するドック・ワトソンは、現在もそうであるように、キヤロライナの伝統を伝える一人としての純粋な姿勢が素晴らしい。他に、クリント・ハワード、フレッド・プライス、ゲイザー・カールトン、ジャック・バーチェット等々、オールドタイム音楽のみならず米国白人民俗音楽にとって非常に貴重な録音であり、ジャンルを越えて必聴の名盤だ。

 



●SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings1963-1980』 CD(本体\2,450-)\2,646-

Foggy Mountain Top/What Would You Give in Exchange for Your Soul?/Watson's Blues/Soldier's Joy/Where is My Sailor Boy? (What Does the Deep Sea Say?)/You Won't Be Satisfied That Way/Kentucky Mandolin/East Tennessee Blues/Midnight on the Stormy Deep/Lonesome Moonlight Waltz/Banks of the Ohio/Fire on the Mountain/Chicken Reel/Turkey in the Straw/Memories of You/Have a Feast Here Tonight (Rabbit in a Log)/Paddy on the Turnpike 全17曲 

 これまた超貴重ライブ集だ。かつて海賊LP盤として出回ったことがあるが公式には初の登場である。
 ビル・モンローとドック・ワトソンという2人の巨人が、その全盛期に組んでマンドリン&ギターのブラザー・デュオ・スタイルに挑戦するという、正しく「夢の共演」である。

 現在スミソニアン博物館のラルフ・リンズラー(重い病気だと言う)がフォーク・リバイバルの最中にも拘らず当時不遇だった2人の本物のルーツ音楽を体現できるアーティストの為にコーディネイトしたものだ。

 ここに収められた16曲はその時、1963〜66年の間に録音されたもの(1曲のみ最近のビル・モンロー・マンドリン教則ビデオのオマケで見る事が出来る1980年のホワイトハウスでの録音が含まれている)である。

 1930年代のモンロー・ブラザースのレパートリーを中心にしているものの、ビルの溢れんばかりのブルーグラス・スピリットがツンのめる様なドライブ感を生み出し、さしものドックもそのインパクトには押され気味だ。凄い。


 




●SF-40005 JEAN RITCHIE AND DOC WATSON『Jean Ritchie and Doc Watson at Folk City』CD(本体\2,450-)\2,646-

Storms are on the Ocean/Go Dig My Grave/Spike Driver Blues/Over the River Charlie/Soldier's Joy/Swing and Turn Jubilee/East Virginia/Hiram Hubbard/Where are You Going?/Blue Ridge Mountain Blues/Pretty Polly/Willie Moore/What Will I Do with the Baby-O/Pretty Saro/Wabash Cannonball/House Carpenter/Amazing Grace全16曲

 スコットランドからの移民の家系としてケンタッキー州ヴァイパーに生まれたジーン・リッチー(1922-2015)とノース・キャロライナ州ディープ・キャップ生まれのドック・ワトソン、二人のフォーク・リバイバルの最重要ミュージシャンによる1963年、ニューヨークのフォーク・シティにおけるライブ録音。

 アパラチアン・トラッドや古くから伝わる英系バラッドを蒐集して自らマウンテン・ダルシマーのジーンとフラットピッキングの名手でバンジョーやハーモニカも得意とするドック・ワトソンという伝説的ミュー゛シャンの共演。

 1963年にFA2426としてアナログでリリースされてものから、ジーンとドックのみの演奏を抜き出し、新たに4曲の未発表音源を加えて1990年にCD化された。である。

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