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Today's topic No. 317
  2019/9/12(2019/10/1更新)


  ノース・キャロライナ生まれのフィドラー&バンジョー・プレイヤーで2007年頃に長野で英語指導助手として働きながら、各地のブルーグラスの集まりにも出没していたジョー・トゥループが、帰国後に南米アルゼンチンのブエノスアイレスでブルーグラスをはじめとしたアメリカのルーツ音楽とラテン音楽を融合した"Latingrass"と自ら呼ぶユニークな音楽演じる「チェ・アパラチェ」、ベラ・フレックのプロデュースによるデビュー作。
  

 




●DIRT-0094 CHE APALACHE 『Rearrange My Heart』CD(本体\2,450-)\2,695- 

Saludo murguero/Maria/The Dreamer/24 de marzo (Dia de la Memoria) /Rock of Ages/The Wall/Rearrange My Heart/春の便り (The Coming of Spring)/New Journey/La milonga del cuis empedernido/ Over in Glory-New Swing/Once Took Me In

 ノース・キャロライナ生まれのフィドラー&バンジョー・プレイヤーで2007年頃に長野で英語指導助手として働きながら、各地のブルーグラスの集まりにも出没していたジョー・トゥループが、帰国後に南米アルゼンチンのブエノスアイレスでブルーグラスをはじめとしたアメリカのルーツ音楽とラテン音楽を融合した"Latingrass"と自ら呼ぶユニークな音楽演じる「チェ・アパラチェ」、ベラ・フレックのプロデュースによるフリー・ダートからのデビュー作。

 ジョーに加えてアルゼンチン生まれのフランコ・マルティーノ(g)、マルティン・ボブリック(m)、メキシコ人のポーバルジャウ(bj)の4人組、ボーカル&ハーモニー、演奏技術共に素晴らしい。

 本作ではウルグアイのムルガ、カンドンベ、フラメンコ、スタンレー・ブラザーズにも通じるマウンテンゴスペル、ストレートなハードドライブブルーグラスなど、さまざま要素を融合したクリエイティブな作品です。

 トニー・ライスが好みそうなフォークタッチのメロディにラテンのコーラスが絶妙な"The Dreamer"、ラルフ・スタンレーにも通じるアカペラによるクァルテット・ナンバーで強い政治的メッセージを持った"The Wall"、来日経験を活かした完璧な日本語による民謡調の"春の便り (The Coming of Spring)"、ストレイトなブルーグラス"Over in Glory-New Swing"等々、初めて聴いた音楽では有るが、全く不自然さを感じないのは、それぞれの音楽の本質的な部分を捉えた上で、有機的に融合していると言う印象。素晴らしい。

  ☆☆ビー・オー・エム・サービス(御注文は:TEL 0797-87-0561:FAX0797-86-5184:E-MAIL order@bomserv.comにて承ります。☆☆