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Today's topic No. 493

  2021/11/26

  [カントリー・ジェントルメン特集]
 



●REB-4002 COUNTRY GENTLEMEN 『Early Rebel Recordings:1962-1971』 CD4枚組(\6,800-)\7,480-税込 送料別途\1,040-

 カントリー・ジェントルメンの初期レベル録音全集。レベル社曰く「Thank You for Waiting:完成に数年を要したこのボックス・セットは、十分に待った甲斐があったものと自信を持ってお送りします」とのコメントが寄せられた労作である。チャーリー・ウォーラー、ジョン・ダッフィ、エディ・アドコック、トム・グレイの時代から、ジミー・グドローとドイル・ローソン、ビル・エマーソンの時代へ、7枚のアルバムからのCD4枚組全110曲には8曲の未発表曲が含まれており、24頁に及ぶ冊子が付いている。
 



●SF-40004 COUNTRY GENTLEMEN 『Country Songs, Old & New』 CD(\2,450-)\2,695-税込

Roving Gambler/The Little Sparrow/Drifting Too Far/Weeping Willow/Tomorrow's My Wedding Day/The Story of Charlie Lawson/Turkey Knob/Paul and Silas/Poor Ellen Smith/The Long Black Veil/Honky Tonk Rag/Jesse James/Have Thine Own Way/A Good Woman's Love/The Double Eagle/Darling Alalee 16曲

 60年代の若者にとって日米共に最もエキサイティングだったバンド、カントリー・ジェントルメンの1959年、アルバム・デビュー作品。マイク・シーガーのプロデュースで録音されたこれらの名曲、名アレンジはブルーグラス界に於ける最初の若い都会人からの強烈なメッセージだった。ジョン・ダッフィ、エディー・アドコック、チャーリー・ウォーラーの若々しい迫力と新しい楽器テクニック等々、"Weeping Willow"、"Jesse James"、"Double Eagle"など、1960年代以降を席巻するコンポラグラスのデ ビューだ。翌1961年、トム・グレイが参加した後の『Folk Songs and Bluegrass』(SF-40022 CD\2,695-)、いわゆるクラシック・カントリー・ジェントルメン最初の作品と共に、フォークウェイズ がアルバム発表をしたことが時代を語っている、…名品である。
 



●SF-40022 COUNTRY GENTLEMEN『Folk Songs and Bluegrass』CD(\2,450-)\2,695-税込

Train 45/Little Bessie/The Fields Have Turned Brown/They're at Rest Together/Strutting on the Strings/Remembrance of You/Red Rocking Chair/Will the Circle Be Unbroken/Handsome Molly/Victim to the Tomb/Behind These Prison Walls of Love/Wear a Red Rose/I'm Coming Back/Southbound/Come All Ye Tender Hearted/Standing in the Need of Prayer 全16曲

 カントリー・ジェントルメンの1961年、トム・グレイが初参加して、ジョン・ダフィ、チャーリー・ウォーラー、エディ・アドコックの4人、いわゆるクラシッ ク・カントリー・ジェンツが揃った最初のアルバム。"Red Rocking Chair"や"Will the Circle Be Unbroken"などの渋いトラッドを中心に、ダッフィのオリジナル3曲も含んだ名作である。
 



●SF-40133 THE COUNTRY GENTLEMEN 『On The Road (And More)』 CD(\2,450-)\2,695-税込

Handsome Molly/The Sunny Side Of My Life/Poor Ellen Smith/The Long Black Veil/Grandfather's Clock/Ain't Got No Home/Heartaches/Little Glass Of Wine/Walking In Jerusalem (Just Like John)/I Am A Pilgrim/A Letter To Tom/Rawhide/Blue Ridge Mountain Blues/I Ain't Gonna Work Tomorrow/A Letter To Tom/John Hardy/The Fields Have Turned Brown/These Men Of God/Little Sparrow 全19曲

 カントリー・ジェントルメンのフォークウェイズ第3作にして最初のライヴ・アルバム『On The Road』(FA-2411 '63)が、幻のカーネギー・ホール・コンサートのライヴ6曲を加えてのCD化。61年9月16日のカーネギー・ホール(Sing Out誌主催の"Hootenanny"コンサート)での6曲に、62年4月のアンティオーク・カレッジでの6曲、63年1月シンシナティのセイクレッド・マッシュルームでの7曲という構成。ダフィ、ウォーラー、アドコック、グレイ、クラシック・カントリー・ジェントルメンの、彼らにしか為し得ないハイ・テンション・ブルーグラスの真髄がここにある。なお、カーネギー・コンサートにはケニー・ハドック(d)が入っている。
 



●SF-40175 THE COUNTRY GENTLEMEN『Going Back to the Blue Ridge Mountains』 CD(\2,450-)\2,695-税込

Going Back to the Blue Ridge Mountains/Going to the Races/Azzuro Campana/Dark as a Dungeon/Copper Kettle/Billy in the Low Ground/I Saw the Light/Tom Dooley #2/Brown Mountain Light/Electricity/Daybreak in Dixie/Mary Dear/Sad and Lonesome/Cripple Creek/Don't This Road Look Rough and Rocky/Muleskinner Blues 全16曲

 カントリー・ジェントルメンがフォークウェイズ・レコードに残した最後の1枚。このアルバム、何故か67年4月に『Country Gentlemen in Concert』というタイトルで日本だけで発売され、のち73年にようやくアメリカでも発売されたといういわくつきのもの。しかもLPではベースが全く聴こえてこずトリオでの演奏ではないかといわれたこともあったが、どうやらエド・フェリスが入っているようである。今回のリリースに際して、ライナー・ノーツではトム・グレイがベーシストとしてクレジットされているが、このライヴ録音に関わった当事者によれば、今作は64年11月1日ニュー・ヨーク州シラキュースでのライヴということであり、その年7月にトム・グレイが抜けてエド・フェリスが参加しているという事実、そして、トム自身最近その点を否定していることからも、ベースはエド・フェリスで間違いないだろう。 ともあれ、そうしたいわく因縁はさておき、キングストン・トリオをおちょくったヴァージョンも含めて、カントリー・ジェントルメン本来のパワー、エネルギー、疾走感に満ち溢れた演奏は見事の一言、こんな演奏ができるのは彼らしかいなかったし、これからも現れることはないだろう。 チャーリー・ウォーラー、ジョン・ダフィ、エディ・アドコック、3人の異能のミュージシャンが集まったところに生まれた奇跡がこうしたかたちに残された、絶頂期カントリー・ジェントルメンの貴重極まりない記録である。
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